Web Masterの日記



日本沈没

2006年07月22日(土)

公開前からとても興味のあった映画「日本沈没」観てきました。
我が家から車で5分もかからないで行ける木場のイトーヨーカドー内にある
109シネマズ木場は、なんと今日22日は夫婦の日ということで
男女のカップルは2人で2000円で観れるので、かなり得した気分。
通常1人1800円だから1600円も浮いたことになる。
このシステムは今後も活用したいね。
館内はさすがにカップルが多く、ほぼ満席状態。
だけどここの映画館も前もって、どの上映時間のチケットも買うことができ、
全席指定なので安心して時間までヨーカドー内で時間をつぶせる。
というか、チケットを買ってから一度、家に戻ったけどね。

「日本沈没」は1973年の12月に正月映画として公開された
実に33年前の映画のリメイクでもある。
当時まだ小学生だったが、浅草に住んでいた叔母さんと一緒に
浅草国際通りにあった映画館で観た記憶が鮮明に残っている。
子供心に本当に怖かった。地震があるたびに
日本が沈没してしまうのではないかという恐怖。
その後、翌年1974年秋から全26回のテレビドラマにもなった。
これも一話も欠かさず、全部見た記憶がある。
自分は、このようなSF物は子供の頃から大好きなほうだ。
なので「日本沈没」の後に映画公開された「ノストラダムスの大予言」なんかも
映画館で観たし、実際にノストラダムスの大予言自体を信じていた。
1999年7月に人類は滅亡すると思っていたので、
それまでにやりたいことは全部やっておこうと真剣に考えていた。
大人になるたびに、その思いは薄れ、結局、やりたいことの半分もできなかったと思うが…。

余談だが、「日本沈没」の後、1974年に公開された
映画「ノストラダムスの大予言」なんて知らない人も多いと思う。
この作品は永久お蔵入りとなってしまい、ビデオやDVDはもちろん、
テレビでも放映はNGの作品である。
公開時は「文部省特選」が付いていたが、被爆者が怪物と化して
人間を襲うシーンや、軟体人間の描写が後で問題となった。
また、精神異常や食人に関する差別的な表現もあり、公開中にもかかわらず
何度も削除や修正がされたため、公開版にも複数のバージョンがある珍しい作品。
ちなみに同時上映は「ルパン三世 念力珍作戦」
実写版のルパン三世でルパンが目黒祐樹、次元に田中国衛という配役だった。
銭形や峰不二子が誰だったかは覚えていない。

前置きが長くなったが、今日観てきた「日本沈没」の感想を。
大地が揺れ、火山弾が飛び、街は炎に包まれる。
災害場面のスケール感タップリの特撮は見事だ。
さすがゴジラや平成ガメラシリーズなどの特撮を手がけた特撮監督だけに
この手のものは得意中の得意だろう。
ガメラとギャオスが渋谷の町で戦った「ガメラ 大怪獣空中決戦」では
渋谷を壊滅させたし、二作目の「ガメラ2 レギオン襲来」では
仙台を消滅させた監督だけあり、中途半端な災害場面ではなく、徹底的に壊していた。
ただ、山の谷間から、ビルの間からゴジラやガメラが出てきそうな雰囲気がした…。

特撮場面は臨場感があるものの、最後まで観終わった時に思ったのだが、
この映画は1973年の「日本沈没」のリメイクではなく、
まったく新しい「日本沈没」であり、SF映画ではなく恋愛映画?
いや人間愛映画であるということ。
確かに科学的な検証に基づいた壮大なSF作品としても楽しめるのだが、
「日本が消えようとする時、誰を、何を守りたいと思うのか」
という大きな問いに投げかける「愛についての映画」としての比重のほうが大きい。
なので、恋愛映画よりSF映画のほうが大好きな自分としては、
なんか納得のいかない部分も多かったのは事実だ。
地殻の変動で未曾有の災害に見舞われ沈みゆく日本の中で、
「自分以外の人のために生きる」そんな人々の姿、
生き方、愛、別れを超えて生きる希望、これらを今回の「日本沈没」は描いている。
まぁ、これはこれで感動巨編としては良いのだが、
33年前のラストを鮮明に覚えている自分には、なんとなく物足りなさも感じた。

だが、1973年の時は日本自体、高度成長が一段落し、石油ショックなどの社会不安があり、
そうした風潮の中でノストラダムスブーム、終末ブーム、超能力ブームなど
漠然とした不安の中で「日本沈没」は社会的ブームを呼んだが、
当時よりも閉塞感が漂う今だからこその愛をテーマにしたリメイクだったのかもしれない。
なので納得いかない部分もあるが、この映画は観る価値はあると思う。
いや今の世の中だからこそ観て良かったと思う。

でも、映画では被災者に切迫感がなかったのは気になったな。
もし、このような災害が起きた場合、ラインラインは切断され、
食料の供給もままならない状態になり、暴動やデマ、治安の悪化や
排泄物から疫病が広がり、人々は理性と秩序を失いかねないと思う。
まさに地獄絵図のような状況になってしまうかもしれないが
映画ではその辺のことは描かれていなかった。
緊迫感や災害の熱さや人々の温度をもう少し伝えてもらいたかったな。

主題歌は良い。いつどこで流すかをコンマ何秒単位で計算したというだけあり、
ちょっとグッときてしまった。
あとはカメオ出演している人達に大物が多くいた。
ガンダムを手がけた富野由悠季や「亡国のイージス」の作者である福井晴敏、
あと映画監督の庵野秀明や漫画家の安野モヨコが夫婦で出演していたし、
33年前の映画では総理大臣役だった丹波哲郎も写真だけでの出演していた。


さて秋に公開される筒井康隆原作、実相寺昭雄監督作品の
「日本以外全部沈没」も気になるところだ。
原作者の小松左京のお墨付きの「日本沈没」のパロディ。
33年前の映画&ドラマの主役だった藤岡弘と村野武範が揃って出演するし
ちょっと楽しみな作品でもあるな。



2006年07月21日(金)

今年は西日本を中心に各地で集中豪雨の被害が多いようだ。
ニュースでも、短時間でバケツをひっく返したような
ものすごい雨が降っていたり、大きな水害が映し出されたり。
いくら天災とはいえ、家が水に浸かってしまったり
土砂災害により潰されてしまったら呆然だろうな。
また、水害に遭った後の始末も大変な作業。
「どうしようか…」と途方にくれてしまうのだろう。
被災地の方、どうか力を落とさず頑張ってください。

今日は九州、四国地方に大雨の注意が出ていたが大丈夫だろうか。
梅雨の最盛期にあたる6月下旬から7月にかけて
湿舌が起きるのが原因のようだが、今年は本当に異常かもしれない。
暖かく湿った空気が、東シナ海方面から流れ込んで湿舌は起きるが、
ちょっと大きすぎる。そのため沖縄・奄美地方だけが梅雨明けしたが、
他の地方の梅雨明けが延びている。
ヘタしたら東京の梅雨明けは8月にずれ込む可能性もあるらしい。
まったく太平洋高気圧が張り出してこないので
梅雨前線を押し上げてくれないし…。

つい数日前まで東京では梅雨明けを思わせるような暑さだったのに
今週に入って雨ばかり。
雨が降らないと困るが、多すぎるのも厄介なものだ。
自然現象の前では人間は本当に無力なものである。

日本の気候風土は、まさにモンスーンアジアになってきているのだろう。
その特徴は、耐え難いほどの湿潤と熱暑、度々襲う豪雨と風水害。
この気候風土から逃れるすべはない。
ここ数年、大型で強い台風が上陸することが多くなってきた。
大量の雨と長時間の強風で上陸のたびに日本各地に深い傷跡を残す。
自然の猛威に対して、モンスーンアジアの人々は受容的で忍耐的だ。
しかし自然に対抗することを断念したことが、
東洋文明を理性よりも感性へ傾斜させたともいわれている。
西洋のドライに対し、東洋のウエットという図式だ。

まぁ、現実に日本の年間降水量は、西欧諸国の2倍近いし。
だが、この雨が豊かな森と森が支える豊かな海をもたらし、
稲作という持続可能な文明を育てていったことは間違いない。

自然を征服せずに共生する。

台風のような自然の猛威に対しても、立ち向かわずにやり過ごし、
被害を最小限に抑えるという考えかもしれない。
この平和共存型文明という考えこそが、
これからの21世紀の鍵なのかもしれない。

地球の温暖化でモンスーン気候は、より激しいものになり、
日本に接近する台風の数は確実に増えるだろう。
今年も気象庁が早くも注意を呼びかけている。
都市化という風土の変化も加わり、水害をうまくやり過ごすには
新たな知恵も必要になってきた。
豪雨に弱い東京は杉並、中野周辺でよく出水する。
そんなニュースを見るたびに、その難しさを感じさせる。

これからの国会議員に求められることは
年金問題や税金関連だけではなく、長期的に見た今の日本社会の
風土に合った文明の選択ということも必要になってくる時代かもしれない。

それにしても早く梅雨明けしてもらいたい。
今週末、久しぶりの試合なんだよね。
グランド、大丈夫かな…。

異常に眠いので書いていて訳が分からん文章になってしまったが妥協。


山本問題

2006年07月20日(木)

極楽とんぼの山本圭一が大変な問題を起こした。
以前「めちゃイケ!」で山本は「平成生まれが解禁」などと
ふざけたことを言っていたが、本当にとんでもないことをしでかしてしまった。
前から彼にはキャバクラ嬢中絶疑惑や学園祭での下半身露出など
問題が多かったが、さすがに今回の件は相手が未成年だけに
吉本も庇いきれなかったのか?
いや、相方の加藤の活動が順調だけに余波が及ばないうちに
トカゲの尻尾切りをしたのかもしれないな。
元々、問題の多い山本に対し、事務所も頭を抱えていたのだろう。
なので契約を切られても当然だとは思う。

事件がマスコミに出た翌日、加藤がキャスターを務める
「スッキリ!!」を観たが、番組の冒頭で加藤が号泣しながら謝罪していた。
以下、加藤浩次の謝罪全コメント

「ちょっと冒頭なんですけど、今回、相方の山本が未成年の
17歳の女性と飲酒そして淫らな行為を行ったという報道については
相方の私、加藤といたしましても深くおわび申し上げます。
16年連れ添った相方が、こういった形で報道されるのは、
すごい腹が立ちますし情けないし、ちょっと気持ちの整理がついてない状況です。
ただ、今回の山本のした反社会的行為っていうのは、
決して許されるものではないと僕も思っています。
会社の下した解雇という決断を相方の山本には、
今は深く受け止めてもらいたいと思います。
関係各位のみなさん、ファンのみなさん、本当に申し訳ありませんでした。
深くおわび申し上げます。」

涙声でスッキリした言葉ではなかったが、気持ちは伝わってきた。
加藤にはこれからはピンとして頑張ってもらいたい。


さらに大きな問題へと発展した。
なんと山本が所属していた欽ちゃん球団「茨城ゴールデンゴールズ」まで
火の粉が行ってしまった…。
球団の遠征先での事件であり、他にも球団のメンバ−2人が
関係していたという報道もあるので、いたしかたないのかなと思いつつも、
まさか解散とは…。

「大好きな野球だけど、やめることにしました。茨城のみんな、ごめんな」と
目に涙を浮かべながら謝罪していた欽ちゃんの姿、
山本はこれを見てどう感じているのだろう。
確か山本が欽ちゃんに頼み込んで入団したんだよね。
こんなことなら採用しなければ良かったのに。
しかし、欽ちゃん球団「茨城ゴールデンゴールズ」の解散。
これでこの問題は解決するのだろうか?
確かにイメージダウンは避けられないところだが、
それで解散としてしまったら、現実から逃げているとしか見えない。
また、それが連帯責任だとしたら高校野球などと同じく、
関係ない他の選手には非常に気の毒だと思う。
欽ちゃん球団以外、これといった名物がない(ちょっと失礼?)
茨城県稲敷市の皆さんも気の毒すぎる。
タレントでもある山本の不祥事と球団の存続は別問題だろう。
球団を続けることが本当のファンサービスというものだ。
冷静になって考え直してもらいたい。
というか、解散までする必要がないと思う。

欽ちゃん球団は昨年の全日本クラブ選手権は初出場でベスト8に進出。
今年も8月の同選手権への連続出場を決めていた。
萩本監督のマイクパフォーマンスも有名で、
各地の試合では数千人のファンが詰めかける人気ぶり。
この茨城ゴールデンゴールズを目標に、
各地に続々とクラブチームが誕生するなど、ブームを起こしていた。
野球人気に陰りが見えている中で、65歳の萩本欽一氏が自らの野球への夢を形にし、
それに応えるかのように大きくなってきたというのに、
1人のアホのおかげで、最悪の事態へなってしまうとは…。

「野球に失礼しちゃった責任を感じる。ごめんなさい、
ありがとうしか言えない。64歳(球団結成時)大きな夢物語でした」
「ユニホームが大好きだったの。夢列車なんてデカイことを言って、
どこにもたどり着かなくてね…。できることならまた野球をやらせて、
そういうだらしないセリフもちらちらする。
今は『ごめん』と『ありがとう』だけです」

チーム発足からわずか1年半での解散。欽ちゃんの言葉を聞いていると
切ない気持ちになってきた。
せっかくアマチュア野球が盛り上がってきてたのに、
せっかく実力も伴った球団になってきてたのに…。
ただでさえ野球人気が落ちているのに、これでさらに悪化?


思えば山本は「めちゃイケ!」では一番キャラが多かったかのも。
山様、油谷さん、パラシュー太、桂うっすら師匠、大五郎、あたしゃねー、
スモウライダー、数取り部長等々。
もう、すべて観ることはできないだろう。
シンクロナイズド・テイスティングでコンビを組んでいた濱口、
数取団では数取り部長、これらの人気コーナーも消えてしまうかもしれない。

だけど、もう戻ってこなくていい。
あんな馬鹿のために、こんな大きなことになるとはね。
まったく責任感も自覚も想像力すらないんだろう。
こんな事をしていて捕まったら、どんなことになるのか考えもせずに
本能だけで生きていたんだろうな。


さらに今朝の報道では、山本に任意で事情聴取した北海道警函館西署は
少女に対する山本の行為は“強姦の疑いがある”と見て捜査し、
近く山本から再度事情聴取する方針だそうだ。
その結果によっては逮捕の可能性も出てくるという。

この報道を受けてフジテレビは29日の夜に予定していた
山本が出演するドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の
放送の延期を決めた。
このドラマはフジテレビがかなり力を入れていたみたいで、
来週の各番組にも主演の大泉洋や広末涼子、原作者のリリーフランキーの
出演が決まっていたはず。
「スマスマ」のビストロのコーナーにリリーフランキーと広末、
「チンパンニュース」や「ココリコミラクルタイプ」に大泉洋、
「みなさんのおかげでした」の食わず嫌いにも大泉洋が出る予定だった。
もちろん番組宣伝のために出演なので、放送日の告知もあっただろう。
しかしドラマの放送自体が延期になってしまったために、
これらの番組も全て差し替えになるのではないだろうか。
フジテレビのHPを調べたら、すでに「スマスマ」の
ビストロのコーナーがなくなっていたし、「ココリコミラクルタイプ」の
ゲストも未定になっていた。
これらの番組が全て差し替えとなると、フジテレビは
山本に対して損害賠償も考えるのではないかな。
もう、完全に終わりだな、山本圭一は。
きっと今頃、事の重大さに気づいているだろうが、後の祭りだ。

ところで、山本は先月から名前を「圭壱」から「圭一」に改名していた。
全然、気付かなかったけどね。
たぶん、これが良くなかったんだろうね。
極楽から地獄へ一直線となったこの改名、
もしかしたら細木数子が薦めたのかもね。ヾ(^-^;)


どうする?

2006年07月19日(水)

毎日、仕事に行く時は500ミリのペットボトルを買って行く。
いろいろ種類はあるが、ついオマケ付きを買ってしまう。
別にオマケが欲しい訳ではないのだけどね…。
オマケは使わないのでどんどん溜まる。
さて、こいつら、どーしようかな…。


オリンピックカード

2006年07月18日(火)

北朝鮮のミサイル問題に関して、国連安保理で
国連憲章7章を削除して全会一致となった。
中国とロシアが最後まで、いちゃもんを付けてたね。
まぁ、中国の本音としては、北朝鮮は今のままが一番良いんだろうね。
ヘタに武力行使で北朝鮮が民主主義になったりしたら、
その余波は中国に来るのは間違いないし、北朝鮮から難民が
どっさりと押し寄せるだろうしね。

今回の日本の態度は珍しく評価に値すると思う。
だけど、これからが本当に大事だけど。
実は今回のミサイル問題で、日本は中国に対して有効な外交カードを
手に入れることが出来たのではないだろうか。
それは禁断の「オリンピックカード」
中国がグダグダ何か五月蝿いことを言ってきたら、

「あんたは北朝鮮にミサイルを発射するなと単独交渉したにも関わらず、
北朝鮮は言うことを聞かないじゃないか!北朝鮮と一番仲が良いのに!
そんな国が隣にあるのに選手やスタッフを参加させるのは
たとえ中国でも危険極まりない!オリンピックをボイコットするぞ!」

と言えば、中国共産党にしてみれば、かなりのプレッシャーじゃないのかな。
冷戦時代のモスクワオリンピックやロサンゼルスオリンピックの時と
状況が違うだけに世論の支持もあるんじゃないだろうか…。
「平和の祭典であるオリンピックを外交カードに使うなんて」と
反対する人もいると思うが、だけど実際に危ないんだからさ。
報道されることが少ないが、中国国内で暴動とか結構起こってるようだ。
国内の反乱分子を抑えられず、さらに隣のヤ●ザ国家は
何をしでかすか分からない状態。
相変わらず、チベットや新疆ウイグルの人権弾圧も続いてる。
サッカーのアジアカップの時は日本に対して最初から最後までブーイングの嵐。
国歌斉唱の時にまでブーイングする民度の低さ。
それに中国は何かある度に「靖国参拝問題」を外交カードとして出してくる。
以前、副首相が来たとき、小泉総理との会談をすっぽかしたことだってある。
ならば、こちらだって「オリンピック」を外交カードとして使っても問題ないはず。
一生懸命、トレーニングしている選手には申し訳ないが、
日本の看板を背負っていくことにより、選手やスタッフに
危険が及ぶ可能性は今は非常に高い状況だし。
まぁ、2年後にどうなってるか分からないけどね。
だけど、日本はチラッとでいいんだよ、チラッとだけ
「オリンピックボイコット」を匂わせさえすれば。

それと韓国なんだけど、南北閣僚級会談でミサイル問題を取り上げたら、
「将軍様の先軍政治の恩恵にあずかっているんだから米をよこせ!」と
言われる始末。もう、呆れて笑うしかないな。
しかも、このどうしようもない大統領の片棒を担いでる潘基文外相が
国連事務総長選に立候補だとか…( ̄◇ ̄;)
はぁ〜、もう何も言うことがありませーん(-_-メ)


下北サンデーズ

2006年07月17日(月)

連休最終日、朝からの雨。
今日は出かけずに家でHDDに溜まっていたドラマなんかを観て過ごした。
そして観ながら衝撃を受けたドラマが…。

里中ゆいか(上戸彩)が下北サンデーズの芝居を見て
「奇跡の出会いだった」と思ったように、
自分はこのドラマを観て「奇跡の出会いだった」と思うほど
すさまじい衝撃を受けた。
ドラマの放送時間、隅から隅までCMを覗いてまったく休むところがない。
これだけ身の詰まったドラマは初めてかもしれない。
正直、あまり期待していなかっただけに、このドラマ面白すぎる。

そして、最初に謝らなくてはいけないのは佐田真由美…、申し訳ない。
先日の日記で「人選を考えてほしい」と書いたが、
素晴らしいとは言えないまでも、なかなか良かった。
「花より男子」が、なぜあんな結果になったのか?
そっちが疑問になってきたくらいだ。

それにしても勢いあるドラマだ。
山口紗弥加が良いテンションだし、佐々木蔵之介は小劇団によくいそうだし、
カンニング竹山や森三中・大島も予想以上のできだし、
古田新太はおいしいし、捨て駒的な配役がない。
これほどテンポの良いドラマは最近なかった。
上戸彩のはじけっぷりは次回以降に期待。


だけど、昔も今も実際に演劇をやるって苦しいんだろうな。
当然、バイトしなきゃ生活していけない。
演劇だけで食っていけてる劇団なんて、両手で足りるほどだろう。
マジで儲からない商売だと思う。

なぜか?
それは作品を作るには、結構お金がかかるから。

・台本印刷代
・練習する場所代
・公演する劇場の劇場費
・衣装・化粧費
・音響効果費
・照明費
・DM制作費
・DM発送費
・チラシ制作費
・大道具費
・小道具費

こう考えると、アッという間に数十万だろう。

そして、公演する劇場によっては劇場費がシャレにならないくらい高い。
「下北サンデーズ」が劇中で使用していた「下北沢OFFOFFシアター」は
木〜日までの週末4日間5ステージ(木仕込み・金1ステ・土日2ステ)で
204,750円+電気代実費。
ちなみに有名なシアターアプルは1日70万円だという。

例えば、団員10名の劇団が「下北沢OFFOFFシアター」で、
週末5ステージの公演を行い、チケット代を1500円とした場合。
定員は100名なのでMAX100名×5ステージ=500名。
500名×1500円=750,000円
支出は、かなりかなり抑えても400,000円
ってことは、収入は350,000円にしかならない。
それを団員10名で割ると…1人35,000円にしかならない計算だ。

しかしMAX500人を動員するなんて難しい話だ。
支出も素舞台でなければ400,000円に抑えるのは困難だし、
「下北沢OFFOFFシアター」は安くて有名な劇場だが、
それでも、ちょっとでも狂えば要するに赤字なんてざらな世界である。
1つの作品を作って公演するのに何ヶ月も費やしたのに、
普通に1週間バイトしたほうが儲かる計算にもなる。
だけど、それでもやり続ける…何故にやるのだろう…。

自分には何か分からない、すごい魅力が潜んでいることは間違いないんだが、
それが何なのかは、分からない。
とにかく、そんな魔物のような魅力に取り付かれた上戸彩演じる里中ゆいかと
「下北サンデーズ」の仲間達の行く先が楽しみだ。
1話を見逃しても大丈夫だろう。
ストーリーはあってないようなもので次から観ても、まったく問題ないと思う。

1話を観て思った妄想。
ゆいかのおじいちゃんは旅芸人で
下馬さん(古田新太)とは古い知り合いではなかろうか?


映画「DEATH NOTE」

2006年07月16日(日)

前から観に行こうと思っていた映画「DEATH NOTE」
やっと観に行ってきた。
最初は、いつも通りにお台場のシネマージュに行こうと思ったが、
この連休中のお台場は「お台場冒険王」が昨日から開催され、
初日だけで6万人の人出があったそうなので、
当然、今日も混んでいると思い回避。
家から自転車でも行ける木場のイトーヨーカドー内にある
109シネマズ木場は「DEATH NOTE」自体、上映がないため、
今年のゴールデンウィークに錦糸町駅北口に出来たばかりの
ショッピングモール「olinas(オリナス)」の中にある
TOHOシネマズ錦糸町に行ってみた。

決め手となったは、ここの映画館は当日でもカード決済で
チケットをネットで購入できること。
一番最後の上映となる20時30分からのチケットを購入し、
メールで送られてくる購入番号を控え、ロビーに置いてある発券機に
購入番号と購入の際に打ち込んだ自宅の電話番号を打ち込めば
発券してくれるので、わざわざチケット売場に並ばなくてもいいので楽である。
最近の映画館は全席指定になっているので、前もってチケットを買えるところが多い。
しかしネットで購入できるところはまだ少なく、
初めて利用してみたが、購入時に座席の位置も分かるので
なかなか使えるシステムだ。
ちなみに20時30分からの上映はレイトショーでもあるので
通常1800円が1200円とお得だった。

18時30分頃に家を出て車で錦糸町へ向かう。
我が家からは、ほぼ直線で錦糸町。
自宅の駐車場を出て、olinasの駐車場の入り口まで僅か4回しか曲がらないで行ける。
距離にして5キロ。なのでアッと言う間に着いてしまった。
錦糸町olinasはオープン時に松浦亜弥や井川遥が
オープニングイベントに出席していたショッピングモール。
元々は精工舎(SEIKO)の工場跡地。
そういえば隣り駅の「亀戸サンストリート」も精工舎の工場跡地だったっけ。
中身は至って普通のシネコン付きショッピングモールなのだが、
思ったよりも巨大ではないため、見やすい構造になっている。
国土交通省で定める「ハートビル法」に認定された建物だけある。
汐留も、六本木も、表参道もだけど、見た目重視なのか、
客に金を落とさせるためなのか、客を無視した移動しづらい作りの施設が多いが
まだここはマシなほうだと思った。
だけど、このolinasが出来た影響なのか、昔から錦糸町駅前にある
映画館が半分閉鎖されるそうだけど。

開演まで時間があったので、とりあえずショッピングモールを全部回って見たが、
1つだけ面白かったのが住宅と隣接してる箇所があって、
その窓に中途半端な薄消しが入っていたこと。
隠すなら、ちゃんと隠せばいいのにってくらいに笑っちゃうほどの
中途半端な薄消し窓だった。
夏のセール中だったこともあり、意外と人は多かったが、
人の流れが上手く出来る構造のため、人が邪魔に感じることも少なく、
家からも近いので、今後も利用できそうなショッピングモールだったね。
ワンフロア全て使った「COMME CA STORE」もあるし。

さてさて映画「DEATH NOTE 前編」だが、
公開してから時間が経っているにもかかわらず、
久々に100%客席が埋まっていた。
やはり最近の映画館の特徴としてありがたいのは、
前の人の頭が気にならないほど客席が急なこと。
ここも全く前の人が気にならなかった。


「そのノートに名前を書くと、その人間は確実に死ぬ」

ふとしたきっかけで、デスノートを拾った藤原竜也演じる夜神月(やがみらいと)
そんな藤原竜也の父親役は警察庁のお偉いさん・料理の鉄人主宰・鹿賀丈史。
そんな藤原竜也の彼女は19歳にしては落ち着きのあるバイリンガル・香椎由宇。
そんな藤原竜也を逮捕する為にICPOから要請されてやってきた
松山ケンイチ演じるL。
そんな藤原竜也を逮捕しようとする松山ケンイチをサポートする藤村俊二(おひょいさん)
そんな藤原竜也を尾行する仮面ライダー響鬼・細川茂樹。
そんな藤原竜也を尾行する細川の恋人・瀬戸朝香(相変わらず綺麗だ)
そんな藤原竜也に付き添う死神リュークは声が飲酒運転・中村獅童。
 

デスノートで犯罪者を殺しまくる藤原竜也演じる夜神月。
自分は神だと言う藤原竜也。そんな藤原竜也を追い詰めようと頑張る松山ケンイチ。
だけど次々に人は死んでいく。
だが、その過程を具に観察し、徐々に藤原竜也に迫る松山君ケンイチ。
藤原竜也はは尾行する細川茂樹を殺す。電車越しに微笑む藤原竜也。
そして瀬戸朝香に恨まれてしまう。
恨み節全開の瀬戸朝香は藤原竜也の彼女・香椎由宇を脅して藤原竜也に遭う。
香椎由宇が藤原竜也を庇って死ぬ。そして瀬戸朝香も自殺。
だけど実はその両者の死は「DEATH NOTE」に予め書かれていたことだった…。
リューク獅童は藤原竜也に聞いた「彼女はお前のことを愛してたんだぞ。
お前はどうだったんだ?」その問いかけに「さぁ、どうだろう…」

恋人を殺された藤原竜也はこの方が警察の捜査に協力しやすいと言い放つ。
そして、ついに藤原竜也は松山ケンイチと遭う!
後編へ続く…。


映画オリジナルも入っているが、映画を観る前に
原作を読んでおいたほうがより分かりやすい。
まぁ、読んでいなくてもストーリー的についていけると思うけど。
原作を読んでいた自分としては正直、最初から恋人の存在がウザかった。
香椎由宇の存在意義が全然わからなかった。
「どうせ、海猿みたいに二人の愛の力はすべてにおいて尊い!
みたいな軟弱な答えを提示するんじゃなかろうか?」とかなり批判的に見てた。
だから細川茂樹を殺して、ほくそ笑む藤原竜也の笑みには怖さがなかった。
なぜなら香椎由宇とラブラブな軟弱男が、いくら冷徹な姿を見せても
リアリティがないだろ…みたいな。
しかし、全然甘かった。まさか恋人を自らの手で殺すとは…あり得ん!
この展開があった後の松山ケンイチと遭遇した時の藤原竜也の笑みは正直怖かった。
愛だの恋だのよりも、犯罪者を殺して何が悪い?という
自分が正義であることに正面からぶつかっていこうという決意が見えたので。

藤原竜也は松山ケンイチとの対決で神になろうとしてるんだろう。
あー怖い、怖い…。

以上、こんな感じで原作にアレンジが加わっている。
まぁ「DEATH NOTE」の別世界が展開されていると思った方が良いのかな。
11月に公開される後編に関しては「誰も知らない結末が」と告知されていたので
原作とは変わってくるような気もする。
原作の最終回は賛否両論だったしね。
それにしても、予想以上に面白かった。
正直、ここまで面白いとは思っていなかった。
漫画原作の実写化は、だいたい役者の配役ミスでコケる可能性が高い。
だけど、あえて配役名でなく役者名であらすじを書いたように
役者の配役が素晴らしい。藤原竜也も鹿賀丈史も細川茂樹も瀬戸朝香も。
それにしても、松山ケンイチはこの役者陣の中で頑張ったと思う。
原作のLの現実離れした感じが忠実に再現されていた。
だけど、ちょっとジャパニーズホラーの傑作「呪怨」を髣髴させるほどの白塗りが気になったが。
という訳で、11月の後編が待ち遠しい。
はたして、どのような結末を持ってくるのだろう。

あぁ、最も原作に見た目が近いのは藤村俊二だったな。




「DEATH NOTEが落ちていたらいいな」
時々、本気でそんなことを思ってしまうのはヤバいことかな…。
今の世の中、腐ってるからな…。


焼肉!

2006年07月15日(土)

西浦家と「焼肉の会」開催。
今回の焼肉屋は肉屋が経営している直系の焼肉店なので
メチャクチャ安く、そして美味い!
今迄で一番美味かったかも。
その代わり、予約なしで行ったので30分以上も待つことになったが、
待ってでも食べる価値あるほど美味しかった。
次回もここにまた来たいなぁ。


ミュージックフェア

2006年07月14日(金)

今日も暑い!
朝、起きたときにはすでに30度を越えているのは勘弁してほしい。
深夜でも蒸し蒸し熱帯夜。
こう蒸し暑いと体調が悪くなりそうだ。

さて、明日のミュージックフェアが楽しみ。
「永遠の女性アイドル特集」なのでミーハーの血が騒ぐ。
松浦亜弥、後藤真希、安部なつみ、石川梨華、飯田圭織、辻希美、保田圭、
モーニング娘。が昔から現在までの女性アイドルの曲をメドレーで歌い踊る。

フジテレビの公式サイトを調べたら曲目は以下の通り。
『なんてったってアイドル』『春一番』『私の彼は左きき』『恋する夏の日』
『夏の扉』『少女A』『かけめぐる青春』『プレイバックpart2』
『Yeah!めっちゃホリディ』『ウォンテッド(指名手配)』『セーラー服を脱がさないで』
『センチメンタル・ジャーニー』『なんてたってアイドル』『夏のお嬢さん』
『卒業-GRADUATION-』『ツイてるね ノッてるね』『大スキ!』
『淋しい熱帯魚』『LOVEマシーン』

やばい、全部リアルタイムで知っているので歌えるんですけど…( ̄◇ ̄;)
でも30分番組でこれだけの曲目って、かなり短めのメドレーなんだろうな。


W杯総括

2006年07月13日(木)

いや〜、今日は暑かった。
雨が降った後も蒸し蒸しとして不快指数が上がりっぱなし。
同じ暑さでも早く梅雨が明けて真夏の暑さになってほしいね。
こう蒸し暑いと何もやる気が起きなくなるし。

さて、イタリアの24年ぶり4回目の優勝で幕を閉じた2006年ドイツW杯。
今やジダンの頭突き問題が争点になっているが、
今回のW杯を自分なりに総括してみたいと思う。

優勝したイタリアは、計7試合で失点はわずかに2点。
内訳はオウンゴールとPKの各1点。
つまり、ゲームの流れの中では1点も取られていないということになる。
伝統の堅守に磨きがかかって、そこから攻撃へとつなげて
勝ち進んでいったイタリアは、まさに優勝に相応しいチームと言えるだろう。
大会前にセリエAの八百長疑惑に揺れたが、
周囲の雑音をピッチ上で跳ね除けられたことは
イタリア選手に最大の賛辞を贈りたい。

準優勝のフランスも、ジダンを中心にして勝ち進んでの準優勝。
ただ、決勝のジダンの退場劇は呆れてしまった(^^;)
それにもかかわらず、なぜに彼が今大会のMVPに選ばれたのだろうか?
確かにプレーはMVPに値するが、決勝戦という最高の大舞台で
あのような失態をした選手にMVPは相応しくないと思う。
サッカー選手に憧れる世界中の子供が見ていたはずだ。
MVP投票をしたのが決勝前だった記者もいたので、
結果的にジダンになってしまったようだが、
その辺はFIFAの方でどうにかならなかったのか…。
もっとも、ジダンに投票した各国記者の中に
イタリア人記者がいたらウケちゃうけどねヾ(^-^;)

堅守を誇ったイタリアとフランスが決勝戦に残ったことを象徴するように、
今大会は以前の大会に比べて得点率が大幅に低下した大会でもあった。
ハットトリックを記録した選手が1人もいなかったのも
長いW杯の歴史の中で初めてだとか。
それだけ、各有力国が守備に重点を置いていたと思うし
一方で、絶対的なストライカーが少なかった大会だったとも言える。
まぁ、期待のロナウドがあんなに肥えてなかったら、
もう少し点が入っていたかもしれないな…。

さて、前にも一度触れてはいるが、自分の母国、日本についても触れておこうか。
3試合で勝ち点がわずか1の2敗1分けで予選リーグ敗退と、
まさに「惨敗」の二文字だった大会となってしまった。

個人的にはジーコは好きだが、監督としてこの4年間で
何を目指していたのかが全く見えてこなかったのが残念。
オーストラリア戦とブラジル戦の不可解な選手交代しかり、
一戦ごとにフォーメーションが変わったりの「気まぐれ采配」
結局は超一流選手のみが持っていると言われる「閃き」だけで
指揮していたってことなのかな…。

4年間、ほぼ同じメンバーばかり選考していたために
平均年齢が高くなり、アテネ五輪代表も駒野と緊急招集の茂庭の2人のみ。
次回の南アフリカ大会の予選は、今回のメンバーを
ほぼ総入れ替えすることが必至な状況だ。
それ以外では、オーストラリアがアジア予選に参入するとともに
今大会のアジア勢の惨敗によって、アジア枠が減らされる可能性が高い。
すんなり決まった今大会のアジア予選より
数段厳しい戦いになっていくことは間違いない。
次期監督がほぼ決定しているオシムが、
日本代表を、まっさらの状態からどのようなチームに
作っていくのか興味はあるが。

いずれにしても
イタリア代表=アズーリ。
フランス代表=レ・ブルー。
ブラジル代表=セレソン。
スペイン代表=無敵艦隊
などの真似をして、日本代表=サムライブルーなどと言っていては
激戦のアジア予選も勝ち抜けないだろう。
世界ランク49位のアジアの小国が代名詞を持つには100年早すぎる。


さてさて、W杯で印象に残ったシーンや選手について。

決勝トーナメント一回戦
フランス×スペイン(3-1)

ジダンがドリブルで抜けて左から豪快に決めた3点目。
ジダンの「惜別ゴール」だと思ってグッと来たね。
だって次のブラジルにはフランスじゃ勝てないと思ったから。
ちなみに自分はスペインを応援していた。けど敗退。

準々決勝
アルゼンチン×メキシコ(2-1)

アルゼンチンのFKやCKのとき、波のように一斉に引いていく
メキシコのDFラインが芸術作品を見るように美しかった。
あのオフサイドトラップは真の芸術品だ。
ちなみに自分はアルゼンチンを応援。勝った!

準々決勝
ポルトガル×イングランド(0-0 3PK1)

何と言ってもルーニーがくらった一発レッド。
だけど、その暴力行為は彼らしくない中途半端さ。
プレミアリーグではもっと豪快なのにW杯の舞台にビビッたのか?
ルーニー挑発を非難されているC・ロナウドのウィンクはチャーミング。
ちなみに自分はイングランドを応援。けど敗退。

準々決勝
ブラジル×フランス(0-1)

ジダンの左からのFKをアンリがゴール右側からダイレクトボレーでゴール。
無敵と思われたブラジルを沈めた今大会最も印象的なゴール。
何もできないロナウジーニョ。
カカが1人で奮闘するもスタミナ切れ。
ちなみに自分はブラジルを応援。けど敗退。

準決勝
ドイツ×イタリア(0-2)

延長28分グロッソ先制ゴールお見事。
デルピエロのストライカーとしての資質の高さに改めて驚き。
ちなみに自分はドイツを応援。けど敗退。

準決勝
フランス×ポルトガル(1-0)

終了後のジダン&フィーゴの抱擁。感動的だった。
ちなみに自分はポルトガルを応援。けど敗退。

3位決定戦
ドイツ×ポルトガル(3-1)

C・ロナウドの素晴らしいFKをカーンがファインセーブ。
今大会の若手ホープ達は、みなベテラン組の存在感を
しのぐことはなかったという象徴的な場面。
ゴメスのゴールをアシストしたフィーゴのクロスの弾道。
低く、速く、そして味方に向かってくる最高の惜別クロスボール。
ちなみに自分はポルトガルを応援。けど敗退。

決勝
イタリア×フランス(1-1 5PK3)

ヘッドの嫌いなジダンの強烈ヘディングシュートを
GKブフォンがギリギリはじく。なんとハイレベルな攻防。
ジダンの頭突き&一発退場。
普段の温厚さとキレたときの壊れっぷり、
このギャップもジダンの魅力のひとつかも。
マラドーナの「神の手ゴール」同様、
負の歴史には違いないだろうけど、やっぱ伝説になるんだろうな。
それにしてもW杯決勝戦、その延長戦の終了間際にレッドカードで
現役引退とは…。自分も目標はこのくらい高く持たないとね。(笑)
ちなみに自分はニュートラルな気持ちで見ていたため、どちらも応援していた。

決勝まで7試合トータルのプレイ内容から判断すると、
MVPはイタリアのGKブフォンかDFのカンナバーロかな思うが、
投票時間のこととか、引退その他いろいろあってMVPはジダン。

まぁ、優勝したイタリアは傑出した個人が引っ張るチームではなかったから、
今大会で「ひとり」象徴的、印象的な選手を選ぶなら
やはり引退の大舞台で光と影が交錯したジダンなのかな…。
前述した通り、一発退場した選手が選ばれることに違和感はあるが…。

優勝はイタリア。しかし、終わってみれば結局は「ジダンの大会」
だったと言っていいドイツW杯だったかも。

あぁ、上記した印象に残った決勝トーナメントの8試合、
自分が応援した国の勝敗は1勝6敗(決勝のみはニュートラルな気持ち)
他にもアルゼンチン対オランダ、ドイツ対アルゼンチンや
もちろん日本の3試合も含め、自分が応援した国は、ことごとく負けてしまった。
こんなW杯も初めてだった。

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