Web Masterの日記



WBC総括

2009年03月25日(水)

いまだ昨日の優勝の余韻が冷めないが、とりあえず第2回WBCは終了、
サムライたちもそれぞれ自分のチームに戻ることになる。
日本の連覇という最高の結果で終わってくれたので
今は大きな文句はないが、大会そのものを考えると、
やはり同じ国(韓国)と5度も戦うといったところなどは
正直、見直さなければいけないと強く思う。
実質、日本は中国、韓国、キューバ、アメリカと戦ったが、
9試合やって韓国戦が5試合というのは、やはり世界大会としてはどうなんだ?
それに今大会から採用されたダブルエリミネート方式とかいう
敗者復活システムもどうなのかなと感じた。
一度も負けていないチームと敗者復活で上がってきたチームが行う
順位決定戦は不要だろう。
柔道だって敗者復活に回った場合、最高でも3位止まり。
それが一度負けても順位決定戦に勝てば1位通過っていうのもおかしい話だ。

一番良いのは、サッカーのワールドカップのように4つのグループに
シードなどを考慮して均等に分け、上位2チームが決勝トーナメントに行って
優勝国を決める方式がベストだと思う。
まぁ、アメリカが今回も決勝に進めず負けてしまったし、
4年後には出場国も増える予定なので、もっと分かりやすいルールに
変わると思うけど。

実際、今回の日本の世界一はトーナメント表にすると下記のようになる。


     ┌────────────────── 韓国
世界一 ─┤ ┌──────────────── 米国
     └─┤ ┌────────────── 韓国
       └─┤ ┌────────────キューバ
         └─┤ ┌────────── 韓国
           └─┤ ┌────────キューバ
             └─┤ ┌────── 韓国
               └─┤ ┌──── 韓国
                 └─┤
                   │ ┌── 中国
                   └─┤
                     └── 日本


ちゃんと表示されているかな?
これを見ても、今回の試合形式が歪んでいるのが分かる。
もっと普段は見られないような国々と戦っている日本チームを見たかった。
南アフリカとかオランダとかプエルトリコとかドミニカとか。
まさか韓国と最多の5度も戦うなんてね…。
振り返れば長々と異色の日韓戦を続けていたような大会だったのかも。
そして韓国との対決に敗れて心が折れそうになった時、
キューバが気持ちの良い試合をさせてくれた感じかな。

最近のゲームは自分でデータなどをカスタマイズできる物が結構ある。
自分がやりやすいように内容を変えられるというシロモノ。
ところが、やり易いはずと思ってカスタマイズして始めてみると、
実はデフォルト(最初の設定)の方が全然やり易かったりするもの。
真実かは解らないが、今回の変則的な試合日程はアメリカが一番有利に
進むように考えられたという噂が絶えない。
だが、もしそうだとしたらば、完全にアメリカのカスタマイズ・ミスだ。
いずれにしても日本と韓国というアジアの二雄を中心に
WBCが繰り広げられていたのだから、こんなに愉快なことはない。

日本人の中には野球で負けて一番悔しい相手は韓国という人が結構いる。
自分もその中の1人かもしれない。
その心情には「追いつかれた悔しさ」が隠されているように思える。
20世紀の時代には、韓国なんて日本野球の敵ではなかった。
明らかにレベルが違っていた。韓国をはじめとする
他のアジア諸国にも負けるはずなかった。
ところが、それが真剣勝負で韓国に敗れ、五輪ではメダルを取られたり、
WBCではマウンドに国旗を立てられてしまう時代となった。
今までアジアの代表として大きくリードしていたのに、追いつかれたこと…
それが悔しいのだろう。

しかし「追いつかれた悔しさ」を日本の数倍、いや数十倍も味わっているのは、
実はアメリカなんじゃないかな。
次回大会には必死のアメリカが見られるかもしれないね。
それはそれでまた楽しみだけど。


WBC優勝!

2009年03月24日(火)

今日は早出だったが、いつもより早く家を出た。
10時30分までにある程度の仕込みなどを終えるため。
そして10時30分からは携帯片手にずーっとワンセグ視聴状態。
うちの店は地下なので店内ではワンセグは受信できないが、
階段の途中から受信できる。
なので階段に座り込んで小さい画面を睨み続けた。
サムライジャパンがやってくれた!
WBCの決勝戦、延長戦の末に韓国に5−3で勝利し、前回大会に続いて優勝!
奇跡のWBC2連覇を達成した!

決勝に相応しく、まさに「死闘」と呼べる試合だった。
両チームの意地と意地がぶつかり合った好ゲーム、
日韓の球史だけでなく、世界の球史に残る一戦と言っても過言ではない。
突き放したくても突き放せず、2度も同点に追いつかれてしまったが、
最後までリードを許さなかったことが勝利へと繋がった。
苦手としていた相手先発投手を早い回にマウンドから引き摺り下ろし、
勝ちパターンで起用される韓国投手陣を普段より早い段階で
マウンドに上げさせたことも勝因になると思う。

一方の日本の先発・岩隈は8回二死まで見事に1人で投げ抜いてくれた。
今大会1本のヒットも許していない杉内も見事なピッチング。
ダルビッシュが9回に同点を許したのは誤算だったが、
サヨナラのピンチをしのぎ、延長に突入した時は、
何となくだが勝てる気がしていた。
韓国は9回の攻撃でサヨナラで決めようとして3、4番に代走を出したし、
使える投手が残っていなかった。
そういう意味でも、日本が勝つべくして勝った試合だったと思う。
まぁ、15安打を放ちながら5点しか獲れず「残塁祭り」になりかけて
かなりヒヤヒヤものだったが、勝ったからイイんです。

しかし、韓国も強いチームだった。それは素直に認めたい。
最後まで諦めない粘りは脅威だった。
さすが北京五輪金メダルのチームだ。
だけど…今思えば、3戦目に韓国がマウンドに国旗を立てたことが
前回WBC同様に「負けフラグ確定」だったようだ。
あんな民度の低いことをすれば野球の神様は降りてこない。

神と言えば、まさしく神がかり的だった最後を決めたイチローに尽きる。
東京ラウンドから不振が続き、本人も相当苦しんでいたようだ。
中にはスタメンから外した方がいいという意見もあったが、
自分は絶対にスタメン1番を変える必要はないと思っていた。
もともとスロースターターの選手だし、誰よりもジャパンを愛している選手だから
必ず結果を出してくれると信じていた。
しかし、もし今日の試合に負けていたら、間違いなく
戦犯扱いされるところだったのに、それとは真逆の
英雄になってしまうんだから、さすが世界のイチローだ。
9回裏、あと1人から同点を許した苦しい状況の中、
直後の10回表に優勝に直結する決勝タイムリーを打って貢献するとは、
まさに神がかっていた。
これまでイチローバッシングをしていたマスコミが、どう掌返しするのか楽しみだ。

それにしても、まさか本当に連覇するとはね。
前回大会の優勝だって、メキシコがアメリカに勝ったおかげという
運に助けられた部分もあったし、北京五輪の事もあったし、
1人も選手を出さなかった非協力的な球団もあったし…不安が大きかった。
しかし、フタを空けてみると自分が想像していた以上に
サムライジャパンは素晴らしいチームだった。
最強のキューバを2度も完封し、野球発祥のアメリカにも快勝。
2勝2敗だった韓国には最後に勝ち越して優勝を決めてしまう。
なんて素晴らしすぎるんだ。
世界ランク4位の日本が上位3ヶ国を撃破したのだから。

サムライジャパンは故障離脱した村田を含めた29人の選手、
そして首脳陣や裏方も含め一体感があった。
前回優勝国というプレッシャーにも耐えての連覇という偉業に
日本中が本当に盛り上がったと思う。
世界的に経済成長が見込めず厳しい状況におかれている昨今、
今大会、サムライジャパンに元気をもらった人も少なくないはずだ。

3月5日から始まったWBCは、これで幕を閉じた。次回は4年後の2013年。
選手達は休む間もなく所属チームに戻ってレギュラーシーズンを迎えるが
暫くの間は優勝の余韻に浸ってやりたいね。

最後に原監督率いるサムライジャパン、
2連覇おめでとう!
感動をありがとう!


それにしても観ていて疲れる試合だった。
ワンセグの小さい画面だったので、仕事前だというのに、やたら疲れた(^^;)


あとひとつ

2009年03月23日(月)

今日は超早出だったが、ワンセグでWBCを視聴。
決勝進出を賭けた準決勝、野球母国であるアメリカ戦は
見事な試合でサムライジャパンが快勝し、前回大会のリベンジを果たした。
2大会連続の決勝進出。そして明日の決勝の相手は…、
大会前、最高で5度の対戦も考えられると言われた韓国と、
まさかの5度目の対決(-o-;)

「松坂、この回のアメリカの攻撃を1点に抑えました」
イニング終わりに実況アナウンサーがよく口にする言葉。
1点取られたんだから「抑えた」とは言わないのでは?
そんなことを思う人は結構いそうだ。
確かに、ごもっともな意見なのだが…。

サッカーの得点シーンだと、シュートが相手のゴールに突き刺さり1点!
このあと、どうなるか?
プレーは止まり、ゴールに入ったボールを中央に戻して、
点を取られたチームがボールを蹴ってプレーが再開となる。
しかし野球の場合は、無死一、二塁で打者がセンター前ヒットを放つ。
二塁ランナーがホームインして1点が入る。
このあと、どうなるか?
また無死一、二塁で次の打者が打席に入る。
つまりサッカーとは正反対に、攻撃側が圧倒的に有利な状況でプレー再開となる。

1対0という試合結果はサッカーでも野球でもあるが、
10対0や15対0という試合結果は野球ではあるが
サッカーではほとんど無いのはこのような理由だ。
野球で1点を取るのは難しいが、守備側が1点だけに食い止めるのは
もっと難しいのだ。
なので「1点に抑えた」は、実は的を射た表現だと言える。

今日の松坂は、本来の実力から見れば決して「絶好調」とはいえない状態だった。
しかし、松坂は点を取られながらも初回と3回は「1点に抑えた」
一方のアメリカは日本の4回の攻撃を抑え切れずに一挙に5点を奪われた。
さらに8回に2点を取って追い上げムードを作った矢先、
その裏に3点を奪われて逆に突き放された。
ピンチを最少失点で切り抜けられた日本と、切り抜けられなかったアメリカ。
勝敗は両チームの「踏ん張り」の差だったように思う。

さて明日、WBCも最後の試合。
今日のような踏ん張りを見せて見事、連覇を達成してもらいたい。
ガンバレ!サムライジャパン!

明日も早出のためにテレビ観戦できないので、ワンセグ観戦だ。


本日

2009年03月22日(日)

則家の近くにある名古屋で有名な喫茶店、コメダ珈琲の
東京進出一号店でモーニング。
ドリンクを頼めば無料でトースト&ゆで卵付き。
単品で名古屋名物の小倉トーストも注文。
なかなか楽しい喫茶店だった。
それから久しぶりのコストコへ。
その後、則家にまたしても遅くまでお邪魔してしまった。

それにしても今日のベネズエラにはガッカリ。
やっぱ2位通過の方が有利だったのかなぁ…。
明日のサムライジャパンに期待しよう。


ポケモンの肉

2009年03月21日(土)

ちょっと前の話だが、ネットニュースを見ていて
あまりにもバカバカしくもオモロイ記事が載っていた。

ポケモンの肉は食べられるのか?【ポケモンセンターに聞きました】
http://www.excite.co.jp/News/column/20090227/Getnews_6101.html

とある有名ブロガーA氏が、自分の子どもに
「ポケモンって食べられるのー?」と聞かれ、
いいかげんなことを言うわけにはいかないとポケモンセンターに電話をして
「ポケモンは食べられるのですか?」と質問をしたという。
その返答が気になったので、取材班は有名ブロガーA氏に
ポケモンは食べられるのかどうか聞いてみた。
A氏によると「ポケモンたちが住む世界は地球に似た
別の惑星のお話らしいんですよ。なので食生活もちょっと違ってて、
肉や卵などは食べずに、木の実やホットケーキのようなパン類を
食べているそうなんです。
だからポケモンを食べたりしないと教えてくれました。
“ケンタロスやミルタンクの焼き肉が美味しいですよ” とか言われなかったので、
子どもに教えることを考えるとちょっと安心しました(笑)」とのこと。

ポケモンは冒険とファンタジーの世界なので、
肉もガッツリと食べるのかと思いきや、まったくそんなことはなかったようだ。
けっこうベジタリアンな世界であることが判明した。

もしポケモンの世界に迷い込んでしまったら、
肉が大好きな人は耐えられないかも?
それにしても、子どものためにポケモンセンターに電話をして
真実を知ろうとするA氏は、親のカガミかもしれない。
(全文ニュースサイトより転載)

自分だったら「そんなの食べれるわけないだろ!」と答えてしまいそうだが、
こんなバカバカしい質問にも、ちゃんと回答してくれる
ポケモンセンターの人はエライね。
だけどまぁ、無難な答えかもしれない。
なんせ、良い子たちのための「ポケモン」だからね。
だけど真面目に考えて、ポケモンって食べてみたいと思うかな?
コイキングやクラブあたりなら食べれそうかなとも思うが、
他のは色とか形で無理そう。
子供の発想だが実際に考えてみると、いろいろと想像してしまう…。

確か、かなり前に魔物を倒して、その肉を売って金を稼ぐRPGもあったが、
最近のRPGは「倒す=殺す」ではないゲームが多い。
ポケモンの場合も戦闘不能は死んだためではなく、体力が無くなっただけ。
つまり、へばっただけ。
ポケモンセンターという宿屋みたいな所へ連れて行き、
ポケモンを入れてあるモンスターボールを預けると一気に元気になる。
このあたりの変化は「動物愛護」とかが関わってるような印象を受ける。
「ドラゴンクエスト」は戦闘不能=死で、教会へ連れてって
蘇生させるシステムだが、これも欧米では教会で生き返させるシステムではなく、
病院で治療して治すように変えられているらしい。
なんでも教会の十字架がキリスト教を連想させるからだとか。
確かにイスラム教徒あたりは猛反発だろうな。
たかがゲームといっても、こういう部分を調べてみると意外と奥が深い。
まぁ、メーカーに問い合わせるほどヒマじゃないけどね。
というか、一個人のこんなバカバカしい質問にも真摯に答えてくれる
ポケモンセンター、この親会社でもある任天堂って本当に偉いよなぁ。
業績好調なのは、なにも技術だけじゃなく、こういう細かい部分にも行き届いた
会社の対応にもありそうな気がするね。
子供相手の商売のコツをつかんでいる証拠だろう。

でも…、アニメのポケモンの中で主人公のサトシが
骨付きの肉を食べていたシーンって、初期の頃にあったような気がするけど、
あの肉はいったい何の肉だったんだ?


1位通過

2009年03月20日(金)

昨日のキューバ戦に勝利したことにより、今日の韓国戦は勝っても負けても
ドジャースタジアムでの準決勝には進めるので、
要は準決勝の相手がアメリカになるか、ベネズエラになるか。
今日の勝利はどっちでもいいような試合だったが、それでも勝って進むのと
負けて進むのでは気持ちの中で大きな違いがある。
2位通過の方が日程的に有利だとかも言われていたが、
やはり宿敵の韓国に3連敗は避けたいというか、プライドが許さない。
最初から韓国は2位通過狙いだったのかもしれない。
何か選手の中で今までのような緊張感が見られなかった。
一方の日本は当然、勝利だけを目指して戦っていたように思える。
この差が次の試合に出てくるような気がする。

しかし、村田が右太もも裏の肉離れにより
準決勝に出場できなくなるアクシデント発生。
すぐに広島の栗原が召集されたが、結果の出ていた主軸を失う事態。
ただ、今回のメンバーは元々アベレージヒッター中心に構成されているので
村田が離脱しても打線構成には大きな影響はそれほどないと思うし、
好調の城島を主軸で起用することもできる。
栗原はファーストなので、サードに川崎か小笠原を起用するかもしれないが、
守備面でも大きな影響は少ない。
今日の試合では、ほとんどサードを守ったことのない片岡が
サードに起用されていたが、個人的にはこのオプションは
緊急事態以外は避けてほしい。
準決勝では1つのミスが命取りになる。
北京でも、それで落とした経緯がある。
準決勝からは敗者復活のない一発勝負だ。
なのでサードは守備経験ある選手を起用してもらいたい。

1位通過となったため、対戦相手は野球発祥の国、アメリカ。
前回大会では審判の疑惑の判定により敗れた相手である。
今回はあの審判はいない。
リベンジの場としては最高の舞台がここに整った。
先発が予想される松坂もMLBで屈指の強打者と対戦しているので
アメリカ打線に怯むことはないと思うし、
しっかり守って打線が繋いでいければ十分に勝機がある。
アメリカは第1、2ラウンドで3敗を喫しているし、
薄氷を踏むような形、崖っぷちで何とか準決勝へ進出した状態とベストではない。
だが野球母国の威信にかけて牙を剥いてくるだろう。
世界一になるためには避けて通れない相手だけに
ここで前回大会のリベンジで決勝進出を目指してもらいたい。
そして決勝は是非ベネズエラとの対戦を希望する。
というより是非ベネズエラが決勝に進出してほしい。
もう韓国戦は飽きた。

アメリカ戦は月曜日の朝なので最後まで観れないのが悲しいが
信じているぞサムライジャパン!


キューバ戦&闇サイト事件判決

2009年03月19日(木)

今日の日記は2本立て。
まずはWBCサムライジャパンについて。

崖っぷちに立たされたサムライジャパン、
しかし、またしても世界最高アマチュア軍団のキューバに完封勝利。
岩隈、杉内ともに素晴らしい投球だった。
やはり、いくらパワーヒッターが揃っている打線でも
投手が良い投球をすれば簡単には点は取れない。
野球は8割以上が投手で決まると言っても過言ではない。

これで日本の2大会連続ベスト4が確定。
そして、明日また韓国と対戦。これで今大会4度目。
前回大会を合わせると実に7度目の対戦だ。
世界大会にしては本当におかしな組み合わせである。
同じ国と何回やらなきゃいけないんだ!
しかもお互い勝ち上がれば決勝で5度目の対戦もあるから、呆れてしまう。
明日の試合、日本の先発は巨人の内海…。
この起用は正直、どうなんだろうか。
個人的には涌井とか渡辺俊介と思っていた。
いや、マー君なんて面白いんじゃないかとも思ったけどな。

まぁ、代表に選んでおいて登板機会なしじゃアレだし、
極論、明日は負けていいというのもあるから起用させても良いと思うし、
まだ韓国とは対戦させてないから好投してくれる可能性も十分にあるから、
そういうことも考えての起用なのかなと勝手に想像。
それに内海は癖のある投球なのでハマるかもしれないしね。
だけど、しっかりと勝ちに行く投球をしてもらい。

しかし…、準決勝を考えると明日は勝った方がいいのか考えてしまう。
もう一つのグループはアメリカに勝ったベネズエラが1位で
負けたアメリカが2位となった。
なので明日、日本が勝つと準決勝はアメリカと、負けたらベネズエラとの対戦。
正直どっちがいいのかなあ?
個人的には準決勝は今大会最強と言われているベネズエラと戦って勝と、
決勝で地元アメリカに勝って連覇達成!なんて最高のシナリオだと思うのだが。
だけど、そうなると明日の韓国戦に負けなきゃいけないのでそれもイヤだな。
なんせ奴らは昨日、またマウンドに旗を立てやがった。
自分たちは民度の低い国だと世界中に言っているようなもの。
恥ずかしくないのか不思議だ。

どっちにせよ、やっぱり試合に負けるのはイヤなので、明日の韓国戦に勝ち、
準決勝でアメリカに勝ち、決勝で韓国かベネズエラに勝って連覇達成!
これでいいね。
それが一番分かりやすい。

ガンバレ!サムライジャパン!
明日は日本時間で朝10時から。しかも祝日なので観れるぜ。



続いて昨日、判決の出た事件について。

名古屋で帰宅途中の女性が拉致・殺害された闇サイト殺人事件。
名古屋地裁は昨日、被告3人に対して2人を死刑、1人を無期懲役とする
画期的な判決を下した。
死刑求刑は殺害した人数によって決まる永山基準に引きずられるのが相場だが、
1人の殺害での死刑判決は地裁としては勇気ある判断だと思う。

しかし、自首してきた被告に無期懲役判決が与えられたことには納得がいかない。
確かに自首してきたから、ここまで早く犯人逮捕につながったとは言える。
だけど、この論法で行くと、殺人を犯しても自首すれば減刑の余地はある。
少なくとも検討はされるという悪しき前例になってしまいそうだ。

自首してきた被告について裁判長は
「両被告と比較して刑事責任は勝るとも劣らないが、
自首したことは有利に評価できる」とし、
「極刑をもって臨むには、躊躇を覚えざるを得ない」と結論づけた。

そこがおかしいと思うんだけどな。
1人殺されても2人でも3人でも、人を殺したことは一緒。
殺人は原則、死刑でいい。
自首してきたからと言って、なぜ凶悪殺人犯を抹殺することに
躊躇するのか理解できない。
まぁ、素人の自分の意見も矛盾していると思うが、今回の事件は
3人の被告に量刑上、差をつけることはしないでもらいたい。
このままでは自首が「死刑と無期懲役の差」と思われてしまう。
傷害や強盗など、犠牲者がいないような事件での自首は
減刑を考慮してもいいと思うが、何の落ち度もない人が
犯人たちの身勝手な行為により1人死んでいるんだから
考慮する必要は全くないと思う。

パソコンや携帯電話などのネット社会は、現実の世界では一生知り合うことのない、
見知らぬ他人同士が簡単に出会いの場を作れるようになった。
出会い系サイトでは援助交際や不倫が盛んのようだ。
これも倫理観、モラルを崩壊させるものだが、その延長線上にあるのが
今回の事件を引き起こした闇の求人サイトだ。
オンラインの匿名性は人間が本来持っている残忍性を簡単に引き出してしまう。
それがオフラインになっても、ためらうことなく犯行を犯してしまう。
今回のようなネットが発端となった事件は今後も多く起きるだろう。
第二、第三の闇サイト殺人事件を抑制するためにも、見せしめの意味も含めて
3被告とも死刑判決じゃなければ意味がないと思う。
せっかく永山基準に引きずられることなく2被告に死刑判決を出したなら
もう1人にも同等の死刑判決を出さなければ、何の意味もない。

この考えって間違っていないと思うんだけど…。


白浜旅行記・興奮のAW編

2009年03月18日(水)

WBC今大会3度目の日韓戦…悔しい敗戦。
明日またキューバに勝って4度目の日韓戦でリベンジしてほしい。
だけど明日も試合は昼から。観れない…(ToT)


さて、白浜旅行記の続き。
興奮のAW編。
ちなみにAWとはアドベンチャーワールドの略。
http://www.aws-s.com/index.html

白浜旅行2日目、8時に旅館をチェックアウトし、
旅館近くにあるタクシー乗り場へ。
南紀白浜空港を横目に見ながらタクシーはAWの駐車場に入り、
入場ゲートの前までつけてくれた。
時間はまだ8時20分くらい。
開園まで1時間以上もあるので、入場ゲート前には誰もいない。
しかし、駐車場には2台ほど車が停まっていて、
車内で開園を待っている感じだった。

なぜ開園1時間前に来たかと言うと、以前テレビの「志村動物園」で
アドベンチャーワールドが紹介された時、パンダのバックヤードに入り、
パンダに直接、エサをあげられるツアーも紹介された。
どうせアドベンチャーワールドに行くなら、滅多にできない経験なので
是非ともパンダにエサをあげたいと思い、その権利を獲得するための
気合いの1時間前なのだ。
パンダバックヤードツアーは1日30名の限定であり、先着順。
あのテレビ以降、休日はもちろん平日でも開園前からゲートに
長蛇の列ができるようになったという。
いろいろとネットで調べると、平日の場合なら開園1時間前にゲートに並べば
ほぼ確実にバックヤードツアーが申し込めるという情報を得た。
情報通り、平日だった3月12日、ゲートの一番前に並ぶことができ、
あとはひたすら開園を待つのみ。
ちなみにチケットは前日に白浜市内で購入済み。
なのでチケット売り場に並ぶことも不要なので、
開園と同時に約15メートル先にある
パンダバックヤードツアー申し込みデスクに行くだけだ。

アドベンチャーワールドの入場ゲートは全部で7つ。
しかし平日だったこともあり一番左端と右端2つが閉まっているため
4つゲートからの入場となる。
1番乗りの自分は当然、パンダバックヤードツアー申し込みデスクの
正面となるゲートに並んだ。
開園30分前くらいになると駐車場に停まっていた多くの車から
続々と人が降りて来る。
自分の後ろにも入場を待つ列ができ、残り3つの入場ゲートも列ができた。
開園と同時にバックヤードツアーを求めてダッシュが必要とも
ネット情報にあったので軽く足首を回したり、アキレス腱を伸ばす。
開園5分前に各入場口に係員がスタンバイ。緊張感が高まる。
まるで自分が競走馬になった気分。
そんな自分を察してか、係員のお兄さんが開園前なのに
自分のチケットを受け取ってくれた。
他のゲートを見ると、まだ係員にチケットを渡していない状態。
そして9時30分の開園時間と同時に係員のお兄さんはチケットを返してくれたので
明らかに他のゲートよりも早く園内に入ることができた。
目の前の申し込みデスクまで約15メートル、
しかし他のゲートより早く入場できたのでダッシュではなく、
小走りで良かったと思いきや、一番右のゲートから入ったと思われる青年が
死に物狂いの猛ダッシュしてくるのが横目で確認できたので、
慌ててこちらもダッシュに変更。
その結果、申し込みデスクへ1着でゴール。
念願のパンダバックヤードツアー申込番号1番と2番をゲットした。

とりあえず希望通りバックヤードツアーの申し込みもでき、
一息ついて申込デスクの列を見ると、ものすごい長蛇の列になっていた。
パンダだけでなく、イルカと触れ合えるツアーの申込デスクも人だらけ。
あれを見るとマジで朝一で並んで良かったと思ったね。
アドベンチャーワールドには130種類以上の動物がいて、
そのうち50種類以上の動物たちと直接触れ合ったりすることができる。
各所で様々なショーやエサやり、動物パフォーマンスが行われているので、
効率良く見ていかないと、見逃してしまうものも多い。
次はいつ来れるのか分からないので、効率の良い回り方をしたいと思い、
アドベンチャーワールド公式ホームページで各スケジュールをチェックし、
見たい優先順位を付けたタイムスケジュール表を作成しておいた。
しかし、いきなりスケジュール通りにいかなくなる事態が…。

まずは海獣館に入ろうとすると外の窓からペンギンの泳ぐ姿を確認。
ホッキョクグマやアザラシ、ペンギンなどが海獣館で見られるが、
ラッコのエサやり(フーディング)タイムを観察。
獣なのに決してエサを口で取らず手を使って受け取るラッコに癒された。
そしてペンギンの中には10年越しで見たかったコウテイペンギンが。
明らかに他のペンギンより大きく、堂々としていた。
同じようなキングペンギン(王様ペンギン)よりも全然大きく、貫禄があった。

次のスケジュールまで時間があったので、とりあえずパンダランドへ向かうと、
そこには昨年9月に生まれた双子の子パンダの愛くるしい姿が。
1頭は木に登っていて、もう1頭は木の下で転がっていた。
2頭とも無邪気に遊んでいる姿が可愛くて、
思わずタイムスケジュールなど全てぶっとび
時間が経つのも忘れて、長時間双子の子パンダを眺めていた。
まだ開園して間もなかったので人も少なく、絶好の位置で見れたのも大きかった。
双子の子パンダの横には3年前に生まれた、やはり双子のパンダが
バリバリと笹を食べていた。
さらに屋外にも2頭の親パンダが動き回っている。
以前、上野で見たパンダは寝てばかりだったが、ここのパンダはみな活発だった。

パンダランドで思わぬ時間を使ってしまい、急ぎ足でアシカショーが行われる施設へ。
すでに多くの人が集まっていたが、約2000人も座れるので余裕で席に着く。
このアシカショーは、ただのアシカショーではなく、
犬やヤギ、カワウソ、インコなども登場する
コミカルなアニマルショーで大いに笑った。
ショーが終わると再びパンダランドへ。
入場した時に申し込んだパンダバックヤードツアーの集合時間である。
首から「1番」の札をぶら下げて集合場所で待っていると係の人からの説明後、
いよいよ飼育員しか入ることのできないパンダ舎の中へ。
消毒液のしみ込んだマットで靴の裏を消毒し、手も消毒される。
すぐ横の檻の中には1頭のパンダが…。
手を伸ばせば触れるくらいの所で笹を食べていた。
しかしパンダといえど熊であり猛獣の部類に入る。
もちろん直接、触ることは危険なので許されていない。
檻の前にはラインが引いてあり、そこから出てはいけない約束。
パンダに与えるエサは笹ではなく、おやつのリンゴやニンジンを
槍のような長い鉄の棒の先に刺してパンダの方へ向けると、それを食べてくれる。
時々、強い力で棒を引っ張ろうとするので注意も必要だった。
しかし、ほんと目の前にパンダは感激ものである。
全員がエサをあげた後は先ほど見た子パンダの出産ビデオや、
アドベンチャーワールドにいるパンダの紹介ビデオなども見せてもらい
約40分のパンダバックヤードツアーは終了。
朝一で並んだ甲斐もあり、いい経験をさせてもらった。

パンダの余韻が冷めぬ中、続いてサファリゾーンへ。
園内にサファリパークがあり、無料の連結されたバスに乗って
サファリへ繰り出すほか、ここは珍しく徒歩でも参加できる。
また自転車も貸し出しているので、自分の好きな形でサファリを楽しめるのだ。
もちろん徒歩や自転車の場合、肉食エリアには入れないがヾ(^-^;)
最初は徒歩を考えていた。
徒歩で行けば「志村動物園」でも紹介されたキリンに直接エサをあげれるが、
ちょうどスペシャルバスの出発時間でもあったので、
まだ座席が残っていたためスペシャルバスでサファリへ入ることにした。
このスペシャルバスはシロサイに直接エサをあげられたり、
普通は絶対に入れない肉食動物のバックヤードに入れるコースが組まれている。

最初に草食動物のエリア。
録音されたガイドではなく、バスを運転する人が直接ガイドもしてくれる。
無料の連結されたバスの場合、ガイドは録音だし、
途中で止まったりもしてくれないが、このスペシャルバスは途中で止まり、
動物をよく見ながらガイドしてくれる。
シロサイのエリアではバスを停め、バスから全員降りて
シロサイ舎に連れて行ってくれる。
そして大きなシロサイが近くに寄ってきてくれて、
開けた口にエサを直接入れてあげられ、
その時に大きなツノや体も自由に触ったりできる。
シロサイが迫ってきた時は迫力あったが、やはりおとなしい草食動物、
やさしい目をしていた。
シロサイとの触れ合い後、バスは肉食動物エリアへ入る。
ライオン、ヒグマ、トラ、チーターなどがバスの中にいる人間へ鋭い視線を浴びせる。
各肉食獣の近くでバスは停まり、待機していた飼育員のジープから
エサが投げ込まれる。
肉食獣たちの食事風景も見られるのがスペシャルバスの特権でもあった。
ヒグマはチャーミンのように座って手を挙げてエサを待っていた。
しかしライオンは残念ながら今日は絶食日となっているので
エサはなしなので、ほとんど寝ていた。

途中、金網に囲まれた所でバスは停車し、
また運転手のガイドに連れられて全員で降りる。
着いたのは肉食動物の獣舎。
暗い獣舎、両側には檻があって、そこからライオン目が光る。
横になっているヒグマの目もこちらを見ている。
トラは動きながら威嚇の唸り声をあげていて異様な雰囲気がした。
やはりパンダ舎と同じく檻の前にラインが引かれていて、
そこから入ってはダメなのだが、いくら檻に入っているからとはいえ
近づく勇気はない。
ライオンのメスなんて檻から手を出して獲物が近づくのを
待っているような感じだった。

貴重な猛獣たちのバックヤードを見学した後、再びパスに乗りこむ。
そういえば外にはホワイトタイガーもいた。
再び草食動物エリアに戻ったが、徒歩の人たちができるキリンのエサやり場所は
塗装中のために使用することができなかった。
なので徒歩ではなく、スペシャルバスに乗って正解だったかも。
パンダバックヤードツアーの一番乗りや、このスペシャルバスにしろ
昨日の熊野詣での御利益が効いているのかも。

約50分のサファリを終え、遅い昼食のためレストランへ。
レストランも広いし、料金も観光地値段ではないし、かなり充実していた。
土産物屋も多いがパンダグッズの多さは日本一だろうな。
何でもかんでもパンダばかりだった。
昼食を終え、またまたパンダランドへ。
双子の子パンダのミルクタイムの時間が近づいていた。
さすがに子パンダの前には大勢の人。
しかし、哺乳瓶をつかんで一生懸命にミルクを飲む子パンダを見ることができた。
続いてペンギン王国へ。
キングペンギンとケープペンギンの園内散歩タイムを見たあと、
そのペンギンたちと無料で記念撮影してくれる。
見ている場所が良かったのか、なんと2番目に撮影してもらえた。
ペンギンランドの中には様々な種類のペンギンが多数いて圧巻。
昨年に生まれたコウテイペンギンのヒナもいたが、すでにかなり大きくなっていた。
ペンギンランドを出ると先ほどのペンギンとの記念撮影は長蛇の列。
2番目に撮影してもらいラッキーだった。これも熊野詣効果かも。

続いて向かったのが、エンジョイワールドのふれあい広場。
普通にシカやヤギ、マーラ、白鳩などが放し飼い状態。
今年は丑年ということもありホルスタイン牛もいた。
インコやリスザルのゲージにも入ってエサをあげることができる。
残念ながらデジカメが電池切れ寸前だったため、
ここではあまり写真を撮ることができず残念。
パンダ舎でたくさん撮りすぎたのが原因だろう。

最後に4000人収容のビッグオーシャンと言う会場で
バンドウイルカとオキゴンドウクジラのショーを鑑賞。
様々な水族館でショーを観たが、最大級のプールだと思った。
なんせイルカ10頭とクジラ5頭が一斉にジャンプしたりできるくらい広いプールだ。
以前ここではシャチが4頭もいてショーをしていたらしいので、
それだけ大きく広いプールなのだ。
また、プールの後ろには大きなモニターがあり、
様々な角度からカメラで映した映像が流れる。
今、行ったイルカのパフォーマンスをスロー再生したりしてくれる。
そのモニターの後ろには南紀白浜空港の滑走路が見えた。
とても凝った感じのショーで今までの水族館で見たショーよりも
スケールが大きくレベルが高かった。

一通りすべてを堪能したし、閉園の17時も近づいてきたので土産屋を見た後、
コインロッカーに預けてあった荷物を取り出し退場口へ向う。
今度はいつ来れるのだろうか?
また近いうちに訪れたいと本気で思える最高のアミューズメントパークだった。
ちなみにアドベンチャーワールド内にはプレイエリアとして遊園地もあるが、
今回は乗り物は完全にスルー。
アドベンチャーワールド自体、南紀白浜空港のすぐ横にあるので
大観覧車とかも乗ってみたかったけど、そんな時間はなかった。

あまりにもアドベンチャーワールドを堪能してしまったため、
乗ろうと思っていたバスはすでに行ってしまった後だった。
ちなみにそのパスが最終バス。
飛行機の出発まで、まだ時間があるので南紀白浜漁港直営の海鮮市場、
「とれとれ市場」へ行くパスだったが、乗れなかったのでタクシーで市場へ。
http://www.toretore.com/tore/

とれとれ市場では西日本最大級で総敷地面積15,000坪を誇り、
一度も凍らせていない近海物の生マグロをその場で切売り販売をしている。
また、南紀白浜は紀州なので梅干も有名で沢山の種類が売っていた。
数多くの店が入っているので閉店の18時30分近くまで見て回り、
再びタクシーで南紀白浜空港へ。
白浜のタクシーの初乗りは550円だった。

19時20分、定刻通り南紀白浜空港を離陸し、帰りはわずか50分で羽田に到着。
到着ゲートから出た時はまだ20時15分くらいだった。
羽田で夕食を食べてから迎えにきた民間駐車場のバスに乗って
京浜島近くの民間駐車場でマイカーに乗り換え、家に着いたのが21時台。
飛行機を使えば家から南紀白浜って本当に近いんだな。
ちなみに高速1000円になるので車で行く場合、どれくらいかかるのか
ナビで自宅をスタート地点、目的地をアドベンチャーワールドに設定して
検索してみたら、距離680キロ。時間は休みなしで約9時間だった(・ω・;)
車で行く場所ではないってことだね。
と言うか、車で行こうなんて考えないけど。

わずか1泊2日の旅だったが、初めての南紀白浜は大満足だった。
様々な御利益もあったので、また機会があれば行ってみたい場所の
一つになったのは確実。
だけど次に行った時は、あの子パンダたち、でっかくなっちゃってるよな。


白浜旅行記

2009年03月17日(火)

今日は花粉がすごかった。
花粉だけでなく大陸からの黄砂の影響もあり、
1日中、目がショボショボした状態。
だんだん季節は春になってきたけど、本当に花粉は勘弁だよ。
ちなみに今日は無事に営業再開でき、思った以上に来客が多かった。

さて、なかなか書けなかった南紀白浜への旅行記を思い出しながら書いてみたい。

地下にあるうちの店は今まで1階、2階のテナントと同じ入口を使用していたが
そのテナントが5月いっぱいで撤退することになったので、
次のテナント募集のためにも地下専用入口を作ることになった。
入口改修工事には約1週間必要なので、7日の土曜から臨時休業となった。
こんなことがなければ滅多に平日になんて休めない。
この平日休みを利用して11日から1泊で南紀白浜へ旅行に行ってきた。
最初は2泊も考えたが、南紀白浜まで飛行機で約1時間だし、
この時期の南紀は別に見る物も限られているので、
朝一の飛行機で白浜へ行き、最終の飛行機で東京に帰れば
1泊でも十分なので、あえて2泊にはしなかった。
しかし、旅行を計画したのが間際だったため、すでに各旅行会社の
ツアーの申し込み期間は過ぎていたので
インターネットで往復の格安航空券と旅館を予約。
羽田の民間駐車場もインターネットで予約して当日を待った。

3月11日、朝一の飛行機と言っても羽田から南紀白浜空港までの直行便は
JALのみ1日3便だけで、8時45分羽田発が一番早い便である。
当然、飛行機はジャンボではない。
なので搭乗ゲートもターミナル直結ではなく、1階に降りてバスに乗り込み
飛行機のある場所まで行って、タラップを登って搭乗しなくてはならない。
かなり後ろの方の座席だったが立ち上がれば一番前が見えるほど
狭くて小さな飛行機だった。
出発当日は風が強いために風待ちのために離陸が少し遅れたが、
フライト時間は1時間10分で、アッと言う間に南紀白浜空港に到着。
離陸直後は富士山や横浜、さらに伊豆半島などが窓からよく見えた。

南紀白浜空港の滑走路に到着して驚いたのが、
飛行機が滑走路を走りながら360度ターンしてターミナルに向かったこと。
それだけ滑走路の短い空港なので、ジャンボの発着は必然的に無理。
滑走路1本に搭乗口もひとつの小さな地方空港に降りたのは初めての経験。
以前に行ったマウイの空港の方がはるかに大きかったね。
南紀白浜空港に着いてバスまでの時間、2階にあるレストランで朝食を食べる。
一応、レストランも土産物屋も一軒ずつだがあった。

バスは白浜市内行きのバスに乗るのではなく、
熊野古道の本宮大社まで行く高速リムジンバス。
空港から到着便に合わせて1日2本走っているのを前もって調べておいた。
そのバスに乗れば約1時間15分ほどで本宮大社まで連れて行ってくれる。
でも、よく考えたら本宮大社まで行く時間の方が
東京から南紀白浜までの時間より長い(-o-;)
そう、紀伊半島は異常にでかくて広いことを今回の旅行前に思い知らされた。

本当は本宮大社の方ではなく、紀伊勝浦の近くで滝のある那智大社に行きたかった。
しかしガイドブックで調べると白浜駅から特急クロシオに乗っても
平気で2時間30分以上かかってしまう。
白浜という場所は紀伊半島の中でも本当に小さくて、
ちょっと足を延ばして行ってみたいと思っていた場所は
ものすごい距離と時間がかかることに気づいた。
紀伊半島は和歌山、奈良、三重の三県で構成され、伊豆半島の数倍の大きさ。
紀伊半島の幅に東京都がすっぽりと入ってしまうほど。
さらに伊豆半島などと違って、紀伊半島の真ん中は鉄道も高速道も通っていない。
これは世界遺産に指定された熊野古道があるために
これ以上、開発してはいけない地域なのだ。
なので鉄道も国道も海沿いに通っているだけなので、
移動にものすごい距離と時間がかかるのだ。
本当に紀伊半島って、でかい半島なんだと実感した。
なので紀伊勝浦行きなんて1泊では絶対に無理だった。

白浜から近い本宮大社だってバスで1時間以上もかかる。
山道を登るバスの車内から見ると辺りは杉の木だらけ。
すでに花粉の飛んだ状態ではあったが、一面杉の木っていうのは
花粉症の人間には脅威。
まるで敵の本陣に無防備で飛び込んで行った感じにも思えた。
そんなことを考えているうちにバスは本宮大社に到着。
さっそく、本宮までの長い石段を登る。
石段を登りきると、そこには神々の眠る熊野大社が。
今では日本サッカー協会のマークにも描かれている神の使いとも言われた
三本足のカラス、八咫烏が熊野のシンボルである。
さすがに平日ということもあり、参拝客はまばら。
いつの間にか、参拝しているのは自分達だけになってしまったくらい
人が少なく静かだった。

洪水で流されたという元の本宮の場所にある大鳥居も見て
土産物屋に寄っていたら帰りのバスの時間が近づいていた。
このバスを逃すと次のバスまで2時間以上も足止めを食ってしまう。
他の交通機関はタクシー以外ないが、タクシーで白浜市内まで行ったら
軽く一万オーバーなので、帰りも高速リムジンバスに乗って、
約1時間15分ほどのバスの旅。
寝ていたら白浜市内に着いた。
チェックインの時間まで少しあったので白浜の海岸まで歩いて散策。
シーズンオフの平日は街の中も海岸も本当に静かだった。

ほんの少し歩いただけで白浜の海。
本当に字の如く真っ白な砂浜が広がっていた。
砂が白いので海も透明グリーンに透けて綺麗だった。
この砂浜は白浜とは言わず本当の名称は白良浜(しららはま)と
言うことも初めて知った。

いい時間になったので、そのまま予約していた温泉旅館に向かう。
白浜は日本三大古泉としても有名な温泉街。
どの旅館やホテルにも源泉掛け流しの温泉がある。
インターネットで予約した旅館は白浜の旅館の中でもかなり古くからの老舗。
だが、改築、増築を繰り返し、佇まいは近代的な旅館である。
しかし、フロントで「予約していた後藤です」と名前を告げると、
フロントにいた女性2人と男性1人が変な雰囲気。
普通なら「お待ちしていました」とかの言葉と共に、
すぐに用意してある部屋に連れて行ってくれるのに
最初に聞かれた言葉が「えっと……直接ご予約されましたか?」
これはおかしいと思い、リュックの中からネット予約完了時に印刷しておいた
予約票を提示すると、番頭らしき人が、その紙を持って
フロントの奥へ消えていく。
女将らしき人から「すぐご用意しますので、おかけになってお待ちください」の声。
推測するに、こんなシーズンオフの平日に、
わざわざインターネットで予約する客はないと思い、
ネット予約をチェックしていなかったのでは?
慌てて番頭らしき人がチェックしに行ったのではないだろうか?
まぁ、とりあえず予約票を印刷しておいて良かった。

ロビーのソファーに座ってタバコを吸っていたら女将らしき人に呼ばれ、
最上階の一番広い角部屋へ案内された。
突然の来客に、すぐ用意できる部屋はここしかなかったのだろうか、
ビックリするくらいの大きな部屋だった。
旅館にスィートルームはないが、まさしくここは最上階で
眺望の良い角部屋なのでスィートルームだ。
なんか得した感じもしたが、熊野詣での御利益なのかも。
いったい何人くらいの人がこの旅館に泊まっているのか分からないが、
15時のチェックイン時は大した人数ではないのだろう。
女将らしき人から「大浴場の温泉も一番風呂です」と言われたので
浴衣に着替えて早速、温泉へ。
だだっ広い温泉を独り占めできた。

この旅館に決めた理由は、インターネット限定の平日カップルプランがあり、
女性の宿泊代は半額で、さらに夕食は鯛がまるまる一匹の舟盛りと、
この季節しか食べられない白浜名物の幻の魚「クエ」の鍋が付いていたから。
だけど、自分達が予約したことをネットチェックしていなかったと
推測できたので、その辺が心配になった。
そのカップルプランの夕食は部屋食と書かれていたが、
「夕食は鍋の臭いが部屋にこもるので二階のレストランへ」と言われた。
仕方ないので言われたとおり夕食の時間、レストランに行くと、
「伊勢(部屋の名前)の方ですね、こちらのお部屋にどうぞ」と
レストランと同じフロアにある客室に案内される。
自分らの部屋よりは小さいが、それでも10畳ある部屋のテーブルには、
どーんっと鯛の舟盛りが。
もちろん、クエ鍋も付いていて、全部で13品の豪華会席料理。

するとチェックイン時に渡した予約票を持って女将らしき人が入ってきて、
自慢の料理の説明をしてくれた後、予約票を返される。
ちゃんと、この予約通りの料理を用意してくれた。
部屋食とネットに出ていたので本当は、あのカップルプランの部屋は
夕食の用意されていたこの部屋だったのかも。
旅館側のチェックミスにより、最上階角部屋を用意してもらい、
なんかラッキーだったかも。

料理は想像以上のボリューム。
それでも美味しくて、ほぼ完食。
最上階の部屋に戻ると布団が敷いてあって、おまわず寝てしまいそうになったが
しばらくして再び大浴場の温泉へ。またも貸し切り独り占め状態。
かなり満足の一日だった。

翌日、早起きして、またまた大浴場の温泉へ。当然、独り占め状態。
朝食はレストランだったが朝からボリュームあったな。
ここは関西圏だから朝食に納豆が出なかったので良かった。
そして10時までにチェックアウトすれば良いのだが8時にチェックアウト。
なぜなら、この後は今回の旅行の最大の目的でもある
アドベンチャーワールドに行くから。

アドベンチャーワールドには昨年9月に生まれた双子のパンダを合わせて
計7頭のパンダがいて、中国以外の動物園では世界最多の数である。
また南極にしか生息しないコウテイペンギンも数多く飼育されていて
昨年、世界で初めて人工ふ化に成功し、コウテイペンギンのヒナもいる。
コウテイペンギンは南極と同じ条件でしか飼育できないので
他の動物園や水族館では、まず見ることができないペンギンだ。
イルカ10頭とクジラ5頭が同時にジャンプするイルカ・クジラショーもあるし、
草食動物ゾーンを歩いて行けるサファリゾーンもある。
他にジェットコースターや観覧車などの遊園地施設も揃っていて、
1日中遊べる紀伊半島最大のアミューズメントパークなのだ。
しかし、なぜか関東の人間にはあまり知られていない場所かも。
自分は約10年ほど前、まだパソコンを持っていない頃に
ある事がきっかけで、コウテイペンギンを飼育している動物園や水族館を
調べるため、日本中の動物園、水族館に片っ端から電話し、
そこで初めてアドベンチャーワールドの存在を知った。
当時はシャチが4頭もいて、シャチのショーもやっていることも知り
絶対にいつかは行ってみたいと強く思っていた。
約10年越しの夢を叶えるための今回の旅行である。

白浜の温泉旅館からアドベンチャーワールドまでタクシーで10分ほど。
まだパスは走っていない時間帯。
ちなみに開園時間は朝9時30分であり、8時にチェックアウトだと
随分と早すぎである。
だが、早く行って入場ゲートに早く並びたい理由があった。
それは長くなったので、また明日にでも。

明日は興奮の白浜旅行記アドベンチャーワールド編。


営業再開できず

2009年03月16日(月)

眠い…。
今朝はWBCの日本対キューバを観るために早起きをした。
と言っても試合開始の5時に起きることはできず、
テレビをつけたらすでに日本が5対0で勝っていた。
店の改修工事が終わり、今日から仕事再開だったが、
今日は遅出のため試合終了まで観ることができた。
しかし松坂はやっぱり凄いピッチャーだ。
日本打線もつながりを見せた。
あとはイチローの完全復活のみ。
やっぱり次は韓国が上がってきた。
今大会3度目の韓国戦。
1勝1敗と5分なので決着をつけたい。
明後日の昼にプレイボールだけど、さすがに観れないな…。

昨日の理事長就任ショックを和らげてくれた日本の快勝を観てから
久しぶりに店に行くと、なぜか入口がベニヤ板でふさがれていた。
なんと信じられないことに工事業者がガラス扉の最終調整中に
付けたばかりのガラス扉を割ってしまうという不始末。
オーダーで作ったガラス扉のため、すぐに替えの新しい扉は届かず
それまでの仮の扉も明日になってしまうので
結局、今日は営業を再開することができなかった。

まぁ、10日ぶりに入った店内は工事の影響で床が埃だらけ。
玄関の床石を削ったりもしたので、ある程度の埃汚れは予想していたが、
予想以上にザラザラと汚れていた。
食器などは保護していたものの、それでも少し汚れていた。
なので今日は店内の清掃に専念。
床をすべてモップがけ、食器もすべて洗浄、
明日からの営業再開に備えることにした。

明日の昼くらいまでには仮の扉が付いて午後から営業再開できる。
それにしても20万円以上もするガラス扉を取り付けた直後に
不注意で割ってしまうなんて信じられないね。

明日こそ白浜旅行記が書きたいね。

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