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2019年06月17日(月)
今宵の満月はストロベリームーン。 と言ってもイチゴのように赤い月ではない。 「ストロベリームーン」という名は、アメリカでベリーの収穫期に ネイティブ・アメリカンからその名を与えられた。 6月の満月の頃が収穫に丁度いい時期だったというだけ。
しかし、6月の満月は伝統的に円熟および人生の豊かさと関連していて その中でも多くが結婚に関する説話になっている。 異教の文化では6月の満月を「恋人の月」とも呼び、 一緒に見ると結婚できるという言い伝えが残っている。 また、欧州では6月の満月を「ハチミツ」または「ミード月」と呼び、 結婚式の贈り物としてハチミツまたはハチミツ酒を受け取る。 これが「新婚旅行」(Honeymoon)という用語の起源とも言われている。 「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味するジューンブライド(June Bride)も 6月の満月と関係しているのかもしれない。 さらにインドでは6月の満月の時は「大おけ満月」として 月のイベントを祝福し、結婚した女性は夫のために幸福と長寿を祈る儀式を行う。 日本は梅雨の時期でもあり6月に満月を見ることができない年が多いが 今日は雲の切れ間から大きな満月を見ることができた。
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