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2018年05月23日(水)
久米島2日目の朝食は通常の旅行より早い6時45分。 なぜなら7時45分にはロビー前に集合してホテル内にある ダイビンググショップのバスに乗って港へ向かい、 8時にグラスボートに乗って出航。 久米島観光に来た人の、90%以上が行くという「はての浜」へ。
しかし、起きた時から腰に違和感。 やっぱり、あの硬いベッドが原因かも…。
「はての浜」は久米島で一番の観光スポット。 久米島の沖、約5キロ先に浮かぶ3つの砂だけからなる無人島であり 久米島に近い方から「前の(メーヌ)浜」「ナカの浜」「ハテの浜」 3つの島を総称して「はての浜」と呼ぶらしい。 海流と地形の影響でここに砂が集まってできた島というかビーチであり、 たとえ満潮になっても海の中に隠れることはない。 透き通ったエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜。 まるで絵画から切り出したような光景で、久米島を訪れたなら必ず行くべき場所である。 この日の天気予報は曇りのち雨だったが、朝起きた時から太陽の光が眩しく、 結局、多少の雲はあるが充分に晴れていて一滴の雨も降らなかった。 なので「はての浜」の海と空、そして白砂のコントラストは最高だった。
港から海底の見えるグラスボートに乗って約30分弱で 「はての浜」の真ん中「ナカの浜」に上陸。 もちろん港などないのでグラスボートの先を島に乗り上げる形で停泊し ボートの先にはしごをかけて上陸する。 なので濡れてもよいサンダルでないとダメ。 さらに日よけもテントも何もないので日焼け止め、帽子、サングラスは必需品。 さらにショップもないので飲み物も持って上陸しなくてはならない。 確かに見たこともない絶景が保証されるが、日焼け対策は本当に万全にしておかないと 白砂の照り返しもキツイので上と下から日光に照らされる。 ちなみにトイレは仮設が1ヶだけあるが、あまり使いたくない気分になるトイレだった。
とりあえず「ナカの浜」を一周してみたが、潮が引いていたので 漂流物が目立ったのは残念。 サンゴやキレイな貝殻も沢山あったし、何よりヤドカリが沢山いるので 気をつけて歩かないといけなかった。 完全に潮が引けばリーフを渡って隣の「メーヌ浜」や「ハテの浜」へも行けるらしい。 しかし全長7キロほどあるので、行っている間に潮が満ちたりすると 「ナカの浜」に戻ってこれなくなるかもしれないという…。 約1時間ほど「はての浜」に滞在し、再びグラスボートに乗って久米島へ。 往復時にはスタッフや操縦士さんが魚のポイントを探して説明してくれたり 帰りにはサンゴ礁の上で休憩中のウミガメにも遭遇できた。 そして港に着くとショップのバスが待っていてホテルまで送ってもらい 10時にはホテルに到着。チェックアウト11時まで1時間あるので シャワーを浴びて潮とサンオイルを落とすことができた。
初日の久米島観光よりもメインは「はての浜」への上陸。 ほとんどの人がそうだったに違いない。 しかし天候が悪ければ船も出ないで中止になることもあるが 今回は本当に天候に恵まれて良かった。 ものすごい暑かったけどね。 朝、起きた時から腰に違和感があったのにもかかわらず 約1時間近く、砂浜を歩いたりしたので、さらに腰は痛くなってしまった。
11時にチェックアウトし、バスが迎えに来るのが13時20分。 それまで荷物はホテルが預かってくれるのでホテル周辺の店で各自昼飯を済ます。 ところが周辺の店といっても日曜に開いている店は少なく、 また夕方からのみ営業の店が多くて選択肢は2件しかなかった。 最悪の場合はホテルのレストランがあるので、とりあえず集落へ向かう。 ホテル近くには久米島出身でもある小島よしおのお母さんが経営する店もあるが しばらく休業と貼り紙がしてあった。 夏の観光シーズンにしか営業しないのかも。 あと2月の楽天キャンプの頃に営業しているのかな。
漁船を持っているという1件の定食屋(夜は居酒屋)に入店。 すると店内の壁には楽天イーグルスの選手たちのサイン色紙。 選手だけでなく取材で来たテレビ局のアナウンサーや解説者のサイン色紙も。 もちろん、田中マー君やノムさんのサインもあった。 キャンプ中、あのホテルに泊まっていたら夜は出かけても ホテル周辺にしか店はないので野球に専念できていいのかもね。
昨夜の車エビの天ぷらが美味しかったので今日はフライを、 で、ミックスフライ定食を注文。 ミックスフライって何のフライが出てくるのか不明だけど 沖縄なら白身魚のフライとエビフライは絶対に入っている。 逆にカニクリームコロッケの入っているミックスフライはまず沖縄にはない。 予想通り、車エビのエビフライが2本、白身魚フライ2切れ、そしてカキフライ1ヶ。 エビの天ぷらは好きだがエビフライは好きではなかったが、 昨日の車エビが美味しすぎて、30年以上ぶりにエビフライを食べた。 やっぱ久米島の車エビ最高。天ぷらでもフライでも美味しすぎ。 あと、単品で久米島もずくを頼んだが、もずくといえば三倍酢だが、 ここでは三倍酢ではなくゴマダレに付けて食べるのだが、これがまた美味しい。 もずくってゴマダレも合うということを教えてもらった。 美穂が食べた久米島名物・味噌そば含め2000円でお釣りがくるのもいいね。 超絶満足&腹一杯になったのでホテルに戻ってロビーで時間まで休ませてもらい 13時15分頃にバスが到着したので乗り込んで久米島空港へ向かう。 空港までは20分程度で到着。 添乗員から那覇行きと羽田行きのチケットをもらって14時55分発の飛行機を待つ。 ところが那覇からの到着が遅れたために飛行機の出発も遅れた。 実際、久米島空港を離陸したのは15時10分を過ぎていた。 当然、那覇着も遅れたので羽田行きへの乗り継ぎ時間も僅かしかなかったが 特に空港内で買うものもなかったので、逆に待ち時間が減って良かったと感じた。 羽田行きの便は16時25分。 久米島から那覇に着いたのは16時少し前なので待ち時間は少なく 機内に入ることができた。 そして予定では18時50分に羽田着のはずだったが、滑走路混雑のため 羽田の上空で何度も旋回して順番待ち。 機長から状況説明のアナウンスが入るほど。 18時から20時くらいって羽田着の飛行機が多いため、隊列組んでいるように 一直線になっているのを自宅のバルコニーから何度も見たことがあるけど まさしく着陸渋滞に巻き込まれたんだろう。 順番が回ってきて無事に羽田に着陸したのが19時10分くらいだった。 予定より約20分の遅れで到着した。
到着して驚いたのは羽田が賑やか。 いつも沖縄から帰ってくるときは遅い便のため、すでに店も閉まっているが こんな賑やかな羽田空港にビックリした。 そして…飛行機を降りてすぐに「東京は寒い!」と感じた。 久米島が蒸し暑かったのでほんと東京は寒いと感じたよ。 とりあえず空港内のレストランで夕食を食べて自宅へ。 家に着いたのは21時前。 やっぱ羽田は近くて便利だな。
1泊2日での久米島旅行だったが梅雨中ということで心配していた天候にも恵まれ、 はての浜も堪能できたし、食べ物も美味しかったし、ホテルでものんびりできたし 楽しい旅だったと言いたいが…ひとつだけ…腰が最悪。 たぶん硬いベッドが最初の要因。 そして、はての浜の砂浜を歩き回ったこと。 さらに約3時間近く、飛行機の椅子で同じ体制でいたことも悪化させた原因かも。 西洋でぎっくり腰は「魔女の一撃」とも言うが、 今回は特に魔女の一撃をくらっていないのに 完全にぎっくり腰と同じ痛みであり同じ症状なのがツライ。 なんだか痛くなる周期が早くなり、痛くなる要因もはっきりしなくなってきた。 これからも旅で痛くしないように気を付けないと…。 羽生選手や真央ちゃんのようにエアウィーブでも持っていかなくちゃダメなのかな。
完
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