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2010年10月13日(水)
12月1日に公開される「宇宙戦艦ヤマト実写版」 宣伝ムービーを見て最初に思ったこと「なんじゃこりゃ?」 ヤマトの設定をある程度は引き継いでいるものの、物語としてはかなり別物らしい。 まぁ、その方が新たなヤマトファンを開拓できると踏んだからなんだろうか。 しかしオールドファンからすれば違和感しか生まない。
人類滅亡の危機を救うため残り1年をかけてイスカンダルへ 放射能除去装置を取りに行くはずのヤマトが本来の物語なのだが、 実写版の方では人類滅亡まで73日?しかないという設定(-o-;) おまけに、どうやら「宇宙戦艦ヤマト」と 「さらば宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士たち〜」の 設定がごちゃ混ぜになっているようで「さらば」のコスモタイガーは出てくるわ、 空間騎兵隊は出るわで、ごちゃ混ぜ設定になっている。 キャスティングについてはキムタクが古代進を演じることが、 決まった当初から物議を醸していたが、ネットで予告編を見て 「あぁ〜、やっぱりな」という最悪の古代進になってしまっていた。 戦う気迫の表現が求められる場面でキムタクの声と演技では、 命のやり取りをして戦っているという緊迫感が伝わってこないね。 あと、沖田艦長役の山崎努だが、これがまた似合わない。 下手に沖田艦長のどっしりとした存在感を意識しすぎていて演技が不自然にうつる。 ただ、原作のキャラクターとは異なっているが、森雪役の黒木メイサについては 思ったよりいい感じかも。 おそらくは原作を、そしてあのヤマトが流行した時代を知らない黒木メイサが、 いい意味で原作にとらわれずメイサ流の森雪を演じていることが かえって自然でいい演技になっていると思う。 森雪の設定も生活班班長ではなくコスモタイガー隊員だし。 原作の森雪とは全く別物だから、かえって割り切って見れば良い感じだ。 これが当初の予定通り、沢尻エリカが演じていたらどうなっていたのか? それはそれで興味深いけど。
実写の役者に比べ、メカなどのコンピュータグラフィックのデザイン関連は 思ったより原作の雰囲気を崩していないように見えた。 オールドファンから見ても充分に合格点だと思う。 あと、何のジョークなのか分からんが、宇宙戦艦ヤマト実写版の公式ホームページに 文部科学省のリンクがあるのは笑ったね。 戦争映画の部類に入るヤマトに、文部科学省が推奨のお墨付きでも与えてくれるの? どこかの政治家から、戦争映画に文科省がお墨付きを与えるなどけしからん、 青少年の健全な発育に悪影響を与えるとかクレームがつきそうだけどね。
http://yamato-movie.net/
なにやら、この実写版映画は英語バージョンまで制作され、 日本以外にも配信されるそうだ。 以前、アニメ版本家本元の宇宙戦艦ヤマトがアメリカに配信された時、 話題にもならずに惨敗した悪夢を繰り返すことにならなきゃいいんだけど。 まぁ、実写版ヤマトが制作側の思惑通りの興行成績を上げられるか注目したい。 アニメの復活編は大惨敗だったけどね。 ちなみに自分は復活編に続いてこの実写版も映画館に観に行く予定。 ただ映画館のポイントが貯まっているのでポイント鑑賞だけどね。 わざわざ高い金を払って観るつもりは毛頭ない。
俳優としてのキムタクは、どんな役でもこなせるオールマイティな役者ではない。 どんな役でもキムタクはキムタクの演技しかできない。 なので予告編ですら古代進のアツさや戦争の緊迫感を出し切れていない有様。 古代進に求められるのは、若さゆえの未熟さや猪突猛進するエネルギー、 時には失敗してかっこ悪い面を見せつつも成長していくという姿。 なので極論として、古代進は成熟した男、カッコイイ男じゃダメなわけだ。 そのあたり、監督やキムタクは理解した上で、あの演技なんだろうか? まだ本編を観ていないが、完全にミスキャストだね。
ヤマトオールドファンとして、あんな古代進を見せられる日がくるとは…。 いっそ、スマスマのコントとかでパロディとしてやってくれた方が、 どんなに良かったことかヾ(・ω・o) ォィォィ
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