今日もよくダレてます
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ご要望にお答えして

2001年08月30日(木)
ご要望にお答えして毒はきましょうか。

先日笑った話。

よくモノがなくなるわが社。

以前はワタシの机にあるボールペンなど文房具が
早い時には買ってきて1日で紛失した。
ブランドや値段にはまったくこだわらないが
使い勝手にはこだわるワタシ。
店を捜し歩いて自分用の使いやすいモノを買ってきているのに。
そしてわざわざご丁寧に、使いにくいボールペンなどが
その代わりにあったりした。
ま、いいかと書こうとするとインクが切れているという有り様。
最近は防止策で、ハズカシイアイドルのシールなどを貼って
ワタシのモノとわかるようにしるしをつけている。
そのかいあってか、なくなるモノは減ったが。
まだ付箋紙はよくなくなる。(これは会社のだからいいけど)

先日、たまたまワタシが使っていたマシンを貸してくださいと言われた。
フリーレッスンがあるから使いたいということだ。

いや、これは使うから・・・と同タイプの誰も使っていないマシンを
アレを使ってと言うとなんだかモゴモゴしていたヒトよ。

ほら、ここにあるじゃないかと見に行くと
「そのマシン、キーボードが壊れてて・・・・・」

初耳であった。まだ買ってからそんなにたたないマシンなのである。
キーボードを見るとキーがひとつ壊れていた。

つまり、そのマシンが壊れていたのをそのヒトは知っていたのである。
そのマシンは移動しやすいのであちらこちらで使うものなのだ。
誰か(例えばワタシだけとか)特定で使うわけではないから
皆が困るということも分かるハズだ。

それをアナタはコワレテイルとわかってて放り投げていたわけですか。

はぁぁぁぁぁ。拍手。パチパチ。なんて気配りでしょう。
明日からマネします。
ふふふふ、また増えちゃった。
マネしていると楽チンなんだよなあ。

ちなみにその後代替のキーボードは出してあげたが
お土産にキーボードの修理についてはふれていない。
アレ、いつ直るんだろう。
自分の担当じゃないからって、他人にマワスのは、なしだ。
自分が壊したのではないからっつうのもなし。
こないだワタシは誰かさんがOS立ち上がりませんと
よけていたマシンをちょいといじって直しました。
ワタシが壊したものではないけどね。

またまた先日ノートのACアダプターが消えていた。
使う子がいて、アレがなくなっていると慌てている。
ははーん。
また誰か持って行きましたね。
持っていっても「これ持って行きます」なんてメッセージを
残すヒトなんていない。

きっとここかもと二人で探していたがみつからない。
大声で知らない?っと呼びかけると
ヒトリが使っていた。

やっぱり。

ACアダプターを忘れてしまったから・・などと笑って言うが
そういう問題ではない。
普通、借りるときって借りましたってわかるようにしておきませんか?
えっ、普通そうでないんですか。
知りませんでした。わーい、また勉強になった。

ないないないないと言って何かを探す時間が結構ある会社。

ソフトのROMもいつしか消える。
ソフトのお片付けをしたら、箱と説明書はあるのに肝心のROMだけない。
いったい、どういうことなんだろう。

もひとつごっついLANカードが紛失中。
これも社内全部を探し歩いたが、わからず。
気付いた子と二人で「アレ、何に使うんだ?」
アタマの中には??????

ふふふ、いつ出てくるのかなあ。楽しみだなあ。
やっぱ壊れてたりするのかなあ。ワクワク♪

あ、でもワタシは声高に
「信じられないっ、根性ワルイッ」とか大声も出さないし
「社長、あのヒトったら」なんてチクリもしません。

結構イイヒトです。悪意にふれなければ。
信頼感は薄れますが、ま、そんな程度です。








感謝の気持ち

2001年08月29日(水)
そう言わなければならない状態というか
お愛想でというか
そういった「ありがとう」は受けるほうもつい受け流してしまう。
たいしたありがたみもないありがとう。
ただの社交辞令はほどほどがよいわけで
多用されるとされたほうもつらいのである。

ワタシ自身からすればそういうのは面倒なんで
別に言わなくてもいいよ、という感じだが
世の中のしがらみではそうもいかないからな。

逆に言えばワタシもなんだかよくわからんことで
ありがとう、を使ったりしている。
ご指導いただきありがとうございますなんて
文句を言われて、感謝したりとかね。

先日非常にシンプルな「ありがとう」をいただいて
素直にワタシもそう思っていただけてウレシイと感じた。
そしてふとその相手にたいしてこちらもありがとうと感じた。

このおへその曲がった女がつい、うっかり、素直に思ってしまったのだ。
なんという魔力だろう。

他意のない、ありがとう。
ただそれだけのことだが
これになかなか出会えないのは実に残念だなあと思ったり。
ワタシの言うありがとうもそう響けばいいなと思ったり。






うらはら

2001年08月28日(火)
そうか。重かったですか。>ほりみゆさん。
わたしもアレ見た後、食欲落ちた。いい映画だと思うけど。
イタイよねぇ。イタすぎるっ。
「だ、だ、誰かなんとかしてやれよぉぉぉぉぉ」って叫んでました。

仕事していると音がリズムになって、踊り出すシーンあったでしょ。
あれがなんだかうらやましかったな。
そんな風に楽しく仕事してみたいものです。

以上、私信でした。

今日気付いたこと。
それは言葉と行動がまったく逆のヒトが多いということ。

だれそれってサイテー、信じられないと声高く言っているヒトほど
サイテーなことを平気でやっている。

自分には責任が、と言って歩くヒトほど、無責任に仕事を放り投げる。

これが自然体と見せているヒトほど、すごく不自然だ。

プライドの高いヒトほど、腰を低くしている。


傍から見てれば、こんなもんなんで
自分で作り上げたイメージに自分で酔っちゃっていると
なんだかなあって感じである。

いいイメージに自分を近づけようとするのは
自分が自分に対して掲げるわけだから、見ていて清々しい。

ところがそれが全て誰かに対して自分のイメージを掲げていると
どっか無理な部分が露呈しているわけで
それはきっと他人の目からでないと、見えないんでしょう。

この原理でいくとワタクシなんかこれだけズボラだとか女々しいのキライとか
言ってるわけだから、ほんとはすごく女らしいってわけです。
そういうことにしといてください。
信じてください。わはははは。>会ったことのない方々

しっかし、なんでそんなにヒトにこう思われたい自分ってものを
それだけ高く積み上げるのかしらん。

それだけ素の自分に自信がないってことですね。

っていうか、その中にハマリ込んで自分でもよくわかってなかったりして。
うぇーっ。するってーと、家庭の中でも自分を作ってたりして
家族もそれがほんとうだと思ってたりして
一生、見られている自分で過ごすわけですね。
ストレス多そうです。っつーか、家族、かわいそうです。
家族もおんなじ性格なら、いいのか。だはははは。



ところでここには、アクセス解析がついている。
先日はまことに驚いてしまった。
毎日、これを眺めるのが楽しかったりするぞっ。





熱い視線

2001年08月25日(土)
それは昨日のことであった。
先日日記に書いた心を患う彼と一緒に仕事をしていた。
彼は自分の分担が終わっても帰らない。
ずーっとわたしの隣りにいる。

社長からもらった勘違いナルシスト的なラブレターもどきで
ガサツでもなんーつか、女として見られていることに気付いたワタクシ。
友人も笑いながら「よかったねー。まだ女だって見られているみたいでぇ」と
最高のイヤミをもらって大笑いしていつつも
「うーん。こんなガサツな女でも相手は女性だというフィルターを勝手につけて
見るからさ、何かしら、勘違いしてしまうんだよな」
と、妙に感心していたのだった。

そう、ワタクシを女として見るのは間違いのモトなんですなぁ。

話は戻る。

その心を患う彼が、ずーっとワタクシを見つめているのである。
最初はなんだかんだと質問してきたりしてたので
世間話しながらだったのだが、無言でみつめられると
なんだかこちらまで意識しだして、マウスを持つ手がギクシャクし出す。
何?なんでそんなにまっすぐにワタクシを見つめるの、アナタは?
少しそらしてくれ。アツイよ、アツスギるぜっ。
いやーーーーーーん、これって、これって、これってちょっとヤバイのでは
ワタクシには夫がぁぁぁぁぁぁ

などと、動揺がピークに達し、自分がフリーズしてしまったちょうどその時

「みそじさんってさ」
「はっはっ、はいっっっ?」
「みそじさんって、足腰丈夫そうだよね」

足腰・・・丈夫そう・・・?

とほほ、とほほ、とほほ。とほほの三重奏がワタクシのオツムの中にこだまする。

そう仕事をしている間、椅子に座るのが面倒で
マシンの前でしゃがみながら仕事をしていたのだ。
ワタクシにとってはふつーのそのポーズ、彼は初めて見たそうで
いつ椅子に座るのかと不思議だったそうで。

つらそうだなあ、早く椅子に座ってくれないかなあ、
でも彼女ってなんでこんなに平気そうなの?
なんだか下半身がっしりしてるしなあ、

などとずーっと見ていたとニコニコしながら彼は言う。

その後一気に脱力し仕事を放り投げたことは言うまでもない。




鈍感

2001年08月24日(金)
それは1年以上前のことであるが
わが社で問題児筆頭のMさんが致命的なミスをした。
そしてめずらしく社長が長い間彼女に説教をしていた。

たまたまその時友人(部外者)が社長に買わせたでかいケーキを
皿に分けていたワタクシは
「はーっ、めずらしいじゃん、社長ったらこんなに丁寧に仕事を教えるヒトだったっけ?」

と思ってた。

その後ケーキを食べながら友人にそれを話すと
「かーーーーっ、どーんかーん。あれは社長がすごいキレてた状態だって」

うーん。社長、あまりに穏やか過ぎて怒ってんだかどうだかよくわからん。
そう、お膝元でおつかえしながらも、どうも社長のことをワタクシは
よくわかっていないらしいのである。

本日、また友人に
「あのな、歯の浮くようなお世辞ってさあ」とまことにサムイ出来事を聞かせた。

それは今日の昼下がりのことであった。
いつもボクのことを誉めて光線をバシバシ出している社長が
「ほらぁ、見て、この写真、よく撮れてるでしょ」
するとコビを売るのが得意な社員が
「うわ〜ん♪いいわぁ、これ、プロのカメラマンが撮ったんですか?」
社長が撮ったというのは分かっているが、この一言でまたまたコビる作戦。
あまりにミエミエの言葉に他の社員はもう無言。
「フフフフッ、コビちゃんったら、お世辞がウマイねぇ」
と、社長はまんざらでもない笑顔でワタクシに言った。

お世辞だってわかっているのになんで社長がこうも喜ぶのか
プロのカメラマンと言われた時点でワタシなら恥ずかしくって
アナがあったら入りたくなるわ、そういうお世辞を言うのも
それをニコニコ正直に受け取るのも甚だ理解に苦しむと友人に言うと

「あんたね、読みが浅いね」
「は?」
「社長はね、コビちゃんがほんとにそう思って言ってるって思ってるの」
「するとマトモに受け取ったってこと?」
「そう。だけど、謙遜して『いやあ、コビちゃんったら』と言ってんのよ」
「は?すると社長はほんとは自分が撮った写真はプロ仕様でウマイ
と思ってるわけ?けど、それをマトモに言わずコビちゃんのお世辞だと
言っといて謙遜してはいるものの、喜んじゃったからニコニコなの?」
「その通り」
「えーーーーっ、だって、さいこーにミエミエなお世辞だったよ」
「そういうヒトなのよ」
「はあぁぁぁぁ」
「そう言えば、あんた、昔Mさんに怒り狂う社長を今日はなんだか丁寧に教えてるねなんて寝ぼけたこと言ってたね」
「あうあうあうあうっっ、そうだった」
「こと社長に関しては、あんた、鈍感」
「はあ」

ほんとにもう、社長の考えていることって、わかんない。

男のプライド

2001年08月22日(水)
友人が社長に言いすぎたため、社長はプライドを傷つけられたらしい。
そこで社長をかばわなかったワタシが悪いと
なんつーか、変なメールが届いていた。

社長からだった。

メールというのはそこはかとなく
書いたヒトの雰囲気が伝わるものである。
社長なんだから、
「キミ、困るね。業務中にあんなことでは」というお叱りなら
「はい、以後気をつけます」となるが、
なんだかそのメールを読んだ後に気分がへんになった。

んー。文面がなんというか恋人にでも宛てたような感じ。

そんで最後に
彼女と明日ご飯を食べに行くのはやめてほしい
(プライベートで彼女とワタシが食べに行く約束してたのね)
信じているから・・・(この点点点もなんだかなあ)と書いてある。

社長から感情の入ったメールをもらうのは初めてだったので

他のヒトにもこうなのかしらん
みんなコレになんとお返事しているのかしらん
そこはかとなく、背中が痒いわん、であった。

そう、まだ小娘であった頃のワタクシなら
「いやあ、そこまでワタクシのことを思っていただけて光栄です」
だろうが

スレッカラシの三十路にもなると
「どうせなら若い男からもらいたいわん♪」

男のプライドがズタズタになってしまったそうで。(そう書いてあった)
大変ですね、男のヒトって。

そういやあ、こういう男性をよく見かける。
ずいぶんジェントルな雰囲気な方でも
その言動や行動のウラに女性は一歩下がってという当然という感覚が。

一緒に酒飲んでて当然のように酌させたりとか
コマゴマとしたことを女性にまかせるとか
ちょっとした拍子にそれが見えちゃうと「あー、あなたもですか?」
幻滅の瞬間だ。

プライベートで付き合う男性方には
「ワタクシにソレは望むな」と念押しをしている。
ワタクシ、その気にならないとできませんのよ、ホホホのホ。

至れり尽せりの大サービスは、わたしが選んだ男だけに与えられる特権です。
(山田詠美風)



まずは達成かな

2001年08月18日(土)
夏休みの重点目標として『日焼け』を掲げていた。
ここ数日、毎日朝から晩までお日さまの光を浴びつづけ
腕の色は小麦どころの騒ぎではない。

急激に焼いたわけではないので
去年の夏のように脱皮もせず、いい感じだ。

今日風呂に入って腕の色を眺めて「よし」と思った。
いやあ、別にだからどうだってことではないんですけど。
この日焼けには夏休みの思い出がつまっているという
ちょいとしたセンチメンタルな気分を楽しんだりして。

海ではなくて今回は陸で焼いた。
つまり、その、サッカーである。
サッカーヤケ。
スポーツのスの字も知らないワタシにとって
スポーツで焼いたのは初めてなのだ。
それゆえ、ワタシにとっては実に感慨深い。

で今日の一番のヒットは
恐怖症のヒトは往生際が悪い、という話である。
船酔いから飛行機恐怖症の話になり(わたしは高いところが苦手)
ヒトリ、同志を見つけた。はるちゃんである。
彼女も飛行機に乗れないらしい。

はる「ワタシさぁ、飛行機落ちそうでヤなの」
ワタシ「落ちたら、死ぬだけでしょ」
はる「えーっ、だってもしかして誰かがクッションになって
すんごい怪我したけど自分だけ意識があって、
助けがくるまで痛くて苦しくてヒイヒイなんてなったら、イヤよぉ」

・・・はるちゃん、自分だけ助かろうとしてない?

ワタシ「船が沈没したら、丸太に捕まってる自分を想像しない?もしかして?」
はる「そうよ。冷たいわよね、海。感覚なんてなくなるかも。
で、やっと助け出されて船に上がると『ああっ、足が一本なくなってるぅ』とか」
ワタシ「サメかいっっっっ」

さすが、はるちゃん。
がしかし、実はワタシもおんなじシチュエーションがアタマに浮かんでくるので
彼女を責めることはできない。

はる「わたし泳げないから沈んだり、浮かんだりの繰り返しで大変なのよ」
ワタシ「へーっ。ワタシもそうかも」
はる「もー、こうなったら、救助のヒトが来るまでシンクロ踊っちゃおうかしら」
ワタシ「それ、全国版のニュースで放映されたりして」
はる「生存者、確認!おおーっ、シンクロを踊る遭難者を発見しましたぁぁぁ」
ワタシ「絶対体験談を本に書くね」
はる「そうそう、ミリオンセラーになってシンクロ長者よ、わたし♪」

はるちゃんは世界が滅びても生き残れそうな気がする。

よくわからんが、炎天下、ずーーーーっとこんな話に花を咲かせていた。
おかげで今日もよく焼けた。
まったくもってはるちゃんのおかげである。

心の話

2001年08月13日(月)
お休み三日めである。
とにかく疲れがたまっているのか寝ても寝ても寝足りない。
体というより、心だ。クタクタだ。

小さい頃から「疲れてます。病気一歩前」のサインが体に出る。
まぶたがぺっこり引っ込んで瞬きするときに妙な感じになる。

そのサインが最近出っぱなしだったので気合を入れて
ボーーーーーッとすることにしたのだがイマイチ直らないんだな、これが。

起きるでしょ。
ボーッとするでしょ。
昼になるでしょ。
ご飯食べるでしょ。
昼寝するでしょ。
起きると頭がボーッとしてるでしょ。
あー、冴えてきたかなぁと思うでしょ。
晩御飯でしょ。
本、読むでしょ。
眠くなるから、寝るでしょ。

たまにオプションでビデオを見たりとかあるけど。
そう、ダンサーインザダーク、見ました。
これ早くビデオ出ないかなあと心待ちにしていたのだ。

とてもいい映画だった。
けど、痛かった。なんつーか、心が痛い。痛すぎる。
主人公に感情移入してしまったからだな。
女性の皆さんもよかったら見てください。いい映画だと思うな。
男性が見るとどう思うのかなあ・・・

本は田口ランディさんのモザイク。まだ途中。
精神の病いをわずらうヒトタチの表現として
トラウマがあったから、こうなったという結果ではなくて
変わろうとしている過程であると言っていてすごく印象に残っている。

というのもワタシのまわりにも一人仕事を一緒にしているヒトがいるのだが
彼もまた患っているからなのだ。
普通に会社勤めはできない。ヒトに恐怖感を持つらしい。

とても温厚でやさしいヒトだ。ワタシは彼が大スキだ。
ちょいと仕事では細か過ぎて周りはウンザリしているが
ガサツなワタシにはちょうどいい。

仕事を一緒にする上で理解しておきたいのです、と前置きして
彼の病気の話を聞いてみたことがある。
拒否されるのを覚悟していた。

「これがなんとも言えないいやーな気分になるのです」と彼は言う。

一緒に仕事をした最初の日。
初めて会うたくさんのヒトタチに囲まれて彼はそつなくふるまっていて
なんだ、大丈夫じゃんとホッとしていたら
実はあのとき発作が起きかかってたと言う。

「えー。大丈夫だったの?全然気付かなかった」と言うと
「うん、なりそうな時は薬を先に飲んじゃうから」とニッコリ。

彼は何に変わろうとしているところなのだろうか。














知るもんかっ

2001年08月10日(金)
やったー。
いやっほーな気分なのである。

休みに突入。
それまでには絶対仕事のペースを限界まで上げて
日付が「本日」の仕事までになるまで
働きすぎなどのイヤミに耐えてがんばったのである。

働きすぎで困るって、キミタチが働かなさ過ぎなんだって。
おかげでこちとら仕事は増える一方なのよん。

と言えるわけではないので黙々と事務員してましたわ。
わたしの場合モトモトの仕事量はそんなにあるわけではないのだけれど
毎日のアクシデント及びフォロー処理及び
みんな知らん振りの尻拭いがモトモトの仕事量をはるかに超えている。

そちらがメインになりつつあったので
自分の仕事は後回しでシクシクひとりで泣いていたのだ。
わかってくれるヒトがいないのがつらい。
零細企業の経理なんてこんなもんさ。

「あんた、出世したわねぇ」
歯に衣着せぬ友人がこんなに机も立派になってと言う。

「あー、つまり、仕事量が増えたってことだよ」
「ほら、お茶のひとつにしても、あんたがうんって言わないと年下のコたちもうんって言えないってことになるからさ、気を使えよ」
「なんで?わたしはわたし、彼らは彼らでないの?仕事は仕事だし」
「ったく、そんなこと言ってると『お局がネェ・・・』とか言われるのよ」
「・・・・もう、なってるかも」
「・・・・ダメダ、コリャ」

最近妙に「あれはどうしたら」「これはどうしたら」
と聞かれるのでウザイと思っていたが、そういうことであったか。
いや、それだけではあるまい。
責任の一端、あるいは全部をワタシの判断に押し付けている気が。
言っておくがワタシは彼らより格下なのである。
「長」とか「主」とかつくようなドエライポストでもなんでもないのだ。
年上というのは、それだけでツライところがあるのねぇ。しみじみ。
全国の三十路の働く女性の皆さん、そういうことないっすか?
深く同情いたします。

お茶の在庫がないからどうするなんてどうでもいいからあんたがなんとかして
と思っていたが、それが大間違いだったらしい。

そう、ワタクシこの時点でお局を初めて強く意識した。
そうか、そうか。そういうもんなんだな。
ったくウザイでごさる。

がそれも終わり。
休み明けからは休み明けの日付の仕事ができるのがすごくうれしい。
きっと休み中に会社からの電話が一本は必ず入るだろうが知るもんかっ。

たまには、ワタシなしで物事処理してね。頼むから。

もう気分は南の島でさま〜ばけぇしょん、ケータイだってつながらねーよっ。
プライベート以外ではね。
わはははははは。

がんばりました。

2001年08月09日(木)
先日、某銀行の当社担当さんが来ていろいろと
ボーナスの獲得にいろんな特典があるのだよと
すぐにゴミになってしまうチラシを持参で来た。

今回の目玉は100万円以上定期預金にすると
もれなくプレゼントなクーラーバック(トート型、銀行のキャラ入り)。

んー、100万円貯金して微々たる利息で
それかいっ?と内心思ったのだが
それはそれでがんばっているやもしれぬ。
キャラだってとても有名な某マンガ家のとても有名なキャラクターを
使用しているから結構金はかかってるかもなあ。
でも、いらん。

とぐちぐち心の中で思っていたら
見透かしたかのように

「このバックはですね、普通ですと三千万以上預金されないと
もらえないんですよ。いやあ、がんばりましたよ」

誰が?
何を?

がんばったの?なんてクチには出せないから

「あ、そうなんだ、へえ。すごいねぇ、いいねぇ、これ」

などと一応言ってみた。

っつーか、三千万預金するようなお金持ちが
景品でついてくるような安物のクーラーバッグをほしがるかねぇ?

と、夫(同業者)に言ったら腹を抱えて笑ってた。
「担当者もがんばってんだから、ホメとけよ」
笑った割には同情的である。似たような経験があるらしい。

預金するほど金がない人間のヒガミですね、コレは。うひゃひゃ。



変わり者

2001年08月07日(火)
社員でも取引先でもなんでもないヒトなのに、ズカズカと事務所に入ってきて

「社長〜っ、焼肉、焼肉、みんなで行こ。もちろん、あなたのおごりで」

などと言える友人がいる。

入社して知り合ったのだが妙に波長が合うので
なんだかんだと話をする。
彼女は政治、経済と普段の女性があまりしない話もできる数少ない友人なので
いろんな話ができておもしろい。
全国的に名の通った大企業をあっさりとやめ
現在弁護士になるべく大学でお勉強中の三十路なのである。

社長の知り合いであるから彼に言えないことはない。
それにこの会社の昔からのいろんなことも掌握しているので
劣悪な労働条件のことも知っているのである。

「もう、儲かってんでしょ。社員にちゃんと還元してるのぉ?」
なんて平気で言う。
社長が
「おいおい、零細は大変なんだ。利益が出るかどうかだって・・・」
と言訳を始めるとすぐに

「ロレックスの時計しているヒトの言うことなんて真実味ないよ」
「それより、その時計売っちゃって、社員みんなで温泉行こうか」

傍で聞いているわたしはおかしくて仕方がない。
ケケケケッと腹を抱えて大笑いしてしまう。
「キミはここの社員なんだからオレのことをかばえ」と社長は言うが
やなこった、もっと言えよ、友人、なのである。

そんな具合でバシバシ言うもんだから変わり者だと社内では評判だし
言葉は悪いし、態度はでかいし、イヤがるヒトも多いが
彼女の言わんとするところが全て社員への思いやりにあふれているところが
やさしさとしてわたしには感じる。
決して自分だけのためには言わないのである。

いい女だなと、思う。

外見や肩書きだけで判断していたらわからなかったろうが。
彼女のよさを理解できる人間が多くなることを願う。

ジェラスなメール

2001年08月06日(月)
わたしには年下の男のコたちのイトコがいて
これがまた仲が良い。
ただの親戚というよりは仲間っぽくつきあっている。
髪も染めあいっこするし、プロレスのワザもかけあうし、
まあ、そんな間柄である。

ヤツらがおしめをしている頃から可愛がっているわけだから
チンチンの形も何もかも知っているし
一緒に風呂に入ったこともあるからこちらの貧乳度も知っているし
だからなんだという感じである。

ところがヤツらがだんだんオトナになってきたもんだから
町を一緒に歩いていると逆援助交際のように見えるらしい。

取引先の銀行のK氏からこんなメールが。

「ずいぶん若いダンナだったじゃない?ヤケるね」

ただ単にイヤがるのが面白くて無理矢理イトコと腕を組もうと
ギャーギャーやってたところに出くわしたのだ。

K氏は冗談でオレと1回付き合えなどとわたしに言うものめずらしいヒトだが
ほんといえば、どちらにもその気はまったくない。
だからそんなジェラスなメールを読んで大笑いした。

事実をそのまま言うのも芸がないので

「ムフフ、いいオトコだったでしょ?」と返事を出しといた。

三十路を過ぎてもこのぐらいのオチャメさんはしてもいいことにする。

スキ・キライ

2001年08月02日(木)
お局というと皆さんは何才ぐらいの女性を思い浮かべるのだろうか。
ワタクシ的には三十路がそのボーダーラインのような気がしている。

とある記事で
「女性(お局さんにも)社員に人気がある社員は仕事ができる。」
という評価をしている部長が多かったそうである。

お局というか、会社で給料もらって何年も経った女性社員は
見たくもないウラ事情なぞといろいろ見えてくるものがあるものだ。
いくら学歴やなんか云々で鳴り物入りで入社したヤツでも
「こいつ、つかえねェかも」なんて察しはすぐつく。

こちとらいるだけでいい花の時代も終わったところだし
(いまでも自分だけはそうだとものすごい勘違いをしているヒトもいるが)
仕事なぞ山ほどあるし、それもコピーだのお使いだのではなくて
責任のついてまわるものになってくる、そんなお年頃なわけだ。

当然会社勤めをしている人間ならひとりだけで全てできるわけではなくて
社員同志で協力したり競争したりしているわけだから
使い勝手のいい=仕事のできる社員のほうがスキである。

そういったイミでこのぶっちょーさんたちの意見は当たってるなあ
と、妙に感心した。

ワタクシがスキなヒトタチは仕事のできるヒトが多い。


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