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2019年02月01日(金)
2大会ぶりのアジアカップ制覇まで、あと1勝の日本代表。 決勝の対戦相手は2022年ワールドカップ開催国のカタール。 準決勝までの6試合で計16得点、なおかつ無失点。 準決勝のUAE戦でも大勝している侮れない相手。 試合は前半の早い時間に見事なオーバーヘッドを決められてしまい先取点を奪われる。 さらに豪快なミドルシュートを決められて追加点…。 日本は今大会初めて2点差を追いかける展開となり、 その後もカタールの堅い守備(5バック)に成す術なく前半終了。 後半になると日本の攻撃にリズムが出てきてカタールゴールを脅かすシーンが増加。 そして後半24分に南野が今大会初得点を記録して日本が1点差に詰め寄る。 カタールにとって今大会初失点で、さらに日本は攻めた。 しかし吉田のハンドにより与えてしまったPKを決められて再び2点差に。 結局、3−1でカタールがアジアカップ初優勝。 日本の2大会ぶりアジアカップ制覇は惜しくもならなかった。
準決勝まで無失点で勝ち上がってきたカタールだったが、 アジア最高位のイランに完勝した日本なので優勝は間違いないと思っていた。 だが、そんなに甘い相手ではなかった。 90分通して見て、個の力も組織力もカタールの方が上だったな。 まぁ、帰化した選手も多いとはいえ、完全に日本の力負けだった。 2022年W杯が自国開催のためものすごく強化されていた。 アジアの勢力図がまさしく塗り替えられたと言っても過言ではない。
だけど準優勝に終わった日本だが収穫も多かった大会だった。 冨安や堂安など若手が多く活躍したし、接戦で勝つ力も身についてきた。 森保監督が推し進める世代交代は着実に実を結んできている。 冬でも暑い中東で1ヶ月の短期間に7試合のハードスケジュールもこなし 着実に力はついてきていると感じた。 準優勝って一番悔しい結果だけど、次につながる大会だったと思う。
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