Web Masterの日記



ショーパン

2007年10月09日(火)

10月15日の深夜にスタートするフジテレビの新番組「ショーパン」
ん?「ショーパン」って何だ?

2000年の秋から2001年の秋までの1年間、フジテレビの新人(当時)
千野志麻アナがメイン司会を務めた深夜のトーク番組「チノパン」
「チノパン」の後を受け、2001年の秋から2002年の秋まで、
同じ枠、同じスタイルで放送されていたのが、2001年入社の新人(当時)
高島彩アナが司会を務めた「アヤパン」
それに続く新人アナウンサー冠番組第3弾で、
生野陽子(しょうの ようこ)アナの「ショーパン」なのだ。

4月に入社したばかりの新人アナの名前を冠にした番組が放送されるのは
異例中の異例でもあり、当時も大きな反響を呼んだ番組だった。
初代の千野アナは入社当初から1年先輩の内田恭子や大橋マキに
引けを取らない注目を集めていたが、「チノパン」での大胆不敵な言動や
あっけらかんとした振る舞いが、その後のアイドルアナとしての
資質を開花させたと言っても過言ではない。
ただ一気に天狗になってしまい(もともと政治家の娘だから天狗だったのか)
その後の番組起用には恵まれずにフジテレビを去ったっけ。

「チノパン」よりバラエティ色の強くなった「アヤパン」では、
アイドル顔負けのルックスの高島アナが、番組企画の一環として
「着信のドレイ」で歌手デビューを果たしたりもした。
そして、この番組が昨今のフジテレビのアイドルアナ路線を
加速させた一因となったのは間違いない。
高島彩は「アヤパン」でブレイクし、いまやバラエティの進行だけでなく、
情報番組の進行としてもフジテレビになくてはならない存在となった。

話題性の面で「チノパン」「アヤパン」の成功により、
フジテレビはその後も同じように新人アナを抜擢した番組を作るのかと思いきや、
以降、中野美奈子、森本さやか、中村仁美、斉藤舞子、高橋真麻、平井理央、
本田朋子など、アイドル路線まっしぐらな女子アナがいたにも関わらず、
この「○○パン」シリーズは制作されることがなく現在に至っていた。
ただ言えることは、高島彩以降、華のある女子アナがいない。

森本さやかは、モデルの域から脱せず、
中野美奈子は、全くと言っていいほど成長せず、
中村仁美は、スキャンダルでつぶれ、
斉藤舞子は、おバカなところはいつになっても変わらず、
高橋真麻は、七光りがあるのに全く光らず、
平井理央も本田朋子も、タレントの域から脱せず、
フジテレビとしては焦っているのではないだろうか。

そんな中「アヤパン」から5年の沈黙を経て、遂に「○○パン」シリーズが復活、
10月15日から新人の生野陽子アナをメイン司会に据えた「ショーパン」
(関東ローカル、月〜木、0時45分から)が放送されることになった。
大抜擢された生野陽子アナは福岡大学出身というフジテレビには珍しい経歴、
しかし学生時代には地元・福岡でタレント活動をしており、
ローカルCMやローカル番組などに出演していたこともあるという。
現在はまだBSフジのニュース番組程度でしか目にする機会はないだけに、
「ショーパン」で一気にブレイクする可能性は高い。
メディアが「新人アイドルアナの登竜門」と
捉えている「○○パン」シリーズへの起用は、
フジテレビが今後、生野アナを猛プッシュしていくことの現れでもある。
彼女は入社式で「10年後、フジテレビの看板アナになっていたい」
と宣言したという逸話を持つ。
もしかしたら本当に10年後にはそうなっている……のかな?


電王深読み

2007年10月08日(月)

日曜の電王を観て思ったのだが、最初は違和感のあったコハナが
何気にフィットしてきていて、このままコハナでもいいのかな…
なんて思えてきた。
もうハナ役の白鳥百合子は本当に戻ってこないのだろうか。
しかしネットで見つけたのだが、恐るべしおこちゃま雑誌に以下の記述が。


新しい路線が生まれ、時空が変化してしまったために、
なぜかハナが子供のすがたになってしまった!
すがたは子供だけれども、心はもとの、おとなのまま。
コハナと名付けられたハナは、元のすがたに
もどることができるのだろうか!?がんばれ、ハナ!
早く元に戻れるように、みんなも応援してね!!


「テレビくん」とかいう、おこちゃま雑誌に書かれていたようだが、
この文章が、どの程度オーソライズされたものなのか判断できないが、
一応、メインターゲットである、おこちゃまど真ん中の雑誌である以上、
スポンサーど真ん中な情報と考えるのが妥当だろうということで、
それなりに練られた文章ということを前提にするなら、
いろんな背景情報、それも「確実」な情報が読み取れることになるはず。

まず冒頭「新しい路線が生まれ、時空が変化してしまった」と
理由が明記してあるにも関わらず、これを受ける言葉に
「なぜか」が付いてしまっている件。
事情を熟知した大人が書いたものとすれば、この「なぜか」の文言は
疑問の余地なく当然のように付いてしまうのだろうが、
逆に考えるなら大人的には「新しい路線」云々は
コハナの理由付けになっていないということを白状していることになる。
つまり、コハナに関する限りにおいて、この理由付けは
緊急避難の取って付けであり、コハナは白鳥百合子ダウンにより
急遽設定されたということになるのだろう。

次に「早く元に戻れるように、みんなも応援してね!!」だが、
これは、よく考えると、とんでもない文章だと思う。
みんな(おこちゃま)の応援が足りなければ、
コハナはハナに戻れないということであり、とすれば
ハナに戻れない責任は、おこちゃまにある!ということになってしまう。
はっきり言ってこれはマズイだろ。
こんなことをスポンサーの手前、無責任に書くことはまかり成らないはず。
さらに言うなら、ネタバレ的にハナ復帰の確証がなければ、
こんなことを書けるはずがないと思うのだが。

う〜ん、あまりにもヒマだったので深読みしすぎだろうか…。


あまりにもセンスの悪いライナーフォームが誕生したが、
来週はデンライナーの駅長とイマジンの親玉らしき少年が登場するらしい。
駅のシーンは幕張メッセを全て使って壮大なロケが行われたという。
そしてデンライナーもパワーアップか…。
またバンダイから玩具発売だね(-o-;)
もうすぐゼロノスもパワーアップするし、
どんどん話はクライマックスに向かっているな。
上記の深読みが正しければ、すでに白鳥百合子は現場に復帰していなければ
最終話まで間に合わないと思うのだが、どうなんだろうか。


空模様

2007年10月07日(日)

今週末の好天が恨めしい。
我が家からは夢の島と潮見のグランドの照明灯が見えるが
昨日も今日も21時まで煌々と光っていた。
あの光の下ではきっと熱戦が繰り広げられていたのだろう。
もう試合から離れて1ヶ月以上。
早く試合がしたいね。

しかし、明日から暫く雨になるとの予報。
来週はぐずついた天候が続くという。
はたして来週末に予定されているSリーグ第八節、
二度あることは三度あるの順延になってしまうか、
それとも三度目の正直で無事に決行できるか、
今から空模様とグランド状態が気になってしまうよ。

あとSリーグは3試合も残っている。
早く消化して、スッキリした気持ちで修善寺へ行きたいね。

今日の電王の感想はまた明日にでも。


ナイトライダー

2007年10月06日(土)

車の保険の更新で池袋近くにあるネッツトヨタに行ってきた。
そこで新型VOXYを試乗させてもらった。
なぜか流れで、その間にWISHを査定してもらうと驚くべき結果が。
自分のWISHは過去にぶつけたこともなく、ボディに傷もないし
走行距離の少なさや最上級グレードということもあり
中古車市場では入荷を待っている人も多く人気の車なので
想像以上に査定額が良かったのには驚いた。
さらになぜか流れで、その査定額を基にして
見積もりまで出してくれることになった。
すると手が出ない金額ではない見積り額が…。

実際に試乗してみたVOXYだがWISHよりも
ひとつ上のランクに位置する車だけあって、なかなか運転しやすいし
装備も充実している。車としては完成された域にある。
しかし…今のVOXYってあまり好きな顔ではない。
前の型の方がちょっと悪っぽいイメージがあって好きだった。
それにボディカラーに好きな色がない。
兄弟車であるノアのスポーツタイプに設定されているダークグレーが
なぜかVOXYには設定されていないで、VOXYスポーツタイプだけの設定色は
紫色がベースとなった奇抜なカラー。
あのノアのダークグレーは以前に乗っていたチェイサーと似た色で
少し気になっていたのだが、VOXYにはないのが残念。
だけど自分の予想ではもう少し経ったらVOXYにも追加されると思うような…。
それに前モデルで人気だった「煌」も後で追加されるのでは?と予想している。
というか、そもそも今のWISHに何の不満もないので
今のところ乗り換える気はないんだけどね。
まぁ、だけど車って新しいのを見たり乗ったりすると
やっぱり意外と気持ちが揺れるものだね。
ちなみに今年はモーターショーの年だが、
WISHに関してフルモデルチェンジの予定は今のところ全くないそうだ。
まだまだ売れている車なので、そう簡単に
フルモデルチェンジはできないだろうけどね。
それにしても、あんなに査定が良いのは驚いたと同時に嬉しいね。


さて、車の話といえば、1982年からアメリカで放映された特撮テレビドラマ
「ナイトライダー」が、アメリカのNBCで新番組として
リメイクされることが決定したニュースを目にした。
日本では1987年から放送されたのだが、このドラマって大好きだったな。

「陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に甦る正義の騎士、
人は彼をナイトライダーと呼ぶ」

こんなオープニングで始まったっけ。
真っ黒なトランザムのフロントグリルに右〜左〜右と電飾が流れるのが
なんともかっこよくて、当時はオートバックスなんかにも
「ナイトライダー」と称した電飾が売っていたっけ。
あの頃、自分が乗っていたAE86トレノにもナイトライダーを
取り付けようと思ったくらい。
だけどチョット恥ずかしくて実際には買わなかったけど。

劇中ではナイト2000に搭載された人工知能の『K.I.T.T(キット)』の
人間臭さが好きだった。
全シーズンを通してみると、マイケルをはじめとする
様々な登場人物達と接していくうちに、人間の感情を理解して
自らも成長していることがよく分かる。
反面、普通の車と同等の扱いをされることを嫌い、バイクを「原始的」と
格下扱いする等、自分なりのプライドを持っているのも面白かった。

ただ、アメリカのオリジナル版のK.I.T.Tは、財団の創始者である
ウィルトン・ナイトに近い性格で、話し方も友達感覚のフランクな口調らしい。
日本語版のK.I.T.Tは知的な敬語を使い、ちょっと女性的なカマっぽい感じも。
これはK.I.T.Tの声を演じた声優がディレクターと2人で考えて、
マイケルに惚れているような感じでK.I.T.Tの役作りを行ったためだという。
なので、マイケルとK.I.T.Tの掛け合いは、日本語版ならではの
面白さがあったんだろうと思う。
もし、今回のリメイク版が日本で放送される場合も
是非ともK.I.T.Tの声は同じ人でやってもらいたいものだ。
そして、もちろんマイケルの声は当時同様に佐々木功で。

今回のリメイクの背景には、実は映画「トランスフォーマー」の
成功によるものだとか。
今年中にも2時間スペシャル番組がアメリカ国内で放送される予定で、
早ければ来秋には本放送が始まるそうだ。
もちろん日本にも入ってくることは間違いないだろう。

この「ナイトライダー」は主役のマイケル・ナイトを演じた
デビッド・ハッセルホフが権利を買って、「Super Knight Rider 3000」という
続編を作る企画もあったらしいが、スポンサーが付かなくて
お流れになった経緯がある。
さらに本人は確か今年に入ってアルコール依存症になってしまい、
その姿を娘が撮影しYou Tubeに公開されてしまっている( ̄◇ ̄;)

まぁ、何はともあれ、再びナイトライダーの新作が見れるのは嬉しいニュースである。
個人的には新しい要素を入れながらも「新ナイトライダー2000」や
「TEAM KNIGHT RIDER」のような大胆なアレンジは避けて、
なるべく前作のオリジナルに近い雰囲気でやってもらいたいね。


郵政民営化スタート

2007年10月04日(木)

いつの間にか今年も残るところ、あと3ヶ月しかない。
いや〜本当に1年って早いなぁ。
10月に入って一番の話題と言えば、今週の土曜日から
新しいガンダムがスタートすること…ではなく、
やはり郵政民営化がスタートしたことかな。

国営・公社として136年も続いた郵政事業がついに民営化され、
持ち株会社が4事業会社を傘下に置く社員約24万人の
日本郵政グループ「JP」が誕生。
これほど大規模な国営事業の民営化は1987年の旧・国鉄以来だね。
一昨年、当時の小泉首相が政治生命を懸けてまで実現させた制度だが、
はたして今後、どのように郵便事業が変わっていくのだろうか?

まだ郵便局を覗いていないので、どのように変わったのかは不明だが、
スタート時点では、料金などの大きな変化はないようだ。
そういえば先月初め頃に郵便局から郵政民営化の案内が届いたが、
読んでもさっぱり分からないパンフレットだった。
とりあえず分かるのは、こちら側で手続きはしなくても
当面はそのまま継続できるってことだけだが、
先がどうなるのか非常に不安でもある。

民営化によって「サービスの低下はない」という公約も掲げている。
しかし、民営化の影響は地方の方が大きいようで、
郵便貯金や簡易保険の将来へ不安を抱えている人は多いだろう。
民営化となった以上は赤字で採算の採れない郵便局は淘汰されてしまうだろうし、
過疎化の進んだ地区となると尚更である。
確かに世は競争社会だ。
競争に勝つために障害になるものはカットしていくというのが、
今の世の中の流れ。それは人でもシステムでも。
当時、郵便局は減らさないと大見得を切っていたのも覚えているが、
すでに特定郵便局のいくつかが閉鎖の報道があった。
また、集配局の削減はすでにかなり行われているらしい。
自分のような都会に住んでいる人間には影響はないので
報道で見てもピンと来ないというか人事にしか感じないが、
過疎の郡部では相当ひどくなっているらしい。

あと、自分も簡保に入っているが、保険会社も潰れるような今の時代に
民営化になって簡保が保証されるのか心配である。
様々な点で問題は数年経ってから起きてくるのかもしれない。

何かと不安要素も多い郵政民営化だが、国民の総意とはいえ、
強引に政策を実現させた以上は、政府には確りとした対応をしてもらいたい。
どうせなら、この際に社会保険庁やNHKも民営化してくれないかなぁ。


さて、土曜日スタートの「ガンダム00」観ようか観まいか悩んでいる。
1度観て、また「ガンダムSEED DESTINY」の時のようにハマってしまうのも
なんとなくイヤなんだよね。
ただでさえ今は「仮面ライダー電王」にハマっちゃったからね。
とりあえず、あと1日悩もう。


F1日本GP

2007年10月03日(水)

先日の日曜日に1977年以来、30年ぶりに富士スピードウェイで
F1の日本グランプリが開催された。
初開催の1976年を髣髴とさせる悪天候の中で予選も決勝も行われたが、
67周中23周にセーフティーカーが入るという前代未聞のレースとなった。
試合が雨天順延となったためにリアルタイムでテレビ観戦できたが、
開催前から色々と言われていたが、現地に行った人にとっては
予想通り、最悪だったみたいだね。

レースは荒れた天候の中、終始安定した走りを見せた
マクラーレンのルイス・ハミルトンが優勝してワールドチャンピオンに
王手をかけたが、水しぶきが上がる戦いは観客席からよく見えず、
セーフティカーの先導が3分の1以上を占めたレースは、
大雨のうえに気温19度という寒い中で集まったファンにとって、
ちょっと物足りなかったのではないだろうか。
それでも、レース中はそれなりに見所はあったけどね。

しかし、今回はレース自体よりも興行の点でトラブルが続出。
富士スピードウェイは初開催の1976年は台風を伴う大荒れの天気で
自らリタイアするドライバーが続出し、翌1977年はコースアウトした
ジル・ヴィルヌーヴのフェラーリに巻き込まれて2人が死亡するという
大事故が発生した因縁の場所。
そんなこともあり開催わずか2年でF1は富士からというか日本から去ってしまい、
その後の日本開催は鈴鹿サーキットに、その座を譲ってしまった。
30年前の当時も安全性に加えて問題となっていたのが交通渋滞。
サーキットまでは一本道なので迂回路がなく、
御殿場ICまで6時間以上もかかったとか。
1977年に優勝したジェームス・ハントは、渋滞を避けるためという理由で
なんと表彰式を欠席していた。

30年ぶりの開催となった今回、富士スピードウェイ側は、
指定の駐車場や駅から会場までのアクセスをシャトルバスに限定し、
徒歩すらも禁止するという渋滞対策を講じた。
ところが29日の予選終了後、雨のためにシャトルバスの場内走路3ヶ所が
陥没したため9万人の観客のうち約2万人(一説には4万人という説も)が
足止めされるというトラブルが発生。
雨の降る気温の低いの富士山の麓で、5時間以上待たされた人もいたようだ。
しかも、お詫びにと富士スピードウェイ側が配ったのは冷たい飲み物であり、
トイレは常に1時間待ちの状態だったとか。
バスに乗っても渋滞していたため、降りて歩く人の姿もあったそうだ。

それでも翌日の決勝には約14万人が来場したが、会場へ向かうシャトルバスが
大渋滞となり、午後1時半のスタートに間に合わなかった観客が続出。
さらに第1コーナー寄りのC指定席の一部からレースが見えないことが判明し、
この席を買った観客約7000人分の指定席料金を返却し、
スタートに間に合わなかった85人にもチケット代の他、
交通費や宿泊費なども含めて全額返却することになった。
この払い戻しの総額は3億5000万円にものぼるそう。
レース終了後は帰りのバスに乗るために大混乱を起こしたようで
雨の中でバスを待つ観客の群れはまるで難民キャンプか、
はたまたシベリア拘留者たちのようだったとか。
バスに乗るまで4時間待ち、やっと出発しても大渋滞でまったく動かず。
やっと御殿場の駐車場に着いたのが23時半だったとか。

こうした混乱から観客達から「この混雑が改善されない限り、もう来たくない」
「やっぱり鈴鹿でやれ」などと厳しいというか怒りの声が上がっており、
鈴鹿サーキットと比較して、そのお粗末な運営を非難する人も少なくなかった。
やはり30年の空白は埋められなかったようだ。
また、鈴鹿と比べて弁当が高かったことにも不満が続出している。
なんと1万円もする「F1グランプリ弁当」なるものまで売られていたし、
カレーパン1ヶ500円とかフランクフルト1本500円、焼そば1000円…。

日本GPは来年も富士で開催され、2009年以降は鈴鹿サーキットと
交互で開かれることがFIAにより決定しているのだが、
このままではファンの心が離れ、来年以降の開催も危ぶまれるのではないかな。


さて31年前の1976年に初めて日本にやってきたF1GP。
当時はマルボロカラーのマクラーレンに乗るジェームス・ハントや
大やけどを負う事故から不死鳥のように復活したフェラーリのニキ・ラウダ、
珍しい6輪タイヤのタイレル(ティレル)に乗るロニー・ピーターソン、
真っ黒のボディにゴールドのラインとロゴでJPSと描かれた
ロータスのマリオ・アンドレッティ、
雨のレースには滅法強かったサーティースのヴィットリオ・ブランビラや
フェラーリのセカンドドライバー、クレイ・レガッツォーニ、
史上最年少チャンピオンにも輝いたブラジルの英雄、
コパスカーのエマーソン・フィッツパルディ、
金色のアロウズに乗るルーキー、リカルド・パトレーゼ、
その他にもブラバムのジョン・ワトソンやリジェのジャック・ラフィーなど
蒼々たるF1ドライバーが来日した。

当時、中学生だった自分が好きだったマシンは
ブラックにゴールドラインのJPSロータスかな。
ロータスと言えば1980年代、中嶋悟やアイルトン・セナが乗った
キャメルイエローのロータスホンダのイメージのほうが強いのかもしれないが、
やはり自分の中ではロータス=JPSカラーだ。
なのでJPSがスポンサー撤退の時は何気にショックだった。
そしてタイレル6輪も愛嬌があって好きだったな。
決してキワモノマシンではなく1、2フィニッシュをあげるほどの速いマシンだった。
本当の名称はティレルなのに、なぜ当時はタイレルと呼んでいたのか不思議だ。
1976年の日本GP参戦時にはノーズの「Tyrrell」ロゴの下に「たいれる」と
平仮名でチーム名が表記されていた。
そのユニークなデザインはスーパーカーブームに沸く日本の子供達にも受け、
当時に放映されていたアニメ「アローエンブレム グランプリの鷹」にも
オリジナルの6輪車が登場したっけ。
田宮模型から発売されたプラモデルやラジコンも好評だったが、
模型化の際チーム側にロイヤリティーを支払うようになったのは
このマシンが最初だったという。


初の日本開催ということで日本から富士だけのスポット参戦として
星野一義、長谷見昌弘、高原敬武という当時の日本トップ3もグリッドに並んだ。
しかし日本勢が乗るマシンは2年落ちのポンコツマシン。
さらに日本人レーサーなんて三流以下と見られていたために
レース前のドライバーズミーティングでチャンピオンシップ・ポイントトップの
ジェームス・ハントに「日本人は抜いてほしい方の手を上げろ」などと
ヒドイことを言われたのは有名な話。
それにカチンときた日本一速い男・星野一義は予選21番スタートながら
大雨の富士で鬼神のような走りを見せて2年落ちのマシンながら
その当事者であるジェームス・ハントを抜き去り、
一時は3位を走るという快挙を見せてくれた。
まさか、カーナンバー52番を付け2年落ちのマシンを操る日本人が
並み居る一流レーサーと肩を並べて3位を走るなどとは
全世界中がその目を疑ったが、台風の影響で大荒れとなった
富士スピードウェイは、マシンやタイヤの性能ではなく
ドライバーの腕と度胸が順位を決めていた。
当然、一流と呼ばれるドライバー達は富士のコースを走ったこともなかったので
地の利を生かし、レース前に屈辱的な言葉を浴びせられた反骨心から
星野一義は快走を見せ、当時生放映されたTBSを観ながら
テレビの前で大興奮した思い出がある。
しかし残念ながら、今では信じられないことだが、
用意していたタイヤを全て使い切ってしまいレース半ばでリタイア。
だが日本人でも世界で戦えることを証明してくれた。

翌1979年にも富士にF1がやってきたが、このレースで
日本でのレース史上、最も大きな事故が起こってしまい、
自分の記憶も大事故の記憶しか残っていない。
ジル・ビルヌーブのフェラーリとロニー・ピーターソンのタイレルが接触し
フェラーリがガードレールを飛び越えて芝生へ飛び込んでしまう。
そこは観客席ではなかったが、数名の観客が勝手に入って観戦していた。
結局、コースマーシャルと警備員の2人が死亡。
観客からも数十人の怪我人が出て、一時は騒然となった。
FIAから安全対策の不備を指摘され、レース不適格サーキットとされてしまい、
翌年以降は日本にF1が来ることはなかった。

もう15年以上も前だが、富士山の麓にある
「河口湖自動車博物館」に行ったことがある。
まったく知らないで入ったのだが、そこには、あのタイレル6輪と
JPSロータスが展示してあり、すごい興奮したっけ。
1976年と1977年のF1日本GPのポスターも貼られていて
当時の懐かしい思い出を甦らせてくれた。
久しぶりに行ってみたいね「河口湖自動車博物館」
ちょっと調べてみたら今は飛行館もできてゼロ戦や
ブルーインパルスも展示されているようだ。
だけど気になったのは「展示物は年度で変更される」という。
今もタイレル6輪やJPSロータスは展示しているのかな?



中学生ながら当時から「AUTO SPORTS」を毎月読んでは
世界各地を転戦するF1サーカスを気にしていた。
そういえば「赤いペガサス」ってF1マンガがあったな。
当時は日本ではマイナーな存在だったF1グランプリを描いた
先駆的な作品だった。
時期尚早でブームを呼ぶまでには至らなかったけど、
F1の世界を世間に認識させたといえるのではないかな。
確か実家に全巻あると思うので、今度機会があったら読み直してみたいね。

1987年にホンダの力で中嶋悟がF1デビューし、それ以来、
毎年、鈴鹿サーキットにF1は来るようになった。
1994年と1995年にはパシフィックGPなどという名前で
TIサーキット英田(現:岡山国際サーキット)にも来日し、
年に2度の日本開催の時期もあったくらい
今や日本でのF1人気や知名度は上がった。
しかし70年代、日本人のほんの一握りしかF1なんて興味がなかった。
やっと30年ぶりに富士にF1が帰ってきたのだから、
当時、不適格のレッテルを貼られた安全対策は万全かもしれないが
観客が帰りに「楽しかった」と言えるような運営を行ってもらいたいと思う。
鈴鹿は遠くて行く気になれないが、富士なら行こうと思えばいける場所。
やっぱり死ぬまでに一度はF1マシンが走っているところを生で観てみたい。
当時を知るF1ファンとして、富士にはしっかりとした運営を望みたいものだ。


ジャイアンツ優勝!

2007年10月02日(火)

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
セリーグの優勝チームが我が読売ジャイアンツに決まった。
昨日、中日ドラゴンズが勝手にこけたおかげで
マジック「1」として東京ドームで迎えたスワローズ戦。
仕事中も気になって携帯から試合経過を確認していたが、
運の良いことに?今日の店は開店休業状態となるくらいヒマだった。
なので20時30分に早終いして急いで帰宅。
しかしテレビをつけても地上波では放映していない。
まったく日本テレビは何を考えて「踊るさんま御殿」を放映してるんだか。
優勝が決まる試合よりバラエティの方が大事なのかと憤りを感じたが、
新聞のTV欄でBS日テレの番組表を見てみたら…解説は前監督のあの男かよ。
ヤツの解説はファンに不快感を与えてしまいかねない。
なので日テレは地上波中継をやめて視聴者の少ないBS日テレとG+の
中継に切り替えたんだろう(そんなバカな)
NHK BSでも放映していたが、自分は迷わずCATVのG+をつけた。
前監督の声は耳障りだが、この際ガマンした。

ちょうどテレビをつけた時は9回裏二死満塁で打席に清水が向かうところ。
よって、胴上げの瞬間には間に合った。
まさか最後にしてあんな幕切れになるとは予想もしていなかった。
名手・宮本が悪送球するとは…。
しかし、この瞬間にジャイアンツが5年ぶりにリーグ優勝を決めた。
何だか締まりのない優勝決定だったかもしれないが勝てば官軍だ。


今季の優勝の要因として大きく挙げられるのが上原投手の抑え転向と
小笠原、谷の新加入選手の活躍だろう。
中には優勝して当然だの、もっとゲーム差をつけて優勝出来たはずだと
言う意見も多いだろうが、自分はそうは思わない。
野手陣、打撃陣はともかく、投手陣には不安があったからね。
上原、パウエルと昨年の柱だった2人が開幕に間に合わなかったこと、
ストッパー豊田の不調と経験の浅い若い投手が多く1軍入りしているなど
投手層の部分ではドラゴンズやタイガースに比べて見劣りしていたし、
何よりチームとして4年間も優勝から遠ざかっていて、
しかもその間、優勝争いもしていないチームだったからね。
前監督と前オーナーによってメチャクチャにされてしまった、
いくら原監督が復帰したとはいえ、言わば負の遺産を
わずか2年で払拭出来るのか?
そういうチームが優勝するのは並大抵のことではないと思っていた。
その中でリーグ優勝を果たしたのだから素直に評価されていいと思う。

これでジャイアンツはクライマックスシリーズ第2ステージから出場。
明日でリーグ戦の全日程が終了するので、約2週間も間隔が空く。
この空白の2週間をどう過ごしかいくかが大きな課題だろう。
過去、パリーグのプレーオフでも2位で通過したチームが有利だった。
どうしても1位通過のチームは試合まで間が開きすぎて
試合勘が戻らず、第1ステージを勝ち上がってきたチームの勢いに押されている。
そして、ジャイアンツは「リーグ優勝」を目標にして戦っていて、
上原が以前にヒーローインタビューで語っていたように
「クライマックスシリーズはおまけ」と言う考えが
少なからずチーム内にはあるようだ。
「リーグ優勝」も目標に戦ってきたのがジャイアンツとタイガース。
昨年、日本ハムに敗れ「日本一」を目標に戦ってきたのがドラゴンズ。
この意識の差がクライマックスシリーズの結果にどう現れるのか
少し気になってしまう。

だが今季、苦しみながら掴んだ優勝だけに喜びも大きい。
原監督は屈辱の「人事異動」から4年、まずは第一目標を達成できて何よりだ。
「奪回」と題して臨んだ今シーズン。
原監督一次政権1年目にいきなり優勝し、
その勢いで松坂を擁する西武ライオンズとの死闘にも競い勝ち、
日本一になったのが5年前の2002年。
それからジャイアンツファンにとっては辛く悲しい年が続いた。
ようやく覇権を奪回してくれたが、しかし、まだクライマックスシリーズが
待っているし、そして、その後の日本シリーズを制した時こそ、
本当の意味での「奪回」だと思う。


前回、ジャイアンツが優勝した2002年…
Sリーグは最後の年間2大会制の年だった。
翌2003年から1シーズン制になるので最後の春風杯、紅葉杯。
春風杯を3勝2敗ながら4位で終えたジュピターズだったが、
最後の紅葉杯では見事に5戦全勝で紅葉杯としては4年ぶりの優勝を挙げた。
それから4年後の昨年2006年に1シーズン制になって初の優勝を果たし、
今大会は悲願の連覇を狙って現在も優勝争いをしている。
今月は3週連戦だが3連勝すれば悲願達成も夢じゃない。
非常に苦しい戦いだが、今季のジャイアンツのように
最後まで諦めずに頑張りたいね。


だけど、まずはジャイアンツ、リーグ優勝おめでとう!
優勝数日前に、あの東京ドームの人工芝の上でプレーしたかったよ。

あっ!それと日本テレビは、もうプロ野球中継はしなくて結構だ!(怒)


電王考察

2007年10月01日(月)

昨日は仮面ライダー電王の放送日だった。
試合が雨天順延になったにもかかわらず、F1を観たり
買い物に行ったりしていたので、すっかり、録画しておいたのに
観るのを忘れてしまった。
今日、仕事から帰ってきてから、ゆっくりと視聴した。

当然、ハナさんこと白鳥百合子は出ていないが、
だんだんと物語も謎解き段階に入りつつあり、
終わりが近いことを実感させられる内容だった。

だけど今回はかなり話が進展した感じ。
その分、疑問もさらに増えたって感じだけど。
その中でもユウトと桜井(未来の)そしてデネブの関係が
おぼろげながら明かされた。
デネブの契約者はユウトではなく桜井(未来の)だったとはね。
来週あたりで、もう少しその契約に至る経緯が明かされるのかな?
当然、その経緯には桜井(未来の)が良太郎の姉の前から
姿を消した理由にも繋がっていくと思うのだが。
いや、もう少し引っ張るかな。
しかし特異点というのはタイムパラドックスも無視できるので
便利といえば便利だが、とてつもない違和感もあるな。

デネブがユウトの友達を増やそうとしていたのも単なるおせっかいではなく、
友達が多ければゼロノスに変身する事でユウトの事を忘れられていっても、
少しでもユウトの事を覚えている人を
増やしておきたかったという事なのかな?
なんて思いながら観てしまった。
ところで電王の主役って良太郎だよね。
明らかにシリアス部分ではユウトに主役の座を譲っている感も…。

それにしてもコハナは演技が上手いな。8歳という年齢を考えたら見事だね。

まぁ結局、電王は子供向けのドラマだから全ての謎や設定が
明らかになるとは思わないが、ストーリーに大きく関係していると思われる
残っている謎を挙げてみると、

1.前述したが、桜井が姉の前から姿を消さなければならなかった理由。
ユウト・桜井・デネブの関係。なぜ過去の桜井(ユウト)に
イマジンと戦うようにしなければならなかったのか?
2.リュウタロスが登場した時に言っていた良太郎の暗殺を指示した奴の存在。
3.イマジンに指示を出しているヤツの存在。
以前、イマジンが自分が何をするべきか頭に指示が流れこんでくると
言っていた回があったっけ。
しかも、過去に飛んだ時にその指示がこなくなって
イマジンが暴走した回があった。
これらの存在がラスボスになるのかな?
4.新しい路線が繋がったときに何が起こるのか?
コハナは元のハナさんの姿に戻れるのか?
5.桜井の懐中時計の謎。時間を集めているような気がするのだが。
それによってゼロノスに変身できるカードに影響するのか?

細かい部分は別にして、ストーリーに大きく影響する謎はこんなところかな。
だけど、考えてみたら未だに敵(?)の親玉が全然出てきていない。
しかし、イマジンも複数出てきて計画的に電王を狙うようになってきているので、
組織というかイマジン同士のつながりが明らかになるのも近いかな。
再来週にイマジンを引き連れた少年が登場するという噂もあるしね。
今週はそのための「ネタフリ」ということだろう。

そういや来週の予告で噂の(?)新しい武器も公開されていた。
クライマックスフォームと同じような「てんこ盛り」状態だけどね。
まぁ、電王らしいといえば電王らしいけど。
その名も「ライナーフォーム」とは…。
てか、これ以上のフォームが出るとは思いもしなかった。
普通、クライマックスと言っているんだから
「クライマックスフォーム」で最後だろ。
また子供たちをバンダイの思惑に嵌めようとしている感がプンプン匂う。
世のお父さん達は大変だね。次から次へ新しいアイテムが出て。

●ライナーフォームの詳細
新たに現れた路線の影響で、過去の世界で戦う良太郎の体に
取り憑けなくなったモモタロスたち。
ウラタロスとオーナーのアイデア、リュウタロスの描いた絵を元に
イマジン達は力を一つにして合体。
デンカメンソードを生成する。
プラットフォームの状態でデンカメンソードにライダーパスを差し込む事で、
電王はライナーフォームに変身。
食堂車には回転椅子が現れ、デンカメンソードの仮面と連動して
イマジンも回転する。
上になった仮面によって通信できるイマジンと能力が変化する。
ライナーフォームは良太郎の人格であり、デンカメンソードを通じて
イマジンのアドバイスを受けながら戦う。

ネタバレの児童誌の文面から考察すると「過去」では取り憑けなくても
「現在」では4フォームやクライマックスフォームに変身できるという
解釈でいいのかな?

だけど、率直な意見としては、これまでの仮面ライダーシリーズで
最も仮面ライダーからかけ離れたデザインにも思えるな。
電王だからこそ許せるというか納得できるけど…。
クライマックスフォームで多少の免疫が付いているとはいえ、
デンカメンソードの四人の顔が生首っぽくて少々怖い感じもヾ(^-^;)


そういえば先日の9月26日にナオミ役の秋山莉奈が誕生日を迎え、
彼女のブログにデンライナーの中で花束をもらって
出演者のみんなと記念撮影している写真が掲載されていたが、
ハナ役の白鳥百合子は不在でコハナ役の松元環季が一緒に写っていた。
ということは9月26日現在もまだ撮影はコハナで進んでいるので
10月いっぱいの放映にもハナは出てこないということなんだろうな。
やっぱり来年1月の最終回までコハナのままなのかな…。
このまま○○もありと思っていたほうがいいような…。


雨には勝てず

2007年09月30日(日)

台風9号の爪痕で冠水したグランドはなんとか復旧したものの、
本日の試合は雨のため中止。
まぁ、朝から冷たい雨が1日中降っていたので中止も仕方なしだ。
しかし、これでリーグ戦は10月に3週連続のハード日程となってしまった。
2週間後の10月14日は秋晴れの下で戦いたいな。

そんな雨の中、30年ぶりに富士スピードウェイで行われた
F1日本GPを地上波ではなく、ケーブルテレビのフジテレビ721で観戦。
地上波はCMが入ったり、アナウンサーが絶叫したり、キムタクがいたりで
なんか落ち着いて観れないので、あえてケーブルのほうで観たけど
あまりのひどい雨にセーフティーカースタート。
一時はセーフティーカー先導のまま、レースが終わってしまうのでは?とも
思ったが、なんとかスタートしたものの波乱もあり、面白かった。
また後日、詳しく書いてみたいと思う。

あ!電王観るの忘れた。
明日観なきゃ。


あっさり

2007年09月29日(土)

ファイターズ、あっさり優勝を決めたな。
それよりオリックスバッファローズの最下位が決定したことにより、
楽天イーグルスが初の最下位脱出をしたことが何だか嬉しいニュースだった。

さて明日のSリーグ第八節は無事に行われるのか不安だ。
1ヶ月近くも試合から遠ざかっているので、何としてもやりたいが
かなり寒そうだし、天候が怪しいな。
もしかして雨の中の試合も考えておかなければ。
だけど久しぶりにみんなとも会いたいね。

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