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2016年08月03日(水)
選挙が終わっても鳥越バッシングが止まない。 ある情報番組で鳥越が負けた理由を検証していたが、 なぜ、ここまで負けた人が叩かれ続けるのか? それは、究極の後出しジャンケンで断然有利にコトを運ぼうとしたのに 日増しにボロと化けの皮が剥げて行ったことの怒りがそうさせたのだろう。 鳥越が後出しジャンケンをして出馬表明したその日、自民党の選対本部は 緊急電話調査したところ、鳥越人気がダントツで 増田が2位、小池は3位という結果だった。 その潮目が変わったのは、初の週末に巣鴨での街頭演説で 鳥越が50秒ほど喋っただけで、すぐに森進一にバトンタッチした時からだ。 準備不足は明らかで政策もまとまっていないから喋れない。 政策がまとまっていなくても、ジャーナリストの経験があれば 何か喋れるだろうが、その切り返しもできない。 これで鳥越の化けの皮が剥がれた。 各マスコミも鳥越のことをエセジャーナリストと呼んでいるが、まさにその通り。
さらにバイキングで主要3候補が生放送に出演した場面では、 小池百合子が鳥越のことを「病み上がり」と言ったことに 「がんサバイバーに対する差別だ」と論点を差別に持っていったものだから 「あの爺さん大丈夫か?」と風向きも変わっていった。 準備不足なもんだから全てが後手後手だった。
大島に行った時も、その場の思いつきのように 「島は消費税を10%に上げない。5%にします」などとふざけたことを言った。 島民は「選挙に勝ちたいために思いつきで言っただけ」としらけていた。 さらに「消費税を上げてもらいたくないのは日本全国でしょう。 そんなできもしないことを言って、島民をだしに使ってほしくない」とも。
もう政策も何もかも思いつきばかり。 当初のガン検診100%を選挙中盤から謳うこともなく、 最後は反安倍政治、脱原発と都政とは全く関係のないことを訴えていた。 こんな奴を神輿に選んだ野党の罪は大きい。 事実、290万票で小池百合子の圧勝だった。 自民党推薦で次点の増田にも及ばない130万票で完敗。 小池百合子の票の半分にも満たなかった。
鳥越が完敗した理由は知名度だけで立候補し「政策はこれから考える」と 記者会見でぶっちゃけたところ、最初から歯車が狂っていた。 この会見を見て野党4党も、「え?こんな人だったの?」って思ったかもね。 しかし、ヘタ打ったことに気づき始めても選挙戦は動き始めてしまった。 期間中にどんどんボロが出る。 準備不足だから政策もブレブレだったしね。 週刊誌に叩かれた女性問題も「事実無根」が虚しく聞こえてくるだけ。 出なけりゃ良かったのに完全に晩節を汚して終わっただけだったな。 途中からマック赤坂などと同じ泡沫候補扱いで見てたけど まだ、しっかりとした公約、政策のあるマック赤坂達の方が ちゃんとしていた候補者だったと思うよね。
130万人も鳥越に投票した都民がいるのに逆に驚いた。 まぁ、以前に山本太郎なんかを当選させてしまったのも都民だからね。 なので、あんなエセジャーナリストを見抜けない人がまだまだいるってことは やっぱオレオレ詐欺が無くならないのと一緒だね。 簡単に騙されてしまう人も130万人もいたってこと。 だが、鳥越以外に投票した多くの都民に眼力と良心があったことに安堵した。
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