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2018年02月19日(月)
先日の土曜日は平昌冬季オリンピックの男子フィギュアスケートで 羽生結弦選手がソチ五輪に続く連覇を達成。 男子フィギュアでの連覇は66年ぶりの快挙。 さらに宇野昌麿選手も銀メダル獲得。 日本勢のワンツーフィニッシュに沸いた。 冬季五輪で日本人選手同種目での金・銀は札幌オリンピックの 日の丸飛行隊の表彰台独占以来だ。 そして、待ちに待った今五輪で日本人選手の金メダル第1号の誕生。
11月のNHK杯前の練習で右足首を痛めて、そこから実戦に出ずに迎えた羽生選手。 正直言って、彼がまともな演技が出来るのか不安の方が大きかった。 しかし金曜のSPでは想像をはるかに上回る圧巻の演技でトップ。 そして土曜のフリーでもジャンプで着地した際にバランスを崩す場面こそあったが、 特に大きなミスをなくこなしての五輪連覇。 あのメンタルの強さは常人離れしている。 本当に頭が下がるし恐れ入った。
銀メダルを獲得した宇野選手も、いきなり転倒した時はダメかなと思ったが、 そこから何事もなかったかのように立て直して、 SP3位から順位を1つ上げての銀メダル。 男子フィギュアスケートで日本人が金銀を独占するなんて本当に夢のような話だ。
昨日の日曜日には金メダルを期待されていたスピードスケート女子500メートルで 小平奈緒選手が見事に金メダルに輝いた。 今シーズンは500メートルでは負けなしだったため、必然的に期待は大きかった。 そのプレッシャーを跳ねのけて、実力を発揮しての金メダルは圧巻だ。 オリンピックレコードのおまけまで付いた。
羽生選手と宇野選手のワンツーでメダル獲得数は金1、銀4、銅4の計9個で 前回のソチ五輪を上回り、大会前にJOCが目標としていた数字に並んだ。 そして小平選手の金メダルを加えると20年前の長野五輪の10個に並んだ。 まだパシュート、ノルディック複合の個人&団体ラージヒルやカーリング、 女子フィギュアスケートなどメダル獲得が期待できる競技が残っている。 長野超えとなるメダル数は確実じゃないかな。
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