Web Masterの日記



口内炎

2014年01月14日(火)

親知らずを抜いて3日経ったが、抜歯した箇所の痛みはなくなったものの
抜歯の影響からなのか抜いた辺りに炎症と大きな口内炎ができてしまい
口を大きく開けると口内炎が引っ張られる感じで痛くて上手く食事ができない。
口を小さく開けながら少しずつ食べないと痛いので、
かなりスローな食事になってしまう。
普段、口内炎なんて滅多にできないのに、
今までの人生の中で一番大きい口内炎だ。
絶対に親知らずを抜いた影響だな。
口を大きく開けると痛いのでアクビするのもツライよ。
それにしても早く治ってほしい。
今週の土曜はオカムラの結婚式なので披露宴で美味しい料理が出るはず。
このままの状態だと美味しい料理も美味しく感じないだろう。
口を大きく開けない食事って、思いのほかストレスだ。


人生初抜歯完結編

2014年01月13日(月)

このイスに座ってから、どれくらいの時が経過したのだろう?
背中に汗をかいている感じがした。
外からは分からないだろうが、体の後ろ半分が全体的に濡れているようだ。
シートと接触している部分がジワジワと濡れている。
そういえば18歳の時、高校3年の夏休みを利用して山梨県の合宿教習所に行った時、
教習車を運転しながら、背中全体に汗をかいたのを思い出した。
まさしくそんな感覚である。

あぁ、麻酔追加ね。痛いかもね、チクッとね。
そんなことどうでもいいよ。
麻酔は脳につながらないから痛いうちに入らないよ。
本当に痛い時は腕が勝手に外側に開くんだね、発見したよ。

さて、いよいよ再開。
ぐはっ!イデデデデデデ!
先生、麻酔効いてる?追加したの?ホントに?

歯を抜くのって正確には初めてじゃない。
だけど今まで抜いたのは乳歯だったわけで、
つまり根っこが弱ったり抜ける準備ができてる歯ばかりだった。
枯れ木を引っこ抜いてただけ。
しかし、親知らずってヤツは、めちゃくちゃしっかり根付いていて
これからも、そこに居座り続けようとしているわけで、
さらに奥歯なだけあって、ベンツいやボルボみたいな頑丈さだ。
枯れ木じゃなくて大樹だよ。この木なんの木、気になる木なわけだ。

先生が作業をやめたので、もしかしたら終わったのかと思ったら
道具を持ち替えてコンテニュー。
えぇ〜、まだ抜けてなかったの…。
もう、どうにでもしてくれ〜って思ったら
「はい、抜けましたぁー(ハート)」
先生、例のアニメ声で嬉しそうに言ったよ。

やっと抜けた。
どっと疲れた。
抜けたところがどうなってるか、舌で触ってみたいけど怖いので我慢。
軽くうがいをしたあと、止血のためにガーゼを噛まされて放置される。
途中「気分悪いとかないですか?」と聞かれるが、特に普通なので大丈夫だ。
歯と気分というのは何か関係があるのか?
麻酔の影響を心配しているのかも。
さらに「抜歯をした方へ」というプリントを渡された。
抜いた後にできる「血餅」というゼリーのような、かさぶたを取ると
骨がむき出しの状態になって治りが遅くなったり
痛みが出るので取らないようにとか、刺激物を食べないようにとか、
読んでいると不安な気持ちになってくる。

あれ?
読み終わってボーッとしていると、なんか頭が冷たくなってきた感覚。
おおっ!これはヤバイかも。サーっと青ざめていく感じがするぞ。
採血した直後と同じ感覚かも。
ガーゼを噛んで止血しているわけだが、あとどれぐらい放置されているのだろう。
言った方がいいのか?
いや我慢だ、どうせすぐ元に戻るから。
貧血っぽく考えるから余計に貧血になるんだ。
何か考えよう。
えーっと…
ドラえもんの身長は129.3センチで、体重も……。
サイボーグ009のメンバーは001がイワンウイスキー、002がジェットリンク、
003が…いや、ムリだ。ごまかせない。

「すいません、ちょっと気分が…」

ガーゼを噛みながら後ろにいた先生に言うとシートを倒してくれた。
ふぅ〜、はじめからこうすれば良かった。
脳に血が戻るのがわかるぞ。
あのままだとブラックアウトしてたかも…(-o-;)

「あ、止血できてますねー」

ガーゼを外して先生が確認する。
血が止まったら今日は帰っていいようだ。
歯を持って帰るか聞かれた。
一瞬迷った。人生初の抜歯だったので一瞬、迷ったけど断った。
50年間も一緒にいたけど、ここでお別れだ。
見せてもらったが、粉々に砕かれ血の着いた歯が。
根っこが長くて抜くのが大変だったようだ。

受付で痛み止めと化膿止めの薬をもらう。
まだ少しだけ頭がボーッとした感じもあったが、やり遂げた。
ついにやり遂げたぞ。
だけど、麻酔がまだ効いていて舌の部分まで痺れている。
誰かに会っても、ちゃんと喋れそうにない。
たとえ堀北真希や有村架純に逆ナンパされたとしても、
対応できないぐらい痺れている。

それ以外は意外と大丈夫。
とか思っていたら家に着いてホッとしたのかズシンという感覚が…。
それから重い感じの痛みが続く。
口も大きく開けることができない。
買ってきたプリンを食べてすぐに痛み止めを飲む。
痛み止めは6時間ほど間隔を空けないといけない。
なんか夕食をもやめようかと思うぐらいテンションが下がっていたよ。

家に帰って鏡で抜歯したところを見てみる。
あっ、こんにゃくゼリーだ。こんにゃくゼリー(ぶどう味)がくっついてる。
これが「血餅」ってやつのようだ。
口の中のかさぶただけど、ホントにゼリーみたいでプルプルしてる。
それがむしろ怖い。

親知らずを抜いて初めての食事。
左下の抜歯部で噛んでしまうと間違いなく嫌な思いをするだろうから
右側のみ使って噛む。
でも、怖いのは食事じゃなかった。その後だ…。
歯を磨くのが怖い。
歯ブラシが触れても出血するだろう。しかもうちの歯ブラシは電動だ。
しかし、歯を磨かないと結局虫歯になるかもしれないというジレンマ。
しょうがないので鏡を見ながら、手動で恐る恐る磨く。
しばらくは決して地雷には触れないように注意が必要だ。

だけど思ったよりも普通に抜けて良かったよ。
歯茎を切開して歯をむき出しにして抜歯をしたり、
最悪の場合だと頬のところを切開して、口の外側から
歯を取り除いたりするというのも聞いたことがあるだけに、
普通に抜くだけで終われたので本当に良かった。
縫合したり抜糸したりすることを考えれば精神的にも肉体的にも
金銭的にも負担は軽いしね。

親知らずを抜く…というととてつもなく嫌な気持ちになるかもしれないが、
放置して将来どうしようもないほどに悪化してから処置するよりも
普通に生えている時に短時間の痛みに耐えて抜歯した方が
はるかに楽かもしれない。
そう思えば抜いていて良かった気がする。

抜いた親知らずが再び生えてくることは絶対にないが、
無事に生えている親知らずが将来もずっと無事か…というと
そうではない可能性もあるのだ。
いつ爆発するかわからない爆弾を抱えて生活するより
早いうちに撤去した方が安心できる。

親知らずの周りの歯茎がたまに腫れたりしていることもあった。
普段は親知らずの刺激に抵抗できていた歯茎が、
疲れて体力が落ちた時などに炎症を起こしてしまうらしい。
でも抜歯した今となってはその心配はない。
親知らずがなくなって間もないので、何か食べた時にあまり奥で噛もうとすると
歯がないところで噛んでしまいそうな変な感覚にはなるが、
それもじきに慣れるだろう。
それから歯医者によっても処置の仕方や作業の手際に差があるだろう。
自分が今回通院したところは新しくできたばかりなので
機械も器具も最新のものばかり。
担当した女性医師は丁寧な作業と細かい説明をしてくれるので非常に信頼できた。
5年前に行っていたところも作業が丁寧で、できる限り痛くないように処置してくれた。
子供の頃に通ったところは、かなり痛かったし雑なような気もした。
歯医者嫌いになったのは子供の頃に行った歯医者の影響が大きい。
だが、時代が進んだことによる医学の向上や
器具の発達も関係しているかもしれないが、やはり病院や医師によって差はあると思う。
どの歯医者に通うのか事前にできる限り口コミの評判で下調べしておくと
楽に治療を乗り越えることができるだろう。

自分の行動範囲の中に信頼できる歯医者があるというのは非常に安心だ。
ずっと歯医者嫌いだった自分も今回の通院によって、
その気持ちがずいぶん薄らいできた。
「症状が悪化する前に信頼できる歯医者へ」
単純だけど、これに尽きるね。

以上、3連休の3日間すべてを使って書きあげた人生初抜歯日記でした。
ちなみに抜歯翌日の朝も確認と消毒のため通院。
これはイスに座って10分もかからなかったけどね。
抜歯3日目の今日も、まだ少し痛みがあるが、
だいぶ普通になってきたというか慣れてきた。
次は今度の土曜の朝に10分ほどの確認に行くくらいで
何もなければ親知らずに関しては終了らしい。
その後、親知らずが進行していた隣の歯の確認&治療が始まるけど。


END


人生初抜歯その2

2014年01月12日(日)

この世には2種類の人間がいる。
親知らずを抜く人間と、抜かない人間だ。

考えてみたが、なんかおかしいんじゃないか?
抜く人間だけが親知らずでツライ思いをするなんて。
世の中には親知らずなんて意識せずに老後まで生きる人もいるだろう。
まさに「親知らず知らず」ってわけだ。
なんか不公平だ。許せない。
へその緒はみんなが切るのに、親知らずは選ばれた人だけなんて。
こうなったら親知らずを抜かずに平和に生きている人にまで
この恐怖を伝えてやりたい。
自分の持ちうる限りの文章表現で「親知らず知らず」な人たちにもね。
読んだ人が今後、親知らずを抜くハメになったら、2度ツライ思いをするとしてもだ。
この恐怖、増幅して世界中へ発信だ。
もはやこれは文章テロである。

というわけで、人生初抜歯日記の第2章開始。


「後藤さ〜ん、どうぞぉ」
「あ゛ぁ、ハ、ハイ」

武井咲のようなアニメ声の女医さんから直接お声がかかった。
待合室から真ん中の部屋のチェアーへ。
次に待合室に戻ってくる時には、親知らずが3本しかない男になっているはずだ。
無事に生還できるのか不安だが、日本男児、大和魂の特攻精神でイスに座った。

昨日も書いたけど実は、ここは行きつけの歯医者ではない。
親知らずを抜くと決心した5年前に通っていた歯医者は、
そこで親知らずを抜くという面倒な作業をしていなかったために
大学病院への紹介状を書いてくれた。
しかし偶然か故意かは神のみぞ知るが、紹介状を紛失したために
あの日、抜くと決心してから5年の月日が流れてしまった。
5年もの間で左下の親知らずは勢力を拡大させ、隣の健康な歯に突撃開始中。
それでも痛みや違和感は無かったために歯医者自体、行くことはなかった。
ところが親知らずとは全く無関係の以前、治療した右下の奥歯に痛みが出たため
5年前とは違う歯医者の扉を開いた。
もしかしたら、この時すでに5年前と同じく親知らずを抜くという
一大決心をして臨んだのかもしれない。
なぜなら、この歯医者は大学病院へ紹介などせず、
ここで抜くことができる歯医者だったのを知っていたから…。

昨年11月、この歯医者に初めて来たのだが、まずは痛みのある歯の治療。
それは思ったより早い12月中旬には終わった。
そしてラスボス親知らず…。
だが抜歯のタイミングがなかなか見つからなかった。
抜歯後は顔が腫れる場合があると聞いていた。
年末年始休み前という選択肢もあったが、腫れた顔で年末年始は過ごしたくない。
年越し蕎麦だって、お節料理だって、お雑煮だって普通に食べたい。
そんなことを考慮していたら、治療終了から1ヶ月近くも経ってしまった。
大丈夫、3連休なんだから土曜日に抜いて残り2日間安静にしていれば。
そう考えて2014年1月11日の11時、奇しくも1が5つも並ぶ日時に抜くことに決めた。

「では、今から左下の親知らず抜きますので」
「あ、ハイ…」

やっぱりウソじゃなかった、現実なんだ。
この小柄でアニメ声の女医さんが抜くんだ。
やっぱ女医さんに縁があるな。
東京女子医大病院での執刀医も女医さんだったっけ。
でも今回はマジで本当なのか?ウソじゃないのか?
この世はマトリックスなのか?
今なら、ためらわず赤い薬を飲むぞ。

そんな気持ちなんて関係なく事務的に作業が進む。
「じゃあ、麻酔をしますね」
そうだ、麻酔だ。
痛くないようにするための麻酔なのに、それ自体が痛いという
矛盾をかかえた歯医者の麻酔だ。
針がものすごく奥深くまで入っている感触がするやつだ。
怖くなんてない。
なぜなら自分は眼瞼下垂の手術の時に瞼や瞼の裏側にまで
麻酔を打たれた経験のある勇者なのだ。
その時に経験値はかなり上がっているはずだ。
よし、どんと来い!

あれ?刺してるの?全然痛くないぞ。
そういえば最近の歯科は痛みが少ないように努力していると何かで見たことあるぞ。
だけど、こんなに痛くないものなのか?本当に麻酔してるのか?
「麻酔している気」にさせてるだけじゃないのか?
いわゆる催眠療法か?

あ、でも効いてきた。
なんか喉の横の方が痺れてきたぞ。
奥歯の麻酔だけに変なところが痺れる感じだ。
そして苦い。うがいしても苦い。
痺れのせいで、うまくうがいができない。じじいかよ!

「ほっぺの方にも麻酔しますね」
えっ!もう1本打つの?
それも歯茎ではなく頬の裏。
あっ…今度は刺した間隔がある。
そしてズンと少し重痛い感じがする。

麻酔が効くまでしばらく待たされるが、これが結構長く感じた。
こんなに放っておかれたら麻酔が切れちゃうんじゃないのか?
麻酔打たれ損になってしまうのでは?と思っていた矢先に再び先生が戻ってくる。
「痛かったら左手上げてくださいね」

そう言って台の上の器具をつかむ。
怖いので目を閉じることにした。
目の上にタオルをかけられているので目を開けていても見ることはできないが。
それでも自然と目を閉じてしまった。
なので、ここからは感触による想像だけ。

むむ?
電気ドリルのような物で歯を削っている感じがする。
それもかなりの勢いで。
明らかに何かが超高速で回転している音がする。
そして何度か繰り返すたびに先生がアニメ声で確認してくる。
「お痛みありませんか?」
麻酔が効いていなかったら、ただの拷問のような行為なんだろう。
そして先生、電気ドリルを置いたのか?
その後、ラジオペンチのようなもので奥歯を挟んだ気がする。
挟んだものが親知らずなのか?

ぎゅいむ!
おぉ!いきなり抜くつもりだな。
なんか引っこ抜く感じで力が入ってるぞ。

ぎゅぎゅぅぅ。
うお!痛みは全然ないけど、めちゃめちゃ力が入ってるのが分かるぞ。
でも、歯って女性の力で抜けるのか?
こんな150センチそこそこの小柄で華奢な女性に抜けるのか?
もし抜けなかったら痛み損じゃないのか?

ぎゅーーぎゅぅ。
変な擬音と思われるかもしれないが、極めて正確に表現しているのだ。
痛みが全然ない\(^o^)/素晴らしいぞ武井咲声の先生!
痛みはなくても感覚はあるので、歯をつかんで引っ張る感触だけが
伝わってくる不思議な感じ。
でもさ…さっきからちっともペンチが進んでないような気がする。
全く状況は見えないし、そもそも口の中なので、
どうなっているのか本人には全く分からない。
今、何%ぐらい抜けたんだ?進行状況を教えてほしいよぉ。

「ちょっと口を閉じ気味にしてください」
治療がしやすいように口を大きく開ければいいような気がするが、
実は奥歯を触る場合、口を大きく開けすぎると、
口の脇の皮膚が張って手が入りにくいのだ。
やや閉じ気味で口をゆるめた方がいいらしい。
鏡で奥歯を見てみると分かるが、親知らずというのは
信じられないぐらい奥にあるわけで、口から手を入れて奥歯を抜くなんて、
めちゃくちゃ作業がしづらいのだろう。

閉じ気味にして緩んだ口を横に引っ張られて作業が進む。
抜く作業に力がいるのか、口を引っ張っている指にもめちゃくちゃ力が入っている。
今「学級文庫」って言わされたら、
「がっきゅううんこ」になってしまうのは間違いない。
それぐらい引っ張られているのだ。

おっ?先生が右に回りこむ。作業の姿勢を変えたな。

ミキミキッ。
おおぅ!今、なんか鳴ったよ。何の音?
ものすごく力が入っているのが分かるぞ。歯がピキピキ鳴ってるぞ。
もしかして砕いているのか?
確か聞いたことがある。親知らずを抜く時に、そのままでは抜かず、
一旦砕いてから、いくつかのパーツに分けて抜歯する方法があるそうだと。
ノミとハンマーみたいなもので叩いて砕くような話だったが、
もしかして、この先生はペンチで歯を挟み砕こうとしているのか?
そうこう考えているうちにどんどん力が強まる。

ミキャ、ピキピキッ!
ギャア!なんか今、ちょっと痛かったかも。
左手上げる?いやまだ大丈夫だ。

ピキビキビキッ!
ううぁ、間違いなく自分の体が鳴っている。むしろ骨が…。
外から聞こえてくるんじゃなくて体の中から音が伝わってくる。
耳とか関係ない。直接脳に振動が伝わってくる。
これが骨伝導システムか。雑音もなくてクリアだ。ダイレクトだ。

アイタタタタタタ!
先生、その角度痛いよ。
アイテテテ!そっちも痛いです。
先生、ぐりぐりしてますね。
抜けないから横に振って緩めてるんですね。
でも、それってめちゃ痛いです。
あぁ…そっちには曲がらないです。可動範囲超えてます。イテテテテ!
そういえば壁の画鋲が抜けない時に、ぐりぐりして抜いたことあるっけ。
ごめん、画鋲痛かったんだね。これからはまっすぐ抜くようにするよ。

イデデデデデデ!
痛いです。
今、何割ぐらい抜けた?現状を報告してください、お願いです先生!
寝てるだけなので、自分的には全く抜けていない気すらしてきますよ。
先生が横に揺らすたびにピキピキと音がします。
先生!その歯は脳につながってるのかもしれません。
抜くと何か出てきちゃうかもしれませんよ。

アイデデデデデデデ!
わかった!しゃべるよ!全部オレがやったよ!自白するよぉーーーーー。

だけど痛みに対して我慢強いせいか、まだ左手を上げなかったら女医さん、
例のアニメ声で優しく言ってくれた。
「ちょっと痛い?」
「あ…ハ…ハイ」
ちょっとじゃないけど痛いです。
気が付いたら左目から一筋だけ涙が流れてきました。

そして麻酔が追加されました。


長くなったので再び明日につづく


人生初抜歯

2014年01月11日(土)

昨年秋に5年前に治してもらった歯が痛くなったので久しぶりに歯医者へ。
45歳の時の節目検診に行った歯医者も考えたが、
今回は比較的新しい割には評判の良い家から近い歯医者に
初めて行ってみることにした。
本来、区が実施している50歳の無料節目検診の案内も来ていたが、
その歯医者は新しいので対象医院には入っていなかった。
それに検診ではなく治療が目的だしね。

初めて受診する歯医者って結構ドキドキするものだが、
評判通り手際がよく、ダラダラと治療を長引かせることもない
「当たり」の歯医者だった。
だが…最初に撮ったレントゲンにもはっきり写っていた歪な親知らず…。
痛かった歯の治療後に抜くことを決意。
しかし年末年始も挟み、さらに抜歯後のことも考え、あえて今日3連休初日に。
実は5年前の節目検診の時も左下の親知らずは抜いたほうが良いと言われ、
大学病院の歯科に紹介状も書いてもらっていた。
ところが人生初の抜歯にビビったわけではないが、忙しくてなかなか行けず。
そのうち、その紹介状を紛失してしまった。
それからアッと言う間の5年が経っていた。

今までの人生で歯を抜いたことは1度もなく、親知らずは4本とも健在。
すべてが頭を出している。
親知らず…誰から聞いた話でも共通して痛々しいという、あの無意味に生えてくる歯。
ついに自分にも…。
確かにレントゲンを見ても、変な方向を向いているのは明らかだった。
左下の親知らずは、どう見てもラスボス的な感じで隣の歯にも進攻しようとしている。

「次回、抜きましょうね(ハート)」
痛かった歯の治療を終えた後、たぶん30台前半くらいの女医が
ニッコリほほ笑んで言った。
顔は常にマスクをしているのではっきりと分からないが
身長は150センチちょっとと小柄。
そして声がとてもキュートというか少しアニメ系の声、
タレントで言うと吉木りさの声に似ているので
最初は助手の医学生かと思っていたくらい若い先生。
ところで最近、世話になる医者の女医率が高すぎなのはなぜだろう?
眼瞼下垂の手術の時も女医、心臓の鼓動が200を超える頻脈を調べる時の
担当医も女医、そして今回の歯医者も担当医は女医…。
まぁ、怖そうな男の先生じゃなく女医さんが担当になった時は
ラッキー♪と思っていたが、話す内容は相当にシビアだよね。

「やっぱ抜いた方がいいですか?」
恐る恐る一応、聞いてみる。
親知らずだって無駄に生えてくるわけではあるまい。
「抜かなくていい」と言ってくれ「このままでいい」と言ってくれ。
世の中には無駄なモノなんてないんだ。
ワキ毛だって歩行の時の腕の振りをスムーズにしているはず。
へそのゴマだって粘膜を保護しているはず。
だから、きっと親知らずだって必要だろう。
食べ物が奥の方でも噛めるじゃないか。
(以上、心の声)

しかし無情な言葉が…。
「そうですね、抜いた方がいいですよ」
(ToT)やっぱりいらないんだ、盲腸と同じだ。指毛と同じなんだ。
いらないなら初めから生えてこなけりゃいいのにぃぃぃぃ。

「じゃあ抜いてください、お願いします」
みんな…俺、勇者になったよ…(ToT)。

長くなりそうなので明日につづく。


身柄確保

2014年01月09日(木)

今朝早くに降っていた雨だが、家を出る時、
そして築地へ仕入れに行く時は止んでいた。
なので雨合羽を着ないで仕入れに行くことができた。
さすがに今日の築地は人通りが少なく静かだったな。

さて、川崎の逃走犯、身柄確保されたようだね。
逃げれば逃げるほど罪が重くなると言われているが、
今回のケースだと厳密にいうと逮捕段階で逃走しているため、
実は刑法上の単純逃走罪に該当せず、これ自体は何ら罪には問われないらしい。
なので今回、各マスコミとも逮捕と言わずに身柄確保という言葉を使っている。
だけど仮に手錠を壊したり、看守に暴行脅迫などをして逃走したら
加重逃走罪になるけど。
そして逃走犯にスクーターを提供したとされる女性も、
被疑者は前述の通り逃走罪に該当せず、かつ既に逃走状態にあるため、
逃走援助罪は適用されないとか。
あえていうと犯人隠避罪に該当する可能性があるくらいかな。
なんだか刑法って不思議だ。
それより、そもそも被疑者接見に検察事務官と警察官が
立ち会っているということにちょっとビックリしたよ。
弁護士会は今まで抗議などしなかったのかね?
これも不思議だ。

なぜか忙しかった年末年始休み明けの週も明日で終わり。
明後日から3連休だ。
明日は予約が沢山入っていて今週で一番忙しくなりそうだな…。
夜、小雪がちらついたけど明日も寒そうだ。


案の定

2014年01月08日(水)

雨だというのに今日も忙しかった。
開店30分前だというのに来客。
普通、準備中の札が掛かっていたら入ってこないよね。
やっぱ恐ろしいね、年金貰っているおばちゃんの集団って。
それから何だかんだで閉店までずっと忙しかった。
明朝も雨が降っているんだろうけど築地に仕入れに行かないと…。
雨合羽着て自転車乗るのって好きじゃない。
てか、雨の日の仕入れほど面倒なモノはない…。
今週土曜には人生初の親知らず抜歯があるというのに
忙しすぎて心の準備する余裕がなさそうだ。


大繁盛

2014年01月07日(火)

まだ休み明け2日目だというのに今日は怒涛のような来客ラッシュで大繁盛。
正直、例年だと年末年始休み明けの週はヒマなので
今週はまだヒマだと思っていたのだが完全に予想外。
休みボケした身体だったので、忙しさに着いていくのがやっとだった。
閉店した頃にはグッタリ疲れてしまった。
それにしても、あの怒涛の来客ラッシュはなんだったんだ?
明日は築地が休みだというのに品切れになってしまったモノも出てしまったよ。
ヒマだと思って、そんなに多く仕入れなかったからな。
さて、明日は夜に雨が降るようだがどうだろうか?
とりあえず開店直後から予約が入っているし、なんだか明日も忙しくなりそうな予感…。


仕事始め

2014年01月06日(月)

腰が痛いので自然とかばっているのか、今日は膝の裏側が妙に痛かった。
休み中はそんなことなかったのに、仕事になると出てくる痛みってあるね。
それにしても今日の築地にある波除神社はサラリーマンで混んでいたな。
サラリーマンを横目にお参りしたけどね。


初詣

2014年01月05日(日)

今年の初詣は近くの洲崎神社。
初めて行ったけど思っていたよりも家から近かった。
良い年になるといいな。
明日から仕事、正月太りした体をどうにかしなければ。


謹賀新年

2014年01月03日(金)

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年は昨年に続き年末年始休みが長いので充実した毎日を過ごしている。
しかし…今日、いきなりやってしまった…。
久々のぎっくり腰(ToT)
美穂の実家に行く前にMETROで大量の食材や一升瓶2本を購入し、
すべてを詰め込んだ約6キロほどのバックを不用意に持ちあげた瞬間に…。
まぁ、完全なぎっくり腰ではなく、一歩手前の感じなので大事には至らなかったが、
それでもやっぱり腰が痛い。
新年早々、ついてない(+。+)
あと2日休みがあるので安静にして早期回復に努めなければ。
まだ初詣にも行っていないけど人が大勢集まるところは怖いかな。
今月は人生初の親知らずの抜歯やオカムラの結婚式、
車の点検に納会&表彰式と、ほぼ毎週、休みの日は用事があるので
公私ともに忙しいから早く治さなければ…。

というわけで、散々な新年の幕開けになってしまったが、
今年も、この日記はマイペースで書き続けていくのでヨロシクです。

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master