Web Masterの日記



北海道で地震

2018年09月06日(木)

深夜午前3時8分頃、北海道で震度6強(その後、震度7に変更)の地震が発生した。
厚真町で大規模な土砂崩れが発生し犠牲者も出ている。
また震源地近くの火力発電所がストップしたことにより
北海道全域でブラックアウト停電。
各交通機関やインフラもマヒ状態が続いている。
まだ大阪でも台風21号の影響で停電している所があったり
冠水した関西空港に残された人がいるのに今度は北の大地で地震って…。

なんだか今年は自然災害が多い。
6月中旬の大阪北部地震、6月末から7月にかけての西日本豪雨災害、
そして7月末から8月は全国的に記録的猛暑に見舞われ
埼玉県熊谷市で41.1℃を観測して国内最高気温記録を5年ぶりに更新。
さらに8月中旬には観測史上初となった5日連続発生など頻発する台風被害も。
特に日本の南海上で発生した台風12号は、三重県に上陸後、
普段の台風とは逆のルートを辿り、近畿から中国地方を西進し続け、
福岡県に再上陸して九州を南下縦断、屋久島付近と東シナ海で
2度小さなループを描くなど異例の進路で「逆走台風」と呼ばれて話題になった。
そして、つい先日には25年ぶりに「非常に強い勢力」のまま上陸した
最強台風21号が四国と近畿を縦断し、近畿地方に大きな傷痕を残して去ったばかりだ。
その被害状況の確認もまだ済んでいない中で未明の北海道地震。
押し寄せる自然災害の猛威に我々人間はどこまで耐えればいいのか。
本当に天と地が恨めしい。
そういえば今年初め1月に沖縄で霙(みぞれ)が観測されたり
東京の気温が氷点下だったりしたっけ。
3月には霧島連山の新燃岳が噴火したと思ったら、4月に同じ霧島連山の硫黄山も噴火。

こんなに自然災害が続く年ってあまり記憶にない。
やっぱりこれって完全にカウントダウンに入っているんじゃないのか?


ちびまる子ちゃん

2018年09月05日(水)

先月「ちびまる子ちゃん」の作者である漫画家さくらももこさんが
乳がんで亡くなった。まだ53歳の若さで。
今でもフジテレビで放送されている「ちびまる子ちゃん」
放送が始まったのは平成初期なので、自分がもう大人だったこともあり
ほとんどテレビ放送は観たことがなかった。
しかし、同世代の漫画家が描いた時代背景が自分が子供の頃に
経験したことのあるようなことばかりなので共感する部分は多かった。
エッセイストとしてもベストセラーを連発するなど、
漫画家だけでなく他の才能も豊かで「もものかんづめ」のエッセイは
以前、流し読みをした記憶がある。

実は「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさんは喫煙者だったそうだ。
タバコを吸うということは一利も二利もあるから吸うらしい。
その理由として以下の4つを挙げている。
非喫煙者には理解できないことばかりだろうが
喫煙者には「そうそう」と頷けることばかりだ。

1・タバコはホッとした気持ちにさせてくれる。
  どんなにキレていても手軽にホッとさせてくれるものは他にはない。
2・何もすることがない時など格好良く間をもたせてくれる。
  暇人がタバコを吸うことによりカッコいい人に変身することができる。
3・タバコの煙を見るのが好き。見る価値のある煙。
4・タバコが健康をもたらしてくれる(・ω・;)(;・ω・)
  タバコをガンガンに吸っているからこそ、
  吸っていない人の20倍は健康に気をつけるから。

そして、生前こんなことを言っている。
「タバコは私に健康の大切さを考えさせ、吸うからにはまず
健康を確保しろということに気づかせてくれた」
ここまで言い切る さくらももこって、まさしく天才かも。
「ちびまる子ちゃん」のシュールな笑いの原点こそ、ここにあるのかも。

それにしても53歳とは早すぎる。
死因である乳がんは、アニメで姉役を演じた声優の水谷優子さんと同じであり
彼女も51歳で亡くなっている。
平成初期に有名になった人が平成末期に亡くなる…。
まさに平成を象徴する著名人の1人だろう。
謹んでご冥福をお祈りします。


台風21号

2018年09月04日(火)

今日、日本列島各地を襲った台風21号、四国や近畿地方などで
7人が死亡するなど甚大な被害となった。
気象庁によると勢力が「非常に強い(風速44メートル以上54メートル未満)」
状態での台風の上陸は1993年9月の台風13号以来25年ぶり。
朝から進路周辺などで猛烈な風や雨が続き、関西空港で午後1時38分に
最大瞬間風速58.1メートルを観測するなど、16府県の74地点で観測史上1位を更新。

JEBI(チェービー)と名付けられた21号は雨よりも風の被害が多かった。
東京でも雨はたいしたことなかったが午後から風が強くなり
帰宅ラッシュに影響したようだ。
そして深夜になっても外は風が強く吹いている。
すでに台風は日本海側に抜けているのに何でこんなに風が強いのか。

ニュース映像で見る近畿地方の被害が凄まじいものがあった。
強風で走っているトラックが横転したり、屋根が吹き飛んだり
足場が簡単に崩れたり、海遊館の観覧者が高速回転したり。
建物が崩落する映像なんて、まるで阪神大震災の再現のような光景だった。
そして関西空港では高潮で海水が流れ込み、滑走路や駐機場の全域がほぼ冠水。
また、対岸を結ぶ連絡橋にタンカーが衝突するなどの二次被害も。
電波塔が破壊され携帯も通じず停電状態。
現在も関西空港は機能しておらず利用客の約3000人が空港内に取り残されたまま。
連絡橋だけでつながっている海上空港の弱さが完全に出てしまった。
まさに孤島状態で復旧の目途はたっていない。

台風は23時過ぎには東北地方から北海道地方に足早に移動。
まさに嵐のごとくやってきて、嵐のごとく去って行こうとしている。
昨年の21号は10月下旬だったのを考えると、本当に今年は台風の当たり年。
それも上陸すると被害の出る大きな台風が多い。
温暖化の影響なのか、地軸がずれているのか、なによりも
地球が壊れかけているからなんだろうけど日本も完全に亜熱帯地方の仲間入りだな。


中止Uターン

2018年09月02日(日)

今日の試合は残念ながら雨天中止。
しかしグランド側の判断が遅れたため、途中で引き返すことになった。
昨夜から家を出た8時過ぎまで、我が家の辺りは全く降っていなかったし
少し明るかったので三郷近辺も同じような天候だと思っていた。
ブログだけでなく電話でも確認してからメンバーにはLINEした。
ところが首都高を走っていると強い雨が降り出してきた。
助手席に置いたスマホは何度もブーブーとLINEが入るたびに震える。
しかし高速走行中なので確認することもできない。
(今日は1人だったので運転中は確認できない)
三郷に近づくにつれ雨は強くなっていくので、これは絶対に中止だろうと考え
三郷の手前、八潮で一般道に降りてスマホに入ったLINEを確認。
チーム実働メンバーからのLINEよりもリーグ役員からのグループラインが何通も。
すでにグランドに着いているリーグ役員からグランドの現状を
写真入りで送られてきたりしていた。
再度、グランドに電話で確認すると
「やる、やらないはそちらで決めて構わない」と…。
雨の状況を聞くと「かなり降ってきています」と…。
「だったら中止にしてくれよ」と言ってチーム&リーグに
グループラインで中止決定を伝えた。
しばらくは八潮の一般道に停めていろいろ連絡して再び高速に乗ってUターン。

今日は雨の確率が高かったので、もっと早めに中止を決めてほしかった。
そうすれば途中でUターンする人も少なかっただろう。
ただ、グランド側の決定する5時半頃は降っていなかったようだし
現地に着いていたリーグ役員からの話だと8時から使っている面も数面あったらしい。
その頃のグランド状態は前日の雨の影響はほとんどなかったようだ。
ただ、場所的に三郷と大宮では雨の降り方が違っていたのかもしれないが
大宮のグランドは朝6時の段階で全面中止になっていた。
大勢の人が様々な地域から集まってくるので早めの判断をしてほしかったな。
まぁ、こんな空振りも長い間、草野球をやっていれば経験することなんだけどね。

さて、来週の試合はどうだろう。
今年最大と言われている台風が日本列島に上陸し、関東にも被害が出そうだ。
早ければ4日に上陸とか。
もし冠水被害に遭ったりしたら当日が晴れていてもダメだろうな。
もう、スケジュール的にこれ以上の順延は勘弁してほしいんだけど。


2018沖縄旅行記その5

2018年08月30日(木)

今年は台風が多い。
8月に観測史上初の5日連続発生もあり現在ここまで21号。
昨年、21号が発生したのは10月中旬だったので、いかに多いかが分かる。
その21号も徐々に日本に近づいていて来週には到達しそうだ。
今週末は台風の影響で秋雨前線が刺激されて土日とも天気が悪い。
今年もドーム試合ができないのでリーグ戦の最終節が10月14日になったが
それ以降にはあまり順延してほしくない。
台風が上陸しそうな来週9日はグランド状態が不安だ。
早めにリーグ戦だけでも終わらせたいので今週末は、なんとかできることを願う。
先週のような酷暑ではなく小雨交じりの天候なら全然OKだし。

さて、いよいよ今年の沖縄旅行記もラスト。
もう沖縄から帰ってきて2週間近くになるんだな。
いつもこの時期、早く来年の夏にならないかなぁ〜と考えてしまう。

●8月19日
長いようでアッという間の4泊5日の沖縄旅行。
最終日の朝食、あぐー豚のステーキとスクランブルエッグをチョイス。
朝食が4回あるので、あぐー豚料理全4種類をコンプリートできた。

また来年に帰ってくることをホテルの人達に約束して11時にチェックアウト。
自宅用のマンゴーを買いに読谷のJAゆんた市場に行くも
2日前に訪れた時は残っていたマンゴーが全くなくなっていた。
なので急遽、名護のJAに向かった。
最終日はやはりレンタカーの返却や飛行機の時間など
決められていることが多いので読谷より北に行くことはまずない。
だいたい那覇とか糸満とか空港近くの南部を中心とした場所に行くのだが
今回初めて最終日に高速に乗り名護まで行ってみた。
レンタカーの返却は18時だし、飛行機は19時台なので時間的には大丈夫なのだが
なんとなく、やっぱり最終日に遠くに行くのはドキドキだったけどね。

さすが名護のJA、北部今帰仁産のマンゴーが沢山あったので調達。
昼飯は名護にできたばかりの沖縄そばの店「真打田仲そば」へ。
ここも2日前の夕食で訪れたストライプヌードル同様に
有名なラーメン屋「ソラノイロ」グループがプロデュースした店。
なので店構えは古い感じだが、店内はオシャレだった。
この店の名物は沖縄そばと一緒に出されるサンピン茶で炊いたご飯の上に
甘辛いタレに漬け込んだ島豆腐を乗せた「島豆めし」
これが食べてみたくて旅行前からチェックしていたが、
今回は名護で食事するタイミングがなく、また来年と諦めていた。
しかし最終日に名護に行くという思わぬ事態になったので無事に食べることができた。
駐車場は店の裏側にあるが、細い住宅街ですれ違いが出来ないほど細い道。
通常のコンパクトカーのレンタカーなら楽々なんだろうが、
シャトルだと注意しながら通らないと高い縁石に擦ってしまいそうで怖かった。
駐車場も狭い空き地のような場所で停めるのに一苦労。
何度も切り返しをしてようやく駐車できた。
昼時だったので、ほぼ満席状態だがカウンターに座ることができた。
当然、島豆めし付きの沖縄そばを注文。
まぁ、沖縄そばは普通だが、島豆めしが美味い。
半分くらい食べて沖縄そばの汁を島豆めしにかけるとまたさらに美味くなった。
他に沖縄にいくつもある沖縄そばの店より価格設定は高めだが
この島豆めしを食べる価値はあった。

腹一杯になり名護を出発。
許田から高速に乗り沖縄北ICで降りて日本で一番古いショッピングモールと
言われているプラザハウスへ。
ここの3階では今、渋谷でも開催されている安室奈美恵展の沖縄会場でもある。
少しだけ、どんな感じか覗きに行ったが、入場を待つ列なのか
チケットを買う列なのか分からないけど、若い女の子たちが行列していた。
駐車場も今までにないくらい混雑していた。
沖縄のスーパースター安室奈美恵人気恐るべしだ。
もっと時間に余裕があれば安室奈美恵展を見学したんだけど
さすがに最終日に行列に並ぶ余裕はなかった。
ちなみにプラザハウスの壁から柱から全て安室奈美恵一色になっていた。

それから近くのイオンライカムに寄り、北中城ICで再び高速に乗って一気に南へ。
名嘉地ICで降りてA&W同様、沖縄にしかないハンバーガーショップJefへ。
A&Wは99年前にアメリカで誕生し、沖縄にやってきて今年で55年。
一方のJefは沖縄生まれの沖縄育ち、32年前に誕生した
沖縄独自のハンバーガーチェーン。
沖縄食材を使ったメニューが多く、ゴーヤバーガーや油味噌おにぎりなどが有名。
現在、沖縄に4店舗しかないが、今まで訪れたことがなかったが
今回、時間つぶしと軽く食事するために初めて豊見城の本店に入店してみた。
なんか古いファーストフード店って感じだが、決して居心地は悪くなかった。
そしてメニューが豊富にあり驚いた。
ハンバーガーだけでなくトーストサンドやスパゲティ、揚げパンまであった。
だけど、やっぱりJefを有名にしたゴーヤバーガーは外せなかったけどね。
アメリカンテイストながら、沖縄でしか味わえない地域限定バーガーなどが
豊富にあって面白い店だと感じた。
レンタカーを返す前の時間つぶしには場所的にも丁度いいかも。
今後も利用するだろうな。

最後にJefの近くのサンエーに寄って最後の買い物をしGSでガソリンを満タンに。
初めてのハイブリッドカーだったが、燃費はリッター20くらいだったのかな。
トリップメーターのリセットの仕方が分からなかったので
今回の旅で何キロ走ったのか不明だが、たぶん600キロは超えていたと思う。
だけど豪雨の中でも安定していたし、とにかくライトが明るく
シートの座り心地がコンパクトカーに比べて断然違ったので
腰痛持ちの自分にとっては本当に運転しやすくラッキーだった。
本来、貸し出す予定だったレンタカーが修理に出ていたおかげで
思わぬ形で良い車に出会えた。

空港に送ってもらうと飛行機は珍しく定刻通りの出発だった。
たいてい沖縄発羽田行きは遅れるが定刻通りなんて何年ぶりだろう。
前日、DFSギャラリアで一目ぼれしたショルダーバックは空港の免税店で聞くと
別の色は在庫があったが欲しい色はソールドアウト。
ANA側だけでなくJAL側も聞いてくれたがソールドアウトだったので残念。
(翌週に沖縄に行ったテッチャンに買ってきてもらったが)

12年連続で訪れた今回の沖縄、着いた日すぐに沖縄の真横に台風発生。
その影響で初日、2日目は豪雨&強風で車で移動するのも大変だった。
ただ直撃したわけではないので、どこも普通に営業していたのは幸い。
まぁ、貴重な経験だった。
台風が西へ遠ざかった3日目から最終日までの3日間は、
まさにTHE・OKINAWAというべき強い日差しが降り注ぐ超ピーカン。
気温こそ32℃くらいで東京の36℃よりも低いが、とにかく日差しが強い。
それが朝8時前から日没まで、ずーっと続くので本当に暑かった。
前半と後半で真逆な天候を経験することができたのは今までの沖縄ではないことだ。
そして今回の沖縄旅行は完全なノープランだった。
昨年は水納島でパラセーリング、一昨年は瀬底でシーウォーク、
さらにその前は読谷で漁船に乗って漁体験。その前にもダイビングや青の洞窟など
必ず前もって予約し旅のメインとなるプランがあったが、
今回は何も考えずに沖縄にやってきた。
とりあえず行きたい店、食べたいものだけしか考えず、あとはノープラン。
ノープランなので波上宮をはじめとする琉球八社のうち七社巡りでき
ノープランだからこそヤンバルクイナを見に行った後、
夕方からの美ら海水族館に入館し、ノープランだからこそ最終日に
名護まで行って、帰りにプラザハウスに寄れたりもした。
来年はしばらく行っていないネオパークにも行きたいかな。
あと読谷のサンゴ畑も見学したいし、沖縄最北端の辺戸岬や
最南端の喜屋武岬にもまた行ってみたい。
いや、台風じゃなければ辺戸岬に行ったし、レンタカーがシャトルじゃなく
コンパクトカーなら喜屋武岬に行ったんだけどね。
喜屋武岬への道は激しく細いから。

帰ってきたばかりなのに、いろいろと来年の構想が膨らむ。
やっぱり何度行っても沖縄はいいな。
ところで国道挟んでホテルの前にあるマクドナルドでレイドバトルしたら
帰る日にEXレイドパスが届いた。しかもレイドは8月26日。
さらに東京に帰ってきた数日後、新たに沖縄からEXレイドパスが届いた。
確か4日目にA&Wの後でレイドした那覇市内の公園からだ。
EXレイド日は9月2日で2週連続で沖縄でのEXレイドに招待された。
行きたいけど行けないよ〜。

さて来年8月のカレンダーのチェックでもしようかな。


2018沖縄旅行記その4

2018年08月29日(水)

12年連続で訪れた沖縄旅行記の4日目。

●8月18日
4日目の沖縄も超ピーカン。
絶対に暑くなりそうな陽射しだった。
この日の朝食、あぐー豚はしゃぶしゃぶ、卵料理は厚焼きをチョイス。
そしていつもはパンだが、この日は釜炊きのご飯にしてみた。

朝食後、少しだけ部屋で休んでからまずはホテル近くの北谷のJAへ。
それから車を南下させ新都心おもろまちにあるDFSギャラリアへ。
沖縄にある免税店で姪っ子の誕生日プレゼントや、
20歳になったリサへのプレゼントを購入した。
TUMIというアメリカのブランドの新作ショルダーバックに一目惚れして
買おうと思ったら残念なことにソールドアウト。
結局、空港の免税店でもソールドアウト(>.<)
しかし、翌週に沖縄に行くテッチャンに頼んで買ってきてもらった。
数日後に入荷する予定と言っていたのでラッキーだったな。

その後、DFS近くのサンエーメインプレイスでお茶でもしようと行くも
土曜と言うこともあり地元の人達で大混雑なので断念。
そのまま昼飯の時間になりそうなので那覇の端、与儀にある「島ちゃん食堂」へ。
ここは豆腐屋がやっていて、ゆしどうふが有名な地元の人御用達の食堂。
えっ!こんなとこにあるの?という場所で間口も狭く、テーブルも3つのみ。
その他、カウンターがあるが大勢は入れないので満席を恐れたが
ちょうど自分たちが入店した時、作業服の2人組が帰るところだったのですぐに座れた。
ちなみに駐車場は店から少し離れていて見つけることができなかったので
近くにあったスーパーかねひでの駐車場を拝借。
もちろん帰りにスーパーで買い物したので許してほしい。

ゆしどうふ定食ポークタマゴ付きの普通を注文したけど、
ゆしどうふの味が、そのまま、醤油、味噌と3種類から選べた。
まず基本は豆腐本来の味を楽しむため「そのまま」で注文。
大豆の味がダイレクトに味わえて美味かった。
美穂が頼んだ味噌も懐かしい味だった。
豆腐屋らしく、おからで作ったイナリと豆腐プリンが必ず付いている。
ボリューム満点だがヘルシーな定食だった。
ちなみにここの店、かなり前から行きたいと思っていたが、場所的になかなか行けず
ようやく12回目の沖縄にして初めて行けた店である。
次は醤油味のゆしどうふを食べてみたいね。

少しだけ南下し橋を渡って奥武山公園へ。
ジャイアンツがキャンプする那覇セルラースタジアムの横の駐車場。
数年前にも訪れているので迷うことはなかった。
この奥武山公園の中に琉球八社のひとつ沖宮がある。
前日に波上宮で購入した御朱印帳には琉球八社の波上宮、天久宮、安里八幡宮、
末広宮、普天間宮、金武の観音寺と6つの御朱印風あるので、
せっかく近くに来たので沖宮も参拝。
さらに公園内にある護国神社も参拝した。
これで識名宮以外は全て集まった。
識名宮は宮司さんがいる時間が限られているので前もって連絡しなければならない。
なので今回は回避。また来年かな。
それにしても、この日の沖縄も超絶暑く、とにかく日差しが強い。
気温自体は東京の猛暑の方が高いのだろうが、朝8時くらいから日没まで
ずーっと強い日差しが照り付ける沖縄の方がやっぱり暑かった。
以前、沖縄が避暑地になるかも…なんて書いたが、とんでもない。
沖縄の日差しは殺人的な日差しだ。

あまりにも暑い中、広い公園内を歩いたので水分補給&エアコン補給が必要となり
近くのA&Wへ避難するように入った。
そこでルートビアにソフトクリームを浮かべたルートビアフロートを注文。
一気に1杯目を飲み干し、当然のようにおかわり。
ソフトクリームはお代わりできないがルートビアは何倍でもおかわり自由。
ジョッキも冷えたのに替えてくれて2杯目のルートビアを飲む。
やっぱ缶で飲むよりジョッキのルートビアは美味しい。
特に喉が渇いているとゴクゴク飲める。
2杯目を飲んだ頃、お店のお姉さんが各テーブルを回り
「ルートビアのお代わりはいかがですか?」とタイミングよく聞きに来たので、
つい3杯目もお願いしてしまったヾ(・ω・o) ォィォィ
結果、ルートビアだけで腹一杯になり、夕食はホテル近くのイオンで
スパムむすび1ヶを買ってそれだけで済んでしまった。

A&Wでルートビアを3杯も飲んだので少し歩かなくてはと思い、
夕方になったので那覇の国際通りへ繰り出してみた。
だが夕方になっても日差しは強く、コンクリートに囲まれた国際通りはさらに暑かった。
昨年は松尾の交差点から牧志側しか行かなかったので、
今年は松尾の交差点から久茂地側を歩いてみたが、
以前にポロシャツを買った店が違う店に変わっていたり、
やはり国際通りの移り変わりは激しい。
見たこともない店が沢山あり、以前ここは何の店だっけ?と悩んでしまうことばかり。
で最終的に思ったこと…もう国際通りは行かなくていいや。

土曜の夜のアメリカンビレッジも賑わっていたが
イオンに寄っただけでホテルに戻って早々にジャグジーに入る。
この4日間で1番汗をかいた日だった。

つづく


2018沖縄旅行記その3

2018年08月28日(火)

昨夜20時過ぎからのゲリラ豪雨には驚いた。
沖縄の1日目、2日目を思い出すような激しい雨だったが
台風の影響をモロに受けた沖縄での雨のほうが凄かったかな。
あんな雨の中、高速を走ったりしたのも滅多にできない経験だったかも。
それでは2日ぶりに沖縄旅行記のつづきを。

●8月17日
願いが通じたのか、朝から沖縄らしい眩しい日差し。
そして気温がグングンと上昇していった。
沖縄旅行3日目は昨日までの激しすぎる豪雨がウソのような晴天に恵まれた。
昨日はハンバーグ&目玉焼きを選んだが2度目の朝食は
あぐー豚ソーセージ&オムレツ。
これが思っていた以上にボリューミーだったな。

腹一杯の後、昨日とは逆の南へ車を走らせる。
すでに豪雨の中の2日間で分かっていたが、
やはりコンパクトカーのレンタカーと違いシャトルハイブリッドは
乗り心地もいいしパワーもあって運転しやすい。
沖縄は坂道が多いが、シャトルハイブリッドなら楽々。
さらにパドルシフトなのでエンブレをかける時にギヤを1段落とすのも簡単。
どうしても長時間の運転が多くなるが、シートがいいので疲れない。
ようやく3日目にして天気にも恵まれたので運転も軽やかだった。

国道58号を南下し那覇へ。
2013年以来5年ぶりとなる琉球八社の一の宮でもある波上宮へ。
今まで琉球八社の御朱印は社務所のない天久宮、安里八幡宮、金武宮以外の
五社から貰っていたが、最近になり天久宮と安里八幡宮の御朱印も
波上宮で貰えるようになったので再びコンプリートを目指しやってきた。
波上宮は2011年、2013年に続き3度目。
ところが以前、訪れた時は厳粛な感じすら漂っていた波上宮が
完全なる観光地化していてビックリした。
前は御朱印帳も売っていなかったが、今では違う種類三冊も売っている。
さらに英語版のおみくじ、中国語版のおみくじまでも。
手水のやり方や参拝の仕方などが英語、中国語、韓国語で書かれた看板が設置され
駐車場には大型観光バスまで停まっている。
そして境内にいるのは、ほとんど9割が中国人観光客だった。
大挙しておみくじやお守りを買い漁っていた。
幸い、まだ中国では御朱印の文化が浸透していないせいか、
御朱印をもらう中国人はほとんどいないので並ばずに貰うことができたが。
それにしても、この数年でこんなに変わってしまうものなんだ。
恐るべし中国人観光客だ。

観光地化した波上宮を後にし、西原ICからヲ沖縄自動道を走り金武ICで降りる。
金武は終着の許田ICの2つ前のICだ。
金武宮は洞窟全体が祠になっているため御朱印自体ないが、
隣接する観音寺というお寺の御朱印がもらえるのでやってきた。
しかし住職が留守中なので空振りと思われたが、
なんと後日、自宅に郵送してくれるというのでお願いした。
それも御朱印代や郵送代も参拝時の気持ちだけで構わないという。
なので賽銭箱には御朱印代、郵送代を含めた賽銭を入れておいた。
沖縄から戻った3日後位に達筆な筆書きの封書が届き、ちゃんと送ってくれた。

金武での昼食は以前から行ってみたいと思っていた釜飯の美味しい店。
ジューシーという沖縄特有の炊き込みご飯があるので沖縄で釜飯は珍しい。
今まで沖縄で釜飯を置いてある店にはお目にかかったことがない。
住所をナビに入力すると観音寺のすぐ側だった。
だが店の外観を見ると、やはり一見では入るのに抵抗がある佇まい。
とても観光客が訪れるような店ではなかったが、勇気を出して入店。
客は地元の常連と思われる人が1人のみだった。
「釜飯とざるそば」という不思議な組み合わせの料理を注文。
注文を受けてから炊き始めるので時間はかかったが優しい味の美味しい釜飯だった。
その後は金武の街を少しだけ散策。
米軍キャンプハンセンが目の前の街なので英語の看板が目立つ異様な街だ。

それから読谷のJA「ゆんた市場」に寄って宜野湾にある「ひがし食堂」を目指す。
名護にある有名な食堂の支店が最近、宜野湾にできたのだ。
2010年に初めて名護のひがし食堂に行った時はテレビのロケ中のため入れなかった。
美川憲一と中尾彬が店内で撮影をしていたのを外から見た。
翌2011年に訪れた時は満席のため入れなかった。
いまや名護の店はガイドブックにも載るようになってしまったが
宜野湾の支店はまだ多くに知られていないので行ってみた。
途中、琉球八社の普天間宮を通るので、せっかくだから寄って御朱印をもらう。
普天間宮も2013年以来5年ぶりだった。
普天間宮から宜野湾の店は近かったが駐車場がないので通りを挟んで目の前の
沖縄のソウルスーパーとして名高いユニオンの駐車場に車を停めて入店。
昼食と夕食の間のアイドルタイムだったので客は1組だけ。
そして、ひがし食堂を一躍有名にしたミルクぜんざいを注文。
ふわふわ氷の中には白玉と大量の金時豆が入っていた。
これで380円なんだから安いよな。
昨日までと違い、この日は本当に暑かったので、ぜんざいが超絶美味かった。

駐車場を借りたユニオンで少し買い物をしたが、
沖縄にはサンエー、かねひで、丸大など沖縄にしかないスーパーや、
イオン、マックスバリューなどがあるが、沖縄のソウルスーパーと
言われているだけあり、ユニオンは沖縄で一番安いスーパー。
しかも24時間営業なので驚きだ。

一旦、ホテルに戻って夕食は車を置いて徒歩で国道沿いにあるラーメン屋へ。
「ストライプヌードル」というラーメン屋だが、ミシュランにも選ばれた
東京で有名な「ソラノイロ」のグループが手掛けたオシャレなラーメン屋。
ここでしか食べられないステーキラーメンを食した。
ラーメンの上にステーキが乗っているだけなのだが、
ちゃんとステーキソースが置いてあり、ラーメンと一緒に
醤油とワサビが運ばれてきた。
あまり外でラーメン屋というものに行ったことがないが、外観も店内も
ラーメン屋とは思えないほどオシャレで米軍関係の外人さんが多かった。
味の方は…ちょっとしょっぱいかな。喉が渇く味だ。

ステーキラーメンに乗っているステーキは約180グラム。
なので当然、腹一杯なので、このままアメリカンビレッジまで歩いて散策。
金曜の夜ということもあり地元の若者や米軍関係のアメリカ人で賑わっていた。
アメリカンビレッジ奥の飲食店は3店舗ほど外から見えるが
3店舗すべて客がアメリカ人なので日本人は入れない店なんじゃないかと疑うほど。
しばらくアメリカっぽい雰囲気を味わってホテルに戻り
ジャグジーに入って寝ようと思ったら、また外は雨が降り出してきた。
あんなに日中は日差しが強かったのに、夜遅くは不安定な天候なのも沖縄らしい。
まぁ、明朝起きたらまた眩しい日差しだろうけど。

つづく


昨日の試合

2018年08月27日(月)

昨日は約1ヶ月ぶりの試合。
しかし埼玉県の最高気温は38℃。
ものすごい猛暑いや酷暑の中での試合となった。
三郷のベンチには屋根がない。
なので大宮の方が全然マシだと実感した。
大宮は木陰もあるし近くに水道もある。
しかし三郷は日差しを遮るものは何もない。
まさに2時間、炎天下に晒されての試合は相当にキツイ。
命にかかわるような暑さが来年以降の夏も続くだろう。
本当に考えなければならない時期に来ている。
来週、再来週と連戦だが、残暑も厳しいとツライな…。

というわけで、昨日は直射日光を浴びながらの試合でいつも以上に疲れてしまい
22時台には寝てしまったので、沖縄旅行記も書くことができなかった。
今日も昨日の試合の影響で腰痛が再発。
あまり椅子に座っていられないので沖縄旅行記は明日からまた再開です。


2018沖縄旅行記その2

2018年08月25日(土)

明日は約1ヶ月ぶりの試合だけど、埼玉の予想最高気温37℃ってナンダ!
沖縄より暑いぞ。
熱中症に気を付けなければ…。
それよりかなり良くなったが腰が少し不安。
では沖縄旅行記2日目。

●8月16日
沖縄は旧暦を大事にする。
ホテルの人から聞いた話だが、この日は旧暦で七夕。
旧暦の七夕には沖縄の人は墓参りをしてお墓をキレイにするそうだ。
今年は翌週に旧盆でもあるウークイがやってくるので
念入りに墓を掃除するらしい。

ここのホテルの朝食は朝からコース仕立て。
自家農場で栽培した野菜やあぐー豚の料理が振舞われる。
今年からメインのあぐー豚の料理が選択できるようになった。
ステーキ、ハンバーグ、しゃぶしゃぶ、ソーセージと4種類。
その他に近くの漁港から直送の魚料理もあるが、
4泊なのであぐー豚4種類全制覇ができるので嬉しい限りだった。
しかし、この日も前日に発生した台風18号の影響で朝から雨。
とても途中から晴れてくるような雲ではなく1日中雨の予感。
沖縄は南北に長い島なので北の方は少しは天候が良いことを願いながら
朝食後、一気に国頭まで北上した。

ここ最近は初日に訪れる国頭の道の駅だが、昨日は超悪天候のため
名護より北上を断念した。
「ゆいゆい国頭」は沖縄の道の駅の中でも一番好きな場所だ。
沖縄で一番北にあるため、観光客が少ないが品揃えは充実。
そして広くてキレイなので落ち着いて見ることができるし
他では買えない、やんばる地区にある国頭ならではの商品もある。
国頭の道の駅からさらに北上し、途中で県道2号に右折。
ここからしばらくは舗装されているが完全な山道。
やんばる地区の東西を結ぶ曲がりくねった県道2号を雨の中、慎重に車を走らす。
昨年はここで2度も野生のヤンバルクイナに遭遇したが、
今回は雨風が強いため遭遇は期待できなかった。
約10キロ弱、県道2号を走ると太平洋側の国道にぶつかる。
そこを左折して少し北上すると「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」がある。
昨年もはるばる訪れたが残念なことに休業日だった。
しかし、休業だったおかげで野生のヤンバルクイナと遭遇できた。
今回は2年ぶり3度目の生態展示されているヤンバルクイナに会うことができた。

隣接しているミニゴルフ場と施設が一緒になったので設備が充実。
レストランも併設されているのでそこで昼飯を食べて再び県道2号を通って
東シナ海側に出てから国道58号を南下。
途中、大宜見の道の駅に寄り、毎年楽しみにしている
シークワーサーソフトクリームを食べようと思ったが、まさかの機械故障中。
残念ながら今年は食べることができなかった。
だが、雨はいつの間にかあがっていた。
そのまま車は屋我地島からワルミ大橋を通って今帰仁へ。
さらに本部へ向かい、10年ぶりに美ら海水族館へ。
何年か前にショップだけ見に来たことはあったが、入館するのは2008年以来だ。
16時からの少し安いナイトチケットを買おうとチケットブースへ行くと大勢の人。
みんな16時からの入館を待っていたんだろうが、
周りから聞こえてくるのは中国語ばかり。
見渡すと日本人らしき観光客は一握りで、ほとんどが中国系の観光客だった。
そして館内はもっとカオスな状態が広がっていた。
中国語、英語、韓国語が飛び交い、日本語はほとんど耳にしなかった。
はしゃぐガキどもが話すのは中国語ばかり。
なんか中国人に占領されてしまった感じすら覚えてしまった。

しかし10年前にはなかった大水槽を上から見ることができる場所は静かだった。
ちょうど18時から水族館のお姉さんによる解説も始まり、なかなか楽しかった。
ジンベエザメやマンタなど大きな魚は上から見てもはっきり分かる。
かなり長い時間、下を見下ろしていたと思う。
そして1階のスペースも一新されていて驚いた。
以前、土産ショップに来た時は何もなかったイベントスペースのような場所に
魚やサメの標本やら骨格やらが展示されていて勉強できる施設になっていた。
10年ぶりだったのでかなりゆっくりまわってせいで外にあるウミガメ館や
マナティー館が19時で閉館してしまい見ることができなかったのは残念。
また次回のお楽しみだ。って、いつになるか分からないが…。

本部にある美ら海水族館から北谷は遠い。
19時30分頃に美ら海水族館を出発して、高速を使い沖縄南ICで降りて
北谷に戻ってきたのは21時少し前くらい。
その後、雨が降ることがなかったのはラッキーだった。
昨年も訪れた北谷のタコス屋でタコスとポテトフライを食べて
さらに近くのスーパー・サンエーに寄ってからホテルに戻り
ジャグジーに入って寝る前、再び窓の外は激しい雨が降ってきた。
なんだかんだ2日間、雨だったので3日目からの好天を願って就寝。

つづく


2018沖縄旅行記その1

2018年08月24日(金)

今年でついに干支が一周してしまった12年連続の沖縄旅行。
今回は前半と後半で天候が真逆だった。
こんなに天候が真逆なのは今までの沖縄旅行でなかったことだ。
というわけで先日15日から4泊5日で訪れた沖縄旅行記を
今年もダラダラと書いてみたい。
そういえば今日からテッチャン家が3年ぶりの沖縄旅行。
先日、自分は行ったばかりなのに羨ましく感じてしまう。
この日記で書く沖縄旅行記も12度目。

●8月15日
例年通り朝早い飛行機のため4時過ぎには家を出発。
途中にある「ゆで太郎」でソバ朝食。
最近の旅行前はこの「ゆで太郎」でソバ朝食をすることが多い。
今年も7月の萩・津和野、5月の久米島に行く前は「ゆで太郎」に寄った。
今回が一番早い時間だったため、朝5時からの安いモーニングの時間には早すぎた。
羽田空港P4駐車場の別館に車を停めて出発ロビーへ。
昨年の沖縄同様、荷物をオートシステムで預けて出発を待つ。
沖縄の場合、朝早い便なのでラウンジはオープン前なので入ることができない。
昨年と同じく飛行機はB737、160人乗りくらいの小さな飛行機。
座席も2-3-2とコンパクト。
ジャンボに比べて小さい飛行機だと荷物が出てくるのが早くて好きだ。
そして12年連続で離陸前には就寝。
途中、飲み物サービスで起きてまた寝る。
そして着陸の振動で起きるという毎年の繰り返しだった。

ところが着陸時に起きた時に窓の外を見てビックリ。
めちゃ雨が降っている。
それも南国特有のスコール的なものではなく空には分厚く黒い雨雲しかない。
完全に天候は「雨」だった。
沖縄に着いてから知ったのだが、沖縄の横、東シナ海上にあった熱帯低気圧が
突然、台風18号に変わっていたのだ。
沖縄全土が暴風域に包まれ12年連続で訪れた沖縄は
初めて、ものすごい横殴りの豪雨でお出迎えされた。

雨の中、空港に待機していたレンタカー屋の車に乗り込み
レンタカー屋まで約5分の道のり。
レンタカー屋の前には見慣れない黒い車が待機していた。
ナンバープレートはレンタカーの「わ」でも「れ」でもなかった。
聞くと、用意するはずだったレンタカーは先日、事故があって修理中。
なのでメーカーから代車が用意され、それが今回、自分たちのレンタカーとなった。
車種はホンダのシャトルで初めてのハイブリット車だった。
ホテルの直営のレンタカー屋で宿泊者には宿泊分無料で
レンタカーが付いてくるのだが、昨年はキューブ、一昨年はノートだったので、
今回もそれクラスだと思っていたが、広くてシートも良い
シャトルハイブリットだったのはラッキー。
なんせ台風の豪雨の中、レンタカーの頼りないタイヤやブレーキ、ライトではなく
たぶん試乗車だったのか、シャトルハイブリッドの中でも一番高いグレード。
走行距離も17000キロしか走っていない、ほぼ新車を運転できるのは心強い。
レンタカーの「わ」でも「れ」でもない普通のナンバープレートなので
地元の人間が運転していると思われてしまうのが良いことなのか悪いことなのか…。
そんなことを考えながら、とりあえず黒いシャトルハイブリッドを
毎年同様に豊崎の道の駅まで走らせる。
ほぼ新車なので音楽はSD対応のため、持ち込んだ音楽SDを聴きながら
運転できるのも快適だった。
なにより豪雨の中でもブレーキがよく効くし、ライトも自分の車と
同じくらい明るいのは本当に頼もしかった。

豊崎から糸満の道の駅に行くのも毎年同様。
雨なのでどちらの道の駅も人は少なかった。
糸満の道の駅の中にある あぐー豚専門の肉屋でソーセージを
妹や義姉に送り自宅にも日付指定で送った。
その後は糸満にある「お食事処ぶたや」で昼食。
ガイドブックには載っていない地元御用達のアットホームな食堂だ。
駐車場はないが糸満運動場の無料駐車場に停められる。
自慢のとんかつ定食を頼んだが、ご飯の量が尋常じゃないほど多くて
一瞬たじろいだが、空腹だったので完食。
観光客は自分たちだけで、近くの工場で働いているような
「がてん系」の人ばかりだったし、何人も弁当を買いに来ていた。
そして台風の中、車を名護まで走らせた。
名護のJAがさらにキレイになっていてビックリ。
12年前、初めて訪れた時は普通の農協だったのにフードコート的な建物も併設され
完全に観光施設のようになっていた。
しかしマンゴーは相変わらず安い。
いつもここから送っているが今年も当然のようにチルドで送る。
名護まで来る途中、沖縄自動車道はものすごい豪雨に見舞われたが
許田の道の駅に着くころには雨も上がっていた。

腹はまだ減っていなかったので少しコーヒーブレイクをしようと
名護のはずれにある個人経営の「DONABE COFFEE」を探す。
ものすごい路地の中に発見したが駐車場がない。
近くの公園、1時間100円の市営駐車場に車を停めて店内へ。
正直、一見の人間には入るのに勇気のいる小さな店だが
このDONABE COFFEEには鳩サブレならぬハブの形をした
「ハブサブレ」が売っている。
もちろん沖縄だけでなく日本の中でも「ハブサブレ」が売っているのはここだけ。
それも鳩サブレの本家である鎌倉の豊島屋からお墨付きを受けているサブレだ。
是非とも食してみたいと思い、勇気を出して店内に入った。

埼玉から沖縄に移住したというマスター1人でやっている店だが
注文してからドリップするコーヒーなのに1杯300円の安さ。
そして噂のハブの形をした「ハブサブレ」も一緒に注文。
確かに鳩サブレに似た味だが、食感は鳩サブレより柔らかく、
どこか懐かしい感じもした。
店内の客は自分たちだけだったが、途中から常連と思われる40代の女性が1人で入店。
マスターと以前に働いていたという東京の話で盛り上がっているのが聞こえ、
その会話に銀座の話が出たので声をかけてみた。
自分たちは東京の銀座で働いているという話をすると何気に話が盛り上がり
なんだかんだでマスター含め4人で1時間以上、話し込んでしまった。
沖縄の物価や不動産などの現状や台風の時の楽しみ方など
沖縄県人ならではの貴重な会話ができて楽しい時間を過ごすことができた。
ちなみに沖縄は台風などで豪雨になっても大きな川がないので増水して
溢れたりすることはないという。
たとえ溢れても四方が海に囲まれているので、全部海に流れるので
水害に関してはほぼ安全だとか。
水害より強風で電線が切れたりする被害の方が多いという。

地元の人と長時間、話をする機会はなかなかないので楽しい時間だった。
とりあえず、また来年、この場所での再会を約束して
「ハブサブレ」の小さい版「子ハブサブレ」をいくつか土産用に購入し、
車はホテルのある北谷へ。
高速を走っていると再び豪雨に見舞われもした。

北谷アメリカンビレッジの入口、国道沿いに建つホテル
「テラスガーデン美浜リゾート」は9年連続でお世話になっていて
全14室しかないアットホームなホテルだ。
今年も「おかえりなさい」の挨拶とともにウエルカムスイーツを食べてから部屋へ。
今年の部屋は2012年にも泊まった最上階の部屋だった。
窓の正面にはアメリカンビレッジの見慣れた風景。
アメリカンビレッジの観覧車を見ると、今年も帰ってきたと実感。
だけど今年は薄暗い雨雲に覆われていたし風も強くてバルコニーで喫煙できないほど。

ホテルで一息ついてから夕食へ出かける。
昨年も初日の夕食に行った北谷の海沿いにある
ワッフルとチキンの店「CC's Chicken&Waffles」。
小さなホテルの1階にあり入口が分かりずらいが昨年行ったので問題なし。
だが、やっぱり昨年同様に店内は客も従業員も全員欧米系の外人ばかり。
最初から最後まで日本人は自分たち2人だけだった。
まぁ、この店を選んだ時点で想定内なんだけどね。
で、今年もワッフルとチキン2ピースを注文。
食欲をそそるスパイシーなチキンに甘いワッフルが何気にすごく合う。
だけど、外国人それも基地で働くアメリカ人御用達の店なのでチキンがでかい。
めちゃくちゃ腹一杯になるが全然、胸焼けしないのは使っている油がいいんだろう。

いつもなら食後はアメリカンビレッジを散策するのだが
夜になり再び豪雨となってきたので素直にホテルに戻った。
台風は沖縄の西から遠ざかっているのだが一晩中、雨は降り続け風も強かった。
だけど朝も早かったので、あっという間に寝てしまったよ。

つづく

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