xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2002年12月27日(金)

仕事納め

 長期出張からふらふらになって戻った本日.
 カラダを壊す前に仕事を辞めるかなどまで思考回路にあるほどには疲れていて,その疲れは肉体的な方面は当然で,それ以上に精神的な方面のカウンターアタックっつうかなんつうか,が表れていることを自覚していたりする.
 贅沢なことはわかっているが最近よく感じることは,とにかく仕事が合わない.合わないというか辛い.

 何が辛いって,研究に自分が向かないというコトを挫折と一緒によくよくよく分かって就職を選び,研究のサポート役と聞いて雇って頂いたら,あら吃驚,研究も論文執筆も仕事のうちにいつのまにか入っているではアリマセンカのこの現実.まさに自分が挫折して諦めた世界に舞い戻ってしまったワケで.
 当然ながら,ここでも日々落ち込んでみたり.


 …書きながら,まさに落ち込んでいる時の思考だということには気づいているが.
 真面目と「仕事ができる」は別なわけで,そのことを理解していたつもりだったがそうではない自分を指摘され,ただ無駄に体力と気力を浪費しているだけの自分に落ち込んでいる.ついでにカラダの方は半年以上壊れ気味で,それもまた落ち込みに輪がかかる.加えて,落ち込んでいるだけでは何も変わらないよなどと自分にツッコミを入れてしまって落ち込むことすらできなくなると,さあもう,笑うしかないぞっときたもんだ.

 情熱も熱い理想も探求心も,研究をしていくには全く持って不足していることには2年前には気づいていた.だから諦めた.私は研究者にはなれない.そして更に気づく.研究者のサポートにもそれらが不足している.そう思う.
 社会人でしょ,と同僚君は言う.
 そう,社会人なんだから,お金を頂いているワケなんだから,仕事はしないと労働しないとなんだけど,そうなんだけどそうなんだけど.
 ごめんなさい.もう疲れた.
 もう何に疲れているのか具体的に考えて対処しようということすらしたくない.頭が回転していない.


 多分,疲れてるんだ.長期出張で疲れてるんだ.
 閉じた環境でずっと仕事して,過酷な環境で肉体労働してデスクワークして,だから疲れてるんだ.
 そんなときの思考は役に立たない.


 もうすぐ恋人がやってくる.
 美味しい御飯を食べて,ゆっくり眠る.

 仕事は忙しくて,みんな帰っても残業して,それでも終わらないから体調が戻ったらまた正月休みもそこそこに会社にきて仕事するけど,それでも年末年始は恋人と過ごせる.それだけでシアワセ.





 皆様も,疲れたときの思考はどうぞ程々に.
 よいお年をお迎え下さい.

 2003年が皆様にとってすばらしい年となりますように.

   2002.12.27 海棠


2002年12月09日(月)

出張前夜

 明日から長期出張.年末まで帰れない.
 それなのに,ああそれなのに.未だに準備ができていないのは何故なのか.自分の準備もさることながら,仕事の方の準備に追われているのは何故なのか.開き直って日記を書いておりますことよ.よよ.
 しかし,こればかりは私だけのせいでもない.勿論,自分の準備ができていないのは私のせいだが,仕事の方はどんどん追加で指示がくるからだ.前日なのに,今日にも追加で言われる.それは私に終バスで帰るなってことですか?
 途中,抜け出して病院に行き薬を受け取る.足りないものを買って会社にとんぼ返り.


 恋人は「絶対に来るから」と言い残して会社に行ったが,携帯メールで急の仕事が入ったと嘆いていた.この分だと来るのは難しいだろう.まあ仕方ない.
 週末を一緒に過ごせたのだから,贅沢はなし.


 さて,作業に戻ります.
 これから年末まで更新はありません.明日,するかもしれませんがおそらく時間がないでしょう.
 いつもご覧下さる皆様方,ありがとうございます.
 無事に戻って参りましたら更新致します.今後ともどうぞ宜しく御願い致します.


2002年12月05日(木)

冴えわたる頭蓋骨のなかでひたすら眠りを待つ夜を

 昨日,熱を出して欠勤した.
 最初の理由は違う.最近いつもそうなのだが,夜なかなか眠れずに極度の睡眠不足だった.

 朝,目覚まし時計で目は開くものの倒れそうな勢い.ぐらぐらする.布団から出ることもせず,どうにか会社に人間がいる時間まで堪えて遅れるという電話を入れる.急ぎの仕事を火曜のうちに終わらせておいたことに感謝する.
 さて,少し眠ればマシになるだろうと考えて起きてみると状態変わらず.何にもまして会社に行きたくない.バスの時刻が迫るのにカラダが動こうとしない.忙しいのにこんなに怠けてなんていう人間なのだろうとぽろぽろ涙を流しながら体温計をくわえると,見事に発熱していた.
 さほど高くはないのだが,私にとっては熱という体温.これでぐらぐらするのも涙が勝手に零れるのも動きたくない怠さも理解した.
 ヒトによってはこれくらいだと出勤するんだろうなあと,また不甲斐なさに涙を流しながら欠勤の電話を入れた.

 泣きながら恋人に会社を休むというメールを入れると,昼休みだからか,会社から電話をくれた.情けないようと泣いている私を「疲れているんだよ」と慰め,夜は行くからと仕事に戻っていった.
 その後はただ泣きっぱなし.涙がつきると,眠いはずなのにぼんやりしていた.ずっと,ただひたすら.


 こういうときに自分のことが不安になる.
 どこかを浮遊しているような感覚が,とても妙だと思うのに.


 酷いその状態は,恋人が来てくれてから徐々に薄れていき,とりあえず今朝には完全になくなっていた.遅刻はしたものの出勤し,したくもない残業.熱はまだあるようだけれど,カラダは動いている.
 ただ多分,今夜もまたなかなか寝付けないのだろう.ぴりぴりと冴えわたる頭蓋骨のなかにいる.


2002年12月03日(火)

トラブル女王





 まさか,ネジがゆるんでいるとは思いませんでしたわよ.





2002年12月02日(月)

待たせてもいいですか

 電話のあちらとこちらで重い空気に.


 どうしてハッピーでブラボーな話をしていてお互いに苛々するのか,我ながら理解に苦しむ.その晩のうちに空気の修復をすませるが,お陰で悪い寝付きが更に悪く.
 眠れない夜は,ずるずるとイヤなことが這い出してくるので好きではないのだが.


 どうしてこう,女性誌によく特集として掲載されていたコトと立場が逆なのだろうか.得てきた知識が役に立たないまま.
 哀しませるためにしているわけではないのに,何故だろう.



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 あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。

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