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2003年03月10日(月)
先日の速報通り、後藤真希主演映画「青春ばかちん料理塾」と 石川梨華&藤本美貴の新最強コンビ主演映画「17才〜旅立ちのふたり」の 製作が正式に発表され、今日の朝のワイドショーでも紹介された。 歌手&TVタレントというメインの活動フィールドのみならず、 ミュージカルやドラマなどの「女優業」への進出も顕著な ハロープロジェクトだが、バラ売り主演映画を同時に2作品もぶち上げるとは、 事務所もいよいよ本格的にハロプロアイドルの 女優としての付加価値やブランドの確立を狙ったか、 あるいは、ただのプロパガンダなのか…。
主役を務める3人の顔ぶれを見ると、 いかにも事務所がこれからのハロプロを牽引させたいであろう 推し要員ばかりなので、後者の可能性がなきにしも非ず…。 その場合、大々的にアドバルーンを打ち上げて中身が伴わない粗悪品だと、 折角の推しも裏目に出て、この3トップのダメージがでかくなりそうだが…。 完全なプロパガンダ映画であっても許された過去のモーニング娘。映画とは 自ずと意味合いは異なるだろう。 ただでさえ微妙な時期だからね。 まぁ、今後のハロプロエースを売り出すプロパガンダだけでなく、 モーニング娘。の将来の活躍の場の先鞭を つけておきたい意図のある映画だということに期待したい。 だが、後藤真希の映画に至っては、原案がつんく♂の 生温いほのぼのヒューマンものということで「またかよ!」というか、 一抹の不安もあるが…。 ここは一発、破天荒なアクション系では駄目だったのだろうか? 「バイオハザード」みたいな女戦闘士ものとかやらせたら 後藤真希にはまりそうなんだけどな。 武田鉄矢を始め、大物共演者揃いでグレードは高そうな後藤真希映画。 少なくとも、武田鉄矢フリークは取り込めるのかもしれないが、それでいいのか?何何よりも、この物語で後藤真希の真髄を捉えきるのか? しかし、ソロミュージカルをはじめ、様々な舞台で素晴らしい演技を見せた 後藤真希なので、その非凡な存在感を発散してもらいたい。 だけど、それが一般層に届くかどうかは別だが。 はっきり言って、後藤真希は、こういうハロプロ枠映画ではない アウェーの映画出演の方が良いと思うんだけどな。
りかミキ主演の映画の方は、古典的アイドル映画復古の可能性も感じるが、 何よりこの2人のコンビが鮮烈過ぎて、それだけで満足してしまいそうだ。 宣材写真もいいではないか。

本格的演技は未知数の藤本&怪演で鳴らす石川という、 他でもないモーニング娘。ブランドでなければ、絶対あり得ない主演抜擢だが これも一般層にどう届くか、評価されるか…。 物語のテーマ的には、映画のタイトル共々、ウィノナ・ライダーとの共演で アンジェリーナ・ジョリーが1999年度アカデミー助演女優賞を獲得した 「17歳のカルテ」を何処となく想起させる。もちろん舞台設定とかは異なるけど。 となると藤本はアンジェリーナ・ジョリーで 石川がウィノナ・ライダーか?(^▽^) それはともかく、藤本には反抗キャラがはまりそうだ。σ(^◇^;)
今回のダブル主演ハロプロ映画、石川&藤本&後藤真希推しの自分には 素直に嬉しい企画だが、はっきり言って固定支持層へのアピールだけを 主な対象にした映画なんだろうな。 浮かび上がってくる製作背景・意図からして、 完全にハロプロホームそのものの映画である。 まぁ、アウェー作品が石川を主役に抜擢することなど絶対無いけど。 そうなると大コケした「仔犬ダンの物語」的な位置付けで終わる恐れも…。 でも、それは惜しい。 ここは是非、製作陣には頑張ってもらって 「ファンしか相手にしないアイドル主演映画」というのだけは 回避して欲しいものだ。 出演する本人たちは言うまでもなく一生懸命やるだろうしね。 完成作品を見てもいないのに勝手に言いたい放題だが 誰が何と言おうと素晴らしい人材である後藤真希&りかミキを 無駄にスポイルされたくないんだな。これが。 正直、この2作品の映画製作も、モーニング娘。ブランドの 威光と貯金の賜物であって、 そうそう今後も定例化するとは思えない少ないゴールチャンスの 1つだと思うので。 それにしてもサンケイスポーツの 「モー娘。の新エース、石川梨華(18)」という表現。 やはり石川梨華は、そういうポジションになったんだな〜。
ちなみに公開されても多分、観に行かないと思う。 レンタルが出たら借りるかもしれないけど。σ(^◇^;)
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