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2009年08月25日(火)
甲子園が終わると夏もそろそろ終わる…毎年思うことだ。 それにしても昨日行われた甲子園決勝は、 まさに歴史的決勝戦と言っていい試合だった。 仕事中、途中経過が気になってネットや携帯で何度か見ていた。 一挙6点を挙げたビッグイニングもあり、8回終了時で10対4。 新潟県の初優勝はダメか…と思うより、すでに「終わった」と感じていた。 ところが最終回ツーアウトから怒涛の反撃。 結果、負けたとは言え9回二死から5点を奪って1点差まで詰め寄り、 最後の打者は超いい当たりのサードライナー。 なんだか奇跡的な事が漫画でもなく起こったんだと感じてしまった。
よく野球は「ツーアウトから」と言う。 その言葉を何百回と聞かされた少年時代、そしてこれまでの数十年。 テレビでは野球解説者がお決まりの如く、何度もその都度連呼する。 たとえそれが10対0でも言ったりする。
「なに言ってんだよ、そんな格言どこから来てるんだ」 そんな風に冷めて呆れている自分がいたのも事実である。 しかし、甲子園のしかも決勝の大舞台で10対0ではなくとも ツーアウトで6点差が、まさか1点差まで迫ることが実際に起こるとは。
日大文理は負けたが「野球は最後の最後までわからない」 今まで口では言っても心から言っていなかったかもしれない。 だが、これからは心から言えそうだ。 やはり「最後まで諦めるな」だ。
その言葉、もっと早く知っていれば人生が変わったかも? 人生もツーアウトから、そうありたいなんて高校生から教わった気分だ。 今年の夏も感動をありがとう。
余談であるが、夏の甲子園と世界陸上を見ていて、ふと気づいたのが 日本の伝統文化と日本人の知恵だ。 かなり昔に1度だけ夏の甲子園を観戦しに行ったことがあるが、 夏の甲子園は異常なくらいに暑い。 この暑さは人間だけでなく、中継するテレビカメラにも天敵らしく、 中継カメラには暑さ対策に「よしず」がかけられていた。 今大会でも試合中継で映るバックネット裏のカメラにも「よしず」が…。 テレビカメラと「よしず」の組み合わせは、見た目はあまり良くないが、 今や「よしず」も100円ショップでも売られているぐらいで、なんといっても安い。 それでカメラの暑さ対策になっているのだから、 まさに日本の伝統文化と日本人の知恵である。
一方、ドイツで行われた世界陸上。さすがに「よしず」は使われていない。 専用のカバーでカメラ全体に覆っていた。 夏の屋外競技中継に日本人の知恵を見たね。
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