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2007年08月18日(土)
8月14日から17日まで3泊4日で沖縄旅行に行ってきた。 沖縄に初めて訪れたのは1975年、沖縄海洋博のとき。 当時は小学6年生、もう30年以上も前であり、 アメリカから返還された直後だったために道路もまだ右側通行だった。 次に訪れたのはバブル全盛の1985年、大学4年の時。 それから社会人1年目の1986年、翌1987年と3年連続で沖縄には旅行した。 その後、何度か沖縄旅行の機会はあったが、なかなか実現せず ついに20年ぶりにその地を踏むことができた。
昔から沖縄はすごく好きな場所であった。 だからこそ若いときは3年も連続して訪れていたし、 もし東京以外ならどこに住みたいかと聞かれたら、真っ先に沖縄と答える。 自分でも、なぜそこまで好きな場所なのか分からないが、 なぜか沖縄は昔から好きで何度行っても再び行きたいと思う場所である。
最後に訪れてから20年の歳月が経ってしまったが やっぱり沖縄は最高の場所だった。 当然、20年前とは全てのものが、かなり変わっていた。 モノレールは走っているし、高速道路も開通している。 道路も整備され、新しい店も沢山増えていたし、 昔、観光した場所も見違えるほどキレイになっていた。 だけど空と海の色は20年前と同じ色で迎えてくれた。 それだけはいつまで経っても変わらないと思う。
●8月14日 早朝5時に予約していた羽田近くの民間駐車場に車を預ける。 すでに早朝便に乗る人が大勢、預けに来ていた。 マイクロバスで羽田空港まで送ってもらい搭乗手続き。 6時25分羽田発那覇行き全日空991便に乗り込み、いざ沖縄へ。 昔、那覇までのフライトには機内食が出た記憶があったが、 飛行時間が短くなったので機内食はなくなったようだ。 今は僅か2時間半で着いてしまう。 しかし機内では当然爆睡した。
那覇空港に到着後、指定された場所にレンタカー会社のマイクロバスが停まっており、 それに乗って近くのレンタカー屋に連れて行かれて、そこでレンタカーを借りる。 車種や色が気になっていたが、真っ赤な新型デミオだった。 車検シールを見たら納車されて1ヶ月の車であり、走行距離も3000キロ。 鮮やかな赤が目立っていて、かなり満足。 そして付いていたナビも自分の車のナビと同じメーカーのために 使い方ガイドを見なくても操作できたのでラッキーかも。
最初の目的地「美ら海水族館」をナビに設定して、颯爽と真っ赤なデミオを走らせた。 沖縄自動車道の一番南のICである豊見城ICから高速に乗り、 途中、海の見える伊芸SAに寄って軽く食事をし、 一番北にある最後のICである許田ICまで約64キロの高速ドライブ。 しかし許田ICから「美ら海水族館」までは、まだまだ距離がある。 許田の道の駅で「美ら海水族館」の入園チケットを買って 赤デミオを北へ走らせる。 ICを降りて約30分後にようやく目的地に到着。 夏休み中ということもあってか、かなり混雑していた。 しかし数年前に大阪の「海遊館」に行った時ほどの混雑ではなかった。 水族館は大好きなので、ついつい時間を忘れてゆっくり見てしまう。 やはり圧巻だったのはジンベイザメやマンタの泳ぐ黒潮の海の水槽。 3匹のジンベイザメ、4匹のマンタ、カツオの群れが悠々と泳ぐ大水槽。 ギネスにも認定されている世界一の大きい水槽は幅22.5m、水深8.2mで その前に立つと本当に時間を忘れてしまう。 ジンベイザメは大阪の「海遊館」で見たことがあるが マンタ(オニイトマキエイ)がまるで羽ばたいて 宙を飛んでいるように泳ぐ姿は感動モノだった。
館内を一通り見て外に出るとイルカショーのタイミングにピッタリ。 ショーを見てからウミガメ館、マナティー館を見て さらにイルカラグーンショーも堪能。 人工尾びれを付けた奇跡のイルカ「フジ」も元気に泳いでいた。 食事も忘れて、かなり長い時間「美ら海水族館」を楽しんでしまった。 一応、再入場のスタンプを手に押してもらって水族館を後にし、 名護まで戻り沖縄が日本に返還される前から営業している ステーキレストランに行って沖縄で最初のメシを食べた。 200グラムのサーロインステーキにライス、スープ、サラダが付いて1575円。 沖縄はステーキがリーズナブルに食べられる。 そして、この店は手作りのパイやクッキーも自慢でテイクアウトもしているので おもわず買ってしまった。
腹を満たしてから、ちょうどサンセットが近づいてきたので 観光スポットである古宇利大橋に行く。 サンゴの海に架かる全長約2キロの長い橋で景色が美しい。 当然、20年前には架かっていなかった橋だ。 古宇利大橋を渡った古宇利島で暫く時間をつぶしたために 水族館への再入場は時間的に無理になってしまったため、 再び許田ICから高速に乗って西原ICで降りて那覇のホテルに向かう。 ホテルにチェックインしたのは21時頃になってしまった。 初日の走行距離はいきなり200キロオーバーの223キロメートルだった。
ホテルにチェックインして荷物の整理をして徒歩で国際通りへ。 ホテルのすぐ近くにはマックスバリューがあり、明日の飲み物を購入。 国際通りはほとんどの店が22時まで営業しているため、 まだ活気があふれていたが、この日は下見だけでホテルへ戻る。 泊まったホテルは最上階に大浴場がある。 大浴場のあるホテルだからこそ、このホテルに決めたのだ。 長距離ドライブや暑い太陽の下を歩き回ることを考え、 足を伸ばしてゆっくりと風呂に入れば少しは疲れも取れると思い、 大浴場付きのホテルしか考えていなかった。 22時半頃に大浴場に行ったが、ラッキーなことに最初から最後まで 他の客とは会わずに貸しきり独り占め状態で満喫できた。 しかし、やはり風呂から上がったらすぐに寝てしまった。
翌日以降はまた明日。
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