Web Masterの日記



明日

2008年04月19日(土)

結局、三郷から中止連絡はなかった。
明日はできるのかな〜?
なんだかモチベーションが下がっているので寝ている間に上げておこう。


後期高齢者医療制度&善光寺

2008年04月18日(金)

本州南岸を東進する低気圧の影響で太平洋側を中心に大雨。
今日は1日中降っていた。
18日夜までの24時間雨量が大手町で96.5ミリに達し、東京だけでなく
福島、茨城、千葉、三重、奈良、京都、鳥取の計11地点で
4月の同雨量としては観測史上最多を記録した。
日曜の三郷での試合はかーなーり厳しい。
ていうか今日、三郷から早々に「中止です」と連絡がなかったこと自体がシンジラレナイ。
まだ諦めてないのかね?
長年の経験から日曜はダメだと思うのだが、奇跡を信じるのか?


さて、4月15日から75歳以上が対象の
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)について、
保険料を年金から天引きする「特別徴収」が始まった。
しかし予想通り、各自治体に苦情が殺到し、混乱が続いている。
事前の説明も曖昧だったし、もともと年金問題が解決していないのに
その年金から天引きされることへの抵抗感、
さらに、もう後がないように感じる後期高齢者という言葉にも抵抗がある。
いくら長寿医療制度と言い方を変えてみても、もう後の祭りだ。
年金暮らしの多い高齢者の虎の子の年金から問答無用に天引きするなんて
はっきり言って、政府の老人虐待というか、
政府による「カツアゲ」に相当する制度だと言っても過言ではない。
まったく憤りを感じてしまう。

だいたい、貰うべき金を貰っていないのに、一方的に天引きされるのは理不尽だし
高齢化社会を狙って設けた制度と思われても仕方ないだろうよ。
そもそも、この後期高齢者医療制度なる悪法を、いつの間に誰が作ったのか?
正直、この制度についての知識が薄いので、よく分からないのだが、
政府が決めたことに従っているだけの役所を糾弾するよりは、
その制度を作った首謀者こそ糾弾されるべきではないかと思う。

一方的に天引きされた住民が被害者なのは勿論ながら、
自分達が決めたわけではないのに、苦情の対応に負われている自治体の職員も
今回の場合は被害者のような気もする。
なので対応に追われている役所の人たちの中には
政府を恨んでいた職員もいたはずだろう。

「悪法でも法である」という言葉がある。
法律を学んだことがある者ならば、必ず耳にする言葉である。
端的に言えば、守る必要のない法律と言えど、1度成立してしまえば
守らなければならないということだ。
しかし、どんなに良い法律(そんなものは聞いたことがないけど…)でも
適用する主旨によっては悪法に変わってしまう。
そういう意味では、今回の後期高齢者医療制度は法律ではないが
「悪法」ならぬ「悪制度」であると思う。

そんな中で舛添要一厚生労働相は閣議後の閣僚懇談会で
「保険料を金融機関などで支払う手間や行政の無駄な徴収コストを省くことができる」
などと天引きのメリットを強調するKY発言をしていた。
「特別徴収(天引き)の意義について理解してもらえるよう、
さらに広報や周知に努める」と閣議後会見の中でも発言している。
まぁ、大臣も所詮はサラリーマンなんだな。
上の決めたことには逆らえないと言った所だろう。

政治家は議員年金があるので老後の心配なんていらないから、
一般市民がどんな思いで日々、通帳の数字を眺めてるのかなんて分からないんだろうな。
多くのお年寄りにとって、唯一の収入源である年金の額が減るってことの意味が
どれだけ深刻なことなのか分かる政治家なんて1人もいないんだろう。
だけど、時間が経てば、今回の騒動も落ち着いてしまうんだろうな。
他国ならデモだの暴動だのに発展してしまう事も
今の日本人にはそんなパワーないし「仕方ない」で自己完結してしまう
日本人ほど従順な人種はいないから…。

だけど政府には、もっと住民達が暮らしやすい日本にすることを第一に
政治活動を行ってほしいと強く熱望したい。


もうひとつ、今日のニュースから。
長野での聖火リレーのスタート地点の予定であった善光寺が正式に辞退を発表。
長野市も辞退の申し入れを承諾した。
安全問題だけを理由に辞退かと思いきや、記者会見でハッキリと
「チベット問題の中国政府の対応に憂慮している」と明言した。
善光寺Good jobだ(`・ω・´)ゝ”
石原都知事も「仏教徒として立派な姿」と褒めていたし。

まぁ、善光寺を世界遺産にという運動がある最中、世界遺産のポタラ宮のある
チベット・ラサ地区で仏教徒を弾圧してる中国に手を貸すなんてことになれば、
世界中(中国を除く)から笑いモノにされるからね。
このニュースは世界中で注目され報道されてるだけに本当に善光寺GJ!
だいたい各国で混乱している聖火リレーを見ても、
本当に意味があるのかと言いたくなるしね。

どうせだったら長野じゃなくて東京の靖国神社からスタートして、
中国が台湾問題を理由にボイコットして、
しかも開会式当日に合わせて核実験を行った
因縁の東京オリンピックの競技会場(国立競技場や日本武道館)を通って
中国大使館ゴールで聖火リレーをやれば、もっと盛り上がると思うけど
相当に過激な考えか?

スタート地点の善光寺が辞退というか、ある意味でのボイコットをしたんだから
いっそのこと中止にした方がいいのではないかと思うよ。
中止というと様々な日中関係に問題が起きるなら「返上」すればいいんじゃないか?
そもそも、今回に限らず聖火リレーそのものを世界各国でやること自体が、
あまり意味がないように思えるしね。
これも国際交流の一貫なのだとしたら、くだらない国際交流だ。


今、雨は止んだみたいだけど、明日には三郷から中止の連絡が来るかな…(T_T)


ホカベン

2008年04月17日(木)

雨が降っている。
明日も1日中、降っているらしい。
日曜日の三郷はダメかな…。
早くも順延は勘弁してほしい。
ただでさえ5月以降はしばらく出れないので4月中の試合はやりたいのに。
日曜が順延になって喜ぶのは、今はハワイにいる則ぞーと金子だけだ。


昨夜、途中からだが日本テレビ開局55周年記念ドラマのひとつ
「ホカベン」を観た。
予備知識もなく、原作も未読であり、正直キャストだけに魅かれて観たのだが
こんなに硬派なドラマだとは思ってもいなかった。
上戸彩主演なので、いつものようなドタバタコメディーかと思いきや、
現実問題をリアル描いた滅茶苦茶シリアスな弁護士の話だったとは。

暗い…、重い…、難い…。

上戸彩=アテンションプリーズや下北サンデーズのイメージを
引きずってる観てしまったが、今回はお笑いなどひとつもないマジな役。
上戸彩は見たいけど、ドラマのテーマが重過ぎる。
さらに、ストーリー的には本当はこの手のドラマは1話完結だと
見やすくてありがたいのだが、次回に続くとは…。


だが、現実でも実際にあるような事件を取り上げ、
興味の湧きそうな様々な格言のようなセリフもあった。

法律とは武器。
人の命さえ堂々と奪える武器。
依頼人が求めているのは同情ではなく勝つこと。

新人弁護士の上戸彩演じる灯(あかり)
弁護士になりたてで初めて持った仕事での失敗、
必ず勝てる自信があったのに…。
必ず救えると思っていたのに…。
しかし、現実は甘くはなかった。

法律を盾に子供は連れ去られ、依頼主は弁護士を信じられず夫を刺してしまう。
灯がやりたかったこと、やろうとしていたことは、ただの理想だったのか…。
法律とは何?
学校で法をたくさん学んだはずなのに、それを使う術を知らない。
決して偽善のつもりではなかったのに…。

「私は弱い人の希望の星になりたかった。
なのに誰よりも弱いのは私だった…。」

ボロボロに泣いた状態、この言葉で1話目が終わり次に続く形になった。
う〜ん、来週はどうしようか悩むところだ。
だけど、上戸彩が演じる新米弁護士の灯がどのように成長していくのか
少し興味はあるな。
上戸彩が主演でなければ1話目も観ていなかったが
来年から裁判員制度も始まるし、現実的な社会ドラマとして
ちょっと様子見で次週も見てみようかな。

関係ないが、ほか弁の「ほっかほっか亭」が5月15日から
「ほっともっと」に名称が変わるらしい。
ロゴや看板、割り箸の袋なども変えるとなると、スゴイ大変だろうな。


あぁ雨、止んでくれないかな。


行方不明事件

2008年04月16日(水)

改造手術まで半月となった。
今日、健康保険組合の事務所に国民健康保険限度額適用認定証の
交付申請をしてきた。
最近できた制度らしいが、この申請をしておくと、
70歳未満の人も70歳以上の人と同様に入院した時に支払いが
月単位で一定限度額にとどめられるという。
保険が適用する手術だが入院と合わせていくらかかるか分からないが、
とりあえず申請しておいて損はないだろう。


さて、江戸川区の石田佳奈子さん(19)が行方不明になっている事件から
10日以上も経ったが、いまだ発見されていない。
しかし、この事件のニュースを見てると
加害者も被害者も周囲の人間達も皆、変すぎる。
とてつもない違和感を抱いてしまう。
容疑者の中学校の複数の同級生によれば、
中学の頃から不良グループの一員となり、盗みなどをしていたというらしい。
また、近所の住民も「いつか、こんなことをするんじゃないかと思っていた」と…。
定職にも付かず覚醒剤に手を出して…正真正銘のチンピラである。
だけど、その容疑者の親は取材に訪れた記者に対して
「うちの息子が悪いと決まった訳ではない。女性に非があるかもしれない」
と逆ギレ( ̄◇ ̄;)
この親にしてこの子あり…か。
被害者とのいきさつの詳細はまだハッキリしていない。
だけど車から覚醒剤が発見されて押収されている。
本人も覚せい剤の使用を認めている。
それだけでも、こんな発言できっこない。
本当に馬鹿親を絵に描いたようだ。

被害者バッシングはしたくないが、被害者側にも問題があると思う。
まだ、被害者が自ら車に乗ったと言い切れないので、
この部分を非難はしないが、少なくとも出会い系で知り合った男と
初めて会うのに「午後11時に待ち合わせ」はないだろうよ?
男は100%下心があるっていうの解っていて会ったとしかいいようがない。
被害者の親も記者に「警察に任せているので何も話しません」
確かにマスコミはうざい、心労で疲れているのも解る。
でも、もし自分の娘が行方不明になっていたら
「もしもどこかでこれを見ていたら、お父さんもお母さんも心配してるから
すぐに連絡して」と言うと思うんだけどな。
捜索願いを出したから、あとは警察任せ…という対応も何か冷たい。
この事件、やっぱりみんなどこかおかしい。

警察庁によると2007年に出会い系サイトに関連し、
警察が容疑者を逮捕、書類送検した事件は1753件。
過去5年はいずれも1500件を超えている。

イイ子でいるのは退屈でつまらなく、ワルイ子になれば
色々と楽しいことが体験できるかもしれない。
しかし、得られる楽しいことの裏には大きな危険が潜んでいることを知ってほしい。
ハイリスク・ハイリターンの原則である。
出会い系サイトに一期一会などという言葉は存在しない。

最後に…石田佳奈子さんが無事に見つかってほしいと思う。
そして今回の教訓を活かして今後はしっかりと生きてほしいと切望する。


あゆと羞恥心

2008年04月15日(火)

浜崎あゆみの10周年記念シングル「Miracle World」が
来週のオリコンチャートで初登場1位を獲得したことが分かった。
これは1999年から10年連続での1位獲得であり、
女性アーティストのシングル連続1位獲得年数で中森明菜を抜き歴代単独1位となった。
また、自身の持つ通算シングル1位獲得作品数も30作に更新し、
シングル1位主要部門で女性単独2冠となった。

10年間安泰だった浜崎あゆみだが、記念すべき10周年記念シングルには
思わぬ敵が立ちはだかり、わずか5000枚の差で何とか1位を確保できた。
思わぬ敵とは「羞恥心」である。

デイリーチャートを見ると、あゆが初日に稼いだ売り上げで余裕の1位かと思いきや、
「羞恥心」の人気が爆発し、水曜以降に、あゆの倍近くを売り上げ、
週間チャートで、あゆを食う大金星の可能性もあった。
何とか意地を見せたあゆだが「羞恥心」の勢いは止まらない。
さらに今週も爆売れが続けば、今週発売のB'zの40作連続1位記録を
止めてしまう可能性すら出てきたのだ。
これこそ大金星だろう。
まぁ、もはや一部の人たちによる人気投票となった「シングルチャート」なので
誰が1位になろうと、記録が止まろうと、正直どーでも良いわけだけど…。

しかし「羞恥心」の人気はスゴイね。
当然、バラエティ番組発のユニットでヒットした
「くず」や「Gorie」のデビュー作を上回る売上だ。
作詞は島田紳助で作曲は元アラジンの高原兄が担当。
だけどテレビで「羞恥心」が歌っているのを見ると思い出すのが欽ちゃんこと萩本欽一。
欽ちゃんも「笑いの素人」を集め、ファミリーを築き、
各局で似たような構造のバラエティー番組を持ち、
それぞれの番組から人気ユニット、ヒット曲を連発した。
当時の欽ちゃんの役割を今は島田紳助が行っているように感じる。

●萩本欽一によるヒット曲
・欽ドン(フジ)
イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」
よせなべトリオ「大きな恋の物語」
・欽どこ(テレ朝)
わらべ「めだかの兄妹」「もしも明日が…」
細川たかし「北酒場」
・週刊欽曜日(TBS)
風見慎吾「僕笑っちゃいます」「泣いちっちマイハート」
小西博之・清水由貴子「銀座の雨の物語」
・欽きらリン530!!(日テレ)
CHA-CHA「Beginning」

●島田紳助によるヒット曲
・クイズ!ヘキサゴン(フジ)
Pabo「恋のヘキサゴン」
羞恥心「羞恥心」
・行列のできる法律相談所(日テレ)
丸山和也「浪漫」
木山裕策「home」
・オールスター感謝祭(TBS)
Risky(島崎和歌子)「My life is...」
・人間マンダラ(関テレ)
島谷ひとみ「大阪の女」
WEST SIDE「WEST LOVE SHINE」

ミリオン級のヒットを放った欽ちゃんに比べると、
CDの売れない今の時代、紳助関連には大ヒットは無かったが、
「羞恥心」のヒットに気を良くして今後もユニットを乱発しそうな予感…。
固定ファンと子供が幅を利かす「シングルCD市場」だけに、ファミリー受けの良い
「紳助ファミリー」にとって、追い風と言えそうだ。
なんせ「羞恥心」のヒット人気に乗っかって、
里田まい、スザンヌ、木下優樹菜によるPaboの「恋のヘキサゴン」(2007/9/26発売)も
再び急上昇して前週の117位から一気に22位に順位を伸ばしたというからね。



そんな「羞恥心」に薄氷を踏む思いで1位を獲得した浜崎あゆみだが、
10年間もavexの大黒柱として、そして宇多田ヒカルと2分する
日本を代表する歌姫としての威厳を保った。

デビューから10年を経たあゆだが、デビュー当時の彼女のイメージって
正直ここまで日本の音楽シーンを変えるほどのアーティストになるとは思わなかった。
元々、あゆは浜崎歩という女優としてデビューしていたが、
一女優のよくある歌手デビューパターンだと思っていた。
女優の延長線上の歌手って当時から多かったし。
デビュー1年目のシングルが10〜20万枚の売上だったが
当時、ほとんどのヒット曲がミリオン当たり前だったことを考えると
それほどの歌手ではなかった。
それがファーストアルバムがいきなり100万枚を超えて
2年目の夏頃から一気に音楽シーンの頂点に立った。
それ以来、常にトップを走り続け、宇多田ヒカルに次ぐアーティストとして君臨している。
まぁ、宇多田ヒカルは天才であり、凄すぎるということを差し引いても
女優として「いまいち」だったあゆが、これだけ日本を、いやアジアを代表する
アーティストになるとは当時は想像すらできなかった。

そして10年の時を経て放たれた「Mirrorcle World」だが、
詩の内容通り、今のあゆを想像できただろうか?想像しただろうか?
という詩から始まり、それはタイトル通りの奇跡の世界を演出した
歌姫の心境を綴られている。
詩の内容は疑問定義で終わっているが、正直その気持ちの通りだと思う。
誰もが10年後は想像できない。
10年後どうなっているのかすら…。

自分も10年前、今の自分の姿を全く想像できなかった。
勢いの「羞恥心」にも負けなかった浜崎あゆみ10年の集大成、
この曲を聴きながら、浜崎あゆみと共に歩んだ10年を
振り返ってみるのも面白いかもしれないね。


パス

2008年04月14日(月)

なんだか昨夜から体調不良である。
頭がボーっとしている。
なので今日は日記パス。


電キバ映画

2008年04月13日(日)

今日は甥っ子の誕生日が2日後なのでプレゼントを渡すため妹一家と会ったが、
なぜか流れで「電王&キバ クライマックス刑事」の
映画を甥っ子と観ることになり、Tジョイ大泉へ行った
昨日から公開された映画なのにパンフレットはすでに売り切れ。
大勢の子供たちに混じって大人同士で来ている人も多く、
一番大きなシアターもほぼ満席状態だった。
相変わらずの電王人気である。

映画の内容はネタバレになるので今は書かないが、
まぁ、こんなもんかなって感じ。
昨年の夏に公開した映画と同じような
過度の期待はして行かないほうがいいね(^-^;)
所詮はイレギュラーで作られた作品だから。

再来週の27日は再びテッチャンや則ぞーと一緒に観るのかな?
また三郷のMOVIXならパンフレットも売っているかも。
昨年の映画の時も他の劇場ではパンフレットは売り切れだったのに
三郷のMOVIXには普通に売っていたからな〜。
妹から、あったら買ってきてと頼まれているので
27日、2度目の観賞も有りだな…(^_^;)

それにしても今日は寒かった。
大泉で映画を観た後、実家に寄ったのだが、
一軒家はマンションと違って本当に寒い。
まだコタツが出してあったので久しぶりにコタツに入ったら
出れなくなってしまったよヾ(^-^;)


インターネット

2008年04月11日(金)

今朝、起きたときから頭痛…。
常備薬であるイブを飲んでもイヤな痛みが残る。
2週間に1度くらい必ずイヤな頭痛に悩まされる。
結局、仕事中も頭痛は続き、仕事が終わって帰宅した頃にようやく治まった。
眼瞼下垂からくる頭痛なのだろうか?
手術まで3週間を切ったが、手術すれば長年、悩まされていた
この頭痛ともおさらばできるのかな?

頭痛の原因が眼瞼下垂だけではなく、毎晩遅くまでパソコンの前に座って
インターネットなんかをやっていて、慢性寝不足気味だからかもしれない。
何でも即座に分かるインターネットは本当に便利である。
しかし、便利で手軽だからこその危うい面もある。
7年程前に発行された「インターネット犯罪」という本の中で
著者の河崎貴一氏が提案したことがある。
「インターネットの利用者には自動車の運転と同様に免許制度を提案したい」
当時は突飛な話だったが、今考えれば鋭い視点からの提案だったと思う。
毒物売買、薬物売買、殺人、レイプ、児童買春、中傷等々…。
「これらの犯罪を防ぐなら、インターネットの自由を考え直すべきではないか」
「免許は原則として成人に限り、未成年者は仮免許とする」
このように提言していたが、まさに先見の目がある。
本の発売から7年の間にインターネットを通じた犯罪は日に日に増えた。

警察庁が現行の「出会い系サイト規制法」を改正し、
サイトの運営者に都道府県公安委員会への届け出を義務付け、
罰則も盛り込む方針だという。
現行法は18歳未満の利用を禁じているが、はっきり言って有名無実化し、
事件は減るどころか増えている。
危機感を感じた警察は、サイト運営者への指導を強化し、
18歳未満に関する書き込みは削除の義務も課すという徹底さ。
それに伴い、各携帯メーカーも未成年の持つ携帯電話からは
有害サイトへの接続ができない措置を取りはじめた。

7年前の河崎氏提唱の免許制には遠いにしても、犯罪の温床、
放縦な出会い系サイトに睨みを強める方針には大いに賛同だ。
しかし、この世界はお互い顔の見えない闇の世界。
いたちごっこが続くことは最初から予想できる。
結局は誰の心にもある「弱み」に付けこむ悪党が多いということ…。


少し話が逸れるが、インターネットというものは、元々は軍事技術なのである。
アメリカ国防総省が、ミサイル攻撃を受けた場合を想定して
考え出された情報システムのことなのだ。
1ヶ所に集中している軍のコンピュータが破壊されると
指揮・連絡系統が断たれてしまうので、複数のコンピュータを
網目状(ネット)につなぐことで機能を分散・共有させるのである。
つまり、発想の根底にあるのは危機管理なのだ。

また「インターネットで情報化社会」などとよく言うが、
この「情報」という言葉も元々は軍事用語である。
明治時代に陸軍参謀本部で作られた用語で、
「敵情についての報告」の略が「情報」
つまり、インターネット情報とは元来、敵に対する備えなのだ。
まぁ、そう考えるとベストセラーになった「電車男」も理解できる。
女性と付き合った経験のない男がSOSを発し、それに応えてみんなで戦略を練る。
敵(女性)に対する共同戦線ということだろう。

インターネットは宝箱のようなもの。
世界中につながり、その便利さは計り知れない。
しかし利用者が常に自分を守りながらの危機管理を怠ると
とんでもないモンスターに変貌する。
便利で楽しい道具は危険と隣り合わせだということを認識しながら
一番自分に合った利用法で使わないといけないね。
もちろん毎晩、遅くまで起きていて慢性睡眠不足にならないよう注意しないと。


脅迫により中止&前代未聞の言葉

2008年04月10日(木)

今日は1日中、雨だったというのに、まるで金曜日かと間違いそうになるくらい
ものすごく忙しかった。
昨日といい、今日といい、何で最近、こんなに忙しいのだろう。
明日の金曜日が怖いな…。


さて、いまだに子供に大人気のポケモンだが、
悪質な脅迫により、9日に開催されるはずだったカードゲーム関東大会と
月内に予定していた中部大会、九州大会を中止すると発表した。
関東大会は12000人の来場者が見込まれていた。

簡単に犯人を断定するのは避けるべきだが、
以前、2ちゃんねるに「小学生を殺害する」と犯行予告を書き込んだ犯人が
小4女児だったことも考えれば、今回のターゲットとなったのが、
大勢の子供が参加するポケモンのカードゲーム大会ということを考えると
それこそ年端も行かない子供の犯行の可能性も十分に考えられ、
なんとも酷い世の中になったものだと感じる。

中止理由は「お客様の安全第一」ということだが、他に方法がなかったのか。
たしかに事件が起きれば主催者が非難を浴びるかもしれない。
主催者側は中止が無難な判断かもしれないが、このようなことが続いて
「気に入らない物は脅迫すれば中止できる」となれば、
これもまた大問題である。
五輪の聖火リレーと抗議活動にも共通点がありそうだ。
それにしても本当に変な世の中になったものだ。
そして何よりも大人達は、ゲーム大会を楽しみにしていた
沢山の子供が受けた心の傷も、きちんと考えなければならないだろう。


もうひとつ短めに。
昨日の党首討論で前代未聞な言葉を二つも聞いた。

「可哀想なくらい苦労している」
政権運営を「苦労している」と言った政治家は過去に何人もいたと思う。
しかし自分を「可哀想」といった国家指導者は記憶にない。
こんな言葉は絶対にリーダーは言ってはならない禁句だろ。
可哀想ならば安倍晋三のように投げ出して楽になってしまえばいい。
「おれ可哀想だよ」と公言する社長の会社に就職希望する奴っているか?

「権力の乱用」
最初は民主党党首の小沢一郎が言ったのかと思った。
しかし、何度聞いても福田首相の声である。
「権力の乱用」なんて言葉は反体制側が体制批判する際の常套句だ。
内閣を組織して政権を握っているのは紛れもなく自民党+公明党である。
2/3での衆院再議決の自己批判か?

こんな政治家に権力を握られている国民こそまったく可哀想である。
本当に情けなさ過ぎるぞ福田康夫!


ぼやき

2008年04月09日(水)

今週はなぜか忙しい。
たいして予約は入っていないのだが、19時半頃から続々と千客万来。
アッと言う間に満席御礼。
ヒマだと思って油断していると、とんでもないことになる。

そして今日は先日、治療終了となったはずの低温やけどした患部が
疼くように痛かった。
まだ完治ではないので、気を使わないと再治療になってしまうな。
あぁ、それにしても不便だ。

なんか気乗りしないのでメインの話はまた後日。

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