Web Masterの日記



更新

2007年02月04日(日)

ホームページ、携帯サイト、Sリーグサイト、
それぞれ更新作業をしていたら他のことは何も出来なかった。
疲れた…。


無題

2007年02月03日(土)

確か、今日から一泊二日で田辺家、則家、手塚家、伊藤家は
那須へスキーに行っているんだっけ。
西浦家はチャーミンが手術した傷口がまだ痛いために回避。
シズラーも元々、スキーは行きたくない派なので断わるの早かった。
我が家も誘われたが西浦家も行かないなら
子連れ家族達だけで楽しんでもらいために、あえてスルーした。
というか、今さらスキーって言われてもウェアーも何もないし、
夏合宿以外で行く那須は遠すぎる。
そんなことより雪はあったのかね。
ジミーも今日からハワイへ旅立ったか。
由緒正しい古い教会での結婚式、緊張するんだろうか?
2回目だから緊張なんてしないかヾ(^-^;)
長谷川が式に参列するが日本の恥にならないよう飲ませないでくれよ。

テッチャンのおかげで無事に3月の開幕戦が決まったが
開幕前の練習日程が決まらない。
チーム登録している江東区、大田区の抽選は見事に外れた。
残すは中央区と都営グランド。
各草野球チームの始動と重なるので倍率は高いだろうな。
練習日にグランド確保が無理なら開幕戦の日は4時間あるので
最初1時間半くらいを練習にしてもいいかな。
とりあえずは抽選待ちだけど。

明日で閉店を迎える潮見のコーナンに行ってみたが
ほとんど何も物が残っていない状態だった。
こんなことなら先週、少し覗けば良かった。
本来、先週に行く予定だったが、遅い時間になってしまったために
今日に延期したのだが、投売り状態だったのか
見事に物がなくなっていた。残念。

明日は久しぶりにホームページを少しいじろう。
そういえばWindows Vista搭載の富士通の新パソコンだが
ホームページ作成ソフトがホームページビルダーから
ホームページNINJAに変わっていた。
ホームページビルダーに慣れ親しんでいるので今さらソフト替えれない。
まだ新パソコン自体、買わないけどね。
納会も終わり、MVPの発表も済んだので会報の作成も始めないと…。
やっぱり、シーズンオフのほうが忙しいなぁ。


子供を産む機械

2007年02月01日(木)

厚生労働大臣ともあろうお方が「子供を生む機械」発言。
どうも擁護のしようがないね。
その地位につくまで、どれくらいの苦労をしてきたかは知らないが
どう考えても火種になるということくらいは判断できると思うのだが。
農水大臣と文科大臣の事務所費の問題もいかがわしい。
法律で明記されていないから公表しないという理屈は分かるが
筋だった釈明すらしないところが怪しい。
同じ事務所費の架空計上疑惑でも、民主党の小沢代表の方が
まだ公表する姿勢を見せているだけマシかもしれない。
松岡大臣の答弁を見ていれば、不正があったのではないかということが
ひしひしと感じられるのだが…。

安倍内閣のケチの付き初めはホワイトカラーエグゼンプションだろう。
そもそもカタカナで言われても何がなんだか分からない人が多い。
カタカナ表記することで国民の目を遠ざけていたかのようにさえ思えてしまう。
いくら経団連の要請とはいえ、もっと労働者の視点で
政治を進めることってできないのだろうか。

前総理の小泉氏は郵政選挙で圧勝を収めたが、
それは特定郵便局や郵便局員の既得権益に対して
低所得者層が反発しただけだから。
刺客等でうまくマスコミを利用した小泉氏独特の戦略の賜物であって、
有権者が財政投融資改革とか景気回復政策を全面的に支持したわけじゃないだろう。
民営化の過渡期とはいえ、1年以上経った今日では、
そのことについて大して議論もされていないし、
せいぜい郵便物が1日で届くとか届かないとかいったことが問題になっているだけ。
結局、今の人たちは自分達が絶対的、相対的に関わらず
裕福になる政策を支持するということだろうな。
時代が時代だから、それも仕方のないことだろう。

安倍首相については、このブログでも最初は軽く批判したが独自のカラーがない。
幹事長の時は、まだ若さや二世議員というドラマ性があったが、
人気だけで最前線に立ってみれば人の言いなりという印象しかない。
右よりの人材を集めれば失言を繰り返され、
補佐官を沢山つければ無駄な機能重複、経団連任せの景気回復。
結果が国民の生活に影響するから反発が早い。なんとかしてほしいものだ。

あぁ、政治といえばNHK裁判判決の朝日新聞の記事がなんともいえない感じだった。
裁判の判決が朝日の主張と同じで大々的に攻撃してるが、
過去の捏造疑惑があるから、そこははぐらかしている感じで
読者にとって、もやもやした文章構成となっていたな。
中川幹事長の朝日批判をそのまま載せているのには笑ったけど。



「なかなか今の女性は一生の間にたくさん子供を産んでくれない。
人口統計学では、女性は15歳〜50歳が出産する年齢で、
その数を勘定するとだいたい分かる。他からは産まれようがない。
産む機械と言っては何だが、装置の数が決まったとなると、
機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、
あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。
1人あたりどれくらい産んでくれるかという合計特殊出産率が
今、日本では1.26。2055年まで推計したら奇しくも同じ1.26だった。
それを上回らなければならない」


これが柳沢厚労相の「産む機械」発言だ。
週明けの1月29日、この日から国会が開会されたということもあり、
反・柳沢の動きは与野党に関係なく女性議員を中心に大規模に展開されている。
まず、国会での各党代表質問で民主党より発言を求められた柳沢厚労相は
「女性を傷つける不適切な表現を用いた。国民、特の方々に深くお詫びする」と
謝罪したが、この程度の陳謝では収まらないとばかりに、
社民党、民主党、共産党の28名の女性議員が連盟による抗議文を
直接、柳沢厚労相に手渡した上で、口頭での抗議も行っている。
自民党内からは野田聖子議員が「出産に関しては私も苦労してきたが、
男性だから何も分かっていないのでは」と切り捨て、
高市早苗少子化担当相も「発言は不適切。私自身も過去に病気で
子供を授かりにくい身体、機械としては不良品ということになる」と話している。
一部からは辞任要求に発展させるべきだという声も当然のように挙がり、
安倍首相は「発言を撤回、謝罪した。職務を果たしていくことで、
信頼を勝ち得てほしい」と、おそらく精一杯の援護射撃を行っているものの、
柳沢厚労相が近く始まる少子化対策戦略会議の
主要メンバーに選出される見通しとなっているため、
ここでもう一度批判が噴出する可能性もあるだろう。

何と言っても、柳沢厚労相が国会の場で謝罪を行っている間、
安倍首相が見せた苦々しい表情が全てを物語っていたように思われる。
敢えて柳沢厚労相の発言を全て引用したのは、どう考えても
ここで機械に例える必要などなかったことを強調したかったから。
本人は「経済問題に携わってきたので、産業や経済で説明した方が
解りやすいのではないかと一瞬、頭をよぎった」と事情を説明しているのだが、
苦しい言い訳である以上にアドリブだったからこそ、
尚更、始末が悪いように思われる。
咄嗟ゆえの本音と足元をすくう余地を自ら与えてしまったのだから。

さらに塩崎官房長官が「不適切な表現は控えるべきだ」と語った上で
「(発言を)直ちに訂正している。少子化対策に関する検討会議の
主要メンバーとして、政策作りをきちっとやってもらわないといけない」と
これ以上この問題を長引かせない方針を強調した点も、
逆に後々、尾を引きそうな予感。
というのも、少子化対策の中心になるべき人間が、
それをテーマにした講演で、この発言をしたことを不問にすることも問題だ。
新たな批判が生まれる可能性があるだろう。

過去にこうして女性議員が抗議行動を起こした例を調べてみると
1999年10月の西村防衛事務次官が週刊誌上で核の抑止力について
「強姦」という言葉を用いて持論を説明したところ、
これに抗議した辻元議員に対して「お前が強姦されても絶対救ったらんぞ」と
発言したケースがまず思い浮かぶ。
(まだ辻元議員が「絶好調」だった時代でもあり、
この件は異様な熱気を帯びて報道されていた記憶がある)
また2003年6月には、自民党の太田誠一元総務庁長官による
「集団レイプする人はまだ元気があっていい」発言もあった。
また、同じ月には失言でお馴染みの森・元首相による
「子供を一人も作らない女性の面倒を税金でみなさいというのはおかしい」も
記憶に新しい。

西村次官は別として、残る2人は共に少子化をモチーフにした
発言だったという意味で、柳沢厚労相と思考が非常に近いように思う。
「女性が産まないから子供が増えない」というあまりに一元的な観点、
結局、これが何度批判されても消えることはないという話だ。

学習能力がないよな、ホントに…。
少子化に歯止めをかけたいのなら、もっと考えないといけないことって
多いんじゃないの?
子供を女性に産んでほしいなら設備や環境、それに金銭的な問題に
もっと積極的に取り組む姿勢を見せてほしい。
産みたいけど産めない人だって大勢いるし、産めるけど産まない人もいる。
場当たり的な対策したって無理なことくらい分かんないかな?
なぜ、日本が少子化になったのか、もう一度よく考える必要があるよ。
今の世の中、政治家だけでなく企業経営者に企業役員も
女性の活躍が多くなってきた時代なのに、
昭和初期生まれの頭の固い爺さんたちは、昔の考えを脱皮するのは難しいのかな。
ろくに育児に参加もしたことないような爺さん連中に
育児支援や少子化対策なんかできるはずないんだろうな。

景気回復が実感出来ない現在、夫婦共働きの家庭が増えて
出産・子育てが困難な時代でもある。
現状を把握せずに、これからの未来、我が国は何を謳うつもりなんだろうか?

以前、安倍内閣は短命と予想したが、7月の参院選まで持たないのか?
実はもう虫の息で終焉間近なんじゃないの?
そんな印象すら抱く今回の問題である。


Windows Vista

2007年01月30日(火)

Windows Vistaが発売された。
深夜にもかかわらず午前0時になるのを待って、秋葉原のヨドバシカメラや
ビックカメラ有楽町店などでは恒例の行列。
だけど以前の95や98の発売のときのような熱気はなかったように思える。

さて、このWindows Vistaだが、これまでのWindowsにはなかった機能が
付いているようだが、自分としてはあまり興味のない機能も幾つかある。
まぁ、今のパソコンだって利用機会といえば、ネットにメール、写真編集、
ワードやエクセル、ホームページ作成にDVDコピーくらいで
全く使っていないプログラムもかなりあるわけだ。
いらないと思われるソフトは最初の段階でアンインストールしてしまうが、
結局、それでも「すべてのプログラム」を見てみると、
使ったことのない機能はかなり残っている。

自分が現在使っているパソコンは2003年に購入したXP。
ほぼ毎日使っているが、最初にメモリーを増設したこともあり、
いまだ不満な点はほとんどないと言っていい。
不具合が出たことすら1度もない。
なのでVistaが発売されたからといって、いきなり買い替えるのもどうかなと思う。
それにマイクロソフトのOSは「どれだけ不具合が出るか」という
最初のお約束があるし「XPと比べてどこまで重いか」という不安もある。
すでにビックカメラのポイントが19万5千円を超えているので
買い替えようと思えば少ない負担で買い替えられるのだが、
「XPの2倍、95の5倍は売れる」というマイクロソフトの言葉も
まだ眉ツバものだ。
今後のVistaの評判と、搭載されるハードの性能や価格に左右されると思うので、
市場には注目してみたいが、XPのサポートが2014年まで期間延長もしたし、
しばらく様子見ということになりそうだな。
早くて今夏、遅くて来春くらいかな。
その時はもちろんアップデートではなく、パソコンもプリンターも
全部いっぺんに買い替える予定。
はたしてそれまでビックポイントはいくらまで貯まっているのだろう。


水道橋の惨劇

2007年01月28日(日)

今年の活動初めでもある納会&表彰式。
今年はSリーグ15回記念で東京ドームの試合が予定されているので
雰囲気を盛り上げるために東京ドームシティ内のイタリアンレストラン。
飲み放題だし、パスタとピザが食べ放題、なかなか良かったのではないかな。
子供は無料というところも気に入った。
だけど昨年の東京駅構内の店同様、個室ではなくマイクもなかったので
表彰式の時に大声出して喉が痛い。
東京ドームシティなんて、滅多に行かないだろうから
来年も同じ場所でやってもいいかな。

MVPには岡村に僅差で勝った潤太が初受賞。
岡村も三位の殿も悔しがっていたが、投打に活躍したのが大きかった。
初めて彼女を連れてきた潤太、いいところを見せることができたな。
それにしても23歳のナースの彼女は潤太にはもったいないくらいいい子。
「あちりさ」には潤太が彼女連れで来るから今日はいじめないようにと
前もってお願いしておいたので、おとなしかった。
一方、日菜は「潤太の彼女だって」と教えたら
「え〜ショックぅ」と可愛いことを言っていた。
さらに日菜の前の席に潤太と彼女が座ったのを見て
小声で「なんでここに座るの」と言っていたそうだ。
日菜、最初の失恋記念日になってしまったかも。
だけど、すぐに子供たちがみんな、彼女になついていたな。
二次会に移動するときは日菜と里紗が彼女とずっと手をつないでいた。

二次会は全員そのまま参加。
子連れは帰るかと思ったが、逆に子供のほうが行きたがっていたのには驚いた。
ジュピターズの二次会といえば白木屋。
水道橋駅前に白木屋があるのはリサーチ済みだったので全員で移動。
すぐに入れたし、昨年のようにコース料理じゃなきゃダメということもなく
普通に単品で頼めたので安く済んだ。
昨年の東京駅はビジネス街だが、水道橋は学生街でもあるので
池袋同様、無理にコース料理を勧められないとは思っていた。
しかし、楽しいはずの二次会が終盤、とんでもないことになるとは…。

最初は例の如く殿がいじられていたが、
いつの間にやら長谷川が1人で大暴走。
すでに一次会でかなり酔っていたようだ。
2次会移動中も訳が分からないくらいに五月蝿かったが
違うテーブルだったので、どれくらい酒を飲んだのか分からないが、
2005年の修善寺遠征の宴会で初披露された
「ハセチャンダンス酔っ払いバージョン」まで披露。
こうなったらもう誰も奴を止められなかった。
前日にジミーと飲んだらしいし、納会前はジムに行ったらしいので
疲れもあったのかもしれない。
完全なる酔っ払い状態。
しまいには少しだけリバース。
この時はすぐに自らトイレに行ったので事なきを得た。
そしてそのまま深い眠りに落ちる。
やっと静かになったと思ったが、今度は帰る時間になっても起きやしない。
起きたと思ったら下を向いたまま二度目のリバース。
シズラーや潤太の彼女が介抱するが全くダメ。
シズラーなんて、全部吐いたほうが楽になると思い
長谷川の喉に指まで突っ込んであげたのに、まったく吐かなかった。
潤太の彼女もナースなのでテキパキと介抱してくれたが、
長谷川の反応は鈍く、岡村やチャーミンも介抱し、
ようやく立ち上がることができた。
本来、19時半に店を出なければいけなかったのに、
結局、会計のレシートに印字された時間を見ると20時32分。
1時間も長谷川のせいで足止めを食ってしまった。

則ぞーやテッチャン達は子供を連れて先に帰っていて本当に良かった。
あんな酔っ払いの大人を子供たちに見せるのは教育上良くない。
それに、ここからが本当の惨劇。
自分の足で立った長谷川、トイレに行くが吐かずに「大丈夫」と言うので
ようやくみんな帰ることになるが、出口へは階段を下りなければならない。
さすがに階段から落ちたらシャレにならないので
チャーミンが長谷川を後ろから支えて一段ずつゆっくりと降りる。
そして階段を下りたところに会計があり、出口となっているが
最後の階段を下りて会計の前に来たところで
何の前触れもなく立ったまま今日最大のリバース!
もうこれ以上は思い出して書きたくない。

あんなに周りに迷惑をかけた奴は今までのチームの歴史の中でも初めてだ。
30を過ぎたいい大人なんだから自分の許容量を知って飲んでもらいたい。
今回、長谷川には別に誰かが飲めと勧めてはいない。
1人で飲んで1人で騒いで1人で吐いて大勢に迷惑をかけた。
悪い大人の典型的な酔い方である。
可哀想だったのは子供で1人残っていた日菜。
大リバースのとき、店の外に出ていたので被害には遭わなかったが
吐いたのを見てしまった。
そして初めてチームに参加してくれた潤太の彼女は
大リバースの時に長谷川の前にいたので
ブーツにリバースしたものがかかってしまって悲鳴をあげた。

ようやくエレベーターに乗せて店の外に出し回復を待ってから
同じ方向の仁上と一緒にタクシーに乗せて帰らしたが、
本気で救急車を呼ぼうかとも思った。
もうせっかくの楽しい納会であんな目には遭いたくない。
みんなで飲むのは楽しいことだが、周りに迷惑をかける様な飲み方は困る。
大人の飲み方、楽しみ方を奴には覚えてもらわないと
今後、飲む場所には誘えなくなってしまう。

過去17度、納会を行ったが、水道橋の惨劇は
ジュピターズに悪い歴史として刻まれてしまった。


給食費

2007年01月26日(金)

文部科学省が初めて実施した全国調査の結果、
平成17年度の学校給食費の未納額が総額22億円を超えることが分かった。
22億円分の給食費は児童、生徒約4万人分の給食費1年分にあたる。
100人に1人が未納しているというから驚きだ。
前年度以前からの累積額を合わせると、さらに膨らむ。

何故こんな状況になっているのか分からないが、
とにかくイメージとしては毎日、無銭飲食を
子供にさせているようなものではないかと思うのだが…。
そして何より、金額よりも払わない保護者がいる実態が
浮き彫りになったことには
非常に意味のある調査結果だと言える。

支払わない理由が昔のように「給食費を捻出するだけの余裕がない」
というものではないことも明らかになっているため、
未納者に対しては簡易裁判所に支払い督促を申し立てるなど
法的措置に踏み切る自治体も出ており、
制度整備を急がざるを得ない事態になっていることは間違いないようだ。

学校給食法では、子供たちに給食を提供するよう自治体は
「(それに)努めなければならない」と努力義務を規定している。
これに従って給食の運用が行われているのはご存知の通り。
さらに自治体は設備や調理員の人件費を負担し、
食材費については保護者が負担するよう定めている。
どう見ても、この規定のフローには問題は見られない。
逆に受益者負担の原則を非常にシンプルに明示しているとさえ言えるものだ。

しかも給食費は文部科学省の発表によると、
全国平均は小学校(低学年)で月3900円、中学校で月4500円程度ということで、
1ヶ月の給食回数が20回程度とすれば、平均すると
1食195円〜225円ということになる。
これは社員食堂や学食なんかより遥かに安い設定で、
家計が助かっている部分はかなり大きいように思える。
だが、悲しいことに未納者の感覚は、そうした常識とは
かけ離れたところにあるようだ。

文科省の学校健康教育課では「結局は保護者のモラルの問題。
学校を通じて給食は自己負担であることへの理解を求めるしかない」と
話しているが、報告されている未納の実態は
「高級外車を乗り回し、携帯電話に何万円も払っているのに
給食費は払わない保護者がいる」といったような理解に苦しむケースから、
生活保護を受けている家庭には、給食費分も上乗せされて
支給されているにも関わらず、支払いをせず別の支出に回している。
といった若干の同情の余地が感じられるものまで多岐に渡っているとのこと。

しかし、滞納者が続出している現状は当然きちんと支払っている人達にとっては
不公平感を煽るものでしかなく、また督促など本来不用のはずの業務を
実施して人件費が発生するといった不条理な事態も招いている。
もちろん財源が足りないという根本的な問題も解消しなければならないことから、
宇都宮市では昨年の9月に給食費を滞納している保護者38人に対して
支払い督促を宇都宮簡裁に申し立てている。
すでに同様の措置は仙台市や根室市でもとられており、
今後はこうしたケースが増えていくのではないだろうか。
もちろん支払いに応じなければ裁判所による
資産の差し押さえ処分が下ることになるが…。
しかし、その理由が給食費の未納となると、
単純にカッコ悪い話だな。失笑って感じ。

一方、司法に処理を委ねるだけではなく、芦別市のように
給食費を支払う能力がありながら、それを行う意思がない者を
「特定滞納者」と定義し、彼らに行政サービスの一部停止や
住所、氏名の公表などを認める条例を可決しているケースも出て来ている。
これは兵糧攻めか?というほどでもないが、
恥をかかせて穴蔵から引きずり出そうという作戦だな。
また、山梨県の笛吹市では「連絡なしに滞納した場合は給食停止」という
払わず者食うべからず。という、分かりやすい姿勢を示しており、
何せよ地方自治体の圧力はどんどん強まることになりそうだ。

しかし、未納者が発生すると、誰かがその穴を埋めないとならないが
仕方なく教員、校長、PTAの役員が立て替えることで処理されるケースが
ほとんどだそうで、当然そうした未納者は自分の子供が卒業すると
完全に我、関せず状態となり、踏み倒していくというからヒドイ話だ。

未納者側の言い分は非常にお粗末だ。
ほとんどが「義務教育だから払いたくない」という屁理屈を振りかざすだけ
中には「給食を出せと頼んだ覚えはない!」
「給食を止められるものなら止めてみろ!」などと
逆ギレする者もいるというから呆れてしまう。
子供を最適な健康状態に保つために、自分で弁当を用意するから
給食はいらない。とかいう超過保護な親が可愛く見えるほどの惨状だな。
まったく食べておいて、この言い草かよって感じ。

こうした理不尽な言い分が見かけ上は通ってしまうのは、
給食費の未払いに対する罰則がないからだ。
懲役や罰金でもあればこんなことは起きないように思うが、
逆に罰金が嫌だから給食費を払う親というのも違和感のある話だな。
まぁ、ここはとにかく法律で規定されている以上、
給食費の支払いは保護者の義務だ、ということで
過去の未納者からは、きっちり徴収するしか方法はない。
やはりタダ食いは許されないだろう。
だが、今後のことを考えるなら、給食の在り方そのものに
メスを入れる必要もあるように思われる。
選択の余地がない点に問題があるのなら
見直すことも視野に入れないといけないという印象だ。

自分は子供の頃に嫌いな食べ物を克服したことがあるため、
個人的に給食には感謝している部分を持っている。
今となっては、なぜにこんな美味しい物を子供の頃の自分は
食べられなかったのか不思議でならないが、
とにかく「残せない」「だらだら食べていると昼休みに遊べない」という給食の緊張感がなければ今の食生活がなかったことは確かである。
中学から弁当になったが、母親に負担がかかっていることはよく分かったし
給食があればなぁ…と思ったことも事実である。
おそらく、給食には美味い、不味いという概念以外の何かを
子供の心に植え付ける効果があるように思えるし、
それは他のものでは代用が効かない類であるようにも感じる。
未払いの保護者には自分が給食を食べていた時のイメージを
思い返してみることを提言したい。
給食自体が大嫌いだったというのなら意味ないけどさ。

ただ、自治体の対応の中にある「未納者には給食を停止する」という措置が
いじめの原因になったりしないか…という不安はあったりする。
それで自殺騒ぎになり「いじめの理由はクラスで1人だけ
給食がなかったことでした」なんてなったら…。
これは本当に救いのない話である。
そんなことだって起きる可能性もあるのだが、親としてそれでいいのか?
という問いかけを、屁理屈をこねている保護者にぶつけるしかない。

でも結局、子供が給食を食べたいと思っているなら、
それが給食費を支払う理由にならないのかな?
世の中、訳の分からない親が多すぎるな。
そんな親に育てられた子供の将来が心配だ。


埼玉ライオンズ?

2007年01月24日(水)

西武ライオンズが2008年から、球団名を変更する方針らしい。
今シーズン中に本格的な検討を行い、
地域名を盛り込んだ球団呼称を決定するという。
新名称は「埼玉ライオンズ」が有力だとか…。
他に「所沢ライオンズ」なども候補に挙がっていて、
球団名に親会社の「西武」を入れるかどうかも含め、
今後、本格的に協議していくという。

29年間も親しまれてきた「西武ライオンズ」の球団名変更…。
昨年優勝した北海道日本ハムファイターズにしろ、
一昨年優勝の千葉ロッテマリーンズにしろ、地元密着型の球団経営で
観客動員数やグッズの売り上げで成功している。
思えばパリーグの6球団中、地域の名前が入っていないのは
合併したオリックスバッファローズと西武ライオンズだけ。
北海道や千葉、福岡、東北などと同じように
地域に密着したチームにしていくためにも
ライオンズは地域名を含んだ球団呼称に変更したいのかもしれない。

しかし地域って埼玉県…。
かつては(今も?)「ださいたま」などと言われた埼玉の名称を入れるのって
なんだか勇気が必要と思うのは自分だけだろうかヾ(^-^;)
すでに埼玉県知事からは「新名称は是非“埼玉”でお願いしたい」と
熱望されている。
一方で西武が本拠地を置く所沢市は、すでに球団呼称に
「所沢」を入れるよう求める要望書を球団に提出している。
球団は「所沢(西武)ライオンズ」も候補としているが、
関係者は「所沢に限定されてしまう印象になるのも事実」と困惑気味。
確かに関東地区以外の人に「所沢」って言っても
どこにあるのかすら分からない人のほうが多いのでは?
政令指定都市でもない、ただの市が球団名称になること自体、今までにないことだ。

そういえば、はるか昔、まだ堤王国が健在の頃、
ライオンズを埼玉という地方球団から全国区の人気を得るために
首都・東京の球団にしようと、本拠地の移転を真剣に考えていたことがあった。
その候補地が現在の西東京市・東伏見にある早稲田大学グランド。
今、ハンカチ王子こと斉藤投手が練習している場所だ。
あの辺一帯の早稲田の土地を全て西武グループが買収しようと画策。
西武新宿線の東伏見駅前には西武所有のアイスアリーナまであったし、
西武グループの本拠地として開発をしようとしていた場所である。
早稲田の土地を全て西武で買い取る代わりに、
使わなくなる西武球場(現在の西武ドーム)や練習場、寮などの
周辺施設を早稲田大学に譲るという案まで出ていた。
早稲田大学も所沢に校舎を作るなどしていたし、
所沢に第二の早稲田タウンを作る計画もあったので、両者の利害が一致し、
成立直前まで行っていたと思う。
しかし結局、バブルの崩壊やオーナーの逮捕などで、この案は流れてしまった。
もし、あの時に東京進出を果たしていたら「埼玉」の名称など付けずに済んだのに…。

東京進出が果たせなくなった今、開き直って埼玉という地元密着のチームに
転換を図ろうとしているのかもしれない。
松坂が抜け、観客動員数の減少も予想されるので、
せめて地元密着「おらがチーム」の印象を強くしたいのだろう。
同じ埼玉県に本拠地を持つサッカーの「浦和レッズ」のような
地域の人たちで作るチームにしたいのだろうが、
一時は地元を捨てて東京へ行こうとしたチーム。
果たして名前を変えただけで埼玉の人たちが愛着を持ってくれるのやら…。
そんなことを考えるよりも松坂に代わるスターを育てるなりして
チームを強くするほうが先じゃないのかな。
それに、松坂が残してくれた莫大な金が手に入ったんだから、
上手にファンに還元してもらいたい。
今の西武ドーム周辺を整備するとか、最先端のドームに改良するとか。
名前を考えることよりも、やることは多いと思うんだけどな…。

実家が西武新宿線沿いにあり、今のマンションに引っ越すまでは
独身時代から西武池袋線沿線に長年住んでいた自分にとって
西武ライオンズはとても愛着のあるチームだ。
今まで一番多く見に行ったのは西武球場でもある。
1979年に九州から所沢にやってきた時から常にパリーグでは一番応援していた。
あの頃は西武鉄道の駅職員も西武デパートの店員も西友の店員も
全員、手塚治虫の書いたレオの入った青いライオンズ帽をかぶって
会社一丸となってチームの宣伝をしていたのを覚えている。
西武線の各駅では松崎しげるの歌う「地平を駈ける獅子を見た」が
これでもかと言う位、何度も何度も繰り返し流れていた。

♪ウォウウォウウォウ ラ〜イオンズ ラ〜イオンズ ラ〜イオ〜ンズ♪

今も優勝すると池袋や西武新宿などの主要駅では流れているあの歌、
西武線を使っている者にとっては、もう体に沁み込んでしまっている歌だ。
千葉ロッテや北海道日本ハムも魅力的なチームであるが、
西武ライオンズの歴史を最初から知っているだけあって、
やはり今も西武ライオンズは常に気になるチームでもある。
チーム名に地域名を入れることは構わないが、
これからも強いライオンズでいてもらいたい気持ちは大きい。


チキンタツタ

2007年01月23日(火)

メガマックに朝のマックグリドルと新メニューが
続々と誕生しているマクドナルドだが、
自分が今、一番食べたいマックのメニューは「チキンタツタ」
いつの間にか消えてしまったが、復活してくれないかな。
ちょっとチキンタツタについて調べてみた。

「チキンタツタ」がマクドナルドの定番メニューに
加わったのは1991年4月、そして約13年間も愛されてきたが、
2004年の初春に在庫が全て無くなるのと同時に姿を消した。
マクドナルドにはチキンマックナゲットという
人気のチキンメニューはあったが、
チキンをバンズに挟む形のチキンバーガーは
1991年に誕生したチキンタツタが初めてであった。
生姜の効いた醤油味の竜田揚げと、キャベツの組み合わせが
鶏肉好き日本人のハートをガッチリとキャッチし、
無性に食べたくなるマクドナルドのヒットメニューになった。
ハンバーガーやフィレオフィッシュとは違った
チキンタツタ独自のバンズを使用していたことが、
マクドナルドの本気を感じる商品でもあった。
そういえば発売当初のCMは陣内孝則がやっていたっけ。
ちょっと画像を探してみたら、上の画像が見つかった。
(画像はblog版で見てください)
当時の値段は高いな。
今のメガマックのセットが650円だから、それより高い値段だ。
その後、どんどん下がって2004年には単品で250円だったと思う。

そんなチキンタツタだったが、思わぬ影響を受けることになる。
チキンタツタの原材料となる鶏肉は、中国・タイ・ブラジル産のものを
使用していたが、全体の9割近くを依存していたタイと中国で
鳥インフルエンザウイルスが発生。
その影響もあって、原材料の確保がうまくいかなくなり、
当初はマレーシア産などを加えることで乗り切ろうとしていたが、
鳥インフルエンザウイルスの猛威で規模が広がり、
コスト面を考えても原材料を無理して仕入れるメリットが
薄くなってしまい、残念ながら生産中止に追い込まれた。

当初、この措置は恒久的な販売休止ということではなく、
あくまでも鳥インフルエンザウイルスが沈静化し、
原材料の供給体制が整えば再びメニューに復活する可能性はあると
マクドナルド側は言っていたが、その後に誕生したチキンバーガーは
チキンフィレオ、マックチキン、グリルチキンなど続々と種類を増やしたが、
まるでチキンタツタを忘れてしまったかのようだ。
鳥インフルエンザを口実に発売中止したのに、
チキンタツタの存在など最初から無かったことのように
チキン絡みの新商品ばかり出ていることに
自分のようなチキンタツタファンは納得いかないだろう。
和風の味付けはコスト面で割が合わないのだろうか?
絶対に売れる商品だと思うんだけどな…。
グラコロや月見バーガーのように、期間限定で定期的にでも
販売再開してもらいたいものだ。

ちなみにチキンタツタに代わってマクドナルドに誕生したのは
白身の魚肉を使用した定番メニュー「フィッシュ マック ディッパー」
魚を素材に使った定番メニューは昭和46年の開業時からある
「フィレオフィッシュ」に次いで2品目という大々的な触れ込みで
1箱6ピース入り220円で売り出したにもかかわらず、
なんか気が付いたら店頭から消えていたな。
確か定番メニューだったはずなのに…。
いったい、いつ消えたんだ?宣伝した割には売れなかったんだろうな。


雑記

2007年01月22日(月)

今日はひさしぶりに、ひとつの話題に絞らず
最近のいくつかの話題を少しずつ書いてみたい。
まぁ、言わば、あまり下調べせず、また下調べしても膨らまなかった話題を
ダラダラと書く手抜きブログなのだが…。


◆宮崎県知事選
昨日、3つの県で知事選が行われ、
最も注目度の高かった宮崎県知事選挙で、そのまんま東氏が当選した。

自分は宮崎県民ではないので、選挙の結果をどうこう言うつもりはない。
宮崎県民は、そのまんま東氏を新しい知事に選んだということなので、
それに恥じない政治手腕が問われるし、
選んだ県民としても多少の事には目をつぶってやる必要があるのかな?
少なくとも前知事のように不祥事で辞職するなんて事がないように願うだけ。

宮崎県と言えば、いわずと知れた保守王国。
それなのに、この選挙では自民党は2人の官僚出身候補の出馬をめぐり分裂、
民主党にいたっては独自候補を擁立で傷に不戦敗。
二大政党のお粗末が、そのまんま東氏に追い風になったのは言うまでもない。
投票率の高さ、無党派層の取り込み、草の根選挙、
全てに於いて上手くいったのではないだろうか。
また、この選挙のために、そのまんま東氏は芸能界を引退。
選挙活動もタレント仲間の応援は呼ばず、政治一筋に邁進する姿勢を
アピールしたのも有権者の支持を集めた理由のひとつだろう。

肩書きも「元タレント」になっていたので、
もうタレント活動は一切しないのかな。
知事の名前は本名の東国原英夫で通すらしいし。
そういえば、以前、某大阪知事が芸名のまま政治活動をしていて、
当時の小学生が「芸名の入った賞状なんていらない」と言って
賞状を受け取らなかったことがあったっけ。
確かに「宮崎県知事 そのまんま東」なんて賞状とかに入っていたら
なんだか重みを感じないもんな。
でも、タレント時代、よく出ていたTBSの感謝祭「赤坂五丁目ミニマラソン」
そこで頑張る県知事っていうのも見てみたかったりして。

さて議会も保守王国の宮崎県で、新知事はどのような手腕を見せるのか。
「マニフェスト」なる公約を用意していたようだが、
なかなか自分の思うようには行かないだろうね。
まずはお手並み拝見したいものだ。
間違っても、議会の言いなりになり、一期で辞めた某都知事の人生や
女性に淫らな行為をして破滅した某府知事の人生にはならないことを
心よりお祈り申し上げております。
それと今までの政治への信頼が失墜した結果となった、
この選挙の結果を与野党はどう受け止めているのか、非常に気になるところだ。


◆20回目の優勝
大相撲初場所、横綱の朝青龍が優勝。これで4連覇。
同時に大台となる20回目の優勝を果たした。
20回目の優勝を決めた力士は朝青龍で史上5人目の快挙。
過去4人の力士は大鵬、千代の富士、北の湖、貴乃花と大横綱が
名を連ねているが、ついに朝青龍も名実ともに大横綱の仲間入りだ。

しかしながら、これでいいのかとも思ってしまう。
確かに朝青龍は強いが、それに続く力士がいないことが
相撲人気を下げている要因になっている。
上記に挙げた4人の大横綱には、ライバルなる力士が存在していたが、
朝青龍には、そういう立場になるような力士が今の所は全くいないのが実情。
20回の優勝のうち、半分以上が千秋楽を待たずしての優勝というデータも、
大関以下の力士にとっては不甲斐ないと感じ取らないといけないだろう。

特に大関陣…。
魁皇は年齢による衰えが隠せず、栃東はケガが多すぎるし、
千代大海は格下にあっさり負けるなど相撲がいつまで経っても下手。
若手大関にしても白鵬はまだ未知数だし、琴欧洲にいたっては
大関になってから逆に弱くなっている不可解さ。
出来れば関脇以下の若手力士の台頭が臨まれるが、
当分の間は朝青龍の独り天下だろうな。

今場所で20回目の優勝を決めた朝青龍。
年内にも貴乃花(22回)と北の湖(24回)の優勝記録を抜く可能性がある。
果たして何処まで優勝回数を延ばして行くのだろうか?


◆バンバンビガロ
懐かしい名前を目にしたと思ったら、それは訃報であった。
日米マット界を暴れ回ったクラッシャー・バンバン・ビガロが
フロリダの自宅で死亡していたことが分かった。
死亡理由などは明らかにされていないが享年45歳。若すぎる死に驚いた。
バンバンビガロは160キロの巨体なのに側転やムーンサルトプレスなど
「動ける巨漢」としてスピーディーな動きと器用なレスリングスタイルで
日米のプロレスファンに認知されていたが、
そういえば最近、名前を聞かないなと思っていた。

バンバンビガロは1987年の新日本プロレスに初来襲以来、
スキンヘッドに入れ墨を入れ、炎をイメージしたリングコスチュームが
トレードマークであり、あの元横綱の北尾のデビュー戦の相手も務めたっけ。
1992年にはビッグバン・ベイダーとのコンビでIWGPタッグ王者に就いたが
ベイダーとビガロのコンビは反則だろう…なんてことも思った。

なんだか「バンバン」ってネーミングも日本人に受けいられた理由だろう。
とても印象に残るレスラーだった。
心よりご冥福をお祈りします。
それにしてもジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、橋本真也、ブルーザ・ブロディ、
ホーク・ウォリアー、テリィ・ゴディ、アンドレ・ザ・ジャイアント、
大木金太郎、そしてバンバンビガロと天国では現世よりも
華やかな試合が行われているのではないかな。


◆千の風になって
昨年の紅白歌合戦で話題になったのはDJ OZMAだけではなかった。
テノール歌手の秋川雅史が紅白で「千の風になって」を歌い、
その後の売り上げが急増し、ついに先週のオリコンで1位を獲得した。
クラシック系アーティストの首位は史上初とのことだ。

年明けになって急にブレイクしたこの歌だが、歌詞はこんな出だしで始まる。

♪私のお墓の前で 泣かないでください
 そこに私はいません 眠ってなんかいません♪

出だしからいきなり、お墓登場かよ!暗い歌だなヾ(^-^;)
でもお墓にいないってことは、今流行っている
幽体離脱〜(ザ・たっち風?)の歌だろうか?
まぁ、冗談はこのくらいにして、この歌は作家の新井満が
がんで妻を亡くした親友のために作ったもの。
死んでも風になって貴方を見守っているから悲しまないで。
という歌詞は人の心に響く歌であることは間違いないのだろう。

しかし、クラシック系アーティストがオリコン1位になったのには
他にも訳があると思う。
「のだめカンタービレ」のヒットもあるかもしれない。
しかし、それ以上に…シングルが売れない…。

なぜかと言えば、最近の若い人はシングルを買わず
「着うたフル」や「Mora」などPCの音楽サイトからダウンロードするのが
主流になってきているからだ。
CDは保管にも場所を取るしね。
そういう自分もシングルなんて、ここ数年買ったことないかも。
みんなTSUTAYAでレンタルだね。
着うたや音楽サイトは使ったことないのは若くない証拠?

一方、クラシックが好きな人は携帯やPCで音楽を聴く人は少ないはず。
さすがクラシックという名前だけあって、とても分かるような気がする。
この最近の音楽事情により「千の風になって」が1位になったのだろう。
でも、そろそろオリコンもCDの売り上げだけではなく、
他の方法でランキングを出すことを考えなければならない時期に
差し掛かっているのかもしれないね。


◆幼児放り投げ事件
歩道橋から幼児を放り投げた事件の容疑者、
幼児を対象にした事件で6回の逮捕歴があり、
周りも注意を払っていたというほどの問題ある男だったというではないか。

そんな危険な奴、社会に放つなよ。
死人が出てからじゃ遅いんだよ!

璃音くんの命に別状がなくて本当に良かった。
もう二度と、こんな奴は社会に出さないでもらいたい。


発覚!ないない大事典

2007年01月21日(日)

「発掘!あるある大事典」での捏造が発覚し大きな問題となっている。
この日の放映、偶然にも観ていた。
その後、各スーパーでは納豆が品切れ状態。
改めてダイエット情報番組の影響力の強さを知った。
しかし、まさか捏造とはね…。
よくテレビで取り上げられると視聴者が感化されて
いわばブームに影響される人が多いけど、
やはり人間は単純な生き物なのでしょう。

今回、効果の根拠としたデータや専門家の発言に
多数のでっちあげが含まれていたことを明らかにした。
番組では、納豆を1日2回ずつ食べていると、
2週間でダイエット効果で出てくるとしていたのだが、
そのほとんどが捏造行為ばかりだったとはね。
何が捏造だったかは、各ニュースや新聞で目にしていると思うので
あえて書かないが、要するに、納豆でダイエットという結論を先に出し、
そこから逆に構成を組み立てていく中で、辻褄合わせに苦しんで捏造に走った。
ということのようだ。なぜなら、捏造されたポイントって、
どれも番組の中では説得力を持たせる重要な部分ばかりだったからね。

元々、自分はこの番組の手法が非常に気に入らなかった。
この番組、基本テーマは日常生活の、あるポイントを抽出するというものだが、
結局は暮らしていく上で身体にいいものが足りないのか、
悪いものが増えているのか、このどちらかの切り口で始まり、
それを解消するアイテム(食べ物)や方法(運動)というオチでまとまる。
このような見せ方に特徴があるため、斬新な視点と視聴者に有無を言わせない
圧力があるので、この中で取り上げられた品物や方法論は
常に奥様族の購買意欲をくすぐるものになる。
過去の寒天ダイエットしかり、今回の納豆しかり、
月曜日にはスーパーから商品がなくなるというケースは、
今やお約束とも言えるほどポピュラーな光景となってしまった。

だからこそ、今回のような捏造行為が起きるのだろう。
毎度、毎度、思っていたのだが、例えばダイエットにしたって、
この番組の取材班だけが気がついた「それまで有名になっていなかった方法」など、
そう易々とと見つかるわけがない。
この世には、似たようなものを取り上げているメディアが
いくつもあるというのにだ。
しかも、この番組は視聴者の不安を煽って関心と説得力を高めるという、
非常にいやらしい戦法をとっている。
それが嫌で、自分は嫁がこの番組を観始めるとネットをしたりしていた。
なぜか、たまたま、この日の放送は一緒に観ていたけどねヾ(^-^;)

この番組の嫌らしいところは、例えば「肉を食うことを我慢できない貴方が
ダメだから、こうして私たちがコレを勧めることになったんですよ」みたいな、
妙な恩着せがましさがあるところ。
しかも、自分でも「これいけないんだよな」と思っていても
止めることができないものを、まるで
「貴方がやっていることがどれだけ身体に悪いのか何も知らないんでしょ。
ほら、だから分かりやすくデータで見せてあげますよ、
あー本当に手がかかる人だな」
みたいな感じで語ってくるのも気に食わなかった。
まぁ、それでも本当に当たっているものばかりなら、
観たい人は観て信じればいいし、
自分のように観たくも信じたくないもないなら観なければいい。
だが、捏造していたとなれば話は別だ。
それゆえ、今まで感じていた不満もここに書かせて頂いた次第である。

本当に気の毒なのは、この番組を観て納豆に振り回された人たちだ。
毎度のことながら、放送の翌日からスーパーなどでは納豆が売り切れとなり、
手に入らないためにダイエットをやろうにもできない人が出た上、
その苦情がスポンサーでも何でもない納豆製造メーカーに及んで、
工場がフル稼働する騒ぎに発展している。
それでも間に合わないので、大手のタカノフーズでは
全国紙に品薄状態を詫びる広告まで出す騒ぎになったのだ。
あるメーカーの広報担当者は「番組をきっかけにワッと騒がれたと思ったら、
今度はこの騒動。納豆に良いことは何もない!」と言っていたが、
全くその通りだ。本当にひどい話だとしか言いようがない。

制作を担当した関西テレビでは「発掘!あるある大辞典2」の打ち切りを含めた
措置を検討しているとのことだが、多分、このまま打ち切りになると予想する。
とにかく、この番組の持つ影響力の大きさは異常で、
そこには視聴者を意のままにコントロールできてしまう
危険が常に内包されていた。
納豆も寒天もブームになったが、たった1度の放送で
簡単にヒット商品が出来上がってしまう構造を見て、
メーカーサイドから働きかけがされて番組が製作されるようなことになれば、
テレビのあり方その物を問われる一大事に発展する可能性を秘めている。
悪く言えば国民を洗脳すらできるほどの影響を持った番組だ。
そうした疑念を排除するためか、あくまでも消費者の立場に立っていることを
主張する「あるあるなんたら委員会」みたいなものを
製作に関与させていることを繰り返し訴えていたが、
考えてみれば、その委員会が主体となって番組が作られているわけではないので、
お飾りの域を脱していない。
そういう意味では、手法も構図もカラクリだらけだった番組である。

また、最近のテレビ局の視聴率至上主義も考え直さないといけない時期なのかも。
数字さえ取れれば何でもアりの姿勢が、
今回の騒動につながっていったようなものだからね。
とにかく、関西テレビには猛省を促したいし、視聴者の側にも
安易にバラエティ番組に踊らされることがないよう、
ある程度、自分で考えるファンクションを身につける必要があると実感した。
これと似たようなものとして、日本テレビの「思いっきりテレビ」があり、
ここでもかつてワインブームやココアブームを引き起こしたことがあるわけだが、
今後は心のどこかで、こうしたものに対し、ツバを眉につけながら
ひとつのエンターテイメントとして観ていきたいと感じた今回の騒動である。

ちなみに自分は納豆は死んでも食べれない食材のひとつ。
もし、この世の中に食料が納豆しかなかったら、迷わず死を選ぶので
今回の騒動を第三者的な冷ややかな目で見ていた。
どんなにダイエットに効果があっても、どんなに健康に良いと言われても
納豆なんて腐った食べ物、絶対に食べられない…。

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