日英双語育児日記
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2007年02月23日(金) ひなまつり

夕方、実家のひな人形を出しにいきました。夕食に、ちらし寿司と蛤と菜の花のおすまし、というひな祭りのごちそうを作ってもらって、少し早いひな祭りになりました。

ひな人形は、私や妹が、子どものころに買ってもらったもの。

例年そうなのですが、おばあちゃんが、段の枠組みと緋毛氈を敷くところまでやっていてくれて、子どもたちは、はこからお人形を出して、小道具をもたせて、段に飾っていくところを、させてもらいます。

今年は、TもSも、家で坊主めくりをよくやっているので、同じく昔のひとたちだということで、ひな人形の衣装やお道具に親しみがわいているようでした。

「あ、これ、ひめやー」
「これは、弓矢やなー」
「この刀、本物みたいー」
などなど言いながら出していました。


「Tは、おだいりさまがいちばんすき!」とTがいうと「Sは、ひめ!いちばんうえの、ひめ!」とSがいうのが、Sらしかった。Sは、けっこう、かわいい女の子ものが好きです。

「Sらしいなあ」というとつい私が言ってしまうと、Tが、「そや、男やのに、かわいいもんが好きなんてなあ、へんやで。男はかっこいいもんが好きなんやで」と言って、まあ、そういう発想もわからないでもないんだけど。ハハは、そうじゃなくて、男の子も(というか、男の子こそ)、かわいいものが好きなんだってば、と思ったりしたのでした。


2007年02月22日(木) Thumbelina

Ladybird level 3のThumbelinaをTが読む。

ひっかかったところ。

my son
ミソンと言っていた。文脈からなんのことかわからなかったところ。
(がまがえるが、私の息子のお嫁さんに、というところ)

tunnel
読めなかった。

lily
リトルと間違っていた。二回目に出てきたときも。
ちなみに、絵本では、絵は蓮。


2007年02月21日(水) 紫式部

朝夕よく坊主めくりをしている。Sがしたがるので。

今朝、ふと、Tが、紫式部の札をとったので、「このひと、宇治に住んでたんだよ」と言って見る。宇治はTも行ったことがあるので。

「え?ほんとにいたひとなん?」
「うん。ここにかいてあるのがお名前」
といって、教える。

陽成院の「つくばねの」では、
「これは、つくばの歌。お父さん、むかし、つくばにいたんだよ」と話す。

じゃあ、これは「いにしへ」っていう場所のうた?というので、いやいや、それは「なら」のうただ、とか。

文字が読めると急に伝えられるものが増える。


2007年02月18日(日) レベル1

子供の本読み。

Tがレディバードのレベル3とレベル4を読んでいて、「これはレベル3だから簡単、とか、これはレベル4でも簡単」とか、言っている。

それを聞いて、やはり競争心を刺激されているのか、Sが、昨夜は、「おかあちゃんー、S、四歳やけど、レベル1よむー」といって、The Enormous Turnipを持ってやってきた。

とはいうものの、Sは、まだ全く読めないので、「さいしょに、おかあちゃんが読んでー」という。リピート・アフター・ミー状態で「読む」。

一回読み終わったら、Sの本読みリストに書名を書いてやると、星のシールを、いそいそと貼る。「もういっかいよむー」というので、また同じふうにして、読む。

そのあいだ、Tは、夫相手に、ずっとレベル4のThe Wizard of Ozを読んでいた。

Sは、そんなTに向かって「Sなあ、四歳やけど、レベル1読んでるでー」とはりあう。

レベル1のほうが、レベル4より下ではあるけれど、こっちはまだ四歳なんだからね、というあたりを、きっちりと押さえながら、主張、というか自慢しようとしているあたりが、なんともおかしい。

ふたりして、それぞれのリストにシールが増えていくのを数えながら、はりあったり、読み終わるのを楽しみにしたりしている。

まあ、がんばってくれたまえ。


2007年02月14日(水) バルト

Tの本読みリストには、Ladybirdのシリーズのほかに、別シリーズでの「バルト」(The Bravest Dov Ever, The True Story of BALTO)も入れている。

ディズニーの映画にもなった話で、アラスカの小さなに、吹雪の中、犬ぞりで薬を運んだ犬、バルトの物語。

英語は、そこそこ結構難し目。Ladybirdシリーズは、不規則な単語はほとんどなくて、かなり語彙コントロールされた、本当の初学者向けの読本だけれど、このRandom HouseのSTEP into readingは、その次の段階。で、これは、STEP 2で、Grades 1-3(1年生-3年生)といったところ。

たとえば、こんなかんじ。
The room buzzed with excitement. That did seem like the quickest way to get the medicine. But the doctor frowned.

今回Tに与えたリストのなかでは、どうみても一番難しく、長いので、最後に、読みに慣れてきてから読めばいいものを、どうもTは、さっさとこれにかたをつけたいらしい。

「難しいものを、さっさとすませて、あとは楽なものだけにしておきたい」のか、「単に、難しそうなものをやってみたい」のか、そのへんは、よくわからないのだけれど。

読み始めた日に12ページまで。
二回目の挑戦で23ページまで。
そして、今日、三日目では、48ページまで、がんばって読んでしまった。

なんども、なんども「あと何ページ残ってる?」と、残り、読まなければならないページ数を数えながら。(数えている暇で、続きを読めば?と思うのだけれど)。

もちろん、読めない単語も多くて、助け舟をだいぶ出しながら読んだ。フォニックス規則は、最低限しか教えていなくて、習うより慣れろ、というかんじで、量をこなしていれば、だんだん覚えてくるだろう、というかんじ。

teamなど、何度も出てくるのだが、そのたびにtimeと読んでいたので、eaで、イーでしょ、と念をおして、ようやくティームと読むようになった、というようなかんじでもある。

Americaを、なんと読むのか、一字一字、音価を解読していた。最後のcに、/s/の音を当てていたので、/k/だ、と教える。

そうすると、次にCentralが出てきたときに、cは/s/だ、ということが混乱のもとに。うーん。やはり、英語の綴り字は不規則だわ。

ともあれ、Tくん。バルトが読めたことが、とても嬉しかったようで、今日は帰りの遅いDに、電話で、バルトが読めたことを報告すると言い、かけてやると、嬉しそうに、It takes only three days.などといっていた。


2007年02月13日(火) Sの絵本「読み」

Tに本読みをさせていると、もちろん、Sも、「Sも読むー」とやってくる。

Tには、読む本の書名一覧を書き出して、そこに、読めたらシールを貼るようにしている。これが、目に見える励みになるようで、あといくつかなー、一日に二個読んだら、いつ終わる?などと、よく、このリストを眺めている。

(なんというか、早く読み終わっておもちゃが欲しいのも、もちろんあるだろうけれど、それよりも、もっと直接的に、決めた課題、目の前にあるタスクをひとつずつ乗り越えていくのが、楽しみになってきた模様。よかった、よかった)

さて。Sも、「本読んで、シール貼る」という。
でも、4歳2ヶ月のSは、まだ、日本語であれ、英語であれ、字が読めない。
ただ、何冊か、お気に入りの絵本はそらでおぼえている。ので、それを持ってきて、絵をみながら、思い出しながら、「読んで」いる。

ときどきは、Tが横に座って、なんと書いてあるか、Sに耳打ちして、助け舟を出してやっている。

Tが、字を少しずつ覚え始めたのは、四歳の後半だったか。Sも、もう少し。


2007年02月12日(月) にゅうにゅう、にゃおにゃお

子供たち。二人で機嫌よく遊んでいるとき、TがSのことを「にゅうにゅう」、SがTのことを「にゃおにゃお」と呼んでいることが、たまにある。

なぜ?猫のきょうだいになったのかしらん。いや、かわいいんだけど。

にゅうにゅう、と、にゃおにゃお。

でも、そのはしから、「おしりぺんぺん」だの、もっとお下品な言葉だのを連発しているのは、なんともなあ。


2007年02月09日(金) 山が開いた

ひきつづき、Tの英語。

The Pied Piper of Hamelin(ハメルンの笛吹き男)を読んでいると、

Suddenly the mountain opened. . .

という文があった。子供たちが笛吹き男に連れられて、山に入っていくところ。

それを、Tが、openedではなくてappearedと読む。
openedと訂正すると、「なんで、山があくの?」と、もっともな質問。
たしかに、山は普通は、開きません。

そうすると、ぱっと字面からみて、最初が母音字で、それからpが続いて、というあたりが、appearedを第一候補に選らばせたのでしょう。文脈からの意味の妥当性と、それから、漠然とした単語の字面とを鍵とする、瞬時の選択。

いやいや、なかなかおもしろい。


2007年02月08日(木) 右から読むとsaw

Tの英語の本読みを聞いてやっていて思うことメモ。

子どもの単語認識について。

(1)前から順に文字の音価を一字読み解いていくのではなく、単語と認識している(phonicsよりもlook-and-sayに近い)

たとえば、今朝聞いていたこびとの靴屋で。

At midnightと何回かでてきたのだが、midnightをモーニングと読む。

文脈から判断して、Atの次に、何か時間を表す語が来ることは予想できるので、mを見て、反射的にmorningを選んでいる模様。「違うよ」というと、見直して、ミッドナイトという。丁寧に読めばわかるけれど、とっさのデフォルトでの判断が、まだ粗い、ということか。

同じことが、With が文頭にきていた文をWhatと読み始めたところがあった。たしかに、文頭にW がくると、まずWhatが浮かぶというところか。

(2)単語をばくっと全体的にとらえるのは、大人もすると思うのだが、まだ読み能力発展段階の子どもに特徴的だと思うのは、語の左から読んでいく、という規則が必ずしもいつも定着しているわけではない、ということ。

of をforのように読んだり、was をsawのように読んだりするのは、右から読んでいるから。

また、hat がでてきたときに、theと読んだのは、Tのあたまのなかで、tやhが入っている三文字の短い語、ということで、とっさに思いついたのだろう。

もちろん、こういうことは、一語だけとりだしてゆっくり読むときには起きない。文章を音読していくなかで、文脈があること、そして、単語を認識してから音声化するまでの時間がきわめて短い、ということが、大きな要因でしょう。


2007年02月07日(水) 読む練習再開

昨年の春から夏にかけて熱心に取り組んでいたTの読み方練習。秋から冬になるころには、失速しており、結局このごろずっとやっていなかった。日記を見てみると、最後に書いているのが11月で、その前に、すでに三週間サボったと書いているので、3ヶ月以上あいているもよう。

そこで、奥の手。ご褒美作戦。

レディーバードのレベル3とレベル4がまだ読まないまま残っていたので、その11冊(1冊行方不明につき)と、それともう少し長いものと、合計12冊を、私に一回、Dに一回、合計二回ずつ音読し終えたら、何かおもちゃを買ってあげよう、というもの。(具体的に念頭においているものあり。一、二週間前に、Tがかなり欲しがったもので、誕生日まで待ちなさい、といっているもの)

Thumbelina
Rapunzel
Hansel and Gretel
Puss in Boots
The Elves and the Shoemaker
Dick Whittington
The Wizard of Oz
Snow White and the Seven Dwarfs
Peter and the Wolf ピーターと狼
Heidi
The Pied Piper of Hamelin
Balto

毎日一冊、一回ずつ読んだら、二月終わりには終わる計算。


なんというか、ご褒美で子供を釣る、というよりも、そうやって子供のモチベーションをあげることで、親のモチベーションを上げる、というのが結局目的かも。

2月4日の日曜日から始めて、今のところ、三冊(Rapunzel, Puss in Boots, Peter and the Wolf)を各一回ずつ私に読んだところ。

難しい語は、because, would, could、それから、her やbirdも読みにくそう。


2007年02月05日(月) あくまで

ときどき行く回転寿司店では、モニター画面から注文を入力するようになっている。そこでは、ときどき、その画面に、簡単な「あたり・はずれ」のくじびき画像が現れる。

これまでいつもはずればかりだったのだが、今回初めて、あたりが出て、びっくりしつつも大喜びの子供たち。いや、単なる、小さながらがらおもちゃが出てくるだけなのですが。

ところで、このくじびき画像について、テーブルには断り書きがある。「あくまでゲームですから、はずれがつづくこともあります」

これを読んだTが、Sに説明していうには、「あくまのゲームやから、はずれがつづくことがあるで」

うーん。わはは。


2007年02月04日(日) 同じ声

四歳児Sが、私に神妙な顔で、聞く。

「おかあちゃん、なんで、Pのおかあちゃんと、Sのおとうちゃんと、おんなじこえで、しゃべってんの」

Pくんは、Sの友達で、お母さんは英語母語話者。

同じ声、という発想がおもしろい。

横からTが、「おとうさんは、イギリスで生まれたから」などと教えている。


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