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2016年04月12日(火)
図書館で借りてもらって一気に読んでみた。 先日、AKB48を卒業した48グループ初代総監督でもあった 高橋みなみが書いた「リーダー論」 たぶん、安倍首相に次ぐ「日本で2番目に有名なリーダー」であった 高橋みなみが語った「リーダー論」は、世間の「ビジネス書」が 「あまりにも当たり前のこと」だと思い込んでいるのか、スルーしている 「人間関係の基本」が語られていて、とても良かった。 偉い学者やコンサルタントが論じる「リーダー論」とは違う、 現代に必要なリーダーというものを本当に分かりやすく論じているので 一気に最後まで読んでしまったよ。
また「リーダー論」という題名のためグループの先頭に立つ人向けの本のように 思われるが、一般生活の中でも気をつければ人間関係を円滑にするヒントが 分かりやすく沢山書かれていた。
・ありがとうを口癖に ・コミュニケーションの基本は「やまびこ」 ・「できないこと」は「伸びしろになる」 ・相手を信じて弱さを見せる etc‥
50歳を過ぎても納得、実感できることや、なるほど!と思わせることも多く、 読みやすく頭にストレートに入ってくるのでベストセラーになったのも頷けるし 小泉進次郎・衆議院議員や政治評論家の田原総一朗が同書を絶賛し、 一目を置いているのも、様々な企業のリーダー達が愛読しているのも良く分かった。
・言うか言わないかで迷ったら言う! ・小さな集団のダマを取る ・スピーチ7箇条 特に「太文字になる言葉をイメージする」 ・プロデュースされる側だから、そもそも「やらない」という選択肢はあり得ない etc‥
これも中身の抜粋だが、痺れたね。 この本を書いた時はまだ24歳。 弱冠24歳にして300人以上の女の子集団をまとめあげた手腕は本当に見事。 たかがアイドルの本かと思っていたが、久々に良い本に巡り合えた。 ぶっちゃけ、このパワーで経営者いや政治家になったら 結果を出すのは間違いないんじやないのかな。 そして、この本を読んで改めて「AKBの凄さと秋元康の凄さ」を垣間見ることができた。 なぜ女性アイドルグループが10年以上も第一線で活躍できているのかも なんとなく分かったような気がする。
それにしても、アイドル著の本としては異例の10万部超えしているだけある一冊。 「新書」「自己啓発書」「タレント関連本」の3部門で1位も獲得しているし どんなビジネス書よりもビジネス書かもしれない内容だったな。
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