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2008年11月08日(土)
日本シリーズ第6戦はライオンズが4対1でジャイアンツを下して 対戦成績を3勝3敗のタイにし、逆王手をかけた。 今日の試合、ずっとテレビ観戦したが、 なんといってもライオンズ・岸の好投に尽きる。 大昔は鉄腕稲尾の4連投なんて「神話」もあるが、 現代野球では投手の分業が確立している。 2日前に140球以上も投げて完封した先発投手を 中2日でロングリリーフに送るのは極めて異例。 しかも、試合終了まで再び0点に抑えてしまうのだからスゴイ。 もしも明日、ライオンズが勝って日本一になったら、MVPは岸で決まりだろうな。 なんせジャイアンツ打線に1点も取られていないんだから。
9回裏は「このままライオンズが逃げ切れ」と祈りながらテレビを観ていた。 別に西武信者ではないが、渡辺采配に「喝!」を入れたかったから。 もしも巨人が逆転していたら、みんな一斉に采配を批判しそうだからね。 なぜなら9回裏は絶対にグラマンだろう。 結果論で言っているのではない。(←だから西武に勝って欲しかった) 9回裏を抑えるためにストッパーという投手は存在しているはず。 あの場面で使わないのならストッパーに存在価値などない。 9回裏、どの投手よりも最も信頼されるべき投手がストッパーであるはず。 岸よりグラマンが信頼できなければ即刻、解雇してしまうべきだ。
思えば昨年の日本シリーズ、8回まで完全試合に抑えていた 中日・山井投手に代えて、落合監督はストッパー岩瀬をマウンドに上げた。 賛否両論あったが、自分は落合采配を支持した。 最終回をストッパーに託せなければストッパーの意味はないし、 そもそも監督の構想が謝りである。 今日の岸のピッチングは大絶賛するが、渡辺監督の采配は「喝!」である。 これは結果論ではない。
さて、日本シリーズが第7戦までもつれたのは、 2004年の西武ライオンズ対中日ドラゴンズ以来4年ぶり。 巨人対西武としては、日本シリーズ史上に残る名勝負と言われた 1983年以来25年ぶりの第7戦決着になる。 そして今年と25年前に共通しているのは第6戦までの勝敗だ。 LGGLGLと25年前と全く一緒なのだ。 25年前の第7戦はライオンズが勝って広岡監督の体が宙を舞ったが今年はどうか?
明日の第7戦はジャイアンツは内海、ライオンズは石井一かな? まだ西口も残っているな。 そして第5戦で投げた上原、湧井もスタンバイするだろう。 ライオンズとしたら今日投げた岸の役割を涌井に託すだろうし、 ジャイアンツも場合によっては最後に上原がいくかもしれない。 伝説の1983年の戦いを彷彿させる第7戦も激戦が必至だけに ジャイアンツとしてはメークレジェンド第3章突破へ このレジェンドも達成してほしいとは思うが、この後はアジアシリーズもある。 WBC監督である原監督には日本一になり、アジアチャンピオンにもなってほしいが、 そうなるとWBCの選手選考などにも遅れが出そうだし、難しいところだ。
まぁ、だけど泣いても笑っても明日の試合で全てが決まる。 ジャイアンツもライオンズも持てる最大限の力を発揮して、 どちらが勝っても日本一に相応しいと言われるような戦いを見たいね。
ついでに?明日でSリーグ16回大会も最終節。 我がジュピターズも見事に王者らしく全勝優勝を決めたいね。 だけど明日は16名も参加か…ヾ(^-^;) 嬉しい悲鳴だな。
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