Web Masterの日記



国内候補地決定

2006年08月30日(水)

東京が2016年のオリンピック候補地に決まった。
東京33票、福岡22票と意外に福岡も善戦したが、
やはり財政面で東京に勝る都市はない。
しかし、本当に立候補するのだろうか…。
正直、東京都民がもろ手を挙げて賛成しているようには思えない。
自分は住居が江東区、職場が中央区なので両区の区報や区民新聞を目にするが
この江東区、中央区とも開催反対の意向を表明している。

江東区の有明に選手村の建設が予定されている。
すでにその場所には「2016年・東京オリンピック選手村建設地」の
看板まで建てられている。
江東区よりも強い態度で反対しているのが中央区。
晴海に約10万人収容のメインスタジアム建設や
築地の市場が豊洲に移転した跡地にメディアセンターの建設、
さらに浜離宮ではトライアスロン競技など、
まったく中央区には無断で東京都は話を進めていた。
これに中央区議会が猛反発。ただでさえ、築地市場の豊洲移転の際も
中央区議会は与党、野党関係なく全議員一致で都に対し反対していた。
それを東京都の勝手で豊洲移転を決めてしまったことで
かなり不信感を募らせている。
晴海のスタジアム建設予定地は都の所有地なので
中央区は口を出せないらしいが、スタジアム建設となると、
それまで近くにあった中央区所有の運動場や
清掃センターを少し移動しなくてはならないらしい。
また都の独断で豊洲移転を強行した築地市場の跡地は
中央区が中心となり、築地場外で生活している人のための
施設を建設する予定だった。
それがオリンピックのためにメディアセンターになり、
再開発はオリンピック終了後となると場外の人達の生活自体も厳しくなる。
なので今、中央区は東京都に対してたくさんの質問状を送っているようだ。
その質問状に適切な回答がない場合は他の区と組んで
五輪立候補に「反対」する意向すら示唆している。

もし中央区が反対の立場になると同調する区や市は多いと思う。
今回はコンパクトな五輪を目指しているので、東京都内でも
実際に競技に使われるのは城東、城南、中央地区のみで
足立、北、荒川などの城北や練馬、杉並、中野などの城西地区は
まったく五輪の恩恵を受けることはない。
また市町村に関しても完全に無視されている状態だ。
それでいて都は勿論、各区市町村の税金が多く使われることになる。
もし、五輪が東京で行われても払わされるだけで
何の恩恵も受けない地区が多すぎなので都内でも賛否両論である。

それに…、敵対する2016年のオリンピック候補地だが、
アメリカ、ロシア、ブラジル、オーストラリアに南アフリカと
各強国が名を連ねることになる。
まだ各国とも候補地の決定はされていないが、
アメリカはサンフランシスコかシカゴという大都市の立候補が予定されているし、
ロシアはモスクワが有力だ。
次のオリンピックは2008年に北京で行われ、2012年はロンドンが決まっている。
北京の前は2004年はアテネだったし、その前の2000年はシドニー。
1996年がアメリカのアトランタだった。
アメリカでオリンピックは1996年以来、開催されていない。
自分は2016年は20年ぶりにアメリカ開催だと最初から思っていた。
または今まで五輪が開催されていない南米やアフリカにも優先権はある。
2008年に北京で開催されるのでアジアでの開催は2016年では早すぎるだろう。
もし開催されるなら、早くても2020年だ。
なので、2016年の開催地立候補は最初から負け戦だと思っている。
負け戦にだと分かっていて多額の税金を投入するのは愚の骨頂だ。
20年も開催されていないアメリカと本気で喧嘩したって勝てるわけがない。
東京という前にアジアという大きな枠組みで見れば、2016年では早すぎだ。

以前の日記にも書いたが、実は東京都の考えは、とりあえず2016年に立候補し、
落選しても続けて2020年の開催地に立候補するつもりなんじゃないかな。
けっこう2016年の立候補に関して東京都の足並みも揃っていないし
国民も冷ややかな感じなので、わざと勝ち目のない2016年に落選し、
国民に「悔しい」「次こそは」という気持ちを持たせ、
順番的にもアジア、オセアニアに巡ってくる2020年に向け、
国民一丸とさせて東京開催にもって行こうとするつもりなのかな。
1988年ソウル五輪に負けた名古屋、2008年北京五輪に負けた大阪のような
二の舞だけはしないだろうから、自分は東京の本命は
2020年の開催と予想しているのだけど…。

しかし、いずれにしても、もし五輪が東京で開催されるとなったら、
いろいろと大変だろうな。
オリンピックでお祭りムードになり、観光客も増えるし
各国から来た人達が日本に落としていく金も多いかとは思う。
だけど、運営費や会場整備にも莫大な金がかかることは間違いない。
いくら既存の施設を使うと言ったってメインスタジアムの建設に伴い、
インフラ整備も必要になってくる。
また、開催中はテロの危険も伴う。交通規制も半端じゃないだろう。
そして、それらは全て税金でまかなわれる。
五輪のせいで税金が上がるのだけは勘弁だな。

とりあえず2016年の開催地決定は3年後の2009年の夏。
それまで熱い招致活動を世界各国に呼びかけていくことになるんだろうが
あまり金をかけすぎないでほしいぞ。


昨日の日記に関連した記事を見つけたので少しだけ書くが、
福岡県警は28日夜から29日朝にかけて飲酒運転の取締りを実施。
その結果、飲酒運転による幼児3人死亡事故を受けての取り締まりだったが、
悲惨な事故が大きく報じられた直後にもかかわらず、
55件も摘発され、モラルの低さを浮き彫りにした。
摘発されたのは酒酔い運転が1件、酒気帯び運転が54件、
飲酒運転の基準値には達していないが、呼気中にアルコールが確認され
警告した件数は75件に上った。また無免許など、その他の法令違反は266件。

取り締まりは警察官450人を動員した一斉取締り。
しかし、悲惨な事故の後でも酒を飲んで運転するドライバーは減っていない。
本当に信じられない!あれだけの事故が起きてもなお、
飲酒運転や酒酔い運転で摘発された件数が一晩で55件もあるなんて…。
いったい何を考えてるのか!?人間性を疑わずにはいられない。
まったく他人事としか考えていない証拠だ。

この取り締まり件数、本当に言葉が出ない。
今後も飲酒運転で摘発される件数は減ることはないのだろう…。
そして同じような事故が遅かれ早かれまた起きてしまうのだろう。
もう、この際、摘発された悪質ドライバーの顔写真と名前を
全国に公表してやればいいい!


福岡市飲酒ひき逃げ殺人

2006年08月29日(火)

タイトルに「ひき逃げ殺人」と書いたのは、
まさに「ひき逃げ殺人」だからだ。
危険運転致死傷容疑なんて甘い。
未必の故意だ。
つまり殺人なのだ。

福岡市が飲酒運転現金を全職員に通知した2日後の惨事。
はしご酒した後の飲酒運転、わき見運転、スピード違反そして逃げた…。
自分本位の悪を重ねた結果、幼い命が3つも失われた。

「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」
という言葉を考えた人は素晴らしい。
とにかく、この1フレーズに尽きる。
しかし、いつになっても単純明快な戒めが守られない。
その禁を犯したら、どんな惨事を招くかの想像する力がまるで欠けている。

家族は飲むと知っていて車で外出させたのか?
店は車で来ていることを知っていて飲ませたのか?
店で容疑者と一緒に飲んでいた人は、車で来ていた事実を知っていたのか?
同乗者はなぜ容疑者に車を運転させたのか?
上記が立証されれば、全てが同罪だ。

もちろん、罪を犯した人間が最も悪いだろうが、
その環境を作り出したのは本人を含めた周りの人物なのだ。

「運転代行は?」
「車を置いてタクシーで帰れ」
「酔いがさめるまで休んでいけ」
なぜ言えない。

幼い命が3つも失われた。
どれだけ悲しくてつらいことか…。
家族5人が海で苦しんでいる中を容疑者は自己保身のために逃げた。

飛び込めよ!!
携帯電話使って助けを呼べよ!!!
なんでもいいからできることをしろよ!!!!
なぜ何もしなかったのか…。

起きた事は仕方がないという言葉で、もちろん片付けられるものではない。
それでもだ!酔っててもだ!
何かできたのではないか?
くだらない人間、生きる価値などない。

見せしめをするのが得策だとは思わない。
ただ、飲酒運転による死亡事故が減少していないのもまた事実なのだ。
懲役20年にしようが変わらない。
死刑でも、終身刑でも施行すべき時に来ているのではないか?
そして、ひき逃げは飲酒運転よりも厳しく、もしくは同等とすべきだ。
飲酒していた場合、逃げればという考えをなくさせることが
早急に求められる。
今回のような事件は「殺人」として扱ってほしい。
そして最も重い刑を望む。

ちなみに自分は、ある願いが叶うまで酒を断った。
もう飲まなくなって2年以上になる。
酒を断つ前でも飲酒運転だけは絶対にしなかった。
「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」
この戒めを理解しているから。
しかし飲酒運転の事故はなくならない。
前から思っていたことだが、車にアルコール度数をはかる装置を
取り付けることってできないのか?
運転前に息を吹きかけ、度数が高いとエンジンがかからない仕組みにする。
全メーカー協力で、全車種に取り付ければ酒気帯びも飲酒運転もなくなるはず。
運転する側、人間のモラルは低下するばかり。
いくら「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」と呼びかけても
飲酒すれば気が大きくなり、ついハンドルを握ってしまう愚か者が多い。
ならば、ハードの方で規制をかけるしかないのでは?
アルコールが検知されている以上、どんなことをしても
エンジンがかからない車、いやエンジンがかかってもギヤが入らない車でもいい。
そんな車の開発、してくれないだろうか。
まぁ、メーカー側はそんなもの取り付けた車なんか売れないと消極的だろうけどね。
だけど、エアバックの取り付けが義務化されたように
安全対策として国が全メーカーに通達すればいいだけだ。
エアバックは車内にいる運転者や同乗者の安全を確保する装置だが、
アルコール検知機連動のエンジンは、運転者、同乗者だけではなく、
国民全ての安全を守ることのできる装置なのだ。
これさえあれば飲酒に絡む悲惨な事故はなくなるはずだ。
日本の技術力なら、簡単に取り付けられると思うのだが…。
もう、これ以上、悲惨な事故のニュースは見たくない。
政府は真剣に考えてもらいたい。


明日、東京と福岡の争いとなっている2016年オリンピック候補地が決定する。
福岡市は今回の事故のために決起集会を中止しなくてはならなくなった。
まぁ、90%以上の確率で東京に決まると思うけど。
だけど、本当に2016年の五輪に立候補するのかね。
正直、負け戦だと思うけどな。
負け戦と分かっていて多くの税金をつぎ込むのも納得いかないな。
この件に関しては、明日に立候補地が決まってから書きたいと思う。


24時間テレビ

2006年08月28日(月)

土日に放映された日本の夏の恒例番組である
「24時間テレビ 愛は地球を救う」だが、
とりあえず、それなりに観てみた。
特に深夜の「お宝映像100」はHDDに録画して
気になる部分だけ、ざざっと観た。
感想としては例年にも増して企画が酷いね。
なんだか没落している今の「日本テレビ」を象徴してる感じだ。
「マラソン」「熱湯風呂」「お宝映像100」は特に酷かった。
自分は観ていないが、日曜にやっていた「ダンス甲子園」も酷かったみたいだ。

いわゆる「例年と同じ企画」と「焼き直し」で新しい発想のない
時間つぶしの企画ばかり。
唯一、目新しい企画が「潜水」だったが、これはどうなんだろ。
確かに、競技としての「潜水」は存在するし、
それに対し、どうこう言う人も少ないだろう。
過去にもテレ東「浅草橋ヤング洋品店」で「潜水」とは少し違ったが、
水中息止めの企画はあった。
アナーキーなバラエティなら、やって良いとは言わないけど
あの当時だって賛否はあったし、録画放送だったはず。
(でも最近でもテレ朝「Q様」の「潜水選手権」が人気のようだけど…)
しかし、このような企画を「24時間テレビ」という一応、チャリティー番組で
生放送する意味はあるのだろうか?

「潜水」で失神寸前のタレントを見て、
自分も頑張って「挑戦」しようと思うだろうか?
果敢にも潜水に挑戦した金剛地武志氏が浮かんできた時に
ブラックアウトを起こし意識を失った時、
「マネしないで下さい」といったテロップが表示された。
危険な競技であるなら、常時テロップを表示させておくべきじゃないのか?
だいたい「マネするな」と言っても、
今の季節、子供がプールに行ったらマネをする恐れはある。
それで何か事故があったら、誰が責任をとるのだろうか?
「プール監視員」の責任にではないだろう。
障害者を救う「24時間テレビ」が、障害者を生み出すような企画は
観ていて非常に不愉快だった。
「マラソンの挑戦」と「潜水の挑戦」は違う。
「大食い」なんかより、遙かに危険なのに何で企画が通ったんだろう?
こういう企画を誰も「ヤバい」って思わない「日本テレビ」って危険だ。
しかも、現役スイマーの森隆弘選手まで担ぎ出して…。

失神寸前まで「挑戦」させられてるタレントも気の毒。
そりゃあ、売れっ子じゃないタレントは、
チャンスだと思いギリギリまで無理するって。
命を賭けなくたって、人には地味に見えたって、
「挑戦」出来ることなんて、いっぱいあるんじゃないの?
それにしても、なんで24時間テレビのスタッフは
「潜水」以外の「挑戦」を思い付かないんだ?

そんな企画しか思いつかないなら、もう「24時間テレビ」なんて
止めたほうがいい。死人を出す前にね。
13年前のフジテレビ「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」の
収録中に起こった、香港のロックバンド「BEYOND」の
メンバーの事故死を無駄にするなと言いたい。

バブルが崩壊し、自分が生きていくことだけで精一杯になった世の中、
チャリティー自体の存続が危ぶまれている。
タレントが100キロ走って何のチャリティーになるのか分からない。
深夜に「熱湯コマーシャル」を復活させて何のチャリティーになるんだ?
それならフジテレビのようにチャリティー抜きで
一大バラエティとして放送した方がいい。
もう今年で29回目。日本テレビも引くに引けないんだろうけどね。
それでも日本人の多くは、ほんの少しでも観てしまう。
「サライ」の意味が分からなくても「サライ」のメロディーはみんな知っている。
なんだかんだと毎年言われながらも、30年近くやっていれば
日本人の生活の一部と化しているのかもしれない。
その功罪は大きい。

実は自分は高校時代、友人に誘われてペットボトルのなかった当時、
小銭の入ったコーラのビンを持って、夜に武道館に行ったことが一度だけある。
メインパーソナリティーは萩本欽一と石野真子。
石野真子を一目見たくて、武道館まで電車に乗って行った。
運良く、募金を集めている場所に欽ちゃんも石野真子もいて、
募金を持ってきた人と握手していた。
自分も2人と握手することができた。
武道館のステージで竹下景子を見つけ、その綺麗さに驚いた。
さすが、お嫁さんにしたい女優ナンバー1(当時)だけあった。
あれから何年、何十年も経っているが、
当時は「マラソン」も「挑戦企画」もなかった。
パーソナリティーが街に出て募金を呼びかける、
完全にチャリティーに徹していた番組だったが、
いつから、こんな番組になったのだろう?
来年は30回目を迎える。大きなイベントになるのだろうが、
企画を考える人は当時、真のチャリティーだった頃を
自分のように子供の時、若い時に見ていた人達のはず。
その頃を思い出してチャリティーならチャリティーに徹した番組を
作ってもらいたいものだ。


唯一、今回の24時間テレビの中で良かったと思ったのは
謎の病気と闘い、23歳の若さで亡くなった少年の実話をドラマ化した
KAT-TUNの亀梨和也主演のドラマ「ユウキ」だった。

その病気とは頭蓋骨が溶けるという、過去130年間に7例しか
確認されていない難病「大量骨溶解」
こんな難病があることすら知らなかった。
正直、最初はあまり期待していなかったが、
お涙頂戴おしつけドラマじゃなかった。
また、偽善ぽくもなかったし、自然な流れのドラマだった。
まぁ、ドラマならではの矛盾も多々あったけどね。
だけど見終わった後、難病モノだけど悲壮な部分は極力少なく
ユウキの姿にこちらも元気をもらった気がした。
今を一生懸命に生きる勇気を。

今年のテーマが「絆」というだけあり、
ドラマでも仲間の絆を描いていた。
インターネットの掲示板で近況報告をするのが今時で良い感じ。
だけど、ユウキにこれだけの仲間が集まるのは、
ユウキがいつも相手のことを思っている人だったからだと思う。
自分の方がずっと大変なのに、人の心配ばかりしてて…。
仲間のみんなが自分に出来ることについて考えた。
ユウキが頑張っている姿を見て、自分も頑張らなくっちゃ!って逆に励まされた。

ヨシエ役の優香も良かったし、TOKIOの山口達也もよい演技だった。
それにしても小栗旬って、なんであんな暗い役が似合うのかな。

「俺、元気になったらオーストラリアに行く前に
みんなのところへお礼参りにいくからさ。
伝えたいことがあるんだ。」

あいつは最後の最後まで笑ってた…。

ユウキの死を受け止める時の、ひとりひとりの映像や
ユウキと一生懸命に闘った先生の涙には感動した。
ユウキと仲間達の絆をすごく感じられて、
24時間テレビの中で最も素晴らしい内容だった。


最後にユウキが伝えたかったことは「ありがとう」だった…。


ユウキの葬式でヨシエが思い出していたユウキの言葉

一年の価値を理解するには
落第した大学生に話をきくといいでしょう。

一ヶ月の価値を理解するには、
未熟児を産んだ母親に話をきくといいでしょう。

一週間の価値を理解するには、
週刊誌の編集者に話をきくといいでしょう。

一時間の価値を理解するには、
待ち合わせをしている恋人達に話をきくといいでしょう。

一分の価値を理解するには、
電車をちょうど乗り過ごした人に話をきくといいでしょう。

一秒の価値を理解するには、
たった今、事故を避けれた人に話をきくといいでしょう。

10分の1秒の価値を理解するには、
オリンピックで、銀メダルに終わってしまった人に
話をきくといいでしょう。

時計の針は走りつづけています。
だからあなたのもっている一瞬一瞬を大切にしましょう。
そして、今日という日に最大限のおくりものをしましょう。

胸に刻みたいと思う。


冥王星降格

2006年08月26日(土)

「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」
(すいきんちかもくどってんかいめい)と
小学校時代に習っていた者としては、
冥王星が太陽系の惑星じゃなくなるっていうのも、
どうでもいいって一方で寂しい面も…。
冥王星が格下げとなり、太陽系は8個の惑星と新たな定義が決まった。

冥王星が太陽系の惑星から外れた理由として、
新しい判断基準を設けたために、その基準に満たない冥王星が外れたらしいが
広大な宇宙の星を、たかがイチ地球人にすぎない天文学者達の
利己的な判断で決めてしまっていいものかどうかも疑問だけどね。
なんだか内閣不信任決議案で不信任案が可決させた
政治の世界と変わらないんじゃないか?
いずれにしても太陽系の惑星が1つ減って8ヶになり
「すいきんちかもくどってんかい」で覚えていくことになるのか。
ちっぽけで知名度も小さい惑星でも、ずっと太陽系の惑星として覚えていただけに
やっぱり外れるのは、不思議な違和感があるな。

ところで、ホルスト作曲の組曲「惑星」
あれ?「冥王星」って曲がなかったっけ?
と思ったら「海王星」はあるけど「冥王星」はなかったね。
というか「惑星」全曲の初演が1920年。
冥王星が発見されたのが1930年なのであるわけないね。
だけど、もし曲を作る前に発見されたならば「冥王星」という曲が
あったかもしれまない。
そもそも、ホルストは占星学で書かれてる惑星を曲で作ってみようと
この組曲を作ったらしいが、その占星学の西洋占星術で冥王星は
大きな役割を果たしてるが、今後どうなるんだろうね。
占い師の人達は大変だ。根底から覆されちゃうんだから。
まぁ、ちなみにインド占星術では冥王星は(海王星、天王星も)不要らしいけど。

自分達の生活には直接影響はないことだけど、
今回の冥王星降格でいろいろと影響を受ける人もいるんだな。
そうそう、セーラームーンのセーラープルートが一番ピンチだ!ヾ(^-^;)


夏の甲子園大会総括

2006年08月25日(金)

シュレッダーの事故があったり、冥王星が惑星から降格したりと
今週は取り上げたいニュースが多かったが、
とりあえず今日は先日、終わった夏の甲子園大会の総括を
自分なりに感じたまま書いてみたいと思う。

早実の優勝で終わった今年の夏の甲子園大会。
まだ少し感動と興奮の余韻が残っている。
今大会は大逆転劇などドラマチックな試合や
注目の選手が活躍する場面などの影響か、
スポーツ紙の1面も高校野球の試合を飾ったものが多く、
それだけマスコミやファンにとっては盛り上がった大会だった。
まぁ、プロ野球が面白くなくなってきているので、
高校野球が注目されたということもあるけど。
しかし、これだけ高校野球が連日盛り上がったのは
横浜・松坂大輔投手の大会以来かもね。

まず今大会を一言で言えば「超打高投低」の大会。
ホームラン数が大会新記録となる60本を記録したのを象徴するように、
打撃戦が目につき、終盤の大逆転が多かった大会でもあった。
ホームランが激増の理由に、2001年から重さを規制したバットを
振り切る筋力をつけるために筋トレを取り入れた効果が出たということは
ニュースでも報じられていたが、もう1つの理由に今大会は
飛ぶボールを使用していたことが挙げられる。
確かに、あれが入ってしまうのかと思うような当たりも何本かあったし、
プロ野球でも甲子園のバックスクリーンに入るホームランは
メッタに見かけないのに、今大会はバックスクリーンのホームランを
下位打線の選手でも打っていたことから、
やはり飛ぶボールを使用していた影響を感じさせた。
飛ぶボールは打球が遠くに飛ぶというだけでなく、
ゴロの球足も早くなるので、確かに打ち損じたような当たりでも
内野の間を抜けてヒットとなったのも多かったようだ。

今大会は大味な試合が目につき、プロ野球でいう「バカ試合」や
投手の大炎上などが多く、今からこれで上でやっていけるのか
不安を感じさせたのも事実。
予選が長雨続きで比較的涼しかったのに、甲子園は連日の真夏日。
この格差も投手に悪影響を与えてしまったのかもしれない。

出場校の投手のほとんどが早実・斉藤投手や駒苫・田中投手君のように
スライダーを決め球にする投手が多かったような…。
スライダーは外側に外して投げるボールだが、
一歩間違えばホームランボールになりかねないボール。
もっと内角球を突いた投球を心がけるべきなんだろうが、
高校生ではなかなかコントロール的にも無理なのかな。

自分自身、大味な試合の連続に東京2校以外の関東勢が
早い段階で姿を消してしまったことで、なんとなく冷めた目で
今大会を見てしまっていたけど、再試合となった決勝戦
早実VS駒苫の一戦は本当に見応えがあった。
斉藤投手と田中投手の今大会1、2を争う好投手の投げ合い見て、
やはり野球の醍醐味は1点を争う投手戦であることを再認識させてくれた。
ただ、再試合で投げ合う2人を見ていて、
もう少し日程を見直すべきだと思ったのは自分だけではないはず。
予備日だって残っていたのだから、せめて一日あけてあげるとかの
大人たちの配慮が欲しかった。
上でもやっていける2人だけに、今大会で燃え尽きるなんてことが
ないことを祈りたい。

最後の最後で素晴らしい試合を堪能することができ、
あらためて高校野球の魅力を感じた大会だった。
高校野球を見始めて30年以上経つが、何年経っても高校野球は
見ていて飽きない。
やはり、プロ野球よりも数倍面白いかも。
いや、最近のプロ野球が面白くないとすれば、数倍という表現はおかしいか。

とにもかくにも高校野球は面白い。その高校野球をプロは見習うべき点がある。

●ピッチャーは早く投げろ!
高校野球は、とにかくピッチャーがポンポンと速いテンポで投げる。
これが観ていて気持ち良い。
プロ野球はデータ野球になり、サイン交換に時間がかかりすぎている。
観ていてイライラする。その上、牽制球ばっかりして…。
だから、ピッチャーは早く投げてくれ!

●チェンジは急げ!
とにかく高校野球のいいところは、チェンジの時にベンチに向かって走るところ。
三者凡退や好プレーで守備を終えたなら急いでベンチに戻って
その勢いを攻撃に活かしたいという気持ちを出してみてはどうだろうか。
プロ野球はダラダラとしてるよ。
そういう意味で、巨人の桑田は昔から必ず走ってベンチに戻る。
これは素晴らしいと思う!
うちの草野球チームでも見習わなければ。

●最後まで一生懸命やれ!
まぁ、高校野球はプロと違ってトーナメントだから、
一回負けたら終わりという緊張感があるからとはいえ、
一戦、一戦、一生懸命に戦う姿が素晴らしい。
プロ野球だってよく考えてみれば、一戦、一戦、一生懸命戦わなくてはいけない。
たとえ優勝の望みがなくなっていても、プロとしてお金をもらっているなら、
一人でも自分たちのプレーを見に来てくれるファンがいるなら、
最後まで一生懸命に戦ってほしい。
とにかく、プロはプロとしての自覚が足りないのではないか!

そんなことを今大会を見て感じてしまった。

甲子園が終わると夏が終わる。
毎年、大会が終わると思ってしまう。
でも暑さはまだまだ続くんだよね…。


ポケモンを斬る

2006年08月24日(木)

昨日のブログで、あれだけポケモンに対して愛を書いてしまったが、
今日は逆に愛するが故、あえてポケモンを斬ってみたい。

「ニンテンドーDSブーム」が未だに衰えないまま、
いよいよ来月28日に任天堂最大のキラーソフトである
「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」が発売される。
その発売に先立ち、先日から予約キャンペーンが始まったが、
これを見て「なぜだ!」という気持ちになっていた。

その予約キャンペーンとは、
「海洋堂製作のド迫力 オリジナルフギュアがもらえる!」
まぁ、これなら普通なのだが、よく予約特典を見ると

■予約特典:
・「ポケットモンスター ダイヤモンド」を1本予約されたお客様
 →1本予約で「ディアルガ」1体
・「ポケットモンスター パール」を1本予約されたお客様
 →1本予約で「パルキア」1体
・さらに2本同時に予約されたお客様
 →さらに「シークレットフィギュア」1体

※「ディアルガ」「パルキア」とはソフトの箱に描かれている
  新しいポケモンの名前である。


「ポケットモンスター」シリーズは、
1996年発売のゲームボーイ版「赤・緑・(青・ピカチュウ)」
1999年発売のゲームボーイカラー対応版「金・銀・(クリスタル)」
2002年発売のゲームボーイアドバンス版
「ルビー・サファイア・(エメラルド)」に続き、
今回のDS版で4作目となる。

一応、自分も各1本ずつプレイしてクリアしている。
(図鑑は完成させてないけど)
第1作目からポケモンゲームソフトは2色ずつ同時発売されている。
この2色は内容は同じで、出現するモンスターの種類が一部異なる。
単体でゲーム自体はクリア出来るものの、
現実世界で友人や兄弟とケーブルを繋ぎ、ポケモンを交換する等の
コミュニケーションをしないと「ポケモン図鑑」は
完成出来ない仕組みになっている。

図鑑完成は、あくまでサブの目的であり、プレイヤー同士に
協力を強いるソフトの仕様が「ポケモン」が大ブレイクした一因であり、
「1人に2本ずつ売りつけよう」という戦略では無かったはずだ。


アニメ版「ポケモン」人気は残念なことに下火になってきている。
映画版「ポケモン」も前売券に「幻のポケモン」を付けて、
何とか人気をキープさせているのが現状なのかもしれない。
さらに今回のポケモンは「ニンテンドーWi-Fiコネクション」対応で、
ケーブルで繋がなくてもネット経由でポケモンの交換や対戦が出来る。
(ボイスチャットまで搭載してるのだから恐ろしい…)
それにより、これまで1人で2本買って攻略していたような
タイプの人(極少数派だろうが)にも、ネット経由で協力するという道が開かれた。

また現在のDS市場は「脳トレ」や「どうぶつの森」といった
「新機軸のソフト」や「NEWスーパーマリオ」や「テトリス」といった
「懐かしいソフト」に比べ「スターフォックス」「マジカルバケーション」
「伝説のスタフィー」といったポケモン世代が支持していた
ソフトの売上が芳しくない。
それらの理由から、「赤・緑・青・ピカチュウ」の1007.8万本。
「金・銀・クリスタル」の796.1万本。
「ルビー・サファイア・エメラルド」の706.8万本(暫定)といった
これまでの化け物のような売上から、ガクンと数字を落とす可能性はある。

今回の「予約キャンペーン」は、2本同時予約の客に
特別なフィギュアをプレゼントしている。
任天堂の意図としては「友達同士・兄弟同士の予約」を想定していたとしても、
転売も含め「フィギュア目当て」で2本予約する客が存在するのは間違いない訳で、
「特典」で「ゲーム」を売るための「予約キャンペーン」と批判されて当然だろう。
当然、今までのように1本しか購入しない人にとっては、
「シークレットフィギュア」の存在を快く思う訳がない。
「ニンテンドーDS本体」が足りていない状況で、
そこまで「ポケモン」を売らないといけない理由があるとは思えない。

この10年、任天堂を支えていたのは誰なのか?
ブームに浮かれてる訳じゃないだろうが、
「勝って兜の緒を締めよ」と言いたい。
ポケモンを斬るというよりも任天堂を斬るになってしまった…。


最後に余談だが、
日本以外で「ポケットモンスター」と呼ばない理由について。

最初、アメリカで発売する時、任天堂が考えた名前は
『Monster in My Pocket』だったというが、
すでにその名称はアメリカで商標が登録されていたため、
日本国外ではタイトルの省略形「ポケモン(POKÉMON)」を採用した。
日本国内版においても「ルビー・サファイア」以降は
英語表記がそのようになっている。
尚、Éの上のアクセント記号はこのEが黙字でなく発音をもつEであることを表す。
しかし、それでも当初は黙字で「ポキモン」と発音されることが多かった。
そのため、日本国外の担当者が任天堂に「POKÉMON」の発音を教わることが多く、
結果として日本国外での「ポケモン」の発音は任天堂の本社がある
関西訛りになったという。
この他、英語圏(特にアメリカ)においては「ポケット」という単語に
男性器を連想させるニュアンスがあるため、
「ポケットの化け物」では子供の遊ぶ健全なゲームのタイトルとしては
不適切であるという判断も変更理由の1つと言われる。
「ポケットモンスター」自体が卑猥なスラングとして
使われているわけではなく「ポケット」は
「ポケットに入るくらいのサイズ」という意味なので誤解なきよう。
いずれにしても今や「POKÉMON」は世界の共通語になっている。


ポケモン!ゲットだぜ!

2006年08月23日(水)

先日、ポケモン映画を観てきたと書いたが、
実は自分は毎年夏に公開されるポケモン映画を
1度も欠かさずに劇場で観ている。
いい大人が…と言われそうだが、ポケモンのストーリーには
実に深いモノがあると思う。
CGの美しさやポケモンの可愛さ、力強さだけに惹かれているのではなく、
ポケモンはただのアニメではなく教育番組だとも思っているのが
毎年、劇場で観ている要因かもしれない。

自分がポケモンと出会ったのはゲームのブームが少し落ち着いた頃だった。
1997年4月からテレビ東京系で始まっていたアニメは
なかなか観ることができず、同年12月にビデオに録画して
初めてポケモンのアニメを観た。
たまたま仕事が早く終わったので帰宅後に録画していたポケモンを観て
「ふーん、これがポケモンか。なかなか面白いじゃん」と思っていた矢先、
その夜のニュース番組はポケモン一色だった。
ちょうど自分が初めて観たポケモンのアニメは
俗に言う「ポケモンショック」の回だった。

「ポケモンショック」
記憶に残っている人も多いと思うが、1997年12月16日
ポケットモンスター第38話「でんのうせんしポリゴン」を視聴した
視聴者の一部の子供たちが病院に運ばれ、
入院する視聴者まで出した事件の名称である。
これによりポケモンは、一時期アニメを休止する騒ぎになり
他のテレビ業界にまで影響を与えた。

自分が初めて観たのが、この「ポケモンショック」の回だったので
ポケモンとの出会いを鮮明に覚えているのだ。
ちなみに、問題となった「でんのうせんしポリゴン」の回は
その後、ビデオやDVDにも入ることはなく、再放送もされていない。
その回のビデオを持っているのはかなり貴重なのかな。
でも、確かにピカチュウの電撃のシーンとかは目に痛いくらい激しい光だね。

結局、これがきっかけでアニメは1998年4月まで休止。
せっかく観たのにいきなり休止になってしまったので、
その間、レンタルビデオで1話目から観て様々なことを確認することができた。
また、結婚する前だったが嫁が持っていたゲーム
「ポケットモンスター赤」をやらせてもらった。
ゲームボーイごと借りて不覚にも深夜遅くまで熱中してしまった。
当時はまだパソコンを持っていなかったのでゲームで夜更かし三昧だった。
ゲームを知らない人には何のことだか分からないと思うが、
「サファリゾーン」で珍しいポケモンを捕まえておいて。と頼まれたので
「サファリボール」を使ってカイロスやベロリンガをゲットした時は
本当に嬉しかった。
またミニリュウ釣り上げてゲットしたり、かなりはまってしまったのを覚えている。

そしてアニメ再開以降も毎週録画をして観続けてきた。
ここ最近は観るヒマがなくて録画はしているが、かなり溜まっている。
なので今回の映画でゴマゾウがドンファンに進化していることや
サトシがエイパムをゲットしたことは知らなかった。

休止に追い込まれ悪いイメージが付いて厳しいと思われたポケモンだが
その年の夏に公開された初のポケモン映画「ミュウツーの逆襲」が大ヒット。
またゲームソフト「ポケットモンスター ピカチュウ」が出た。
最初の三体であるヒトカゲ、フシギダネ、ゼニガメではなく、
アニメ同様に最初からピカチュウを連れて旅ができるバージョンだ。
東京駅近くにできた「ポケモンセンタートウキョー」でこのソフトと
ピカチュウバージョンの黄色いゲームボーイを購入してしまい、
早速、毎晩のようにゲットとバトルを繰り返し旅をしていた。
嫁の持っている赤バージョンと通信でポケモンを交換したりバトルしたり。

結婚する前の夏に全日空から初めてポケモンジェットが就航。
もちろん乗って大阪まで旅をした。
お互いゲームボーイを持って行き、飛行機の中でもバトルしたっけ。
自分の結婚式はハワイの教会で挙げたのだが、
その頃、ポケモンは海外でも人気となっていたので
ハワイでもポケモングッズを一緒に見て回った思い出もある。

あと幕張メッセで任天堂のホビーフェアが開催された時、
幻のポケモンであるミュウを抽選で配布するというので葉書を出して
2人とも当選したのでゲームボーイを持って幕張まで行った。
その後も幻のセレビィやジラーチなどもゲットした。

ゲームボーイはゲームボーイ・カラーに進化し、
ソフトも「ポケットモンスター金と銀」が出ては
自分は金、嫁は銀を購入してバトル。
さらにゲームボーイ・アドバンスにゲーム機が変わって
「ポケットモンスタールビーとサファイア」になっても
もちろん購入して旅を続けた。
しかし結局、ポケモン図鑑の完成は1度もないが
現在、確認されているポケモン全406種類の名前は当然分かるし、
ピチュー→ピカチュウ→ライチュウなどの進化系や
水系、炎系などの属性まで全て頭に入っている状態まで自分も進化した。

ポケモン全種類の名前を覚えていても何の特にもならないと思いがちだが、
子供は必ず一度はポケモンにはまるようだ。
ついこの前までボウケンジャー好きだった甥っ子も今はポケモンにハマっている。
しかしピカチュウやニャースは分かっても他のポケモンの名前まで知らない。
なので分からないポケモンがいると自分に聞いてくるようになった。
まぁ、そこらにいる人よりもポケモンの知識はオーキド博士並みにあるかもね。

ゲームボーイソフトに関連してNINTENDO64のソフト
「ポケモンスタジアム」「ポケモンスタジアム2」も購入し、
自分の育てたポケモン達のより迫力あるバトルを堪能したり、
「ポケモンスナップ」で撮ったポケモンの写真をローソンでシールにしてもらったり、
「ピカチュウげんきでちゅう」で、あまりにも頭の悪いピカチュウに
イライラしてみたりと、生活の中にポケモンが入り込んでいた。

現在も発売されているが第一パンから出ている「ポケモンパン」の
シールにも一時、かなり凝って集めていた。
初期の頃しか集めていないが、中にはマニアの間ではかなりレアなシールもあり
何度かダブったシールをヤフーオークションに出してみたら
100円のパンに入っていたシール一枚に5000円以上の値段が付いたこともある。
このポケモンシールでかなり、小遣い稼ぎをさせてもらった。
当時のヤフーオークションに出店するのは無料だったが、
様々な問題から有料化されたのでオークション出店からは足を洗ったが、
まだ我が家の本棚のアルバムの中には高価なレアシールが沢山あるはず。
最近はポケモンパン自体、買うことはないけどね。

こうして、ちょうど自分が結婚する直前、自分と嫁にポケモンブームがあった。
そのブームは短かったかもしれないが、かなり濃密だったので
今もポケモンに関してはアニメも映画もゲームも人並み以上の知識はある。
秋にニンテンドーDSバージョンの
「ポケットモンスター ダイヤモンドとパール」が発売するが
たぶん買うことはないと思う。
またポケモンの種類が増えるのだろうが、覚えようとはするが
ゲームはもうしないと思う。そんな時間もないし。
だけどアニメや映画はこの先も続く限りは観て行きたいと思うね。
あの中に友情や努力など、人生の教訓となることが
ぎっしり詰まっているからね。


最後に1998年から今年2006年まで公開されたポケモン映画を一挙紹介。
ちなみに自分が選ぶ最高傑作は、やはり第一作目の「ミュウツーの逆襲」
あとは「セレビィ 時を超えた遭遇」かな。
二作目の「ルギア爆誕」以外は、どれも素晴らしい映画だと思うので
アニメだと毛嫌いせずに観る機会があれば是非とも観てもらいたい。

・1998年
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』
劇場版ポケモンシリーズの記念すべき第一作。
人工的に生み出されたポケモン、ミュウツーの人間への「逆襲」が主題。
コンピューターゲームから生まれたアニメとしては、
クローン問題及び彼自身の問いかけから“人間の存在とは何か”という
重大な問題を扱った初めての作品。
子供向けにしてはテーマが重いかも。
重要な役割を果たすキーキャラクターとして幻のミュウも登場する。
小林幸子・市村正親・佐藤藍子・レイモンド・ジョンソンがゲスト出演。
『踊る大捜査線 THE MOVIE』に次いで1998年度邦画興行成績第2位に輝いた。

・1999年
『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』
深海に潜むポケモン「ルギア」を捕らえようとするコレクターの
ジラルダンと戦い、伝説の3ポケモン(フリーザー・サンダー・ファイヤー)が
衝突する。『金・銀』発売に先駆け公開された。
浜田雅功・鹿賀丈史がゲスト出演している。
主題歌を当時産休から復帰したばかりの安室奈美恵が担当したことでも話題に。
作詞、作曲はもちろん小室哲哉。
1999年度邦画興行成績第1位に輝き、ポケモンが日本映画の頂点に立った。
製作当初作品名は『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン X(エックス)爆誕』
予告CMでは「ピカチュウが爆風に飛ばされる」
「ルギアの「命をかけてかかってこい」と言うセリフ」等のシーンがあったが
本編ではカットされ出てこなかった。

・2000年
『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』
『金・銀』における三大伝説ポケモンの一つ、エンテイが登場。
とある親子が未知のポケモン「アンノーン」が引き起こす
不思議な出来事に巻き込まれていく中での親子愛を描く。
竹中直人・加藤あい・薬丸裕英がゲスト出演した。
2000年度邦画興行成績第1位に輝き、劇場版ポケモン映画が2年連続で
日本映画のトップを記録している。

・2001年
『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇(であい)』
幻のポケモン、セレビィと謎の少年ユキナリ(若い頃のオーキド博士)と
サトシを取り巻く出会いと友情の物語。
ファンからは、その残酷さから映画としての質に対する批判が相次いだ。
鈴木杏・藤井隆がゲスト出演、また佐野史郎が悪役として出演したことが話題に。
2001年は『千と千尋の神隠し』が公開されており、本作はこれに次いで
2001年度邦画興行成績第2位であった。

・2002年
『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』
無印としての劇場版シリーズの最終作。
水の都アルトマーレの秘宝を狙う美人怪盗姉妹と、兄妹ポケモンの
ラティアスとラティオスを巡る事件を描く。
アルトマーレのモデルはイタリアのヴェネツィア。
神田うの・釈由美子・グッチ裕三がゲスト出演した。
本作品は劇場版ポケモンシリーズの中でもかなりの傑作であったと
言われるものの、2002年度邦画興行成績は『猫の恩返し』
『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に次いで第4位に留まった。
これは本年の同じ7月に超大作『スター・ウォーズ エピソード2』と
公開時期が重なったことや、世界的な大旋風を巻き起こした
『ハリー・ポッターと賢者の石』が日本で公開されたことに
強く影響されている。

・2003年
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』
『アドバンスジェネレーション』としての初の劇場版。
千年に一度、7日間だけ現れる千年彗星に呼応して目覚める
幻のポケモン、ジラーチ。それを利用せんとする野望を持った
マジシャンのバトラーとジラーチを目覚めさせたマサトたちとの
戦いを描いている。ファウンスのモデルは中国・武陵源である。
牧瀬里穂・パパイヤ鈴木がゲスト出演し、山寺宏一が初めて悪役として出演。
尚、この映画からゲーム中でポケモンを手に入れることができる
「ポケモン引換券つき前売り券」の発売がスタート。
映画にも登場したジラーチと引きかえることができた。
そのためもあってか前売り券の総売り上げは100万枚に上った。
本作品は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に
次いで2003年度邦画興行成績第2位を記録している。
またジラーチの声をを演じた鈴木富子の遺作となった。

・2004年
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』
幻のポケモン「デオキシス」が現れ、伝説のポケモン「レックウザ」との
攻防を展開する。『ルビー・サファイア』からの仕様である
ダブルバトルなども物語に織り込んだ。
ラルースシティのモデルはカナダ・バンクーバー。
ベッキー・上原多香子がゲスト出演し「週刊ポケモン情報局」に出演中の
KABA.ちゃんが本人役で出演している。
前売り券には『ファイアレッド・リーフグリーン』でデオキシスを
ゲットするために必要な道具「オーロラチケット」の引換券がついており
前売り券の総売り上げは100万枚を突破している。
尚、この年からは短編映画が省略されており一部ファンが反発した。
2004年度邦画興行成績は第4位。ちなみに本年の邦画興行成績第1位は
『ハウルの動く城』で第2位は『世界の中心で、愛をさけぶ』

・2005年
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』
数百年の封印から解かれたポケモン「ルカリオ」と、
幻のポケモン「ミュウ」が現れ、サトシ達は「世界のはじまりの樹」へと
冒険に出る。波導伝説が語り継がれているロータの町が舞台。
キングコング・岡江久美子・菊池桃子・ベッキーがゲスト出演。
2005年4月16日〜7月15日まで「ミュウ」引換券付き特別前売り券が発売され
GBAの『ポケットモンスター』シリーズのいずれかのカートリッジの中に
ミュウが1体もらえた。2005年度邦画興行成績は第2位。

・2006年
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』
9番目の映画は古代のポケモン「カイオーガ」と新登場の海洋ポケモン
「マナフィ」が登場。 また、それは
「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」・「ポケモンレンジャー」に
続くようだ。ベッキー・眞鍋かをり・藤岡弘・ホリがゲスト出演。


ポケモンを語ると長くなってしまう…。ヾ(^-^;)


鮮度の古いネタ

2006年08月22日(火)

早くも夏休み後、2日目にしてお疲れ気味。
休み明けだというのに、なぜ2日連続でこんなに忙しいのか…。
とにかくなんだか忙しい。
週末までもつかな?

と言う訳で、今日はチョットばかり鮮度の古い2つのネタでごまかす。

◆番号ポータビリティー制
先日、携帯電話の番号ポータビリティーの開始日が10月24日に決定した。
これを機に、携帯電話会社を変える人が増えてきそうだが、
注意してほしいのは、変わらないのは電話番号だけで、
メールアドレスは変わるし、継続利用割引もリセットされるので
その点は気をつけないとね。
例えば、同じ携帯電話会社を長年使っている場合は、
これを機に変えると損をするだろうし、短く使っても結局は、
新しいメールアドレスを伝えなければいけなくなるので、
個人的には導入前とそんなに変わらないような気がすると思うのだが。
だけど番号が変わらない分、受ける側にとっては会社を変えたという
違和感がそんなにないのがいいのかな。
すでにドコモには導入されているが、その頃には
どの携帯電話会社も絵文字対応になっているので、
キャリアを気にすることなく絵文字を使ったメールが送れるのでいいね。

個人的にはドコモ、au、ソフトバンクとも熾烈な競争をしているので、
そんなにサービスに大差はないと思う。
これからさらにキャリアにとっては競争が激化すると思うが、
ユーザーにとっては、どんどん各サービスの値下げも予想され、ありがたい。
早速、各社とも余った月額通話料金を無期限で繰り越せる新料金プランを
打ち出しておりサービス競争が一段と加速しそうだ。
これからはキャリアにとっては体力勝負になるだろうね。
まぁ、あとは「携帯電話ユーザー」の「端末(デザイン・機能・特徴など)や
キャリアに対する価値観(キャリアの雰囲気やカラーなど)」で決めると思うので、
この部分も勝負になると思う。
10月24日以降、どうなるか気になるところだ。

自分はドコモユーザーで、もう13年も使っているので
色々な面で慣れているし、継続利用割引も最高までいっているので
今のところというか、全く変えるつもりはない。
でも、できればパケホーダイの値段を下げてもらいたいな。


◆日本漁船拿捕
かなり古いネタだが、根室のカニかご漁船「第31吉進丸」が
ロシア国境警備隊に銃撃、拿捕された事件について…。
銃撃によって死亡した方の遺体は戻って来たが、船長はじめ残り3人の
生存者は未だに拘束されて暫くは帰国できないとか。

この事件、吉進丸が日本の領海で漁をしてたのか?
ロシアの領海に入っての密漁だったのか?
ロシアの国境警備兵はきちんとした手順で銃撃したのか?
なんだかハッキリしてない部分がまだまだ多く、
どっちが良いとか悪いとか分からない状況。
ただ、今の外務省でロシアとパイプを持つ官僚なんていないんだよね。
なので解決するにはまだまだ時間が掛かると思う。
やっぱりこういうロシア絡みの、それも北方領土近海での事件が起きると、
あの鈴木宗男が外務省には必要なのかな?と思っちゃったりして。
確かに北方領土関連には力を持っていたからね。
今回の事件でロシアに駐在してる大使や外交官が
全く使えない連中だということははっきりしたけど。

あと思ったのだが、ロシアの国境警備隊の行き過ぎた行為が許されるのならば、
日本も対馬沖とか、あの辺の領海で韓国の密漁漁船をガンガン拿捕して、
バンバン銃撃してしまえばいいんのではないかと…。
それこそアメリカ、スペインそして日本しか持っていない
イージス艦を配備するくらいのことをやってもいいと思うんだけどね。

まぁ、こういう外交問題も絡んでくる問題は、なかなか解決しないが、
政府には毅然とした対応と結果を出してもらいたものだ。


感動をありがとう 早実優勝

2006年08月21日(月)

2日間、計24イニング通算で1点差。
実に素晴らしい熱戦を見せてもらった。
高校野球で、こんなにも日本中が注目したのは最近はなかったかも。
松坂の時以来かな。

引き分け再試合となった夏の甲子園大会決勝、
南北海道代表の駒大苫小牧VS西東京代表、早稲田実の再戦は
4−3で早稲田実が勝利!
駒大苫小牧の3連覇を阻むとともに悲願の夏初優勝。
参加4112校の頂点に立った。

残念ながら夏休みが終わり、今日から仕事のために
テレビ中継は観ることはできなかったが、
店に入っている有線のチャンネルをラジオに合わせ
試合開始からずっと聴きながら仕込みをしていた。

4連投となった早実・斉藤投手、初回途中からいきなり登板した
3連投の駒苫・田中投手、ともに素晴らしい投げ合い。
特に斉藤投手は今大会で900球を超える球数を投げながらも、
最後までコントロールが乱れずに安定した投球で
四死球なしの2ケタ奪三振で完投と「お見事」以外の言葉が見つからない。
そう、この試合で勝敗を分けたポイントは「四球」だったと思う。
早実が奪った4得点は全て四球が絡んでの得点。
相手からもらったチャンスを確実にモノにした早実に対して、
駒苫は四死球で出した走者はなし。
ここが勝敗の分かれ目だったのではないだろうか。

しかし再試合も最後まで何が起こるか分からなかった。
今大会は9回からの大逆転劇が多かったので、
早実が3点リードして臨んだ9回表も、とっておきのドラマが
待っているような予感がしていた。
そして駒苫が1点差に詰め寄る2ランは、まさに鳥肌モノだった。
「まさか」が起こったが、冷静に考えると逆にこれで
早実が逃げ切れるとも思ったのも事実。
あの場面でのホームランは試合の流れを一旦止めてしまうし、
再び1から走者を溜めなければならない。
さらに早実は開き直れると思った。

2アウトを取ってバッターは田中投手というところが
まるで野球マンガのようなシチュエーションだった。
田中選手も粘るが最後は144キロの速球でバットが空を切り、
早実が悲願の夏初優勝を果たした。
大先輩の王氏や荒木大輔氏も成し遂げられなかった快挙を達成。
試合後にクールダウンのキャッチボールをする斉藤君の目に涙。
まさに感極まるシーンだった。←(これは帰宅後の熱闘甲子園で観た)

しかし敗れたとはいえ駒苫もよく戦い抜いた。
夢の3連覇こそならなかったが、駒苫も早実とともに「勝者」である。
まさに日本中に夢と感動を与えてくれた2日間だったと思う。


だけど試合の感動に水を差すのかもしれないが、
高校スポーツの中でも高校野球というのは
マスコミもスポットを当てすぎの感がある。
そして商業主義に成り下がっている部分もあり、
今回の斉藤投手に対してもキャッチフレーズ好きのフジテレビは
「ハンカチ王子」テレビ朝日は「高校野球界のクールビューティー」
などという、わけのわからんキャッチフレーズを勝手につけることに辟易だ。
以前からその傾向はあったが、そういう高校球児をスター扱いする
マスコミの姿勢が一部に“何様な”高校生を作っている気がしてならない。
(プロ入りしてパチンコ屋で喫煙を写真誌に撮られた某選手のように)
そういう意味で高校スポーツの“らしさ”とは何かを
もう一度考え直してほしい。
ただ、この2日間の両校の死闘そのものは、
そういう商業主義をも超越していたと思う。
本当に素直に拍手を送りたい。
諸君達は素晴らしい!

駒大苫小牧は73年ぶり2校目の夏の大会3連覇はならなかったが、
73年前と今では大会規模が全然違うし、ここまで来れただけでも立派。
誰も彼らを敗者として責める人はいない。
堂々と胸を張って地元に準優勝として凱旋してほしい。
悲願の夏初優勝を果たした早実。
同じ西東京地区にある高校出身の者としては素直に嬉しい。
だけど昔は早実って東東京だったんだよね。
2001年に創立100周年を迎えた時に、それまで新宿区早稲田鶴巻町にあった
学校を国分寺市に移転したため西東京になったんだが、
東東京地区大会と西東京地区大会、どちらの大会でも
地区優勝したことある学校って当然、早実だけだろうね。
小室哲哉、テリー伊藤も同校の卒業生だったんだね。

早実ナインも駒苫ナインも、「おめでとう」とか「残念だったね」の言葉よりも
「お疲れ様」の言葉を贈りたい。
まずは、残り少ない夏休みをゆっくり休んでもらいたい。
さて「ハンカチ王子」こと斉藤投手は試合終了後に涙を流していたとか。
ハンカチは汗だけではなく、涙を拭くこともできるんだよ
(だからどうした?)

高校野球も終わると夏も終わりに感じるな…。


夏の甲子園決勝

2006年08月20日(日)

夏の甲子園決勝戦、いやはや凄い試合だった。
3連覇を狙う駒大苫小牧VS初優勝を狙う早稲田実の試合は
延長15回でも決着がつかずに引き分け再試合か…。

試合は早実・斉藤投手と3回途中からマウンドに上がった
駒苫・田中投手の白熱した投手戦。
今大会はホームランの多い大味な試合が多かったので、
試合前はどんな試合になることかと思っていた。
春のセンバツの決勝、横浜VS清峰が21−0という決勝戦らしからぬ
ワンサイドだったので少し心配だったが、
自分の願望がかなった見ごたえある投手戦となって最高の決勝戦だった。

0−0のスコアレスのまま試合が進んでいき、
ついに8回に駒苫がホームランで先制。
初球の甘い球を完璧に捕らえ、バックスクリーンへのホームラン。
しかし、その裏に早実も駒苫守備陣の乱れなどもあって一死三塁とし、
4番打者がセンターへあわやホームランかと思わせる犠牲フライで同点。
そして1−1のまま試合は延長へ。
延長になってからも両投手の安定した投球が光り、得点を与えず。
駒苫は11回に一死満塁からスクイズを敢行するが失敗。
その後、ヒットが出て再び満塁としたが後続が倒れ追加点はならず。
早実も13回に一死三塁から相手バッテリーの満塁策で塁が埋まったが
後続倒れサヨナラならず。

そして大会規定の延長15回に突入。
ここで斉藤投手がこの試合最速となる147キロをマーク!
斉藤投手のスタミナと気力を感じさせてくれたイニングとなり、
駒苫打線を0点に抑えて、この試合の負けはなくなり最後の攻撃へ。
しかし、田中投手も四球こそ出したが冷静な投球で後続を打ち取って、
ついに決着がつかずに引き分け再試合となってしまった。
決勝戦の引き分け再試合は昭和44年の松山商VS三沢以来37年ぶり2回目だとか。
昭和44年、青森県代表の三沢高校のエースは元祖・甲子園のアイドル太田幸司だったな。
早実にとっては春のセンバツでも関西(岡山)と再試合をやっているので、
春夏連続で引き分け再試合を経験することになってしまった。
これは長い高校野球の歴史の中でも初めてのことなんじゃないかな。

斉藤投手も田中投手も素晴らしいピッチングだった。
3連投となる斉藤投手も連投の疲労を感じさせないほど制球も抜群だったし、
勝負所での決め球も威力があった。
対する田中投手も今大会は調子がイマイチだったが、
準決勝・決勝と今までとは見違えるようなピッチング。
試合が進むにつれて調子を上げていく両投手。
やはり今大会1、2を争う蝶高校級の好投手同士の投げ合いは見応えあった。

本当にこの試合は言葉に出し切れないほど素晴らしい熱戦。
東京生まれの自分としては早実に勝ってほしい気持ちが強かったが、
試合途中から、どちらにも勝たせたくなってしまい、
引き分けなら両校優勝でもいいんじゃないかとさえ思った。
それだけ両投手とも素晴らしく上でもやっていける素材の持ち主だけに、
再試合で肩を酷使してしまうのだけは勘弁してほしいという気持ちが強かった。
だから15回裏には「早実決めてくれ!」って強く願ったね。

引き分け再試合は今日と同じく明日の午後1時からプレーボール。
しかし、高野連ももう少し気が利かないもんかね。
何で一番暑い時間帯に連日やらせるのだろうか?
せめて1日休養日に充てるとか、翌日ならナイターでやるとか、
選手達や観客の体調や健康を考えてもらいたいものだ。
まぁ、高野連の役員は冷房のきいた場所から試合観戦しているから
平気なんだろうけどね。( ̄◇ ̄;)

明日の再試合の予想だが、やはり投手層の厚い駒苫有利かな。
今日、先発した控え投手も結構いい球を投げていたし…。
そして今日の試合同様、試合中盤からエースの田中投手を起用してくるだろう。
対する早実は斉藤投手しかいないからな…。
だけど春のセンバツの時の再試合では、それで失敗している。
すでに斉藤投手は今大会合計850球投げているとか…。
いずれにしても明日も白熱した試合になりそうだ。
頼むから関西地方に大雨降って順延になってくれ!本気で思ってしまう。


ついに今日で長い夏休みが終わってしまった。(T_T)
また明日から仕事か…。
ただでさえ暑いとやる気起こらないから、
またモチベーションを上げるのが大変だ。

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master