雑記

2003年06月29日(日) 例のブツ入手(笑)

お久しぶりでございます
・・・・・なんだかこの挨拶が定着してしまった感がありますねえ
百合サイトなら百合サイトらしく「ごきげんよう」の一言くらい言えないのかと思ったりもしますが。
でも、どう考えても私のキャラじゃないし(笑)

さてさてここ最近のネタといえばやっぱり「百合姉妹」ですね。
もちろん発売日当日(つまり昨日)に買ってきましたとも。
・・・・ちなみに、早売りを期待して前日にも書店に行ったけれど見つからなかったというのはご愛嬌です。

まあそんな感じで、表紙を見て一番に思ったことは
「よかった、煽り文句変わってるよ!」(注・6/2のログを参照)
でした(笑)
『リボンで結ぶ秘密の恋』ですか、ふむふむこれなら綺麗なイメージですね。
早速手にとってみますが、立ち読み防止のビニールが被せられているので中身の確認は残念ながらできず。
ま、絶対に買うからここで見るまでもないんだけど。
でもそれはともかく「見本誌置こうよ、店員さん」と心の中で届くはずのない呼びかけをついついしてみたり。
というのも創刊号の雑誌はたいてい見本誌を置いてるお店だからなんですけどね。
で、値段を確かめるために裏返してみれば女性向け同人誌(つまりはBL系)専門店の広告が目に入ってきました。
・・・・・頑張れ大きなお兄さん達(笑)
表出しても裏出しても買いにくいんだろうな、きっと。
やっぱりサンドイッチ作戦なのかな、でもあれやると出費がかさむから大変だよね。
ああ、でも百合好きな人なら表表紙みたいなやつはとっくに慣れてるんだろうか?
まあ私はどっちでも買えるからいいけど。
それにしてもこの雑誌、一体誰をメインターゲットに想定してるんだろう・・・?

で、買ってきて速攻読みふけったと。
うん、なかなかいい感じですね、ほんわか百合が多い感じかな。

それにしても『お姉さまの初恋を(以下略)』のコピーで感じたものは気のせいじゃなかったみたいですね・・・
この雑誌における百合の定義は『思春期の少女に特有の、少女同士の行き過ぎた愛情(P56より抜粋)』だそうです。
そっか〜それじゃ私が少し物足りなく感じてしまったのも仕方がないか。
というか、「百合の定義」はできるだけやらないほうが無難なんだけどね・・・
まあ、ある程度明確化しないと企画がやりにくいんだろうな、というのはわかりますが。

百合の定義って本当に人それぞれなところがあるから厄介なんですよね。
私の場合なんか書く作品の傾向も好む作品の傾向も、百合というフィールドの中ではかなり微妙な位置にいますからね。
今まで書いた作品も、他の人の基準に照らし合わせると「百合じゃない」と切り捨てられかねないものもありますから。
でも勝手に否定されるのって、やっぱりいい気分ではないんですよ。
「好みの百合ではない」といわれるのは一向に構わないんですけど。
「これが私の好きな百合なんだよ」と思うだけのことですから。
でも私が「百合」として書いているそれ自体をその人の基準に合わないからといって「百合ではない」と否定されるのははっきり言って嫌です。
・・・・・まあ、そんなわけなのでこのサイトにおける百合の定義は一番間口が広い(と思われる)ものにしているんですけどね。
「人にされて嫌なことは自分もやらない」っていうのは基本ですから(笑)

ところで、私好みの百合作品に「関係の永続性」はほぼ必須条件なんですけど(無論、悲恋モノならその限りではない)他の方はそうじゃない人のほうが多いんでしょうか?
「百合姉妹」における百合の定義が、百合好きの中で最も一般的なものであると仮定するとそういうことになってしまうんですよね。
「今後も続いていく関係の中であえて思春期の部分を切り取って物語にした」という形でならばぎりぎり条件を満たすような感じにはなりますが、これでは強引もいいところですし。(厳密には満たしてないか)
やっぱりこの定義を前提に置くと、いつかはその関係を「卒業」して男と結ばれて全ては若かりし頃の思い出の中ってことですか?
・・・・・・ごめんなさい、やっぱり私それでは楽しめません。

まあね、そんな描かれてもいない余計なこと考えないで楽しめばいいんだろうってことはわかってるんだけどさ。
定義を明記せずに作品だけ出されれば私もそんなところまで考えなかったと思うしね。
ああでも、それを読む前から少し物足りないと思ってしまったということはその定義によって作家さんが縛られてしまった部分が多少なりともあったということなのかも。

とまあ、つらつらと書いてみたんですけど結局のところは一般的な百合好き(まあ、百合好きの中の多数意見ってことですね)からすると「百合姉妹」における「百合の定義」ってどうなんだろう?という素朴な疑問を抱いたっていうだけの話です。私の百合に対する意見が多数意見ではないことだけは前々から自覚があるのでなんとも言えないですし。
まあ、執筆陣の中に百合好きの中で定評のある方々が多いということを考えれば激しくずれてははないんだろうということはわかるんですけどね。

でも「百合姉妹」っていういかにも百合の代表選手のような看板背負われちゃうとそこで定義された「百合」が「正しい百合」になっちゃいそうでなんか怖い気もするんですよね。

・・・・・というのが「百合姉妹」読後のもやもやとした思索の結果でした。
実はまだ色々考えてるんですけどね、BLとの比較論とかにまで発展しそうな感じです。
でも百合側の比較材料が少なすぎて話にならないっぽいですが。

あ、でもかなりいいクオリティだったと思います。
上でうだうだ言っているのははっきり言って好みの問題ですので。
2号以降にも期待してますし、出るなら絶対に買いますね。
・・・・問題は続くかどうかですが(汗)

企画モノとかも結構面白かったですしね。ぶっ飛んでて(笑)
実際の女子校のパンフ写真に勝手にアテレコしてたのはかなり笑えました。
こんなことしていいんだろうか? って感じもしますが。
でもさ、何もこの雑誌で女子校の実態暴露しなくてもいいんじゃ・・・・(笑)

ところで、次号予告に「本当は百合だったグリム童話」なるものが・・・・
なんか、どこかで見たような企画ですね〜偶然だろうけど(笑)
ちなみに、私も総タイトル用にこの題名考えたんですけど「本当は」っていう部分がなんか引っかかってつけなかったんですよ。
結局「Eifersucht」になりましたけどね。



2003年06月04日(水) 結果発表〜

落ちました、以上(泣)


・・・・・まあ、なんと言いますかね
就職活動に身を入れろという神様の思し召しと受け取ることにいたしました。

と、言ってるそばから今日のセミナー&適性検査&性格検査で見事玉砕してきました(泣)
その場で結果を教えてもらえたのですが、適性検査の結果、バランス悪すぎ。
4部構成のうちの2つはまあそこそこだったんですが、暗算による概算問題が時間かかりすぎて33点、対してフローチャートの穴埋めが満点・・・・
おかげで、総得点はぎりぎり通る点数だったのに、1部でも40点以下があったら不合格というのに引っかかってしまい、先に進めませんでした(大泣)
「バランス悪いのはいらないから」
という人事の方の言葉が痛かったです・・・(苦笑)

・・・・なんていうかね、もう笑うしかないや。


それにしても、就職したら同人続けられそうにもないから、冬は受かって欲しいんだけどな・・・・



2003年06月03日(火) あああっ気になる〜!

例のやつですが・・・・・まだ届いてません、当落通知(泣)

仕方ないのでネットで見てこようかと思ったのに、申込書番号が行方不明のため検索できませんでした・・・・

去年の冬コミのやつとかは手帳のポケットにはさみっぱなしだったのに今年の夏コミ分だけありません

どこに片付けたのよ>半年前の自分

まあ、明日になれば嫌でもわかるはずだけどね
気になってしょうがないんですが・・・・・


というか、受かったら受かったで原稿書く余裕あるのかな〜っと、疑問に思う就職活動中の身でございます(泣)



2003年06月02日(月) 百合繁栄の兆し・・・・・?

またまたお久しぶりでございます
さてさて、ずーっとここで書こうと思ってて書き損ねてた噂の新雑誌「百合姉妹」のことですが・・・・・
某所にて表紙絵(仮)が公開されましたね〜
ちょっとロリ系な気もしますがいい感じ、と思いつつよくよく見てみれば・・・・・一体なんですか、この煽り文句は?
「男子禁制 スカートの中の背徳」
・・・・・・・どこのエロ雑誌だ、オイ!

確か、前情報によればエロではなく心象表現に重点を置いた百合雑誌って話だったと思うんだけどな?
180度方向転換してませんか?
題名聞いたときになんか痛い予感してて、それでも広告見たときにはこれは期待できるかもと意気込みましたが・・・

つーか、スカートの中って・・・・・なんて直球を・・・・・まったく持って美意識が感じられない・・・・・・
大体これじゃ、エロ前提って感じじゃないの。
背徳・・・・・? そうか、百合は背徳だったのか・・・・・
今時、例えば単なるほのぼの系BLで背徳って煽りがあったら大笑いだと思うんだけどなあ・・・・・
同じ感覚でいるから、絶句しちゃったよ私。
表紙見る限りではほのぼの百合な感じなのに、背徳って・・・・・一体?

このコピー作った人が企画を誤解しているというオチであることを切に祈ります。

「お姉さまの初恋をわたしにください」っていうコピーのほうも深読みすると悩みたくなりますが。
いつかは男に走ってもOKなのか? という意味でね。
まあ、これは揚げ足取りに近い気もするけど、対象が男性読者だからってこともあるのかな・・・・?
女性読者対象の話だと関係の永遠性ってかなり重要だけど、男性読者向けの話ってそうじゃない印象が強いんだよね。
特にエロが絡むと(そんなによく知らないけどさ/笑)
とまあ、余計な事を考えてしまうのは、私が「思春期の一時的な同性愛」ってタイプの百合が好きじゃないからなんだろうけれども。

まあでもでも、発売日も決定したことですし、この執筆陣ならよほどのことがない限り変な方向へは進まないと思いますので、期待しながら待つけどね。

執筆陣といえば私が一番驚いたのが、他の百合系の大御所さんじゃなくて蔵王大志の存在だったりするんですが・・・・・
3月16日の日記でこの人の女子校モノ読んでみたいと書いたのがまさかこんなに早く実現してしまうとは!
しかも女子校モノどころか百合描いてくれるなんてっっ!
(注・蔵王大志はつだみきよの別ペンネームです)
もともとこの人の漫画かなり好きなので、どんな百合が読めるのか結構楽しみです!
ただ微妙に疑問なのは、どこかのインタビューかなんかで、蔵王大志名義はBL、女の子を描けるのがつだみきよ名義って言ってたような気が・・・?
まあ、別にいいんだけどさ。
表沙汰にしたくないという意味で、BLと百合は同列ってことなんでしょうかね?


ところでCLAMPの新連載(「ツバサ」と「XXXHOLIC」)、なんかすごいことになってますね〜
今までのCLAMPキャラが別設定で色々出てきてます。
「CCさくら」の知世ちゃんも出てきたけど・・・・・これじゃ「さくらちゃん萌え」な知世ちゃんは望むべくもない、かな?
何気に知世ちゃんの家臣が「聖伝」の蘇摩ってのが笑えましたが。忍者ははまり過ぎですな。
でもさ、乾闥婆王はいずこ・・・・なんか同じ世界にいないような気がするし(泣)
それにしても「ツバサ」の知世ちゃん見てて思ったのは、知世ちゃんと乾闥婆王って微妙にキャラが似てたんだね・・・・・(笑)

ぱふのインタビューで『「不幸な人がこの世界ではこんなに幸せになっていた」って言う楽しみ方も(以下略)』とか載ってたけど「貴女のいない世界に生きていてもしょうがない」って言っていたようなカップルが全然違う世界でお互いを知らずに生きているのも、それはそれでなんか切ないんですが・・・・・
この二人はペアで幸せでいて欲しいっていう願望が強いからな〜
まあ一読者のわがままですがね。
まあ、この設定によれば別世界に生きるキャラは一人につき何人もいるらしいので、どこかの世界の乾闥婆王と蘇摩は一緒に幸せに暮らしているんだろうと無理やり納得することもできますけどね・・・・・でも微妙だわ、ちょっと。

ペアで幸せでいて欲しいって言うと昴流君と星史郎さんとか、北都ちゃんと牙暁とか、神威と小鳥とか、エメロード姫とザガートとか、帝釈天と先代阿修羅王(これはちょっと一方通行気味だったけど)とか、結構いますね・・・・・・片方が死んでたり、両方が死んでたりが多すぎです(泣)
この辺のキャラは結構出てきそうな気がするけど(阿修羅王はもう出てるね、いきなり封印(?)されてるけど)出てきたら出てきたで複雑な思いにとらわれそうです、はい。
つーか、別世界で幸せなキャラがいれば、やっぱり別世界で不幸になってるキャラもいるんだろうか?
それはそれで、なんか嫌だよな・・・・・


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桜夜蒼樹 [MAIL] [HOMEPAGE]

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