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2002年04月20日(土)
世界一の規模となった「みずほグループ」だが、 全くもってお粗末なスタートだった。 トラブル当初、完全に事の重大さを認識していなかった。
ペイオフ凍結が解除され、これまでは「国民の税金を保護する」という 大義名分のもと、不良債権処理に国民の税金である公的資金が投入されたことを 銀行は重く受け止めるべきだ。 預金者が銀行の経営リスクを負うべきである優先株の形で 公的資金を受け入れたままの現状は早急に解決すべきで、 株の配当を国にちゃんと払えばよいという問題ではない。 返却のために遊休資産や株の売却のほか、 行員の給与水準の改定などをする必要があるのではないだろうか。 多くの企業が生き残りのために必要なのに、 公的資金を受けた銀行が痛みを伴わないというのでは国民は納得できない。 現経営陣は国から支援を受けている実情を重く受け止めてもらいたい。
しかしシステムの障害というのは恐ろしいものだ。 もし日本の銀行のシステムが一斉にトラブルを起こしたら…、 また、こうしたシステムを狙うテロがあった場合、 我々の生活はどうなってしまうのか…。 今回のみずほのトラブルを機に各銀行だけでなく、 政府も国民もシステムの安全性と万一の対処法を考えた方が良い。 そんな気持ちにさせた今回のトラブルだった。
だけど本当に日本の銀行というものは、どうなんだろうか? 銀行に預けるのは不安という考えが蔓延しているのは確かだろう。 昨年4月以降、50以上の地銀や信金、信用組合が破綻している。 結局は自己資産は銀行などを信用せず「たんす預金」にしている人が 増えているのも納得できる。 これではお金が流通しないので景気も一向に上向きにならないだろう。 安心して預けられるように銀行自体の体質改善が必要だ。 結局は国のやっている郵便局が一番安心という結論になってしまうな。
バブルの頃、銀行は特に用もないのに訪問してきては、 金を借りてくれと必死だった。金利は5%以上と高かったな。 しかし今では、こちらが呼び出してもすぐには来てくれず、 また、融資の際も、かなりの量の書類が必要で、 さらには何人もの上司の承認も必要だという。 昔なら電話一本で1000万円くらい簡単に貸してくれたのに…。 あ〜、本当に不景気なんだな、日本は。 だけど日本人という人種はおとなしいし、 無気力、無関心な部分が多いので、 今回の件でも台湾や韓国なら暴動が起きても不思議じゃないのに ただ文句を言うくらいだったな。 日本の将来がさらに不安になってきた…。
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