Web Masterの日記



仮面ライダーW

2009年06月24日(水)

ディケイドも残り数話で終了し、次11人目の平成ライダーの名前は
「仮面ライダーW」でバンダイから商標登録が多数、提出されている。
これは以前にも日記に書いたが、すでに画像もネットで流失していた。
その姿を最初に見た時は、あまりにも斬新なので言葉を失った。

「仮面ライダーW」のWの意味はよく分からなかったが、
リークされた画像を見ると何となく分かったね。
まぁ、名は体を表すってことだね。
スタイルやマスクはオーソドックスだけど、驚きはカラーリング。
体の左右半分で色が違うとは…(・ω・;)(;・ω・)
Wカラーリングは赤と黒。
さらに左右の中心にはシルバーのラインが縦にまっすぐ伸びている。
よく見ると肩のアーマーが、赤側にはゴールド、
黒側には紫っぽいラインが入っている。
詳しくは画像の下半分にアーマーだけが写っているが、
アーマーだけの画像は上の画像とは違った組み合わせとなっていて
下の画像からだと緑とグレーのアーマーもあるようだ。

またまた話しを左上の画像に戻して、体だけではなく顔も左右で色違い担っている。
これって、キカイダーやアシュラ男爵っぽいな…。
そういえばキカイダーも原作は石ノ森章太郎だっけ。
ちょっと気になるのは、目も同色で作られているところ。
黒側の顔の目は赤色で分かりやすいが、赤側の目も同じ赤なので同化している。
遠目で見ると「のっぺらぼう」っぽい感じにも見えてしまう。
「のっぺらぼう」っぽいところと、シンプルなスタイルから
「ペプシマン」っぽいとも酷評されているけど…。

バイクは久しぶりにレーサータイプだ。
フロントカウル辺りに触覚っぽいものが付いているけど
なんだかガンダムの触覚みたいだな。
スタイルは普通っぽいが、カラーリングがWである。
前後を斜めに分けたWカラーだ。
どうせなら緑のタイヤを作れば良かったのに。

しかし、ここまで2色化されるとフィギュアとか出したとき楽そうだな。
ライダーの方も手間が掛からないようなカラーリングになったってことか?
時代はエコだから仕方ないのかな?

今までのライダーにない斬新なスタイルだけど、
Wを表すのに上下で分けたカラーリングではインパクトに欠けるが、
左右なら、これほどインパクトが強いとはね。
まぁ、何はともあれ仮面ライダーは見た目ではないのでストーリーに期待したい。
面白いストーリーになればスタイルなんて気にならなくなるしね。

最新情報では夏の映画でお披露目みたいだ。
そして変身するのは2人だとか。
う〜ん、キカイダーだけでなくバロム1の要素も入っているのか。
もう、何でも有なんだな、最近のライダーは。
でもバロム1の原作者はゴルゴ13の「さいとう・たかを」だっけ。
キカイダーもバロム1も制作は東映だから有りなのか?

何でも有りと言えば、ディケイドは今週、来週とディエンドの世界だが、
その次は何と「シンケンジャーの世界」に行くそうだ。
初めて番組内で戦隊とライダーのコラボが実現する。
殿と士の俺様対決はあるのか?
もう、ここまで何でも有りなら、いっそ「プリキュアの世界」にも行ってほしいぞ。

※画像はblogタイプの方に掲載


ニュースから

2009年06月23日(火)

今日はめちゃめちゃ暑かったな。
完璧に真夏の陽射しだったな。
東京でも30度オーバーで今年一番の暑さだったとか。
でも明日は再び雨の予報も…。
早く梅雨が明けてカラッとした天候になってほしいね。

さて、今日の日記は今朝の新聞に掲載されていたニュースから2つほど。

●コンビニ
今日のトップニュースにもあったが、
公取委がセブンイレブン値引き制限を不当と認定した件について。
まぁ、これは画期的かもしれない。
おそらく世論の多数は加盟店オーナー側の主張に賛同しただろう。
現状では、それが当然のことだと思う。
だが、コンビニエンスストアという全く新しいコンセプトの店舗を
根付かせるに当たっては、本社が打ち出した「定価販売」という戦略は
必要悪だったと感じる。
「コンビニは値引きしない」これが長年、世間の常識であり、
利用者はこの前提の下にコンビニを利用してきた。
仮に最初から価格設定を自由にしていれば、大きな購買層を抱える店舗は
早くから薄利多売戦略を行い、収益を上げることができただろう。
だが、それほど購買力が高くない地域では、それは不可能だ。
結果的に「安く売るコンビニ」と「安く売れないコンビニ」が出てくる。
消費者は当然、安い店から買う。

今や全国のどこへ行ってもコンビニがある。4年前の調査では
全国のコンビニ数は約4万店舗と郵便局の約2万4千局を大きく上回る。
これほどまで店舗を拡大できたのは、定価販売を常識化させて、
たとえ過疎地であっても利益を確保できたことが大きいだろう。
しかし昨今、コンビニ経営の本社自体が低価格弁当を販売したり、
一部商品の値引きを実施したりと、コンビニももう
「定価販売」を維持していける時代ではなくなってきているのは事実だ。
24時間営業に踏み切るスーパーも増加し
「安さのスーパーVS便利なコンビニ」という棲み分けは崩れつつある。
こうした状況の中で、今回のような流れは必然かもしれない。

今回のニュースを見て、昔のナショナル対ダイエーのテレビ戦争を思い出した。
かつてナショナル(現パナソニック)は全国の電機店をネットワーク化して
特約店制度という画期的なシステムを確立した。
特約店制度の理念は「共存共栄」である。
「ナショナルと共に繁栄していきましょう」という考えだった。
ナショナルは、そのために様々な援助をするので、
販売店同士は潰し合い競争をしないでください…ということで、定価販売を求めた。
値引き競争で倒産する電機店が出れば、特約店が減少してしまう。
ナショナル創始者である松下幸之助の
「水道哲学=水道のように全国に製品を供給する」にとって、
全国をネットワーク化した特約店制度は不可欠であったのだ。
しかし、これに打撃を与える流通グループが現れた。
「価格破壊」を宣言した中内功のダイエーである。
もちろん家電も低価格で販売したので、これに対してナショナルは
ダイエーへのテレビ販売を停止した。
これがナショナル対ダイエーのテレビ戦争と呼ばれた事件だ。

松下幸之助も中内功も、今でも高く評価される優秀な経営者だ。
「水道哲学」も「価格破壊」もしっかりした理念だし、どちらが正しく、
どちらが間違っているとは言えない。
強いて言うならば「時代の流れ」による激突だったのかもしれない。
今回のコンビニ値引き騒動も同様のことを感じた。
消費者にとっては歓迎すべきことだと思うが、多くのコンビニ経営者にとっては
厳しい時代の幕開けになると言えるのではないだろうか。


●信じられない
今月1日に横浜市都筑区の交差点で女性看護師3人が巻き込まれて死亡した事故、
6月4日の日記後半で、危険運転致死罪を適用しても良いケース、
「自動車運転過失致死」などで済むことがないよう、
徹底的にやってほしい…と書いたが、車を運転していた18歳の大学生は、
自動車運転過失致死傷の非行事実で横浜家裁に送致、
危険運転致死傷罪の適用は見送ったというニュースが新聞の片隅に載っていた。

横浜地検と神奈川県警は「故意の赤信号無視」があった事故で問われる
危険運転致死傷罪の適用も視野に捜査を進めていたようだ。
捜査関係者の話によると、少年の車より先に交差点手前で停止した車の運転手や、
通行人など複数の目撃者の証言が浮上し、地検や県警はこれらの証言や物証などから、
少年が赤信号を無視して交差点に入ったとの見方を強めたが、
少年は「交差点手前では黄信号で、入ったときは赤だった」と信号無視を否認、
その後は黙秘を続けているという。
このため、危険運転致死傷罪の適用で必要な「故意」の赤信号無視という点の
立証が難しく、同罪の適用は見送った模様だという。
(一部、朝日新聞より転載)

・刑法211条2項
自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、
七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
ただし、その傷害が軽いときは情状により、その刑を免除することができる。

だそうだ(-o-;)
赤信号を無視して交差点に突入したことは目撃者の証言などで
はっきりしているのに「交差点手前では黄信号で、入ったときは赤だった」と
信号無視を否認し、その後は黙秘を続ければ、なんと危険運転致死傷ではなく
自動車運転過失致死傷になってしまうのか…(・ω・;)

危険運転なら懲役20年〜25年だったが、この危険極まりない運転をした奴は
何の罪も落ち度もない3人の看護師さんの命を奪っておきながら、
懲役7年以下とは信じられない。
未成年だという事が加味されたりして、もっと軽く4〜5年になるかもしれない。

こんなやり切れないニュースを見るたびに思うことがある。
「やっぱり人を殺したくなったら車に限る」ってことヾ(・ω・o) ォィォィ
赤信号を無視して突っ込んでも「黄色だった!」と主張して
あとは余計なことを話さずに黙秘したらいい。
酒を飲んで運転して事故を起こしても、それなりにまともに現場まで行ければ
危険運転致死罪には簡単にならない。
何人殺しても、最高で懲役7年だし、場合によっては軽減されて
せいぜい数年で元の生活に戻れる。
それで人を沢山殺せるんだから、本当に車での殺人に優しい国、
不謹慎だけどマジでそう思ってしまうよ。


ドラマ「白い春」終わっちゃったな。
だけど、あの終わり方って酷すぎるんじゃないのか…。


オタマジャクシ

2009年06月22日(月)

先日、各ニュースで話題になった不可思議な現象、
空から降ってくるオタマジャクシについて。
その超常現象騒動は、石川県で始まり、その後、新潟や岩手、広島、静岡や埼玉など、
日本各地で同じ様なことが起こった。
竜巻説や鳥が吐き出した説、さらには宇宙人説が出ては消え、
結局のところ真相はいまだ解らずじまいのまま。

このように空から何かが降ってくるという現象は、
実は昔から世界中で起こっており、今でも原因は分かっていないという。
そうした現象を「ファフロツキーズ現象」と呼ぶそうだ。
何が降ってくるかというと様々で、今回のオタマジャクシや小魚だけではなく、
世界中ではカエル、イワシなど小さな生き物の場合が多いが、
中にはワニ、カブトムシの幼虫、スチールウール、肉片、コインなど
不思議なモノが降ってきたという記録が残されている。
カブトムシの幼虫やワニなんて降ってきたら、卒倒してしまうな。

今回、最初の石川県の原因は謎だけど、どうせその後、各地での現象は
便乗した誰かのイタズラだと思っている。
これは今から4年前に全国各地で発見された
ガードレールの三角形破片騒動にちょっと似ているね。
事の発端は自転車に乗っていた中学生が、この破片でケガしたことだった。
それがマスコミで報道されると、各地で同様の被害が報告された。
調べてみると、謎の三角破片が各地のガードレールで発見、
謎の三角形を巡って数々の憶測が飛び交ったっけ。
確か、この時も宇宙人説やら秘密結社説なんていうバカげたものまであった。

最終的には、これはガードレールに擦って剥がれた車のドアの金属片だということが
科学的に証明されて決着がといて、その後は誰も話題にすることはなかった。
まぁ、原因が解れば謎でも何でもないしね。

日本各地で空から降るオタマジャクシ。
これも愉快犯による連続イタズラだと思う。
最近は騒がれなくなったが、マスコミが騒げば騒ぐほど、
各地でオタマジャクシが降るだろう。
生き物を大切にするためにもマスコミはもう騒がないでもらいたいね。


くそっ!

2009年06月21日(日)

昨日、危惧したとおり起きたらヒドイ雨降り。
昨日はあんなに晴れていたのに、朝からこれほど雨が降るとは…。
こんなに降っていたら絶対に中止だと思いながら、
まさかを信じて三郷へ確認の電話を入れるが当然、雨天中止。

3試合連続雨天順延のために5月に1試合もできなかったが、
6月に入り、2週連続で天候に恵まれ、今大会の前半戦も
1試合を残すのみとなったのに、ここでまた雨天順延とは…。
これでSリーグは梅雨期間は一時中断に入るため、
今日予定していた試合は梅雨明け後の7月最終日曜か8月最初の日曜になる。
せっかくの首位攻防戦も、まさに水入り。
もし今日、試合ができて勝利すれば、単独首位に躍り出て
折り返すことができたのに、また間が開いてしまうのは本当に残念だ。

やっぱり今季は雨のために試合日程がうまくいかないな。
今後、台風シーズンから秋雨前線の時期はどうなってしまうのだろうか?
今年もゲリラ豪雨があるかもしれないし。
それでも昨年は何とか16試合を消化することができたけど、
今年は昨年よりも試合消化ペースが遅いので、
さらに試合数が減ってしまうかもね。

雨には勝てないのが草野球、そんなこと20年前から知ってはいるが、
やっぱり雨天中止になると空を見ながら「くそっ!」と思ってしまう。


寿司食べ放題

2009年06月20日(土)

朝、床屋に行き、夕方は西浦家と一緒に晴海にあるトリトンスクエア内の
寿司屋で食べ放題。
ウニもアワビも中トロもボタンエビも全部食べ放題。
普段はちゃんとした寿司屋なのでネタも新鮮で美味かった。
アワビと中トロを五貫ずつくらい食べてしまった。
しばらく寿司はいらないと思うほど大量喰い。
いまだに腹が苦しい…。
昨日が誕生日だと言ったら、特別にハモの梅肉のせをサービスで出してくれた。
ハモなんて食う機会ないので、少し得した気分。
だけど誕生日の証明を見せなかったけど良かったのかな?

なんか明日の天候が不安だな。
無事にSリーグ前半最後の試合ができることを祈るのみ。


臓器移植法改正

2009年06月19日(金)

昨日の日記の最後にも書いたが、今日は誕生日♪
正真正銘、ハッピーバースデー俺♪
ということで、誕生日関連の記述はこれでお終い。
昨日も書いたが、もう特に感動も何もないんだよね。
またひとつ年をとった…そんな感じだけ。
なので誕生日の日も通常通りの日記ヾ(^-^;)

昨日のトップニュースにもあったが、4つの案が提出され、
最悪の場合は全てが過半数に達せず、廃案の可能性も指摘されていた
臓器移植法改正だが、予想外の形でA案が過半数を獲得し、衆議院を通過した。
A案が成立したという事で「脳死が人の死」として認定され、
移植の年齢制限も撤廃。
また、本人の承諾がなくても家族の承諾があれば移植できるようになった。

しかし、まだ参議院での審議が残っているので、果たしてこのままストレートに
A案が通過するか?それとも一部改正が行なわれるか?
または参議院で採決前に衆議院が解散した場合、
参院に送られた法案はすべて廃案となるため、また1からやり直しになるか?
いずれにしても、まだまだどうなるのか、はっきりしていない。
だが、今回の衆議院では、自民党も民主党も「死生観に関わる問題」という事で
党議拘束を掛けず、個人の自由な考えで採決に臨ませていた。
事実、麻生総理も鳩山代表もA案には反対票を投じていたし、
小泉元総理や福田、安倍など総理経験者や小沢一郎は賛成票だった。
参議院での審議でも党議拘束をかけないという。

あくまでも個人的な考えであるが、脳死は人の死だと思っている。
もし、自分が脳死状態になったら、臓器でも何でも
どんどん使えるものは有効に使ってほしいと思う。
だが、仮に家族がそうなった時、脳死状態の身内を見て、
死んだと思えるかどうかは、そのような状態になってみないと何とも言えない。

多くの人も同じ考えではないだろうか?
想像するに、両親なら、もう十分に生きてきたという感じもあるので、
脳死=人の死と受け入れやすいとは思う。
配偶者も大人だし、何とか断腸の思いで受け入れられるかな?
だが、果たして子供がそのような状況になった時、
呼吸はしているのに脳死=人の死と簡単に受け入れられるかどうか…。
自分には子供がいないが、子を持つ親の立場だったと考えたら自信が無いかも。
まぁ、完全に脳死状態で、痛みも苦しみも何にも感じない、
機械が止まれば確実にそのまま呼吸も止まって楽に逝ける…というなら、
涙を飲んで受け入れられるような気もするが、
もしかしたら、この子は痛みを感じているんじゃないか?
声が聞こえているんじゃないか?などと思うと、
なかなか容易に受け入れられないかもしれないね。

「脳死が人の死」ということになるのであれば、判定基準を明確に示してほしい。
万が一にも使える臓器があるから、助かる命が有るから、
まだ死んでないものを脳死と認定するようなことが無いように、
はっきり、きちんとした基準を作ってほしいものだ。

もう二度と動くことがなく、感情も感覚もなく、
体だけが機械で生かされているのは「生(せい)」ではない、と思うから、
それなら有効に臓器が誰かの命を助けるのであれば、
可能な限りそうしてほしいとも思う。
あとは家族としての感情の問題だろうが…。

例え脳死が人の死だとしても、脳死になった者を、
まだ何とか生かしてほしいと言う、
心臓が完全に停止するまで、その瞬間まで努力をしてほしいと言う
家族の要望があれば、受け入れても良いと思う。
脳死だから、死んだんだから一般の死体と同様に葬儀を行い火葬をしなさい。
などと言うことになるのは、もう少し国民的な合意が出来てからにしないとね。

脳死…、臓器移植…、家族の気持ち…
いずれも分かることだけに難しい話だなぁ。


党首討論

2009年06月18日(木)

昨日、麻生VS鳩山兄の第2回党首討論があった。
前回は敵前逃亡した小沢の尻拭いのため、
ほぼ全般「麻生のターン」が続いてボコボコにされた
民主党のポッポ鳩山代表だったが、
問題発言や問題行動の多かったアルカイダ鳩山弟が総務大臣を更迭され、
「クビを切る方を間違えた」麻生政権の支持率が激減した中での討論となり、
事態は前回とは真逆の「鳩山のターン」ばかりだった。

前回の失敗を踏まえ、ポッポ鳩山は戦略を変えて攻めた。
「国民が不安なこと」をどうするのか?
これは見ていてよく分かった。

まず、国の金が足りないなら、どうするか?
1・無駄遣いをなくす
2・借金する
3・増税する
このような3つの方法がある。
官僚の言うことばかり聞いているから1ではなく2、
それがダメなら3の方にすぐ行ってしまう。

この鳩山発言には少なからず共感した人も多いのではないだろうか。
今回も麻生首相は、官僚から聞いてきた数字を、
そのまま述べている箇所が多く見られた。
それを見て「無駄遣いを無くせ!って言っているじゃないか!
そこんとこ、ちゃんと答えてくれよ!」と思った人も多いはず。

また、麻生首相は財源優先というばかりで消費税の増税を主張した。
少しは今の無駄使い体制を正す気があるのか疑問に感じた。
確かに消費税を増税しないと、日本の将来の財政は危うくなる。
それは口には出さなくても、ほとんどの国民は承知している。
しかし、今の官僚のやりっぱなしの無駄を細かく正すことが、まず先決だろうよ。
麻生総理は、その程度の無駄をなくしても国の財政は良くならないし、
すべての無駄をなくすることはできないと言う。
しかし、だからと言って無駄をなくする努力をやらずに、
増税一本槍では国民はたまらない。

今回、マスコミは民主・鳩山優勢と論じているが、
ポッポ鳩山の発言の方が国民に受けただけであると思う。
より国民目線の発言だったから。
だけど民主党だって、実はたいしたことは言っていないし、実行力も疑問だ。
はっきり言って、具体策は言わないというか何も考えていない感じだし、
論点もすりかえているし…。
まあ、麻生首相の現実主義に対して鳩山代表の理想主義かな。
政権担当与党と野党では、ある程度は仕方がない傾向であると思うけどね。

ただ麻生首相が「アニメの殿堂」を安倍、福田政権のせいにしたのは
かなり心象が悪かったね。
あと、今回はヤジが少なくて良かったと思ったら、事前に
「議事の妨げとなるような言動は厳に慎まなければならない」と
書かれた文書が配られていたらしい。
今時、生徒総会どころか小学校の児童会ですら、ヤジを飛ばさず
きちんと議論するだろうよ。
それなのに国民の代表である政治家の皆様へ
事前に文書が配られたなんて呆れてしまう。
本当に政治家のレベルって下がってるな。
こんなバカな連中が日本の舵を取っているなんて…
やっぱり日本の未来は暗すぎるよ。



そういえば今日は岡本玲の誕生日だ。
いや、日付がすでに変わっている。
なので、ハッピーバースデー俺!
岡本玲と1日違いというだけで、なんか少し嬉しいけど
もう、この年齢になると特別に感慨も何もないな。


インターフェア

2009年06月17日(水)

先日の試合、2打席目に人生2度目の打撃妨害出塁をした。
試合中、ベンチでも菊池と「あのキャッチャー、前にかまえすぎて怖いな」
なんて話をしていたが、まさか打撃妨害出塁の常連である田辺ではなく
自分がキャッチャーのミットを叩いてしまうとは(・ω・;)

場面は無死満塁の大チャンス。
大きい当たりなど必要ないので当然、バットは短めに持ってミートを心掛けた。
最悪、ボテボテの内野ゴロでも1点は入るので、気負いはなかった。
相手投手の直球はスピードがあり、変化球のスライダーも
球速はほとんどストレートと変わらなかったので、
若干、いつもより後ろ目の打席で構えていたけど…。
そしてツーストライクまで追い込まれてから外角寄りの直球、
見逃せばボールにもストライクにも取られそうなコースなので
当然カットに行った。
ボールにはかすったと思ったが、バットから不思議な手応えが伝わってきた。
ボールと一緒にキャッチャーミットにもバットがかすっていた。

すぐさま「当たった!」とミットを指さして審判にアピールしたが、
審判も分かっていたので、すぐさま左手の甲を右手で叩く動作で
「インターフェア」を宣告してくれたので、楽に一塁へ。
満塁だったために押し出しとなり貴重な追加点。
そしてここから一気に点が入って1イニング一挙9点を奪い
大事な一戦に完勝することが出来た。
帰宅後、スコアをまとめている時に調べてみたら
打撃妨害で押し出しの場合でも打者には打点が付くことが判明。
捕手には失策が付くのに打者に打点が付くとはラッキーだった。

ところで打撃妨害でも守備妨害でも野球用語は「インターフェア」であり、
走塁妨害のみ「オブストラクション」と言う。
この言葉の区別って、よく分からないまま、ずっと野球をやってきたかも。
なので、いい機会だと思い、ちょっと調べてみた。

●INTERFERENCE(インターフェアランス)…邪魔、妨害、干渉、衝突
攻撃側の場合、打撃についているチームが野手のプレイに干渉したり、
妨げたり、阻害となった場合を言い(守備妨害)、
守備側の場合は、投球を打とうとする打者を妨げる野手の行為を言う(打撃妨害)

打球を処理しようとしている野手を走者が避けようとせず、
その野手に衝突した場合は完璧に守備妨害。
また、投手の投げたボールがホーム上に来る前に捕手が前に出て捕る行為も
完全なる打撃妨害である。

●OBSTRUCTION(オブストラクション…障害、妨害、さえぎり
ボールを持っていない野手、またはボールを処理する行為をしていない野手が
走者の進塁を妨げた場合を言う。
このボールを持っていない野手というのが重要であり、
走塁ライン上に立っていて走者がぶつかれば完全なるオブストラクション。

だいたい妨害行為に関しては分かっていても、
インターフェアを日本語に訳すと何なのかは分からない人が多いだろう。
自分も初めてインターフェアランスの略だというのを知った。
だけど、インターフェアもオブストラクションも、
和訳よると、ほとんど違いが無いようなので、
どの妨害もひとつの言葉で統一すればと思ってしまうね。
まぁ、単純に日本語で言えばいいだけのことだけど。
変に英語を使おうとして走塁妨害なのに「インターフェア!」と言ってしまい、
「走塁妨害はオブストラクションだ」と突っ込まれるくらいなら、
日本語で「走塁妨害!」と言った方が早いだろうし。
インターフェアとオブストラクションを調べてみて、
改めて日本語の機能性は英語よりはるかに高いことが認識できた…かな。


二足のわらじ

2009年06月16日(火)

最期まで王道を貫いた真のプロレスラー・三沢光晴、
死亡したニュースを扱ったワイドショーは三沢がNOAHの社長だった事に触れて
「レスラーと社長を兼務するのは負担が大き過ぎるのではないか。
そういう組織も改めるべき」みたいな意見を言っていた。
プロレス会社の社長は伝統的にレスラーが務めている。
長年、全日本プロレスの社長はジャイアント馬場だったし、
新日本プロレスの社長はアントニオ猪木だった。

以前、読んだことのある「プロレス仕掛け人は死なず」という本。
著者は新間久。長年、新日本プロレスの専務として
闘魂十番勝負などを仕掛けた人であり、猪木の腹心だった人物だが
袂を分けた後は訴訟沙汰にまでなったっけ。
その新間解任から旧UWF設立までの過程を描いた一種の暴露本である。
これを読むと、猪木、長州、藤波、前田などのレスラーが
当時の新日でどんなポジションにいて、どんな事を考えて、
何をしていたのかが、新間氏の視点からではあるが色々と覗えて面白かった。
そして、もうひとつ、この本の特徴は愚痴が非常に多いということ。
随所に新間氏の愚痴が書かれていた。
その内容は「レスラーは自分の言うことを全然聞かない。専務なのに…」
という感じで笑えた。
専務として会社にベストな事業を展開しようとしているのに、
レスラーがそれに従わないというのだ。
そして新間氏が挙げる理由は「レスラーは、プロレス団体は
レスラーのファィトで食っているという自負が強いから」
確かにそうだろう。

これを読んで、ある歴史上の人物を思い出した。それは石田三成。
豊臣秀吉の死後、三成は豊臣政権維持のために様々に画策する。
しかし加藤清正や福島正則らがそれに従わずに豊臣政権は滅ぶ。
加藤や福島が徳川に味方したのは、反三成感情が原因とまで言われている。
「戦場で何の働きもしない者が偉そうに指図するな」ということだ。
加藤や福島がレスラーで三成がフロントの新間氏と重なった。

また、高橋留美子の漫画「犬夜叉」の中で「七人隊」が登場する。
荒くれ者7人の集団が犬夜叉の敵として立ち塞がる。
まぁ、黒沢明の「七人の侍」の侍7人全員が敵役になったような感じ。
とにかく強い、その強敵6人を何とか倒して、最後に首領の蛮骨だけが残る。
犬夜叉との最終決戦だが、これがまた強い。
他の6人も相当強かったが、最後の蛮骨は段違いに強い。
そして蛮骨が犬夜叉に言った言葉
「俺がどうして、あの人殺し集団を束ねてこられたか知っているか?
それは俺が一番強かったからだよ!」

話を戻すが、プロレス会社の社長はレスラーが務めるのが慣例となっている。
それは強いレスラーでなければ荒くれ者揃いのレスラー達を
束ねられないからではないのだろうか?
一般社会の人間が「社長とレスラーの兼務は大変」なんて常識で述べるのは、
単に机上の空論なのかもしれない。


三沢…

2009年06月15日(月)

日記を2日も書かなかったのは久しぶりかも。
土曜日は長かった歯医者へ最後の通院。
一応、これで通院は終わりだが、親知らずを抜いたほうがいいらしいので
大学病院への紹介状を書いてもらい、そのうち抜きに行かなければならない。
歯医者の後、上石神井の実家へ行った。
そして帰宅後、ショックなことが…。
ショックが大きすぎて日記を書く気力が起きなかった。
日曜日は試合後、すぐに帰宅して食事、風呂、
そして15時からマンションの理事会に出席。
なんか面倒な問題も出てきて今月の理事会は2時間くらいかかった。
いろいろ頭を使ったので、かなり疲れて早めに寝てしまったので日記をスルー。

さて、土曜日の夜に知ったショックなこととは…。
あの三沢光晴選手が亡くなった。
最初に、このニュースを知った時は「嘘だろ?」と…。
広島グリーンアリーナで開催された大会のメインイベント、GHCタッグ選手権の
王者・バイソン・スミス&齋藤彰俊VS挑戦者・三沢光晴&潮崎豪において
三沢選手が齋藤選手のバックドロップを浴びて動けなくなり
試合はレフェリーストップ。
AEDを使用して蘇生したが心肺停止のまま…。

プロレスファンなら「あの受身の上手い三沢がなぜ?」と…。
いまだに信じられない。
三沢を有名にしたのは2代目タイガーマスク。
だけど一番強烈に印象に残っているのは超世代軍から始り、全日の四天王時代だ。
三沢、川田、小橋、田上、ハンセン、ウィリアムズ、ベイダー、高山、エース、秋山。
馬場さんが唸るほどの高度な技術と受身を身に付け、
1990年代のプロレスを引っ張った功績はプロレス界の宝石箱である。
特に超世代軍(三沢、川田、小橋、菊池)の時代は空前絶後の激しい試合の連続に
深夜枠でも高視聴率を連発した。
福沢朗アナウンサーの「ジャストミート!」はこの時代に生まれた。
また四天王(三沢、川田、小橋、田上)の、完成度の高いプロレスは
職人芸の連続でファンを歓喜させた。
日本のプロレス史上、この時代を真の黄金期とするプロレス・マニアも多く、
プロレスが最高度に熟成した時代の中心人物が三沢光晴だった。
この1990年代の全日本プロレスが深夜枠であったことは残念極まる。
多くの少年達に見てほしい感動的な戦いの連続だった。
特に三冠ヘビーの時には地鳴りが響くほどの観客のストンピングと声援、
凄まじい激闘の数々。この時の全日は本当にすごかった。

ちなみに自分の一番の思い出の試合は、金沢で始めて世界タッグを奪取した
三沢&川田VSゴディ&ウィリアムスかな。
本当に感動的な試合だった。

しかし、御大ジャイアント馬場が亡くなり、ゴタゴタの中でNOAHを立ち上げる。
三沢光晴と共に行動を起こしたレスラーの人数を見て、
「この人は本当に信頼されている人なんだ」と感じた。
だからこそ、ファンもついていったんだと思う。
そして三沢の著作「理想主義者」という本が刊行された。
経営の意思決定をトップダウンではなくボトムアップで。
さらに白GHCベルトの創設や数々の面白いイベントやコスプレまで。
馬場さんの「明るく面白く激しく」を実践し、なおかつ他団体とも交流を図って、
蝶野選手との友情から生まれた対抗戦など、歴史的なイベントを成功させてきた。
セメントやらアングルやら八百長など関係ない。
プロレスの面白さは、やっぱりこの人が作ってきたと信じて疑わない。

三沢を喪い、これからNOAHは、いや日本の、世界のプロレスは
どうなってしまうんだろう。
これは損失などという生易しい表現では語れないほどの歴史的なことだ。
こんなこと…この事件からプロレス界が大きく舵をとり
進路を変えざるを得なくなっていくのだろうか…。
奇しくも三沢の団体名は「NOAH」

プロレス界を次代へ担う命を負い船出したリーダーを我々は失ってしまった。
偉大なる水先案内を亡くした船は、これから誰がどこへ導いてくれるというのか…。
大いなる不安を抱き、我々ファンは、ただ今は三沢の冥福を祈ることしかできない。

よくレスラーは「リングで死ねたら本望」と言うが、
本当に死んでしまってはダメだよ。
三沢のエルボー、もう見ることはできない。
ジャンボ鶴田、冬木弘道、ジャイアント馬場、そして橋本真也、
いずれの時もショックだったが、今回はリングの上ということもあり
ショックというより受け入れたくない気持ちの方が強かった。

三沢光晴を絶対に忘れない。
いや、忘れられないプロレスラーだ。
ありがとう、三沢光晴。
スパルタンXの入場テーマ曲がいつまでも頭の中でリフレインしている。

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