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2012年07月02日(月)
あえて小沢離党については何も語らない。 たいして期待していないからね。 と言うか、今の日本の政治には本当に呆れている。 なので少しでも明るい話題を書きたいと思う。
日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域内の海底に、 ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)を大量に含む 泥の大鉱床があることを東大の研究チームが発見した。 これは国内の年間消費量の200年分を超える埋蔵量とみられ、 もし採掘が実現すれば、中国からの輸入依存を脱却できる可能性がある。 また、レアアースが眠っている分布は広く、周辺には何千年かかっても 使い切れないほどのレアアースが眠っているらしい。 このレアアースとは、ハイテク素材に少量添加するだけで性能が飛躍的に向上するもの。 世界産出量の大半を占める中国は、尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件後、 日本向け輸出を一時停止するなど外交カードとして利用しているため、 今回見つかったレアアースを採掘すれば、中国依存からの脱却ができるだろう。
そういえば佐渡近海での大規模油田も見つかったし、今度はレアアース。 さらに、中国が何と言おうが我が国固有の領土である尖閣周辺にも 油田やガス田があるようだし、大量のメタンハイドレードもある。 そう考えると日本は資源大国になるんじゃないのか? さすが周りを海で囲まれた島国だけあって、海底にはお宝沢山だ。
まぁ、どれもこれも掘るのが大変なんだろうが、それでも技術力の向上で かつては絶対に採算が取れないと言われたメタンハイドレード採掘も、 採算ベースに近づいているらしいし、本当に油田が見つかり、レアアースが取れれば、 これまでそれらの資源を全てと言っていいほど海外依存してきた日本の 基本スタンスが変わるかもしれないね。 佐渡周辺や南鳥島は、さすがに中国も「我が国の領土だ」とは言わんだろうから 落ち着いて採掘できるんじゃないの。
そう考えると技術の向上とコスト次第だが、日本のエネルギーの未来は明るい。 ただ…、政治的将来が真っ暗なんで、お宝が目の前にあるにもかかわらず、 結局どうにもならんかもしれないけどね。
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