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2016年09月28日(水)
北海道日本ハムファイターズが4年ぶり7度目となるリーグ優勝が決まった。 一時は首位を独走してた福岡ソフトバンクホークスに 最大11.5ゲーム差に広げられていたが、交流戦終盤から怒涛の15連勝するなど 一気に追い上げると同時にホークスが夏場から貯金を減らして失速状態。 先週の直接対決2連戦を連勝して単独首位に立ち、そのまま優勝。 誰もが6月の時点で今年もパリーグはホークスだな…と思っていただろう。 11.5ゲーム差からの大逆転優勝はパリーグ版メークドラマだ。
そして、優勝の原動力はやはり大谷だ。 今季のパリーグMVPは間違いないだろうな。 投手としては今日の完封勝利で2ケタ10勝に到達し防御率は1点台。 打者としては3割20本塁打はスゴイ。 いずれも規定には到達していないのでタイトルとしては無冠だけど、 ここまでハイレベルな数字を残せる選手は現状、日本だけでなく 海外を見渡してもいないだろう。 いまだに二刀流に異論を唱えている評論家がいるが、そういう人に限って 昔の理屈でしか物を考えられないんだろうね。 常識外れなところが、いかにも現代っ子の大谷の魅力だと思う。
一方でリーグ3連覇を逃がしたホークス。 だけど野手陣の個人成績を昨年までと比較すると、 ほぼ全員が成績を落としているという事実。 あとは中継ぎ、抑えが夏場以降は不安定だったのと、工藤監督の采配が 完全に迷走していた事がV逸の要因に挙げられるのではないだろうか。 しかし、これからクライマックスシリーズがある。 日本シリーズに出るチームはまだ分からない。 3位の千葉ロッテマリーンズも下剋上再びと不気味な存在だしね。 マジック点灯してアッと言う間に優勝したセリーグより パリーグは最古まで熾烈だね。
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