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2008年04月08日(火)
ここ数日は聖火リレーのニュースが話題だが、 過去の五輪に於いても、これほど聖火リレーが注目された事があっただろうか。 まぁ、アテネでの聖火採火式の時から国境なき記者団が騒動を起こしていたので それこそ、聖火リレーが本拠地のパリを通過するとなれば、 どんな事態になるかは予想はついていたけど、これほどやるとはね。 ロンドンでは自転車で突っ込んだり、消火器で聖火を消そうとしたり、 直接、聖火を奪おうとしたりする奴等が出てきたもんだから、 これに負けじとパリっ子も頑張ってしまった模様だ。ヾ(^-^;)
結局、パリでは途中から聖火ランナーは走らずに聖火はバスで移動。 って、これは聖火リレーとは言えないのではないか? 次はサンフランシスコだが、どうなることやら。 日本では長野を通過するが、今から長野の人たちは戦々恐々だな。 本心を言えば「聖火なんて来なくていいよ」かもね。
ところで、ロンドン、パリと面白半分で抗議活動をしていた連中も多いと思うが、 基本はあくまでも中国のチベットに対する迫害や人権問題、 それを背景にしてのオリンピック開催に対しての批判である。 これに対し中国側は「スポーツと政治を混同すべきではない」と言っているが、 過去の中国のオリンピック参加状況を見ると…
【中国の五輪参加状況】 1956年 メルボルン五輪…選手団が現地到着後にボイコット(理由は台湾問題) 1960年 ローマ五輪…ボイコット(理由は台湾問題) 1964年 東京五輪…ボイコット(理由は台湾問題) さらに開催中に核実験強行 1968年 メキシコ五輪…ボイコット(理由は台湾問題) 1972年 ミュンヘン五輪…ボイコット(理由は台湾問題) 1976年 モントリオール五輪…ボイコット(理由は台湾問題) 1980年 モスクワ五輪…ボイコット(理由はアフガン問題)
これだけ政治的にボイコットしている国は他にない。 それが自国で開催となると「オリンピックと政治を結び付けるな」 どの口が言っているのか呆れてしまう( ̄◇ ̄;) 聖火リレーに対する抗議活動だが、人権問題の他に こんな国が国連常任理事国でいいのか? という批判も入れてほしかったりするな。
本当にあと数ヵ月後、北京で五輪ってやるのかな?
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