留学先での独り言

2006年02月28日(火) 休養とする

午前中は時間があったのだがまるで何をする気も
起きずだらだらと過ごした。たまにはこういう時間
も必要と割り切ることにしたが、もったいなかった
と言えばもったいない。

午後からいつも通り高校、そして夕方からは野球の
試合があって帰ったのは10時半。野球とソフトボー
ルは試合数が多いから大変。今後1週間に3日は試合
が入ってくるので長時間労働は続きそう。比較的
怪我の数が少ないのが救われるけど。

さて今晩の試合、予想通りボロ負けでした。今年は
打てないのもあるけど、それ以上に投手がいない。
長いシーズンになりそうだな、こりゃ。

2月も終り、早いなぁ。



2006年02月27日(月) イースト・ニューオリンズの状況

昨日のマルディグラの話だが、眠いながら書いた日記
を見直すと、短いながら書きたいことが書いてあった。
一つ書き足すとすれば東ニューオリンズの状況のこと。
東ニューオリンズはSlidelやUNOのキャンパスがある
ポンチャントレーン湖がある辺りだが、ガソリンを
入れようとしてこの辺りで高速を下りたら、まだ信号
が全く復旧してなかった。ありゃ大変、と思いガス
スタンドを探すと、どこも開いている所がなかった。
よくよく見ると人の気配が全く感じられない。建物は
壊れたまま。もしかしたら全く復旧が進んでいないの
かと思った。

それは夜、帰り道で確信になった。その辺りを通ると
街灯がかろうじてついているものの、人による灯りは
なし。ホテルでさえ看板の灯り以外、中は真っ暗。
アパート、家は不気味なぐらい静かだった。街全体が
闇に包まれた本当のゴーストタウンだった。正確に
言えばワニぐらいは住んでいるかも知れないが。

そして今朝ある患者さんにこのことを話すと、実は
その人Slidelの病院で看護婦として以前働いていた
らしく、やっぱりねとのこと。その人自身その辺り
に住んでいたが戻っていないらしい。

CNNをつけた時には避難民で人口が急激に増加し、
市の社会システムがそれに対応出来ていないバトン
ルージュのことが紹介されていた。それはハティス
バーグも同じ。また新聞では今年春休みにビーチに
行く代わりにニューオリンズやガルフポートに行って
ごみ拾いのボランティアをする学生たちの記事も
載っていた。

ハリケーンカトリーナ上陸後、6ヶ月経ってもこの
有様。暖かくなってきてまたすぐにハリケーンの
シーズンが来ようとしている。病院の同僚で大統領
が見舞いに来たPoplarvilleに住む人いるが、彼は
昨日こう言っていた。「今年ハリケーンがまた上陸
したら、いくらここが生まれた所でも逃げ出して他
の土地に住む。」



2006年02月26日(日) マルディグラに行ってきました

ニューオリンズでのマルディグラに行ってきました。
詳細は改めて明日書くけど、5時15分からのパレード
に間に合うべく行ったのに、パレードが実際に始ま
ったのは3時間遅れでした。それでもたくさんビーズ
(首飾り)をもらい、おいしいものを食べて帰って
きました。楽しかったです。この時期アメリカに居た
のは7回目ですが、初めてのマルディグラ経験でした。



2006年02月25日(土) Lady Devils Roared, Advanced to the State Final

朝、電話で起こされる。高校のコーチからだった。

コ「寝てたか?」
自分「起きてまひたよ(嘘、英語も変でもろばれ)。」
コ「ベッドに戻れるぞ、試合は中止だ」
自分「ひょーですか」

という事で昼過ぎからの野球のトーナメントは中止に。
本当に助かった。そうでなければ今日は全日働くおぢ
さんコースだったから。で夕方からStringerという車
で1時間15分くらいの所に行ってバスケの試合をカバー。

女子のSouth State Championshipの試合だった。行った
高校は1Aというミシシッピでも一番生徒数の小さい高校
なんだけど、施設は思ったよりよかった。また試合が
試合なだけに観客が満員だった。さらに試合内容も1Aと
は言えレベルが高く、女子の試合でも見ていて本当に
楽しめた。

結局担当していた高校は無事南ミシシッピのチャンプ
となった。会場は大騒ぎ、コーチもおおはしゃぎ。
自分は担当ATCの代わりに来ただけなので、選手が怪我
してないのを確認してさっさと帰ろうとした。しかし
最後に挨拶をしようとしたコーチがいない。あれぇど
こ行っちゃったんだろう、と思うとなんとコーチが顔
にペイントしてきてコートに戻ってきた。勝ったらや
ると選手とでも約束したんだろうか。

この学校のニックネームがRed Devilsで赤と黒がチーム
カラーなのだが、コーチはその通り顔をペイントしてた。
しかしそのペイントはまるで昔のザ・グレート・カブキ
(プロレスラーです、知らない人のために)で、さらに
このコーチ、失礼ですがあごがしゃくっているので
見れば見るほどトラのパンツを履かせたら日本の赤鬼
いう感じでした。髪の毛も日本で言う大仏パーマのかけ
そこないって感じだし(恐らくこれは天然ですが)。

それでも本当にコーチや選手、そして観客はうれしそう
でした。自分もこれで2年の間でフットボール、バスケ、
野球と主要のスポーツで南ミシシッピ優勝の瞬間に立ち
会うことが出来ました。もし来週もこのチームと帯同
する(=州の決勝@ジャクソン)ように言われて、彼ら
が本当に優勝したら、3つのスポーツとも州のチャンピ
オンチームに携わったことになります。

おれってlucky charmだったりして。



2006年02月24日(金) 日本人が金メダルを取るのがそんなに珍しいか?

午前中3人の患者さんから「日本人の子が金メダル取った
よ」と祝福された。実を言うと彼らに言われるまでその
ことを知らず、何のことを言ってるのかもわからなかった。
フィギィアスケートだとか。確かに注目度は高いと思うど
何だか自分が金メダルをとったみたい。でもスケート見な
いんだよね、自分。誰だか名前を聞いてもさっぱりわから
ない。伊藤みどりで時間が止まってる。

今回のオリンピックで見たのはカーリングのみ。あれな
らまだ自分もオリンピック代表に間に合うんじゃないかな
と思うんだけど、どうだろう?あの手の細かくて頭が必要
な競技、強化していけば日本強いんじゃないかなぁ。

午後に地元の保健所みたいな所にTB skin testの検診
を受けるために行ったけど、そこでもまた看護婦さんから
「貴方、日本人?」とか聞かれて祝福された。いやはや
金メダル効果は大きいこと。でもたった一つなのに。

ちなみに結果は全くの陰性で、結核の心配はなしでした。
よかった、よかった。



2006年02月23日(木) ながーい試合

昨日話したツベルクリン反応、自分の場合今日になって
も全く変化なし。どこに打ったかすらわからない状態。
菌はいないようですな。日本じゃなくてよかった。因み
にこんな自分でも小さい時一度もBCG打ったことない。

午前中は歯医者。歯も痛いが懐も痛い。あと少しで
治療は完了するけど、歯は本当に大切にしよう。

午後はいつもの高校の後、夜から別の高校の野球を
カバー。2試合カバーの予定だったけど、1試合目が
延長10回までやってくれて、その間にスパイクされて
目の下を切って大流血してくれたりして、長い試合
だった。2試合目の試合が始まったのはなんと9時半
すぎから。たまたま片方のチームに知り合いのATCが
いて11時前に「残りはカバーするから帰っていいよ」
と言ってくれたので家に帰れたのは幸いだったが、
いつまで試合は続いてるんだろう?もう片方のチーム
はここから1時間ちょっとの所から来ているから、家に
帰るのは1時半とかじゃないかなぁ。高校生なのに
ご苦労さま。

勝ち負けが決まるまで勝負をするのはいいけど、やって
る方は大変なのだ。



2006年02月22日(水) 自分は今の所反応なし

会社から言われたので超久しぶりにツベルクリン反応
の注射をしてきました。こっちではTB skin test (TB
はtuberculosisで結核です)と言います。今更言うこ
とではないけど、注射した後赤く腫れたら陽性です。

ただこのテスト、日本人にとってちょっと曲者。と
言うのはアメリカと日本でワクチン(BCGのこと)の
評価が別れていて、アメリカでは余り効果ないから打
たない、逆に日本では効果があるから陰性の場合は打
つと規定してるからです。HPをたどるとワクチンの
肺結核に対する効果は50%とか。確かにどっちでも取れ
ますな。

で、ツベルクリン注射して赤くなった場合、

日本:免疫があるとされOK
米国:菌がいるかも知れないから大変、肺のX線を

ということになります。逆にいうと赤くならない場合

日本:BCGでーす
米国:問題ありませーん

ということです。ただ日本でも2002年までには7歳と
13歳の時にツベルクリン反応が行われてたけど、発見
率が極めて低いことや、この年齢でのBCG接種の医学的
効果が明らかになっていないことなどの理由から定期
的には行われないことになったそうです。一方で2005
年より生後6か月未満の乳児を対象に、ツベルクリン
反応検査は行わず直接BCG接種を行うらしい。

ここで自分は疑問、BCG接種も政治が絡んだ製薬会社
の既存利益存続のために廃止になったのを免疫が少な
い乳児で復活させた、って感じしません?考えすぎ
なのかなぁ。

因みにアメリカのあるサイトでは以下のように記述
しています。

This vaccine is not widely used in the United States,
but it is often given to infants and small children
in other countries where TB is common. BCG does not
always protect people from TB.

日本では肺結核が50%でも結核性髄膜炎等の発病を80%防げ
るから有効、としてるんだろうけど実際どうなんでしょう
ねぇ。もっとも国民皆保険の制度がある日本とそれがない
アメリカの違いも多いにあるんだろうけど。



2006年02月21日(火) 新しいスポーツのシーズン開幕

雑務処理の午前中。出来る限りのことをこなした。
おかげでかなり減ったんじゃないかな。なかなか
生産的な1日だった。

野球とソフトボールのシーズンが本格的に始まった。
今晩は野球が遠征で、ソフトボールが地元での試合。
もちろんソフトボールの方をカバーした。シーズン
始めなのでまだまだ凡ミスを連発。Purvisはこれで
開幕以来まだ勝ち星なし、コーチはかなりご機嫌な
なめ。

そういえば野球部からまたTシャツをいただいた。
仕事でやってるからもらう理由はないのだが、断る
理由もない。有難く頂戴しました。

いろいろと動いたからか今日は疲れた。早めにお休
みなさい。



2006年02月20日(月) 思ひ出話

今思い出そうにも思い出せないが、いろいろなことを
考えた1日だった。余りいいことはなかった気がする。
海外生活はタフでないとやっていけないなぁとつくづ
く思う。自分は弱い、他人に頼らなきゃやっていけな
い人は来ない方がいい。

親戚の叔父さんが癌でなくなったことを知らされた。
年齢的にはまだ先のことと思っていたので驚くばかり。
それほど接点があったわけではないけれど、小さい頃
(恐らく小学生の時)に言われたことで、今でもはっ
きりと覚えている言葉がある。

「人と同じことしてたら人の上には立てないぞ」

今でも肝に銘じてやってるつもり。つらい状況もこの
言葉を思い出せば頑張れます。

心からご冥福をお祈りします。



2006年02月19日(日) 出来るなお主

実は空港で預けた荷物がロストして困っていたのだが
今朝無事あって届いたという連絡があった。すぐに
使いたいものあれば大事なものもあったので空港まで
取りに行くことに。ということで友人を巻き込んで
またガルフポートまでドライブ。

行き過ぎて海岸に出たんだけど、、、建物は壊れた
まんまだった。飛行機の上からも見たんだけど海岸
近くの建物は壊滅的。灯りは街灯ばかりで生活の様子
は見られなかった。復興はいずこへ。

さて空港について荷物を受け取るとAir Tranの職員
が「本当にごめんなさいね」と何やらカードを差し
出す。何かと思うと「次回予約の時にこれを使うと
50ドル割引になるからお使い下さい」とのこと。今
まで何度も荷物をロストしたことあるが、こんな
対応は初めて。アメリカの航空会社がこういうこと
を出来るとはびっくりした。

いやぁAir Tranはいい会社だ。

こう対応されれば次回も使うでしょ、多少高かろうが
遠回りしようが。



2006年02月18日(土) おぢさん日記 3日目

今朝は8時半にベーグル屋さんに集合だったんだけど、
起きて外を見たら「雪」。どうりで昨晩寒かったわけだ。
2年ぶりに雪を見ました。やっぱり白いです。寒いなぁ
と思っていたら、後でなんと体感気温が-17F(-27℃)で
あることを聞かされました。友達に「ミシシッピもこの
ぐらい寒い?」と聞かれたので「うん、冷凍庫の中はね」
と答えるのが精一杯でした。

行事は午前早くに終了、午後にそこを経ちました。緊張
の連続で精神的にはすごく疲れたけど、その分充実感も
ありました。後は結果がついてくればいいんだけど。

ちなみに帰りの便で起きたことなんだけど、行きの客室
乗務員さんとまた会えました。なので何気に

Air tranはお勧めです!

特に南部のみなさん使ってみると違いがわかるかと。
どうせサービスは悪いんだからせめて何かポジティブ
なことがあってもいいでしょ?

それともう一つ、帰りの席は非常出口の隣で前の席と
の距離が広くて快適でした。この席、非常の際に会話
が必要となるのでこてこての日本人の方がアメリカ
航空会社では座れないのですが、今回座れたのでなん
だか少し認められた気がします。

しかしただの勘違いというご指摘、
ごもっともです。



2006年02月17日(金) おぢさん日記 2日目

えー、非常にストレスのたまる1日でした。久しぶり
にネクタイ締めてずっと集中してたので疲れました。
もっとも実りはあったかと思うけど。

ちなみにここは寒いです。朝7時半に家を出たんだけ
どその時の気温は17F。摂氏で-8℃ですか。ジャケッ
ト持ってきて正解でした。ミシシッピ出てきたとき
は70F超えてたのになぁ。

昼、夜とおいしいものをご馳走になってきました。
またその後にもパーティがあり、楽しくすごせた
んだけど、意識はどこかにとんでただただ目を開け
ていただけの感じでした。

今日のおぢさんの一言。

「やっぱり南部のがかわいい子が多い。」

これは噂じゃなくて真な気がする。おぢさんはGRITSが好きです。



2006年02月16日(木) おぢさん日記 1日目

飛行機に乗って今年一番北の所に行きました。まぁ
北といってもたかが知れてるけど。乗った飛行機は
air tranといういわゆる安い航空会社だったんだけ
これがなかなかよかった。何がよかったって、

客室乗務員のお姉さんが若くてきれい

だったこと。自分の経験によればアメリカの航空会社
のそれって太ったおばさんがほとんどなんだけど、ここ
は違った。思わず見とれてました。1時間ちょいの国内
フライトじゃなくてこういう人が太平洋便に乗ってく
れればと思う。

ま、どうでもいい話はさておき、無事目的地にたどり
着き、迎えに来るはずの人とも会ってご飯食べて1日
が終わりました。明日は緊張の1日となりそうなので
早く寝ることにしました。

しかしここが東部時間とは知らなかった。



2006年02月15日(水) うちのバスケはシーズン終了

高校に行ったら男女ともプレーオフのトーナメントで
負けてシーズンが終わってしまったことを聞いた。
女子はまだしも男子は1回戦で負けるようなチームで
はなかったと思うけど、またここ一番の勝負弱さが
出たか。実際選手にどんな試合だったか聞いてみると
全くうちの試合が出来ずに自滅と言ってた。結局精神
的な弱さは最後まで克服出来なかったか。残念。

明日からまたおでかけのために友人にアイロンを借り
て必死にシャツとズボンにアイロンをかけた。こんな
ことやるのは本当に久しぶり。リーマン一人暮らし時
代を思い出した。それでもやっただけあってきれいに
なった感じ、よかったぁ。

ということで明日からまた土曜日までおでかけで日記
の更新はそれ以降になります。飛行機でここより少し
北の方角に行ってきます。ご承知おきを。

雨ひどくないといいなぁ。雪はやめてくれ。



2006年02月14日(火) 変わりゆく田舎の風景

先週末PCを持たずにでかけ3日間全くメイルやネット
に目を通さなかったが、おかげでたくさんの事務
仕事が今週に発生。午前中がオフだったので今日は
その雑務に追われる。なんか会社にいるみたい。

ある書類提出のためにパスポート用の証明写真が
いるので、以前OPTの写真をとりにいった写真屋さ
んにもう一度お願いしにいくべく、そこに行ったら
なんとそのお店なくなってた。こじんまりとした
昔からあるお店だったが、一方でこんなんで経営
成り立つのかと不安になったことを覚えているが
それが現実になってしまった。

店内には以前新聞で紹介されたお店の記事や、ず
っとUSMを応援してきたのを証明するかのような
切り抜きでたくさんだった。店主の人はたぶんに
もれずおじいちゃんで、自分の写真をとったとき
も手が震えていて大丈夫かいな、と思ったぐらい
だった。たかだがパスポート写真2枚とるだけだ
ったけど、ずいぶんと丁寧な対応だったことを
覚えている。あのおじいちゃんは今どうしちゃった
んだろうか。

以前通っていたゴルフ場もそうだった。親子で
経営から芝の管理まで全てやるゴルフ場で9ホール
しかなかったが、そこの受付にはいつもおばちゃん
がいて、コースに出るとおじいちゃんがいつも
芝の手入れをしていて、近くを通るとアジア人の
珍しさも手伝ってかいつも手を振ってくれた。
手作りの温かいゴルフ場だった。それがこの間行っ
たらそのゴルフ場は売却されてその家族の姿はなく、
またプレーフィーも2倍になっていてがっかりした。

ここ田舎ミシシッピでも急激に人工が増えて市場
の論理(大>小)が導入され、古き良き田舎が失わ
れつつ感がある。自分がいるたった5年の間に。



2006年02月13日(月) 月を見て想ふ

先週木曜、金曜と高校での仕事を休んだので、さてどん
なことが起きているかなぁと心配したが、数人の怪我人
が出ていたものの大したことはなく一安心。筋肉を傷め
て居た選手もきちんと家で氷とストレッチをしてくれて
いたみたいで、悪化しているようなことはなかった。
えらいぞ君たち。

高校からの帰り際、丸い大きな月を見た。満月かどうか
はわからないけど地平線から出たばっかりで、すごく
大きく見えた。月にはやっぱり大きなウサギがいて、
餅をついていた。絶対に間違いない。昨日、今日と寒い
ので温かい餅でもこたつに入りたい。

また一つある学校への出願を終えて一安心。あとは
結果を待つのみ。エッセイは100回ぐらい書き直せと
あるHP読んだことあるけど、100回とは言わずも10回
はこの学校向けに書き直した。これで内容はかなり
ましになったと思う。ま、これで落ちるのならGREの
語彙が問題、つまり根本的に言葉がだめってことで
あきらめがつくでしょ。でも、受かれって感じ?

今週も自分のことをやれる日はあと2日。



2006年02月12日(日) ホテルで読んだ新聞の記事から

朝は早く起きれたものの、さすがに長時間運転の疲れ
が出たのかどうも生産的な1日とはならなかった。ま、
今日は仕方ないか。

旅の間、安いながらもホテルに滞在したので普段ほと
んど読むことはないUSA Todayに目を通すことが出来た。
以前、友達の日記にも触れられていたけどアメリカ人
の科学離れ、特に数学や物理、コンピュータの分野で
すごいそうだ。米国国内で授与される博士号の外国人
占有率が50%を超えるんだという。

そこでは実験施設にも話題が呼び、日本のスーパー
カミオカンデが紹介されてた。アメリカ内にこういう
施設がないと言う。確かに聞いたことないな。また
9.11以降特定地域の留学生を排除する余り、優秀な
人材を他の国に取られている、または自国に留めて
いるとか。ふーん、でも何で日本には集まらないん
だろう?と思ったが、日本にそんな懐の深さがないの
を残念ながら思い出した。

たまにはネットでなく新聞に目を通すのも必要だな
と思った次第。乱読が出来るし。



2006年02月11日(土) SEACSM 3日目、帰途で機転を利かせた

午前中は8時からプレゼンを聞いて、それも無事12時で
終了。今日も話したい人達と話せたから今回来てよか
ったということに出来るでしょう。

帰るとき天気をかなり心配したけど、どうにか雨で
とどまっていた。軽い雪も見られたけど、それほど
影響を受けずに帰路へ。しかしダウンタウンから
郊外に抜けるのに道を間違え時間をロスしてしまった。

I-85をアトランタまで使って帰ったんだけど、途中
1度渋滞にあう。全く動かなかったことから事故が
起きたばかりだとわかる。しかしここは地図収集家、
地図をとり出し近くの出口から一般道に出て、そこか
ら数マイル前に進んだ。するとうまく渋滞を抜けて
いつもの混み具合の高速に戻れた。

アトランタでSEATAの学生シンポジウムをやっていた
のを覚えていたので、帰り際にそのホテルに寄ってみ
た。予定通りそれがちょうど終わる5時前後にそこに
つけたので、参加していた先生、生徒に会うことが
出来た。特になかなか会えないコネティカット滞在
時代の先生、生徒と再会出来たことは非常に有意義で
あった。自分の思いつきに自分なりに賢いな、と。

その後6時間の運転を経て無事ハティスバーグに帰って
きました。途中飽きることはあっても眠たくなること
がなく、安全な旅でした。新品タイヤくんさまさまと
いうことになるかな。

時間とお金をかけた今回の学会参加だったけど、これ
が後で吉と転ずることを祈るのみです。



2006年02月10日(金) SEACSM 2日目、シャーロットという所

朝から晩までプレゼンを聞いてました。地方分科会
だけなあってしょぼいプレゼンも少々。大学院生で
もまだ修士課程なのか、質問の返答に詰まると自分
の先生に視線を送り、その先生が一生懸命説明して
た。ある意味初々しくて微笑ましいんだけど。

自分的に価値があったのはいろいろな人に会えたこ
と。元々USMに居た先生もしくは生徒で音信が途絶
えていた人、推薦状をお願いしていた人、夏にだけ
教えに来てた先生などなど。また自分が興味ある
大学の大学院生とも話しを出来て様子を聞けたのも
よかったかな。肝心の先生は来てなかったけど、そ
れも先生の特徴らしく「あの先生は弟子のプレゼン
に来ないことで悪名高い」とか。なるほど、面倒見
が悪いということですか。


もっとも週末は家族で居たいだけのようだけど。

さてシャーロットだけど、全米金融第2の都市だそう
だけど、街は小さいし結構これまたしょぼいです。
夜になると(といっても6時ぐらい)本当の中心地以外
レストランも閉まるし。3,4個大きなビルをみてアメ
リカの都市らしいなぁと思っただけで、住んでみたい
は余り思えなかったのが正直な感想でした。

そういえば夜に日本vsUSAのサッカーの試合みたけど
日本弱すぎ。



2006年02月09日(木) SEACSM 1日目、適当にごまかす

ハティスバーグを朝8時過ぎに出発し、シャーロットには
現地時間で夜8時ごろ着きました。すっかり旅慣れしたと
思っていたのに、すっかりノースカロライナは東部時間
なのを忘れていて、向こうについて一人でびっくりして
ました。途中渋滞に2度あったけど、それほど深刻なもの
ではなく、ほぼ予定通りでした。Yahoo mapのおかげで
シャーロットでも全く迷わずホテルに着けたし。ただ
アトランタの付近はいつも渋滞するねぇ。

現地到着後、会場となるホテルまでの道のり確認、そし
て土地勘を養うため散歩にでかけました。ホテルを出て
すぐなりダウンタウンにありがちな物乞いに遭遇。

貧「すごくお腹減ってるんだ、お金をくれないか」
し「現金もってませーん(←これ本当)」

普通はこれだけで会話が終わるんだけど、このおっさん
何故かついてくる。

貧「おまえ中国か、メキシコ人か?」

足早に歩いて振り切ろうとしてたのとまともに会話する
のが面倒なので次のように答えました。

し「韓国人」
貧「韓国のどこから来た?」
し「ペキン」
貧「どこだ、それ?」
し「海の近く」

お蔭様であまりにも味気ない返事にあきらめたのか物乞
いさんはどこかに消えてくれた、よかったぁ。そうそう

中国、韓国の皆様、適当なこと言ってすみません。



2006年02月08日(水) タイヤくんがんばれ

そういえば新しく買ったタイヤだけど、雨が降ったと
きに違いを感じた。滑んないんだなぁ。下が濡れいて
も地面をしっかりとらえている感じ。これで燃費も上
がるといいんだけど。

明日から土曜日深夜、もしくは日曜午前中までおでか
け。ノースカロライナ州のシャーロットでのACSMの
東南地区分会に出席してきます。簡単に言ったら小規
模の学会に出席かな。もっとも自分は発表するわけで
はないのでお気楽だけど。車での移動なのでかなりの
長旅になるはず。そのためにも新タイヤが威力をして
快適になることを祈ろう。

そんな訳で今日は職場の人、お客さんなどに今週は残
りいませんが、宜しくお願いしますと挨拶周りに奔走
した。この辺りは日本の社会と全く変わらないと言い
たいのだが、アメリカ人は平気で休んでは「○○には
言っておいたけど」と言いそうだ。

ということはこんなことやってるのは俺だけか。



2006年02月07日(火) うまく書けませーん

提出しなきゃいかないエッセイがうまく書けない。今ま
で何度も書き直してきたけど、読み返すたびになんか
弱いな、と思いまた書き直し。それで知識が足りないか
ら文献とか読んでみるんだけど、よくわかんなかったり
して、また挫折。来週にはまた一つ出さないといけない
から、どこかで妥協して提出するんだけど、なんかこう
これだって言うものが書けないかなぁ。

今日はPurvisに行った後、夜はSeminaryという所まで
行ってバスケの試合をカバー。ここはすごく田舎なん
だな。ここと比べればハティスバーグは大都会。学校も
小さいし、街も小さい。観客ももちろん少なく、こんな
んで部活経営が成り立つのか?と思ってしまった。でも
冷静に考えると日本なんか高校の普通の試合ではお金取
らないんだよね。こっちにずっといると全くでもって考
えられん。

何にもない所だけど、こんな所でもみんな生きてるし
職もあってお金を稼いでいるんだろう。でも食べ物は
どこで買ってるんだろう?日本にいたら考えられない
暮らしがここにはある気がする。



2006年02月06日(月) 神様の気まぐれにつきあう

朝から天気予報が気になった。予報では午後から雨。
なのに外を見ると晴天。午後に雨が降ると野球の練習
が基本的に室内になって練習時間が大幅に短縮される
ので、自分にとっては大きな関心事なのだ。

今回は予報の通り1時過ぎたあと雲が急に出てきて本
当に雨が降ってきた。高校へ行く時は大雨でワイパー
を使用しても前が良く見えないくらい。しめしめで
ある。

ところが高校についた途端、雨が止んでしまった。
それでも水溜りがたくさんあるだろうからそれほど外
で練習出来ないだろう、とたかをくくっていると芝生
部分で十二分に練習出来た。かなりがっくり。

ということでいつも通り働きました。あーぁ。神様
は意地悪だ。

家に帰って郵便箱を開けると確定申告のための冊子が
入っていた。お金いくらかでも返してもらって元気を
出そうかなぁ。元々は自分のお金なんだけどね。



2006年02月05日(日) スーパーサンデーも自分にとってはいつもの日曜日

来週は車で遠出するので、気になっていたタイヤを
購入することにした。結局ウォールマートで買った
のだが、今後のことも考えて一番安いのではなく、
それなりにいいものにした。無名ブランドではなく
Good Year。ほぼ毎日乗るものだし、予算内で出来
るだけ安全と快適を買ったほうがいいかなと思って。

その後髪を切りに行く。いつものモールでの床屋さ
んでだが、初めて見かけた人だった。嫌な予感的中。
髪型にそれほどこだわりを持つわけではないが、出
来あがりと肩叩かれても「えっ、嘘でしょ」と思っ
たし、ここを直してって言ってもやって欲しかった
こととはかけ離れていた。アメリカでの散髪には
慣れたつもりだったが、ここまでひどいのに出くわ
すのは久しぶり。言ってもわからないようなので、
後は自分で直そうと思い帰った。

スーパーボウルは観る事にしてたので、その前に
軽く自転車こいで運動。6時近くには近所の友達が
家に遊びに来てくれて、みんなで観戦した。試合
は勝つべきチームがいつも通りの試合をして勝っ
た感じかな。

今週、来週と肝の週なので気合を入れてがんばって
行こうかなと思います。



2006年02月04日(土) えらいこっちゃ、これからどうなる?

今日は午後に高校のサッカーをカバーした以外は大学に
提出するエッセーを書いていた。考えていたという方が
正確かな。書きたいことを断片的には書いてあるけど、
うまくまとまらない。というかこれまで紆余曲折を経す
ぎているので、考えれば考えるほど一本筋の通った話を
書こうとするほうが無理なんじゃないかと思ってきた。

昨日からCNNなどを見てイスラム教の預言者モハメッド
の風刺画のためにイスラム教徒が各地でデンマークを始
めとするそれを掲載した新聞を発行した欧州各国に対し
て暴動を起こしているのを知った。えらいことになって
いるなぁと思うと同時に、英米はうまく政治的に利用し
てるなぁと感じた。むしろ今回の件もイラク戦争の矛先
を変えるため、得点稼ぎのために英米が仕掛けたんじゃ
ないの?と思うぐらい。

実はそのことについて感じたことをたらたら書こうと
思ったけど、アメリカでの生活で人と宗教の話はタブー
と学んだので書いたけど載せることはやめることに。
聞きたい人はお酒か語りの席で。

因みに問題の風刺画は新聞見なくたってネットで検索
すれば一発で発見出来た。英米の政府もそれぐらいわ
かっていたから外交上は取り繕ったんだろうけど。



2006年02月03日(金) あぁまた勝負弱さが出たー

今日は節分です。でも豆がないから出来ません。
鬼は外というか、それより厄払いしたいのですが。
ここ2年ついてないので。

毎度ながら金曜日は長い。多くのアメリカ人は金曜
の午後からすでに休日に入るのに、自分は常に金曜
日が勤務時間が長く、疲れて帰ってきて何もやる気
が起きない。今週は明日も仕事だし。

さて今晩が担当の高校バスケ、最後のホームゲーム
でした。最後のホームゲームは常にシニアデーとい
い、12年生お疲れ様のセレモニーが催されます。観
客の前で表彰され両親や友達と写真を取り合います。
こういうのは日本でもやっていいんじゃないかと思う
けどなぁ。

ゲームは負けられない試合で、十分に勝てた試合を
落としました。相手の巨人(6-9とか、因みにこいつ
は背伸びでゴールのリムを触れた)を5ファールで
試合から追い出し、理想的な展開で試合を進めたん
だけど、うちの弱点である余りにもフリースローを
はずしすぎました。4Q終わって72-72で延長に入った
けど、延長後はうちも2人5ファールで試合に出られ
ず、残りは1軍半の実力差で負けました。

ここ1番に勝負弱いチームだけど、それでも今年は
高校のバスケだって面白い、と思わせてくれる試合
をずっと続けてきました。その証拠に今年は試合途
中で帰るお客さんが全くと言っていいほど居ません。

12年生お疲れ様でした。あとawayでの2試合、帯同
は出来ないけどがんばって欲しいものです。プレー
オフに行かせてやりたいなぁ。

P.S. 先ほども20分ほどながらコムキャストの
インターネットサービスは止まった。罵声の言葉
も出尽くして呆れるしかないこのくそ会社。



2006年02月02日(木) 車の保険を見直しする

まず備忘録のため事実を。昨晩調べ物をしていたら
またコムキャストのネットが落ちていた。何も出来
なくなり寝ざるをえなくなった。以上。

お金が飛ぶようになくなっていく今日この頃、少し
でも節約出来ないかと次回の車の保険を見直した。
5年前からGeicoを利用しているが、もしかしたらこ
れより安い所があるかも知れない、といろいろな
ウェブサイトに行っては見積もりをとってみた。

結果、Allstateで安い値が出たが、ウェブ上の手続き
だけでは自分の場合この値を保証できない、というの
ですぐさま代理店に足を運んでみた。

かなりヨイショをし、この値でなくてもGeicoより安く
出来ればここですぐお金を払って契約します、と言っ
たのだが、結果はGeicoよりいいオファーは出せない
とのこと。やはりクレジットヒストリーなど外人の
要素がひっかかるようだ。残念。

ま、やるだけのことして検討したので、仕方なく
Geicoとの契約を延長しました。すっきりです。
でも保険料高くなってるよなぁ、ミシシッピでも。



2006年02月01日(水) しつもーん

午前中は病院に行くも患者少なくのんびり。時間給で
いくらがんばっても全く考慮されないのなら、この
方がいい。でもあれだな、逆に考えるとがんばっても
評価されずそれが給料に反映されないのなら、そりゃ
みな楽したいのは当たり前だな。

最近これに関連して気になる記事が国会で話題とな
っているようだ。例えば以下の記事(2/1時事通信)。

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経済格差悪くない、小泉首相が答弁
=「ねたむ風潮慎むべき」−参院予算委

 小泉純一郎首相は1日午後の参院予算委員会で、構
造改革に伴う経済格差拡大への批判が強まっているこ
とに関し、「わたしは格差が出ることは悪いこととは
思っていない」と答弁した。その上で「ようやく今、
光が見えてきた」と景気回復の成果を強調する一方、
「光が見え出すと影のことを言う(人がいる)。影に
対し、どうやって手当てをしていくかが大事だ」と述べ、
経済的弱者にも配慮する姿勢を示した。自民党の市川
一朗氏が「改革一本やりでいいのか」とただしたのに
対し、答えた。

 一方、社民党の福島瑞穂氏は「貧困層が増えている
という認識はあるか」と、社会構造の現状認識をただ
したのに対し、首相は「ますます増えているとの認識
はない。どの時代でも成功した人と成功しない人がい
る」と述べた。

 さらに、首相は「貧困層をなくす対策と同時に、成
功をねたむ風潮や能力のある人を引っ張る風潮は厳に
慎んでいかないと、社会の発展はない」と答えた。

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まぁ自分の意見を言えば、一生懸命やって結果を出して
いるのに賃金の差が出ない社会は問題で、別に楽をして
努力もしない奴の救済はどうかと。経済的弱者とはこの
ような憂き目にあったり、そもそも(結果的に)高収入
を得られるための高等教育を受ける機会がなかったりす
る人たちを指すことであって、怠け者とは区別する必要
があると思う。もっとも人々が育った環境的要因により
小さい頃から洗脳され、そうならざる得ないことがある
のは重々承知するけど。でも、どうもどこかの党はどれ
もこれも同義に捉えてただただ平等を求めているような
感じがするんだけどなぁ。

確かに日本の高等教育を受ける機会は平均以上の裕福層
に偏っているのは事実。奨学金制度のお粗末さはこっち
と比べるまでもなく、また若い時期の決められた期間し
か教育を受けられない、やり直しがきかない現状は大い
に改善する必要はあるかと思う。

成果至上主義は慎めって言う声が大きい一方で、日本も
含めた社会主義はとうの昔に破掟したわけで、じゃどう
すればいいんでしょ、これからの世の中?というのが
素直な疑問。非難ばかりしている国会議員の皆さん、
貴方の意見をお聞かせ下さい。


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