Web Masterの日記



消えゆく建物

2007年01月08日(月)

所用で秋葉原に行ってきた。
東西線の茅場町で日比谷線に乗換えれば秋葉原は本当に近い。
しかし日比谷線の出口はヨドバシカメラ付近なので、
電気街に向かうには東西連絡通路を通らなければならない。
東西連絡通路を通ってJR秋葉原駅の中央口付近に出ると、
いきなり沢山のメイド姿をした女の子ばかり。
駅から出てくる人にチラシを配っているメイド喫茶の女の子のようだ。
手渡されるままに3枚ほどチラシをもらってしまった…。
メイドさんたちのチラシ攻撃を避けるとショッキングなことが。
秋葉原駅の駅ビルも兼ねていた秋葉原デパートが昨年末で閉館していた。
秋葉原駅前の名物となっていた実演販売の人たちもいない。
再開発の波に飲まれて、秋葉原では老舗とも言える秋葉原デパートは
55年の歴史に幕を閉じてしまった。

前々から書こうと思っていたのだが、いろいろ忙しくて、なかなか書けないうちに
年が明けてしまったが、実は多くの歴史ある建物が閉館しているのだ。
それらを少しだけ紹介してみたい。

◆キャピトル東急ホテル
東京・永田町の老舗ホテル「キャピトル東急ホテル」が
昨年の11月30日に43年の歴史に幕を下ろし閉館した。
29階建ての複合ビルに建て替えるためで、
2010年には高層階にテナントとして入り
ホテルは再オープンする予定だという。

キャピトル東急ホテルは1963年に日本初の外資系ホテル
「東京ヒルトンホテル」として開業。
ヒルトンとの契約満了により1984年にキャピトル東急に名称変更した。
ここは多くの海外著名人が宿泊したことで知られる。
ザ・ビートルズが1966年の初来日時に泊まったほか、
イタリアのオペラ歌手であるルチアーノ・パバロッティや
マイケル・ジャクソンらも宿泊。
永田町に立地するため政治家の利用も多く、ホテル内にあった「村儀理容室」は、
安倍晋三首相や小泉純一郎前首相が常連で初代店長の村儀保氏は
連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥の散髪も担当したという。
現在、この理容室は新宿のヒルトンホテルにある支店と一緒になったとか。
そういえば安倍首相が新宿まで散髪に行ったとかいうニュースがやってたっけ。

あと、たしか全盛期のピンクレディーが実はここに住んでいたそうだ。
赤坂のTBS、麹町の日本テレビ、河田町のフジテレビ、六本木のテレビ朝日、
芝公園の東京12チャンネルと、どこのテレビ局にも近かったので便利だったんだろうね。
そう、場所は赤坂TBSにほど近いホテルニュージャパンがあった裏、
「国会議事堂」や「首相官邸」のある丘の斜面に
よくヒット祈願が行われる「日枝神社」とともに建っていた。
「東京ヒルトンホテル」として開業前は
「星ヶ岡茶寮」という名門料亭があった場所だそうだ。
建設から43年、今年中に歴史と風格のある建物が取り壊されてしまう。

◆文化放送
1949年に建築された四谷の文化放送社屋が
昨年7月にひっそりと浜松町へ移転し、
現在取り壊されている最中。
この建物の形って教会をラジオ局に転用したのかと思っていたが、
むしろ逆で、元々「文化放送」の母体が「聖パウロ女子修道会」で
教会がラジオ局を開局(1952年開局)したというのが正しいそうだ。

◆三信ビル
保存運動も虚しく解体されるのが日比谷にある三信ビル。
「日比谷公園」と「日比谷シャンテ」の間にある古いビル。
1930年(昭和5年)に建てられただけあって、
今のビルには無い気高さが感じられる。
この界隈は、占領後の統治を考えて、
あえて空襲が行われなかったため焼けずに残ったという。
ビルの中も昔の雰囲気漂う、貴重な古いビルだったが、
残念ながら老築化のために解体されてしまう。

◆池袋「大勝軒」
常に行列のできる「つけめん」の元祖、
超有名ラーメン店「池袋大勝軒」
ここも周辺の再開発のため、近々移転するんだそうだ。
(来年春という噂)
そういえばここって行ったことないな。
ちなみに西銀座デパート「INZ」の中の支店は並ばずに食べれるけどね。

◆六本木velfarre
90年代半ばに国内最大級、世界でも有数の
超大型エンタテイメント・スペースとして誕生し、
以来、ダンスミュージックを幅広く浸透させ
爆発的ヒットを盛り上げながら
シーン拡大を牽引してきた六本木ヴェルファーレ。
全国区の知名度を誇り、数多くのファンを魅了してきたが
このたび2006年末でクローズしてしまった。
avexのシンボル的な場所だった「velfarre」
六本木という街の変化以上に「大箱ディスコ」という形態が廃れてるんだそうだ。
「ダンスミュージック衰退」を象徴する出来事にならないといいけどね。


移り変わりの激しい東京。
お台場や豊洲のような新しい街が誕生もするが、
その一方で歴史的な建物や人々に愛されてきた建物が
どんどん減っていくのは寂しい限りだ。


決まらん…

2007年01月07日(日)

予定通り、今日やっと床屋に行けた。
自分はいまだに床屋は練馬まで行っている。
東陽町には床屋自体がほとんどなく、新しい場所に入るのには勇気がいる。
それに今日は床屋に行くついでに、ある場所に行きたかったので
わざわざ練馬まで行ってきた。

床屋で髪を切り終えてから池袋に買い物している美穂と待ち合わせて
その、ある場所に行く。
ある場所とは…後楽園・東京ドームシティ。
今月末に迫った納会&表彰式の宴会場所を決めるために
下見を兼ねて、条件がよければそのまま予約をしようと思っていた。
昨年、チャーミンの見舞い後にシズラーと則家と一緒に下見した
ベースボールカフェは味も悪く、サービス料まで取られるので回避。
その他にも3件ほどパーティープランのある店があったので下見しにきた。

まず最有力候補として考えていたイタリアンの店に
食事も兼ねて入ってみると大混雑状態。
そして、すぐに気づいたのだが全テーブル子供連ればかり。
子連れでないのは自分だけであった。
そう、ここ東京ドームシティでは土日にボウケンジャーショーが開催され、
この店はボウケンジャーショーの行われているスカイシアターに隣接している。
メニューにも子供用のボウケンジャーセットまである始末。
当然、納会のある28日の日曜日もボウケンジャーショーは開催されている。
パーティープランはピザやパスタが食べ放題で、飲み放題も付いていて
予算的にはピッタリなのだが、ショーの状況によっては
パーティーの予約は受けられないというではないか。
店長が不在だったために28日に予約を受けられるかどうかは、
後日、電話で問い合わせてくれとのことだが、
日曜日の午後なので、逆に厳しそうかも。

東京ドームの一番大きなゲートでもある22番ゲートの横に
しゃぶしゃぶ食べ放題の店があるので、そちらを覗いてみる。
個室はないが、とても大きな店内。
和食ということもあり、ボウケンジャーショー帰りの子連れはいない。
しかし食べ放題プランは17時からの限定メニューだと書いてある。
ダメ元で15時からやってくれないか交渉すると、
約20名の宴会なら大丈夫とあっさりOK。
ならば早速、予約をお願いするが1月28日の予約表には
15時半から100名貸切の宴会がすでに入っていた( ̄◇ ̄;)
チラッと予約表に書かれている文字が目に入ったが、
「JR新年会」と書かれていた。クソッ!JRめ!一歩遅かった。
せっかく15時からでも食べ放題プランOKだったのに、
日程が重なってしまったために予約に至らずショック。

結局、東京ドームシティやラクーアの中にある店で
予算的に合うパーティープランがある店を回ってみたが、
条件に合う店は見つからなかった。
あとは最初に入ったイタリアンの店に問い合わせてみるだけだ。
繁華街だとガラガラの日曜だが、東京ドームシティのような場所は
日曜日のほうが忙しいので、厳しいと思うけど。
もし、ここもダメなら東京ドームシティは諦めて、
昨年と同じ東京駅構内の場所か、最悪の場合は池袋に逆戻りかな。
昨年の場所は納会後のアンケートでも総合的に
「良い」という回答が多かったし。
いずれにしても今週中には決めないとね。

失意のまま後楽園を後にし、御茶ノ水にあるエスポートミズノに寄りたかったが、
疲れがドッと出てしまったために御茶ノ水で下車できず、
そのまま大手町で東西線に乗り換えて帰宅してしまった。
今日、納会場所を探していて、ひとつだけ分かったこと。
ボウケンジャーショー恐るべし。


雑記

2007年01月06日(土)

すごい雨の中だった。
今日は年末年始に忙しくて行けなかった床屋に行きたかったが、
雨のために断念。明日に延期。
しかし雨の中、店で使う物を買うために葛西のHOME'Sまで足を伸ばす。
久しぶりのHOME'Sだったが店内がガラッと変わっていて驚いた。
ただっ広い2階の家具売場にはテナントとしてユニクロやABC MART、
西松屋などが入っていたし、1階にもファッションのシマムラや
ゲームやプリクラなどのアミューズメントコーナー、
スーパーのOKも入っていて巨大ショッピングセンターのように変貌していた。
元々、HOME'Sだけでは広すぎる売り場面積ではあったが、
こんなにテナントが入った店になるとは本当に驚いた。
どうりで駐車場が混んでいたわけだ。
反面、隣にあるイトーヨーカドーは客を奪われたのではないかな?
スーパーOKはレジ袋が無料でない分、かなり安いスーパーだ。
いつもイトーヨーカドーの駐車場が渋滞していたが、
今日は渋滞していなかったしね。
しかし、ここまで変貌してしまうとHOME'Sも魅力半減。
なら豊洲のスーパービバホームでいいか…みたいに思ってしまったな。

さて、今日も年末年始のテレビ番組について少しだけ。


◆ビートたけしのお笑いウルトラクイズ 

単純に面白かった。
くだらなくて、ばかばかしい。
毎年とは言わないから4年に1回くらいやってほしいなぁ。
しかし視聴率的には11.1%と振るわなかったものの評価は高いのでは。
まぁ、さすがに昔のようにバスを海に沈めることは出来なかったが、
十二分にPTAからの抗議電話を待つのを覚悟していると言っても
過言ではなかった。
だけど明らかに「痛い」っていうシーンはカットしていたな。
時代が時代だけに仕方ないが、DVD化時は相当厳しいものになりそう。
今回、活躍が目立ったのは森三中の大島、バナナマン日村、カンニング竹山かな。
人間性クイズはやはり伝説だ。
特に昔のナイナイ岡村隆史の回は非常に印象的。
あれがあったから売れたのではないかと密かに思っているくらい。


◆絶対に笑ってはいけない警察24時

日本テレビが初の試みとして年越し番組に起用した
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!
大晦日年越しスペシャル絶対に笑ってはいけない警察24時」
結果、視聴率的には10.2%と平凡な数字に終わったものの
全編録画して視聴したが、最高に面白かった。

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の通常期視聴率が
近年10%前半ということを考えると順当な数字とも言える。
録画VTRのままカウントダウンもなく年越しという試みは確かに斬新かも。
やたら年越しカウントダウンを各局とも競っているので
来年も是非やってほしい企画だ。
「笑って年越し」
このキャッチコピーは好きだな。


◆貴理子から貴理

年末の「IQサプリ」の生放送でいきなり宣言していたとおり、
2007年の年明けをもってタレントの磯野貴理子が芸名を「磯野貴理」に改名した。
なにかの悪い冗談だと思ったが事実だったね。

本名でもあり、チャイルズ時代から長年にわたり親しまれてきた
「キリコ」の名と訣別したわけか。
心機一転という話らしいが、別に一転することもないほどに
タレントとしては順調のように思われ、真意は掴めない。

ただ、キリコといえば、かつての年齢サバ読みに始まって、
いきなり「富士登山したい」とかいって本当に実行して周囲を困惑させてみたり、
身体が大きいわけでもないのに、なぜか女相撲が趣味だったり、
そもそも芸風が基本「ホラ話」だったり、根本的に訳わかんない部分が結構ある。
となると、その訳わかんない延長線上に「改名」があっても不思議ではない。
至るべくして至った結末というか…。
また改名を繰り返したり、いっそ元に戻すのかもしれないし。

しかし磯野貴理子から磯野貴理というのは、
往年のフジテレビの女子アナ「山村美智子」が「山村美智」になったのと同じだ。
あるいは中日の投手「山本昌広」も「山本昌」になったけど、
この人は最初から呼称が「やまもとまさ」だったので違和感がないか。
「子」を取っただけのマイナーチェンジでありながら、
みんなが知ってる「キリコ」の音をばっさり斬り捨てている。
まだ馴れてないせいか、どうも居心地が悪い感じもする。
今までどおり愛称として「キリコ!キリコ!」と呼ばれ続けることに
変わりはないような気もするけど、どうなんだろう。


明日こそ床屋に行こう。


箱根駅伝

2007年01月05日(金)

箱根駅伝が人気なのは、母校の誇りと名誉のためにタスキをつなぐ
懸命な姿が見る人の心を打つからではないだろうか。
正月の2日と3日、自分は必ずテレビ観戦し、そこにある多くのドラマに感動してしまう。
そんな新春恒例の第83回箱根駅伝は順天堂大学が
6年ぶり11回目となる総合優勝を達成した!

下馬評はさほど高くなかった順大だが、やはり箱根に照準を合わせる調整力と
その区間に見合った適材適所の人員配置はさすがというべきだった。
昨年、首位を走りながらも、よもやのブレーキで優勝を逃してしまっただけに
今大会に賭ける気持ちは強かったのだろう。
そのブレーキをした昨年8区を走って主将を務めた難波君が
母校の応援にやって来ている姿がTVに映っていた。
当時、4年生だっただけに箱根の悔しさを箱根で晴らせることはできなかったが、
あの時に脱水状態でフラフラになりながらも必死に繋がれたタスキが
2年越しに受け継がれての優勝は順大関係者にとって格別なものとなっただろう。

優勝の立役者は、やはり5区を走った今井選手。
とても箱根の山登りを走っているとは思えない快走で
首位を走っていた東海大との4分9秒差を跳ね返す。
実況が「山の神」だの「山の超人」だのといった代名詞を連呼していたのには
少々、鬱陶しかったが、そう言いたくなるのも分かるような見事な走り。

その他の大学にも、それぞれのドラマがあった。
スタートダッシュに成功した東海大。
正直、1区と2区にエースを投入し大差をつけた時は、
このまま逃げ切れると思ったんが残念ながら3区以降の選手がイマイチ。
やはり箱根駅伝は10人キッチリ揃えないと勝てないことを証明した形で、
順大に比べて全体的な選手層の薄さを露呈してしまった結果に…。
しかし3年生以下で並べたメンバーなので来年は注目である。

優勝争いとは別に注目されるシード権争いは、
昨年のシード校から山梨学院大と法大が予選会落ちし、
代わりに早大と専大がシード権獲得。
前回まで4大会連続でシード権落ちしていた古豪の早大は久しぶりのシード権。
花の2区を走った竹沢君の快走を後続が堅実に繋げていた。

昨年優勝の亜大や最多出場回数を誇る中大が、あわやシード権落ちの危機も。
昨年に駒大の黄金時代が終焉し、どこが優勝してもおかしくなく、
どこがシード権落ちしてもおかしくない「戦国駅伝」の様相となり、
今大会もそれに相応しい混戦だった。
優勝争いとは別に熾烈を極めるシード権争いは、
数ある駅伝の中でも箱根でしか味わえないドラマである。

ちなみに自分の母校は2年連続で出場することはできなかった。
以前は毎年のように出場していた大学だけに残念。
今回、予選会の成績は良かったものの、インカレポイントが足りず、
国士舘大学に僅か1秒足りずに涙を飲んだ。
まぁ、出場できていたとしても今大会の国士舘大学のような
成績しか上げられなかったと思うが…。
それでも、やはり正月の箱根に母校が走っていると観る方も違ってくるのだが、
今年の予選会での躍進に期待したい。

箱根では今年も残酷なドラマはあった。
過去2大会なかった繰り上げスタートがあったのは残念だった。
特に最後の区間に繋ぐタスキだっただけにTVで観ていて
「何とか繋いでほしい」と思いながら必死に走る神大の選手を応援した。
しかし無情にも時計の針は進み、学連選抜と共に繰り上げスタート。
神奈川大や山梨学院大など、以前は優勝あるいは優勝争いをしていた大学が
シード権落ちするなんて時代の流れを感じる。

順大の優勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝。
今年も2日間に渡り、夢中になってTVを観てしまった。
正月にまともに観ているTV番組って、箱根駅伝くらいだからね。
美穂の実家が花の2区を通らないといけない場所にあるため、
毎年、正月に新年の挨拶をしに行く時は、箱根駅伝を観て
全部終わってから行くようにしている。
そうじゃないと道路規制のために大渋滞しているから。

箱根駅伝が終わると正月が終わる。
そんなこと毎年、思ってしまうな。


年末の定番番組

2007年01月04日(木)

年末の定番であるレコード大賞、紅白歌合戦、K-1。
なんだかんだ言って今年も全部観た。
それこそ大晦日は2台のDVDレコーダーを駆使して
(1台はダブル録画機能)
日テレのダウンタウンの罰ゲームや
フジテレビのフィギュアスケートも録画して観てしまった。
今日は定番番組の感想などをダラダラと書いてみたい。

◆レコード大賞
今回から放送日を大晦日から12月30日に変更した。
この理由としては以下のことが考えられる。
・長く続いた視聴率低迷を打破すること。
・例年、紅白出場歌手や大晦日にライブを行うアーティストの出演辞退が相次ぐこと。
・レコード大賞より視聴率の高い、格闘技番組の放送時間拡大を望む声が多いこと

今回は「エイベックス対氷川きよし」と言われていた。
結果、氷川きよしの「一剣」が大賞を受賞した。
演歌歌手としては第35回(1993年)の香西かおり以来13年ぶりの受賞。
だけど…すまん「一剣」聞いたことない。
受賞した要因は売上枚数が全てではないが、この楽曲は
2006年のオリコン年間シングルチャート76位である。
76位?
えっ!76位でレコード大賞なの???
ちなみに、倖田來未「夢のうた」が26位で大塚愛「恋愛写真」が75位。
年間1位はKAT-TUNの「Real Face」で2位がレミオロメンの「粉雪」だ。
まぁ、ジャニーズの曲がベスト10のうち4曲を占めているのか…。

番組自体だが、今年の「レコード大賞」なかなか面白かったかな。
なぜなら番組の半分以上が歴代の受賞曲紹介の過去映像だったから。
和田アキ子が黒い涙を流すシーンなんて見ごたえ十分だ。
「FNS音楽祭」も過去映像が多かったが、そこで視聴率を稼ぐしかないもんね。
なので今年の構成は大成功だし、紅白歌合戦にかぶらせなかったのも成功なのだろう。
そのおかげか、視聴率も1998年以来15%超えの17.0%。
昨年が過去最低の10.0%だっただけに+7%は大成功だね。

それにしても審査員のおっさんが沢山いたけど、
いろんな曲を聴いた上で審査してるのかは疑問。
KAT-TUNもDJ OZUMAもオレンジレンジもモーニング娘。も、
きぐるみも北島三郎も氷川きよしもスキマスイッチも聴いているのだろうか?
あまりも高年齢化していないか?
どれだけ偉いか知らないが、審査の公平性が保てているとは到底思えない。
審査員の見直しは急務だね。
あと「レコード大賞」というタイトル自体が時代遅れとの気もする。
今はCD?ディスク?大賞とかにならないの?
まぁ、そんなのはどーでもいいか。

◆紅白歌合戦
「NHK」と「DJ OZMA」の話題作りに、まんまと乗ることになるが、
「テレビの表現」を考える上で面白い素材なので触れておくか。
うちは「ハイビジョン対応テレビ」なので、
「ナマ乳」じゃないことは、すぐに分かった。
でも、あれは勘違いしてしまう人がいてもおかしくはないね。
すごく良く出来てたしヾ(^-^;)
個人的には、不快とも面白いとも感じないが、
やはり紅白には適していない演出だとは思ったかな。
でも苦情が750件もあったとか。
それを知って、わざわざ年末に電話する人っているんだな〜って感心したけど。

しかし、番組の途中で「あれはボディースーツです」という釈明は適切だっただろうか?
老若男女の観ている国民的番組で、女性がオッパイを見せることが適当でないのは、
それを見て「不快に感じる人」が多いからだと思っていた。
「不快に感じる人」にとって、それが「ナマ乳」に見える限り、
「ナマ乳」だろうが「ボディースーツ」だろうが関係ないのではないか?
それともNHKが釈明した通り
「女性が自分の乳をテレビで見せる」という破廉恥行為自体を
「不快」に感じる人が多いからだろうか?
つまり「あれはボディースーツです」という釈明は、
後者の「乳を見せる行為」を不快に感じた人への回答にはなっても、
前者の「乳を見せられたこと」を不快に感じた人への回答にはなっていない。
「あれはボディースーツですが、不快に感じられた方にはお詫びします」
と謝罪するのが正しい対応だったんじゃないだろうか。

街中で性器を出すと「公然わいせつ罪」で逮捕されるが、
女性が乳首を出すとどうなるのだろうか?
ネットで調べたところ、女性の乳首は性器に該当せず、
注意はされるけど逮捕はされないようだ。
まぁ、注意され続けても出し続けたらどうなるか知らないがヾ(^-^;)
なので当然、テレビでも女性が乳首を出すことは罪には問われず、
あくまでテレビの倫理観としての問題なのだろう。

どちらにしろ「下ネタ」で笑わせたり、驚かすことは芸能の世界じゃ最低の最低。
天下の紅白が「うんこちんちん」頼みじゃ悲しすぎるしね。

あとで、この件でのNHK公式HPでの謝罪文を読んだけど、なんだかな〜。
一応、謝ってはいるけど…。

DJ OZMAのバックダンサーが裸と見間違いかねないボディスーツを
着用して出演した件について、NHKではこのような姿になるということは
放送まで知りませんでした。 衣装の最終チェックであるリハーサルでは
放送のような衣装ではありませんでした

いるよな、こういう人ってどの会社にも。
俺のせいじゃない、アイツらがいけないんだ…みたいな。
俺は悪くない!俺は被害者だ!と言わんばかりな。
責任逃れに必死な奴って。
NHKも自分達の恥をさらすような謝罪文を載せるなよ。
視聴率は良くないし、抗議も殺到するわで散々な年末になったNHKだね。

SMAPの中居、仲間由紀恵を司会にしても歴代ワースト2位となる
39.8%の視聴率、もう紅白のことを国民的番組だの
視聴率50%以上を取ったお化け番組だと知っている世代も少なくなってきている。
苦しい立場に追い込まれた国民的番組が、首位の座から陥落する日は
そう遠くないのかもしれないね。

◆K-1・Dynamite!
視聴率的には19.9%と大晦日の民放としては最高を記録したものの
NHK同様、TBSには抗議殺到のようだね。
抗議の理由は番組開始から3時間近くも過去の試合を流し続けたから。
まぁ、別に過去の試合を流すのは悪くないんだが、
だったら最初からそのようにテレビ欄に載せればいいのにね。
以前の亀田戦といい、本当に誠意のないテレビ局だと分かった。
視聴率は過去歴代2位を記録したので結局、TBSの作戦勝ちのようだけど。

自分は絶対に紅白前の放送時間にはリアルの試合をやらないと思っていたので
全て録画して後で観たために、前半の過去の試合は早送り。
なので、思った以上に楽しめたけど、リアルタイムで観ていた人はムカついただろうな。

須藤元気の突然の引退宣言や秋山が桜庭に圧勝など見所は沢山あった。
その中でも、やはり一番は「マケボノ」こと曙の見事な負けっぷり。
これで4年連続大晦日に惨敗と、すっかり年末の風物詩になってしまったヾ(^-^;)
この惨敗で、またまた格闘家失格と言われてしまったが、
たぶん、というか絶対に曙はまたリングに上がるだろう。
あれだけの負けっぷり、なかなかできる人はいないから貴重だね。

負けっぷりといえば、金子賢の負けっぷりは物足りなかったけど、
ボビー・オロゴンの負けっぷりも見事だった。
話題性でチェ・ホンマンとのカードを組んだと思うのだが、
あまりにも無謀だと思ったよ。
そういえばボビーって「お笑いウルトラクイズ」や
「芸能人社交ダンス部」にも出ていたけど、違った意味で無謀だ。
もう少し仕事を選べないものかね?


そんなこんなで、とりあえず年末の定番番組に関しては全部視聴できた。
年始の番組の感想などはまた後日にでも。


謹賀新年

2007年01月03日(水)

人並みに年末年始は忙しかったので大晦日から日記をサボってしまった。
31日はいつものようにテレビ三昧し、今年もディズニーランドの
カウントダウン花火をバルコニーから観賞。
良い年の初めを祈った。

ここに引越してきてから初めて1日に
門前仲町にある富岡八幡宮に初詣に行った。
遅い時間になってから出かけたのだが、さすが東京最大の八幡宮、
かなりの人出があり、参拝できるまで時間がかかった。
木場のイトーヨーカドーに車を停めて、そこから歩いていったのだが、
いきなり疲れてしまった。

1日は映画が1000円で観れる日だった。
イトーヨーカドー内の映画館で、もう上映が終わったと思っていた
「DEATH NOTE」の後編が20時半からの1回だけ上映されていたので観てしまった。
正月早々、映画を観るなんてことも初めての経験だ。

2日は自分の実家へ。3日は美穂の実家に出かける。
いつもと変わらぬ年末年始だが、なんだか全然休めていない気がする。
明日の4日で年末年始休みも終了。
昨年から溜まっている録画した年末年始番組でも観ながら、
ゆっくり過ごしたいと思う。
それにしても毎年、正月の楽しみでもある箱根駅伝。
順大の山の神には驚かされたね。


大掃除

2006年12月30日(土)

毎年のことだが、自分は大晦日と正月は何もせずに、
ゆっくりと過ごしたい人間なので、
今日が今年最後の日だと思い、一気に大掃除&買出し。
どんな些細なことでも、決して明日に持ち越したりしないようにしている。
なので毎年、12月30日は1年で一番忙しい日かもしれない。

不意の電話やメールで作業がストップされないよう、
今日は携帯の電源もパソコンの電源も入れず、
早起きをして時間を有効に使いながら一心不乱に大掃除。
そして何とか全て終了することができた。
これで明日は早めに風呂に入り、テレビのチャンネルを替えながら
新年を迎えるだけである。


男のダメ姿ランキング

2006年12月29日(金)

やっと今日で仕事納め。
今年も頑張って働きました。
明日は大掃除をしなくては…。面倒だなぁ。


さて、ランキングジャパンというランキングサイトで
女性から見て幻滅してしまう男性の姿・行動は?というアンケートの
回答が掲載されていた。
自虐的だが、あえて自分の行動と併せて分析したいと思う。

1位 飲食店などで店員に偉そうにする(態度がでかい)

自分が飲食店を営んでいるので、このような男性は本当によく見かける。
たいていが女性連れで男が支払うというパターンが多いけど
たとえ2000円位でも、ちゃっかり領収証を要求してくる。
昔は、あまりにも態度がでかく、理不尽なことを言う客に対して
本気でキレそうになったこともあるが、
このような客のおかげで、多少のことでは顔に出ないという
忍耐力を培ってもらったのも事実。
いつも、こんな客を見ているので自分が客の時は
どうしても店側の気持ちになってしまうので気をつけています。

2位 割り勘で10円台まできっちり請求してくる

帰り際に金の計算で手間取るのが面倒だし、
意外と、かっこつけたがる方だし、10円以下の小銭が
財布に入っているのって好きではないので
「釣りはいらん」と言って出すタイプです。

3位 蛾やゴキブリが出現したときに大騒ぎする

すいません。
それって自分です。
虫は全部苦手です。
生命を大切にしましょう。

4位 食後に爪楊枝で思いっきり歯の掃除をする

人前でカッコ悪いと思うことをするのがダメなんだな。
なので今まで、人前でやったことがないし、
恥ずかしげもなく人前でやっている人を見ると嫌悪感。

5位 オフィスの机の上がフィギュアだらけ

オフィスに机のあるサラリーマンという生活をしたことがないです。
ちなみに自宅にも机はない。
自分だけの書斎が欲しいなぁ…。

6位 下着代わりの柄モノTシャツがワイシャツの下から透けている

ワイシャツ着るときに柄モノって普通は着ないでしょ。

7位 車の駐車が下手

変人だといわれるかもしれないが、実は縦列駐車が大好き。
あえて狭い場所を見つけて、ピタッと駐車できた時は快感だ。
東京人なら縦列駐車テクは必須だしね。

8位 職場ではスーツ姿が決まっているのに私服がイマイチ

ドキッ!
最近、私服に全く無頓着かも。
全身ユニクロなんて時もあったりして…。

9位 電車の中で携帯ゲームに夢中になっている

通勤する時、電車に乗っている時間は合計11分しかないので
ゲームなんてやっているヒマありません。

10位 おしぼりで顔を拭く

何が悪いのか理由が思いつかない。

11位 AV機器の配線が出来ない・パソコンに弱い

電気関係にはそれなりに詳しいほうだと思う。
それに製品のマニュアルとか読むのは意外と好き。
全ての機能を使いこなさないと、もったいないと思っているのかも。
配線関係でよくSOSが来るので助けてあげることも好きかな。

12位 財布がレシートや不要なカードでパンパンになっている

仕事に行く時とプライベートで遊びに行く時で財布を使い分けている。
あまり使わないカードは専用のカードケースに入れているので
財布には入れない。
レシートもその場で確認したら、すぐ捨てちゃうな。

13位 地下鉄で窓ガラスを鏡代わりにして髪型を直す

通勤に使っている地下鉄、混んでいてそれどころじゃない。
それに、そんなにきちんとしてないし。

14位 スーツ姿でビシッと決めているのに靴下が白で綿

中学生とか高校生で時々いるね。
自分も学生の頃はそうだったのかも。
でも今って、よく考えたら白い靴下って持っていないな。
若い頃、真っ白い心だったのに年を重ねるたびに
どんどんいろんな色に染まってくると白いものを避ける傾向ってあるかも。

15位 携帯メールに絵文字をたくさん使う

えっ!使っちゃダメなの?
せっかくあるんだから絵文字を駆使してしまうけど…。

16位 伝言メモやホワイトボードの字が汚くて読めない

前述した通りサラリーマン経験がないので
そのようなものを使ったことがないけど、
文字は心を表すので、常にキレイを心がけたいね。

17位 キーボードを叩く速度が異様に早くて音が大きい

今時、信じられないかもしれないが、日本語ワープロから
キーボードに触れるようになったため、自分は今でも「かな入力」
「ローマ字入力」もそれなりに出来るようになったが、
「かな入力」の方が断然に速いし、見ないでも打てる。
でも異様に早いわけでもないし、大きな音もしないね。

18位 割引券やポイントカードを沢山集めている

割引券を持っていても、気付いたら期限過ぎてることが多いし
結局、使わないことが多いので、割引券の類は持たなくなった。
ポイントカードもビックカメラくらいかな。
現在、ビックポイントが18万を超えたので
来年のWindows Vistaのパソコンが出たら
ポイントだけで買ってやるという夢がある。

19位 女性が飲むような甘いカクテルを頼む(カルーアミルクなど)

約3年半の禁酒が解けたばかりなので、まだ飲む機会が少ない。
ただ甘いカクテルというかカクテル自体が苦手。


やはり異性の目というものは意外と厳しく見ているものだね。
いくつになってもダメ男と言われない、思われないように
常日頃から気をつけていなければ…気を引き締められたランキングでした。


17年目終了

2006年12月28日(木)

今日は予約が1件しかなく、昨日で今年の忘年会ピークは終了したと思いきや、
開店と同時に仕事納めをしたと思われる人たちでアッと言う間に満席状態。
まったく予想をしていなかったので、かなり疲れてしまった。
今年の仕事もあと1日、明日で終わりなので頑張りましょう。

今日、やっと会報を郵送した。
先日の則家でのクリスマスパーティーに来た人には99号は渡せたが、
地味に最終戦までの100号も作成していたのだ。
納会の賞品も発注したし、更新時期になっていた
中央区のチーム登録も継続更新した。
チーム関係のことはとりあえず年内に全てできたかな。
あとは年が明けてから納会場所の確保と
タイトルホルダーの副賞を購入するくらいだな。
新年早々にも東京ドームシティに行かなければ。

今日でチーム結成17年目のジュピターズも仕事納めができた。
しかしオフに入ってチャーミンの入院や菊池のアクシデントがあり、
来季の陣容は不安定になってしまったな…。
アキレス腱断裂だと運動ができるまで半年〜1年はかかると言われている。
来季中に菊池の復帰は厳しいかな。
無理をすると再断裂するケースも多いというので、
万全の状態になってからじゃないと怖い。
常に参加が計算できる菊池だけにチームとしては痛いな…。
だけどチャーミンは何とか開幕までには間に合いそうだ。
それにマサやジミーが完全復帰してくれるので、なんとかなるかな。
則ぞーが入団希望者をキープしているので、いざとなったらそちらにすがるか。
まぁ、やっとオフに入れるので、しばらくはチームのことを考えず、
年末年始を楽しもう。


サンヨー撤退

2006年12月27日(水)

経営再建の真っ只中にある三洋電機が、
1988年から冠スポンサーとなっていたプロ野球のオールスター戦から
撤退することを決めた。
契約約終了の理由について同社は
「知名度向上という一定の目的に達した上、
経営環境が厳しいために経費圧縮を図る」としており、
日本プロ野球機構NPB側も、この申し出を即日了承している。
すでに三洋に代わるスポンサーについては候補があるようだが
まだ本契約まで至っていないらしい。

三洋電機はデジタルカメラなど主力となるべき商品が
販売不振に陥っており、2007年3月期の連結最終損益が
5月時点で発表された予想値の約200億円から、
500億円へ下方修正される見通しになった上、
携帯電話端末の価格下落による利益の目減りに
リストラに関わる退職関連の費用が更に大きくなるなど、
明るい材料が全く見えない状況に直面しているという。
三洋がオールスターゲームの冠スポンサーとして支払っていた費用は
毎年約数億円と見られており、200億だ500億だという数字を見た後では
大した金額ではないようにも思えるが、
緊縮財政開始で最初に手がかけられるものが広告費であることを思えば、
撤退もいたし方ないというところではある。
というか、業績不振のニュースで三洋電機の名前は
図らずも有名になちゃってるしね…。ヾ(^-^;)

尚、NPBはオールスターゲームに関して3億4000万円の特別協賛金を得ているが、
これは広告代理店との契約で3年間保障されているため、
取りあえず来年の夏までは冠スポンサーがなくても
困らないということになっている。
つまり代理店がスポンサーを探せないと自腹を切るということだ。
三洋撤退にNPBが慌てなかった理由が実はここだったりするのだ。

それにしても、やっぱりこういう話は寂しさを禁じえない。
企業がスポーツのバックアップをしてくれないと
かなり日本のスポーツは厳しくなっていく。
本当に景気は回復しているのだろうか?

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master