sherry's familly diary
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2009年09月20日(日) いのち

シェリーが空に帰ってから、7ヶ月が過ぎ、
季節はまた、シェリーが生まれた冬に近づいてきた。

心にぽっかり空いた穴は、どんなものでも埋めることができず、
ただただ悲しいことを考えないようにすることで
紛らわせてきた日々だった気がする。

シェリーが旅立ったとき、シェリーパパは、
2度とこんな思いはしたくないから
生涯シェリーだけ、と口にしていた。

でも、散歩するWANの姿を目で追い、
シェリーと一緒に歩いた道にその残像を追い、
写真を眺め、ビデオに収めた、たくさんの楽しそうなシェリーの姿を見、
そんなふうに過ごしてきた中で、少しずつ
私たちの、悲しみで固まっていた心がほぐれてきたようだった。

そんな中での 8月22日。
シェリーと出会った小さなショップに、ふと行ってみようかと思い
出かけてみた。

もう10年以上も前で、それきり行くこともなかったのだけど、
このへんだったはず・・・と思うところには別の建物が建っていた・・・。

そうか、移転してしまったんだ・・・。そうだよね、10年だものね。
でも、あきらめきれなかった・・・。
当時にもらって、シェリーとの出会いの記念にとっておいたお店の名刺、
お財布が変わっても必ず、新しいお財布に移しておいたので
その場から、もとの電話番号にかけてみた。

すると、思いがけずにつながって、話してみると
ショップは辞めたが、もともとブリーダー直のお店だったので
繁殖だけは続けているということだった。

「ラブって、いるのですか?」
      「生まれていますよ。」
「えっ!女の子って何頭いるんですか?」
      「3頭いますよ。」
「見に行っていいですか?」

思いがけない展開に、いつ生まれたのかさえ確認せず、
場所だけ聞いて、すぐに向かったのだった・・・。

行ってみると、生まれて丁度1週間しかたっていなくて、
まだ目もあいていなかった。
しかも、お母さんが黒ラブで、赤ちゃん6頭のうち、5頭が黒ラブちゃん。
イエローの子は1頭しかいなかった・・・。
しかも、その子が女の子だった・・・。

お母さんと兄弟姉妹の、黒一色の中で、その子だけが浮き上がって
目に飛びこんできた。
片手の手のひらに収まるくらいの小ささで、
まだ犬にさえ見えない子だったけど、
その重さは、たしかに重い重い、いのちの重みに感じた。

この子に出会うように、シェリーが呼んでくれたんだ。
人は笑うかもしれないけれど、私にはそう感じられた・・・。
たった一匹のイエローの女の子。
私たちが、迷うこともなく、選ぶこともないように
その子が、「私だよ。」って言っているようだった。

慎重派のシェリーパパは、「目が開いてから、また会いにきて、
それから決めよう。」と、言うので、
目があいたら、連絡をくれるとの約束をして帰ってきたのだった。

その日の私は、その子にあう前後の記憶がところどころ飛んでいるほど
興奮気味だった・・・。
私の気持ちは、もう決まっていたのだもの。

それから12日後、「昨日、やっと目が開きましたよ。」と
連絡が入ったので、9月5日に会いに行ってきた。
本当にようやく開いたばかりの目は、まだぼぉっとして
ねぼけまなこのようだったけれど、ずいぶん顔もしっかりしていた。

シェリーパパも、私がいいなら、ということで納得して、
その子を引き取ることに決めたのだった。

1週間後も、「会いに行っていいですか?」と連絡すると
「いいですよ♪きっと連絡来ると思ってました」と、
こころよくお邪魔させてくれたので
成長の記録をカメラに収めてきたのだった。

そして、ついに、9月20日、今日、
シェリーの妹が我が家にやってきた!
(「妹」といいながら、私は心の中で、シェリーの生まれ変わりでは?と
思ってもいる。)

名前は「IRIE」(アイリー)。

我が家に2番目に到着した、小さな小さな天使、
これからよろしくね!

シェリーがあなたを呼んでくれたのだから
きっといつまでも幸せに元気で、楽しく暮らせるように守ってくれるよ。

ありがとう、シェリー。
これからもずっとずっと家族だからね!





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