Web Masterの日記



撤退ラッシュ

2008年03月06日(木)

今年もやってきてしまった(+。+)
ここ数日、花粉の被害がスゴイ。
またしばらく悩まされる季節の到来か。
だけど花粉症の症状が出るということは球春も近づいているということ。
無事に打席に立てるかまだ不安だけど…。

さて、なんだか最近、撤退のニュースが多い。

東芝→HD DVD撤退
パイオニア→プラズマパネル生産撤退
三菱電機→携帯電話端末の開発・生産から撤退
ソニー→ブラウン管のソニーに幕「トリニトロン」3月で生産終了
日立マクセル→DVDなど光ディスクの自社生産から撤退


この中で特に注目は三菱電機の携帯電話端末事業からの撤退だ。
今後の新端末投入は行わず、ドコモ向けに納入した「D905i」「D705i」
「D705iμ」をもって新機種の投入は終了するようだ。
三菱電機は携帯電話の元祖であるショルダーフォン時代から
携帯電話事業に携わってきたので撤退は寂しく感じる。
撤退理由は出荷台数が減少してきて業績改善の見通しがたたないためだとか。
ドコモのみへの供給だったため、売れてなかったんだなぁ…。

三菱製の携帯電話といえばスライド型をいち早く採用して人気があった。
iモードやメールサービスが誕生する前はボタンを蓋で隠す
「フリップ型」をどこよりも早く採用したのも三菱だった。
自分も以前は「D201」や「D206」を使っていた。
最近のスライド型の完成度は高かったと思うが、悪い言い方をすれば
毎回、変わらない…とも言える。
携帯電話の場合、1つのメーカーに慣れると同じメーカーを使い続ける人が多い。
そうなると新シリーズが出ても、あまり変わり映えしないのなら
買い替えを控えてしまいがちだろう。
それでも、新シリーズの開発は年に1〜2度は行わなければいけないのだから
メーカーは大変である。開発費だってバカにならない。
以前は年に2度のサイクルだったが、今後はサイクルが長くなるだろう。
各メーカーも疲弊しきっているから。

だけど、開発サイクルが長くなると、売るためには常に新しい形や
新しい技術を取り入れていかなければいけなくなる。
必然的に開発費もかさむ。
技術を流用して開発費を下げても売れなければ回収できないし。
しかも、携帯電話の怖いところは数が多く出るということ。
もし、リコールなど出した時は、とんでもない負担になる可能性がある。
その為にもテストは十分に行わないといけない。
まぁ、どんな商品でもテストは十分行わないといけないのだが、
毎回、最先端技術を取り入れながらも開発サイクルが半年というのは
メーカー側にとっては、かなり辛いだろう。

他のメーカーはこの開発サイクルをどう思っているのかね?
短いとか苦しいとか問題を抱えているメーカーは他にも無いのだろうか?
これを機に他のメーカーも撤退表明をしてくる所が出てくるかも。
自分らユーザーとしても、この短いサイクルはちょっと疑問に思っていた。
半年に1回ペースで買い換えろと言わんばかりに
新しいシリーズを出してくるからね。
もちろん、そんなことは気にせずに買い換えなければ良いのだが、
新機能に惹かれてしまったりするのが人間だからな…。
携帯電話の場合、新機能だけを追加することは出来ず、
全てを買い換えないといけなかった。
今ではSIMの入れ替えが可能になり「買い増し」というものが多くなったが、
以前は買い換えたら今までの端末は使い物にならなかった。
SIMになっても、いちいち入れ替えて使う人も少ないと思うので
結局は昔と変わらずゴミを増やすだけ…。
なんか、地球にもサイフにも優しくない悪循環だ。

ということで、今後はメーカーごとに新機種を発売するようになってほしい。
そして、もちろんSIMロックもフリーにしてもらいたい。
まぁ、MNPの制度ができたり、各キャリアの固有ボタンを付けたりしている間は
SIMロックフリーには程遠いだろうけどね。
何はともあれ、個性的な端末を作り続けたメーカーが減ってしまうのは
とても残念な気がする。

三菱電機だけでなく、冒頭に書いた各分野から撤退する大手企業は
経営資源の集中、これからはどの会社も百貨店じゃやっていけないんだろう。
個人専門店っていうのも規模が大きい会社では無理だろうし、
これからはいくつかの専門チェーン店を多角経営っていう感じなのかね。
当然だが、規模を抑えるかオンリーワン技術を持っていないと
多角経営もすぐに行き詰るだろうけど。


そんな中、ポルシェがVW株50%超取得し子会社化へ
というニュースはビックリしたね。
自分の記憶が確かならば、提携当初、形勢は逆だったのではなかったか?
いまやVWよりポルシェの方が上なのか…。
まぁ、ポルシェがカイエンみたいな車種を出した時の衝撃に比べれば
可愛いものか。


3人乗り容認反対

2008年03月05日(水)

昨日の日記の冒頭で書いた自転車3人乗りについてだが、
自転車は2人乗りでも禁止なのに、3人乗り自転車については
容認される方向で動いている。
正直、これってどうなの?
日本の警察も訳が分からないね。

まず、今まで見逃してきたのがオカシイ。これが大前提である。
自転車の2人乗りをして警官にわざと見つかり
交番で説教された時に、こう聞いてやりたい。
「なんで母親と子供2人の3人乗りは同じように注意しないのか?」
無灯火にしても、ママチャリは注意しないことがほとんどだ。
車やバイクに対してはもっとヒドイ。
危険じゃないと思われる違反を問答無用で切符を切る。
(見通しの良い場所での一時停止無視、車線変更、追い越し、わずかな速度超過など)
その時に警察は必ずこう言う「危険な運転じゃないけど違反は違反だから」

で、今回、見逃してきたことをキチンと罰するつもりでいたんじゃないのか?
それを反対されたからといって簡単に妥協案かよ。
自転車の3人乗りというのは、違反は違反な上に、乗っている子供だけじゃなく
周囲も危険なのは承知の事実のはず。
それを罰することができないとは、これまでの道路交通法は
いったい何だったのか?とさえ思う。
一貫性が無いというか、不公平というか、弱腰というか、
ほんと警察ってバカだと思った。

全然、納得がいかないが、3人乗りでも安定する自転車と、
その通行について一応考えてみた。
おそらく、車並みのタイヤの太さにしない限り2輪じゃ不可能。
自転車の大きさの範囲内で最も安定するのは、
後ろに2つタイヤをつけた3輪車で重心を低くしたものだと思う。
それで荷台をベビーカーのような後部座席にすれば、
前(もしくは背中)に乳幼児が1人乗っていても安定はするかと。
ただ、従来のママチャリより横幅が広くなり重量も増すので、
歩道を走るのはかなり危険。
まぁ、元々自転車は「軽車両」で歩道を走れないんだけど、
3輪になるとさらにって意味で危険。
だからといって、奴らは車道を走れるほどのマナーとルールを持ち合わせていない。

ではどうするか?
やっぱり何度も提唱しているように免許制にするしかない。
3人乗り自転車限定でも自転車全部でも構わない。
しっかりとした交通ルールと交通マナーを講習で叩き込み、
車と同様、試験をクリアした者にだけ免許を与える。
そして免許制なら、違反すればガンガン切符を切れるし、
危険運転の低下やマナーの向上も大幅に期待できる。
この件に対して反発した保護者(母親)とやらは、
今後、違反して検挙されても文句を言えないはずだ。

そして3人乗り自転車には車同様に自賠責を付ける。
自分のための保険ではなく、他人を怪我させたときのための保険。
それと車やバイクと同じ道路を走りながら、自転車には税金がかかっていないので
重量のある3人乗り自転車には自転車税のような税金を徴収する。

これだけのことをしなければ、やっぱり3人乗り自転車が
容認されるなんてことは納得できないね。
しかし、そもそも行政が取り締まる、取り締まらないなど、
個々のモラルが低くて幼稚すぎる問題だよな。
違反と知りながら乗っている連中も悪いし、
今まで見逃してきた警察も悪い。
堂々と補助イスを作ったメーカーにも責任はある。
こいつらのモラルの低さが日本を恥ずかしい国にしている。
先進国でこのような程度の低い問題があるのは日本だけだろうな。

荒川区が素晴らしい取り組みをしていた。
本来、国がやるべきことなのかもね。
全国の自治体に広がればいいのにな。

★荒川区の自転車免許制度
2007年5月、全国初。小中学生を中心にスタート。
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/a001/b004/d04400022.html


もうひとつ自転車3人乗りとは関係ないが、
先日、幼稚園バスに2歳児が轢かれて死亡した事故について。
この事故、確かに運転手が過失致死で逮捕されてしまうのは
今の道交法では致し方ないのだが、どう考えても親に責任があるだろうよ。
夫婦2人で見送りに来て、しかも父親は教習所の教官、
それであのインタビューはないよな…。

「こういう事故は他人事のように耳にしていたが、まさか自分の身に起こるとは。
2度とこういう事故が起こらないようにしてほしい」

運転手はバスを動かす前にサイドミラーで右後方を確認したが
ミラーに2歳児の姿は映らなかった。
2歳児はバスの右後輪で轢かれたらしいので、
タイヤハウスの中かバスの下に潜り込んでいたとしか考えられない。
なぜ両親揃っているのに、親は手を繋いでおくなりできなかったのか?
防げなかった事故のようで、実は防げた事故であると思うんだよな。
結局は運転手が過失致死で逮捕という結果になったが、
やっぱり一番責められるべきはこの両親なんじゃないかな…。
ニュースを見て、なんか釈然としなかった。
何ともやるせない交通事故だ。


時計と階段そして電王

2008年03月04日(火)

警察って本当に頭悪いな。
先日、この日記にも書いた自転車の3人乗りだが、

警察庁は昨年末、自転車の3人乗りを禁止と明記した
「交通の方法に関する教則」の自転車に関する内容を
30年ぶりに見直す方針を決めていた。
しかし、保護者らのアンケート結果や母親などからの要望・反発を受け、
警察庁は4日、「1人乗りの時に比べて著しく不安定にならない構造」を
前提に容認する方向で検討を始め、自転車産業振興協会など関係業界に
安全な「3人乗り」用自転車の開発・普及への協力を要請した。
改正道交法が施行される6月までに結論を出す方針という。
(いろんなとこから抜粋)

マジかよ!警察も堕ちたもんだな。
この件についてはまた明日にでも徹底的に書いてみたいと思う。


さて、この前の日曜日、豊洲の「ららぽーと」へ
映画「アース」を観に行った時に気付いたのだが、
入れ替え制のシネコンにも関わらず、売店も含めた広いロビーに
時計が1つも飾っていなかった。
まぁ、フロントの上映スケジュールのディスプレイの端に
小さく表示はされてはいるが、遠くからでも見える大きな時計がなかった。
最近、多くの人は携帯やら腕時計を持っているだろうし、
わざわざ時計を飾っておかなくても困らないという人も多いだろう。
だけど、ごく僅かであっても、それらを持ってない人もいるし、
子供や障害者と一緒だったりで携帯を取り出すことが困難な人だっているだろう。
時間通りに上映されているんだからこそ、時計の1つくらい設置するのが
普通のサービスではないのか?と感じてしまった。

なぜ、自分がロビーに時計がないことに気づいたのか。
映画館では上映中は携帯の電源を切ることがマナーだし、
上映前にも散々、スクリーンで切れと言っている。
なので入場する前に携帯の電源を切っておいた。
で、今何時?と思って周りを見回しても時計がない。
時間が分からない。
結局、再び携帯の電源を入れて時間を確認することになった。
なんかおかしい…。
携帯の電源を切れといいながらも、携帯で時間を確認して入場しろとも
言っているようだ。なんかふざけてる。

しかし、映画館に限らず街中において、時計が減っているような気がするね。
携帯電話の普及が理由なのか、メンテナンスが大変なのか、
時間が違っていてクレームをつけられるのが困るのか、
理由は分からないけど、街中の時計は確実に減っているように感じた。


もう1つ消えたと感じるのが「階段」だ。
一部のショッピングモールには「階段」が1つも無くてビックリする。
特に先日、行った「ららぽーと豊洲」には驚くことに
非常階段以外の階段はないのだ。
最近のショッピングモールは、エスカレーターが
不規則に設置されていることが多く、エスカレーターを昇降するごとに、
次のエスカレーターまでフロアをぐるっと歩かないといけない構造だ。
特に「ららぽーと豊洲」のように、1フロアの面積が広く、
それほど階層の高くないモール(3〜4階程度)に多いので
1つ1つのエレベーターやエスカレーターまでが遠く、
こういう建物でこそ、階段でサクっと昇降したいって所に限って
階段が非常時以外は利用禁止になっている。

当日は地下の駐車場に車を停めたのだが、
1階でエレベーターを待つより、階段で降りたほうが早いと思い、
階段を探すも見当たらず。
仕方ないので係員に聞くと「非常階段以外はございません」と(・ω・;)
たったワンフロア降りるにも時間のかかるショッピングモールって
それこそ災害時は大丈夫なのか不安になってしまった。

世は「バリアフリー」と叫ばれ、良くなった面がある一方で、
「時計」にしろ「階段」にしろ「公衆電話」にしろCMの「続きはWEBで」にしろ、
携帯電話を持っていて当たり前、ネットを使えて当たり前といった
「強者の論理」が目立ち、弱者に使われているモノを
非効率的・非経済的といった理由だけで、
安易に撤去してしまっているものが多くないだろうか?

もうひとつ、ららぽーとネタ。
映画館内に今後、上映する映画のポスターが貼ってあったが
その中に…あったね(^-^)
「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」

仮面ライダー映画としては異例の2作目が公開されることになった電王、
全国公開は4月12日である。
ポスター画像を見ると
上の方に「春の仮面ライダー祭」
「春のドラえもん祭」なら聞いたことがあるが
仮面ライダー祭は初めてでは?

ポスター全体のイメージを見てみると、何となくだが
「踊る大捜査線 THE MOVIE」のポスターを髣髴させる。
何となく、雰囲気が…。
もしかしてパロっているのか?
でも「踊る大捜査線〜」って東宝だったよな。

出演者をチェックしてみると、電王の出演者が圧倒的に多い。
キバからは3人だけである。
これを見ても、キバより電王が中心となる映画だということが分かる。
まぁ、キバの映画は夏に公開されるだろうからね。

「奪われたパスを取り戻すために、デンライナー署、緊急出動!」
と書いてあるが、テレビ版の電王では出来なかった
アナザーストーリーが展開されそうだ。
イマジン達はコートを着たり、スーツを着たりだし。
良太郎は「踊る〜」の織田裕二を意識したようなカーキのコートを着ている。
侑斗やデネブ、オーナーはいつもと同じ雰囲気だけど、ナオミはチャイナドレスか?!
相変わらず刺激的な格好である。
そして、やっぱりハナはコハナのままだ。
まぁ、ハナ役だった白鳥百合子は先日、事務所を離脱したばかりだからね。
でも、なぜバズーカ砲?

敵らしきイマジンが右上に載っているが、どこかで見たことある形。
とんがり頭といがみ顔…ってモモタロス?!
でも角の位置が違うのでモモタロスではなく、ネガタロスという敵役らしい。
その後ろに、うっすらソードフォームが写っているが、
よく見るとデンカメンに模様がある。
これがネガタロスが変身するネガ電王で今回の最大の敵になるそうだ。

夏に公開された時、「モモタロスの夏休み」がおまけ映像だったが
今回もまた劇場限定映像「おまけモモタロスのキバっていくぜ!」が同時上映。
モモタロスとキバットの絡みか…。
どんなんだか想像がつかない。

さて、我がチームの電王マニア達、今回も三郷で試合が終わった後に
昨夏と同じく映画館へゾロゾロ行くのかな。

【STORY】
銀行がファンガイアに襲われた! 究極の悪の組織・ネガタロス軍団を作ることに執念を燃やす、はぐれイマジン・ネガタロスたちの仕業だ。しかもこのイマジン、デンライナーのオーナーから電王のパスを盗み出していた。このままではイマジンの世界になってしまう! そこでオーナーは、事件解決のために“デンライナー署”を立ち上げ、ノリノリのモモタロスたちは捜査を開始! 警視庁から派遣されてきた気弱な鈴木刑事と協力して捜査を進めるうちに、渡と静香に出会う良太郎たち。彼らの情報でネガタロス一味のアジトを突き止めることに成功するが、一同は罠にはまってしまい大ピンチ! 潜入捜査(?)を行っていた侑斗とデネブとともに、何とかその場を逃げのびる。勢いに乗ったネガタロスたちは国会議事堂を強襲。それを阻止すべく、ふたたび良太郎たちの戦いが始まった。電王対ネガ電王! そしてファンガイアを追って現れたキバの活躍は!?今回もやっぱりきっぱり、クライマックスだぜ!!
(公式サイトより)


米兵問題を考える

2008年03月03日(月)

今日は1週間ぶりの皮膚科である。
先週行った時から痒みは止まったものの、痛みは相変わらず持続。
特に朝、起きた時は痛くてまともに歩けない。
寝るときはクッションを右足の下に置いて、少し上げて寝ているのだが、
寝ているうちに患部を下にしてしまっているのかも。
しかし、今日もいつもと変わらず同じような治療。
そして痛み止めや抗生物質の薬を処方されるだけ。
だけど、いつもは1週間分の薬が出ていたが、今日はなぜか2日分のみ。
投薬による治療は終わりなのかな?
それにしても患部に新しい皮膚が形成されるまでには、まだ時間がかかりそうだ。
開幕まで1ヶ月を切ったが、間に合うのかな?


さて、沖縄での米兵による少女暴行事件が
被害者が告訴を取り下げたために釈放となったというニュース。
気になるのは「これ以上、事件に関わりたくない。そっとしておいてほしい」
という被害者の告訴取り下げ理由だ。
この事件についてはネット上で「付いていった被害者にも落ち度がある」
という被害者批判が聞かれた。
こうした動きが被害者に告訴取り下げを決断させたのか?
思想・信条は自由だから、そうした意見を持つのは自由だし、
表現・言論の自由によって自己の意見を主張することを止めることはできない。
しかし、そうした物が被害者を圧迫するとしたら、それも大きな問題だと思う。
どうバランスを取れば良いのか非常に難しい問題だが、
考えなければならないと感じた。

そして、もっと考えなければならないこと…。
第二次世界大戦・太平洋戦争に負けた時、
アメリカ兵が日本に上陸し、日本国内を闊歩した。
日本軍は強制的に武装解除をさせられた。
なぜなら日本は敗戦国だから…。
そして、なぜか日本人達はマッカーサー率いるアメリカ兵を歓迎した。
その状況は今も変わっていないのかもしれない。
ただ、彼らが今回のような犯罪を犯した時には本当に怒りが出る。

アメリカ兵は地位協定により、その行動が保障されているそうだ。
それを守ろうとしているのは日本政府である。
数年前に横須賀で日本人が暴行された時に当時の小泉首相の
「地位協定の見直しを要求する気はない」という発言を聞いた時、
初めて小泉首相に失望した気がした。
右の立場の人も、左の立場の人も、アメリカ兵のこの地位には反対のはずだろう。
賛成なのは親米派、媚米派、恐米派、もしくは売国派と言ってもいいのだろう。

昨夏、沖縄に行った時に見た米軍基地のゲート。
MPが外向きに立ち、入場時には検問がある。
しかし、検問を経て外に出ると後は自由である。
日本国は彼らの基地からの出場=日本への入国をチェックしていない。
アメリカ軍の基地はすでに日本ではない。
しかし、日本の国内にありながら日本ではない基地の外は紛れもなく日本である。
基地の外に出る=日本入国なのだ。
だけど、アメリカ兵は簡単に基地から外へ出ることができる。
これに対し、日本はまったくノーチェックなのだ。
海外の基地から日本国内の基地への移動時も日本はノーチェックである。
日本がそんなことが出来るはずもない。

今、アメリカに観光に行く際には事前にビザは必要ない。
アメリカ人が日本観光に来るときも同じだ。
しかし、入国審査は両国とも必ずある。
最近は日本国内に入る時、外国人はテロ対策で指紋まで採ることが義務付けられた。
一般の外国人に対して、これだけ厳しくしているのだから、
アメリカ兵の入国をフリーパスにしていいはずがない。
まして、戦場から帰ったばかりのアメリカ兵までいるのだ。
彼らをそのままの気分で日本国内へ入国させていいものだろうか。

アメリカ軍は度重なる不祥事を受けて、外出禁止や
基地外在住者の管理を強化するそうだ。
沖縄のアメリカ兵相手の商売は打撃を受けていると報道もされる。
日本は外国人に対する原則に戻り、アメリカ兵を外国人扱いをするべきだ。
観光やビジネスで日本に来る外国人同様に入国審査を行い、
パスポートの所有を義務付け、基地外に住むためには定住許可を必須とする。
たとえ公務で入国しようと原則は変わらない。
アメリカ兵相手の商売を続けるとしたら、日本人が基地内に出張すればよい。
商売はかなり衰退するだろうが、基地への依存を減らすことになり
通常状態に戻ることにもなると思う。

なぜアメリカ兵が日本国内を自由に闊歩できるのか?
戦後から半世紀以上が経った今、
その根本を見直す時期が来ているのではないだろうか。


アース

2008年03月02日(日)

今日は今さらながら話題の映画「アース」を観てきた。
ケーブルテレビからユナイテッドシネマの割引鑑賞券を貰っていた。
通常1800円の映画が全国のユナイテッドシネマなら950円で観ることができる。
我が家の近くには豊洲のららぽーと内にユナイテッドシネマがあるので
迷わずそちらへ直行。
しかし、すでにロングランのため1日2回の上映になっていた「アース」だが
初回12時15分の回は一番前の席しか相手いないので断念。
次の回、17時のチケットを買って、一度家に戻る。
近いとこんな時、楽だ。

さて、映画「アース」だが、割引なしの正規料金を払って観ても
良いと思うほどの素晴らしい映画だった。
この映画は、地球を軸に地球上に生息する動植物が懸命に
生き抜こうとする姿を鮮明に描く一方で、地球温暖化が進む昨今において
我々人類に警鐘を鳴らしていることを訴えた作品。
自分も鑑賞していて、いろいろと考えさせられた作品だった。

北極・赤道・南極と地球を縦断するような流れでストーリーは進んでいく。
砂漠や滝など冒頭の映像を見ていると、地球の広大さを再確認するとともに、
そんな地球の前では人間なんて本当にチッポケな存在だなと感じた。
何となくNHKのドキュメンタリーを思わせるような渡辺謙のナレーションと
カメラワークだったが、TVでは感じられないような迫力を
大きなスクリーンでは感じさせてくれた。

生きていく上で大切な物は食べ物と水。
食べていかないことには飢えに苦しみ死んでいくし、
水がなければ体内の水分も失われてしまう。
食べ物を求めて遠くまで歩く動物、水を求めて砂漠のオアシスまで
歩き続ける動物と、ともに生きることに一生懸命な姿を見ていると、
過酷な自然界で生き抜くのは容易ではないことがわかる。
自然界の鉄則は「食うか食われるか」
肉食動物が獲物をハンティングするシーンがあったが、
流石に捕らえた獲物を食べるような残虐シーンはなかった。

今回の映画を観て改めて感じたことは、地球温暖化・自然破壊は
地球上の生物を絶滅に追い込んでしまうということ。
そして、自分達人間が地球温暖化をこれ以上進めないために
何をする必要があるのかを真剣に考えなければならないと思った。
この映画は洋画なので世界各国で公開しているはずだが、
特に環境破壊ばかりしている中国には、この映画を公開し、
全国民に強制的に見せるべきだ。

地球を主人公にした映画だが、この地球上の動植物を絶やさぬためにも、
これ以上の地球温暖化はストップしないといけない。
地球は人間だけのものではないし、
動植物の絶滅=人類の滅亡でもあるのだから。


胃ガン検診

2008年03月01日(土)

せっかくの休みだが早朝から胃がん検診。
歩いて5分もしない場所にある区の健康センターへ。
ここには以前、江東区内のグランドを借りるために
チーム登録をしに来た場所である。
調べたら胃のレントゲンは2004年の夏以来3年半ぶり。
相変わらず空きっ腹にバリウムはキツイ。
そして検査後に渡される下剤の作用に怯えながら1日過ごさなければならない。
なので今日は、ほとんど何もせずにのんびりと過ごした。
実は明日も早起き。
先週の土曜日は大洗に行ったし、日曜日はSリーグ会議だった。
最近、休みの日でも早起きが続くな。


3人乗り禁止

2008年02月29日(金)

何を今さら、当たり前のことだ。
しかし、世の母親というものは命知らずが多い。
子供を前後に乗せた暴走自転車をよく見かけては
転んだら大けがするのに…と心配してしまう。
こんな事態を重く見た警察庁は今春、実に30年ぶりに
「交通の方法に関する教則」を改正し、補助いすを使っても
自転車の3人乗りは「できません」などと明文化することを決めた。
ていうか、遅すぎじゃないの?

確かに補助いすを使って子供(幼児)を乗せる2人乗りは
一応は法律的にはOKだが、前後に子供乗せたら思いっきりバランス悪いだろ。
男でもフラフラするだろうし、だからといって電動アシスト付き自転車だったら
3人を乗せた総重量って何キロあると思ってんだか。
徐行でも人にぶつかればかなりの衝撃で、老人や子供にぶつかれば
骨折も十分有り得るし、もし、坂道などでスピード出して人にぶつかれば、
ぶつかった相手は死ぬかも。
さらに自転車が転倒すれば前後に乗せた子供は受身も取れずに大変なことになる。
頭から落ちれば命にさえ関わる大事故になりかねない。

だが、命知らずのばばぁ達は3人乗りを禁止されたら、
他に代替案が無いとかアホなことを言う輩もいるようで…。
てか、そもそも最初から禁止なんだよ!
法律で違反ってこと以前に、危険だということに早く気付いてもらいたいよ。

自分の住む東陽町近辺でも3人乗り自転車を見かける。
それほど坂道のない街であるが、ところどころ橋が架かっているので
橋を下る時などは、かなりのスピードが出ている。
さらにタチの悪いことに、自分で車を運転したことのない
母親の駆る自転車ほど危険な乗り物はない。
まったく車が見えていないというか、気にしていない。
車が避けるのが普通と考えているので車道も歩道も関係なしの
傍若無人な運転で危険極まりない。
車を運転中、前方にそんな傍若無人な自転車を見ると、
いっそ、ひと思いに轢いてやりたくなるような軽い殺意が芽生えてしまう。
しかし、もし、こんな奴でも車で引っ掛けたりしたら、
相手は法律違反を犯していて、こちらは道交法を守って運転していようが、
やっぱり車のほうが悪くなるというのも、なんだか納得がいかないものだ。

昨日の朝の「めざましテレビ」でもやっていたが、
自転車に乗る人達(特に主婦)って道路交通法を知らな過ぎだ。
車道の右側を通行してもいいと答えた人が何人がいたのには正直呆れた。
自殺願望があると思われても仕方ないんじゃないのか?
なので、自分が今まで逆走チャリに向かってクラクションや舌打ちしてたのも、
実は本人が違反だと全然認識してなかったってこと?
まったく…死ねばいいのに!
でも、そういう奴に限って周りを巻き込んで自分は生き残るんだよな。

今後、教則に明記するのは当たり前だけど、
それだけでは、あの傍若無人な神風特攻ばばぁ達には何も伝わらない気がする。
自転車をしっかり取り締まるか、過去に何度かこの日記でも書いたが、
免許制にしても全然構わないと思う。
それよりまずは、警察が車への取り締まりは厳しいのに、
自転車の違反に対しては見て見ぬ振りをする、
そんな不公平なこと、もういい加減やめてもらいたいよ。
本当に危険なのはどっちなのか、しっかりと認識してもらいたい。
それと、自転車に取り付ける補助いすを堂々と作って売っているメーカー側も
厳しく取り締まってほしい。
補助いすさえなければ、中国雑技団じゃないんだから、
無理やり自転車に3人も乗るようなことはなくなる…はず?


明日の朝は区の無料検診だ。
今回は胃がん検診のため久しぶりのバリウムを飲む。
そのために20時以降、何も食べてはいけないので空腹だ。
前回、受けたのが江東区に引っ越す前、練馬区での無料検診なので
もう3年半くらい前だ。
当時、2年連続して胃の検査のみ、下から二番目の
「要・精密検査」のF判定だった( ̄◇ ̄;)
検診後、初めて胃カメラも飲んで検査した苦い記憶が甦る。
久しぶりの胃部レントゲン、どんな結果が出るのやら…。
今年はなんだか病院に縁があるのでヤバイかな。


忙しかった2月

2008年02月28日(木)

やっと忙しかった2月も終わりかと思いきや、
今年は4年に1度のうるう年、明日も2月かよ…。
しかし、本当に2月は公私共に忙しかったな。
私事ではイレギュラーな皮膚科通いが忙しさに拍車をかけた。
まだ来月も通わなければいけないのがツライ。
仕事も例年なら新年会の1月、送別会の3月に挟まれた2月は
けっこうヒマな時期なのだが、今年は1月よりも2月のほうが確実に忙しかった。
今日も満員御礼だったし。
3月もこの忙しさが続くのかな?

さて、3月に入ると短いシーズンオフも終わりを告げ、
いよいよ球春到来の気分になる。
今年で19度目の球春だ。
みんなからの出欠登録の遅れが気になるが、
とりあえず開幕戦は出欠を送ってきた順番で打順を組む予定。
しかし19度目の開幕戦、例年通り俺は打席に立てるのだろうか…。
今年は5月に手術のため数試合の欠場があるので
それまでは出たいんだけど、この低温やけど…あと1ヶ月で治れ!


ビリーズブートキャンプ

2008年02月27日(水)

低温やけどをした箇所が先日の治療後からズキズキと痛む。
壊死した部分を切除してもらったはいいが、
完全に剥き出し状態になってしまったので痛みがヒドイ。
とりあえず痛みだけでも早く消えてほしいものだ。

さて、昨年の流行語大賞にノミネートされたものの、
何の賞も取れず、最近は完全に下火になってきた
「ビリーズブートキャンプ」
このトレーニング方は元米国陸軍特別指揮官のビリー隊長こと
ビリー・ブランクスが考案したエクササイズだが、
深夜の通販番組で何度も何度も繰り返し流れていたことが
爆発的なヒットのきっかけだ。

中身は4枚のDVDを見ながら、付属の「ビリーバンド」と称する
ゴムバンドを足にくくりつけて「戦闘準備!」などという号令のもとに、
腕で引っ張りあげたり「コンバットパンチ」やら「コンバットキック」やらを
繰り出す7日間の軍隊式エクササイズでダイエット効果も高く、
「誰でも自宅で簡単にできる」という売り文句で、
あっという間に大ヒットした。
しかし、誰でも簡単とは言うものの、やはり軍隊式なのでかなりキツイらしい。
自分の妹もわざわざ購入して始めてみたものの、
数日で音を上げて脱隊していたらしい。
そんな「ビリーズブートキャンプ」だが、いまだに深夜の通販番組で
流れているのを見て驚いた。
まだ買おうとしている人っているのかな?

そもそも「ブートキャンプ」とは新兵訓練という意味であり、
単に肉体を鍛えるためのものではないはず。
ビリーがDVDから繰り返し呼びかけるように「意識改革だ!」
「君の考え方を変えるんだ!」「変わりたいなら、まず心構えを変えろ!」
という具合に精神の変革訓練なのである。
たとえばビリーが「次はスクワットだ!」と命令する。
それに従って画面を見ながらスクワットをする。
次第に辛くなり、いつまで続けるのかと思いながらもスクワットする。
突然「次はバタフライ!」と命令されバタフライを始める。
「あと2セット!」と言いながら、2セットでは終わらず
「もう1セット!」と引き延ばされる。
要は常に命令待ちの心理状態に置かれ、それに馴らされていく。
「慣れる」ではなくて「馴れる」である。
つまりは服従心を体に刷り込む訓練なのである。
ビリーは「自分のペースでいいんだ」と言いながらも
「1人のミスは連帯責任だ!」と檄を飛ばす。
あたかも自発的に軍に命を捧げさせる洗脳プログラムなのだ。

なぜ、こんなモノが流行してしまったのか分からないが、
命令されないと動かない今の日本人にはマッチしていたのかもしれない。
しかし、日本には昭和3年から現代まで、
ずっと受け継がれてきた誇れるモノがある。
それはお馴染み、誰でもやったことのある「ラジオ体操」だ。
このラジオ体操を考案したのは当時の逓信省(現在の総務省)の
簡易保険局であり、その目的は簡易保険加入者を長生きさせること(・ω・;)
死なずに満期まで保険料を払い込んでもらうために考案された長寿体操なのだ。

実際にラジオ体操を聞けば分かるが、指導者はビリーのように腕を
「上げろ!」だの「下げろ!」などとは命令しない。
体の動きが自然に流れるように構成されており、その必要がない。
まず冒頭の背伸びの運動は「あくび」をモチーフにしている。
朝起きてあくびをすれば、自ずと体が伸びて腕が「上がる」。
上がった腕は、やがてその重みで自然に「下がる」。
それが結果、手足の運動になっているのだ。
そのまま振り子の如く腕を回したり、体をねじったり。
いったん流れ始めれば、指導者も要らない。
大切なのは服従ではなく、あくまで自分自身の健康管理なのである。

日本にはこんなに素晴らしいラジオ体操があるのに、
なぜ多くの日本人が自分に無理してビリー隊長について行こうとしたのか?
命令を待っている、言われたことをやっておけば間違いはない、
自分では何もできないし決めることのできない、
そんな日本人の弱い気持ちに上手く入ってきたのかもしれない。
だけどエクササイズの最後に迷彩服姿のビリーは訴える。
「イラクで頑張ってる兵士たちに敬意を!
あきらめるなオレたちが応援している!同じような理念で働いている」
そして「神のご加護あれ!ヴィクトリー!」と叫ぶ…( ̄◇ ̄;)
大丈夫かよ?逆に心配になってしまうよ。

それに、考えすぎかもしれないが、ビリーバンドを引っ張り上げる動作は
イスラム教の「死の天使」を彷彿させる動きだ。
イスラム世界では無信仰者(非イスラム教徒)が死ぬと、
死の天使が、その魂を手荒く引っこ抜くとされている。
つまり、この動作は「引っこ抜くなら引っこ抜いてみろ!」と
イスラム教徒への挑発のような気がしてくる。
ブートキャンプと名付けていようが、たかが通販にまでイラクを出すこと自体、
なんか胡散臭い洗脳商品のように感じてしまうよな。ヾ(^-^;)


ロス疑惑

2008年02月26日(火)

ひどい雨だった。
おまけに風もあって傘を差してもずぶ濡れ。
ちょうど一番ひどい降りの時、帰宅時間と重なってしまったために最悪だった。
足を引きずりながらしか歩けない状態だと、こんな時は本当に困る。
いつもなら009のように加速装置を使って帰るのだが、
自慢の加速装置はしばらく封印というか使える状態には程遠い。
自由に歩けないことって、相当ツライ事だと実感した。

さて、数日前から再び話題になっているロス疑惑。
まさに突然のニュースで、なんか今さらって感じもして
正直ワケわからないのだが、疑惑は疑惑のまま終わらないようだ。
日本では殺人罪に時効があるが、アメリカでは殺人罪の時効はない。
罪を犯した者にとって時効など不要と思っているので
これはアメリカの制度に賛成である。
裁判のやり方も日本とアメリカでは違うので、
日本では証拠不十分ということで無罪判決にはなったが、
アメリカでは実行犯が特定できなくても共謀したというだけで有罪になるそうだ。
国と国との法の観念の違いが今回の逮捕劇に繋がったと考えていいだろう。
しかし、ロス市警の執念も凄いなぁ…。

それにしても、すっかり忘れていた事件が思わぬ形で再び話題になるとは
全く思いもしなかった。
三浦和義といえば、今はコンビニでの万引きしか
思いつかないくらい年数が経った。
だが、何で今頃になって逮捕したのだろうか?
「新しい証拠がある」とFBIが語っていたようだが、
結局、記者会見では明らかにしなかったし、
その内容がよく解らない今では、改めて日米間の司法感の違いを感じてしまう。

ロス疑惑が起きた当時、27年前といえば自分は高校3年生くらい。
逮捕された時は大学生の頃だと思ったが、
確かに世間を大きく騒がした事件だった。
あれからふた昔以上も経っているのだが、
FBIの言う新たな証拠とは一体どのような証拠なのか?
今後のアメリカの対応から目が離せなくなったな。

ところで、三浦和義とyahooで検索すると
「三浦知良ではありませんか?」と出てくるのだが、
三浦知良ではありません!
本当に読み方が同じだけど、天と地ほどの差があると思う。
そんなカズも先日41歳を迎えた。
今季も現役続行。
再び横浜FCをJ1に昇格させるために頑張ってもらいたい。

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