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2009年02月25日(水)
ドコモのCMで「河童がいるかいないか」ってやっているが、 あながち間違いではないと思う。 そもそも実は「池と沼と湖」って、明確な定義づけがないので結構いい加減なのだ。 一応、国土交通省基準だと湖については「川につながっている」と規定している。 なので「摩周湖は湖じゃない」ということになってしまう。 一方、陸生学的には「水深5メートル以上が湖、それ以下で植物が生えていれば沼、 植物がなければ池」みたいな区別をしているようだ。 さらに「天然が沼で人工が池」という定義もあるようだけど、 そうするとダム湖はみんな池になってしまう。
いずれにせよ「これが確実」という定義はないのが「池と沼と湖」だ。 そう考えると「河童がいるかいないか」は、実はナイスな基準なのかもしれないね。 もちろん「河童がいるのは沼、いないのは池」となる。
ちなみに今あるのか分からないけど、かつて埼玉県の河川や湖沼付近には、 不気味な河童の絵が描いてあって「この辺は危ないぞ、恐いぞ」という 注意勧告の看板が立っていたっけ。 子供の頃、秩父の方の急流の辺りとかで見た記憶がある。 これが結構、不気味で本当に近づきたくないって子供心に思ったりもした。
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