Web Masterの日記



新記録達成

2009年04月17日(金)

昨日に続き、今日もメチャメチャ忙しかったな。
ほんと最近、忙しい。
まぁ、今のご時世、忙しいことは有難いことだと感謝しなければ。

さて、昨日書こうと思っていたこと。
って、もう今日は新記録達成か…さすがだな。

WBC後に胃潰瘍が発覚してDL入り(故障者リスト)していた
イチロー選手が昨日復帰し、復帰一発目の試合で、いきなりやってくれた。
初めて開幕から8試合も欠場していたイチローだが、
張本勲氏の持つ3085安打に並ぶ2安打を放った。
それもシアトルまで駆け付けた張本氏の前で、ド派手な満塁ホームランで。
さらに今日の試合で、あっさりと張本氏の記録を塗り替える
日米通算3086本目まで打ってしまうとは。

イチローは、やはり何かを持っている男だ。
日本人最多安打のタイ記録となるヒットを満塁ホームランで飾り、
すぐ翌日に新記録を樹立、新たな伝説を打ち立ててくれた。
今季は前人未到のメジャー新記録となる9年連続200安打を目指すイチロー、
胃潰瘍で出遅れていたが、きっとイチローならやってくれるだろう。

イチローが戻ってきた一方でレッドソックスの松坂がDL入り、
さらにイチローの同僚である城島までもがDL入りしてしまった。
WBC世界一のバッテリーが開幕直後に故障者リスト入りは衝撃的である。
松坂は2試合に登板して2度ともKOされた。
特に2度目の試合では1イニングを投げただけで5失点KOと
ショッキングな内容だっただけに、どう見ても本調子でないのは明らか。
城島もWBC前の合宿の時から違和感があったらしいが、ついに右太もも裏を肉離れ。
WBCの疲労も重なっていると首脳陣は語っているが、実際にそうなのかもしれない。
日本でも岩隈やダルビッシュもペナントに入ってから
本来の投球が出来ていないように感じるし…。
イチローに続いて松坂や城島までもがDL入りなので、
次回以降のWBCにますます非協力的な姿勢をする球団が増えてしまいそうで不安だ。
そもそも開催時期がシーズン前というのが、おかしいのだから…。

松坂には、ゆっくり肩を休めて本来のボールを取り戻して
メジャーのマウンドに戻ってきてもらいたい。
WBC2大会連続MVPの実績は伊達じゃない。
世界最高峰のピッチャーなのだから、しっかりと治してもらいたいと思う。

ちなみに故障者リストのDLとはDisabled Listの略。


疲れた

2009年04月16日(木)

やっぱイチローってすごいね。
まさに千両役者だ。
いろいろ書きたいけど、かなりお疲れのため、今日は断念。


未来ブーム

2009年04月15日(水)

自分が子供の頃、1970年代という時代だったからかもしれないが、
雑誌でもマンガでも「未来ネタ」が多かった気がする。
最近はほとんど見かけることはなくなったが、
いわゆる「未来ブーム」みたいな。
1970年前後に一番盛り上がったのは1970年の大阪万博の影響だろう。
みんな大阪万博で「未来」を意識したのかも。
日本で初めて「月の石」が公開されたのも大阪万博だった。

また、この1970年前後は日本を代表するSF作家達が活躍した時期でもある。
小松左京、星新一、筒井康隆の「SF御三家」が華々しくSF小説を出していた。
その後「ドラえもん」など、テクノロジーの進歩を純粋に信じる
「近未来ファンタジー」が人気となり、1980年代に入ると
発達しすぎたテクノロジーによる退廃的な近未来が舞台の
サイバーパンクというSFジャンルまで誕生した。
しかし、これ以降、荒唐無稽な未来を描く作品は減り、ブームも収まったように思う。
なぜ収まったのか?
現代人はテクノロジーの未来も限界も、客観的に見ているからではないだろうか。
要は現実的になり、夢を見れなくなってしまった…というか、
今を生きるのに精一杯で、夢を見る余裕すらなくなってしまった…
と言うことかも。寂しい現実である。

日本中がバラ色の未来を夢見たのは、1969年のアポロ月面着陸や
1970年の大阪万博の頃から。
高度経済成長の真っ只中だったし、どんどん生活が良くなって、
敗戦国である日本が、世界をリードするだろうという期待もあった。
その後、パソコンの衝撃的な登場や、世紀末から21世紀という区切りも
未来への期待感に拍車をかけた。
しかし、経済成長の後には環境問題が残り、
明るいだけの未来は想像しづらいどころか、
時代は明るい未来など考えられなくなってきた。

「未来ブーム」の栄枯盛衰。
確かにこの先の未来、期待よりも不安の大きい人の方がはるかに多いよな…。


「7」

2009年04月14日(火)

自分が今年で20年間も背負っている背番号は「7」である。
なぜ「7」にしたのか?
本当は一緒にチームを作ったテッチャンが「3」を選んだので、
自分は「1」にしようとひそかに思った。
チーム創設者の特権で良い数字を優先的に貰うことはできたので
「1」を背負うことは容易だった。
だけど「1」は自分には重すぎた。
なんせ自分の世代で「1番」と言えば世界の王選手しかいない。
そんな恐れ多い数字を背負うことは自分には絶対に無理だと分かっていた。
で、単純に次の候補が「7」だっただけ。
理由は当時の西武ライオンズのチームリーダー石毛が付けていたから。
たった、これだけの理由である。
「7」が特に好きな数字というわけでもなかった。
むしろ「5」とか「8」の方が好きだったかもしれない。
だが、このチームをライオンズの石毛のような熱い気持ちで
引っ張っていく気持ちがあったから、石毛と同じ「7」にしたのだと思う。

「7」は縁起がよい数字である。
なので世間には「7」に関する様々なものがある。
まず「七」の訓読みは「なな」で、音読みは「しち」であるが、
「しち」という読みが言いにくく、また一(いち)、四(し)、八(はち)と
聞き間違えやすいことから、他の数字なら音読みする文脈でも
70(ななじゅう)など訓読みすることが多い。
ただし「七月(しちがつ)」は聞き間違いを意識的に
排除する場合を除き、音読みする。
名数では他の数字同様、後に続く語が音読みか訓読みかによって読みが決まる。
「七福神(しちふくじん)」「七草(ななくさ)」など
希に後に音読みが続くにもかかわらず訓読みするものもある
「七不思議(ななふしぎ)など。

●「7」にまつわる縁起の良いもの

★春の七草
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
今の呼び名にすると「せり、ぺんぺん草、母子草、繁縷、子鬼田平子、蕪、大根」
であるが現在名の方が何だかよく分からないものもある。
なぜ1月7日に七草粥を食べるのかは諸説あるものの、
通説は「おせち料理やお餅などで、もたれた胃腸を回復させるとともに
不足した野菜を摂取する」という理由がもっともらしい。
蕪や大根が入っているところからしても、この説は説得力がある。
ただし七草粥の風習は古くは平安時代からあったようなので、
この説はむしろ結果論的な意味合いが大きいかもしれない。

★七福神
恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天、福禄寿、寿老人、布袋の7つの神様の集まり。
元旦の夜に七福神が乗った「宝船」の絵を枕元に入れて寝ると
良い初夢が見られると言われている。
また初詣に七福神巡りをすると、その年1年間は幸せになれるなどの信仰もある。
ちなみに大黒天、毘沙門天、弁才天はインド出身。
福禄寿、寿老人、布袋は中国出身。
恵比寿のみが日本出身であり「神様の3ヶ国協議」状態なのだ。

★曜日
日、月、火、水、木、金、土で、言うまでもなく太陽から土星までの星。
昔は明るい星が他の恒星とは別物であると認識していたことから、
この7つの星が特別な扱いを受けており、暦にも使われるようになったようだ。

★ラッキーセブン
古くは関武志とポール牧の漫才コンビ名で有名。って知らない人も多いよな。
なんで「7」がラッキーかというと、これも諸説ある。
ジャックダニエルが7軒の店で成功したからとか、
メジャーリーグの試合で7回に大逆転して勝利したことがあったからなどだが、
真偽のところは定かではない。
英語圏を中心とする西洋では「7」は幸運の数字であるとされ
ラッキーセブンと呼ばれている。

★七洋(七海)
世界中の7箇所の海を指す。
昔なら南シナ海、ベンガル湾、アラビア海、ペルシャ湾、紅海、地中海、大西洋。
今は南太平洋、北太平洋、南大西洋、北大西洋、インド洋、北極海、南極海のこと。

★虹
日本では虹の色は赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色とされている。

★キリスト教の七大天使
ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルの四大天使に加え、
メタトロン、ラグエル、ラジエルの天使を加えた七人の天使達を主に指す。
また、新約聖書のヨハネの默示録では7つの門が登場する。
キリスト教に於いて人間を罪に導く可能性があるとされている
欲望や感情を七つの大罪ともいう。

★戦国七雄
古代中国の戦国時代の有力7ヶ7国のこと。
秦、魏、韓、趙、燕、斉、楚。

★G7
先進国首脳会議に参加する7ヶ国。
日本、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア。

★七味唐辛子
唐辛子を含む7種類の材料で作られた調味料で中に入っているのは
芥子(けし)、陳皮(ちんぴ=ミカンの皮)、胡麻(ごま)、山椒(さんしょう)、
麻の実(あさのみ)、紫蘇(しそ)、海苔(のり)、青海苔(あおのり)、
生姜(しょうが)、菜種(なたね)などから6種類組み合わせて
唐辛子と混ぜて七味にする。

★7のつく作品
007、ウルトラセブン、7人の侍、7人の刑事、七福星、荒野の7人、NANA
マイルドセブン、セブンスター、女性セブン。

★その他
サイコロの向かい合った面の目の合計はどれも7である。
様々な変化球やそれを持つ投手のことを七色の変化球という。
麻雀には七対子という役がある。また字牌は7種類である。
スロットマシンで7が揃うとフィーバーで7の名称は「ジャックポット」
ドラゴンボールでは何でも望みを聞いてくれるシェンロンを
呼び出すことの出来る7つのドラゴンボール集めが目的。


やはり「7」はラッキーな数字である。
20年前は簡単な理由で背負うことにした「7番」であるが、
いまは愛着もあり、一番好きな数字にもなった。
愛車のナンバーも「・・・7」だしね。
これからも「7」に愛を持って背負いながら戦い続けていきたい。


片腕マシンガール

2009年04月13日(月)

北米資本で製作され、YouTubeに予告編がアップされてから
あっという間に40万以上のアクセスが殺到、国内外で話題騒然となっていた作品。
その凄絶極まりない内容から、日本公開は、ほぼ無理と言われていたが、
“ゆうばり国際ファンタスティック映画祭”でのプレミアム上映を経て、
8月から日本の劇場で公開された。
復讐に燃えるヒロイン・アミを演じるのは、
人気急上昇中のグラビアアイドル・八代みなせ。
本作が映画初出演は思えない、スタントなしで挑んだアクション、
美しさと狂気に満ちた堂々の熱演で、観る者を釘付けにする。
(作品資料より)


予告編やネットでの評価を見て、かなり気になっていた作品である。
しかし東京では昨年8月から池袋のシネマ・ロサと
渋谷の小さな映画館で1日1回、それもレイトショー上映だったために、
なかなか観に行く機会がなかった。
気づいたら池袋も渋谷も上映終了となっていたので、
DVDが出たら絶対に観ようと思っていた。
レンタルが開始され、早速観賞してみたが期待通り、
いや期待以上の作品に大満足だった。
オープニングから派手だった。
右腕にマシンガン装着した女子高生が爽快に乱射!!
音楽も合ってるし、テンション上がりっぱなし。

唯一の肉親である弟をイジメによって殺され復讐に立ち上がったアミ。
イジメグループを追いつめる中、リーダー格だった子のところまでたどり着くが
そこは服部半蔵の末裔の忍びの血を受け継ぐヤクザ一家。
息子を愛するが故に数々の残虐行為を繰り返すこの一家、
限界超えた愛なのでドン引き(-ω-)ノ
だけど敵も味方も結局は愛する者の為、命かけて戦う。という王道のストーリー。
ただ、屈折描写が凄いね。すっごくわかりやすいバカ親像だったし。

ヤクザに切り取られた右腕に新しい腕…マシンガンを装着し、
再び乗り込むアミとミキ(同じく息子を失った母)
こっからラストバトル。
マシンガン装着のポーズやガンガンぶっ放す姿が更にかっこいい。
ぶっ放した後、銃口を上にスチャッと構えるとこが特にいい!
チェーンソー振り回すミキもクラクラするほどかっこいい。
片足もがれても、その足に装着するとは(^^;)
死にっぷりまでもが、かっこよかった。
最初から最後まで、全くダラける要素なし。目が離せなかった。
スピードもテンポも心地いい。
ただ、血はずっとずーーーーっと噴き出ているけど。
最後の最後、AMIが全ての復讐を終え、自ら命を絶とうとした瞬間…
風のざわめきと同時にガッと構えた顔とポーズ、
もぅ、鳥肌モノの最高のラストだった。

魂のこもったセリフまわし。
出演者の情念溢れる表情。
キッチリまとめられた脚本。
不謹慎極まりないギャグ。
大人から子供まで平等にミンチにされてゆく。
そして、それらがノンストップで続く。

アメリカのビデオ会社が制作費出資のビデオ映画。
殺戮と人体損壊のスプラッタ映画だが、特撮がチープなので、
まったくもってグロさが感じられない。むしろ爽快感さえある。
また、女優たちの身体能力が高く、かなりレベルの高いアクションを披露している。
脱力系のギャグもあり、かなり品質の高い「おバカ映画」である。

とても普通の人にはオススメできない映画であるが、
自分的には超絶的に面白かった!
最初から最後まで圧倒されっぱなし。
スプラッターってこんな面白くて良かったんだっけ?って感じ。
グロいシーン盛り沢山だけど、それ以上にウケるって!?
ドバドバ血が出て、バンバン人が死ぬ。
しかし、血の吹き出し方があまりに過剰。まるでスプリンクラーのよう。
シュワ〜〜〜 シュワワ〜〜ンって感じ。
それに切断された肉体も思い切り造型なので、残酷感はまったく無いし
全然、気持ち悪くならない。と言うか、むしろ笑えるくらい。
そういえばPGもRも付いていない映画だったね。

だけど、ふざけてると言われようとも、製作サイドの本気と愛が
溢れこぼれてる作品だったと思う。
この映画は完全なアメリカ資本でアメリカ向けに作られているので
海外の人の日本に対するイメージ、というかキーワードのようなモノが
ふんだんに取り入れられていて、それがまた笑いを誘った。
ほんと、大げさなんだよね。

朝食に天ざる。(^^;)
朝からてんぷら揚げてくれるお母さんなんているのか?
寿司は当然、イスの上であろうと、きちんと正座して食べる(・ω・;)
家の中を見渡しても、まずは薄型TVが、ドーンとあって、
その横には賞状やトロフィーなんかが飾ってあるし、
リビングの隅にはお父さんのゴルフ道具一式が(^^;)
夕食前にお父さんだけは風呂を済ませるとこなんかもウケた。
それとヤクザの家に金屏風は欠かせない。おまけに道場も持ってるし、
そして何といっても長〜い廊下があって、
お母さん(極妻)は当然、お着物(^^;)
だけど、エロを意識した、かなり変な着崩しだったけど。
そして忍者も従えていて、使用人がメイド服…(-ω-)ノ
昔の日本文化と今の日本文化を上手く取り入れていた。
他に小道具として日本刀や手裏剣は外せないね。

倫理とか、いろんな価値観をぶっ壊していて小気味良く、
素敵に暴力的で笑える大娯楽作。
人生に必要なことは「笑うこと」そして「真剣にふざける」こと。
この映画を観て、改めてそんなふうに思えたな。
命がけで真剣にふざけて、笑えて、楽しすぎて…。
なので「スプラッタ映画」と分類されたくないね。
個人的には超娯楽作品、傑作だと思うもんな。
腐った気分になってるヤツ、自暴自棄になりそうなヤツ、
苦悩した自分に酔ってるヤツ、とにかく何もかも嫌でうんざりして
爆発寸前で叫んでしまいそうなヤツ、失恋したヤツ、
上司に不条理な怒られ方をしたヤツ、金のないヤツ、パートナーのいないヤツ、
とにかく楽しみを欲しがってるヤツらには是非とも観てもらいたい。

そして映画を観終わったら、マシンガンやチェーンソーで、憎たらしいヤツ、
殺したいヤツを殺戮する夢を見ればいい。
真剣に、命がけに、ふざけた楽しい人生を送るために、この超娯楽作品はお薦めだ。

これほどまで良い作品に仕上がったのは主役の八代みなせのおかげかも。
2年くらい前からグラビアアイドルとして活動しているものの、
完全にチェック範囲外だったので、あまりよく知らなかったが、
今作が初作品とは思えないほどの存在感と目力は圧倒的。
腰の据わった演技、野獣のような鋭い眼差しと凛とした美しさは、
今後も注目せざるを得ない女優である。
だんだん眼つきも変わっていくし、マシンガン装着しての決めポーズは最高。
そして黒髪ストレートなのが良い。なびいた時が特に(^^;)
マシンガンやチェーンソーを正しく振り回し、血の海で啖呵を切ってみせる姿は、
ホント「これぞ日本の美」と言う感じだった。
かなりの逸材だと思うけど…事務所も彼女の書いているブログでも
完全に、この映画のことをスルーしているのはなぜなんだろう?
こんなに良い演技だったのになぁ。
今はパチンコ海物語の三代目マリンちゃんとして、全国のパチンコ店巡りとかが
メインの仕事みたいだが、せっかくの逸材なのに勿体ないなぁ。
ミスマリンちゃんやグラビアアイドルで終わるのは本当に勿体ないよ。
そういえば、八代みなせって、普通にしてる時の顔はともかく、
険しい表情をすると、木下あゆ美によく似るので好感が持てたのかもね。

八代みなせ演じるアミと一緒に復讐に行くミキを演じた亜紗美。
彼女はAV女優らしいが、彼女の存在感のある演技も良かった。
逆に彼女が居なかったら、ぬるい物語になったのかもしれない。
演技もズバ抜けて冴えていたし、アクションも魅せてくれた。
主演の八代みなせとは違ったスパイスとして作品を輝かせた。

あと、極妻役だった穂花もAV女優らしいが、セリフは別として、
いい雰囲気を持っていた。
いやらしさとはまた別の色気があったね。
一番、残虐な人だったけど(^^;)

とにかく「片腕マシンガール」こそは日本映画の希望の光であり、
本物の娯楽作品であると思う。
映像の粒子の粗さだとか、役者の無名さ加減や、画面から漂ってくる低予算臭…、
所詮はC級スプラッター…なんて思って見てはいけない。
荒唐無稽な血みどろアクションの形こそ採ってはいるものの、
暴力の虚しさ、復讐の無意味さ、人間が持つ良心の儚さを滔々と説いた
社会派ドラマと言えなくもないコトも無いかもしれない?けど
違う可能性も捨てがたい?
ちなみ挿し絵は天才・江口寿史っていうのも良かった。


パス

2009年04月12日(日)

今日はパス。
明日「片腕マシンガール」の感想を書く予定。


またね

2009年04月11日(土)

今日、東京都心では正午に25度を超え、今年最初の夏日となった。
暑かったにもかかわらず、今日は仕事も大繁盛。
そして仕事が終わってから、深夜2時過ぎに寂しい別れがあった。
だけど決して「さよなら」ではない。
「またね」そう言ってしばしお別れ。
今度いつ会えるのか分からないけど「さよなら」じゃない。
2人の新たなるスタート、幸せを願っている。
元気にまた会おう。



いろいろ

2009年04月10日(金)

今日は再びいろいろな話題について簡単に。

●地デジ並び
確か3月30日の月曜日からだと思ったが、朝日新聞のテレビ欄の並びが
何の前触れもなく地デジ並びに変更になった。
地デジ並びなので5がテレビ朝日、7がテレビ東京になったため
フジテレビの8が一番右にきてしまった。
これが慣れの問題だとは思うが、見づらくて仕方ない。
我が家ではフジテレビの番組を観る比率が多いのだが、
番組表の一番右端にフジテレビって、どうも慣れない。
一番右端がテレビ東京じゃないのが不思議な感じだ。

地デジ移行は2011年7月。
まだ時間もあるし、本当に予定通りに移行するのかすら怪しいが、
何も今からテレビ欄を地デジ並びにしなくてもいいと思うんだけどな。
ちなみに読売新聞はまだ通常通りのアナログ並びなのに。

地デジ並びになると5のテレビ朝日は堂々とテレビ欄の真ん中に来る。
なので朝日新聞は異常なほどの前倒しで
テレビ欄を地デジ並びに変更したのがミエミエだ。
朝日新聞だけでなく、我が家に土日だけ無料で配達される
日刊スポーツのテレビ欄も地デジ並びになっていたけど
日刊スポーツって朝日系だったっけ?
いずれにしても、まだ地デジ並びにするのは早いよ。
ほんと見づらいテレビ欄だ。


●臨時の祝日
今日、4月10日は天皇陛下御成婚50年の金婚式である。
あれ?4月10日って臨時の国民の祝日に制定するようなこと
昨年に言っていなかったっけ?
昨年の10月末頃に話題になったのでカレンダー業界が
悲鳴を上げていたような記憶があるんだが、
あの法案って結局は審議されなかったのかな?
今日は普通に平日だったしな。
で、調べてみたら御成婚50年の4月10日ではなく、
即位の礼から20年目の11月12日を臨時の祝日とする法案を
国会に提出して成立させるらしい。
昨年の10月末頃に提出される予定だったが、いろいろゴタゴタがあり
先月初めに国会に提出されたようだ。

もう、天皇即位20年か…。
今年の11月12日って木曜なので連休にはならないが、
祝日が増えるのは嬉しいね。
どうせなら今日の御成婚50年の記念の日も祝日にすれば良かったのにな。
そしたら3連休になったのに…って明日の土曜は仕事になってしまった(ToT)
もし今日が祝日だったら、絶対に明日の土曜も休みだったのになぁ。


●オウンゴール連発
なんだかふざけたニュースだ。
新潟県内の中学生のフットサル大会で、チームのコーチを務める教頭先生が
苦手との対戦を避けるために選手にわざと負けるように指示し、
次々と自軍ゴールにオウンゴールをして負けたことが発覚した。
教育上好ましくない…と、怒り心頭に発する方々が沢山いそうだな。

しかしさ、不思議に思うのだが、なんでこんな下手で見え透いた方法をするのかね。
「試合は同校が6連続で自らのゴールにシュートを入れる
異常な展開となり審判が注意」って…。
こんなことしたら後で問題になるに決まってんじゃん。
出場選手を特に下手な補欠選手にするとか、
主力選手がわざと怪我したふりをして交代するとか、
ゴールキーパーへバックパスするつもりで、わざと相手選手へパスミスするとか、
もっと上手い方法が、いくらでも有りそうだと思うんだけどな。
「シュートを外せ」「パスミスして相手にボールを渡せ」
「相手のシュートはゴールさせろ」それくらいで十分に負けるだろうし、
協会や審判も選手のミスなら指摘できないだろうし。

やった事はもちろんだが、やり方のまずさで、この教頭は指導者失格だな(-ω-)ノ


●なるほどね
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」でミリオンセラーを達成した
公認会計士の山田真哉氏の著書「食い逃げされてもバイトは雇うな」が
話題になっている。
ちなみに内容はタイトルの通り、食い逃げされないように
アルバイトを雇う際の人件費のほうが食い逃げより高くつく。
つまり「木を見て森を見ず」では経営はダメ、ということを
分かりやすく本にしているってわけだ。

ちなみにこの本に書いてあったが、吉野家が食い逃げのリスクをおかしてまで
券売機を店内に置かない理由は、券売機を置けば客が勝手に帰ってしまうため、
店員が「ありがとうございました」と言うチャンスを
失う場合があるからだそうだとか。
なるほどね。
ちょっと見直したよ吉野家。
でも吉野家でアメリカ産牛肉の牛丼は食べる気にはならないのはなぜだろう?
基本的に松屋の方が定食があって好きだからかな。


●肌色
クレヨンや色鉛筆などの「肌色」は、メーカーが
「特定の色を肌色とすることは人種差別につながる」として
10年ほど前から「うすだいだい」や「ペールオレンジ」に改定していたらしい。
韓国ではガーナ人らがクレヨンメーカーなどを相手に
国家人権委員会に訴えたことを発端に、2002年に
「人種と肌の色に対する差別的認識を拡大しかねない」との判断から
名称変更していた。

今のクレヨンや色鉛筆って「はだいろ」が無いのか。
無いわけではなく呼び名が変わっていたんだ…。初めて知ったよ。
だけど、昔から慣れ親しんだ「肌色」の廃止ってすごい違和感だな。
人種差別につながるってことは「はだいろ」は
差別用語として放送禁止用語なのか?

ちびくろサンボにダッコちゃん人形、昔のカルピスのロゴや
最近ではゲーム「バイオハザード5」が黒人差別に当たると
物議を醸し出した人種差別問題。
調べてみたら現段階で「肌色」は放送禁止用語ではないらしいが、
今後の規制次第で「言葉狩り」になるのでは?と再注目されているという。

そもそも「肌色」の語源だが、江戸時代より前、仏教が広く一般に広まるまで
この色は「宍色」と呼ばれていたらしい。
「宍色」とは獣の肉色の意味だそうだ。
肉食を禁じられた人々は、これに変る呼び名を考え、
そして考え出したのが「肌色」という呼び名。
つまり皮膚の色ではなく、慣例的な用語だった。
これが400年も、500年も続いてきたのだ。
なので祖先の代から今の時代で問題となっている色を「肌色」と呼んできた。
これがなぜ人種差別用語なのか?時代の流れなのかな(-o-;)

だけどJISでは以前から「はだ色」と決まっていて、この表記以外は
各メーカーは使うことができなかったはずなのだが、
規制緩和でメーカーの責任において使えるようになったので、
まず「ぺんてる」が他社に先駆けて変更し、
トンボや三菱などの他社も追随したという。
今もJISの方は変わっていないはずなのに。

そういえば「バンドエイド肌色タイプ」って今も普通に売っているし、
「ウテナ肌色乳液」ってのもあるし「ストッキング肌色」だってある。
それらも全て「バンドエイドうすだいだいタイプ」とか
「ウテナペールオレンジ乳液」「ストッキングペールオレンジ」に
しなくちゃならないのか?
だいたい、そんなことを言ったら灰色がネズミ色と呼ばれるのは
真っ白いハツカネズミ差別につながらないのか?ヾ(・ω・o) ォィォィ

なんか話がずれてきたのでお終い。



2009年04月09日(木)

身近な野鳥として親しみ深い雀(すずめ)が急激に減少しつつある。
生息数が50年前に比べると何と90%も減少したとみられる調査結果が出たという。
雀は人家の周囲に住む習性があり、巣作りに適した瓦の屋根が
住宅の洋風化と共に減ってきていることや、地方では過疎化が進み
雀の住める家がなくなってきていること、
また、ゴミの増加に比例して雀の天敵である
カラスが増加したことなどが減少した原因らしい。
確かに子供の頃、気がつけば雀はどこでも普通に見ることができた。
しかし、今は意識して探さないと見つけられない。
コウノトリやトキとは違い、生息数の減少があまり注目されない雀だが、
急激な減少は環境の変化への警笛を発しているのではないだろうか。
人間は便利な生活と引き替えに、大切なものを犠牲にしているのかもしれない。
人間の欲望と都合で絶滅に追いやられている生物は今後も増えていくのだろうな…。
そして最終的には人間自身が自然からの鉄槌を受けて絶滅してしまうのかも。


夢と目標…そして絶望

2009年04月08日(水)

以前、「池」と「沼」の違いについて書いたが、
今日は少し哲学チックな話になってしまうが…(^^;)
「夢」と「目標」の違いは何か?

「夢」が実現可能不可能を問わず一番の望みなのに対して
「目標」は実現可能な範囲の望みと聞いたことがある。
成人式の時にニュースで新成人に「成人になっての夢」
みたいなことを聞いていたが、
「夢」というよりは「目標」が多かったような印象を受けた。
「○○に就職したい」とか「早く結婚したい」みたいな。
大量の派遣切りや年越し村のニュースが大々的に報じられていた頃だから、
そういう世相が反映されているのかな?
あるいは「就職したい」が「目標」ではなく「夢」という
恐ろしい世の中になってきているのか…。

ほとんどの人間が「望み」を持っている。
金持ちになりたいとか、彼女が欲しいとか、たくさんの友人が欲しいとか、
家族に愛されたいとか、病気を治したいとか……。
「望み」というのは自分をより良い状態に導きたいというエネルギーだろう。
平凡な言葉を使えば「幸福になりたい」ということなのかもしれない。
もちろん、この「望み」は「夢」である場合もあるし「目標」である場合もある。
どちらにしても、このエネルギーは正のベクトルのエネルギーと言えるだろう。

一方で多発している「誰でもいいから人を殺したかった」というような犯罪。
ここからは憎悪に満ちた負のエネルギーが感じられてならない。
秋葉原通り魔事件の容疑者は「恋人が欲しい」「友人が欲しい」
「仕事が欲しい」と前述の正のエネルギーの望みを書き連ねていた。
しかし、そいつが「誰でもいいから人を殺したかった」と
負のエネルギーに転化してしまうのは、これらの望みが叶えられなかったため、
つまりは「絶望」だろう。

「望み」が叶えられないのは、ほとんどの場合に「自己責任」とされる。
「仕事がない」ようなことは「社会にも問題はある」と
一部に擁護の声もあるが、これが「恋人ができない」とか
「友人ができない」という次元になれば「それは本人に問題がある」と、
完全に自己責任とする見方が大半である。当然だ。
もちろん恋人ができない原因を他人に求められても困るのだが、
こうした簡単に「自己責任」と突き放す結果が「望み」を「絶望」に変え、
向上の正のエネルギーを憎悪の負のエネルギーに転化させてしまう。
突き放すだけで本当に良いのか?それは彼らを甘やかすためではなく
「誰でもよかった」という理不尽な犯行から自分自身を守るためでもある。
かと言って、では有効な解決法を教えろと言われても答えに窮してしまう…。
本当に悩ましい問題だと痛感するだけだ。

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