Web Masterの日記



王Japan世界一!

2006年03月21日(火)

初めて開催された野球の世界一を決める
ワールドベースボールクラッシック決勝。
見事日本は10−6でアテネ五輪金メダル、世界最強のキューバを破り、
初代世界一の座に就いた。
ここまでくる道のりは、本当に厳しかったので感無量だ。
2次リーグで韓国に負けた時には本当に悔しいが諦めたのも事実。
しかし、その後、奇跡が起きた。
様々なドラマが生まれた中での栄冠は尊い。

この決勝戦、嬉しいことに日本では祝日だったので
試合開始からゲームセットまで3時間40分の長い試合だったが、
テレビの前に釘付けで各プレーに一喜一憂した。
一時は6−1と5点もリードを広げながらも、
相手は過去何度も苦杯を飲まされてきたキューバ、全然、安心できなかった。
案の定、底力のあるキューバは日本の信じられないミスに乗じて
1点差まで詰め寄り、簡単に世界一にはさせてくれない。
だが日本の底力もキューバに負けていなかった。
9回の猛攻は素晴らしかった。日本野球の真骨頂を見た。
あまりの熱戦に、テレビの前で力が入りすぎて興奮の連続。
正直、観戦していてものすごく疲れた。
試合が終わってから出かける予定だったが、
一気に脱力してしまい、出かける気力さえなくなってしまうほどだった。
いや〜、野球を見ていて、こんなにも疲れたことはない。
自分のチームの試合でも、これほどまでは疲れない。
なんか、ものすごく良いものを見させてもらった気分だ。
世界一になる瞬間なんて、そうそう見れるものではない。
第一回目のWBCに臨んだ最強の王Japanと
同じ時代に生きていることに喜びを感じる。
日本の野球が世界一になったことは、同じ野球人として誇りに思う。
本当に嬉しい。本当に世界一おめでとう!

最後まで真剣に戦ったキューバのナインも最後は笑顔だった。
キューバ選手がイチローと肩を組んで写真を撮っていたのを見て
なんだか嬉しかったね。キューバチームも準優勝おめでとう!

王Japanの世界一に合わせるかのように東京では桜の開花宣言が出た。
そして今週末にはパリーグが早くも開幕する。
今年も野球は熱く楽しくなりそうだ。
あっ!うちのチームも26日に開幕だ。(^-^)v
いや〜、野球って本当に素晴らしいね。


モラルの欠如

2006年03月20日(月)

いよいよ明日、WBCの決勝戦。
ゾンビの如く死の淵から見事に甦った日本、
対戦相手はアテネ五輪で金メダル、世界最強チームのキューバ。
プエルトリコやドミニカという厳しい相手との激戦を制し、
決勝まで実力通りに勝ちあがってきた。
国技が野球というだけあって、まさに圧倒的な王者でもある。
完全なる挑戦者の日本ではあるが勝機が全くないわけではない。
思い起こせば2年前のアテネ五輪。
初めてオールプロで臨んだ大会、日本は残念ながら銅メダル止まりだった。
一方のキューバは堂々の金メダル。
しかし予選リーグでは日本は松坂の好投や城島、西武の和田のホームランなどで
6対3で見事に勝利しているのだ。
キューバがアテネの地で負けたのは、この日本戦だけだった。

そう、日本にはまだ松坂がいる。
松坂にとっては横浜高校時代、1998年・夏の甲子園以来の
トーナメント決勝戦の登板になるが、
その決勝戦の時も京都成章に対しノーヒットノーランで優勝を果たした。
ちなみに、その大会の松坂は決勝の2日前の準々決勝・PL学園戦では
球史に残る延長17回、250球を投げ、前日の準決勝には明徳義塾戦は
0−6の劣勢から、8回裏に逆転し1イニングを投げた。
体力が人並みはずれているとか、投球技術が素晴らしいとか
多くの人が評価しているが、それだけではない。
まず、精神力が抜群だ。冷静さは投手の命でもある。
まさにマウンドさばきは冷静そのもの。そして何より強運の持ち主である。

今度の大舞台は世界一を決める大きな大きな一戦。
日本が誇る大エースの松坂なら、きっとやってくれる。そう信じている。
ガンバレ日本!

明日の決勝が待ち遠しいので、本題の前に再びWBCの話題から入ってしまった…。

さて気を取り直して本題へ。

我が家の近くには大きなホームセンターや
イトーヨーカドー、ジャスコなどのショッピングセンターが多くて便利だ。
車で買い物に行くと、一番店の入り口に近い場所に
必ず身体障害者用の駐車スペースがある。
そこで一度、車から降りる人を見たが、すごく大変そうなので
もう少しスペースが広くても良いんじゃないのかと思っていた。
ただ、駐車場がすごく混んでいる時は、あの広さを
すごく羨ましくも思うのも事実である。

ところが最近、身障者用駐車スペースに健常者が停めていることが多く、
また、さらにヒドイことに健常者が車に「車椅子マーク」まで付けて
偽装しているモラルの欠如した最低な輩が増えているという。
車に貼る「車椅子マーク」のシールは1枚数百円で
カー用品店などで売られ、別に障害者手帳の提示も不要で
誰でも簡単に購入できるらしい。
それを「不正使用」しているモラルのない
大馬鹿者がいるということに怒りが沸いてきた。

ある千葉県の郊外型スーパーが、混み合う土曜の午後、
スーパーの駐車場で車椅子マークを付けた車を追った記事を読んだ。
5時間で約30台が障害者用区画に停め、
そのうち健常者らしい数台の運転者に聞いたら
「足が痛い」「家族に外見で分からない障害がある」などと答えた人を除き、
2台は障害者が乗っていないことを認めたというニュースがあった。

2台のうち1台は若い女性の2人組で
「(車椅子マークは)おしゃれで付けてます。ごめんなさーい」と
笑って店内に駆け込んだという。
また、子供を連れた女性は
「足の悪いおばあさんがいる。今は乗せてないけど」と言って
車で走り去ったらしい。

この日、千数百台収容の駐車場はほぼ満車で、
100メートル以上離れた区画まで車は列を成していたという。
しかし、入り口正面の障害者用区画は空いており、
大多数はルールを守っていたが、やはり上記のような大馬鹿者はいた。
警備員の男性は「正直、障害者用区画の利用者で『そうかなあ』と
思う人は少なくないが、聞くわけにもいかない」という。

しかし本当に馬鹿ばっかりだ。
本当かどうかわからないけどさ
「家族に外見で分からない障害がある」
まぁ、これはかなり苦しい言い訳にも聞こえるが百歩譲って許せるとしよう。
だが「足が痛い」って何?痛いなら家でじっとしてろよ!
「おしゃれで付けてます」論外…。モラルの欠片もないね。
本当にこいつら馬鹿だ。
それより、こいつらの親はどういう教育をしてるんだ?
親の教育が悪いとこうなるんだよなぁ、まったく。

スーパーだけでなく、高速道路のサービスエリアなんかでも
「チョットの時間ならいいだろう」とか「自分だけならいいだろう」
「隣の身障者用が空いているからいいだろう」
こんな軽い考えで停めているんだとは思うが、
こういう奴らには法律で重い罰則を科すべきだ。
それこそ氏名公開、全国ニュース、顔写真も晒してやれって。
そうでもしなければ1度やった奴は絶対にやめないんだから。
車椅子マークを貼っている時点で確信犯なんだから
おもいっきり辱めを受けさせてやりたいね。こんな最低な奴らは。

あぁ、なんか嫌なニュースだね。

トリノでパラリンピックが閉幕した。
日本選手団は金メダル2個を含む9個のメダルを獲得。
障害者を代表した選手たちが一生懸命に頑張った結果、
4年前のソルトレークの銅3個から大幅にメダル数を増やした。
WBCの選手達と同じくらいに日本を代表して頑張ったのだから
もっとニュースや新聞で取り上げてもいいのに扱いは小さかった。
健常者でも住みにくい日本、障害者には本当に住みにくい国なんだろうな…。

ちなみに自分は「身体障害者」とか「健常者」という
分けた言い方は大嫌いだ。


決勝進出!

2006年03月19日(日)

一度死んだ身ながらも甦った王Japanが臨む3度目の韓国戦。
先日も書いたが、同じ相手と3度も戦わなければならない歪んだ対戦形式は
納得いかないが、宿敵・韓国に対して3度も負けることは
日本プロ野球の存亡にもかかる。
一次予選と二次リーグの2勝よりも、今日の準決勝の1勝のほうが遥かに大きい。
勝てば決勝進出、世界一に王手となる。
様々な意味で日本にとっては絶対に負けられない試合だった。

予想通り、息詰まる試合だった。
エース同士の投手戦。
序盤はチャンスを作りながらも流れを引き寄せられない日本。
イライラしてた。胃が痛くもなってきた。
やはり1点2点勝負と思っていた。
しかしラッキーセブン、7回の攻撃は、やっと日本の本領が発揮された。
野球の試合を見て、ここまで盛り上がったのは本当に久しぶりかも。
福留のホームランが出た時から、ずっとイスから立って観賞していた。
日本の危なげない快勝に溜飲を下げた。
直接の勝因は上原の好投と福留のホームランだが、
改めてイチローの存在感の凄さを思い知った試合だ。
点には結びつかなかったが、イチローのヒッや盗塁など孤軍奮闘のプレーが
相手チームのリズムを微妙に乱し、日本チームの奮起を促した。
チャンスにヒットの出無かった松中が二塁へヘッドスライディング、
松中のヘッドスライディングなんてシーズン中は見たこともない。
そして、あのベースを叩いた喜びが、まさにそれを示していた。
そして、そこから怒涛の攻撃が始まったわけでもあるし。

今回の勝利は本当に日本プロ野球にとって大きい勝利だ。

東京ドームで行われた一次予選、日本に勝利した韓国は、
まるで優勝したかのように全員がグランドに出て大はしゃぎしていた。
さらにアナハイムでの2次リーグでは日本に勝利した後、
韓国の国旗でもある太極旗をマウンドに突き立てた選手がいた。
そしてグランドをビクトリーラン。
おまけに今日の試合ではイチローの5打席目の
三塁ファールフライを捕球した三塁手は、
ボールをキャッチした後にしばらくボールを持ったまま走り、
ベンチに戻るイチローとすれ違うタイミングで、その足元にボールを放り投げた。
この行為に対してWBCの公式メディアであるESPMの解説者は強く非難していた。

韓国は、ここまで日本に対して、かなり無礼な行為が多い。
完全に日本を目の敵にしているかのような態度で試合に臨んできていた。
韓国は紳士のスポーツであるはずのベースボールを汚し、自らの欲望の元
勝利したことに対して理性を失った喜び方をしたきたのだ。
画面に映るその態度は、幼稚なナショナリズム剥き出しで
怒りよりもむしろ「哀れ」という気すら起こすものであった。
なぜ彼らはベースボールにおいて、あのような馬鹿げた態度をとるのか。
徴兵を免除されたからなのか、それとも歴史という呪縛に
いつまでも拘束されているからなのだろうか…。

あの態度の数々は、まるで日本を挑発し、韓国に対する憎悪すら感じたが、
しかし、日本代表は違った。彼らは決してそのような幼稚で
知性を欠いた挑発には乗らなかった。
野球はケンカではないし、政治の道具に利用するものでもない。
イチローは大好きな野球が冒とくされた、と強く感じていたに違いないが、
日本の選手が感情をあらわにして、韓国ベンチに向けてガッツポーズをしたり、
勝利後に全員グランドに出てはしゃいだり、
当然、日の丸をマウンドに掲げたりすることはなかった。
彼らはベースボールが紳士のスポーツであることをしっかりと理解しているからだ。
本当の強さやプライドは、プレーそのもので表現すべき。
この勝利は日本代表にとっても重要であるが、日本人にとっても重要なことだと思う。
幼稚で知性を欠いた隣国の態度には紳士的な態度で接するということを野球で学んだ。


まさに地獄の淵から不死鳥の如く甦った日本。
世界一まで、あとひとつ。
相手は世界最強のキューバ。当然、決勝まで上がってくると最初から予想できた国だ。
なんせ国技が野球の国だし。
しかし、ここまで来たら、このまま優勝も掻っ攫って大きな伝説を作り上げてほしい。
明後日の決勝戦も興奮して応援したい。

最初はそれほど盛り上がっていなかったWBCだが、
あのアホな審判のおかげでワイドショーなどでも取り上げられ、
けっこう日本中で盛り上がってきたんじゃないかな。
ガンバレ日本!あとひとつ!


疲れた

2006年03月18日(土)

今日は久々に実家に行ってきた。
実家に行く前に光が丘にも寄って買物もした。
実家には甥っ子も来ていたので一緒になって遊んだりしていたら
ものすごく疲れた…。

それにしても、修理に出しているコピー機がまだ戻ってこない。
先日、状況報告の電話がかかってきたが、新たな故障箇所が見つかったので
もう暫く修理の時間がかかると言う…。
本来なら今日、明日、そして明後日の祭日を使って
会報やマニュアルなどのコピーを全て終了したかったのに大きな誤算だ。
いったい、いつ戻ってきてくれるのやら…。

明日はWBCの準決勝、またいろいろ書くことが多いと思うので
今日はこのへんで。


奇跡の準決勝進出!

2006年03月17日(金)

昨夜から今日にかけて東京地方はものすごい強風が吹いた。
今朝は強風のため東西線が一時、全線で運転を見合わせていた。
自分が仕事に行く時も中野←→東陽町間の折返し運転のみ。
地上に出る部分に関しては運行されていなかった。
はるか昔、東西線は隅田川を渡る橋の上で強風のため転覆したことがあり、
それから安全のために風速25m以上の場合は運転をストップすることになっている。
それほど強い風が吹いていたということだ。
そしてアメリカ・アナハイムにも神風が吹いた。
まさに奇跡の神風だ。

昨夜の日記で「メキシコがアメリカに勝てるとは思えない。」と書いたが、
まさかメキシコが勝利するとは…。
報道によると、2次リーグ敗退がほぼ決まったメキシコチームは
試合のなかった昨日はディズニーランド観光を楽しんだとか。(^^;)
実力からもモチベーションからも「よもやアメリカが負けるはずはない」と
自分だけではなく、おそらくほとんどの日本人、アメリカ人が予想していただろう。
なので、まったく期待していなかったので、試合結果など気にもしていなかったが、
仕事先のパソコンでネットニュースを見た時は、マジで仰天した。
グラシャス アミーゴ!って感じ。
メキシコという国が好きになった日本人が多いかも。
今度、ロイヤルホストでメキシカンピラフを注文したくなったぞ。

メキシコは強国アメリカといい試合ができればいいかな〜。
最初は、その程度の動機付けしかなかったと思う。
それが一気に「勝ちたい!」いや「絶対に勝つ!!」という
ヴェクトルに試合の途中で変わってしまったに違いない。
あの「疑惑の」審判ボブ・デヴィットソンがライトポールに当たったボールを
なぜか二塁打と判定しやがった。
ポールに当たったらホームランだということは野球人なら小学生でも知っていること。
ボールにはポールの塗料まで付着していたというのに
判定を覆さないなんて悪質極まりない。
もはやアメリカを意図的に準決勝に進出させようという意図があった事は
疑う余地もない。
アメリカの敗戦、第2ラウンド敗退は、そんなアメリカの悪事を
野球の神は見逃さなかったということだろう。
しかし、世界中に中継されているのに勇気があるよなぁ〜って感心してしまうよ。
贔屓されていたアメリカは参加して良い事なんてなかったかもね。
イメージ悪いまま終了してしまったし。
と言うか、あそこまで露骨だと逆に真剣に戦ってるアメリカ選手達の
士気を下げてしまったのではないかね。
そしてメジャーリーガーの誇りを傷つけたんじゃないか?
さらに観客席のアメリカ人達も、純粋にベースボールを楽しみに来たのに
こんなアメリカ贔屓の判定ばかり下す審判に嫌気がさしたのではないか。
誰が見ても明らかにホームランだった、あのジャッジ、
アメリカの大人達は子供になんて説明するのだろう?
大リーガーは子供たちに夢を与えるのも仕事と聞いたことがある。
そんな大リーガーの選手が集結した今回のアメリカ代表チームの選手達が、
あの審判の一番の犠牲者かもしれない…。
アメリカが誇るベースボールの品位を落としてしまったクソ審判には、
なんらかの処罰が必要だ。永久追放でも構わないと思うよ、まったく。



遠くても祈りは届いた。奇跡は起きた。
他力本願だろうが今大会のルール上では紛れもなく、
日本はA組2位で準決勝進出進出だ。
勝利の女神、野球の神様は日本にまだ、試合をやらせてくれるのだ。
確かに出来れば実力で進みたかったというのが本音ではある。
だが、運も実力のうち。フェアに戦っているからこそ、
運が味方してくれたと割り切って次へ臨んでほしい。

そして準決勝で対戦するのは今大会3度目の韓国。
初めて開催されるWBCの4強にアジアのチームが2つも残ったということに
同じアジアの人間として誇りを持ちたいが、
同じ大会で3度も当たるというのは普通の大会なら考えられないような組み合わせだ。
同じリーグで戦った1位と2位がトーナメントの1回戦で当たるって聞いたことがない。
ならば別に1位通過とか2位通過なんて関係ないじゃないか。
通常ならA組1位とB組2位が、B組1位とA組2位が対戦というように
グループリーグの1位と2位が入れ替わって対戦するものだ。
まぁ、この対戦方法はアメリカが決勝まで強豪のドミニカやキューバと
当たらないように仕組まれた組み合わせだからだ。
アメリカ最大の敵といわれていたドミニカ、キューバ、プエルトリコなどが
潰しあいをしているうちに、アメリカはアジアやメキシコ、カナダなどに楽に勝って
決勝進出して、最終的には消耗している強豪にも勝って優勝というシナリオがあったからだろう。
こんなことは最初から分かっていたことではあるが、あまりにもあからさま過ぎて笑える。
さらに、アメリカの思惑も見事に外れたので愉快、痛快だ。
こんなにも仕組まれた大会を世界大会にすることが恥ずかしい。
それでも、やっぱり選手達は真剣に頑張っていたので、それだけが救いだけど。

あと不思議だったのは、どうしてグループリーグの最終戦が
同じ時間帯に開催されなかったかということ。
当たり前のことだが、八百長ができないように、普通の国際試合は
グループリーグの最終戦は同一時間帯に開催するのが常なんだけどな。

なんかアメリカの思惑が絡んだせいで不思議なことばかりだが
日曜日には決勝進出をかけて3度目の韓国戦。
一次予選、二次予選と2連敗しているが、次の準決勝での1勝の方が
過去の2試合よりも重い。なので一気に2連敗分を返してやることができる。
逆に、もしかしたら韓国相手に3連敗という恐ろしい結果が待っているかもしれない。
韓国にもプレッシャーはあるが、日本にも大きなプレッシャーがあるだろう。
しかし、現段階でのアジア一番は韓国であると思う。
今大会、各国のメジャーリーガーたちは辞退者も多く、
日本も松井や井口が辞退したため、真の最強チームを作れていない。
だが韓国だけは唯一、出場辞退者が出ずに最強チームを作ることができた。
昨日も書いたが「兵役免除(正確には2年間を4週間に短縮)」という
特典のおかげでもあるが、最強チームを作れたので今大会、唯一負けなしだ。
なのでリベンジとか意気込まず、日本は挑戦者と言う気持ちで
3度目の決戦に臨んでもらいたい。
一度は死んだ命、それが棚ぼたとはいえ甦ることができた。
一度、死んでいるのだから怖いものは何もない。
もう理屈ではない。一球一球に集中して、とにかくボールに喰らいつく。
泥臭くてもいい。ただ、それだけだ。

3度目の正直となるか、2度あることは3度あるとなるか、
非常に見逃せない一戦だ。
日曜日は全ての予定をキャンセルしてテレビの前で力の限り応援したい。

サンディエゴの地に神風を吹かしてほしい。
ガンバレ日本!


敗戦…

2006年03月16日(木)

残念!日本代表、韓国に敗戦…。(T_T)
遠ければ遠いほど祈りは
届かないものなのだろうか?

先発の渡辺俊介は最高の出来だった。
しかし打線につながりがなかった。
最後に見せ場は作ってくれたが力及ばず… (´・ω・`)ショボーン
まだ一応、準決勝進出の可能性は残っているものの
どう考えてもメキシコがアメリカに勝てるとは思えない。
クレメンスが先発のアメリカが順当に勝つだろう。
なんせ、メキシコは勝っても失点率で日本に負けるので
アメリカに勝って恨まれるよりいいと思うしね。
それにメキシコ国内ではサッカーで盛り上がっていて
WBCは全然だそうだ。
なので今日の試合で事実上の終戦と言っていいだろう。
本当に言葉にならないくらい残念だ。

今大会、振り返ってみると、やっぱり一番悔やまれるのは
アメリカ戦でのジャッジが覆ったこと。それに尽きる。
あの前代未聞のジャッジがなければ…とさえ考えてしまう。
本当にとっても悔やまれる。
誰かがネットで書いていたが、今回の大会は
「アメリカのアメリカによるアメリカのための大会」って、
なかなかうまいこと書くな〜なんて思ったりして(^^;)
だから、この初めてのWBC、優勝がアメリカ以外だったらどこでもいいや。
いや、無敗で準決勝進出を決めた韓国には、
アジア代表として是非とも優勝してほしい。 
個人的にはイ・スンヨプの活躍を期待したい。
それにしても今日の試合、韓国の応援の多いこと。
どうやら韓国に勝ってもらわないとアメリカが2次リーグ敗退してしまうので
アメリカ人は韓国の応援にまわったようだね。


それにしても野球の場合、短期決戦はチーム力だけではないということは
昨年、一昨年のパリーグのプレーオフを見れば分かっていたこと。
あとホンの少しの運、あるいはホンの少し勝ちたい気持ちの強さがあれば
結果は変わっていたのかもしれない…。
いや、やはり短期決戦、ミスをしたチームが負けるのは当然なのかも。
自分も長い草野球歴の中で何度も経験してきたことでもある。
韓国はシリーズ通してノーエラー。これは本当に素晴らしい。
反面、今日の日本は走塁ミス?にエラー、四球も多かった気がする。
韓国との決定的な差は、接戦で犯してはならないミスをしてしまったということだろう。
散々言われ続けていることだが、接戦で勝敗を分けるのは
無駄な四死球とエラー。2点を奪われたのも四球とエラーから。
その点、韓国は一時たりとも気を抜いていなかった様に見えた。

あと感じたのは「選手層の差=愛国心の差」である。
韓国は「愛国心」が強いからメジャーリーガーが7名も参加した。
所属チームからのプレッシャーも気にせず、シーズン前だというのに
自国のために多くのメジャーリーガーが参加したのは心強かったはずだ。
一方、日本はイチローと大塚の2名のみ…。
歴然とした差がここにも現れていると思う。
松井秀喜は、出たくても出れない事情があったのかもしれない。
井口だって最初は参加を表明していたのに突然の辞退。
城島や松井稼は…。
いや、松井がいなかった、井口も城島もいなかった。
金本や今岡、高橋由伸だって出ていない…
マスコミは、こんな論調にだけはなってほしくないな。
現状の日本代表チームは本当に頑張ったんだから。


韓国との2試合を見て「実力の差」は殆どないか、
それ以上に日本の方が実力はあると思う。
しかし、この「愛国心」の差は確実に韓国のほうが上である。
まぁ、韓国も「愛国心」の一言ではない複雑な事情があるのだけどね。
そう、五輪やW杯でもよく餌としてぶら下げられる「兵役免除」
今回も準決勝進出で選手たちは兵役を免除されるという褒美があったそうだ。
兵役免除されるならメジャーリーガー達も喜んで参加するか…。
日本にはこんな特典はなかったもんな。
この「兵役免除」の特典は、どんなスポーツでも実力以上のものを
引き出すことができる韓国特有の魔法の特典だ。
この魔法の特典は時々、羨ましく感じてしまうのも事実。



初めての大会で様々な問題点が出たと思う。
開催時期、開催地、球数制限、そして審判の問題。
まぁ、最初から完璧な大会なんて出来るとは思っていなかったので
今後は問題点を解決して、より良い大会にして野球を世界規模で盛り上げてもらいたい。
五輪で野球を復活させるためにも、成功させていかなければならない。
やはり開催時期はシーズン中、サッカーW杯と同様に6月位がベストだ。
その期間は各国のペナントレースは休んでもいいと思う。
そうすれば参加辞退の選手もいなくなるし、球数制限も必要なくなるので
真のナショナルチームが結成できるはずだ。
開催地は各国持ち回りでも立候補制にしてもよい。
「野球発祥の地だからアメリカ」という考えはなくしてほしい。
もちろん審判も各国から集め、不公平のないように第三国の審判が裁く。
このようにして、次の3年後の大会につなげていってほしい。


結局、日本は一次予選から6戦で3勝3敗の成績。
最低審判野郎の誤審という不運もあったが、この戦績はどうなんだろう?
いや、もう多くは語るまい。
本当に王Japanの選手の皆さん、お疲れさまでした。
今度はもうすぐ始まるペナントレースで楽しませてください。


歌姫・8年寿命説

2006年03月15日(水)

よしっ!日本勝利!
負けたら敗退が決まってしまう大一番で
さすが松坂が快刀乱麻のピッチング!
この時期に150キロ台のストレートがビシビシ決まる。
まったく危なげなく5回を投げて1安打無失点は素晴らしすぎる。
これで明日の韓国戦で決まる。
1次予選リーグでは、韓国に劇的な敗戦を喫しているだけに
ぜひとも雪辱を果たして準決勝進出を決めてもらいたい。

しかし、アメリカを含め三つ巴の様相だ。
今回のWBCの特別ルールとして勝率が並んだ場合の順位の付け方だが

1・直接対決で勝利したチーム
2・失点をイニング数で割った失点率の少ないチーム
3・自責点をイニング数で割った自責点率の少ないチーム
4・打率の高いチーム
5・くじ引きで勝ったチーム

このような優先順番となる。サッカーのような得失点差ではなく、
失点や自責点が順位決定に響いてくる特別なルールだ。
なので打線爆発で100点取って勝とうが、99点取られていたら元も子もない。
やはり投手力のあるチームが有利なルールなのかもしれない。

早速、シュミレーションしてみた。
日本は明日の最終戦で韓国を破り、アメリカもメキシコとの最終戦に
勝つと、3ヶ国が2勝1敗で並ぶ。
その場合は当該チーム間の対戦成績の失点率で順位が決まるが、
コールドなしの9回で決着がつくとの前提だと、
日本は6失点なら失点率は0.56で米国の0.59を下回り、
2次リーグ突破、準決勝進出が決まる。
もし7失点だと0.61となるため敗退となる。
また、日本が8得点以上で韓国に勝つと日本とアメリカが準決勝進出。
7得点以下なら日本と韓国が進出することになり、アメリカは敗退。

しかし、もし仮に日本が負けた場合、アメリカがメキシコに負けない限りは
準決勝進出の道は途絶える。
アメリカも負ければ、日本とアメリカの失点率の争いになり、
いかに失点が少ないかがポイントとなる。
なんだか、計算とか面倒だが、要は失点をしないで勝てばいいこと。
もう1度、アメリカと対戦したいのなら大量得点を奪って勝てばいい。
明日は1次予選のリベンジだ。
勢いのある韓国は強敵だが、必ず勝てると信じている。
ガンバレ日本!

どうもWBCの話を前置きにすると長くなってしまうな…。ヾ(^-^;)
という訳で、今日の日記の内容は前置きとはガラッと変わって
平成の歌姫・浜崎あゆみについて。


浜崎あゆみの通算39枚目のシングル「Startin'/Born To Be...」が
今週、初登場で首位を獲得することが明らかになった。
これでシングル首位獲得は2002年4月発売の「Free&Easy」から
14作連続・通算では26作目となり、シングル首位獲得数記録で
松田聖子の25作を抜き、単独で女性アーティスト歴代No.1となったのだ。
【下表参照】

浜崎あゆみは、すでにシングルの総売上枚数やシングルのTOP10獲得数の
2部門で女性アーティストNo.1となっており、
これで女性アーティストのシングルの主要タイトルである
「首位数」「TOP10数」「総売上枚数」の3部門を独占したことになる。

●歴代シングル首位獲得数記録(女性アーティスト部門)

1位 26作 浜崎あゆみ
2位 25作 松田聖子
3位 21作 中森明菜
4位 11作 小泉今日子
 〃   工藤静香
 〃   宇多田ヒカル

女優にスライドした小泉今日子や中山美穂は別として、
歌手メインで活動してきた松田聖子、中森明菜は、
実は10年目から1位を取れていない。
(17年目に松田聖子は1度だけ1位を取った経験があるけど)

聖子は出産、明菜は自殺未遂で休業してるので、
2人とも頂点だった時期は丸8年であった。
そして、あゆは昨年8年目だった。
しかし1年目に1位を獲得してないので、
聖子、明菜の「8年寿命説」に当てはめると今年が実質8年目ということになる。
事実、今回の記録を達成したシングルは前作よりは上がったものの
初動11万枚、ちなみに前作「Bold&Delicious/Pride」が8.4万枚。
3年前の「ourselves」が初動28.7万枚だったことを考えると、
チャート全体のレベルが落ちているとはいえ、
この枚数では、他の歌手とかぶらないように発売日を調整しないと
首位獲得は難しい枚数である。

デビューから年間4〜7作と、ハイペースにリリースしていた
浜崎あゆみだったが、2003年、2004年と3作ずつしかリリースしなかった。
しかし「8年寿命説」を意識した訳じゃないだろうが、
昨年は3年ぶりに年間4作をリリースし記録を残した。

何やら結婚の噂も流れたり消えたりしているが、
もう“浜崎あゆみ”の名前だけでは週刊誌もそれほど取り上げてもくれない。
正直、以前のような求心力は落ちている。
今後、これらの記録を伸ばしたいのであれば、
下積み時代に味わった「女優への再転向」でもしない限り、
首位獲得は難しくなってくるのではないだろうか。

ここ2年間はアルバム直前の買い控えもなく、
約16万前後の固定ガッチリだった「あゆ」の初動減。
この要因に1つ心当たりがある。
最近の「倖田來未」の大ブレイクだ。
シングルでの大ヒットはないが、以前はアルバム売上15万前後だった
彼女が、オリジナル50万超、ベスト120万超を売った。
当然、彼女のファンは誰かから流れてきたことが予想でき、
音楽性、ファッション性、アネゴ的キャラなどから推測して
浜崎あゆみファンを一番削ってるような気がしてならない。
かつて安室奈美恵の産休中に浜崎あゆみがファンを奪ったように
同じavexとはいえ、他のレコード会社の歌手に流れるよりは
倖田來未に流れるのも時代の流れと思っているかもしれない。

そんな倖田來未も12週連続シングル発売が終了し、
今度は早くもベストアルバムの発売。
そりゃあ12枚もシングル出したんだから
ベストアルバムも簡単に作れるよな。
そのベスト盤の第二段も100万枚近いセールスを記録している。
しかし12週に渡って買った人からしてみれば「ふざけるな」だろうね。
こんな、あこぎな商売していたら、倖田來未は8年ももたないぞ。

あとなんか納得できないのは、12枚全て購入した人を対象にした特典。
「リミックスアルバム」とやらを配信しているそうだ。
だけど「歌手の命」とも言える「楽曲」を餌にして、
ファンに無理強いする売り方は「歌手」として恥ずべき行為ではないか?
逆に考えれば、12枚ぽっちの金も出さない奴には、
歌を聴かす値打ちもないってことになるけど、どーなんだ?

自分はavexにも倖田來未にも好意的な印象を持っており、
全てが好みとは言わないまでも、彼らの生み出す音楽を評価してる。
事実、今の音楽市場の賑わいの一端はavexのおかげでもあると思う。
それ故に、このような目先の「儲け」や「見栄」のために
彼らの音楽を純粋に支持していた人たちに
理不尽な負担をかけるような行為はとても残念に思う。
「順位」や「売上」や、さらに今回のような12枚連続を凄いと感じて、
彼女に興味を持ったり、さらに熱を上げるファンも大勢いるだろう。
しかし、そのようなファンは彼女が売れなくなっても支持し続けてくれるだろうか?
彼女を「短期間でも売れれば良い」と認識しているのなら
あまりにも可哀想に思う。
「悪い意味で驚いている」人たちが居ることに気付いてないようでは、
多くの人に支持され続けることは無理だろう。

あれ?いつの間にか話が「あゆ」から倖田來未に変わっていた…。


ホワイトデー

2006年03月14日(火)

昨夜は怒りにまかせてズラズラと書いてしまった。
一晩経って最悪の誤審について自分の気持ちも落ち着いてきたと思いきや、
今朝の「とくダネ」を観たり、各スポーツ紙を読んだりしたら
改めて怒りが沸いてきた。本当に納得がいかない。
だが今日の試合で韓国がアメリカに勝利。
「ざまあみろ!」
アメリカは次のメキシコ戦にも負けてしまえ!

明日、日本はメキシコ戦。アメリカ戦よりも少し遅い時間にプレイボール。
幸い、明日の仕事は遅出のためにテレビ観戦できそうだ。
テレビの前で死に物狂いで応援したい。
絶対に勝たなければならない試合。
負ければ準決勝進出の望みが断たれてしまう。
王Japanには頑本当に張ってもらいたい。
真の野球の素晴らしさをアメリカの地で披露してほしい。
ガンバレ日本!

さて、アメリカ敗戦で気分も良くなったところで本日の日記。
今日、3月14日は俗に言う「ホワイトデー」だった。
このホワイトデーとやらは、御存知の通り日本発祥のイベントであるが
今や韓国や台湾にも飛び火しているという。
元々、ホワイトデーは、全国飴菓子工業協同組合が“売上向上のために企画”した
「バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、
そのお返しとしてキャンデーやマシュマロなどのプレゼントを
女性へ贈る日」である。

調べてみるとホワイトデーの歴史はとても浅くて、
1978年に全飴協の全国総会で「キャンデーを贈る日」として制定され、
2年の準備期間を経て1980年に第1回の全国規模のホワイトデーが
開催されたらしい。
名称の由来も「飴の材料である砂糖が白色だったため」(白=ホワイト)で「ホワイトデー」と命名されたという。

ホワイトデーを3月14日に定めた由来だが、
269年2月14日、兵士の自由結婚禁止政策に背いて結婚しようとした
男女を救う為にバレンタイン司教が殉教した1ヶ月後の3月14日に、
その2人は改めて2人の永遠の愛を誓い合ったと言われていることだという。
【全国飴菓子工業協同組合によるホワイトデーの公式サイトから引用】

・ホワイトデー公式サイト
http://www.candy.or.jp/whiteday/

このサイトを少しだけ覗いてみたが、完全に自己満足の内容…。
欧米には、そういう習慣がないのに
「(バレンタインデーの)ひと月後の3月14日、
その男女はあらためて二人の永遠の愛を誓い合ったということです。
この日を記念したのが<ホワイトデー>で、
ヨーロッパをはじめ世界中の多くの人々に語り継がれてきました」
と記述されているので笑ってしまったよ。

また、全飴協の企画とは別に、福岡の菓子店・石村萬盛堂が
3月14日は「マシュマロデー」と呼んでいて、
「バレンタインデーのお返しにマシュマロを」というキャンペーンを
行ったことに因むもので、これがホワイトデーの起源であるとする説もある。
現在でも石村萬盛堂は毎年ホワイトデー近くなると
「ホワイトデーはマシュマロデー」というキャッチコピーで
独自でキャンペーンを行っている。

まぁ、どっちでもいいけど、まず、バレンタインデーに関する自分の考えは

1.「義理チョコ」はいらない
2.既につき合ってる場合の「本命チョコ」も実はいらない
3.片思いの「本命チョコ」は必要!
この3点である。

この3つから考えれば「お返しを女性に贈る日」としての
ホワイトデーは不要となる。
“片思いの告白のための「本命チョコ」”として
バレンタインデーは認めているけれど、
この場合、その告白に対する返事を1ヶ月も待たせるわけにいかないでしょ。
受け入れるにしろ、断るにしろ、「その場」でなくても早いうちに返事はしないとね。

では、この「ホワイトデー」を完全否定してしまうのか?
いや、イベントの趣旨が変われば賛成してもいいとは思っている。
バレンタインとは逆に男性から片思いの女性へ
「告白する日」としてのイベントと趣旨を変更すればいい。
大々的にこういう趣旨になるのであれば、
いつもはなかなか勇気を持って告白できない気の小さな男でも、
イベントに乗じて告白することができるかもしれない。
まぁ、こんなキッカケがなくても堂々と告白できるのが一番なんだろうが、
学生時代とかって、そんな告白の勇気がなかったりするし、
そういった場合に、こういう「片思いの告白をする日」として
イベントが盛り上がれば、それに乗じて頑張ってみる、
という効果があるような気がする。

自分はすでに妻帯者のためバレンタインもホワイトデーも卒業している。
お互いの誕生日と結婚記念日だけを祝えばいい。
その他のイベントは必要ないものだ。

なんせ、ある記事には「ホワイトデーの贈り物の平均金額は上がり続け、
近年ではバレンタインデーに贈った額の3倍程度の相当額を
ホワイトデーの相場と考える女性が増えている。
そのためかバレンタインデーに交際する気のない
複数の男性にチョコを贈り、高額の見返りを期待する
ちゃっかり者の女性もいるようである」
こんなことは正直、男にとっては大迷惑なのである。

今日は中部東海地方に雪が舞ったようだ。
クリスマスに雪が降ると「ホワイトクリスマス」
ホワイトデーに雪が降ると「ホワイトホワイトデー」なのか?


最悪の誤審

2006年03月13日(月)

思えば野球ほど野蛮で乱暴な言葉が
使われるスポーツはない。

「刺殺」刺して殺す?
「挟殺」はさんで殺す?
「死球」死のボール?
「盗塁」塁を盗む?
「暴投」暴れて投げる?

その他にも「併殺」「封殺」「捕殺」「牽制死」
「盗塁刺し」「重盗」「三重殺」「悪送球」「邪飛」など
見た目が野蛮な言葉のオンパレード。
まぁ、野球のアウトは「死」と理解されている。
ワンアウトは「一死」ツーアウトは「二死」
試合では敵のランナーを塁間で挟んだ時とかは平気で
「追え!はさめ!殺せ!」とか「刺せ!」とかグランドで叫んだりしている。
本当に自然にグランドで野蛮な言葉が使われている。

「ベースボール」を「野球」と和訳したのは正岡子規であると一般に言われている。
彼は幼名の「のぼる」を「野ボール」と引っ掛けて俳号に用いたことで
「野球」という語の普及に貢献した。
しかし「野球」の「野」の字は「野蛮」の「野」ではないかと思うほど
野蛮で乱暴な言葉の多いスポーツなのだ。
ところが野球の原型は紳士の国イギリスの「ラウンダーズ」という
クリケットのようなものだったらしい。
現在のベースボールや野球のような形にしたのはアメリカだが、
元はクリケットから派生したものであるなら、野球は野蛮なスポーツではなく、
紳士のスポーツということに通じる。
イギリスでのクリケットは貴族の遊びだからね。
ということはアメリカでは今でもベースボールの根底にある
「紳士な態度」が受け継がれているはずなのだ。

しかしだ、日本時間の早朝に行われていたWBC二次予選の日本対アメリカで
とんでもない判定が起こってしまった。
すでに相当、メディアでも取り上げられているので詳しくは書かないが、
誰がどう見ても「タッチアップ」だ。
スポーツニュースを見ても、自分でHDDに録画していた場面を何度見ても
最高のスタートを切った「タッチアップ」だ。
掲載した写真はネットで拾ってきたものだが、
外野手のグラブにボールが入った時、西岡の足はまだベースに付いているのが
はっきりと分かる。
それが、一度判定したことに対して、その判定を抗議により覆すという大失態。
近くで見ているはずの塁審がセーフと言っているのに、
主審の権限で判定が覆るというのは腑に落ちないというかありえないことだ。
あの審判はアメリカ人であり、アメリカの紳士的なベースボール精神を
受け継いでいるはずの審判なのにだ…。
審判の権威って、いったい何だ?!

後のニュースで知ったのだが、今回のWBCには、メジャーリーグの審判は出ていない。
マイナーリーグの審判が判定しているとのこと。
世界各国の一流の選手たちが一流の力と力、技と技をぶつけ合って
真剣勝負をしているのに、それを裁いているのが二流、三流の審判とは…。

いや、その前にあの試合の審判は、すべてアメリカ人だった。
国際試合なのにも関わらず、このような不手際は見過ごすことができない。
審判は公正中立でなければいけない。
アメリカの審判はすべて自国に対して贔屓をする者だとは思わないが、
しかし「自国に勝ってほしい」という気持ちは多少あるであろう。
であるならば、やはり国際試合に関しては試合をしている国とは異なる
第三国の審判を用意し行なうべきだったのではないだろうか。
確かアジアでの一次予選は日本対韓国の場合、中国人と台湾人の審判だったはずなのに…。

WBCの興行的に見れば、地元アメリカが予選敗退では熱も冷めてしまう、
アメリカが勝たなければ盛り上がらないから、そんな感じに思えて仕方ない。
野球振興のため、野球人気を高めるため全世界に向けて行われているWBCのはずなのに、
こんなヒドイ判定がまかり通るなんて絶対に許せない。
これでは野球人気どころじゃない。
こんなことを堂々とやっている限り、サッカーみたいに野球が
世界的なスポーツになるなんて夢のまた夢。
2012年のロンドン五輪では野球とソフトボールが競技から外れた。
五輪に復活させるため、野球普及のためのWBCでもあったはずなのに…。

あぁ、野球でこんなに悔しい思いをしたのは昨年、ジュピターズが1
6年目にして初めてノーヒットノーラン負けをした時以来だ。
自分たちは力がなかったから負けたのだが
今回は明らかな誤審で負けたのだ。

スポーツの世界から見ると、アメリカという国の異常さが見えることが多々ある。
4年前のソルトレーク五輪の時も感じたことだ。
アメリカは何でも世界一でないと気がすまない国であり、
世界一を脅かす存在に対しては容赦なく攻撃してくる。
90年代の日本に対する経済攻撃もその一例であり、
アメリカは世界一でなければ存在そのものを否定されるかのような
強迫観念にかられているのだろう。
現在のところ軍事力でも経済力でもアメリカは世界一の超大国だが、
いつまでも超大国であり続けられる事はありえない。
既にアメリカの様々な面で衰退の兆しが見えてきている。
アメリカ国民の多くはそれを認めたがらない。
ソ連と言うライバルが滅んでしまった以上、
いつかはアメリカも滅ばざるを得ないのだろう。
ソ連が滅んだのは石油生産のピークが過ぎてしまったからであり、
アメリカも近く石油の生産がピークを過ぎようとしている。
車がないと生活が出来ない国でガソリンが高騰したら
アメリカ経済はどうなるか火を見るより明らかだ。
しかしアメリカは9.11のテロ以降、自国中心主義的傾向があるのは確かなことだ。



王監督のコメント
「勝てるチャンスが多かった試合。初戦ということもあって、ものにしたかった。
悔しい。(判定変更について)一番近いところで見ている審判員(塁審)の判定を
変えることは日本で見たことがない。野球がスタートした米国でこういうことがあってはならない」

本当にその通りだ。
あれではルールもクソもない。何でもアメリカのゴリ押しかよ。
せっかく楽しみだったWBCが台無しだ。
本当になんとも後味の悪い試合になってしまった。

イチローのコメント
「僕が7回で良い打撃が出来ていれば、こんな後味悪い負け方にならなかった」

このコメントで少し救われた感じがする。
さすがイチロー、いつまでも引きずらない精神力を持ち合わせている。
その精神力は元々イチローが持ち合わせていたものであるが
アメリカの紳士的なベースボールの風土が育て上げたものでもある。
だからこそ、より一層、今回の判定は悔しく、悲しく、情けない。
そしてベースボール精神の失墜を感じざるを得ない誤審だ。


今回の二次予選、4チーム中、上位2チームが次に進める。
明日のメキシコ、そして韓国に勝てば、再びアメリカと戦える。
正直、米国の純粋な野球ファンだって、このままだと嫌な気持ちだろう。
世界中の野球ファンが見てるのだからね。
なので、この敗戦は良い教訓ということで受け止めるのが一番。
犠飛が取り消されたからどうこうというよりも、
ミス絡みで試合を落としたという事実の方を大きく捉えるべきだ。
これでもう負けは許されないというプレッシャーを受けながら
残り2試合を戦うわけだが、それだけの投手力は日本にはある。

尚、今回の誤審はアメリカ国内のニュースでも多く取り上げられているようだ。
13日付の米各紙でも取り上げられ、判定変更に批判的な論調が目立った。
USAトゥデーは試合展開よりも事の経緯を詳しく紹介し
「テレビのリプレーを見る限り、西岡の判定を変えたのは間違いである」と主張。
ニューヨーク・タイムズ紙は「野球を通じて友好を深めるはずの大会で、
最初の事件が起きた」と批判した。

準決勝でアメリカと再び戦い、本当の正しい野球を教えてやればいい。
ガンバレ日本!


雑記〜いろいろと〜

2006年03月12日(日)

今日は春二番と言っていいほど風が強かった。
それも南風の強風で花粉飛びまくり。
昨日、いろいろと買物に出かけておいたので
今日はほとんど家から出ずに過ごしてしまった。
そのおかげで、手をつけていなかったホームページを更新したり、
録画したまま観ていなかった番組を観れたり
意外と有効に1日を使えたかも。

とりわけネタもないので再びダラダラと
いろんなことについて書いてみたい。


◆カーリング
日本カーリング選手権大会・女子の部は最終日を迎え、
トリノ五輪代表の「チーム青森」が前年度優勝チームであり
最大のライバルでもあった「チーム長野」に快勝し見事に優勝した。
予選で「チーム青森」に勝利した後輩でもある「チーム常呂中学校」が
3位に入り大健闘。
いろんなニュース番組で取り上げられていたが、
それにしてもテレビ中継がないとは…。
せっかく五輪で盛り上がったんだから、決勝戦ぐらい中継してほしかったな。


◆F1開幕バーレーンGP
新レギュレーションで大きく勢力図が変わるか?と思われた初戦は、
昨年、最年少ワールドチャンピオンに輝いたルノーのアロンソが逆転勝利。
セナに並ぶ通算65度目のポールポジションからスタートしたシューマッハは
序盤トップをキープしつつも結局2位。
表彰台最後の1つ=3位には、予選クラッシュにより最後尾22番スタートの
ライコネンが入り、今年も速い!という印象だ。
そして何よりも僅か120日あまりでチームを創った鈴木亜久里率いる
スーパーアグリF1の佐藤琢磨がトラブルで6度もピットインしながらも18位で完走。
井出有治のF1デビューは、序盤から様々な試練が待ち受けていて
一時はリタイアか?と思われたが、最終的にレース通して
35周の周回を重ねることができ、本人の経験値として、
そしてチームへ貴重なデータ収集として、しっかりと役割を果たした。
今後の活躍に期待したい。

CATVのフジテレビ721で18時台からの生中継を観ようと思っていたが、
なぜか、つい見逃してしまい、気付いた時にはスタートした後だったので
途中から見る気にはなれず、結局は地上波の23時45分からの放送を
観ることになってしまったが、開幕戦らしからぬ面白いレースだった。

それにしても新しいマシンが多く、カラーリングが変わったチームもあり、
パッと見で、どのチームのマシンか、まだよく分からない。
お馴染みのミナルディやジョーダン、ザウバーがなくなり
ミッドランド、トロロッソ、BMW、そしてスーパーアグリと新しいチームが加入。
マクラーレンやウィリアムズもカラーリングが変わったし、
いまいち見た目がわかりづらかった。


◆富士スピードウェイ
F1の話題をもうひとつ。日本のF1ファンにとってはビッグニュース。
かねてから噂のあった日本GPの開催を、昨年改修され新しくなった
富士スピードウェイで2007年より行われることが明らかになったのだ。
この決定により、1987年以来開催され、今年で連続20年目を迎える
鈴鹿サーキットでの開催は大ピンチとなってしまった。
ただ、鈴鹿は継続開催を強く希望しており、日本から3チームが
出場している現状もあることから、「1国で2GPを開催する選択肢もある」という。
ただし他の開催希望国との兼ね合いになるというが。
しかし鈴鹿開催の可能性は消えてはいない。

以前、パシフィックGPという名前で1994年と1995年に
「TIサーキット英田」(現・岡山国際サーキット)でF1が行われ、
日本で1年に2度開催された例もあるし、現在でもサンマリノGPが
フェラーリの地元であるイタリアのイモラで、ヨーロッパGPがシューマッハーの地元
ドイツのニュルブルクリンクで行われていることからも、
2007年は我慢するから2008年には何とか鈴鹿でも
開催できる道を見つけてほしいなぁ。
トヨタ所有の富士、ホンダ所有の鈴鹿だし、交互開催もしくは2レース開催してほしいぞ。


◆楽天応援歌
松浦亜弥、安倍なつみ、後藤真希、石川梨華のハロプロ四天王によるユニット
「DEF.DIVA(デフディバ)」が、再び活動するというではないか。
それも今季の東北楽天ゴールデンイーグルスの公式応援歌を担当するという。
タイトルもすでに決まっていて「LET'S GO 楽天イーグルス」
太鼓が鳴り響くアップテンポなリズムで
「かっ飛ばせ〜楽天 行っちゃえ ほら ホームラン!」と、
そのままスタンドの応援団が歌える曲となっているらしい。
しかし、なんだかな〜。
まぁ、華はあるだろうけど、プロ野球の応援歌を
女性アイドルが歌うのってどうなんだ?
昔、横浜ベイスターズが誕生した時にCOCOが歌ったこともあるし
とりあえず盛り上がればいいのかな。
今年もパリーグは面白くなりそうだしね。


◆西遊記
月9放映中の「西遊記」最終回に28年前に“初代孫悟空”を演じた
堺正章が共演するというではないか。
どんな役?やっぱ悟空かな…。いや悟空しかありえないよね。
「如意棒を回すシーン」もあると書いてあったし。
でも堺正章のやっていた西遊記って日本テレビだったけど平気なのかな?
ちなみに実は今回の西遊記、1話からずっと見てる。(^^;)
月9を毎週観るのって2002年の「人にやさしく」以来だ。
よく考えると「人にやさしく」も香取慎吾主演だったっけ。
別に香取慎吾だから見ていたわけではないんだけどね。
ちなみにその前は1997年の「ひとつ屋根の下2」だったかな。
あんまり月9のドラマは見ない。キムタクのドラマは特に見ないね。
どの役やってもキムタクにしか見えないから…。
とりあえず西遊記の最終回、新旧孫悟空の競演は楽しみだね。


◆WBCアメリカ戦
あと数時間で日本代表・王Japanとメジャーリーガーしかいないアメリカ代表の試合。
観たいけど眠い…。F1観てから日記書いているので眠すぎる。(つд`)゜。
きっと勝ってくれることを祈って寝ます。ガンバレ日本!

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master