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2009年05月22日(金)
NTTドコモは民間企業ながら、未だに電電公社時代を感じさせる商品を 次々と開発してくる。 いわゆる親方日の丸体質と言うか、売れそうもないものを 堂々と発売してくるので呆れてしまう。 特に2005年にサービスを開始したプッシュトーク。 まぁ、サービスを開始した時から 「よくぞこんなものを発売した」と呆れたものだ。 それも当時、人気絶頂のKAT-TUNをCMに起用した。
グループで最大5人まで登録でき、登録した仲間内に一斉送信できるのだが、 トランシーバー方式で同時会話ができないどころか、 1プッシュで話せる時間は最大30秒。 不便極まりない通話方法に加え、こんな旧石器時代の通話方法が 無料サービスではなく、1プッシュ5.25円の有料ときたもんだ。 その後、値段を下げたり、定額制にするなど、もがきをみせたが、 ウィルコムやソフトバンクの定額の音声通話に対抗するための悪あがきだった。 最初から、こんなものが流行るわけないと思っていたら、 案の定、来年9月末をもってサービスを終了することになったというではないか。
そういえば2007年6月頃には、wiiのような体感型ゲームを機能を搭載したっけ。 ボーリングの投球フォームをすることで、ゲームが携帯の画面上で展開される。 しかし、こんなものも不要、無用である。 また、同じくこの年にナンバーポータビリティで 劣勢に立たされていたドコモが反撃の狼煙として、 ドッチーモの再来を彷彿とさせる2in1を発売した。 1台の携帯で2つの電話番号を使い分けられるというもの。 これらも今はどうなっているのやら。
ドコモは市場投入しても流行りそうもない機能を時代の人気者を使うCM戦略で 無理やり売り出そうとする変な体質がある。 そういうところが、親方日の丸の官僚体質に映ってしまう。
さして次なる失敗が、今コマーシャルを始めているBee Tvだろう。 ワンセグですら、そんなに使う人は少ないのに、誰がこんな番組を観るんだ? BeeTVは月額が315円と金額的には妥当だろうが、 パケホーダイに加入していないと、あっという間にパケ死してしまうだろう。 しかし、こんなものを観たがる人がいるのかね? 間違いなく何年後かには撤退するはずだ。
金があるからこんな無駄なことの開発をするのか? 税金を無駄遣いする官僚体質そのものだな。 そんな無駄遣いするなら、もっと基本料金を安くするなど ユーザーのニーズに合わせたサービスをしてもらいたいよ。
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