しるす

2006年01月23日(月) 重さ

独り立っていたはずだった。七つの連なりに飽々して。話すことなどなかった。温かい感情がともすると期待を。奥に隠して鍵をかけた玉虫を誰もが。陽の目に晒すと輝きは失せ値踏みされ。売る気など。存在する場所が価値を生み。殺風景なほかのところ?



2006年01月19日(木) 円のなか

不完全なオブジェクト達。朽ちる運命に祈ろう。世界は完璧で機能している。写実をあきらめて。



2006年01月17日(火) タイトル

石を踏む。平均値。砦。もとの場所に置き去りにされてた。同じ感覚と錯覚。変哲のない名前に工夫をこらして。先へ行ったつもりが。気づけば熟れて種が。しづかに。もう時間がそこまで来ている。



2006年01月10日(火) たあいもなく

なんとなく何気なく過ごしていて。たぶん暇を持てあましつつ。時間の揺れはとまる。



2006年01月01日(日) うた風

雲の切れ間を見せようと
走れぶ厚い雲の下
日暮れ前のあたらしい感情が


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horane