makko zazieのイギリス留学日記

2004年04月20日(火) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月20日」 I LOVE the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland!!編

 ロンドン留学生活最終日。友達3人がヒースロー空港まで見送りに来てくれた。たかし君、あきのり君、しょうこさん。これまで何人も日本に帰る友達を見送ってきたけど、遂に私の番がきてしまいましたです。見送られる番ですよ。私達は重〜い足どりで、パディントン駅からヒースローエキスプレスに乗って空港に向かった。空港では、友達と別れを惜しみた〜くさん喋り、そして日本に帰り着いた自分宛にポストカードにメッセージを書いて空港から投稿なんてしてみーの、友達の分も投稿してみーのしてたんだな。ロンドンにいた自分からポストカードが自分宛に届くんだよ、これは泣けるねきっと。友達もそれを日本で受け取ったならば感動のあまり泣いちゃうねきっと。 仕方なーく搭乗手続きもしたね。人を迎える時の空港はウキウキする楽しい所だけど、お別れの時の空港ってとても寂しく嫌な所。何といっても搭乗口でバイバーイって言って見えなくなるあの瞬間が嫌だ。その嫌な瞬間というのはきてしまうんだな。“Departures”と書かれた搭乗口の前でロンドン留学生活最後の記念写真をパチリッ。。。みんなにバイバーイして、搭乗口に入って行った。エーーーーーン(TT△TT) でも、とりあえずは2ヶ月後の6月に再来英するもんね〜。→→→→<機内約12時間>→→→→成田空港に到着(-_-)・・・着いちまった・・・ただいまニッポン
私達はそれぞれの実家(兵庫&愛知)に帰る前の三日間、東京にある私の叔母さんの家にちょっくら滞在させてもらったのでありました。プチ東京観光もしたね・・・私はさらに数日、今度は叔母さんの家の隣にある私のお婆ちゃんの家に延泊させて頂きました。
あれだけイギリスが大好きで、まだまだイギリスにいたいと願って、まだ日本には帰りたくな〜いっ!なんて思ってたけども、久しぶりに我が家に戻ると、やっぱりホッとした。安心した。イギリスの料理がマズすぎってのもあるけど、日本のごはんはやっぱり美味しい!おふくろの味、母の作った料理がやっぱりサイコーッ!
こんな素晴らしいイギリス留学生活をおくれたのは家族のおかげ。本当は遠い海外に娘を1人で出すなんて心配でしょうがなかっただろう両親が、思い切ってイギリス行きをOKしてくれて、金銭面でもめっちゃんこ助けて頂きましたし。妹も出発前日「寂しいわぁ・・・」と泣いてたもんなぁ。
この場を借りて、パパ、ママ、エリ、ありがとう。
あっ、いつかイギリスに家族旅行する事があれば、旅案内、道案内、通訳したげるからねっ。まかせとけ〜っ!ロンドンっ子のmakko zazieに。



makko zazieの9ヶ月にわたるイギリス留学日記…おしまい



2004年04月19日(月) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月19日」 とうとうイギリス留学生活最後の1日やんか・・・編

 9ヶ月の留学生活最後の1日はピカデリーに行く。パディントンから23番のバスに乗った。最後の日だというのに乗り間違える!ロンドンバスにはもう慣れっ子だと思ってたのになぁ・・・。あらためてバスを乗り換え、ノッティングヒル経由でピカデリーに向かう。ノッティングヒルで一度下車した。。思い出の地ノッティングヒル。ロンドンに来て初めて住んだ町。いつも歩いていた道、危うく車に跳ねられかけた横断歩道、、あの時私をグイッと引っぱってくれたお兄さん(命の恩人)がいなかったら今頃・・・(あぁ、生きててよかった・・・)、ちょっと高いけどよく利用していたスーパー『EOUROPA』、どこもかも懐かしい風景。ここからピカデリー行きのバスに乗るのよ。私の好きな路線94番のバスが来た(残念ながら旧型ダブルデッカーじゃなかったけど…旧型ダブルデッカーLOVEな私でした〜)。バスに乗り込みいざピカデリーへ!さよならノッティン!!またいつか〜!!(泣) ピカデリーでドラマスクールで一緒だった友達と合流し、CHAINA TOWNにある『ワンケイ』という中華料理屋に行った。久々に会った友達は元気そうだった。私達は明日ロンドンを発つわけだが、彼女はあと1termロンドンにいるのだ。ええなぁ。。羨ましい限りじゃ〜。ここ『ワンケイ』も思い出の店。とにかく店員が全員!愛想悪い中華料理屋で有名なのあるよ。無愛想度120%なのあるよ!テーブルクロスの敷き方乱雑、お箸・レンゲを『置く』のではなく半ほうり投げ状態…そんな店なのについついまた来てしまうというという不思議な中華料理屋なのあるよ。あの店員の態度には唖然とするけど、ある種パフォーマンスなのあるね。。まぁ安くて味も美味しい・・・ってか無難な味?だしね。ロンドンでは無難な味ですらなかなか出会えないから。ロンドン食べ物まずいですし。何食べても味無いですしっ!ロンドンに来る事があれば是非行立ち寄って欲しいお勧めのスポットです。。しかし行ったからには店員に腹をたててはいけません。あれはあれでいいのです。あんなもんなんです。あれで当たり前なのです。 私は大好物の「ロースト・ダック・オン・ライス」を注文した。・・・これは、素直に美味い!と私は思う。友達とたくさん話をして楽しいひと時を過ごした。ここで彼女とはお別れ。さてさて私達は、ボンド・ストリートにある『チャペル』という楽器屋に行く。んでもって、ネット・カフェにも行った。まぁこの度日本に帰っちまう私達なんですが、2ヶ月後の6月にはまたロンドンに来るんですな( ̄▽ ̄)vイェーイ。その飛行機のチケットをネットで予約したのであります。ドラマスクールの仲間の卒業公演(←本格的、噂ではスカウトマンまで来てるんだとか)が6月にあって、「卒業公演絶対観に行くからねっ!」って安易に約束をしましてぇ、、とっくに貯金なんて尽きてるってのに…そんなお金どこからでるんぞってのな〜。あはは〜。親よ…ヨロシクゥ! ネットカフェの後はビリヤードに行った。ロンドンに来てビリヤードにもよく行ったもんだ。さてロンドンでの最後の夕食を。。。これまた思い出の店『STOCK POT』でとる。ロンドンに3店舗ぐらいあるのかな?ここではBritish mealを食べれるのよ。ここは比較的美味しいんじゃないかなと私は思うのだけど、単に私の舌がイギリスの薄味に慣れてしまったからなのか?!…ロンドンに来てとにかく自分の味覚に自信がなくなったですハイ。イギリス留学生活を締めくくるのにピッタリの夕食でした。満足満足。。。そして私達一行はホテルに戻ったのでした。で、夜はコインランドリーに行く。洗濯物がたまってますもので。。。私はコインランドリーにいる時間って好き。で、洗濯しつつ待ってる間にも、、今さらながらお土産を買う。 あ〜、ほんまに留学生活終わっちゃんだね〜。



2004年04月18日(日) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月18日」 やっと来ちゃったよ!ビートルズの故郷 

 リヴァプール観光、ビートルズ・ツアーです。夕方にはリヴァプールを出てロンドンに向かわないといけないのでゆっくりはしてられません。11時頃にはホテルのチェック・アウトを済ませ、夕方までホテルに旅行カバンを預けた。友達から借りているリヴァプールの地図とガイドブック「地球の歩き方」を頼りにビートルズ・ツアーの始まりです。まずはリヴァプールの中心街から少し外れた郊外にあるペニー・レーン、ストロベリー・フィールズへ行く。まずインフォメーションへ行って、ペニー・レーン方面のバス乗り場を調べた。バッチシ分かった。バスに乗って、昼過ぎにはペニー・レーンに着いた。“ペニー・レーン”!といっても何ら他の道と変わらないただの一本道である。しかし私にはそこに自分がいるってだけで、鳥肌物なのだった。ペニー・レーンを往復してみた。写真も撮った。あ〜っ!Magical Mystery Tour バス(観光バス)が走っている〜!リヴァプールって感じ〜!  ハイッ、ペニー・レーン観光終了。早っ!!次っ、バスに乗ってストロベリー・フィールズへ向かった。バスの運転手にストロベリー・フィールズの最寄のバス停に着いたら教えてとお願いしたが、なんとあまり場所を知らんと言う・・・えっ (・・;) ホァ〜〜イ??知っとくべきじゃろ〜よ〜それはぁ。すると老婆が話しかけてきた(老婆って言い方はどうよ・・)。ストロベリー・フィールズの場所を教えてくれると言う。おっ!老婆よ、やるじゃないか。さらにはジョン・レノンがミミ叔母さんと住んでいた家も、ストロベリー・フィールズのバス停の1つ先(2つ先やったかな?)にあるんだと教えてくれた。老婆よスゴイじゃないか!若かりし頃はビートルズの追っかけしてたね??老婆はジョンの家も是非見に行きなさいと薦めてきた。ストロベリー・フィールズに到着。ストロベリー・フィールズはビートルズの名曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のモデルとなった所で、孤児院である。中には入れないけども、今も孤児院として人がいるのかなぁ・・・??赤色の鉄門がとても印象的。 おっ!またもMagical Mystery Tour バスに遭遇。あたかもツアーに参加してるかのようにバスの前で記念撮影したったわ。ホッホッホッ・・老婆にせっかく教えてもらったので、ジョンの家まで行ってみた。若き頃のジョンがこの界隈で遊んでる図が目に浮かぶ。もうこの時点で大満足、大成功のリヴァプールの旅になっていた。ビートルズ関連の見どころの多いマシュー・ストリートへ行く為にバスに乗り、リヴァプールの中心街へ戻った。案外すんなりマシュー・ストリートに到着した。意外な事に人気(ひとけ)がない。こんなもんなのか?もっと観光客であふれているもんだと思っていたが・・。通りに入ると、まず目に入ったのはCavern Pub。店の前にはジョンの像が立っていた。同じポーズをとって写真をパチリ。建物を見上げると、手をあげてヤァッって挨拶してるような、ギターを持ったジョンの像もあった。地元のちょっとばかしこ汚い系のおじさんが話かけてきた。なんか一生懸命に「記念写真を撮りなさ〜い。撮ってあげるから。」と言う。。。ん?カメラ泥棒?日本製カメラ狙い???でもせっかくなので撮ってもらった(騙されやすい、盗難にあいやすい日本人代表・・)。 きっと来る客みんなにサービスしてるんじゃないかなこの人。悪い人ではなさそうだ。世話好きなだけだな・・(とことん騙されやすい日本人ここにあり)。Cavern Pubの前にはCavern Clubがある。ここがビートルズが昔ライヴをしていたとこか。すごいな。中には入らず外から眺めていただけ・・・と、淡々と説明をしているが、この時の私はかなり気分が舞い上がってたであります!で、目と鼻の先に、Lennon's Barでしょ、で、The Grapes(演奏に疲れたビートルズのメンバーがひと休みした店らしい、ガイドブックいわく。)があって、そいでもってThe Beatles shopがある。ショップでは、H E L Pと一つ一つわかれている缶バッチを購入。マシュー・ストリートを通り抜け、スタンリー・ストリートへさしかかる角あたりに、エリナ・リグビー像があった。エッ?これっ?!ちょっとばかし期待を裏切られる。。。気づかず素通りする所だ!・・・が、エリナ・リグビーと並んで撮った写真はなんともよく撮れていた。エリナとmakko(私)がベンチに座って、普通に会話してるような自然な写真が撮れていた。気になる所は全部写真におさめたし、エリナとも最高の写真が撮れたし、よかったよかった。と、こんな感じでリヴァプールの1日はあっというまに過ぎていったのでした。気づけばロンドンに戻る時間。私のリヴァプールの人達の印象は「世話好き」「暖かい人達」。私はこの町を気に入った。リヴァプールからロンドンに戻る電車に乗る。考えてみれば学校が終わってからウィーン、エディンバラ、湖水地方、リヴァプールと、1ヶ月にもおよぶ旅が終わるわけだ。まぁ、まだロンドンの1日はあるわけだが(・・・ため息)。いろいろあったな〜。。。楽しかったなぁ〜。。。いい旅だったなぁ〜。。。寂しいねぇ。。。泣けるねぇ。。。もうすぐ日本だねぇ〜。。。仕事も探さなきゃいけないねぇ〜。。。(T_T)トホホ  リヴァプール→ロンドン、約4時間の電車の旅であった。
ロンドン(パディントン)にあるB&Bに宿泊した。



2004年04月17日(土) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月17日」 OH ! MY 電子辞書

 昼を過ぎてからウィンダミアを出てリバプールへ向かう。午前中、実はかなりバタバタしていた。大慌てよ。詳しくはこんな感じ→→(回想中)→→ホテルもチェック・アウトしてるので、大きな重い旅行カバンを持っている。時間がない時に身動きしにくいので、一時的に荷物を預かってもらえないかとインフォメーションに頼みに行った。インフォメーションだったら駅にも近いしいいからね。そしたらインフォメーションでは預かる事はできないと言われた。しかし少し行った所に荷物を一時預かりしてくれるパブがあると説明してくれたので行ってみた。駅からはかなり離れる。帰り、駅までこの重い旅行カバン持って行くの、かなり大変そうだ。すぐにそのパブもみつける事ができた。時間にするとほんのちょっと預かってもらうだけなのに結構料金高かった。ボロ儲けやね。なんか、うさん臭い荷物預かり所やけど、ひとまず預けて身軽になる。さてレンタカー屋に車を返すのだけど、朝だから?単に不在なのか、レンタカー屋には人の気配なし。ってかどうするんだよ〜。どうやって返したらいいんだよ〜。電車の時間だってあるのに。再びインフォメーションでレンタカーの事を相談。「レンタカー屋に車を返したいけど、店にスタッフがいなくて返せない。どうしたらいいだろう。電車の時間もあるんです。」と聞いてみたところ、車は元通り駐車場に返して、あとは鍵と置き手紙を入口のポストから入れとけば大丈夫じゃないかと提案された。こんな重要な事、手紙がうまく書けない‥私には難しい‥的な事を言うと、代わりに置き手紙を書いてくれた。なんていい人。確かレンタカー屋を探してる時も場所を教えてくれただけでなく、レンタカー屋にわざわざ電話で連絡をとってくれたのだった。そのおかげでレンタカー屋が車で、インフォメーションまで私達を迎えに来てくれたのだった。 いや〜ほんとお世話になりっぱなし。ウィンダミアのインフォメーションのスタッフ、みんないい人だ!サイコーだよっ。書いてくれた手紙と車のキーを封筒に入れ、急げ私達!時間がないわっ。慌ただしくお礼を言ってレンタカー屋に向かった。レンタカー屋はまだ不在の様子。駐車場に車を停め、入り口のポストに封筒を入れた。これで大丈夫だろう。さて重い旅行カバンをうさん臭い荷物預かり所のパブへ取りに行き、次はウィンダミア駅まで向かう‥のだけど、駅まで遠っ!重っ!時間が迫ってるのに急げな〜い。エッチラオッチラ目指せ駅〜。どうにかこうにか電車の時間には間に合ったのでした。(ゼイハァ、ゼイハァ・・息切れ・・歳ですから) 間に合ったのもインフォメーションのスタッフの協力あっての事です。→→(回想終了)→→ さてウィンダミア、湖水地方ともお別れ。リバプールへ移動です。ビートルズの故郷に行けるという嬉しさと、刻々と迫る留学・旅行生活の終わり・・・複雑な気分です。リバプールの旅行が終わったら、あとはロンドンに戻って日本に帰るだけ。ウィンダミアからリバプールへは、電車を2度乗り換えした。約2時間の旅。ウィンダミアを出てしばらくはのどかな風景が続き、そこにはやっぱり羊・羊・羊。景色はだんだんと街になってゆく。電車での旅は実に快適である。さてリバプールに到着。って冷静に言ってるが、ここが夢にまで見たビートルズの故郷、LIVERPOOL りばぽ〜! ←と、ほんとはこんな風に興奮ぎみです。まずホテルにチェック・インした。とにかく半端じゃなく旅行カバンが重いんすわ。そうそうあまりに重いので、湖水地方で泊まったホテルで、あと数日の間に、あきらかに使わないタオルやケトル等々を捨ててきたのだった。これまでの旅行中、ケトル(湯沸かし器)を持ち歩いていたのだ私はっ!チェック・アウト後に掃除に入った清掃係はケトルが捨ててあってさぞビックリした事だろう。  チェック・インを済ませ、ホテル内をちょっと見て回った。かなり大きなホテルだったので見甲斐がある。エレベーターに乗ってる時、宿泊客のおば様と一緒になって、話しかけられた。その話の中に一つ分からない単語があったので、部屋に戻って意味を調べようとカバンの中の電子辞書を探した。。。。。。。。。。んっ?!ないっ!?電子辞書がな〜いっ! そうだ、思いかえすと、湖水地方で借りたレンタカーの中で一度電子辞書を使って、車にポンッと置いた記憶がっ・・・。めっちゃレンタカー屋に置き土産してきてしもた〜。まぁ、英語から日本語に意味を変換されても、レンタカー屋のにいちゃんには訳わからない、実用性のない物だろうけど。あ〜、すごいショック。気に入ってる電子辞書だったのに。留学中、私と常に行動を共にしていた、思い出が詰まってる電子辞書なのにっ(溜息)。  私達一行は、ネット・カフェ(マクドナルド内)に行った。何をどうしようが、日本語に変換できないパソコンを置いている、イケテないネット・カフェだった。ホテルに戻り、明日の旅のコースを練らなければ。明日は、ビートルズのゆかりの地を1箇所でも多く見に行けたらいいな。頑張るわっ。夜、パソコンに入れてあるビートルズの曲を聴いてみた。リバプールで聴いているからか、いつも聴いている曲と同じはずなのに何か違った。  ホテルの外では、若者達が騒いでいて超うるさかった。もう真夜中なのにっ!



2004年04月16日(金) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月16日」 アヒルではありません。白鳥です。

 天気晴れ。今日は昨日のリベンジ、ヒル・トップへ行きます。その前に、「ベアトリクス・ポターの世界 〜THE WORLD OF BEATRIX POTTER〜」へ立ち寄った。ピーター・ラビットのグッズを売ってるショップがあったり、周りを見渡せば全てピーター・ラビットの世界に囲まれてるっていう、そんなレストラン(カフェ?)が入ってたりする所だ。結局そのグッズを売ってるショップにしか入らなかった。レストランで使ってる食器とかは、全部ピーター・ラビット製らしい。。たぶんそう。。のはず。。。けしてピーター・ラビット大好きでたまらない30歳、三十路の私ではないけども、そんな私でも入ってみたくなるっちゅ〜もんだ。建物の裏出口みたいな所にプレートがかかっていた。読むと【1991年9月5日木曜日 ヴィクトリア・ウッドがTHE WORLD OF BEATRIX POTTERを設立】って書いてあった。ヴィクトリア・ウッドって、私の大好きなイギリスの舞台女優である。感激!記念写真をパチリッ。満足。さて私達一行はヒル・トップに向かった。昨日一度ヒル・トップには行ってるのでもう道に迷う事はなかろう。余裕をかまして途中湖畔や川辺に寄り道。。川辺で友とこの留学・旅行の思い出、また来たいね・・と語りに入る。もうすぐこの贅沢極上生活が終わってしまうのかと思うと悲しい。現実の生活が戻ってくるのか〜。復帰できるかなぁ私。。またまた車を走らせ、今度こそヒル・トップに行く。昨日はあいにくヒル・トップは休館日だったので、インフォメーションボードで、今日は開いていると確認して帰ったのに、もしや今日も閉まってるのでは??予想的中!閉まっとぉし!!閉まってるものは仕方ないけどさ〜ぁ・・・でも横のGARDENは開いていたので入ってみた。家の中には入れなかったけど、庭だけでも入れたのでよかった。ヒル・トップの庭にも羊がいた。時期が悪かったな〜、ガイドブックに載ってるみたく花が満開じゃない。まばらには咲いているんだけど、ん〜残念だ。ここにも当然ピーター・ラビットのショップがある。ヒル・トップにあるショップなのだからココがまさしく本家本元本店なのか?なら凄いじゃん!本店に来てるよ私。その後、私達一行はニア・ソーリーの村を散策した。とにかく緑がたくさんで、丘が広がってて、その丘には羊がたくさんいて、空気が澄んでて、気分はハイジ。はしゃぎた〜い。ワ〜ッと走りた〜い。喫茶店(かな?)がある。こりゃまたかわいらしい雰囲気(入ってないけど)。何もかもがかわいくお洒落に見えるのね。塀、道、家・・・。とある家の庭ではLOVELYな2、3歳の女の子と親が遊んでいる。微笑ましい光景だった。こんなにのどかな所で平穏に暮らしてたら、あのLOVELYな女の子は絶対に不良にはならないな。きっと素直で優しくて、清い心の持ち主になるよ(妄想中)。しばらく、ニア・ソーリーの村でのんびりした。帰り道ボウネス湖畔に立ち寄った。白鳥がいた。私は白鳥を見て第一声「でっかいアヒル〜!」と言ってしまう事件をココ湖水地方でやらかす。友からは即答で「あれは白鳥な・・」と返された。ほんまやわ、よく見れば白鳥SWANやわ。でっかいアヒルBIG DUCKちゃうわ(←ってかよく見なけりゃ分からん事か?)。カジノがあったので行ってみた。実際のお金を使うから確かにカジノなんだけど、どっちかっていうと、ゲームセンター感覚の家族向けカジノって感じかな。。かなり燃えたねぇ。でも結果はちょっと負けちゃったけど、それだけの分は楽しんだからよしとしよう。一日満喫した。その後夕食を食べ、ホテルに戻って休んだのでありました〜。いよいよ明日は旅行最終目的地「リバプール」に移動です。ビートルズの町だわよ〜。リンゴ〜!ジョン〜!ポール〜!ジョージ〜!やっとあなたたちの故郷に行けるわ〜。リンゴを一番に呼ぶとこがポイント。私はリンゴ・スターが大好きっ(*^-^*)



2004年04月15日(木) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月15日」 一日中雨ナリ

予定通りヒル・トップへ向かう。ゴメンっ、親。約束破っちまった。海外でレンタカー借りちゃった。レンタカー屋では、国際免許証を提示し、フォームに記入し、簡単なインタビューがあって車は借りれた。案外簡単に借りれちゃうのねレンタカーって。車はホンダJAZZのシルバー、日本ではホンダFITあの車種ね。ミッション車です。もちろん運転は友です。私は助手席で、インフォメーションでゲットした地図を片手に、あっちだ〜こっちだ〜言う係りです。車を借りたのは私だから、ほんとは私が運転しないといけないのだけど、私はミッション車に関してはペーパードライバーなもんで、もう運転の仕方忘れたもん。エンジンかけて〜、ブレーキとクラッチを押して、サイドブレーキを下ろして、ロウに入れて、半クラにして〜・・出来るか〜いっ!エンスト・オンパレードやわ。無理無理絶対無理。 天気は雨。ヒル・トップへの道中、湖を超え、丘を超え・・旅はいい感じで進む。雨が降ってるのが残念だ。湖もなんか薄暗く寂しげ。道端の丘には羊の群れがいる。触れそうな距離にいる。車を降りて羊の群れの写真を撮ってみた。デジカメは撮った後にズームができるのだけど、ズームしてみると1匹が超カメラ目線である事が判明・・羊の鳴き声って「メェ〜ッ」よりは鼻に声をかけて「ヴェーッ」って聞こえる(←結構どうでもいい事だ)。湖畔に3羽の鴨が並んでくつろいでいるかわいい姿もみた。それも前からバージョン、後ろからバージョンの写真を撮った。さて、さらに車を走らせる。ヒル・トップはニア・ソーリー村にある。ニア・ソーリー村の案内の看板が見えた。もうすぐだ。一度道を間違えたけど、どうにかヒル・トップに到着。ほほ〜ん、確かにピーター・ラビット出てきそうやわ。。。でもやっぱり雨が残念っ! ヒル・トップとは、ピーター・ラビットの作者、ベアトリクス・ポターが亡くなる77歳まで住んでいた家。現在はポターさんが、生前に使っていた広間や寝室が保管され見学できるようになっているのだそうだ。 さておき、また嫌な予感がしますよ〜。なんか閉まってるっぽいよ〜。な〜っ!休館日だしっ!またもやってしもたしっ! やっぱりか。ウィーンで何度もやらかしているこの失敗・・いい加減ちゃんとガイドブックを調べてから行動しましょう。明日出直す事にした。仕方ないので、私達一行はボチボチ、ウィンダミアに戻って夕食を食べたのでした。チャンチャン



2004年04月14日(水) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月14日」 湖水地方着! 編 

 湖水地方に向かいます。エディンバラ10時頃発の湖水地方方面の電車に乗り遅れ、11時50分の電車に乗った。席が空いてなくデッキに立っていた。エディンバラから湖水地方(ウィンダミア)は電車とバスに乗って、約3時間程で着く(←バスに乗らないで電車乗り継ぎで行ける方法もあるみたい)。途中、席がパラパラと空いてきて、とりあえず座っていたのだけど、ある駅でお婆ちゃん2人組が電車に乗ってきたので席を譲った。日本でも席を譲る時って少し緊張するものだけど、外国のお婆ちゃんに席を譲るのは、かなりの勇気がいった。ありがとうって言ってくれた時の嬉しそうなお婆ちゃん達を見て、あ〜ヨカッタって心から思った。
 湖水地方はウィンダミアに到着。ピーターラビットの故郷よ〜っ。ウィンダミアの町はメルヘンチック。なんて〜の、町の上でオルゴールが鳴ってそう(←とってもわかりにくい説明)な感じかな。まずはホテルへ向かった。荷物も多いし、場所も分からないし、ここでもタクシーを利用。 こじんまりとして洋風感たっぷりのキレイなホテルだ。荷物を置いてウィンダミアの町のインフォメーションに行き情報収集をした。明日からの予定を組まなければ。夕食はホテルの近くのパブで食べる事にした。大好きなフィッシュ&チップスを食べた。揚げた白身魚、ポテトフライ(チップス)、そしてピーズ(グリーンピース?)がお皿に盛ってあるのだけど、ここのパブのピーズは豆が潰してあった。見るからにまずそうである。ってか何も手を加えずにイギリス料理を食べたならば、当たり前にまずく、ほんとに味ないからね。私はテーブルに置いてある塩やビネガーをかけまくりますから。ビネガー飲んでるんちゃんっ!ってぐらいドボドボにかけて食べる、それが私流。それがたまらなく好き。  さて、ホテルに帰って1日の旅の疲れをとる為にシャワーを浴びて、明日の予定を考えなければ。。。さて、シャワー、シャワー♪。。。嘘〜んっ!? って程に水の勢いがない。そしてさらには固定型のシャワーやしっ!!泡流すの一苦労だわっ。(シャワーとの戦いが始まるのであった。)
ウィンダミアの町からちょっといった所にヒル・トップという所がある。ここがまさにピーター・ラビットの故郷。ピーター・ラビットの作者ベアトリクス・ポターが亡くなる77歳まで住んでいた所である。
徒歩で行くにはかなり遠いだろうな。となると車が必要になるのだけど。。。タクシーやツアーバス使ったりしてもいいのだけど、やっぱり時間も制限されて落ち着かないからなぁ。やっぱり、レンタカーかな。
私は一応、国際免許証を持ってきているので、レンタカーは借りれる。しかしここで問題がっ!!親に海外で車に乗るの反対されてるのよね〜っ。乗りませんって約束していたのだった。。。それにさ、こっちってオートマ車あんまりないし〜。ミッションで免許持ってるけど、免許を取ってからミッション車には縁がなく、乗ってなかったからな〜。エンスト・オンパレード間違いなしだわ。私が運転したらヒル・トップに辿り着く頃には夜になってそう。でもまぁ、友がミッション大得意なわけだけど。。。。。。どうしようかね〜っ。。。。。レンタカー、借りちゃおうかなぁっ。。。。。親ゴメンッ!。。。。。う〜ん。悩む〜ぅ。。。。。夜は更けていったのでした。。。。。。





2004年04月13日(火) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月13日」 チャイニーズ・レストランの店員さん、、、もしや、、、今、鼻ほじった? 編  

 また!ホテル近くのパブでイングリッシュ・ブレックファーストを食べた。ほんとに好きなのだ私は。
 この日はアーサーズ・シート(Arthur's Seat)へ行った。ホリールードパークから、ホリールードの山の頂上へ登り、断崖?にあるアーサーズ・シートまで行くのだけど、エディンバラの街からその山の下までは、44番のバスを使って行った。バスに乗る時に、アーサーズ・シートに行きたいのだけど、最寄のバス停に着いたら教えて下さいって運転手さんにお願いしていた。しばらくすると、バス停でない所で運転手さんはバスを停め、私達を呼んだ。「あそこに見える坂を登ってずっとず〜っとまっすぐに行けば、ホリールードハウス宮殿が見えるから〜、そしたら○×%$@*¥・・・。ここが、このバスで行ける一番近い所なんだよ。あっ、バスのチケット持ってる?」そう言うと、バスの運ちゃんはバスのチケットの裏に地図を書いてくれた。泣けるぜ、オッチャ〜ン! わざわざバス停でもない1番近い所で降ろしてくれるし、地図まで書いてくれて。。。とても親切なバスの運ちゃんだった。アーサーズ・シートに到着するまでには、それはそれはすごい道のり。ひたすら山を登っていく。アーサーズ・シートがある所は頂上なわけだけども、頂上に近づくにつれてだんだん狭く、道も険しく岩場になってくる。なんとか頂上に辿り着き、アーサーズ・シートとやらを見たわけだけど、何だこれっ!? Arthur's Seat(アーサー王の椅子)というぐらいだから、なんか椅子みたいのがあるのかと真剣に思ってたけど、なんか方角を示しているプレート板があるだけだった。。。それにしてもそこはすごい突風だった。岩に必死にしがみついていないと、吹っ飛ばされそうな程だった。空気が澄んでいるとかそんなのを感じる余裕もなく、息苦しい程。景色を見るのも必死。それでもエディンバラで一番高い所からの景色だから絶景だった(一番高い所なのかなぁ)。
 さて山を降り、私達はHM○、Virgin ○ega Store、Top ○hop、BOO○S、Clar○s、デパートなんかが建ち並ぶ、エディンバラの繁華街Princess St.へ行った。エディンバラっていいな〜。だって買い物にも不自由しないし、街は美しいし、ちょっと行けば自然一杯だし。文句なしだもん。
 夜は、チャイニーズ・レストランに行って食事をした。バイキング形式のレストランでたくさんのチャイニーズ・フードが並んでいた。自分の好きなだけをお皿に盛っていいのだわ。。。
お客さんもたくさん入っていた。かなり繁盛しているようだ。店員もたくさんいる。私の視界に男性店員が1名。私は何気なくその店員さんの動きを見ていた。すると、その男性店員、鼻をほじった!それもかなり長いことほじっていた。やめてくれ〜っ。その手で接客するのはやめてくれ〜。 料理はなかなか美味しいのに、そんなん見たら気分的にまずくなっちゃうよ〜。 ♪チャンチャン♪



2004年04月12日(月) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月12日」 エディンバラ城 〜 カールトンヒル 編 

 のんびり1日がスタートです。昼です。ホテルを出て、ホテル近くにあるパブに寄り、昼なのに“イングリッシュ・ブレックファースト”を食べた。
イングリッシュ・ブレックファーストは、カリカリのベーコン、目玉焼き、ポテト(イギリスではチップスと言う)、ソーセージ、ビーンズがボンボンボーンって、適当に盛っているだけの食べ物で、フィッシュ&チップスに続くイギリス定番の食べ物。イギリスの料理はまずいと言われているけど、、、確かにまずいのだけど〜、このイングリッシュ・ブレックファースト、フィッシュ&チップスに関しては、私的には大好きな食べ物なのだ。あとパブの雰囲気も最高。雰囲気最高のパブで食べるから美味しく感じるのかもしれない。ロンドンの演劇学校で知り合った仲間の中に、エディンバラ出身の女の子がいた。彼女はエディンバラの街をすごく絶賛していたのだけど、絶賛するだけの事はある。街のどこを見てもとにかく美しい。自分の故郷を自信持って絶賛できるって素晴らしい。
 この日はエディンバラ城へ行った。エディンバラの中心街から坂道を登って行く。下から見上げるとかなり高い所にエディンバラ城はそびえたつ。エディンバラ城の印象は、、派手さのない地味なお城なのに、お城〜っ! っていうオーラ、重み?を感じた。お城から眺めるエディンバラの街は、と〜ってもキレイだった。
 その後私達は、エディンバラ城を下り、カールトンヒルへ行った。名前の通り「丘」なのだけど、散歩コースにはもってこい。いい運動になるし、空気も澄んでいる。ここからの景色もなかなかなもんでした〜。
のんびりとした1日でした〜。



2004年04月11日(日) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月11日」 エディンバラに到着!で、ホテルの管理人さんどこですか?編 

 ホテル側のミスで、一生に1回泊まれるか泊まれないかの超豪華な部屋に宿泊できて大満足な1泊を過ごした超ラッキーな私達は、そんな超豪華な部屋をあとにし(←なんかクドイ)、次の目的地スコットランドはエディンバラに向かうべく、朝からKings Cross駅に向かった。Kings Cross駅といえばハリーポッターでハリー達が魔法学校に行く時に利用する9と3/4番線ホームがある事で有名ですな。時間があれば、その9と3/4番線ホームを探して、ハリーポッターの真似でもして、カートなんか押して、壁に向かって走ってる写真でも撮ろうかと思ったけど、電車のチケットを買ったりしてて時間がなく、結局9と3/4番線ホームは探せなかった。ってかどこのホームも9と3/4番線ホームに見えたので、その辺のホームで記念撮影をした。Kings Cross駅そのものがハリーポッターのあの雰囲気そのままなので、それだけで満足な気分になった。なんと電車のチケットは指定席が取れなかったけど、デッキの補助席みたいな所には座る事ができた。ロンドンからエディンバラは電車で5時間程かかるのでまぁ、とりあえずは補助席だろうが座れて一安心でした。私は電車での旅が大好きだ。5時間って長いけど、エディンバラに着くまでにはいろんな町を通ってくるわけで、いろいろ変わっていく景色を見てるだけで嬉しくなってくるのだ。停まる駅の雰囲気もそれぞれ違って、その駅の個性が出てるというか、なにげなくそんな景色を見てる事が旅って感じでいいんだよな。途中、広〜い丘の上に、羊の メ〜ェ! さんがたくさんいるのを見た。アルプスの少女ハイジがいてもおかしくない景色だった。。。
 エディンバラに到着。予約してあったホテルに向かう。駅からタクシーで移動した。ホテルの住所をタクシーのオッチャンに見せてホテル前で降ろしてもらった。4時頃ホテルに到着。ホテルといっても外観は鉄筋アパート(イギリス風に言うと、鉄筋フラットか)。一般ホテルみたいに受付カウンターがあるわけではなく、管理人室みたいのがあるだけだった。さて到着したのはいいが、入り口の鍵が閉まっていた。チャイムがあるので押してみるが反応なし。。。何度も押してみるが反応なし。。。オイオイオイッ、どうすんのよコレ。疲れてるんだから早く荷物置いて休みたいのにっ。 もうちょっとネバってチャイムを押すが、、、やはり反応なし。。。これは管理人室には人がいない。しばらく待つ事どれくらいか、1人の女性が出てきた。宿泊の予約をしている者だと説明する。その人は管理人ではないようだがたぶん従業員。私達の部屋の鍵と予約票みたいのが入った封筒を、結構時間かかったけどみつけてくれた。ってかさ、管理人とちゃんと話をつけておいてくれよ〜。こういうお客さんが今日宿泊するから、○○○号室に案内してあげてねって感じでさぁ。さて部屋まで行くのだけど、エレベーター(そうイギリス風に言うとリフト)がないっ!マーヅィーかーよーっ。 部屋はあれは最上階になるのかな(4階建て)、疲れてるし、すごい荷物で旅行してるもんだから部屋まで持って上がるのがかなり大変だった。その従業員の女性も手伝ってくれたからよかったけど。部屋は、もちろん先日泊まったロンドン(ヴィクトリア)のあの超豪華な部屋とまではいかなかったけど、やっぱり同じようなアパートメントタイプで、キッチン、リビング、ベットルーム、バスルームがあり、ここは部屋に洗濯機まで付いていた。やった〜っ!洗濯し放題!ありがたや〜、あ〜、ありがたや〜。 かなり気に入ったのでありました。
ひと休みして、エディンバラの街に散歩に出かけたのでありました〜。



2004年04月10日(土) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月10日」 超豪華なホテルに泊まれちゃったで事件 編

 ウィーン滞在最終日。丸2週間ウィーンにいたんだなぁ。2週間もいれるなんてじゅうぶん時間があると思ってたけど、アッちゅうまだった。最終日なのでやっぱりモーツァルトのお墓に行く事にした。前回2月にウィーンを訪れた時に1度行ったモーツァルトが眠る“マルクス墓地”。モーツァルトのお墓の前で「ウィーン、また来ま〜す。」って約束をしたのだった。ホテルを出て、花を買ってマルクス墓地へ行った。相変わらず寂しげな墓地。。。花をお墓に供えて「また来れました。そしてまた絶対ウィーンに来ますね」と挨拶をし、しばらくの間お墓の前に立っていた。ここに立っているとモーツァルトという人物が本当にいたんだって、私達は今ほんとにウィーンに来てるんだって実感する。ロンドンに戻る飛行機の時間もあるので私達は先を急いだ。シュテファン大聖堂方面へ向かい、そこら辺のイタメシ屋でランチをした。そしてオペラ座裏にあるクラシック専門のCD屋に行った。前この店を覗いた時、なんとサリエリのコーナー(仕切り)がある超珍しい店で、それもサリエリだけで結構な枚数のCDが並んでいたのだった。さすがは音楽の都ウィーン。結局前はサリエリ物を何も買わずで後悔していたので、今度こそ買う気満々で行ったのに、ガーン!ガビョーン!リアリー?!土曜日は1時までの営業だった〜っ!閉まっちょる〜!最後の最後にまたやるか私達よ。残念だったけど、「ウィーンまた絶対来るし〜、絶対来れるし〜、だからいつでも買えるんだし〜っ!!」と、そう自分に言い聞かせた。そう思うしかなかった。シュテファン大聖堂前の地面に埋め込めてある、モーツァルトのサイン入り?記念パネルとシュテファン大聖堂の前で、パチリと写真を撮った。同じフレームにおさめるのはなかなか難しい、、が友は上手に撮ってくれた。ウィーンらしい1枚が撮れた。さてロンドンに戻ります。ロンドンに1度戻るのも、日本帰国までの残り10日間をイギリスのまだ行った事のない、スコットランドはエディンバラ、湖水地方、リバプールに行く為、ロンドン(ヴィクトリア)のホテルに1泊し、これからの旅に備えるのだった。1時間半程でロンドン、ヒースロー空港に到着。ホテルに向かった。ホテルに着いた時は、もうクタクタ。さてチェック・インなのだが、どうも私達の予約で何かトラブルがあったようだ。予約はちゃんとしてあったのだけど、どうやらホテル側のミスでダブルブッキングしてしまったらしく、私達の予約した部屋が空いてないとの事だった(私の英語力は乏しいので、実はダブルブッキングが理由じゃなかったりしたりして、、聞き間違いしてたりして、、いやたぶんダブルブッキングって言ってたと思う)。受付で「お客様は本日ご1泊、これが2泊以上だと無理なのですが、この度は、料金変わらずでアパートメントタイプの部屋が空いておりますので、そちらをお使い下さい。」的な事を言われた。部屋まで案内してくれるベルボーイに「君達ラッキーだよ。」と言われた。何がラッキーなんだろ?いったいどんな部屋なんだろ?!ワクワク・ドキドキ部屋に入、、る、、ってなんだこの部屋っ!?スウィート以上だわよ!キッチンダイニングリビングベッドルームその他の部屋豪華なバスルームトイレ2ヵ所長い廊下。さらには景色も良いときた。遠くにはビックベンも見える。間違いなく一生に1回泊まれるか泊まれないかの豪華な部屋だった。1泊いくらの部屋だったんだろう‥明日からの旅に備えて早寝するのがもったいない!起きて部屋を満喫、部屋の探検をしなければ!興奮覚めない私達でありました。疲れも吹っ飛んだのでありました〜。ベルボーイの言う「君達ラッキーだよ。」の意味がよ〜く分かりました。ほんとうにラッキーな私達。さい先の良いスタートで、イギリスの旅が始まります。



2004年04月09日(金) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月9日」 シェーンブルン宮殿敷地内の公園に生息するあのキモイ虫!鳥肌っ!! 編

 「シェーンボホッ゛」(シェーンブルン宮殿)へ行った(←4月8日の日記、後半部参照)。 この日は1日かけてシェーンブルン宮殿を満喫した。シェーンブルン宮殿と一言で言ってもそれは広い。宮殿はもちろん、敷地内には広〜い公園、広〜い楽し〜い動物園、温室や丘(グロリエッテ)もあって、一日あっても見きれない程の広さよ。この日は宮殿前でアメリカから来た学生達の演奏会があった。音楽の都ウィーンに来て演奏できるなんてどんな気分なんだろう。嬉しいだろうな。演奏はめちゃめちゃ上手ってことはなかったけど、一生懸命さがすごく伝わってきて、とても良い演奏だった。なによりも制服姿が、みんなういういし〜いっ。Lovely Boys & Girlsだった。公園をブラブラした。公園のベンチに座ってパンも食べた。とてもいい気分だったんだけどな〜、「あれ」を見るまではっ!!それはベンチに座ってパンを食べていた時の事、、、地面を見ると、一匹の虫さんがいました。それがなんとも言えないキッショい柄。赤色と黒色の変な柄。赤色と黒色と言っても「てんとう虫」みたいにカワイイもんじゃない。日本では見た事ないような虫よっ。少なくとも私は見た事ない。さらによく見ると、同じ虫があそこにもいる。んっ!?ここにも、そこにもっ!あの木の根元には団体でウヨウヨいるではないか〜っ!!あ゛〜っ、鳥肌〜っ!!うぎゃ〜!! そっこう場所を移動した。  シェーンブルン宮殿内を見学した。見学には2つコースがある。料金が高くて沢山の部屋が見れる長いコースと、料金が少し安くてちょっと短いコース。前回来た時は時間がなく、短いコースを…それもせわしく見学したので、今回は長いコースを選んで、じっくりマッタリ見学した。でも短いコースでも十分満足できるし満喫できる。目をやる所どこもかしこもゴージャスで目移りしてしまう。短いコースの人達の出口までくると、長いコースの人達はそこでチケットの半券を見せて、さらに奥に進む事になる。その先には、「皇帝ヨーゼフ2世の肖像画」や、「ヨーゼフ2世の結婚の宴の図」?and more が飾られていたのだが、その「宴の図」の中には、大勢の観客に紛れて幼少のモーツァルトがチョコッと描かれているといったおもしろい絵もあった(ウォーリーを探せ並にモーツァルトがちっちゃく、見つけるのが困難である)。モーツァルトゆかりの地をめぐり歩いている私達にとってはなかなかいい物を見る事ができた。料金がちょっと高くても、長いコース行ってヨカッタ〜。1日中シェーンブルン宮殿で過ごすのは名案だった。楽しかった。夕食は場所を変え、例のシューベルトのレストランに行っていつものベリ美味(うま)料理を注文した。やはり文句なし。



2004年04月08日(木) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月8日」 謎のドイツ人女性 編

 プラター公園へ行った。先日公園内にあるプラネタリウムを観に訪れた時は、惜しくも閉館日だったのでリベンジです!また閉まってたらどうしようかとドキドキしながらプラターへ向かった。プラネタリウムの建物が見えてくるとなんか嫌な予感・・・暗くない?・・・人っ気もないしっ!やっぱり閉まっとぉやんっ!と思いきや、貼ってあったこの日のプログラムを見ると、あるじゃん!本日の上演はPM3時から。内容は「プロジェクト・マーズ」!しかし、プラターに着いたのは午前中。3時からの上演にはかなり時間があるので、ドナウ・パークへ行って時間を潰す事にした。ドナウ・パークへはバスで行ったのだけど、バス乗り場に行くまでにパン屋さんがあったので、ちょっと寄り道。そこでウィーンの名物菓子を見つけた。(見た目はミスタードー○ツのエンゼルクリームみたいで、ホイップクリームの代わりにオレンジマーマレードが入っている、そんなお菓子)それを買ってドナウ・パークで食べる事にした。公園に着いてまずベンチを探した。しばらく歩くと遠方にベンチを発見したのだが、私達以外にもそのベンチを狙っている男の子3人組がいるではないかっ。負けれないっ!早歩きっ!さりげなく猛ダーッシュ!(全然さりげなくない・・・むしろみっともない?!) もちろん勝ち取りましたけど。買ってきたウィーンの名物菓子を勝ち取ったベンチに座って食べたのでした。おいしかったな〜。しばらく公園でのんびりした後、私達は再びプラターに戻った。いよいよプラネタリウムだっ、ワ〜イッ。チケットを売っているお姉さんに「ドイツ語での上演ですがよろしいですか?」と言われたが、そうなんだなっ、私達はまったくもってドイツ語わかりませんものね。でもどうしても違う国のプラネタリウムが観てみたかったのよ。お姉さんわざわざ心配してくれてありがとね。・・・・・ドイツ語のプラネタリウム鑑賞中・・・・・ ん〜、やっぱり何言ってるかさっぱりわから〜ん! けど、おもしろかった。。。おもしろかったはずなのに、正直途中すごく眠くてコックリコックリしてしもたね(笑)。あと何が凄かったってプラネタリウムとは何も関係ないけど、私はそこで少女の幽霊を見たのっ!友達は私の右隣りに座っていて、左隣りには誰も座っていなかった。すいていたので、左隣りのお客さんなんてだいぶ離れていたはずなのにいたんだよな〜女の子が。一瞬だったんだけど見えたのよ。でも不思議と恐い!とは感じなかった。あれは夢やったんかなぁ。 そんな事もありながらプラネタリウムも見終え、次に私達はドナウ川の中洲へ行った。中洲には屋台がたくさん並んでいたのだけど時期が悪かったのか、ほとんどの店が閉まっていた。しばらくドナウ川を眺めて、風にあたってのんびりしていた。夕方になり、トラム(路面電車)5番に乗ってウエストバンホーフ(ウィーン西駅、私達の泊まるホテルがある辺り)へ向かった。そしてVirgin Megastoresへ寄った。Virgin Megastoresは、もう日本にもかなり進出しているイギリス系の大型CD店。店内にインターネットのコーナーがあったのでちょっとだけ使ってみた。おっと〜、このパソコン日本語表示出来ない!お金返して下さいって感じだった。泣く泣くパソコン使用料を支払っていると、私達を気にしている女性がいた。やっぱり話かけられた。何者?その女性は日本が大好きで、京都に数ヶ月(留学で?)住んでいた事もあるらしい。で、私達日本人に興味を示し話しかけてきたってわけ。しばらくそこで立ち話をしていたのだが、立ち話もなんなので、夜ご飯を一緒に食べようって事になった。Hmm・・・まぁ食事一緒に行くぐらいいっか。そして近くの中華料理屋に行ったのでした。中華料理屋に入ったのにメニューに 寿司 があるのはどうかと思う。。。ヨーロッパ人よ、アジアをごっちゃ混ぜにしとるねぇ。。。さて彼女はドイツのベルリン出身でオーストリア航空のスチュワーデスをしているのだそうだ。それが結構世話好きな人で、私達の泊まってるホテルより、自分の知り合いの家は安く泊めてくれるから、もしよかったら、今からホテルをキャンセルしてそこに泊まらせてもらえば?ってな感じで誘ってくる。気持ちは嬉しいけど、安く泊めてくれる以上にホテルのキャンセル料かかるっつ〜の。軽く話を流してみたった。ドイツ語、英語、そして日本語を少し話せる彼女。私達との会話で日本語、英語ならともかく、話に夢中になるといつの間にかドイツ語で話している。だから私達ドイツ語わからんって〜〜。会話の中で「シェーンブルン宮殿」が出てきたのだけど、それがすごいドイツ語の発音で、うまく説明出来ないけどシェ〜ンボホッ゛ (←よくわからへん所に濁点が付く感じ)って聞こえた。 ついさっき知り合ったばかりの人だったので、話す事もそうはなく、やっぱり沈黙も当然あるわけで。。。私はどうも苦手だ。あの沈黙してる時の空気の重さ。何か喋らなきゃって焦るあの感じ。そして意味のない照れ笑い。。。でもまぁ、楽しい時間だったな。いい思い出になった。店を出てそして彼女とバイバイをした。夜はホテルに戻って、映画「アマデウス」を鑑賞したのでした。


              



2004年04月07日(水) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月7日」 モーツァルトゆかりの地ツアー =細々編=

 この日は「モーツァルトゆかりの地ツアー =細々編=」を実行すべく、とにかくウィーンの街を移動移動移動しまくった。どんなルートを辿ったのかざっと説明致しましょう。

ホテルを出てイタメシを食べた。→→(移動)→→ 我らの友人モーツァルトの家「フィガロハウス」へお邪魔した。(友人扱いされているモーツァルトっていったい・・・)→→(移動、それも馬車で!オーッホッホッホッ、なんて贅沢ざんしょ。貴族的笑い)→→ ホーフブルクへ行ったわ〜っ。ホーフブルクとは、ハプスブルク家が650年間使用した居城。で、ブルクとはドイツ語で「城」という意味である。 ホーフブルク内にある、アウグスティーナー教会(皇帝ヨーゼフ2世の結婚式が行われた所)、ホーフブルクのミヒャエル門前の広場に建っている、ミヒャエル教会(モーツァルトの子供が洗礼を受けた所)へも行ってみたわ〜っ。→→(移動)→→ アム・ホーフへ行った。この辺りには、モーツァルトが初期の頃に行ったコンサート会場、妻コンスタンツェと出会った家、モーツァルトが6歳の頃に住んでいた家があるので立ち寄ってみたわ〜っ。→→(移動)→→ 「どこ」と場所を説明出来ないのだけど、確かシュテファン寺院から遠くないどこか裏通りにあったかなぁ、、、モーツァルトが最後にピアニストとしてコンサート(パフォーマンス)を行った建物へも行っちゃったわ〜っ。
っとまぁ、ざっとこんな感じでウィーンの街を探索したのでした。
この説明を見る限り、簡単に短時間でウィーンの街をまわって、難なく「モーツァルトゆかりの地ツアー =細々編=」をこなしているように思うかもしれないが、実際は結構道に迷い、なかなか目的地を見つける事が出来ず、かなりウロチョロウロチョロ、同じ道を行ったりぃ〜来たりぃ〜したのよね。ヨーロッパには(ロンドンもそうだけど)、歴史的人物と関わりの深い場所や家などがあった所には、その建物の壁にプレート(モニュメント)が飾られてるので、私達みたいに「ゆかりの地ツアー」をしている旅行人にとってそういった目印は本当にありがたいもの。街を歩いてるといたる所でプレートを見かける。日本もあんなん作ったらええのにね。
そして夕食は、私達の大のお気に入り、例のレストラン「ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー」へ行った。もちろん、いつものメニューを頼んだ。オーストリアの郷土料理の肉料理!もちろん、美味だったわ〜っ。


☆例のレストラン=ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー=シューベルトが「未完成」という曲を作曲した家が現在その店になっている


ひとつ疑問。。。私の日記ではいつも「シュテファン寺院」と書いているが、本当は「シュテファン大聖堂」が正しい名称ではないのか?!「シュテファン大聖堂」とも書いている日記もあった気がするが、、、どっちが正しいのでしょう。
  



2004年04月06日(火) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月6日」 カーレンベルク 経由 ベートーヴェンゆかりの地 ツアー  編

 「ウィーンの森」へ行った。ウィーンの森とは、ウィーン中心街から少し郊外にある観光名所が集まる一帯で、代表される物としてはカーレンベルクの丘(ウィーンが一望できる所)やベートーヴェンゆかりの地があるのどかな森であ〜る。
 ベートヴェンは、この近辺に住んでいた時期があり幾度もこの近辺で引越しを繰り返していたのだそうだ。
 私達は「カーレンベルクの丘 経由 ベートーヴェンゆかりの地ツアー」へ出発した。
ホテルを出て、電車でハイリゲンシュタット駅まで行った。カーレンベルクの丘へはハイリゲンシュタット駅から38Aのバスで行けるらしい。
バスに乗る前に駅の中にある喫茶店でちょっと休憩をした。お客さんが連れていた大きなシェパードのようでシェパードでない(雑種かな?)大型犬が
デーンッと寝そべって上目使いでこちらを見ていたのが印象的だった。とてもLOVELYな▼o・ェ・o▼犬だった。。。昼食はその喫茶店に売っていたサンドイッチを買って丘の上で食べる事にした。
ハイリゲンシュタット駅からカーレンベルクの丘までバスで揺られ、えっちらおっちら住宅地をぬけてゆく。一瞬だったけど、バスの窓から、[ ベートーヴェンの家 >> って書いてある案内の看板を見たような気がした。景色はだんだんと自然いっぱいの山景色へと変わってゆく。目的地カーレンベルクの丘に着くと、時期はずれだったからか観光客もほとんどいなく何か活気がなかった。展望台にあるレストランも閉まっていたし、唯一OPENしていたお土産屋さんもあんまりパッとしない。ん〜、でも人間ポジティブに考えなね。このカーレンベルクの丘からの眺めはそれはそれはワンダホーでビューティホー。ウィーンが一望できるわけ。ドナウ川もよく見える。このワンダホーでビューティホーな景色をやね、誰に邪魔される事なく独占できるなんて、な〜んてラッキーな私達っ!ほら得した気分になっちゃいました。景色を眺めつつ、買ったサンドイッチを食べ〜の、心地良い穏やかな時間が過ぎていった。実に贅沢でした。
 

ターイム リミーット!

移動の時間です!
 次はベートヴェンゆかりの地めぐりです。カーレンベルクの丘から、来た道をバスで少し下り、行きに[ ベートーヴェンの家 >> って書かれていたと思われる看板を見たあたりまで行き下車した。思った通りその看板は、ベートーヴェンの家の案内であった。え〜っと、まず私達が辿り着いた家は「ベートーヴェン/ハイリゲンシュタット遺書の家」。その名の通り、ベートーヴェンが遺書を書いた家なのであ〜る。この家は博物館になっていて入る事ができる。。。直筆の譜面やピアノ、デスマスクなんかも飾ってあった。デスマスクってその人が亡くなった時に石膏(せっこう)で顔型を取った物なわけで・・・。あ〜、そういえばこのデスマスク、目は閉じているけれど、音楽室に貼ってあるあの超有名なベートーヴェンの肖像画、まさにあの顔だ。本当にベートーヴェンって人物が存在してたんだなってあらためて感じた瞬間だった。
続いて行ったのが「ベートヴェン/夏の家」(←「田園」を作曲した家)、続けてもう1ヶ所「ベートヴェン/??の家」何の家だっけか?(←「第九」を作曲した家?だったかな)に行った。。。この2ヶ所は中に入る事ができず外観しか見れなかった。。。どの家も徒歩で行ける距離である。
 さて今度は、旅行本に載っている地図を頼りに「ベートーヴェンの散歩道」へ行った。ここもまぁ、その名の通りベートーヴェンが散歩をしていた道なのであ〜る。絵に描いたような風景だった。いかにもジグソーパズルにありそうな風景。並木道、そしてその道沿いには小川が流れてて、とても空気が澄んでいた。ベートーヴェンはこの道を散歩しながら次に書く曲の構想を練っていたのだろう。この風景の中を歩きゃ、そりゃエエ曲も思いつくっちゅ〜ものだわっ。。。さてこの頃から天気は下り坂。雨が降ったりやんだり・・・。途中にあった電話ボックスの中でしばらく雨宿りをした。雨も小雨になり再び散歩再開。。。しばらく行くとベートーヴェンの胸像なんかもあったな。
 
はいは〜い!そろそろ帰る時間で〜す!!

一番近いトラム(路面電車)の駅を探しウィーン中心街へ向かった。夕食は自分達の泊まるホテルで取る事にした。私達の泊まるホテルは決して高級ホテルではない。中級ホテルぐらいとしておこう。。。でな、中級ホテルにあるレストランだから味はそれほど期待してなかったのだけど、オーストリアの郷土料理(肉料理)を注文して、あ〜らビックリ!めっちゃ、デ〜リシャ〜ス!だった。前に行ったゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラーという大衆食堂(シューベルトが「未完成」という曲を作曲した時に住んでいた家が現在はその店になっている)も、かなり美味しかったが、ウィーンの食べ物にはハズレがないっ。ロンドンの激マズの食べ物とはえらい違いだ。
同じヨーロッパなのにどうしてこうも違うんだ。イギリス人の味覚、疑います!
 



2004年04月05日(月) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月5日」 宮殿コンサートに行ったった。 編  

 プラター公園へ行った。公園内には映画「第三の男」でも使われた観覧車がある事で有名な遊園地があったり、遊園地の横にはプラネタリウムがあったりする。公園内はかなり広い。ロンドンのハイド・パークもかなり広いけれど、それ以上の広さだ。
 本日の目的はプラネタリウム。行ってみると見事に閉まっていた!
ガーンッ!またまたまたかよっ!またやってしまった。 2度ある事は3度あったのだっ!!
 しかたないので腹いせに?!美味しいランチを食べる為に(←やけ食いとも言う)場所を移動し、オペラ座近くの日本食料理屋「天満屋」へ行った。料理人は日本人。本格的な日本料理屋だった。そのかわり値段も立派である。。。日本人の店員もいたけど〜、この人達は当然の事ながらウィーンで生活しているのよね。羨ましいわっ!
さてメニューには「天ざるそば」はあるのに「天ざるうどん」がなかった。私は天ざるうどんの方が好きなのよ〜っ。図々しくも「天ざるそば→天ざるうどん」に変更してもらい、大満足の私でした。味はもちろん美味しかったさ〜。(* ̄ー ̄)ニヤリ 
 お腹も一杯になり私達はカラヤンツェントルムへ向かった。有名指揮者カラヤンの専門店ですな。先日訪れた時は土曜日で、平日より閉店時間が早かったのか、夕方店に着いた時にはすでに閉まっていたのだった。この度はちゃんと店はOPENしていたので良かった。1階はカラヤン関連のCDやDVD等を扱う店になっており、奥には(2階?)小ホールがある、、、らしい。ちょっとした演奏会が開かれるのだろう。いやぁ〜、この店マジでカラヤン関連の物ばかりだ。彼関連の物だけでこんなに商品があるなんてカラヤンって本当にスゴイ指揮者なんだなってあらためて感心した。自分へのお土産に「カラヤン・フォーエヴァー」というオムニバスCDを1枚買った。どこのCDショップで買うより重みを感じる・・・なんてったって本家本元で買ったのだもの。
 夜8時30分からは、「シェーンブルン宮殿内 オランジェリーの間」で行われる宮殿コンサートを観に行った。先日前もってチケットを買っていたのだった。コンサート開演までに、私達はイタメシ屋へ行き、夜ご飯を済ませた。
会場に入ると、ちょっと休憩出来るように臨時喫茶店みたいなのがあり、お土産屋さんも出店していた。そしてっ!お土産屋さんの後ろ壁にはモーツァルトとサリエリ(宮廷楽長)の絵が ダダーンッ と飾られていた。ドイツ語で書かれているので確かではないけど、今後予定されているコンサートの宣伝のようだ。「モーツァルト vs. サリエリ 夢の対決コンサート」的なのが今度あるようだ。うわぁぁぁ、観てみとぅぁ〜いっ!映画「AMADEUS」の世界だよ〜。興味あるわ〜。当時モーツァルトとサリエリは実際にこの「オランジェリーの間」で自分の曲を演奏し、お互いの曲を聴いたんだそうだ。そんな昔を再現しているようなコンサート、ぜひ観てみたいものだ。
 「オランジェリーの間」は特別広い部屋でもなく、装飾も案外落ち着いた感じだったけど、モーツァルトの時代からある部屋なのかと思うとスゴイ(←何度も修復はされていると思うが・・・)。言われてみれば気品あるっていうかぁ〜(笑)。(←ほんとに「気品」という物を知ってるのか私よっ?!)
 さて、この日の演目はモーツァルトとヨハン・シュトラウス。前半がモーツァルトで後半がヨハン・シュトラウスだった。もう知らない曲なんてないよ、超〜有名な曲ばかりをやってくれた。大きな楽団ではなかったけど、良い感じで部屋に響き、美しい音色であり、迫力もあった。途中オペラ歌手の歌声も聴けたし、バレエも観れた。
 
 朝からプラネタリウムが閉まってたりして、予定が少しくるったけど、美味しい天ざるうどんは食べれたし、自分へのお土産にカラヤンのCDも買ったし、コンサートも観れたし、楽しかった〜〜〜〜っと〜!



2004年04月04日(日) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月4日」 シェーンブルン宮殿内動物園出てすぐの売店で買った衝撃のアイスクリーム!? 編 

 シェーンブルン宮殿へ行った。が、今日は宮殿内には入らなかった。
前回ウィーンに来た時に時間がなく慌しくではあったけれど、一度宮殿内には入館していたのだった。シェーンブルン宮殿の敷地はめちゃくちゃ広い。
敷地内には庭園や温室、動物園などがある。宮殿から見える高台にはグロリエッテ(高さ約20m、幅80mもある新古典主義様式のギリシャ神殿風パヴィリオン)が建っている。このグロリエッテには入る事ができ、中にはレストランがあり、屋上まで上がると展望台がある。1757年のプロシア戦での勝利を祝い、戦没者を慰める意味を込めてマリア・テレジアが1775年に建てたものだそうだ。宮殿からグロリエッテは、運動不足人間(←私の事よっハッハッハッ)にはもってこいの散歩コースになっている。
まず私達は動物園へ行った。ココへは是非訪れたいと思っていた。
モーツァルト関連ゆかりの地を探し求め旅をしている私達にとっては、この動物園はまさにその「ゆかりの地」なのであ〜る。
モーツァルトに関わりのある人物として私の日記にちょくちょくお出ましする皇帝ヨーゼフ2世。資料によると、この動物園はその皇帝ヨーゼフ2世のパパ様(フランツ1世)が子供達の為に作ったのだそうだ。すごい贅沢なプレゼントですのぉ。。。ざっと300年ぐらいも前からある歴史ある動物園なのだっ。さて〜、チケットを買って入場するわけだが、ここで衝撃事件が起きた。私は社会人用?STUDENT ID(学生証)を持っているので、これを提示すればチケットが割引になるはずたったのだが、、、、使えなかったのだっ!! ♪チャラリーッ♪ (←大袈裟) このSTUDENT IDを持っていて、かつ「27歳未満」でないと割引がきかないという。まったく失礼極まりない話だっ!あたしゃ30歳。。。「期限切れ」って事っすか。。。たいていの施設(博物館、美術館など)では30歳学生でも、このSTUDENT IDを持っていれば割引ができるのだけど、時折こういった例外もあるのだな。
気を取り直していきましょ。。。我が友も慰めてくれている事ですし。。。
割引できなかった30歳私。→ (T_T)ヽ(^▽^;)ノ ←慰める友。
園内は広く、トラ、ライオン、クマ、ペンギン、ラッコ、サル、そうそう日本猿もいた。日本猿を海外の動物園で見てるってなんか変な気分だった。あぁ、パンダもいた〜っ。かわいかった〜っ。オオカミもいたんだよ〜っ!カッコよかった〜っ!動物園にはかかせない定番の動物達はもちろん、日本ではあまり見ないような動物もいたな〜。(名前は覚えていないけど〜。)私はまつげが濃い系・口がモグモグ動く系な動物が好き。キリン、ラクダ、ラマ?! ラマ、ラブリーやった〜っ!動物を見てると和むわ〜っ。かなり長い時間を動物園で過ごしたなぁ。。。動物園を出てすぐの売店でスッゴイ甘い、安っぽ〜い味のバニラなのに黄土色のアイスクリーム(笑)を買い、頬張った。
さーて、次目指すは高台に見える「グロリエッテ」。下から見ると意外と近くに見える。坂も滑らかに見える。でもそれらは嘘なんだな。目の錯覚なんだな。エッチラ〜オッチラ〜頑張りました。一生懸命頑張りました〜。ほんとしんどかったけど、なんとか到着〜。グロリエッテに到着〜。せっかくなので展望台に上ってみる事にした(←展望台有料なんだよ〜ぅ)。
ウィーンの街を一望できた。ウィーンのシンボル、シュテファン寺院も遠くに見えた。疲れも吹っ飛ぶ程すばらしい景色だった。 あの景色は一生忘れないだろうな。
行きと違って、帰り道はすごい楽だった〜。ずっと下り坂〜っ。(o^v^o)
あ〜っ、ヽ( ´ ▽ ` )ノ楽しい一日だった〜っと。





2004年04月03日(土) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月3日」 ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー 編

 今日はまずカラヤン・ツェントルム(超有名指揮者カラヤンの記念センター)へ行った。はいっ、休館日だった!ってか、ま〜たやってしまったよ私達っ!フィガロハウスの時も休館日に訪れてしまったんだった。。。2度ある事は3度ある?!気をつけよう。また日にちをあらためて来る事にした。
 さて、今日は旅行本に載っていたシュテファン寺院近くにあるレストラン“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー” でランチを食べた。Please repeat after me.“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー”。ハイ、Once more.“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー”。なっ、なんでこんなにややこい店名つけんのや〜っ! このレストラン“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー”は、作曲家シューベルトがその昔、このレストランがあった場所、この部屋で「未完成」という曲を作曲した事で有名なのだ。って事はシューベルトは昔ここに住んでいた事があったのかな?確かこのレストランのワインも有名で、カウンター内にはワインがズラ〜ッと並んであった。店内の造りはかなり古く庶民的。大衆食堂チックであるのに何かお洒落な感じだ。店内の奥にはシューベルトのレリーフが飾ってあった。「おぉ、シューベルトはきっとあの部屋で作曲してたんだなっ…。」 私はBeefがベースのウィーンの郷土料理を頼んだ。これがだなぁ、も〜、、、、、、、、、、、、、、、、美味いーっ! これまで30年生きてきて「美味しかった食べ物ベスト5、いやベスト3、いやそれ以上!?」に入る程よっ!あかん、思い出すだけでよだれが…。そのBeefの横にちょこっと添えてあるポテト、これまた美味しかった。。。。。。そのてんロンドンで食べるポテトときたら、、ありゃいったい何じゃいっ!味が無いにも程があるっつーもんだ。
 さて次に、モーツァルトが亡くなる直前まで住んでいた最後の住居跡地が現在はデパートになっていて、そのデパートの1階奥には「モーツァルト・ワールド Vienna(ウィーン)」というモーツァルト関連ショップがあると旅行本に書いてあったので行ってみたがなかった!嘘こかれてたっ!店員に尋ねると、ここにはそんなショップはないけれどデパートを出てちょっと歩いた所にそれっぽい店がある・・・と教えてもらい行ってみるがやっぱり違った。確かにモーツァルト関連の物はたくさん売ってはいたけど、普通にそこら辺にあるウィーンのお土産物屋さんだった。でも店員さん、一生懸命考えて教えてくれたんだよね。ありがとうね。
 ここら辺の通りにはオープン・テラスのCafeがズラリと並んでいる。ここらで休憩、お茶タイム。ウィーン名物“メランジェ”(コーヒーと泡立てたミルクを半々に入れた飲み物)を頼んだ。味はというと、んま〜、、、、、正直言ってごく普通のコーヒーだったんだけども、やっぱりオープン・テラスでのお茶タイムは、雰囲気を十分に満喫できるんですな。それだけでその“メランジェ”が、たとえ味がごく普通のコーヒーであったとしても、何か特別な物に感じたのでした。
 夜8:00からは、先日チケットを購入していた、プッチーニ オペラ「トスカ」をウィーン国立オペラ歌劇場へ観に行った。ここへは普段着では入場できないので、いったんホテルに戻ってフォーマルな服に着替えた。歌劇場に入ると、当たり前だけどみんな正装。自然と気持ちが引き締まる。パラパラと日本人も見かけた。その日本人なんて着物を着てたよっ。私は黒のワンピースに赤茶のロングコートを着て行った。座席は何ていうの?個室?2階のサイドにある4席づつ1部屋に区切られた席だったので、リッチな気分に浸りながらの鑑賞だった。贅沢だ〜ね〜。私はオペラ「トスカ」のストーリーをまったく知らなかったので、大まかなストーリーを友達に聞いてから鑑賞したので、言語が分からなくても十分に楽しめた。前回2月にウィーンとプラハを訪れた時に2度オペラを鑑賞し、この度で3度目になるオペラ鑑賞だけど、何度観てもオーケストラの生演奏の迫力に感動するのである。そんな中、「指揮者観察」するのもひそかに楽しい事に気付いた。指揮者それぞれに癖があるんだよね。例えば指揮するのに、異常な程にJUMPしてたりね。
自分のお土産にオペラ「トスカ」のパンフレットを購入した。



2004年04月02日(金) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月2日」 ポク・ポク・ポク・チーンッ!南無〜 編

<4月2日>
 シューベルト記念館へ行った。
シューベルトが愛用していたメガネや、楽譜、肖像画等が展示されていた。その中にあの人の肖像画も飾られてあった!あの人とは、、、映画「アマデウス」でモーツァルトを押しのけ主役級で描かれていた、私達が大好きな宮廷作曲家アントニオ・サリエリ。(←またかよっ!ほんと私の日記にはよく登場する人ですな。題して「今さらサリエリを有名作曲家にしよう化計画!」 確かに世間では無名かもしれない。しかしだっ!実はサリエリはスゴイ人なのだ。シューベルト記念館に肖像画が飾られているという事はだっ!?それはなぜかっ?!なんとサリエリはシューベルトのピアノ(音楽)の先生だったのだ。驚くのはまだ早いですぞっ。あのベートーベンの先生でもあったのだ。「よっ!カッチョええっ!男前っ!サリエリ、日本一!」・・・違う 「サリエリ、ウィーンNo.1〜っ!」 シューベルト記念館をクル〜ッと一回りし、私達は次の目的地へ向かった。
 向かう先は、前回のウィーン旅行の時にも訪れた「皇帝納骨所」。。。(ポク・ポク・ポク・チーンッ!南無〜) 地味地味観光スポットである。私達はシューベルト記念館近くの花屋さんに立ち寄りバラの花束を買った。「皇帝納骨所」に眠る皇帝ヨーゼフ2世に献花する為だ。皇帝ヨーゼフ2世もサリエリ同様、モーツァルトとは深く関わりがある人物である。こちらもまた映画「アマデウス」では、音楽好きで、ちょっとおとぼけな皇帝に描かれて出演しておりました。あのマリー・アントワネットのお兄ちゃんとしても有名で、実際の彼も映画で描かれていたように、音楽をこよなく愛していた人だったそうです。。。皇帝納骨所に着き、チケットを買って中に入るのだけど、なんか気が重い。。。だってお墓だもんよココ〜。フィガロハウスやシューベルト記念館とかに入るのとはやっぱり違う。納骨所は地下にあって、地下からはなんだか冷気が昇ってくるし〜。気持ちを落ち着けて入って行った。めざすは皇帝ヨーゼフ2世の棺。場所はもう分かっていたので、他の棺は見向きもせず直行した。(ゴメンなさい無礼者で。) 皇帝ヨーゼフ2世の棺に、買ってきたバラの花束を友達と2人で献花した。結構長い間棺の前に立っていた。そして黙祷もした。私達のそんな姿を見ていた通りがかりのおば様に、「どこから来たの?」と尋ねられるわ、小洒落たジェントルマンがニコニコしながらこっちに近寄って来たかと思えば、「君達はこの人が好きなのかい?」と話しかけてきた。若いのにわざわざ海外から皇帝納骨所という地味地味観光スポットに訪れているのがよっぽど珍しく見えたのか?!(・・・って私は若くないってか?!爆) 前回ウィーンに来た時にモーツァルトのお墓をお参りした時、今回サリエリのお墓をお参りした時、もちろん今日もそうだけど、やっぱり偉大な人達のお墓の前に来ると不思議な気持ちになる。緊張するもんだ。
 さて今日の夕食は、シュテファン寺院からちょい近い所にある日本料理屋「天満屋」に行く事にした。夕方5時からのOPENにはまだ時間があったので、近くにあるEMIレコードショップ等へ行って時間をつぶした。
日本料理屋「天満屋」で私は、「シャケとイクラの親子丼」を食べた。18.20ユーロ(2,300円ぐらい?)と高かったけど、美味しかった〜。




2004年04月01日(木) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月1日」 多少ウサン臭い人達 編

<4月1日>
 午前中はコインランドリーへ行った。
ホテルの受付で一番近いコインランドリーを尋ねてみた。ホテル前からトラムに乗って、2つ隣りの駅で降りて歩いてちょっとの所にあるコインランドリーが一番近いようだ。行ってみると、広々としたなかなか良い感じのコインランドリーだった。。。真っ赤な洗濯機と乾燥機がズラ〜ッと並んでいて、お客さんが洗濯が終わるのを待つ為のベンチは真っ白。色合いがとてもお洒落だった。(赤と白の色合いがお洒落・・・日の丸はお洒落?!嘘っ〜ん!?)
私達以外誰もいなかったのでコインランドリーで写真撮影をしてしまった。(もちろん真っ白ベンチに座って。)
しかしヨーロッパの乾燥機というのは、なぜに縮むんじゃ?!日本よりも電圧が高いから?!ロンドンにいる頃、どれだけ服をダメにした事か。長袖Tシャツ・長ズボンだったはずが今や7部丈になっているものが何着かあるよ。それでもなおツンツルテンになろうが着てる私がいるんだけどな。。。きっとここの乾燥機もロンドンと一緒で縮むのかな。。。。。ハイ、縮んだみたいだ(∪_∪;)。ってか、こうなったらめざせ半袖・半ズボン!?       (* ̄▽ ̄)v

 洗濯を終え、私達はオペラ座のボックスオフィスへ向かい、4月3日に行われるプッチーニ、オペラ「Tosca」のチケットを買いに行った。
オペラ座前では、シェーンブルン宮殿(オランジェリーの間)で行われる、宮殿コンサート(クラシック)のチケットの売り込みをしていた。伝統的なコスチュームを着た多少ウサン臭い人達が、中途半端な日本語を言いながらこっちに近寄ってくる。ターゲットは当然日本人?!しかしこの宮殿コンサート、もともと私達は行きたいと思っていたものだった。多少ウサン臭いその人達の話によると、モーツァルトとヨハン・シュトラウスの曲を演奏するのだそうだ。絶対に聴いてみたい。私達はその多少ウサン臭いその人達から、4月5日の夜8:30公演のチケットを購入した。チケットはそんなに高くなかった。さて、プッチーニ、オペラ「Tosca」のチケットを買わなきゃ。これはさすがにオペラ座で公演するだけあって、値段はかなり高かったけど、希望通りの1階ボックス席を無事ゲットする事ができた。

 無事チケットを購入し、私達はプラターへ向かった。
プラターは大きな公園。その中には映画「第三の男」で有名になった遊園地や、プラネタリウム等がある。入ってすぐの所には大観覧車がドーンとかまえている。公園の中央には真っ直ぐに延びる並木道(←かなり美しい)がある。ジョギングをしている人、サイクリングをしている人、ベンチに座ってたそがれている人、犬の散歩をしている人、親子連れ。。。公園にはいろんな人達がいる。私は人間ウォッチングが大好きだ。だから公園って大好きだ。


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makko zazie

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