古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2006年08月22日(火) ライジングサンロックフェスティバル2006録

ちょっと前だけど、『初ライジング』しました。
観客の半分が道外製だとのことですが、雨だというのにものすごい人の山。
それぞれが、好きな音楽と自分の交流に集中してる感じで、他のひとのことは見てないって感じ。それぞれに夢中っていうんですか。
テントが何ケ所もあって同時に複数のバンドがでているので、あちこちみたくても選択を余儀無くされます。

印象に残っているのは、『LY』、
『A hundred birds orcehstra』、
『Big Horns Bee』
です。
いまいちわからないででかけたので、地図を片手にかなり途方にくれながらうろうろしてました。
『Big Horns Bee』の織田さんもこれまでのマスタークラスや、吹奏楽ゲストでの印象ともまたちがったかっこよさがあって、銭函まででかけたかいがあった!!

途方にくれていると、なんとプリチー女子高生をつれたバンビちゃんに遭遇。
『にいにい』と呼ばせているあたり、なかば犯罪だと思ったけど、犯罪ではなかったらしいです。
お世話になりました(とちょっと殊勝なことを書いてみてるけど、私は困っているときでも助けてもらうときでも態度がでかかったと思う。すみません)。

ライブをみるのもすごく楽しかったんだけど、『どんなことをすると観客がどんな反応をするんだろう』っていうのもみていて面白かったです。
力のある人たちは、人を踊らせるんですね、自分が踊ってるだけじゃなくて!!

クラシックの聴衆とは世代や層も違うので、そして自分もロック中心な活動ではないからすぐにまねできるものでもないけど、楽しかったし勉強になりました!







2006年08月20日(日) おはかまいり録2006

お盆には、いとこの家族と実家の家族全員でお墓参りツアーにいってきました。
帰りにアスティ『ととと』で食事をする。
でも、今度は母が
『やっぱりフライドポテトないよね?』
豆腐プリン頼んだのに、
『まるでこれじゃお豆腐だわ。』
とか言い出してあせりました。
フライドポテトは和食にはないって去年べつのとこで父をたしなめたのは母自身。
あらかじめ豆腐プリンとわかっているのに、豆腐みたいと不満げなのも、誰にも解決してやれないことではないか?
体にいいものが多いからと、和食のお店を予約をしたのは、お母さんだよ・・・。

また、妹が、九州旅行にいってきたのでその写真をみながら、あまったらしいフィルムで写真をたくさんとりました。

高床式倉庫など、北海道ではまず見られない景色もよかったけど、古代に妙にマッチした風貌の妹ののどかきわまりない写真は微笑ましかった。

道真公をまつった神輿車の写真がありましたが、そのなかにいろんな人が山なりにのっかっていて、どれが道真公なのかわからないで写真だけとってきたらしい。
私は、絵巻状に、『全部が道真公の人生の老若なんでは?』といったんですが。
もちろん無視され(笑)、古畑家では『これだ』とか『あれだ』などと、根拠なく決めつけて、結局正確にはわからないのに、それで納得していた様子でした。
古畑家はおのおのが言いたいことさえ言い終われば、それの是非とか方向性を一致させるなど、結論はでなくてもいいみたいです。

こまったことに、うちの父は、六つもはなれているいとこの姉妹をみて、『どっちがどっちだかわからない』
といきなりカミングアウトしだしたし!!
いとこ同士は、身長も全然違うし、少なくともお正月にはあっているはずで、別に10年ぶりとかではないんです。
ちなみに、父は私と妹もたまに間違ってしまううえ
『りえ(妹)なんてお母さんとそっくりで、後ろ向いたらもうどっちなんだかわからないど〜。』
などありえないことを言います。
しかし、それが、いとこにまでむけられるとは想定外だったので、驚きました。
いとこはとりあえずびっくりしてたけどおこってませんでした。

人はゆるされながら生きている。
と心から感じ、先祖に礼のひとつもいいたくなるようなお盆やすみでありました。
ち〜ん。・・・合掌。



2006年08月15日(火) 短い夏を楽しむ。

最近は冷夏が続いてたので、毎日暑いんだけどなんだかうれしい!!
ちょっと忙しくしてたら半袖きるひまなかった、みたいな年が続いてたような気がするから。
あと、寒くなったらどうしようと考えてつい長そで持参してたりとかしなくていい。すごい楽だな。
なんかうっとうしいんですけど、あまり汗をかかない(代謝が悪いというか)ほうなので、汗ぱらぱらおちるのもうれしい。
何もしてないのに、スポーツしてたみたいじゃないですか。

着払いの嵐もようやくかげりをみせてきたんだけど、まだ続く。
私はいったいどれだけ頼んだんでしょうか・・。

最近うれしいこと続きなものだから、あんまり疲れないんだけど、実際はけっこう休んでない。
思うに、できる人ってきっと休むのもうまいんだよね。
きちんと休みを生かして、やるときはやってみたいな。
オンとオフをちゃんとつけているんだろうなあ、私は『ながら作業派』なので、時間にけじめがつきにくくてどうも達成感がたりないです。
もうちょっと『自分』の手入れみたいなのを、ちゃんとやりたいな。










2006年08月13日(日) 知床第一ホテルカルチュアルイベントに出演します。

第一回サロマ湖音楽祭に続いて、道東ツアーしてきます。
詳しくはhttp://www.shiretoko-1.co.jp/topics/event/event.htmをごらんください。
ちなみに、ピアノのかえたんの写真が・・・今のところ、違います(笑)。知床にかえたんの影武者がいる??さすがかえたん、簡単に自分の顔見せはしません。デビュー当時のクラキマイ、TVにあんまりでないザードもびっくりですね♪
知床第一ホテルさんのこの企画は、ごらんいただけると蒼々たる顔ぶれが並んでらっしゃいます。
常連のお客さまも、耳の肥えた方々でしょうから、楽しんでいただける様がんばります。
曲目は掲載されているものはほんの一部で、かなりたくさん用意してありますので、ぜひおこしくださいね。



2006年08月11日(金) サロマ湖音楽祭。(英語だとLake SALOMA Music Festival。)

日本で三番目に大きな湖、佐呂間湖畔での誕生したての音楽祭に出演します。
実行委員会のみなさんの熱くて深い情熱に準備段階からふれて、出演者一同、この暑い夏のさなか、ありえない量の楽譜を音だしして準備した中から激選したプログラム。
よろこんでもらいたい、という一心です。
ちなみに『宇宙船艦ヤマト』の楽譜、ネットにかじりついてフルハタがかなり苦労して見つけたアレンジで、大楽氏も気に入ってます。
今回はクラリネットとトランペットとで、さらなるアレンジが加えられた『音楽工房』精鋭ならではのスペシャル版。
御期待にそえるよう、はじめての音楽祭が成功するように、みなさんにもぜひ応援していただきたいです。


『第一回サロマ湖音楽祭』


・日時 九月一日(金)六時会場、六時半開演。
・場所 浜佐呂間活性化センター
・入場料 一般1500円。
     ファミリー(家族なら何人でもよいらしいです)2500円

・出演 ピアノ  大楽 勝美 佐藤 佳絵 
    ソプラノ 大楽 裕美子
    クラリネット 工藤 恵理
    トランペット 古畑 亜紀

・曲目 アンダーソン/トランペット吹きの休日
    音楽工房スペシャル版/宇宙船艦ヤマト
    ドボルザーク/歌劇ルサルカ『月に寄する歌』ほか。
    
・主催 第一回サロマ湖音楽祭実行委員会
・お問い合わせ先 01587-2-1123(夢ふうせん内 本見さん)

ぜひ御来場ください!!
ちなみに、網走からだとおくるまで45分。駐車場完備してます。
知床斜里からだと、汽車で2時間。
札幌からだと、汽車のりつぎで六時間とちょっと。
これない距離では、ないです。だって私達もいくんだからね(笑)。





2006年08月10日(木) 選び方が粗い。

とりあえず夏のコンクール、第一の波はひとだんらく。
結果や講評をきいて、いろいろ今後の対策だとか、相談したり、あるいはコンクールは今年分はおさまったりなどそれぞれ。
いつも思いますが、講評でたとえば、『もっと音色はこうあるべき』というような、指摘があったとき。

だから、あなたのすべてをとりかえろ。

というのではないのです。
ただ、音色はいろんなものがあってこそ音色と認められるのであって、パターンが少なすぎると、表情が片寄ってしまいます。
なので、『強すぎる』『弱すぎる』などと言われやすくなります。
より繊細に、ち密に場面にあった使い分けをどれだけ実現できるかが、評価 の分かれ道になるのではないでしょうか。
音が粗い、そういうときは『音の選びかたも粗い』のです。
しかし、選ぶ手前でいろんな音をもちあわせていなければ選びようがありません。
繊細さ、ち密さは、ただがんばれば身につくわけではないので、やはり客観的な耳をもって、直前だけではなくてむしろオフシーズン期に丁寧に育てておくのが確実だと思います。




2006年08月04日(金) お父さんにとっての、東大は

私、根性ないからばてています(笑)。
朝からクリニックにでかけ、『高い音のツボはせまいから、すぐにずれてしまう』みたいな新着情報を伝授して(受け売り)なんだか誇らしいアドバイスをしたような気になっているけど、暑さで自分のツボがずれまくっていることは、いくらなんでも気がついてます!!

明日も朝からクリニック。なんてったってコンクールまえだから、古畑さんもたまには忙しいわけですね〜。

「たとえば、スーパーモデルになろうと思ったら、170センチはないときついよね。生まれてくるときに、身長は選べません。でも、トランペットは自分で自分の音をつくるので、自分がこうなりたいと思って工夫したり努力したら、スーパートランペッターになれるかもしれないのです。自分の未来を自分でつくっていけるんです。スーパー中学生に、なってほしいんです。」
と話したらこどもたちは即効メモしていました(かわいいなあ)。

これはちなみに、こうださんきょうだいのお父さんがコメントしていた
『東大が一番、っていう人もいるけど、お父さんの東大は、ボクシングでチャンピオンになることだ』
という言葉をアレンジしたものです(ネタバレ)。
しかも、情報源はタクシーの運転手さんとの会話。
いいと思ったらすぐに採用。

思いきって昼寝をしたら元気になりました。
八月はひまだと勘違いしていたけど、あんまりひまじゃなかったみたい。







2006年08月02日(水) 関山幸弘氏マスタークラス

札幌の短い夏。暑いですね。。
先日、また関山氏のマスタークラスを聴講するため、自衛隊駅八時半集合、マツダ先生のおたくから信田さんのおたくへ移動。
デジカメをもっていない私は、インスタントカメラでぱちぱち撮影してしまいました。松田先生超アップでうつってます。そして即効でやきまし(はがきサイズ)しました(笑)。

『音域が高くなる程ツボがちかくなるから、きちんとねらわないと見当はずれな音がでてしまう。』
『自分が思っている位置よりもその音は高いところにあるから、・・・』
『均等に吹いているつもりになるのではなく、均等に聞こえるように吹く方法』
など、受け売りして話すと妙にシンプルに聞こえる感じ(本人が吹きながらいってると響きと重みがちがうんだな〜)ですが、『もにゃっとわかってるつもり』でぼやけてる(見当がついてない)ことがまとまったみたいな、とても楽しい時間でした。まあ、楽しんでるだけではうまくならないので、素直な私はお家でそっこう復習してます。

くやしかったのは、関山幸弘氏二枚目のアルバムをもっていってサインをしてもらうつもりだったのをお願いしそびれたことです。
私はこのアルバムのなかの『ゴッドファーザー』が一番好きです!!
関山氏の故郷にかかわる『じょんがらラッパ』もぜひ聞いてみてほしい。
エレガントでかつ、生命力をうしなわない、あたたかい音楽。
自分もそんな吹けるようになりたいものです。




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