Web Masterの日記



無題

2009年09月05日(土)

今日は朝からチャーミンベンツで川崎のコストコへ。
コストコで則家と合流し、買い物後は定番の則家へ。
明日は試合もあるので、いつもよりは早めに解散したが、
それでもまた昼飯、夕飯と御馳走になってしまった。

行きはチャーミンベンツの助手席に乗せてもらったが、
帰りはあえて後部座席に乗ってみる。
やっぱベンツは前の席より後ろの席に乗るものだ。
思っていた以上に広くて快適だった。
それにしても3.5リッターで280馬力近くあるので
アクセルを踏めば踏んだだけストレスなく加速していた。
音も静かだし、振動も少ない。
さすが世界のメルセデスだ。


ディズニー

2009年09月04日(金)

先日、アメリカのウォルト・ディズニー社が「スパイダーマン」などの
キャラクターを所有するマーベル・エンターテインメントを
約40億ドル(約3,700億円)で買収すると発表された。
買収後、ディズニーはキャラクターを映画化したり関連グッズを販売できる。

100年に1度の大不況といわれるこのご時勢、
不況知らずとも言えるのがディズニーだ。
どの世界でも、どんな状況でも、やっぱりディズニーは強い。
上記のマーベル社買収以外にも、携帯ゲームポータルサイトで
「ディズニーゲームズ」のサービス開始や、ユニクロとライセンス契約を結び
Tシャツなどの商品を販売、2010年のディズニー年賀状発行数は
前年の2.5倍に増やすなど、まさに不況知らずである。
そういえば、昨年ヒットした「崖の上のポニョ」のBDもディズニーが行うようだね。
昨年7月、ディズニーランドの目の前に
「東京ディズニーランドホテル」をオープンさせたり
他にもコンスタントに新アトラクションを新設している。
今年の4月にディズニーランドに「モンスターズ・インク ライド&ゴーシーク!」
2011年には「ミッキーマウスレビュー」の場所に
「ミッキーのフィルハーマジック」
同じく2011年にシンデレラ城内に新アトラクションが誕生する予定だ。
ディズニーシーでも2012年を目標に「トイ・ストーリー・マニア!」を開始する。
アトラクションだって、設計から施工など色々含めれば何百億の資金が必要だ。

アトラクションといえば、今回買収されたスパイダーマンは
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にアトラクションがある。
今回の買収でディズニーもスパイダーマンのアトラクションを
作ることが可能になるが、USJはどうするのかな?
もし、ディズニーが本気で作ったら、USJなんて足元にも及ばないだろうな。
しかし、いくらディズニーでも、買収したからといって
即座にUSJのスパイダーマン・アトラクションを潰させて、
自分たちのアトラクションを作るってことはないだろう。
マーベルのキャラクターは5000種類もあるそうなので
別のキャラから展開していくだろうね。

ちなみに今後、スパイダーマンを取られてしまったらUSJはどうなるのか。
実は本家の「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」には
スパイダーマンのアトラクションはなく、日本独自なのだ。
ハリウッドではグッズや過去にショーもあったようだが、すでに終了している。
今年の5月にもUSJでも「E.T.」のアトラクションが終わったり、
アトラクションの入れ替えは定期的に行われているようだ。
リピーターを増やすため、テーマパークは常に進化していかなければならない。
なので、スパイダーマンも任期満了で終了させることを想定していただろうから
ディズニーに買収されたからといって、大きな問題ではないだろう。
今後はまた、新しいキャラクターを見つけてアトラクションを作るだろうし。

ただ、ユニバーサル・スタジオ自体にメインキャラクターが少ないので
仕方がないのかもしれないが、USJでは「キティちゃん」などを導入するなど、
ハリウッド映画の雰囲気を失っている様子だ。
なんせ以前は「鋼の錬金術師」が導入されていたり、
最近では「NARUTO」を導入しているようだし、
本当にユニバーサル・スタジオ?と疑ってしまいそうだ。
このままで大丈夫なのかなぁ…。

さて、今回の買収でディズニーがどういう展開を見せるのか楽しみである。
ファンタジックなディズニー・オリジナルキャラと、
バリバリのアメリカンコミックが、どのように同居するのか…。
まぁ、アメリカンコミック風の劇画タッチなミッキーマウスも面白そうだね。
逆にファンタジックにデフォルメされたスパイダーマンとかも。


今日は

2009年09月03日(木)

今日、9月3日は「ドラえもん」の誕生日だ。
まったく忘れていたが、今日のGoogleのロゴが「ドラえもん」の誕生日を
モチーフとしたものになっていて思い出した。
ドラえもんは22世紀の未来から来たネコ型ロボットだというのは
日本人なら誰でも知っている。
しかし誕生日が西暦2112年9月3日ということを知らない人は多い。
実は、なんとドラえもんには誕生日に使われている1、2、3、9の数字が
とても多く使われていることは、もっと知られていない。

「ドラえもんの不思議なポケット」という、ドラえもんについての
データや秘密の道具などを紹介しているサイトによると、

・身長…129.3cm
・体重…129.3kg
・バスト…129.3cm
・ウエスト…129.3cm
・ヒップ…129.3cm
・足の長さ…129.3mm
・パワー…129.3馬力

すべてに129.3という数字が使われている。
このドラえもんのサイズに繰り返し出てくる129.3数字は、
のび太の学年が小学4年ということで、連載開始当時の小学4年生の
平均身長から引用したらしい。
尚、アニメでは、ドラえもんの身長は1メートル程度になるよう
作画されているそうだ。
しかし、体重は129.3キロのドラえもんが、のび太の頭に乗ったり、
のび太がドラえもんを抱き上げたり、のび太とシーソーに乗ったり、
のび太と取っ組み合いの喧嘩をするような描写もあるようだが、
まぁ、あまり深くは考えないようにしよう。

誕生日の設定も、この129.3という数字にあわせて設定されたのだろう。
実際に「ドラえもん」というマンガが世に生まれたのは1969年。
小学館発行の学年誌の一部にて連載が開始された
(いずれも1970年1月号で、当時の作者名義は「藤子不二雄」)
ドラえもんというキャラクターの思いつきは、作者の藤本氏が
締め切りに追われていた時、ドラネコのノミ取りを始めてしまったという
経験があったことなどを回想しているうちに、
ついに締め切りになり、階段を駆け下りた時、娘さんの起き上がりこぼしに
つまずいた瞬間「ドラネコと起き上がりこぼし」というアイデアが結びつき、
この世にドラえもんが誕生したそうだ。
ということで、ドラえもん生誕から40年ということになる。

しかしながら、Googleのロゴにドラえもんが登場するとは驚きだった。
どこでもドア、タケコプター、スモールライトと有名アイテムが
ロゴに織り込まれていロゴ、Googleもなかなかやるね。
なにはともあれ、日本を代表するアイドル「ドラえもん」誕生日おめでとう♪


ディケイド最終回

2009年09月02日(水)

最近は政治ブログ化してきたので、少し政治ネタは封印。
民主党政権お手並み拝見だしね。
というわけで今日は自分らしい日記を書いてみたい。
自分らしい?日記で、いきなり仮面ライダーネタだか(^^;)

仮面ライダーディケイドの最終回、録画していたのをやっと観た。
そして驚いた…というより呆れた( ̄◇ ̄;)
全てを破壊すると言われたディケイドは、
最後に自分の番組まで破壊してしまったようだ。

ガキの頃から特撮モノが好きで、ヒーローモノが好きで、仮面ライダーが好き。
なので擁護したい気持ちもあるが、あまりにも中途半端な終わらせ方。
何だ、この投げっ放し的なオチは!?
映画の予告がなければ少年誌でよく見る打ち切りにしか見えなかったぞ。
仲間の大切さは、くどいくらいに伝わってきたけど、
世界の融合とか、渡の正体とか、鳴滝っていったい何だったのとか、
そもそもディケイドとは何なのか、謎だらけのまま映画に続くって言われても…。

最近、テレビなのに最初から映画に繋げることを目的とした
終わり方をする番組が多いような気がする。
「ガンダムOO」や「東のエデン」もそうだったが
「ガンダムOO」の場合はテレビでそれなりに終わらせ、
続きは映画なのでまだ理解できる。
だが、このディケイドは、どう考えても期間が短くて、
広げた風呂敷をたたみきれず仕方ないから映画にします、
そんな感じに思えてしまう。
やはりテレビ放送でも一応の納得のいく完結を迎えてほしかった。
と言うかテレビ版は最終回までの間に決着をつけるというのが
毎週、観てくれている視聴者に対しての最低限のマナーではないだろうか。
本当にこれは酷すぎる。
真剣に見ていた子供たちはどう思っているんだろう。
だいたい夏の映画「オールライダー対大ショッカー」との
リンクなんて全くないし、
「本当の最終回を観たい人は金を払って観なさい」という、
東映の金儲けに走り過ぎて、作品を大事にするという姿勢が全く見えない。
もし石ノ森先生が生きてたら激怒してるよな、きっと。
それに、映画をやらない地域だってあるのに…。

ファンが飽きるまで映画で引っ張られ続ける仮面ライダー電王や、
「オールライダー対大ショッカー」が最終回という触れ込みだったはずが、
実は12月12日が本当の最終回(?)である仮面ライダーディケイド、
ここ最近のライダーは、どうも「商売っ気」の犠牲に
なっているような気がして不憫だ。
作品に対する不満というよりも、むしろライダーの人気を餌にして
ブランド自体を貶めている製作サイドに不満爆発だよ。
といいつつも電王以降、今まで全部映画は観に行っているんだけど…ヾ(^-^;)
とりあえず冬の劇場版でキッチリとストーリーが補完されることを期待したい。
というか、最終話から3ヶ月も経って劇場版って、ヘタすると客は入らないのでは?

来週から始まる仮面ライダーW。これもディケイドと同じく
「10周年プロジェクト・秋の陣」というスタンスなので
どのように扱われるのか妙な心配をしてしまうな…。


今後の政局

2009年09月01日(火)

選挙前日の日記で少し書いたことが現実になりそうだ。
大勝して政権交代を実現した民主党にとって、今回の選挙結果の最大の衝撃、
それは社民党が7議席を獲得したことではないだろうか?
どうやら社民党には、かつての弱かった阪神タイガースを、
何があっても応援し続けてきたファンがいたのと同じく、
どういう状態になっても応援を続ける社会党時代以来の、
熱心な固定ファンが存在し続けているようだ。
そのため議席を失うことなく、衆院に7つの議席をキープした。
そして、この結果は連立する民主党に今後、社民党の政策を受け入れろ!と
相当、強行に主張し続けるのではないだろうか。
外交や防衛など、誕生したばかりの鳩山内閣にとっては、
かなり鬱陶しい存在になるのは間違いないはずだ。

そして、社民党の鬱陶しい主張を受け入れなかった場合、
もし社民党が連立離脱をしたなら、参院は過半数を持ってない上に、
衆院でも「再議決」に必要は3分の2を持っていないことになり、
民主党の政権運営は非常に厳しいものになる。
だからと言って、社民の要求を聞いて「高速道路無料化」「子供手当て」を
見直しなどしたら、アッという間にマスコミから叩かれ、国民の支持を失う。
しかし、社民党に近づきすぎれば、党内の右よりの集団の反発を招くだろう。

これに対し、小沢一郎が、どこまで我慢し続けるか?それが見物だな。
小沢一郎のみならず、鳩山総理も右よりの人だから、
本当は左よりの社民党などと組みたいはずがない。
しかし、組まないと参議院の議席が足りず、自民党を悩ませたねじれ現象が起こる。

先日の日記では、小沢一郎がそれに対し打つ手は、
公明党との連携になるのではないかと思ったが、それはやはりないようだ。
それは来年には参議院の選挙がある。
よほど素晴らしい政権の姿を見せられない限り、確実に今回の総選挙に対する
いわゆる「揺り戻し」が起き、民主単独過半数という結果よりも、
自民党の議席が増えるという形になりやすいものだ。
そこに持ってきて、あれほど批判していた公明党との連立などをした場合、
有権者に呆れられ、逆に参議院で自民党単独過半数という事すら起きかねない。
小沢一郎がそれを先読みできないわけがない。
なので社民党を切って、公明党との連立はないと思う。
だからと言って、今回の選挙で予想外の健闘を見せた
「みんなの党」を連立に加えても、参議院に議席を持っていない以上、
何にも変わらない。
一番の良作は自民党の参議院議員を一本釣りで、10人ほどを民主党に引っ張り込む、
あるいは新党を作らせてしまう。などの手がある。
そのような画策を実現されることができれば、社民党を切っても
国民新党と合わせ、何とか過半数を得ることが出来るようになる。

あと、それ以上の秘策は、公明党との連立ではなく「合併」と言う可能性。
連立ならば批判は強まるだろうが、公明党が解党して
民主党に吸収される形での合併なら、国民からの批判も少なくなる。
特に今回、公明党は太田代表ら幹部が全員落選したので、
新しい執行部が立ち上がるはずだ。
新代表が誰になるか分からないが、これまで自民党と組んでいた公明党とは
別の形を出すようになれば、民主党との政策協議を行い、
かつて衆院で公明党が新進党に合流したように、
一気に民主党に集団入信入党となったりすることも予測できるのでは?
公明党の勢力を手に入れれば、衆議院は憲法改正すら可能な議席を単独で持てるし、
参議院も堂々と単独過半数に届き、国民新党や社民党などに
「言う事を聞かないなら連立から出て行け」と言う強い姿勢を打ち出せる。
公明党にしても、細川、羽田両内閣後、1999年の小渕内閣からの
政権政党と言ううま味、さらに公明党のアキレス腱である
池田名誉会長の国会喚問阻止のためなら、
政党の体を無くすことなど、些細な問題として容認されるのではないだろうか。
おそらく、そういう感じで喉に刺さった骨のような社民党を切り捨て、
来たる来年の参議院選挙そして次の総選挙での
小沢独裁体制確立を目指すのではないか?
あくまでも個人的な予想だが。

まぁ、しかし…政権を取った以上は本当に素晴らしい政治をしてもらいたいものだ。
「民主党になったら、これまでの自民党政権とは全然違う。
本当に国民のことを考え、世界に向けて堂々とできる政権ができた」と…
そういう政権になってほしい。
これは散々、民主党を批判してきたが、皮肉でも何でもなく、本気でそう思う。
そうじゃないと、日本は大変な事態になってしまうし…。

もし民主党政権が、最初の3ヶ月で思い切ったこと、約束した政策を
実現できるという印象を国民に与えることができなければ、
政党政治に対する国民の信頼はゼロになってしまう可能性が高いだけに、
なんとしても頑張ってほしいものだ。
特に最初の予算編成。これが肝心だろうね。

もしここで、これまで主張してきたような無駄の排除や組み換えで
ある程度の「財源」を確保して見せることができなければ、
民主党はマニフェストを無視するか、赤字国債を発行するかの2者択一を迫られる。
最初から完璧なものはできないだろうが、ある程度は財源を見つけ出し、
できれば4年後には財源から「埋蔵金」を排除し、
それを赤字国債返還に当てるくらいの物を見せてもらいたいね。

まぁ、誕生する民主党内閣に期待する。それしかない。
ただ、もう一つの大きな問題になりそうなのが国家戦略局。
100人を超える政治家が政府に入ることが、果たして本当にプラスに働くのか?
キャリア官僚というのは、良くも悪くも
日本という国を見て政策を打ち、実行しようとする。
彼らの身分は保証されているだけに、目先の事に左右されずに済むのだから。
だが、100人の政治家たちはそうじゃない。
彼らは「選挙に負けたらただの人」になってしまうのだ。
なので、どうしても時には国よりも地元優先なのである。
実際、民主党がモデルとしているイギリスでは、最近そういう問題が起き、
見直しを検討しているらしいし。

もし、国家戦略局が「国<地元」と言うことを打ち出せば、
キャリア官僚の反発を招き、国政が停滞しかねない。
誰が国家戦略局担当相になるのか、これは非常に重要だろう。
実力と決断力、それを持った政治家じゃないと、正直どうにもならんね。


ということで、ちょっと疑っているのだが、
もしかしたら、これは全て小沢一郎の仕組んだ
シナリオ通りだったんじゃないのかな?ってこと。
あの大久保秘書の逮捕、あそこから全部、
小沢一郎が仕組んだシナリオだったのではって。
確かに、あそこまでは当時の民主党代表であった小沢一郎は
麻生総理よりも支持を得ていた。
だが、西松建設の捜査は確実に小沢事務所に迫っていた。
もし、総選挙後にそれが表に出たら、総理就任後アッという間に辞任となる。
いくら検察を押さえ込んだとしても、一旦権力を握った者には
厳しく当たるマスコミが見逃し続けるはずがない。
そうなる前に自ら「内閣総理大臣」の椅子を諦め、裏のボスになることで
自らの宿願を果たそうと決めたのではないだろうか?そんな気がする。
そう考えれば「政局よりも政策」と言い続けていた麻生総理が、
あの「大久保秘書」逮捕という絶好のチャンスでも、
補正予算成立前には解散に打って出られない。

その後は自ら代表から身を引き、後継にロボットとして操縦しやすい
ポッポ鳩山を据えることで、おそらく自分は入閣することをせず、
幹事長として民主党を握り、政権を自在に操ろう。そう決めたような気がする。
そう考えると大久保秘書の逮捕のタイミングは、まさしく絶妙。
早すぎれば解散をされただろうし、遅くなれば選挙に影響が出た。
しかも、あれを「政府による国策捜査」という形で、
本来なら追及されるべき小沢事務所の問題から目を逸らすことにも成功しただけに、
まさしく「政局屋」「選挙屋」の面目躍如と言って良い。
なんせ小沢一郎は、あの田中角栄や竹下登の下で政治を学んだ。
今の政治家の中で唯一、根っからの政治家ならぬ政治屋だから。

自民党はどうなるのか?
残念ながら、古賀誠や加藤紘一らが当選し、政治家として残ってしまったため、
完全に自民党の汚物が一掃され、新たな自民党に
生まれ変わることにはならなかった。
しかし、とにかく壊滅的なダメージを受けた自民党だが、
民主党が一気にこのまま、かつての自民党のような
大勢力になり続けられる可能性は小さいだけに、
再生のため全力を挙げるべきだろう。
それでもまだ変わることができない自民党に嫌気がさした
本当の改革保守勢力が自民党を割って出て、
一方で小沢独裁体制に反発する民主党改革保守派が合流し、
真の意味での「第3極」の誕生、それがあれば次の選挙が期待できるのだが、
そこまで真の政治家って今はいるのかな?

でもまぁ、とりあえずは鳩山次期総理には素晴らしい内閣を作り、
素晴らしい政治をしてもらいたいものだ。


民主党政権

2009年08月31日(月)

昨日は試合から帰ってきてから選挙に行き、それから24時間テレビを観ていた。
イモトアヤコのゴールは番組内で間に合わず、選挙特番の中で中継するので
観たくもない日本テレビの選挙特番を観ていたが、なかなか中継されず、
結局、だいぶ経ってから録画中継された。
これにより選挙特番の視聴率は日本テレビの圧勝だったみたいだな。
選挙特番なんて他局に任せて、ゴールまでずっと生中継を続けていれば
もっと視聴率が稼げたと思うのになぁ。

さて、予想通り政権が交代した。
民主党の圧勝による自民党歴史的惨敗。
最終的に民主308、自民119だったが、各局が予想した
民主単独での320超えには届かなかったので、意外と自民は健闘したのかな?
今回の結果を見て正直なところ、前回の「郵政選挙」ほどの衝撃はない。
民主単独で再議決が可能な3分の2以上の320議席を超えたら
さすがに驚いたんだろうが、そこまでは行かなかった。
まぁ、民主党やポッポ鳩山が評価されたというよりも、
国民が長年続いていた自民党に愛想が尽きたって感じだ。

これから鳩山由紀夫が組閣に当たって最も注意しなければならない事、
それは新閣僚の徹底した身体検査だろう。
厳格に調査して少しでも問題ある人間は
いくら能力があっても任命するべきではない。
閣僚を打診された人間も、民主党政権をすぐに崩壊させたくないなら
正直に答えるべきだ。
安倍内閣は閣僚に潰されたという話がある。
国民投票法成立、防衛庁の省昇格など、
これまでの歴代総理が成し得なかった偉業を
次々と実現させた安倍晋三は有頂天になってしまった。
そして遂に禁断のパンドラの箱であった公務員制度改革まで
本気で行おうとしてしまった。
これに抵抗する官僚によって閣僚の不祥事が次々にリークされて、
遂には政権崩壊してしまった。
歴史に名を残す名宰相になるはずが、政権を途中で投げ出した
ダメ総理になってしまったのだ。

マニフェストの柱のひとつに掲げた以上、
民主党は公務員制度改革をやらざるを得ない。
官僚とて馬鹿ではない。公務員制度改革が全く行われなくて済むとは思っていない。
それでは世論が黙っていないし。
大切なのは「随所に抜け道がたくさんある骨抜きの改革」となること。
民主党がこれに妥協して、最初から骨抜き案を出すなら問題ない。
だが、本気でやる気であれば、また官僚との真剣勝負となる。
すでに小沢秘書の逮捕や鳩山の死人献金問題などは
官僚側の予防線とも言われる。
ちなみに検察もキャリア官僚が牛耳る組織ということ忘れてはいけない。

閣僚をいかに厳選したところで、最大の不安は鳩山総理自身だろう。
既に政治の金の問題が出始めている。
今までは野党の党首だったから大事にならずに済んでいるが、
総理になれば当然違ってくる。
あるいは短命かもしれない。個人的には短命と思っている。
なので民主党は「ポスト鳩山」を今から考えておくべきだろう。
でないと、せっかく自民党を下野させておきながら
東京佐川急便事件でミソを付け、政権を放り出してしまった
細川護熙の二の舞だ。
まぁ、順当にいえば岡田克也かな。
民主党代表選の時からクリーンなイメージといわれる。
その評判が事実ならば問題ないが…。
いずれにしても国民の期待が高い分、民主党にとっては
並々ならぬ厳しい政局運営の連続になりそうだ。
一番怖い敵は野党の自民党などではなく、
手足として使うことになった官僚達であることを忘れてはならない…。

今後、経験の少ない議員の多い民主党が、国民からのプレッシャーに負けず、
また連立する社民党や国民新党のワガママに負けず、
そして伏魔殿とも言われる官僚と渡り合って、
ちゃんと国政が出来るのかどうか?
すぐに内閣が組織され、高い支持率が発表されると思うが、
なんかボロが出るのも早いような気もするけど、
国民が未熟な与党にどこまで我慢できるのか見守っていきたい気分だね。


政権交代選挙

2009年08月29日(土)

いよいよ明日は総選挙。
そして民主党を中心とした、社民党、国民新党、新党日本などとの
連立内閣が誕生する可能性が高い。
一部の予想では民主党は320議席にも達し、民主党単独で衆議院での
再可決が可能なほどの大勝利もあると言われている。
まぁ、望むべくは、それほどの大勝利を民主党に与えることなく、
何とか260議席くらいでとどめておいてほしいものだ。

それはさておき、誕生する「鳩山内閣」はどうなるのか?
考えられるのは誕生前後にゴタゴタが起きるということ。
「社民党」の動きがその最初の1歩だろう。
すでに選挙結果も出ないうちに、民主党のマニフェストの中の
「高速道路無料化」と「子供手当て」の見直しを要求すると言っている。
高速道路が無料化すれば、エコロジーに逆行する可能性が有るし、
子供手当てを26000円も支給することで、現在有る「子育て支援」が
ないがしろにされる恐れがあるとか。
社民党の言いたい事は分からなくもないが、要求している2つは、
ある意味、民主党の今回のマニフェスト最大の目玉じゃないのか?

社民党がここまで強気に攻められるのは、あくまで「参議院」に持っている
社民党の5議席があるからだろう。
この僅か5議席がなくなると、民主党政権は、
どれほど大量の議席を衆議院に持っていたとしても、
今の自民党政権と同じく、衆参ねじれ現象の中で
苦しい政権運営を最初から強いられることになる。
だから本当は、インド洋上給油以上のアフガニスタンでのテロとの戦いでの
日本が出来る国際支援活動を見出せないままの民主党は、
色んな理屈をつけて、来年1月以降もインド洋上給油を続けたいところだろう。
しかし、社民党が内閣に入る以上、即時撤退を「外交の継続性」を理由に
来年1月まで引き伸ばしたのが精一杯だった。
これまで政権運営の実績が全くない民主党にとって、
スムーズな政権のスタートを切るのは最低条件だから。

だが、この2つのマニフェストに文句をつけられたりして
それを丸呑みするようでは、民主党は国民から大嘘つき呼ばわりされてしまう。
社民党の勘違い、思い上がりが簡単に収まるとも思えない。
こうなればポッポ鳩山ではどうにもできないので小沢一郎の出番が来る。
最初は社民党の弱点、外に出せない部分を探り出し、
そこに脅しを掛けることになるだろう。
福島みずほ、辻元清美だけでは、どう考えても小沢一郎と戦えないのは明らか。
自ら矛を収めざるを得ないはず。

しかし、一度こう言う付け上がった態度を示した社民党を抱えて行くことなど、
小沢一郎に我慢ができるはずはない。
自民党内部に手を突っ込んで、参議院議員を10人近く引き抜いたり、
もしくは、それが不可能なら、臆面も無く双方の思いが一致する
公明党との連携に走るかもしれない。
公明党なら社民党よりは付き合いやすいだろう。
それなりに甘い汁を吸わせてやれば言うことを聞くだろうし、
言う事を聞かなければ、最終的には「池田名誉会長を国会喚問するぞ!」
この一言で押さえつけられるからね。

それでも民主党内閣は非常に厳しいと思う。
おそらく最初の3ヶ月、ここで何らかの結果を出せなければ
一気に内閣支持率に影響が出るはずだ。
鳩山内閣スタート時の内閣支持率って、どのくらいになるのかな?
それも少し興味あるね。
まぁ、もともと民主党が支持された、と言うよりも
自民党が呆れられたから政権が取れるのだろうし。
それに、つい最近まで「宇宙人」だの「小沢のロボット」だのと言う
見方をされていた鳩山総理(予定者)だけに、
70〜80%台の支持率でのスタートならまだしも、50%台なんてスタートだと、
3ヶ月もその人気は持たないだろうね。

すでに防衛大綱が見直されるとのことで、防衛省の予算が
まったく作れない状態になってるらしいし、
各省庁も、やってくると言われている100名を超えると国ではなく、
地元を見ている政治屋たちが、どういう動きをし、何を求めるのかに
戦々恐々なんだろう。
果たしてスムーズに予算編成が進むのか?
民主党のマニフェスト、期限が切られているものは予定通りにできるのか?
早速、来年の予算の財源が足りないから「赤字国債」発行などになれば
民主党政権への期待は一気に失望に変わる。

ただ、民主党の怖さは、そういう自分たちの実力不足を覆い隠すため
「日米核密約」などの公開など、日本の外交上、防衛上必要な秘密を
国民の前に明らかにして、自民党は国民を欺き続けていたと暴露し、
交わそうとする可能性が高い。
核密約くらいなら、すでにアメリカの公文書が表に出ているから良い様なものの、
それだけじゃ済まない可能性が高いのが怖い。
自治労がバックにいるだけに一般の国家公務員の不祥事とか、
都合が悪い部分は眼を瞑りながら、国民受けするキャリアの不祥事などを
大げさに取り上げ、自民党政権を叩く。そういうこと平気でやりそうだ。

そういう不安を払拭し「なるほど、民主党政権はおぼつかないところも有るが、
自民党政治とは全く違う。良い政権だ」と思われるような政権運営、
国政をやってほしいけどね。まぁ無理だと思うがヾ(^-^;)

民主党政権が誕生して良いことは、今回の総選挙で自民党のいわゆる
「重鎮」と言うのが、かなり落選しそうなこと。
中には、厚顔無恥に来年の参院選でのカムバックを目指す輩もいるだろうが、
発言力が低下し、自民党が本当に再生するのには非常に良い展開になりそうだ。
残念ながら加藤紘一や古賀誠は当選しそうだけど。

いずれにしても明日の総選挙で民主党政権が誕生するのは間違いないだろう。
マスコミの対応が、どういう風に進むのか?ちょっと興味ありだ。
そんな自分だが、いまだ明日の選挙、誰に、そしてどの党に投票しようか
決めかねている状況だ。
民主党の勝利は間違いないので、民主党には絶対に入れないけどね。
流れからして政権交代は仕方ないが、おいしい言葉しか言わずに
国民を騙し続けている民主党は信用できないからね。


飲酒運転

2009年08月27日(木)

今は道交法が改正となり「酒気帯び」でも一発で免許取り消し処分だ。
まぁ、酒を飲んだ後の運転なんて論外なので一発取り消しで当たり前だ。
むしろ、なぜ以前は一発取り消しじゃなかったのか不思議なくらいだ。
本当に法改正が遅すぎた。

まぁ、もともと酒を飲んでも運転してしまうような馬鹿者は、
運転免許証が無くても平気で車の運転をしてしまうのだろうな…と思う。
飲んで運転する奴の神経は正常じゃないし。
なので、こういったタイプの奴らは失うものも少ないので、
言うなれば無敵状態なのかも(-o-;)
誰かを犠牲にして、初めて事の重大さに気づく連中が、
世の中には存在することを自覚しなければならないことは悲しいことだ。
ひょっとしたら気づかないかもしれない、でもこれが現実だ。
いくら刑罰を重くしても、飲んで正常の神経じゃないから
まったく抑止力にはならないし…。

こうなってくると、飲酒運転を防止する策は
ソフトよりもハードに移行しなければならなくなる。
車自体にアルコールを検知する仕組みがないと抜本的対策は無理かもしれない。
代行料金を払いたくないケチな奴に始まり、飲むほどに運転したくなる確信犯、
シラフの時に事故を起こしたのと違い、酔っているため
結局その瞬間を覚えていないので、反省のしようもないという
原始人間に戻ってしまった連中に対策といってもなぁ…。
酒を禁止すると、かつてのアメリカの禁酒法の時代になってしまうし…、

飲酒運転による悲惨な事故が多数報道されているのに、
一向に同様の事故が減らないのは、こんな連中が世の中にはうようよいる証拠。
先日も現役の警察官がとんでもない事故を起こした。

こういった連中は、これまでの飲酒運転の悲惨な事故のニュースを
見てないのだろうか?
それとも、自分だけは大丈夫とでも思っているのだろうか?
もし、そうだとしたら本当の馬鹿野郎だな。


幸福を実現する党?

2009年08月26日(水)

衆院選まであと少し。
各党の宣伝カーがうるさい。
そんな中、一番活発に動き回っているのが幸福実現党の宣伝カーかもしれない。
ここの党の選挙本部だが、実は銀座にあるので本当によく目にする。
老舗甘味屋が撤退したビルすべてを借り、ものすごくキレイにリフォームしてある。
しかし…なんともスゴイ無駄遣いなんだ。
それだけの金があったら、もっと違うことに使ってほしいよ。

なんと言うか、いよいよ幸福の科学もオウム真理教・麻原彰康ロードを
歩き出したのだろうか?
まさか全員落選した後にばら撒くサリンは作ってないだろうな?

一体、大川隆法に何があったんだろう?
最初は選挙に出ないと言っておきながら、やっぱ出る、いや出ない、結局は…。
なんだか、だんだん、おかしくなってきたな。
当初は自分の本を読んで、その論文提出する事で入会ができ、
出世できるシステムで上手に本を売って、その利益で大きくするシステムとか、
紀尾井町のビルに本部を置くとか、宗教集団にしては賢いと思っていたが、
どんどんおかしくなってきた。
前回の都議選といい、今回の総選挙での無駄遣いは、すさまじいものがある。
本人はどうやら「創価学会よりも集票力はある」などと言ってるくらいだから、
本気で議席が取れると思ってるらしいヾ(・ω・o) ォィォィ
だが100%間違いなく全員揃って泡沫候補のまま討ち死にだね。
小選挙区すべてに候補を立てているのだから、
供託金没収額だけでも、ものすごい金額になりそうだ。
まぁ、すべては信者様からのお布施で税金もかからない金だから
捨てるほどあるんだろうが…。
信者数がどれくらいなのかははっきりしないが、
「幸福の科学」が公式に言っている1000万人もいるわけないだろうよ。
あの創価学会ですら宗教学者の見込みで、最大値でも2000万程度と言うのだから、
幸福の科学なんて、せいぜい100万もいれば上等だろう。

全員落選しても別に痛くも痒くもないだろうが、またオウムのように
「宗教弾圧が行なわれた」とか言い出しそうで、それが鬱陶しい。
オウムも、あの全員落選をきっかけに
異常な宗教団体になっていったという経緯も有るし。
それとも偉大なるエル・カンターレの法力が全員当選させてくれるんかね?
まぁ、だけど全小選挙区に候補を立てられる機動力って、
これは素直に凄いと思うが、宗教って、やっぱり恐ろしく感じてしまう。
絶対にかかわりたくないね。


野球はツーアウトから

2009年08月25日(火)

甲子園が終わると夏もそろそろ終わる…毎年思うことだ。
それにしても昨日行われた甲子園決勝は、
まさに歴史的決勝戦と言っていい試合だった。
仕事中、途中経過が気になってネットや携帯で何度か見ていた。
一挙6点を挙げたビッグイニングもあり、8回終了時で10対4。
新潟県の初優勝はダメか…と思うより、すでに「終わった」と感じていた。
ところが最終回ツーアウトから怒涛の反撃。
結果、負けたとは言え9回二死から5点を奪って1点差まで詰め寄り、
最後の打者は超いい当たりのサードライナー。
なんだか奇跡的な事が漫画でもなく起こったんだと感じてしまった。

よく野球は「ツーアウトから」と言う。
その言葉を何百回と聞かされた少年時代、そしてこれまでの数十年。
テレビでは野球解説者がお決まりの如く、何度もその都度連呼する。
たとえそれが10対0でも言ったりする。

「なに言ってんだよ、そんな格言どこから来てるんだ」
そんな風に冷めて呆れている自分がいたのも事実である。
しかし、甲子園のしかも決勝の大舞台で10対0ではなくとも
ツーアウトで6点差が、まさか1点差まで迫ることが実際に起こるとは。

日大文理は負けたが「野球は最後の最後までわからない」
今まで口では言っても心から言っていなかったかもしれない。
だが、これからは心から言えそうだ。
やはり「最後まで諦めるな」だ。

その言葉、もっと早く知っていれば人生が変わったかも?
人生もツーアウトから、そうありたいなんて高校生から教わった気分だ。
今年の夏も感動をありがとう。


余談であるが、夏の甲子園と世界陸上を見ていて、ふと気づいたのが
日本の伝統文化と日本人の知恵だ。
かなり昔に1度だけ夏の甲子園を観戦しに行ったことがあるが、
夏の甲子園は異常なくらいに暑い。
この暑さは人間だけでなく、中継するテレビカメラにも天敵らしく、
中継カメラには暑さ対策に「よしず」がかけられていた。
今大会でも試合中継で映るバックネット裏のカメラにも「よしず」が…。
テレビカメラと「よしず」の組み合わせは、見た目はあまり良くないが、
今や「よしず」も100円ショップでも売られているぐらいで、なんといっても安い。
それでカメラの暑さ対策になっているのだから、
まさに日本の伝統文化と日本人の知恵である。

一方、ドイツで行われた世界陸上。さすがに「よしず」は使われていない。
専用のカバーでカメラ全体に覆っていた。
夏の屋外競技中継に日本人の知恵を見たね。

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master