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2007年07月06日(金)
まずは嬉しい話題。 メジャーリーグのオールスターが来週行われるが、 そのオールスターにレッドソックスの岡島秀樹投手が 最後の32人目の選手として選出された。 これで今年のMLBオールスターに出場する日本人選手は イチロー、斎藤隆、そして岡島の3人。 日本人選手の3人選出は最多タイで、2003年のイチロー、松井秀喜、長谷川以来 4年ぶり2度目だとか。 生憎、今回のオールスターのある時間は平日の日中なので テレビでの生中継を観ることはできないが、 日本でも注目度が高くなりそうなオールスターだね。
ちなみに自分も昨夜、MLBのサイトで岡島に投票したよ。 英語ばかりのサイトだったけど、投票は分かりやすかった。
岡島はここまで38試合に登板して2勝4セーブ、防御率0.88と抜群の成績。 中継ぎという目立たない役回りでも、レッドソックスが アリーグ東地区首位を突っ走る原動力となっただけに、 オールスターに選ばれて然るべきと言ったところだろう。 日本にいた時はコントロールが不安定な面もあったが、 貴重な左の中継ぎとしてジャイアンツ、ファイターズで活躍。 しかし、投げさせてみなければ分からない事もあって、 結果を出している割には評価が高くなかった投手だった。 その投手がメジャーに移籍したら大活躍。 岡島にとっての不運はプロ野球史に残る最悪な監督・堀内恒夫に 不可解な起用を繰り返されて、感覚をおかしくされてしまったことだから ある意味、ファイターズへ移籍して良かったのかも。 日本一にもなれたし、メジャーにも移籍できたし、さらに世界一すら夢ではないし。
<岡島の成績> 38試合2勝0敗4S 41イニング、自責点4、防御率0.88、1被本塁打、37奪三振。
本塁打1本って、開幕戦のロイヤルズ戦で最初の打者に 初球ホームランを打たれたものだね。 あれから1本も打たれていないんだから、見事なものだ。 しかし、リリーバーで1点を切る防御率は大変な数字。 登板過多の中でよく頑張ったといえるね。 堂々と胸を張ってオールスターに出てもらいたい。 今年のオールスターはサンフランシスコか。
続いてガッカリした話題。 先月、淫行容疑で逮捕された元ジュビロ磐田の菊地直哉。 彼に対する処分は「1年間の選手登録停止処分」と何だか大甘な処分が発表された。 しかし、JFAもえらく甘い処分をしたもんだ。 まぁ、示談が成立していることにより起訴猶予となったが、 それでも菊地直哉の行為は許されるものではない。 青少年に夢を与えるJリーガー、それも菊地はジュビロ磐田のレギュラー選手。 また、各世代の代表選手として日の丸を背負ってきた人間だ。
そんな菊地が、たった1年の選手登録停止処分とは呆れてしまう。 公式戦には出場できないが練習試合はOKのようだし、 処分期間内でも海外移籍も可能らしい。 殺人や放火をやったわけではないし、事件概要そのものにしても曖昧な部分が多く、 被害者の方にも何らかの非があるんじゃないかとも思うが、 プロサッカー選手とて社会人だ。 自分のやった事の重みを感じさせるためにも、 もっと重い処分に科すべきだったのではないだろうか。 こんな軽い処分では本人は心底反省はしないだろうし、 他の選手が同様な事件を起こしかねないだろう。
一時期に比べて人気が落ちているJリーグ。 これでは人気下落に拍車をかけるかもしれないね。 それに…ジュビロ磐田が解雇と同時に臨時職員として採用かと報道された時から なんか怪しいと思っていたが、今回の処分決定にはガッカリだね。
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