|
2004年05月19日(水)
以前、バレンタイン監督がロッテの監督だった1995年に バレンタイン自らが連れてきたフリオ・フランコが、 今季もメジャーリーグのブレーブスで頑張っている。 最近まで3歳、年をごまかしていたそうだが、実際の年齢は今年で46歳だそうだ。 日本でやっていた当時と変わらない高い構えからの鋭いスイングや 果敢に盗塁を狙う姿には、全く年齢を感じさせない。 そして、このフランコを上回るのが 世界の盗塁王でもあるリッキー・ヘンダーソンだ。 彼は今年でフランコよりも1歳上の47歳になる。 現在、メジャー復帰を狙い、独立リーグと契約した。 昨季も独立リーグでプレーし、シーズン途中にドジャース入りを果たしている。 40歳を過ぎ、息子のような選手に混じってプレーするのはつらい事だと思う。 それでも下でメジャー復帰の機会をうかがう忍耐力には頭が下がる。 もう経済的にも余裕はあるはずだし、 高い知名度を利用すれば指導者としての職もあるだろう。 しかし、彼らはそれ以上にグランドでプレーすることが心から好きなんだろう。 ロケットの異名を持つロジャー・クレメンスも引退を撤回し、 今年もローテーションピッチャーとして開幕から7連勝を飾った。 41歳にして150キロを超える速球を投げ、衰えを全く感じさせない。 さらに自分と同い年でもある40歳のランディ・ジョンソンが 完全試合を達成した。40歳8ヶ月での完全試合はメジャー最年長記録だという。
日本プロ野球界にも野村克也や落合博満らは45歳になっても現役に固執していた。 新旧交代のうねりの中で、並みの技術、体力、気力では若い力を跳ね返せないだろう。 確かにフランコやヘンダーソンの活躍が話題になると、 黒人や中南米系選手の天性の資質で片付けがちだが、 それだけで45歳を過ぎても普通にプレーできるはずはない。 現役時代の野村は「40歳には、それなりの練習法がある」と言い、 落合は「練習で見栄を張らない」と言い切っていた。 若手と一緒のハードな練習を避け、自分の体力に合わせた 練習方法をつかんでいたのだろう。 それが落合の場合「オレ流」などという言い方をされたが、 一番、自分の体を知っているからこその練習方法で 40歳を過ぎても一線でプレーできたのではないだろうか。
今季も毎年のごとく新鋭の台頭が著しいプロ野球界だが 工藤公康の41歳、古田と小宮山と山本昌は39歳、川尻が35歳と 各球団のベテランたちが頑張っている。 いつの間にか、あんなに大勢いた自分と同い年の選手が、 今は工藤だけになってしまった。 だが、いまだ一線で頑張っているその健闘に勇気づけられる。 しかしフランコ、ヘンダーソン、野村、落合らに比べれば、 まだ老け込むのは全然早い年齢だ。 自分も、あと一ヶ月で41歳だが、まだまだ気力と闘争心では 若い連中には負けていない。 今は肩の痛みはあるものの、これからもう一花咲かせてやるくらいの 強い気持ちは持っている。 あと何年続くか分からないジュピターズだが、 自分の気力が続く限りは頑張ってみたい。 とりあえず落合と同じ45歳までは普通に頑張っていけるはず。たぶん。 今季は予想外の肩痛のため、満足な結果を残せないだろうが 肩痛が治まれば、来季以降、絶対に最年長タイトルホルダーの称号は奪い返す。 それくらいの意気込みがなければ、やっていけないしね。
41歳、(数えで42歳)本厄まであと一ヶ月、 人生の折り返し地点でもあるのかな。 座右の銘「一生青春」の気持ちでこれからも頑張っていきたい。
|
|
|