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2005年12月10日(土)
学校が「ゆとり教育」週5日制の導入に伴い、 週末に小学校の受け皿となってきた学習塾のはずなのに…。 子供が犠牲になる事件が相次ぎ、学校や通学路の安全対策が議論される中で 多くの子供が集まる塾の安全については見過ごされてきていた。 しかし、大手進学塾では、講師募集の面接の場合、3回も面接をし、 学力、指導力だけでなく「社会性」もチェックしているが、 成績は優秀なのに受け答えが上手くできなかったり、 挙動がおかしかったりするなど、子供の相手をさせられない若者が増えていると嘆く。 週5日制導入以降、学習塾は増加傾向にあるが、 その全ての中身は誰も把握できていないのが現状。
昨日、栃木県の女児殺害事件について書いたが、 悲しいことに、また考えられない事件が起こってしまった。 子供を守るべき塾の講師が、その塾に通っている小六の女児と 教室内で口論となり、自分で用意していた出刃包丁で女児を刺殺…。
なんで分別のつく23歳の大人が子供と口論になるんだ? 報道では、前から「いがみあってた」って書いてあるが なんで先生が生徒といがみあうんだ? 精神がまだ子供だから生徒といがみあっていたんだろう。 なんで塾に出刃包丁やハンマー持ってくるんだ? 最初から殺す気だったとしか考えられんだろう。 他の生徒を外に出して被害児童と教室に2人きりになり、 さらに部屋に鍵をかけるなんて殺害意欲満々じゃないか。 しかし、なんで簡単に人を刺せるんだ? 出刃包丁なんかで刺したら、どうなるのか分からないのかね?
ナイフで刺したり、刀で斬りまくったり銃で撃ちまくったり、 そんなゲームの氾濫は人の痛みというものを麻痺させてしまう。 ゲームを進めていくと、自分の行く手をさえぎる敵がいれば 撃つ、斬る、殺す。 ゲーム上での自分が敵にやられてしまい死んでしまったら リセットボタンを押せば最初からやり直せる。 途中でセーブしていたら、また同じ場所からやり直せる。 そんなバーチャル上のことを現実社会と混同させている人間が多すぎる。 ゲームをはじめ、マンガや映画で人は簡単に甦る。 しかし実際に人間は一度死んだら甦ったりしないのに。
人の痛みの分からない人間が多いのはゲームだけのせいではない。 親に怒られたこと、叩かれもしないで、 そのまま大人になってしまったという人間は怖い。 ガマンというものを知らずに体だけが大きくなってしまったから。 そんな精神が子供のままの大人を作り出しているのは 他でもない「親」なのかもしれない。 今の日本は少子化であり、子供は宝でもある。 しかし宝だからといって過保護に育てたりすることは悪である。
先日の新聞の投稿欄に載っていた内容を少し転載させてもらう。 (全文は記憶していないので、曖昧な部分もあるが)
電車内に乗っていた幼稚園に通っているらしき子供と母親の会話。 子供が「座りたい」と駄々をこね始めると 母親は「床に座りなさい」と言い、通路の真ん中に座らせてしまった。 次に子供は「お腹すいた」とせがむと、 母親はバックからアメを出して無言で与えた。 さらに「帽子いや!」と幼稚園帽子を取ろうとすると、 母親は黙って子供から帽子を取り、自分のカバンの中にしまった。
母親が子供に対して「ガマンしなさい」という言葉が 1度も出てこなかったことに恐怖を感じた。 ガマンが常に美徳だとは思わないが、 この子供のように、日常生活でガマンする機会のない子供が そのまま大きくなって、学生生活や社会人となった時に 急にガマンができるようになるわけがないだろう。 現代社会はストレス社会と言われてはいるが、 もちろんストレスの原因となるものが生活上でも多くある。 人がストレスに対し弱くなってきているのも事実である。 電車内で見た親子のやり取りの積み重ねが ストレスに弱い人間を作り上げているのかもしれない。
投稿はそう締めくくっていた。 まさに、その通りではないだろうか。 昨日の日記の内容ともリンクするが、ストレスに弱い人間が自分の欲求のために 簡単に犯罪を犯してしまうのかもしれない。 少子化の影響なのか、本当に子供に対して過保護なバカ親が増えている。
自分には子供はいない。 今後も積極的につくる気はない。 これからの日本に不安がある以上、無責任に子孫は残せない。 (できてしまったら、それはそれだけどヾ(^-^;) なので子供を持った親からは「理想諭」と言われるかもしれない。 だが、自分達が子供の頃に育った環境を思い出してほしい。 決して過保護になんか育てられなかったはず。 今よりも確実に不便な時代だった。 「ガマンしなさい!」と何度も親に怒られたし叩かれた。 ガマンをすることにより、人間としての常識や人格も形成され、 一歩ずつ大人への階段を登っていくものだと思う。
過保護に甘やかされた子供を見るたびに、その子供の将来とともに 日本の未来が不安になってしまう。 今回の事件のように23歳にもなって小六と口論し、 挙句の果てに自分が負けそうになると「リセット」の意味で 刺し殺してしまうような大人になってしまうのではないだろうか。
昨日も書いたが、あぁ本当に世も末だ。 この世に安全な場所などない…。
今日はドイツW杯での組み合わせや、 野球のWBCメンバー選出について書きたかったのに…。 なんか明るいニュースはないのかな…。
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