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2013年05月14日(火)
先日の土曜日、木場の109シネマで映画「図書館戦争」を鑑賞した。 別に観たい映画ではなかったが、109シネマのポイントカードに 有効期限が設定されてしまい、今月中に映画を観なければ 今まで貯めたポイントが消失してしまうため 「図書館戦争」か「県庁おもてなし課」か迷い、 主演の女優では「図書館戦争」の榮倉奈々より 「県庁おもてなし課」の堀北真希の方が推しではあるが タイトルで「図書館戦争」にした。
109シネマのポイントは1本観ると1ポイント貯まる。 6ポイントで映画1本が無料で鑑賞できる。 「図書館戦争」を観る前まで24ポイント貯まっていたので4本無料鑑賞できる。 なぜ、こんなにポイントが貯まっていたかと言うと、 以前みんなで観に行った「仮面ライダー映画」や「ポケモン映画」などの時、 木場かラゾーナ川崎の109シネマで観たため、 その時のポイントが知らず知らずのうち貯まっていた。 今までポイントに有効期限がなかったが、昨年11月から、 最後に映画を観た時から6ヶ月間でポイント失効という 理不尽な設定がされてしまった。 しかし有効期限内に有料、無料どちらでも1回観れば、 そこから有効期限が6ヶ月延びる。 5月いっぱいで切れてしまうためポイントを使って無料で 「図書館戦争」観賞となった。 2人で観たので一気に12ポイントを消失したが有効期限が6ヶ月延びた。
さて「図書館戦争」だが、この映画は今、話題の作家、有川浩の原作を 実写化したSFアクション。 有川浩と言えば、もうひとつの候補だった「県庁おもてなし課」も原作だし、 ドラマ「空飛ぶ広報室」や「フリーター、家を買う」 映画「阪急電車」などの原作者。湊かなえ同様、話題の作家作品だ。 で、「図書館戦争」は国家によるメディア検閲が正当化されている 架空の社会を舞台に「図書隊」の新人女性隊員が 鬼教官や仲間たちに助けられながら、 「知る権利」や「本を読む自由」を死守すべく戦いに身を投じていく作品。 ちなみに原作も未読だし、深夜にやっていたアニメも観たことなかった。 まったく何の予備知識もないまま鑑賞したけど、充分に楽しめる映画だった。 陸上自衛隊、海上自衛隊が全面協力で異例ともいえる駐屯地内でのロケもあり 自衛隊訓練場や隊舎、司令室などでの撮影も許可された。
ストーリーは、メディアに対する取り締まりを正当化する法律 「メディア良化法」が施行されてから30年が経った日本。 読書の自由を守るための自衛組織「図書隊」の隊員に、 かつて助けてもらった女の子(榮倉奈々)が憧れの図書隊員になる。 担当教官(岡田准一)の厳しい指導を受け、女性で初めて図書特殊部隊に配属。 そして図書隊とメディア良化委員会の対決が避けられない出来事が起きる。 メディアに対する取り締まりを正当化する「メディア良化法」 読書の自由も奪われてしまうなんて、もしもそんな世界が実在したらイヤだね。 だけど、そもそも書店にある本を処分するくらいなら、 製本化される前に処分できないのか不思議に思ったけど。
図書隊とメディア良化隊の戦争シーンが何度か繰り広げられていたが、 これらのシーンについては冷めた目で観てしまった。 別に戦争が好きなわけではないが、単に自動小銃を使って撃ち合いしてるだけだし、 命がけで戦うといった緊迫感のような部分が感じられなかった。 図書館を利用していた市民が「戦争ごっこ」って言っていたセリフが、 自分の気持ちを代弁してくれたような気がした。 それでも岡田准一の「SP」仕込みのアクションは流石だった。
榮倉奈々が演じた主役の女の子にとっての王子様が誰なのかは 誰でもすぐに分かってしまえる内容だったけど、 ストーリーの中盤で、あっさり王子様の正体が判明してしまった。 最後の最後で、あのようなオチが用意されていたとは予想外だけどね。
映画鑑賞後にYou Tubeでアニメ版をチラッと見たが、 榮倉奈々と栗山千秋はアニメと実写がソックリだった。 特に栗山千秋は作者が栗山千秋を意識して書いたらしい。 それと榮倉奈々の同期のエリート役の俳優はどこかで見た顔だと思ったら 仮面ライダーフォーゼの如月弦太朗だった。 リーゼントじゃないから、すぐに分からなかったけど。
とりあえずポイント消失を防ぐため観た映画だったけど、 想像以上に面白かったよ。榮倉奈々も可愛かったし。
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