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2014年11月19日(水)
安倍首相は来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを 2017年4月まで1年半先送りする考えを表明し、再延期はしない方針も示した。 その上で、増税延期の判断について国民に信を問うため、 衆院を21日に解散すると明言したので衆院選の日程は12月2日公示で 12月14日が投開票となるだろう。
今回の解散総選挙について「大義がない」とか「党利党略だ」とか 野党やメディアは叫んでいるみたいだが、この解散は 「野党が本当にだらしないから解散」以外の何者でもないね。 かつて岸、佐藤、田中内閣の時代は野党が弱すぎたから好きな時に解散していた。 野党が強くなったら、なかなか簡単に解散なんかできなくなる。 解散には二通りしかない。 党利党略解散か、追い込まれ解散だけ。 任期満了はそれまで解散する時期を逸したことで追い込まれるのだし、 自党に有利なタイミングに解散できないのも 政権が追い込まれたから以外の何物でもない。
で、今回は野党があまりにだらしなく、まったく与党の敗北の心配がないから このタイミングで解散するんだろうね。 ほんと野党は情けない。 総理が「与党で過半数を割ったら退陣する」と言ったが、 これはハードルなどではなく、地面に置いた板を越える程度のものでしかない。 おそらく自民党は単独で260前後を確保するだろうし、公明党も30前後を取るだろう。 そうなれば300近い議席を持った再び巨大与党が誕生するだけ。 何しろ最大野党である民主党が今、公認候補を150人も確保できていない。 それ以外の党にいたっては言うまでもない。 それと比較し自民党はすでに全ての小選挙区で候補を決めていると言うのだから 端から勝負にすらならないね。
野党が与党に対し、必要な追い込みをできなかったため、 2年が経過してもなお、与党は巨大で強いままで野党は衰退の一途だ。 なので、これから1年以上も解散のタイミングがないのならば今だ…と 総理が判断するのは当然だろうな。 もし、自分が総理だったとしても今、解散してさらに強い基盤を作ろうとするな。
まぁ、アベノミクスが失敗だったのか?それはまだ分からない。 だけど、はっきりしているのは、民主党時代ならば消費増税などやったら 大恐慌がやってきていたのは間違いないだろう。 ヘタしたら日本という国自体が消滅するほどの大恐慌になっていたかも。 なのでアベノミクスが失敗などと責める資格は民主党には1ミリもない。 とりあえず今回の総選挙は安倍内閣に対する信任投票だと思っていい。 アベノミクス、秘密保護法、集団的自衛権の解釈変更、そして原発再稼動など 安倍内閣がやってきた政策に対する評価と、これからの期待。 そういうことを総合的に評価し、安倍内閣を交代させた方が良いのかどうか?を 真剣に考えて投票すべきだと思う。
今回の総選挙、自民党がもし280を単独で超えるようなら、 安倍政権は中曽根、小泉以上の長期政権となるかもしれない。 だが250を割り込めば、自民党内で抗争が起きる可能性も出るだろう。 どちらにしても野党は無関係。 野党がシナリオ通り惨敗したら、や〜っと目が覚めて、 そこから本当に自民党と対決できる確かな政党が誕生するのならば この選挙は無駄じゃなかったと…いうことになるのだろうけど、 今の野党の連中に、そんな意気込みのある人っているのかな?
だけど本音を言えば師走の選挙は迷惑きわまりないね。 それなりにみんな忙しいんだよな。
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