ことのは

2003年03月17日(月) ユメノマエ*03年3月

君を失った
こうなることは
最初から 本当に最初から
わかっていたはず
ここまで君を傷つけ
私自身が傷つくことが
わかっていなかっただけ

苦しいんじゃなくて
切ないんじゃなくて
気持ち悪いの
ずっとドロドロしてるの

好き
好きじゃない
恋しい
恋しくなんかない
どっちだろ
決まって夜になると
一人がツライと思うの
朝になれば
顔を思い浮かべるのも
煩わしいの

私はそんなにも
「過去」に捕われているの?
捕われて動けないフリして
自分の都合のいいようにしてるだけ
君の想像に合わせているだけなんだよ

君ととてもよく似た人と
好きあってたこと
思い出した
君がその人と重なること
時々あった
プレゼントの趣味も
似ていたんだね
今日 知ったよ

私が好きになる人ではなく
私を好きになる人に
同じような傾向があるのかな
そんなこと どうでもいいけど

「付き合う」ことが
まだできないのは事実
彼女彼氏の関係が難しい
自分から好きになった人には
どんなことでもできると思えるのに
贅沢なのかな
好きになられても
気持ちが続かない



東京に行かれなくなって
ものすごく遠くに感じる人がいる
返事を待ちくたびれました
そんなにかわさないで
と言いたい
たった一言
私の納得する言葉を言って
貴方を忘れて他の人を愛すことはできない
貴方からこの状況を動かしてください
何でもいいから
声をかけて欲しい
返事であれば
それでいいの



君はずっと私の味方でいてくれると言ったね
君はいつでも私の話し相手になると

そして いつかまた
出会うときには
映画のシーンのように
手を打ち鳴らしたいと
理屈や理論
それを聞いているだけだった私は
ズルかったんだね
好きじゃないとは言えなかった
受験を控えた君のため
いいえ、私自身のため
形ある支えが欲しかった
息抜きの穴だった
キスがしたかった
温もりをくれるなら誰でもよかった
私には、君である必然がなかった
私たちは
根本的に
同じベクトルではなかった


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