|
2005年12月08日(木)
昨日の日記で「乾燥」について書いたが、 今冬はインフルエンザには注意したい。 なぜなら、今までよりも恐ろしいインフルエンザの流行が懸念されている。
医学の進歩は数多くの病を制圧してきた。 しかしインフルエンザだけは、医学の進歩をあざ笑うかのごとく その姿を変化し続け、世界的流行を繰り返す。 まるで、開発ワクチンと変化するウイルスのいたちごっこだ。 世界的流行というと必ず1918年に大流行したスペイン風邪が 必ず引き合いに出される。 これは全世界で感染者6億人、死者4000万人〜5000万人とも言われる 人類史上最悪のウイルスだ。 当時は医学の進歩も遅く、器具も薬品も不足し、 衛生状態も栄養状態も悪かった時代だが、 なんと現代に於いても、この規模並みの危険性が本気で心配になってきた。
俗に言う「鳥インフルエンザウイルス」 最初は鳥だけに影響するウイルスだったはずなのに、 何度も変化し、ついに鳥から人へ感染するウイルスと姿を変えてしまい、 東南アジアでは鶏から人に感染して、すでに30人以上の死者が出た。 鳥から人、さらに今度は人から人へ感染する新種に変身する危険性が 非常に高くなっているらしい。 現段階では、まだ鳥インフルエンザに対抗できる特効薬は開発されていない。 唯一、効きそうな薬、タミフルも副作用の心配があり危険と紙一重。 もし人から人へ感染するようになった場合、 有効な治療薬がないため、それこそスペイン風邪同様に 世界で数千万人が死亡。まさに死の病となる可能性が高いだろう。 厚生労働省が危険に対する行動計画を発表したり、 治療薬の備蓄計画を発表すること自体が余計に恐怖心を煽ってしまう。
現代では医学が進歩し、空港や港でのチェック体制も厳しく、 衛生状態も悪くはないが、交通手段が昔とは格段に違い、 世界中で人の行き来が簡単にできる世の中でもある。 人と一緒にウイルスまでも世界中に、 あっという間に広がる恐れもあるということだ。
ウイルスといえば「復活の日」 や「アウトブレイク」 など 終末的な映画が思い出されてしまう。 あんな映画のような事態にならないためにも、 世界各国、地球規模で協力し合い、また一人一人の注意も必要だろう。
その昔、病は星の影響とも言われた。 影響=インフルエンスという意味の言葉がイタリアで病名に使われ、 それがインフルエンザの名の起こりと言われている。 星の影響ならぬ鳥の影響…怖い影響がないことを祈りたい。
|
|
|