馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年12月31日(火) 大晦日の空気

大晦日ですね。
年に一度の大晦日ですね。

NHK紅白歌合戦の中島みゆき黒部ダム中継の記事が産経新聞に載っています。
「氷点下20度で、口が動かない」から歌うのはダム施設の内部になるかもしんないって。
いまさら気付かないでください。
ダム内部じゃ画にならないよなあ。

さらに「年に3日はダムに続く道が雪で通行止めになる」ため、運が悪ければ中継不能の事態もあるって。

中島さんも100人以上のスタッフもダムに泊り込んでの新年になります。
頑張ってください。
この中継自体が「プロジェクトX」って感じですね。
来年2月くらいに本当に放送してくれないかな。
「極寒中継作戦・歌姫とスタッフの闘い」とかって。

いや、頑張ってください、ほんとに。
「いま どこに あるのだろう」は歌だけで充分ですからね。

   ◆

ま、そんなこんなで大晦日です。
これを書いている今はちょうど正午で、あと12時間で今年も終わるわけです。

稲葉は年末の雰囲気が大好きです。
毎年同じような画ですけれど上野アメ横の中継とか、良いですね。
実際に行きたくはないけど。

年末年始と言いますが、圧倒的に年末の方が好きです。
時間が流れているのがとてもとても良く実感できます。
終わる直前の楽しさとでも言うんでしょうか。
お芝居で言うなら千秋楽ですね。

で、いざ年が明けてしまうと、なんかとてもがっかりします。
急に緊張感が抜けて脱力してしまいます。
時間の流れているのを見たくなくなります。
選手の皆さんには大変申し訳ないのですが、箱根駅伝とか見てると「まだゴールすんな」とか思ってしまいますね。
とはいえ、年始も楽しいに違いはありませんがね。

年末年始、町中がなんとなくな雰囲気に包まれる空気が好きです。

2002年、良いことも悪いことも忘れたいことも忘れられないことも。
ぜぇんぶひっくるめて良い年でありました。
今年出会えた人たちにお礼を申し上げます。

2002年 馨絵詞これまで



2002年12月27日(金) お年賀かきかき

洗剤とかのテレビCMでさ、「こんなに汚れが落ちる!」みたいなイメージ図があるじゃないですか。
でもあれさ、必ず汚れが少ーし残るんですよね。
苦情対策なんでしょうけどね。
でもそこばかりに目が行って仕方がないのは稲葉だけでしょうか。

あと風邪薬のプレコールのCM。
渡部篤朗さんが出ておられるわけですが、渡部さん、声がくぐもってるんですよね。
あの声で「風邪にプレコール」って言われても、効かねえんじゃねえかと…。
風邪ひいてるような声なんだもん。
気になっているのは稲葉だけでしょうか。

   ◆

クリスマスも終わりいよいよ年末ですね。
年末ということで年賀状を作っています。

今年は諸事情により手をつけるのが遅くなってしまいました。
元旦に届くかどうか微妙なところです。
まあ年賀状は本来、年が明けてから書くものですから気にすることはないのでしょうがね。
でもやっぱり気になるのは稲葉だけでしょうか。

そんなわけで、年賀状を作りではじめて、自宅住所と名前を印刷で済ませてしまいました。
これがねー、くやしい。

住所と名前を60枚くらい書くのは単調で、けっこうな重労働です。
でも稲葉はその作業が嫌いではありません。
何かしら音楽を聴きながら、せっせせっせと机に向かうわけです。
書初めならぬ書収めのような心持ちで書きます。
綺麗な文字、バランスで書けたときは満足。
納得いかないときは謝ります。
ごめーんって。

そのかわり送り先の住所と氏名は丁寧に書いたつもりです。
納得できなかったのもけっこうあるわけですが、丁寧を心がけたに変わりはございません。

郵便屋さん、よろしくおねがいします。



2002年12月25日(水) 聖夜宴々

クリスマスです。
ものい邸にて行われた独り者・シングルベルパーティーに行ってきました。
稲葉、大学4年間、この会に皆勤してます。
いや、けっこう。

21時過ぎに家を出て江古田へ。
池袋駅では、柱のクリスマスの広告を剥がす作業の真っ最中でした。
いつもよりすこし綺麗な洋服に身を包んだ女性の間を縫うように、作業着のおっさんがてきぱきと動いていました。
江古田ゆうゆうロードをものい邸に向けて歩いていたら、商店街の役員さんでしょうか、おじさんたちが商店街のクリスマス飾りを全部はずして、正月バージョンに変える作業をしていました。

そりゃあね、あと1時間と少しで25日も終わってしまうわけですから。
1日でも過ぎて飾りが残っていたらダサいわけですから。
クリスマスの次には年末・正月という大イベントが控えているわけですから。
飾りをはずすのは分かります。
でも、まだクリスマスじゃないの。
稲葉の前ではやらないでよ。

わかっちゃいるが
せつなすぎる
儚すぎる
寂しすぎるよ。

鈴の音がどんどんどんどん遠ざかっていきます。

   ◆

ものい邸には彼氏、彼女のいない男女が。
ぎゅうぎゅう詰めになりながらもまったりとお話。
えいくう殿が作ってくれたケーキを喰らいました。
ごち。

にしても、ここしばらくべディックとは距離を置いていたら、内部の事情にすっかり暗くなっていました。
当然といえば当然なのですが、すこーし悲しかったな。
稲葉の知らない人間模様やら何やらが次から次に。
もっともっと深く関わっていたいと思いました。

だから稲葉、いつも以上におとなしかったかもしれません。

とはいえ、楽しかったのは事実です。
馬鹿騒ぎする夜があっても良いし、まったりとお話する夜があっても良いですね。

   ◆

つけっぱなしのテレビでは
「王貞治夫人の遺骨、盗まれる」
「愛知、乳牛が路上で大暴れ」
「保守新党結成」
「ボブ・サップがバカ殿さまとアイーン」
のニュースが同じ映像と原稿で繰り返し繰り返し流れていました。
「王家」と書かれた墓石になんべん突っ込んだかしれません。

はる殿はバイトのために午前4時の合流。
渡辺殿は宴明け午前9時からバイトだそうで。
そんな彼らを見ていると、稲葉、まだまだラクしてるなあ、なんて。
去年の今ごろは夜勤でヒイヒイ働いてたっけ。
来年の今ごろはもう学生ではないのだなあ。
シングルパーティーにはいたくないけど、もしいるとしても堂々と胸を張っていられる身分でいたいですね。

   ◆

稲葉は江古田で迎える朝が好きです。
もともと江古田という町が大好きなのですが、眠らずに迎える朝は格別の空気があります。

おそらく今年最後の江古田でしょう。
帰る前に松屋の江古田店で朝ご飯を食べました。
牛めしの並が、規定量より多く盛られていてなんだか得した気分になりました。

京浜東北線はまだまだ混んでいました。
会社員はまだ仕事があるのですね。
ご苦労様です。

この日記をけあま殿の御母堂様もご覧になっているという報告をもらいました。
「お母さん感動してた」とけあま殿は言ってました。
どれを読んで感動されたかは知りませんが嬉しいことです。
今後ともよろしくお願い致します。

サンタさん、また来年お会いしましょう。



2002年12月22日(日) 年内稽古終了

年内最終稽古。

7月に上演した『精一杯にのんびりと』が終わってより、劇団プルの稽古に参加しているわけですが、年内の全稽古を終えました。
長かったなあ。
ハードだったなあ。
いやはや。

にしても、はる殿とは「のんびり」からずぅっと一緒に稽古している気がします。
気がする、というか実際そうなんですがね。

のんびり時は演出として、そして今は共演者として彼を見ているわけです。
ゆっくりとではありますが、成長はしているようです。
噛み癖は相変わらずですが(苦笑)。

劇団プルの稽古が始まった頃、はる殿はまだ「稲葉の後輩」でした。
稲葉を通して劇団の人間と付き合う形でした。
それが今では、普通に劇団の一員。
稲葉以上に仲の良い劇団員もいたりします。

時間を共有する以上、そうなるのは当たり前なんです。
でも、すこしね……。
自分の手を離れていく寂しさみたいのはありますね。
成長したなあ、こいつ、みたいな。

あ、これ、はる殿には内緒ね。
んじゃあ日記に書くな。

   ◆

最後に通しリハーサルをして、稽古終了。
池袋で忘年会です。
やはりウーロン茶です。

つい最近稽古に合流したばかりで、知り合ってまだ3日くらいの人もいたのに、仲良くやれるもんですね。
2700円で喰いました喰いました。

2次会はボーリングです。
スコアは聞いてほしくない、そっとしといてほしい。

3次会もあったのですが、異常なくらい疲れを感じたので電車に乗って帰りました。
満身創痍ってやつです。
数ヶ月の稽古疲れがどぉっと来たよな感じ。
チャンバラ稽古して、手足を痛めてたこともありましてね。

つーことで、稽古終了。
終了ってか中休みね。
けっこう。



2002年12月19日(木) AZU取材受ける

韓国大統領選挙、民主党ノムヒョン候補勝利。

いやねだからどうという訳でもないのですが。
大切な問題には違いありませんが、その辺の解説はコリア・レポートの辺さんに任せるとして。
ひとつ気になるのがありまして。

ノムヒョンさんの対立候補はハンナラ党のイフェチャンさんですね。
ところでなぜ民主党とハンナラ党なんでしょうね。
日本語名と韓国語そのままとでバランス悪くないですか?
「ハンナラ」にあたる日本語だって何かしらあるでしょうに。

どうにもね、肩の力が抜けるような音なんで、ハンナラって。

どーでもいーね、んなぁこたぁ。

   ◆

AZU殿が稲葉の最寄駅である東神奈川にやってまいりました。
目的は稲葉の取材。
今年の7月に公演した『精一杯にのんびりと』というお芝居に関してだそうです。
主演女優の箱殿には既に取材したらしく、稲葉はそれに続いての登板です。

アポを取られてより、台本やら企画書やら報告書やらアルバムやらを整理しました。
ひとつひとつ記憶をリフレッシュしていく作業って楽しいですね。
沢山のダメ出しが書かれた台本読んでたら、すんごく面白かった。

東神奈川のマックの2階でじっくりまったりとお話しました。
雑談交えながらの気楽な取材でした。
カッコつけたこと言ってやろうかとか思ったりしましたが、いやいや、嘘はつけませんね。
とても正直になった自分がいました。

ひとつだけ答に詰まった質問がありまして。
「稲葉さんがもっとも好きな台詞は?」ってやつ。
好きなシーンに関してはすぐに答えたのですが、台詞となると分からなかった。
いやさ、無いわけじゃないのです。
あるんですけどね、好きな台詞。
でもしぼれなかった。
詰まっている自分がとても新鮮に感じられましたね。

雑談含めて2時間30分くらいかな、楽しゅうございました。
どういう形でまとめられるのか、わぁくわくしますね♪

AZU殿、ありがとう。



2002年12月16日(月) 後期納会・べディック33代へ

後期納会というものは引退する3年生が主役なのです。
と同時に組織のトップに立って皆を引っ張っていくことになる2年生が主役なのです。
3年生に「お疲れ様」を言ってあげる会なのです。
2年生に「頑張れよ」を言ってあげる会なのです。

なのに、さ。

4年生の稲葉が3年生からお礼言われることになるとは思ってもいなかったよ。
まったく意表をよくついてくる奴らです。
べディックでもらった何枚目かの寄せ書き。
何枚目だかわからない。
1年前の納会では寄せ書き扇なんてもらってしまいました。
紛れもない、宝物ですね。

納会明けて、朝、家に帰ってベッドの中で、寄せ書きを読んでいたら…。

泣きました。

涙が止まらないって、こういうこと言うのかと思いました。
ひとつ読んでは涙を拭い、またひとつ読んでは涙を拭いで…。
ちいさなちいさな色紙なのに、読むのに何分かかったか分かりません。
泣きながらも睡魔は容赦なく、色紙を胸に抱いたまま寝てしまいました。

人を信じられなくなるほどに怖くなっていたのに、
言葉を信じられなくなるほどに弱っていたのに、
やさしい人のあたたかい言葉でこれほど慰められる自分がいる。
そのことに気付いたら、悲しくなって嬉しくなって。
彼らの言葉は嘘じゃない。

まったく。
主役のはずの後輩に元気付けられているようじゃだめですねえ。
どん底にいて、出口が見えたような納会でした。
いろいろなものが吹っ切れました。

   ◆

なんども言ってますが、べディック、本当に大きくなりました。
2年前の後期納会、つまり稲葉が新会長に就任したときですね、今年と同じ信濃路が会場でした。
でもそのときはあの部屋の半分は別の団体さんが使っててね。
しかも新3役(当時は3人いた)は机が離されててね。
後輩席がすごく遠かったのを今でも覚えています。

それが今年はひと部屋借り切ったうえに、新3役を島流しにするスペースも無かったしね。
稲葉の席のすぐ左にものい会長、右側には凪新会長らの3役。
目の前には新執行部衆、ずっと向こうの方に1年生。
稲葉の同輩や先輩に、胸を張って自慢したい光景です。

去年も今年も、執行部は1人1役なんですね。
すばらしい。
ものい殿たちが良い仕事をしてくれたからですね。

   ◆

口では言いませんけど、33代衆、たまらなく可愛いですね。
孫代も曾孫代も可愛いけれど、あいつらはやっぱり別格です。
ごめんね、1・2年生。
でもね、ほんとなんだ。

稲葉はかれらと一般部員として一緒に遊びもしたし
会長として引っ張ったりもしたし
OBとして見守ってもきたわけで。

所沢の部室で遊んだ日々、忘れられません。

お弁当作ってくれたことも
知らないくせにマージャンしたことも
一緒にPil撮ったことも
カラオケで見せてくれたダンスも
そばせんの味も
旧作上映会で見せた涙も
舞台で共演したことも
人の少ない総会も
鍋パーティーしたことも
叱ったことも
叱られたことも

全部大切な思い出です。

引退ですか。
そうですか。

大きくなりましたね。
べディックもみんなも。
ついでに稲葉まで大きくしてくれた気がします。
彼らには、「お疲れ様」も良いけれど、なによりも「ありがとう」を言いたい。

続く者の頼もしきは、去らんとする者における至高の餞別なり。
君らに後を任せることができて良かった。

ここまで受け継いでくれてありがとう。

「B.D.C.33代  どうもすいません」
稲葉の新しい携帯の裏に貼られているプリクラの文字です。
納会前にこんなの撮ってたんですね。
良い顔してますね。



2002年12月14日(土) Re:無題

携帯電話の機種変更をして、そろそろなれてきた頃ですかね。
ドコモのIショット、SH251iです。
少し前は意味も無く電車内でパカパカ開閉してましたが、それも落ち着きました。
カメラ付は楽しいなあ。
でも皆がいるようなところじゃないと遊ばないね。

で、携帯メールができるようになっていろんな方面へ報告メールを飛ばしました。
すると男女の傾向みたいのが見えて面白いですね。

女の子はけっこう丁寧にレスをくれることが多いです。
ですから、こっちもついつい再レスをしたくなる。
一方、男の子はそっけないのが多い。
「アドレスできたよ」って送ると「わかりました」とか「了解です」とか、一言レスが主流。
やっぱりメールっていうのは女の子の方に向いているんでしょうかね。

別に男の子の一言レスはいかんと言うつもりはまったくありませんよ。
むしろ、ぐだぐだ話さず一言にすべてを含ませるのが男の美学みたいのもありますし。
とりあえずレスしてくれるだけで稲葉は嬉しかったりします。

もちろん丁寧なレスをしてくれる男の子だっていますしね。

始めたばかりだからか知れませんが、いま、メールが楽しい。
メールの文章の内容がとかじゃなくて、やり取りをしていること自体が楽しい。



2002年12月13日(金) 食いしん坊万歳

J−PHONEはイメージキャラクターにベッカムさんを起用しています。
ご存知のようにベッカムさんはサッカーの選手なわけです。
いろいろとかっこいいポスターがあるわけですが、ひとつ気になるのがねえ。
ベッカムさんが両手を上げている写真、スローインか何かなんでしょうが、これがバスケットボールやってるようにしか見えなくて。
どうでも良いのですが、携帯屋の前を通るたびに気になって気になって。

   ◆

最近楽しいことが無くてねえ。
いやいやなんとも。
そんな中で稲葉が数少ない楽しみにしているのが食事。
夕食ね。

週4日どこかで劇団の稽古をやってるわけで、これがよる10時まで。
終わった頃は当然空腹なのです。
みんなでどこかで食べようかって話も出ますが、金欠稲葉はほとんど直帰。
空腹を抱えて電車でゆらゆら。

家に着けば、もう明日になるかならないかって時刻。
ここで出てくる食事がいま、たまらなく美味しく感じられます。
あっさりしたものよりは、こってりしたものが良いです。
栄養を付けたところで寝るしかないのですがね。
その日に使い果たしたエネルギーが充填されていく感じが気持ち良い。

この一ヶ月、本当によくお代わりをするようになりました。
ご飯3杯なんてよくあること。
喰った後のお茶もまた美味いんですねえ。

たらふく喰って、お腹が落ち着いたらお風呂に入ってZZZ。
太るはずの生活をしているのですが、ちいとも太らないから不思議♪

前期芝居で我武者羅だった頃は、授業と稽古の間に食べる昼食が楽しかった。
今はくたびれ果ててのおうちの夕食が最高。
母者、ありがとう。

心がいくら乱れて疲れても、いや、そんな時こそ喰うもの喰って元気出さなきゃ。



2002年12月07日(土) 稲葉の素朴な疑問〜冬編

寒いですね。
今年の冬は寒いですね。
夏は暑いほうが好きですが、冬寒いのは嫌です。
すべての用事をキャンセルしておうちにいたい。
ホットカーペットの上でうだうだしてたい。
冬眠したい。
んあっ。

こないだ『所さんの目がテン!』という番組をみてました。
クーラーでも、室内機と室外機を逆に設置すれば暖房として使えるってやってました。
ほう。
でもしないよ、んなこたぁ。

それよりさ、クーラーって暖かくはならないのですか?
涼しくしかならないものなの?
いくら「冷房」でもさ、25℃に設定すれば25℃になるんじゃないの?
25℃になれば暖かいんじゃないの?
だめなの?
いける気がするんだけどなあ。

そんなことを、ホットカーペットの上で足に毛布をかけて熱いお茶を飲みながらだらだらと考えていました。



2002年12月04日(水) 稲葉の教習所ライフ・2

4年生は後が無い。
後期の課題は今年のうちに提出しなければならない。
6つの授業によるレポートラッシュの始まりだぁ!
かかってこいや。
自慢じゃないが出席率は高いぞ。

……頭痛ぇ…。

   ◆

自動車教習所は順調です。
やっと授業が進んでいくシステムも正確に把握し、波に乗ってきました。

そして初の技能教習。
玩具のでもゲーセンのでもない、本物の自動車に乗りました。
助手席じゃなく、運転席に乗りました。

初めてだってのに土砂降りの雨。
いやん。
でもいざ乗ったらあまり気にならなかったな。
ワイパーもうるさくないし。
ま、たいしたスピード出してないけどね。
雨はいやだな。

この日は2コマ続けての乗車。
はじめ、並んだバイクを潰そうとしたので噂の教官ブレーキがさっそく発動。
いっけねえ、へへ。
教習所内のコースの外周をぐるぐるぐるぐる回りました。

2コマ目にもなればだいぶ感覚は掴めました。
個人的には右折より左折のほうが簡単です。
スピードも出せるようになりました。
2回目にしては上出来なんて言われて。
楽しいわぁ。
……我ながら単純だなあ。
隣に教官がいなかったらもっと楽しいだろうなあ。

ただね、今のところ怖い教官ってのはいません。
たいしたヘマをしてないからでしょうかね。

   ◆

この日記を書いている現在(12月9日)までに3回ほど乗ってます。
慣れると意外と簡単です。
正直、もっと難しいもの想定してたけど。
勘がいいのかな。
そうだろな、きっと。

こんだけ書いてて試験落ちたらかっこ悪いな。



2002年12月03日(火) こんな代替わり

おかげさまで9000ヒット。
すごいなあ。
なんか、すごいなあ。
ありがとうございます。

   ◆

1999年9月(10月だったかなあ…記憶が曖昧だわ)より3年以上使いつづけてきた携帯電話、ついに引退です。

がんばった。
本当によく頑張った。

総通話時間・98時間43分16秒
積算料金・¥102,229

メールできないことを散々馬鹿にされたけど、逆風によく耐えた。
3年間、かなりの時間肌身はなさず一緒にいたもんな。

   ◆

で、初めての機種変。
本当にどうしたらよいか分からず、後輩からアドバイスをもらう。
ふんふん言って頷くしかない。
調子に乗ってカメラ付を選ぶ。
素敵な番号は変えたくないからドコモのまま。

にしても3年間ってすごいね。
技術の進化ってすごいね。
取扱説明書が2冊もあるんだよ。
ページ数にして先代のざっと5倍はあるよ。
単純に考えても機能が5倍増えてるってことだもんね。

文明開化か、産業革命か。
1年遅れで21世紀に突入した気分ですね。

あんまり嬉しいから、電車の中で意味もなく開いたり閉じたりしてます。
パカパカ。
メルアドも取って皆様にご報告。
稲葉からメールが来てない方は稲葉がアドレスを知らない人。
何らかの形で教えてくだされ。

メールって便利ですね。
無くても良いやって感じで頑なになってましたけど、一度付いたら手放せんは、これは。

   ◆

で、先代はどうしているかというと…。

今も変わらず稲葉の胸ポッケに入ってます。
稲葉は物に対する執着心が強いですからね、捨てられないことは最初から分かってました。
それに、無いとなんか不安なんですね。
絶対にどこからも電話かかってこないのに。
ディスプレイの右上に「圏外」の文字を背負いつつ、今も時計・目覚ましとして活躍中です。

この先代様、買ったときに時報通りに時計を設定したのに、この3年間で13分も進んでしまいました。

新機種への引継ぎの際、この13分はそのまま残しておきました。


べディックが世代交代をするより前に、稲葉携帯の代替わり。
そうか、お前もOBか。


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稲葉 馨

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