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2013年07月11日(木)
先週書いた「適度に整理すべし」「浜からもおカニ」に続く 雑学シリーズ第3弾はオリンピックの五輪マークの色の順番の覚え方。 左から青、黄、黒、緑、赤と5つの輪が並んでいる。 これは「起きろミカ」→「おきろみか」と覚えればいい。
あお き くろ みどり あか
意外と簡単に覚えられる。
ところで、この五輪の5つの輪は知っての通り、 五大陸(ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリア、アメリカ)を表現している。 そして輪が重なっているのは「全世界の人たちが平和の精神のもと、 スポーツで手をつなぎ合おう」という意味があるからなのだ。 また、青、黄色、黒、緑、赤の色と下地色の白を加えた6色があれば、 世界の国旗のほとんどを描くことができると五輪マーク考案者である クーベルタン氏は書物に書き残している。 ちなみに、どの輪が、どの大陸というのは決まってないらしい。 まぁ、肌の色とかで決めたら、人種差別問題などあるしね。
補足として、五輪マーク(オリンピックマーク)は正式には オリンピック・シンボルという。 オリンピックの創始者、ピエール・ド・クーベルタン氏が考案して、 1920年パリでIOC創立20周年記念式典が行われた際に公表された。 5つの輪の意味として大陸以外にも5つの自然現象の意味もある。
水の青 砂の黄色 土の黒 木の緑 火の赤
そして、さらにスポーツの5大鉄則をも意味しているとか。
情熱 水分 体力 技術 栄養
情熱は赤で水分は青だろうと思うが、他の色はよく分からんな。 技術とか体力って何色なんだろう?
まぁ、シンプルな五輪マークにも、いろんな意味が込められてるんだね。
あとひとつだけ。 オリンピックを「五輪」と訳したのは読売新聞社の記者だった川本信正氏。 結構、センスある訳し方だと思うよね。 1936年のベルリンオリンピックの際、よい訳語がないか同僚に尋ねられた川本氏は、 インド哲学の五輪塔や宮本武蔵の兵法書である五輪の書から ヒントを得て訳したとか。 日本以外で「五輪」と言っても通じるところはないけどね。 今でも新聞などでオリンピックではなく五輪が多用されるのは、 オリンピックと6文字を使って表記するより 五輪と2文字で表記した方が短いからで、 余った4文字分を記事の文面にまわせるからだそうだ。 へぇ〜ってトリビア的な感じだね。
2020年オリンピック開催地決定まで、あと2ヶ月を切った。 東京、イスタンブール、マドリッド…どこになるかな? やっぱり東京でオリンピックが見たいよね。
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