Web Masterの日記



トリノ五輪…長野の遺産

2006年02月17日(金)

昨日、あんなに痛かった歯の痛みだが、一晩寝たら全くなくなっていた。
歯の痛みって、痛くなったり痛くなくなったりなので
なかなか歯医者に行くタイミングがつかめない。
あの痛みが2〜3日続いたら、絶対に耐えれないので
歯医者に行こうと思うが、こうも痛みがなくなってしまうと…。
とりあえず、しばらく様子を見てみたいと思う。


さて、トリノオリンピックも8日が終わった。
ほとんど毎晩のように競技にかかわらず夜更かしをして観ている。
しかし、昨夜の女子団体パシュートは本当に惜しかった。
まぁ、あれも五輪の怖いとこだ。仕方ないこと。
男子フィギュアも残念な結果に終わり、
いよいよ女子フィギュアくらいしか期待できなくなってきた。
だけど取れれば最高だが、メダルだけが五輪じゃないんだけどね。
その辺のこと、TV、新聞等のメディアは分かってないよな。

日本のオリンピック関係者が大会前、
目標メダル数に挙げた「5個」というのが、まさに「風前の灯火」。
最初から多くを望みすぎなんだよ。
まぁ、勝負事は何が起きるか分からない。
当然、それは「良い事」という可能性もあったわけだが、
現実には「辛い事」「残念な事」の方が多く出ている。

メダルを期待した女子モーグルが振るわず、
男子ジャンプノーマルヒルで出鼻を挫かれ、
W杯優勝者もいたスノーボードHPでは男女ともに無残な結果。
メダルを有望されていた女子スピードスケートの女子500mでは
岡崎朋美が0.05秒差で4位。
そして「金は確実」と言われた男子スピードスケート500mの
加藤条治はまさかの6位…。
清水宏保にいたっては日本勢で最下位の18位。

思えば8年前の長野大会の時は、自国開催ということもあり、
スポンサーも多く付き、湯水のように強化費用をつぎ込んで
選手育成に力を入れた。地の利もあったし。
あと忘れてはならないのは、長野に五輪を招致した
西武堤大国の力も大きかった。
その結果、冬季五輪としては過去最高のメダル数に国中が沸いた。
それが4年前のソルトレーク大会では銀1、銅1と落ち込み、
結局、メダリストも清水と里谷という長野世代だった。
そして今回のトリノ大会、最初から期待されている名前を挙げると
モーグルの上村、里谷。ジャンプの岡部、葛西、原田。
スケートの清水に岡崎。ショートトラックの西方にスケルトンの越。
いずれも長野世代たちの名前がズラーッと並ぶ。
確かにスノーボードの成田、国母、今井やジャンプの伊東、
スケートの加藤や及川、吉井に安藤ミキティと新しい名前もあるが
いずれも五輪は初挑戦の選手ばかり。
ソルトレークで世代が育たず、いきなりの五輪挑戦では荷が重過ぎる。
大会前から過度な期待をかけられては重圧で自分の力が発揮できない。
すでに長野世代は代表に選ばれたはしたが、力は落ちてきていた。
次のソルトレーク世代の台頭がなかっために「経験」だけで選ばれた選手もいる。
はっきり言って日本は世代交代がうまくいっていない。
長野の遺産を食い潰しているだけでは世界で勝てるわけがないのだ。

「まさかの」「予想外の」といった形容詞が飛び交う結果を
目のあたりにして、我々は戦前の「浮かれ過ぎ」を反省すべきだろう。
W杯とオリンピックは違うのだ。
それは競技関係者が最も分かってなければならなかった事ではないだろうか。

それでもジャンプはまだラージヒルを残している。
先ほど、全員が決勝進出を果たした。
スピードスケートの加藤のリベンジのチャンスもわずかながらある。
そして期待の3人娘のフィギュアスケート女子もこれからだ。
だけど期待はするものの、すべてにおいてメダルに届かなかった場合、
JOCの中の誰かは責任をとるのだろうか。
ホリエモンの「風説の流布」疑惑が言われる中、
やたら選手たちの前評判を上げた関係者の責任は問われていいはずだ。
選手たちには罪はない。
罪があるのは五輪の怖さを知らないで騒ぎ浮かれていた背広組だ。

今回のトリノで悔し涙を流したトリノ世代の若い選手たちが
4年後のバンクーバーで何も知らずに大会前からメダル数を予想する
大人たちなど気にせず、のびのびと自分たちの力を発揮してくれること、
それが今回のトリノで得た教訓、経験なのかもしれない。
メダルよりも実力を出し切れること、
その環境つくりを大人たちは考えてあげてほしい。

まだまだトリノ大会は続く。
途中で、こんなことを書いては不謹慎なのかもしれないが、
どのメディアもメダルを獲得できなかった時の報道を見ると
なんか選手たちが気の毒になってしまうので、あえて書いてみた。 
ガンバレ日本!


エースと雑魚の違い

2006年02月16日(木)

昨日に比べ、今日はまた寒かった。
こんな寒暖差は勘弁してもらいたい。
寒いと古傷のひざや腰が痛くなる。
しかし、今日はその痛さよりも歯が痛くなってきた。
数年前に治療した箇所がズキズキと痛む。
とりあえず鎮痛剤を飲んで痛みを和らげてはいるが、
やはり歯医者行ったほうがいいのかな…。
ただ、この街に2004年11月末に引越してきたが、
まだ、よく分からないんだよね。
いい歯医者が近くにあればいいのだが…。


さて、KAT-TUNの亀梨和也が飲酒しているとされる
写真と記事が週間女性に掲載された(らしい…見ていない(^^;)。
これに関してにジャニーズ事務所は「報道は全くの事実無根であり、
週刊女性に対し、直ちに法的手段を講じる予定」とのコメントを発表。
飲酒事件では同じジャニース事務所のNEWS・内博貴や
最近は草野博紀も同様に記事にされており、飲酒問題が続いている。

内博貴の時は警察沙汰になったこともあり、
反論の余地はなかったものの
草野博紀の時は飲酒自体ではなく、彼の付近にビールの空き缶が
散乱していたという状況証拠だけだった。
しかし、誤解を招く行動として即座に謹慎をさせている。
これを踏まえると当然ながら、今回も亀梨和也も謹慎にしてもいいのだが、
なぜか法廷で争うとして、これまでの対応とは違う展開だ。
もちろん、これはNEWS・草野博紀は雑魚で、
KAT-TUNの亀梨和也はエースという違いから生まれているものなのだろう。
また、ジャニース事務所は法廷に持ち込めば、
その間、亀梨の活動は可能であり、勝訴すれば問題なく、
仮に敗訴で事実だったとしても、その時には亀梨はすでに
20歳になっているので(2月23日で20歳)おとがめなしということで
どちらにしても逃げ切れるうまい作戦を選んだと思える。
さすが天下のジャニーズだ。抜け目ないな。

尚、週刊女性の編集長のコメントとして
「当方としては、誌面になったものはそれ以上でも、それ以下でもない。
まだ、抗議の内容を見ておらず、訴状を見てから考えたい。」とのこと。

しかし、このコメントってアホ丸出しだな。
それ以上でも、それ以下でもなければ事実ではないということじゃないのかね。

数学で「1以上でも1以下でもない数字は?」の答えは
「解答なし」としかでないんだから。(当然1ではない)

どんな裁判になるのか、チョット気になるね。
メディアは報じっぱなしにしないで「裁判結果」も
ちゃんと伝えてほしいな。
まぁ、どっちにしろジャニーズ教の盲信者たちにとっては
「事務所の主張」が全てであって、忘れた頃に判明する
「裁判結果」など全く意味がないんだろうけどね。

ここ数年は何が発端なのか知らないが、
「週刊女性」とジャニーズ事務所が、いがみあってるな。
ジャニーズ事務所は「週刊女性」を相手に、
かなりの民事訴訟を起こしてるらしいしね。
まぁ、結局は稼ぎのよいエースは守られるってとこだろうけどね。
ところで「週間女性」よりも「BUBUKA」に対して
ジャニーズ事務所は何のアクションも起こさないのかな?
「BUBUKA」ごとき三流誌は最初から相手にしないってことなのかね。


きのこ

2006年02月15日(水)

くそーっ!岡崎もダメだったか…。
1回目のタイムで3位につけていたので期待していたが残念…。
ほんとに今回の五輪は厳しい戦いが続くな。
ガンバレ日本!

というわけで昨日に引き続き、
今日は暖かかった。というより暑いくらいだった。
確実に春は近づいてきている。
しかし、そろそろ花粉の季節。
酷かった昨年より減少するというものの確実に花粉は飛んでくる。
今日もなんとなく鼻がムズムズしていたし…。
また今年も2ヶ月程は苦しまなければならないのかな。

さて、免疫を高めるとの宣伝文句で売られていた
キノコ「アガリクス」製品の販売中止命令が厚生省から出た。
肝臓への負担が大きいという疑いがあるだけでなく、
癌を促進する疑いがあるという。(+。+)
毎日のように「アガリクス」の広告が新聞だの雑誌だのに載っていたが
これでしばらく鳴りを潜めることだろう。
自分の周りでは、実際に使用している人がいないので
その効果とかは分からないが、いやでも目に付く広告が多かった。

しかし健康キノコと言えば、自分の世代だと真っ先に思いつくのが
1970年代の初め頃に爆発的に流行した「紅茶きのこ」だ。
まさに「紅茶きのこ」の培養旋風が各家庭で吹き荒れた。
健康に良いとの噂が一気に流れ、
どこから手に入れてきたのか分からないわからない菌を
紅茶で培養し飲んでいた人があふれかえっていた。
我が家でも、ビンに入ったその姿を目にした。
当時は子供だったが、不気味な姿を確かに覚えている。
しかし、まもなくそのブームは消え去り、
きのこの姿さえも見えなくなってしまった。
あんなに流行した「紅茶きのこ」
いったい日本中に溢れかえっていた紅茶きのこはどこに行ったのだろう。、
今頃、どこかのどぶ川で増え続けていたりして。
そんなことないか。ヾ(^-^;)


寝不足

2006年02月14日(火)

早くもオリンピック寝不足が酷い状態に入ってきた。
ただでさえ常に寝不足気味なのに、
連夜のオリンピック観戦で寝不足はピーク。
せめて日本選手たちの成績が良ければ寝不足なんか吹っ飛ぶんだが
遅くまで起きて観ていても、ここまで良いところがない…。

女子モーグル…惜しくもメダルならず
ノルディック複合…期待の高橋、腰痛で棄権
ジャンプノーマルヒル…原田、痛恨の失格。岡部、葛西、伊東と力発揮できず
ハーフパイプ男子…全員予選落ち、全滅
ハーフパイプ女子…世界の壁は高くて厚かった
スピードスケート500m…残念、あと一歩届かず
男子フィギュア…高橋が不利なSP一番目の滑走

トラブル続き、納得のいかないデキや点数、さらに不運…。

大会前、JOCのメダル目標&予想は5個。
しかし、それを聞いたときは絶対に無理だと思った。
そんなに甘くない。特にヨーロッパでの冬季五輪は。
もし取れるなら前半の競技に集中するだろうが
これまで期待されていた種目でメダルはゼロ。

日本にとってヨーロッパのアウェイは特に厳しい。
今回のトリノはイタリア北部に位置し、アルプスを国境として
スイス、オーストリア、フランス、ドイツなどと隣接している。
これらの国にとっては「ホーム」同然の環境だ。
いや、もっと大きくみれば、現在ひとつの「共同体」となっている
EU諸国全体にとって「ホーム」に近い環境なのではないか。

ホームのアドバンテージは、札幌と長野で2度も実感している。
そのホームのアドバンテージを持った、多くのEUの国々が
それぞれの種目に複数の選手を送り込む。
純粋にアウェイである有力国は、アメリカや豪州、アジア諸国だけ。
これは北米やアジアで行われる五輪とは明らかに異なる条件だ。
日本選手が上位に食い込むことが難しいのは、
こんなところにも起因している気がする。

それにしてもスノーボードのハーフパイプだが
トリノと同じサイズのハーフパイプが日本にはないらしい。
もっとヘリの高さが低く、長さが短いものしかないそうだ。
それって大きな問題ではないだろうか…。
あと、男女とも圧倒的な強さを見せたアメリカ勢を含め
世界の有力選手は皆プロとして、W杯を重視せずに北米GPシリーズや
賞金レース出場をメインに活動していた。
なので、いくら日本勢がW杯で好成績だといって喜んでいても
結局、有力選手たちが出ていないところでの好成績だったので
彼らと同じ舞台に立てば、あんなもんだったのかも。悔しいけど。

かなり厳しいオリンピックになりそうだが、
今後、期待されている女子フィギュアはどうだろう。
3人ともメダルを狙える力はある。
ただ、本番で曲を変える荒川と安藤。ぶっつけ本番で大丈夫か不安だ。
最大のライバルでもある女王・スルツカヤは
ここ2シーズンの成績は、この前のGPファイナルで
浅田真央に負けたのが唯一の負けで残りは全て優勝してきている。
浅田がいない時点で世界2位を決める五輪になってしまったが
3人のうち誰でもいいからスルツカヤの牙城を崩してもらいたいものだ。

まだ始まって数日なのに、ここまで日本選手の悔し涙ばかり見てる気がする。
しかし「エースをねらえ!」の岡ひろみのコーチ、レイノルズの言葉を引用。

「生命(いのち)賭けるものが
スポーツであれ芸術であれ宗教であれ、いかなる道であれ
その道を旅していかに魂が成長するか 問うべきは常にその一点!」


オリンピックは「極まった魂」が見られる舞台でもある。
メダルだけが全てではない。
寝不足続きだが、ここからも存分に楽しませてもらいたいと思う。
ガンバレ日本!


ライダーベルト

2006年02月13日(月)

大人のための「ライダーベルト」が発売されるという。
価格は税込みで31500円!高っ!
だけど詳細を見たが、かなり精巧にできていて本物そっくり。
変身時の音や光もそのままを再現されるという。
本郷猛の仮面ライダー1号と一文字隼人の2号のベルトだが
今後、売れ行き次第では風見志郎のV3のダブルタイフーンも発売予定とか。
確かに自分らの世代には魅力的な品だけど
31500円も出して買う人がどれくらいいるんだろう?
買ったはいいけど、どこで装着するのかな?
会社の宴会で使用するなら分かるが、
そんなに長く引っ張れるようなネタでもないだろうし、
今の若い人たちにウケるとも思えない。
ましてや、いいオッサンが家の中で1人で「ライダー変身!」
なんてやっていたら、かなり不気味だぞ…。ヾ(^-^;)
でも実物は見てみたいし、手にとってみたい気もするのは確かだけど…。

どうせならボップ付きの超人バロム1のベルトとか、
レインボーマン、ダッシュ1から7までのベルト7本組セットとか
マイナーなモノも発売してほしいね。
そういえば昔、子供の頃に玩具でボップは売っていたが、
変身する時、空に投げる代物だが、
地面に激突させて壊したアホな友達いたな。ヾ(^-^;)
あとバロム1の思い出としては、大泉にある東映撮影所まで
実家から自転車で15分くらいなので、よく見学しに行った。
当時、子供だったからか、何のチェックもなく普通に出入りできた。
そこに置いてあったバロム1の愛車・マッハロッドに勝手に乗りこんで
撮影所の人に怒られたこともある。ヾ(^-^;)
ちなみにマッハロッドの隣には菅原文太こと星桃次郎が映画「トラック野郎」で
転がしてたデコトラ「一番星号」がドーンと置いてあった。
しばらくしてからキカイダーのサイドカーが
同じものを2台も置いてあった。

バロム1って原作はゴルゴ13でお馴染みの
「さいとうたかを氏」なんだよね。
これは大人になるまで気づかなかったことだ。

あと、東映大泉撮影所が近かったので家の近くの石神井公園で
キカイダーやキカイダー01の撮影とかを学校帰りに何度も見に行った。
ジローの赤いギターに憧れていたが、あのギター実は音が鳴らなかった。
置いてあったので弦を触ったが、ただの針金だった。
キカイダー01で出てきたビジンダーがいたので、
みんなで「全然、美人じゃねーよ。フビジンダー!フビジンダー!」と
からかったりしていた。
あの「フビジンダー!」とからかったビジンダーには
長渕剛夫人の志穂美悦子がスタントなしで入っていたと気づいたのは、
かなり年数が経ってからである。
子供だったとはいえ申し訳ない気持ちだ。
不美人ではなく明らかに美人ですから…。ヾ(^-^;)


のんびりと

2006年02月12日(日)

ここ最近の休日は、のんびりと過ごしている。
本来なら野球のシーズンオフは会報、マニュアル、Sリーグ資料と
作成しなければならないものが多く、
ある意味、シーズン中よりも忙しかったりするのだが、
現在、全ての作業がストップ中。
というのも何度か日記でも書いたが、コピー機のユニット本体自体が
破損して壊れてしまったために茨城の工場へ修理&調整に行っているため
何もできない状態が続いている。
約1ヶ月程かかるらしいので今月は完全にフリー状態。
なので先週も今週も久しぶりに休日をのんびりと過ごしている。
しかし、修理後の忙しさを考えると憂鬱だ。
いっぺんに全資料のコピーを完成させないと…。
あぁ、そんなこと考えたくないので、とりあえず今月は気にしないでおこう。
来週は西浦家と今年初の定例「焼肉の会」も予定されているしね。


トリノオリンピック

2006年02月11日(土)

昨夜はリアルタイムでオリンピックの開会式を観ながら日記を書いていた。
今回の開会式を観て、まず感じたことは
全面的に女性が目立っていたように思った。
9歳少女の国歌独唱にはじまり、五輪の旗を持って入場したのが
ソフィアローレンをはじめとして初の試みで全員女性。
さらにスピーチにオノヨーコも。
普通に、ひとつひとつ見ればピーターガブリエルや
テノール歌手のルチアーノパバロッティもいたので、
どうということもないのだが、最終聖火ランナーも大方の予想にあった
アルベルトトンバではなく女性だったので、
なんか全体が一本の糸でつながれているような気がした。
しかしフェラーリのF1マシンまで登場して、意外に派手な開会式だったな。

オリンピックの開会式を見る度に思うことがある。
長野オリンピックの開会式…、いったい何だったのだろうかと。
何で浅利慶太なんかに演出をやらせたのか。
あの最後の伊藤みどりの登場…。
日本のオリンピックの歴史で最大の汚点ではないだろうか。

さて、競技も始まり、いきなり期待の女子モーグル。
予選も決勝も全てリアルタイムで観た。
残念ながら期待の上村愛子が5位で里谷多映は15位…。
上村はタイムがもう少し早ければメダルの可能性があっただけに残念。
3Dエアーは完璧だったのに…。
まぁ、だけど世界で5番目なんだからスゴイことだ。
とかく日本のマスコミというか日本人は最初からメダルを期待しすぎる。
そりゃあ、取れたほうが嬉しいのは確かだが、
あの場にいることだけでもスゴイことなんだからね。
そのへんのことも理解しながら観戦していきたいと思う。

今日は上村も里谷もノーマルヒルの原田もノルディック複合の高橋も
みんな残念な結果だったが、明晩からも一喜一憂する日々が始まりそうだ。
オリンピックって、お祭り騒ぎみたいなところもあるが
その中にも緊張感とか美しさとかが生まれてくる感じがする。

とりあえず、もう眠いので今日はこの辺で。


いろいろ

2006年02月10日(金)

久々にテーマを決めずに、いろいろなことを書いてみたいと思う。

●天使
深田恭子主演の映画。
まさにハマり役だと思う。
深田恭子の魅力といえば、良い意味でフワフワ感であり
ドラマ「富豪刑事」「リモート」や映画「下妻物語」では
その個性が生かされていた。
そして今回の天使役。この個性が最も生かされるような役だと思う。
テレビの映画紹介で少しだけ見たが、鉄塔の上に座り、
東京の街を見下ろしている姿、背中には白い羽。
これが何の違和感もなく演じられるのは深田恭子以外に考えられない。
セリフはほとんどないという。
しかし、まるで子猫のようにじゃれたり、イタズラしたり…。
そんな姿がキュートで仕方ない。
原作も監督も女性なので、好感度の高いファイタジー映画だ。
早くDVD化されてほしい作品でもある。


●藤田元司氏逝去
昨日、元巨人軍の監督だった藤田元司氏が逝去された。
第一期長嶋政権の後と王政権の後という
どちらも非常にプレッシャーのかかる時期に監督をし、
計7年で4度のリーグ優勝、2度の日本一に輝く名監督だった。
長嶋、王のように偉大でもなければ、派手な監督でもなかったが、
ファンの納得する、理に叶った采配ゆえに
「巨人離れ」を起こさず支持され続けた監督だったと思う。
原を育て、斉藤、桑田、槙原の三本柱を確立させたりして
その功績は巨人史の中でも偉大である。

今、プロ野球存続の危機が叫ばれる中、
1989年の三連敗の後の四連勝という日本シリーズでの激闘を
繰り広げた近鉄の監督だった仰木彬氏の後を追うように亡くなったのには
なにか因縁めいたものを感じてしまう。
選手、監督だけでなく、我々ファンも含め、
プロ野球に携わる人たち全てが、プロ野球人気を支えてきた先人に
報いるような努力をしていかなければならないと痛感させる。
ご冥福をお祈りします。


●ドンキVSジャスコ
ライブドアも耐震偽造問題も米産牛肉問題も
すでに日記で取り上げたので暫くは書く気にならないが、
そんな中、密かに気になっていたニュースといえば
オリジン弁当を巡るドンキホーテVSイオングループの攻防だ。

年中無休、24時間営業で最近、どこにでもできているオリジン弁当だが
業績はかなり厳しいようで、ドンキホーテに敵対的買収をかけられ
吸収直前の虫の息だった。そんな時、なんとジャスコのイオングループが
白馬の馬に乗って颯爽とホワイトナイト。
弁当とディスカウント雑貨の融合した次世代コンビニを
全国展開しようとしていたドンキホーテ。
ジャスコ店内に弁当屋を展開しようとするイオングループ。
弁当をめぐりディスカウントの王とスーパーの雄が全面戦争の様相。
だが、最初からオリジン側はドンキホーテとの融合を拒み
イオンにすがっているのでドンキホーテは旗色が悪い。
六本木店の屋上に建設中だった絶叫マシンも
近隣住民の猛反対に合い、結局は撤去になってしまったし、
どうも頭のいかれたオバサンに火を点けられてから、
運気が下がり気味なのではないかな。
いくらディスカウントの王とはいえ、
イオングループと本気で戦争したらヤバイだろう。
どうなっていくのか注目していたら
TOB不成立でドンキホーテが手を引くというニュースが。
そりゃ、そうだろうね。イオン相手じゃ勝てる見込みがないだろう。
再実施は考えていないようなので、これで幕引きかな。

●エンタの神様
このネタは、かなり前から書こうと思っていたネタだが、
最近はいろいろな事件や問題が多くて、つい書きそびれていたので
今日の蔵出しに一緒に掲載してしまおう。

最近「エンタの神様」を全く観なくなった。
もう半年以上は観ていないので、陣内智則くらいがギリ。
それ以降に売れてきた人って分からない。
最初「エンタの神様」って、あんなお笑い番組じゃなかったはず。
モーニング娘。と宝塚が競演したり、上戸彩が山口百恵をリメイクしたり、
他じゃ考えられないような企画があり、それなりに楽しめたが
いつの間にか、Mr.マリックじゃなく松尾幻燈斎もいなくなり、
ただの若手お笑いタレントのネタ見せ番組となってしまった。
だけど、青木さやか、ヒロシ、ドランクドラゴン、インパルス、
長井秀和、波田陽区、だいたひかるなど、新しいテレビ芸人を輩出し、
まぁ、それなりにテレビ界には貢献してきたのだと思うが、
いささか食傷気味な感じもチラホラ。
その中でも「まちゃまちゃ」とかいう人、
あえて狙ってるのかどうかは知らないが、
顔が“ヤク中のベッキー”みたいな感じで
ものすごく気持ち悪くてまったく直視できないんだけど…。
何かで見たが、すっぴんは意外と可愛い感じなのでもったいない…。

●あやや陥落
数日前の日記で書いたが、松浦亜弥の新曲のオリコン順位は
意外に下で14位と振るわず、デビュー以来続いていたTOP10入りが
予想通り17作連続で途切れてしまった。
これでハロプロ勢は本体のモーニング娘。以外、
後藤真希、安倍なつみ、美勇伝、W、Berryz工房と
すべて初登場TOP10入りできず冬の時代に突入した。
おまけに人気の高かった加護亜衣の喫煙写真まで掲載されたんじゃ
ダメージは大きすぎる。
たとえ復帰したとしても、これから辻と加護の見分け方では必ず
「タバコ吸っていた方が加護ちゃんで、吸ってないほうが辻ちゃん」と
世のオヤジやババア達に言われるんだろうな。(^^;

●トリノオリンピック
いよいよ開幕だ。
イタリアの時差は8時間。
日本では深夜に生放送されることになるが
自分の得意な時間帯だけに、今回のオリンピックは沢山観れそうだ。
やっぱりスポーツと●●●は「生」が一番。ヾ(^-^;)
でも翌日の仕事のことを考えると………。
今、テレビでは開会式が始まった。
自称・オリンピックおたくとしては楽しみな時期でもある。


小泉政治の影&加護亜依喫煙

2006年02月09日(木)

昨日の日記で小泉首相が皇室典範改正についての論議を
凍結したことは評価したい。と書いてしまったが、
どうやら完全に凍結ではないようだ。
なんか「より慎重に」と話している小泉首相を見ると
まだ諦めていないような雰囲気…。

9月の任期までに何をやろうとしているのか
いまいち分からなくなってきた小泉首相。
そんな首相の発言で、最近問題になった言葉がある。

「格差がでる事は悪い事ではない。成功者をねたんだり、能力ある者の
足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」

うーん、また正しく聞こえる小泉流争点ボカシだ…。
得意の詭弁のように感じてしまったのは自分だけかな?
資本主義社会では誰もが格差を受入れている。
その格差が経済発展のエネルギーの一翼だし、自由主義の根幹でもある。
格差のない社会は共産主義であり、様々な国が失敗している。
これは分かりきったことだ。何を今さら…。
今、小泉改革で問題とされているのは、
その中で失われる強者の弱者への労りや配慮だろう。

あの歴史的勝利をおさめた衆院選以降、
なんだか国民の総意を得たと勘違いし、
小泉政権は調子に乗りすぎている気がする。
あの選挙は自民党曰く「郵政民営化の是非を問う選挙」だったはずであり、
郵政以外の件に関しては国民に問いかけていなかった。
それがいざ圧勝してしまうと、どんな問題に関しても
自民党の意見=国民の総意のように勘違いしているのではないだろうか。
他の懸案については民主党の考えのほうが正しいと思われるものもあった。
それが国会では数の多さを武器に蔑ろにされている。

日本は世界各国に比べて「情」を大切にする国だ。
それがお互いの気配りであり、社会の潤滑油なのかもしれない。
今の世、勝ち組や負け組の風潮が、その日本人の情を無くしつつある。
それが問題なのだ。

危機的な国家財政の立直しには大胆な行財政改革や構造改革が必要だろう。
だけど、そのために日本人の良さ、長年培われた情を大切にする
社会観を疎かにしてはいけない気がする。
小泉政治の問題はそこにある。
合理性のみを求めたアメリカ追随とアジア外交切捨て。
「政治は非情」と嘯く厚顔と刺客作戦、
国民に多数の反対があるのに「靖国参拝に反対の心が分らない」と
議論を拒否する傲慢さ、利用したホリエモンへの見え透いたいい訳、
表面的なウケだけを狙ったパフォーマンス等々。
どれもこれも心が薄い。
そんな国の指導者、政治姿勢が今の社会風潮を生む原因のひとつかもしれない。
それが小泉政治の大きな影ではないだろうか…。
行財政改革、構造改革と日本人の良さや国民性は相反しない。
むしろ良き国民性を上手に反映出来る社会を目指すのが政治の知恵だろう。

なんか、ちょっとネガティブな日記になってしまった…かな。


話題は変わり、Wの加護亜依の喫煙が明日のFRIDAYに掲載。
なっちの盗作、矢口の男問題に今度は加護か…。
まぁ、しょうがないこととはいえ、ちょっと気になったのは
NEWSの「草野博紀」の飲酒事件の時は当事者の実名は出なかったのに、
今回は実名報道ということ。どちらも未成年なのに。
同じくNEWSの「内博貴」がフジテレビの菊間アナと仙台で飲酒し
警察に保護までされた時も匿名報道だった。
やっぱり、これって事務所の力関係も影響してるのかな。
今回の加護亜依にしても各新聞で対応がバラバラ。
日刊スポーツやスポニチ、共同通信、日本経済新聞は
未成年ということを考慮してか匿名なのに
スポーツ報知や毎日新聞は実名で報道されている。
すでに所属事務所からは
「ほぼ報道されている通りであります。たばこを吸ったとの事実も確認した」
「エンターテイメントの世界でタレントとして活動している以上、
健全な行動を常とするのが責任」と当面の謹慎処分を決めたことが発表された。
しかし「ほぼ報道されている通り」ってのは
ジャニーズ事務所同様に無責任な話だこと。
FRIDAYを読まなかったファンにも説明する責任があるだろうに。
火消しばっかりに必死で、ファンを置いてけぼりにしてないかね。

まぁ、18歳で喫煙なんて多くの人が経験してるとは思うので
そんなに目くじら立てるようなことではないが
ウリにしていたキャラとのギャップが拙かったのは確かだね。
残念でした。


皇室典範改正について

2006年02月08日(水)

正直、自分の気持ちとしては女系天皇でもいいとかダメとかってのは、
今のところ特にどちらでもいいと思っている。
この問題に関しては、とても難しくデリケートな問題であるが
ただ、一般庶民として普通に考えて疑問というか
この問題に関して、大きな抵抗を感じていた。
昨日、秋篠宮妃紀子様に御懐妊の兆しというニュースがあり、
これにより国会での論議が一時凍結することは良かったと思う。。

昨日までの国会では皇室典範の第一章・第一条を
どうするかが問題となっていた。
これに関して、なぜ今の時期に話し合わなければならないのか?と疑問があった。
なぜなら、今上天皇や皇太子殿下がまだ御健在だし、
さらに皇太子殿下の次の継承順位でもある秋篠宮殿下も御健在である。
なのに「次の次の天皇はどうする?」という論議は
なんか失礼なのではないだろうか。
さらに小泉首相は「スムーズで円滑な公務をされる為にも、今やらないと」
みたいな発言をしてたが、今の皇室の公務ってスムーズじゃないのか?
どうせ女性週刊誌とかが、雅子妃のことを、
どうのこうの騒いだりしてるだけじゃないのかね。
なので、そんなに急いで決める事ではないと常々思っていた。
雅子妃はまだ42歳で第二子を御懐妊される可能性だって十分あるわけだし。
それに、国会ではもっと早急にやらなきゃいけない問題が
沢山あると思うが、それについてこそスムーズではないような気が…。

あと、なんか国会の場で皇室典範改正について
論議されること自体に抵抗があるのは、
皇室の意見を聞かないで政治家だけで決めていい問題なのか?ってとこ。
日本国憲法により、最終的には国会なのは分かるが、
皇室側の意見を全く聞かず、与党内での調整もできないまま
首相の一声で決めてしまうのには、どうも腑に落ちないというか抵抗がある。
この問題は、とてもデリケートな問題だけに、
ヘタに首相が強行した場合、耐震強度偽装問題とか
税制問題とかライブドア事件よりも、この皇室典範改正で
首相が足元を掬われてしまう可能性すらあると考えてしまう。
何より皇室が政治の道具として使われている様に見えることに
何だかな〜と思ってしまっていたのはは自分だけかな…。


昨日のおめでたいニュース。
世知辛い現代、嫌なニュースが続くなかでの明るい朗報だ。
今の皇室典範でいけば、男子が産まれれば皇位継承権を持つことになる。
当然、皇室典範の改正論議に影響する大きな問題でもある。
なので今年秋に御出産予定なので、それまで議論は先送りするのが当然。
そして男子が産まれれば雅子妃の負担も軽くなるのではないかな。
最近の週刊誌には雅子妃を話題とする記事が毎週ある。
伝えられる内容は兄弟不仲、天皇との微妙な関係、世継問題、
挙句には離婚の文字まで…。( ̄◇ ̄;)
批判、同情など様々あれど、問題の原因が雅子妃と書かれていれば
これは本当に精神的に参ってしまうだろう。
もし雅子妃が皇室に入らなければ、今頃はバリバリの外交官。
当初は当人も皇室外交を通じて、そのキャリアを生かす場が
当然与えられると思っていただろう。
それが世継を生む役割のみを期待され、しかも皇室という特殊な生活環境。
本当にこれでは負担が大きすぎると思う。
むしろ、働く現代女性の象徴として、新しいスタイルで活躍できる
皇室の役割を周囲が考えるべきだったのだ。
それが民間から妃を迎える意味だし、開かれた皇室、
愛される皇室に結びつくはずなのだ。

もし紀子様に男子が産まれて雅子妃の負担が軽くなれば、病状も良くなるはず。
あるいは精神的負担から開放されて、今度は雅子妃が御懐妊するかも。
いや、是非ともそうなってほしい。
そして子育てと皇太子妃の立場を両立されて、
そのキャリアを生かした活躍をしてほしいと思う。
働く女性の励みになる皇室、こんな皇室の姿があって良いと思う。

なので、小泉首相が皇室典範改正についての論議を凍結したことは評価したい。
そして、限られた日数しかない貴重な通常国会、
もっと話し合わなければならない問題に早急に取り掛かってもらいたいものだ。
そして紀子様が無事に御出産される日まで、
静かな環境でお過ごしになられるように、それだけをお祈りしたい。


それにしても紀子様の御懐妊の報、
宮内庁の発表よりマスコミのリークの方が早かったなんて、
一体、誰がこの情報を漏らしたのかね…。
あと民主党の某エライ議員、紀子様を国会の場で
「のりこ様」と間違うなんて恥ずかしすぎる。
ずっと、そう覚えていたんだろうな。呆れてしまったよ。

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